2022年夏から、カタールW杯と地中海沿岸を楽しむ旅に出発!「車窓から」みたいな、移動がメインの旅でーす(^O^)→2023年1月帰国済みです。
年の瀬...ゆっくりできるひとときが訪れましたか?ご苦労さまです。今年も日本にいられなかった。1年って早いなぁ。 地中海西側うろうろ 57日目 移動日。今日は謎解きの道のり。 不思議ではあった。ギリシャから近い方のアドリア海側は有名な街がヴェネツィアくらいしかない。地形は地図上では平たんで住みやすそうなのに。 海岸沿いに進めばわかるだろうと。 ...まず、海岸沿いに行けない。ポー川のデルタ地帯は湿地で地盤が安定しないので水路を掘って水を逃がし、耕作地を作り、水路は運河として使っていた。干潟なのでどこまでも陸にも見えるが道路以外は素人では立ち入れない区域。 または道路だけ水の上に通っている不思議…
地中海西側うろうろ 55-56日目 ちょっと自分の身だしなみが気になり始めた。イタリアだからか? 旅も4ヶ月ともなると、旅の刻印が全体に刻まれていく。 つまり、肌が浅黒くなる。もちろん顔もだけれど、特にサンダル焼けや手の甲が気になる。そして、ちょっとした時に値踏みするように見られる。 普段の日本での生活でもオシャレはしないのだけれど、清潔であるようには気にかけている。そこが、旅中は難しくなる。 同じ服を繰り返し着るので傷んで洗ってもくすんでくるし、靴下は穴が開くし、毎回洗濯しても同じ袋に入れるので匂いも良くはない。家にいるときは問題ない事が積み重ねで貧しく見えるようになる。 ボローニャで、街ゆ…
地中海西側うろうろ 54日目 ボローニャの郊外で夜を明かしたので朝からボローニャの街中に行ってみた。 目的はピサに行かない代わりにボローニャの斜塔でも見ようかと。そしたら、予想外にいい街でびっくりした。 伝わらない... かなりナナメで上の部分は撤去したとか。横の塔との対比が面白い。 アヴィニョン以来各地で見る城壁の町並み。平たんな地形は住みやすいけれど攻めやすいから必要なのだろう。そして、街が大きくなると城壁は道路づくりの邪魔で門だけになったり他のものに飲み込まれたりするのも時代を感じる。 そして、この街からヴェネツィアまではずっと平たんな耕作地だった。ポー川のデルタ地帯というらしい。 しか…
地中海西側うろうろ 53日目 今日はフィレンツェを通り抜けてボローニャまで行く、ちょっと長い行程にした。理由は山の上でキャンプしたくないから。(フィレンツェは盆地にある) 季節は秋、もうテントだと寒くて山はムリ。 朝、オリーブ畑で目を覚ます。標高200足らずなのにちょっと寒い。秋...季節と追いかけっこだな。 フィレンツェまでは2時間のうちの前半は既視感のある道だった。家の裏山か?道の幅も植生も。 あ!!これは違う!! コルクだ!! 車を停めて見に行く。初めて見た。普通の道沿いの木に点在するコルクの木は皮を剥がれて赤くなっている。 赤い幹は固く皮は断熱材みたいな弾力。あ、落ちていた皮デスヨ。 …
ラップみたいなクモの巣、マリモみたいな海藻..豊かな自然のトスカーナ
地中海西側うろうろ 52日目 下船後、真っ暗な中たどり着いたキャンプ場。 朝起きてやっと全貌が見えた。 昨晩、トイレに行く途中で見た、地面にたくさんあった黒い粒はオリーブの実だった。鹿かうさぎのフンだと思って避けていた... 見渡すとキャンプ場がオリーブに囲まれていて、たくさん実がなっている!!と木の写真を撮っていたら収穫が始まった。なんという偶然。 機械を触らせてもらったので難しさがわかる。枝の間で柄を回転させたり色々コツがあるようで興味深かった。 名残惜しいが出発。 トスカーナ州を海沿いに北へと進む。 なんだろう。街路樹が針葉樹だ。 松?こんな形の剪定をした松は初めてだ。←カサマツらしい。…
比較に当たって ガソリン代は高くなり、インフレが問題となり、円安の直撃をうけるこの時期にガソリンをがんがん使う旅をして感じた各国の対策の違いを私見で... 国によっては人が給油すると高くなるので、比較はセルフの場合&そのスタンドでの最安のものでしています。 上の写真はフランスのガソリン価格。 国別比較 ※2022 年9〜10月のディーゼルの価格です。ガソリンはこの−0.15〜0.20くらいの値段。日本とは逆でディーゼルが高い。 フランス 1.62〜1.80€/L マルセイユに近いほど安かった感覚がある。スペインとの国境付近では1.75くらいでも売り切れているところもあった。 スペイン 1.82…
地中海西側うろうろ 51日目 バルセロナからはたくさんの船が出ている。モロッコ、チュニジア、イタリア、ギリシャ... それを見ているだけでも旅先を想像してワクワクする。今回は比較した結果、ジェノバ行きよりチヴィタヴェッキア行きが安かったので、それで予約した。 Glimardi Lines往復288€(車+人2人) ただ、あまり考えずに往復で買ってから復路の日程を変えたし(手数料32€)、直前でもほぼ値段は変わらないので往復じゃないほうが良かったと反省。 バルセロナ23時発→チヴィタヴェッキア19時着 船で20時間の旅。飛行機が便利で早い今の時代に船を利用する理由は、ちゃんとある。 車やバイクの…
メリークリスマス🎄🎊日本の美味しいケーキが食べたい🍰 地中海西側うろうろ 50日目 朝、バルセロナの港に着いた。あ、見に行こうと思っていたコロンブスの像が!! 交通量に見合わないたくさんの警官とパトカーの量。さすが、バルセロナは港で栄えた都市だけあるな〜。普通、港付近は治安が悪くなるけれど、こうやって守っているんだな。と思っていた。これが朝。 昼間、観光していたら人が多い。子どもも。 バルセロナFCの下部組織のお披露目会っぽい。 一人ひとり名前を呼ぶ。こんなにいるけど、終わるのか? スーパーはシエスタの時間でないのに閉まっているし、水曜日なのに...おかしいなぁ、と思い始める。 夕方、船のチェ…
地中海西側うろうろ 49日目 移動日。やっぱり移動は面白い。 今日は高台から海沿いまで下りる東へ250kmの道。サラゴサを発つとき、小雨だった。テントを乾かす事も出来ず畳む。 出発後はまた風力発電の風車だらけの場所を通り過ぎ、乾燥地の不毛な土地に戻った。 ヒマで脇道に逸れてみた。 不思議な土だった。 白くて細かいチョークの粉を集めたような土の...耕地!!トラクターとすれ違ったし、耕作してるみたいだけど、何が育つ?? 茎がまだ残っている所を見るとトウモロコシとヒマワリかな。 今が春なら青々とした緑の場所なのかな。 コウノトリが村に向かって飛んでいく。何羽も、次々と。 欧州ではよく見るなぁ。 ゴ…
地中海西側うろうろ 47-48日目 イベント期間中の日曜日。夜の1時なのに大音量やまず。3時までイベント続くとHPにあった。年齢層が高いのでキャンプ場内は静かでスズムシの音色まで聞こえるのに、くぐもった低音で近くの会場の音が響く。このギャップ... キャンプ場は最高値を更新した。 Camping Ciudad de Zaragosa...28€/泊 この祭りが終わったらオフシーズンの値段になる。 郊外に作ったはずが町の拡大により新興住宅地の間にキャンプ場があるという不思議な立地になっている。 昼間はのんびりしたいい環境なのですよ。日曜夜だけはっちゃけただけで。 もちろん祭りを楽しんだ。 そして…
地中海西側うろうろ 46日目 勝手に頭の中で途中の風景を想像しているもんなんだな。全然違ったときに「あれ?おかしいなぁ」と思うことで知る自分の思い込み。 そんなのが何度もあったマドリード〜サラゴサの間の道。 朝、出発前に自動車道で250kmくらいピレネー(東)側に移動する事を確認して出発した。 途中、ペレグリナという村が"渓谷と高台に砦跡、周辺に村の家々"という風光明媚な写真をネットで見て立ち寄る事にしていた。 自動車道をそれる。 おかしい。麦の耕地の平らなエリアで渓谷と緑なんてない。そんなに遠くないのに山も見えない。 すると突然、地面が裂けて下に渓谷が!! 下りながらどんどん渓谷が深くなって…
地中海西側うろうろ 45日目 ゆっくり行ける日は下道で風を感じたり街を通り抜けたりするのが面白い。 日本ではピンと来ないが、GoogleMapナビにも“避ける設定”に「有料道路tallroad」と「自動車道motor road」がある。もちろん、車の備え付けナビにも。 人が住むエリアが集中している欧州では、自転車道が整備されているようないわゆる田舎道に行くにはこのmotor roadをナビで避ける設定にしなければいけない。 フランスでは、それでイケた。 スペインでは上手くいかない。 町自体を車が通るのを避けるように道がつくられている。わざわざ町の中にピンを立てないと町の中に入っていけない。入っ…
初、駐車違反キップいただきました。 油断してたな〜。 地中海西側うろうろ 44-45日目 経緯 トレドの街の入口付近の青ペンキの駐車スペースの中で。 近くを見てもパーキングメーターないな~と思っていた。ま、いっかぁ。と。 2時間観光したら白い紙がハラハラ。 "住人であるシール貼ってない人は駐車違反です。60€払え"と。 今まで(ウズベキスタン、ドイツ、トルコ等)、“駐車スペースあり”とうたっているホテルを予約したら「あのへんなら大丈夫だから」と路上を示される事も多々あったので、たまに自己判断で似たような雰囲気の場所に路駐してた。あ~。 支払い方法 旦那調べ:レシートの表面には書いていない。ネッ…
キャンプ場から夕飯の買い出しに行ったときの事。 モストと書かれたペットボトルを発見!! 実はずっとスーパーに行くたびに探していた。 お酒、飲めない。貝類や甲殻類、苦手で食べない。甘いもの大好き。 →ワインになる前のジュースが飲みたい!!...前回の旅ではハンガリーで見つけた、あの濃いぶどうジュース。 フランスでシャトーの見学をした日の夜、しぼりたてぶどうジュースをフランス語で何と言うのかをネットで調べた。"トラウンベンモスト"と出てきた。 店に行くたびにワインコーナーに立ち寄り、探したり店員さんに聞いたり。 ない。 やっと見つけたのがマドリード郊外のスーパーだった。 同じメーカーのサンガリアは…
地中海西側うろうろ 43日目 マドリードで全く観光せず2日が過ぎた。 そして、午後にミュージアムを3つハシゴする日がやってきた。 暑い。刺すような暑さ。抜けるような青空。嬉しい。 さて、このまま出発するのはマズいので、観光する。 すっかり観光疲れ。 11時すぎ、航空博物館へ行った。意外と良かった。 日本は飛行機に関しては完成形を洗練するところから始まっている。 でもスペインは違う。 空への憧れは気球の実用化から始まり、飛行船→戦時利用→セスナ...と進歩している。 すると、ありえない発想の実験機があったりする。 夢がある。 フランスのHalle ...でも感じたけれど、発想を実行するまでのハー…
地中海西側うろうろ 41-43日目 マドリードまで来たら、やっと暖かい気配がする。痛いくらいの日差しが嬉しくて夕方まで、わざと日なたにいた。 待っていたの。求めていたの。 太陽を神として崇めた人の気持ちに共感する。 マドリードは来るかどうかも迷ったくらいに行きたい場所が思い浮かばなかったのに、3泊もした理由は、キャンプ場の居心地の良さに尽きる。 Camping Madrid Arco Iris 景観は全くない。ひとえに施設。 まず、テント泊がほぼいないので、見渡せる8ピッチ全部無人。上の10ピッチに2組程度いたが木で見えず。自由に過ごせた。 次にネット。トイレ、シャワーの水場棟の近くを選んだら…
余談:スペインの漢字表記が中国語と同じと今、初めて知った。アメリカやイギリスは違うので、ヘーってなった。 さて、キャンプ場に泊まる余裕のない日(移動日や宿が高額なエリア)は車中泊になる訳だけど、お手本は車中泊のプロ、トラックドライバーのマネをすることになる。 その様子をチラッと。 トラック運転手の宿泊場 GoogleMapの幹線道路や自動車専用道路沿いに地道にレストランやガソリンスタンドをクリックし、コメントにシャワーの記述を探す。 1つ目 場所:マルセイユの北のE741沿いレストラン 設備:喫茶店のテラス席(wifi)あり、シャワー3€、トイレ11時まで可 感想:朝偶然見つけたので泊まってい…
マドリードへの中継地点くらいに考えていたブルゴス、交通の要衝だけあって重厚な街だった。 地中海西側うろうろ 40〜41日目 利用したキャンプ場は郊外のCamping Fuentes Blancas 17.3€/泊。 昼間でもひなたは温かいけれど、日陰だとダウンを着たくなる。朝はピレネーほどじゃないけれど、寒さ対策をせずに寝るのは無理なレベルの冷え込みが来る。日の出が8時と遅いため、皆の活動時間も遅くなる。 9時くらいにシャワーに行き始め、10時頃からやっと日差しも空気も暖かくなる。もう少し南へ行かないと!! とりあえず、ゆっくり。 キャンプ場はピークを過ぎて、イスやテーブルが余っているので拝借…
フランスでも秋の気配はあった。 ぶどう収穫、ポルチーニ茸購入、マロニエとクリ拾い...きのこ狩り... スペイン入国後は移動する村、移動する町、それぞれで秋祭りの真っ最中。もしくは祭りの痕跡あり。 日々驚き楽しんでいる。 地中海西側うろうろ 39日目 朝起きたら布団にくるまって寝ていた。雨は止んでいるがくもり空。部屋の窓の外では本格自転車の人が5人組とかで道を下って行くのが見える。ここはサイクリストの人気の道の途中にあるみたい。 ぬくぬくと部屋で紅茶を飲みながら眺める。 昨晩、やっとカルカッソンヌで購入したカスレを食べた。ソーセージの豆煮込み。お腹いっぱいになる。味よりもそんな印象。 今日はサ…
地中海西側うろうろ 37-38日目 車も自分名義のマイカーになったし、いざ、スペインへ!! ボルドーもふくめ、車窓の風景は相変わらずの雨、雨、雨。どうしても行きたかった場所でなければ、観光する気も失せる。 下⬇は、ボルドーの上下動する橋。でもロンドン同様実用性なし。 なので、本日は移動日!ひたすらスペインに向かう。 実は今まで、車窓の風景や寄り道を楽しむために、「有料道路」と「自動車専用道路」を避ける設定にしていた。避けるのは「有料道路」のみにしてみた。スペインへのルートは…E-5(自動車専用道路)がA−1(有料道路)と重なっていて、その間は無料になるらしい。快適。景色は平坦な耕作地。自然公園…
地中海西側うろうろ 36日目 Fiatの車にも慣れてきた頃に、ふと考えるわけです。「この返却、マルセイユ?じゃないなら、スペインは行ってもいいの?ガソリン入れて返すの?」 全く連絡はない。 で、上の疑問をふくめ、一昨日の晩、メールを入れた。 そしたら、「今日、マルセイユに車が届いたぞ。明日以降の予定を教えてくれたらそこまで持っていくぞ。早めに交換もできるぞ」と。 こちらから聞くまで、教えてくれないのね。 で、スペイン入国までの4日間くらいのスケジュールを入れたら、昨日、今日ボルドーでと連絡があった。まだ川べりのキャンプ場… そして、朝、運び屋の人からSNSが届いた。今日の18時から19時の間で…
地中海西側うろうろ 35日目 タコ耳かもですが、フランスは見せ方が上手!! キャンプ場や宿でゆっくりする日にスイーツは欠かせない。国によってはフルーツも紅茶に合う。最高のひとときだ。 フランスに入ってから、スイーツに伸びる手を止められない。だって、スーパーに並んでいるものでさえ美味しそうで...しかも安い!! 日本のケーキが高いと言われれば、そうなのかもだけど、宿代、宮殿入館料、レトルト食品などと比べて割安感がすごい。 野いちごのタルト、2つ入り1.7〜2.3€(失念)...Lidl 5種類スイーツ盛り合わせ、5.6€...カルフール 日本じゃ3人前位のチーズケーキは1€!! 写真ないけど、ア…
※正しくはネアンデルタール人ではないと行った後で調べて理解したけれど、その時の知識で題名はつけました。 地中海西側うろうろ 36日目 フランスは、なんだろう。いろいろ残っているな〜と思う。 そのうちの一つ、ラスコーの壁画。これまたNHKの番組で見たと思うんだけれど、ネアンデルタール人が洞穴で暮らしており、その暮らしぶりと次の人類の進化の過程で絶滅した理由を考えるという内容だった。うろ覚えだけど。 その洞穴壁画が見られるのか?と調べた所、残念ながら現在は忠実に再現したものがツアーで見られる、もしくは博物館に洞窟っぽい空間を再現しているらしい。 …ちょっとそれは…。 わかりますよ。日本の高松塚古墳…
地中海西側うろうろ 34日目 トゥールーズの町を満喫したので、ここからはまた山道へ向かう。地中海側から大西洋側のボルドーまで抜けてからスペインに入ろうと考えている。 山道とはいえ、フランス。おフランス。 どこまでも中世を意識している家々が続く。小さな町でも石で立派な教会とそれを囲む広場、テラス席ありの喫茶店がある。スーパーやガソリンスタンドなどの風情のないものは郊外へとはじき出されている。まあ、それも車旅なら便利でいいが公共交通利用の観光客は行けない。 由緒正しい古い地域なんだろう。 並木道は大きいし、道は狭いし、周辺はひまわり?麦?の畑が広がる。丘を越えても丘を越えても似たような感じになる。…
地中海西側うろうろ 33日目 トゥールーズへ行く目的は、雨を避けて宿に泊まることもあったけれど、航空産業が盛んなようで、エアバスの工場見学でも、と思っていた。 しか〜し、直前まで予定の決まらない人にはエアバスの工場見学ツアーはムリ。2営業日前までにネット予約しないといけない。土日をはさんだ滞在をする今回は、そんなに長期でここにいる気はないので、諦めた。見たのは無料展示のみ。 そして、宇宙産業の方の博物館は、値段が高い!もう、筑波や種子島で日本のは何度か見たしロシアのモスクワのも行ったので、今回はいいかな、と早々に予定から除外していた。 では何が? ケンタウルスがいる! 実は、ナントの動く巨大象…
地中海西側うろうろ 30-31日目 想像以上の標高の高い場所に到着してしまい、キャンプサイトは今週末(3日後)に閉鎖になるのも納得の寒さが体を蝕む。 夜のうちから予感はした。朝の冷え込みは厳しい。 テント泊を試みようとするキャンパーは0。今いるキャンプサイト利用者は、テントだけでなくキャンピングカーもある。夜はそこでヒーターをつけて寝ている模様ですが、…そんな装備、ありません。 朝は4時くらいから体が限界を迎えて目が覚める。そんな冷えた体を温める温泉がこの地域にはたくさんある。下山途中にみた町は、明らかに湯治の宿で昔栄えた様相をしていた。 さて、温泉。 キャンピングサイトのゲートが開くのが9時…
地中海西側うろうろ 29日目 ピレネーに行く前に、途中にある城塞の街カルカッソンヌを観光してかおこう。 旦那がパリの大聖堂を見た時からどうもシナゴーグに反応しているなと思ってたら、ゲームでは屋根に上った所で動き出すらしい。よく戦う敵なのだそう。 ...確かに今にも動き出す「うねり」のようなものは感じるね。現代のゲームを知らなくても想像できるくらい不気味だ。これを豪華な建物に表現するのが素晴らしい。 そして、名物カスレは缶詰めで購入。10.5€。 キャンプ場で缶ごと温めて頂きましょう。 さて、道は山道になり、2時間くらいでまだ半分!! ここからが険しかった。離合も難しい細い道になり、ガードレール…
地中海西側うろうろ 28日目 時は9月中旬、カマルグでのキャンプ中、感じたことは朝晩寒いっていう当たり前の事実だった。 今回の旅では、一番寒いのは11月中旬のパリってことで服を準備した。関西の秋くらいの感覚で... 南欧のビーチ沿いのカマルグでさえ朝寒い。手持ちの服を重ね着する。 そして、天気予報は... 週末には雷雨、その後は雨が続く予報になっていた。 これは急がなければ!!雨の中のテント泊は好きじゃない。宿でぬくぬく過ごしたい。と考え、予定を早めピレネーに行くことにした。 西への道は丘を越えても越えてもずっとぶどう🍇ぶどう🍇ぶどう...沿道はポプラかマロニエか、立派な並木が続く。ちょうど収…
この結果は、ドイツ戦の再来か? 努力を伴う運は何度も味方するものなのか?? 正直、同じ結果がもう一度あり得るとは思えない...奇跡だ。 あの2点入った数分だけが日本の時間で、後は引いて守っていた記憶しかない。 会場がドイツ戦と同じだったのでコスタリカ戦を引きずっていた気持ちはリセットされ、応援しやすかった。そして、現地の人の応援はドイツ戦のときより、はるかにスペイン応援が多かった。それが次第に日本応援に変化していく様は、プレーによるものだろう。 スペインに勝つ方法なんて思いつかず、暗い気持ちで昼の長い時間を過ごしていたのが随分と前に思える。(現地時間の22時はじまりなので) 現在の住まいは快適…
ファーブルの世界を巡る〜その3 地中海西側うろうろ 27日目 翌朝、キャンプサイトで目覚める。7時半くらいまでうす暗い。バードウォッチャーの青年は8時頃には出発したが、目的の違う我々はたらふく食べて出発。前日保存食のハム作ったからね。 今日は牛のフンを探すよ!! 昨日、うっすら感じていたが、牛は柵の外に出る機会がない。 行けども行けども牛と私の間には溝と柵がある。 ウンコ山も遠い。 ...ピクリとも動かない。カナブンも、ハエさえいない。 諦めつつ、観光農場っぽい所があったので寄ってみた。 観光を入れると決めた所は整備されててオシャレ。 狭軌の列車あり、闘牛?ロデオ?場あり。でも、牛の牧場には近…
ファーブルの世界を巡る〜その2 地中海西側うろうろ 25〜26日目 オランジュでファーブルの研究を見て再度、南方へ向かう。マルセイユには行かない。途中、ポン・デ・ガール水道橋では、「ヨーロッパ文化の日」で橋を作る石を削る様子をイベントでやっていた。 なるほどなるほど。のこぎりで切れる程度の硬さの石なのね。 日本では有名ではない南仏の観光地、カマルグ自然公園。 フランスの海岸沿いは自然公園にして野鳥の楽園にしている所が多い。ここもその一つみたい。そして、そこには多くの老夫婦が余生を楽しみに夏押し寄せる。 フランスにあるキャンピングカーをほぼ網羅するんじゃないかと思うくらいに色々な形状に出会った。…
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