先月橿原市の藤原宮跡へコスモスを見に行ってきました。飛鳥駅から藤原宮跡まで行き明日香村に戻る道中、大和三山のひとつである香久山北西麓に鎮座する畝尾都多本神社を初めて訪れました。創建年は不詳ですが、持統天皇が詠んだ和歌に泣沢女神の名が登場することから飛鳥時
勝手に広報大使を名乗り、大阪府堺市にある古墳や史跡、神社仏閣、カフェなどを紹介しています。その他、関西中心に訪れた場所の記録や紹介が多めで、特に奈良県は観光ガイドに載っていないようなあまり知られていない素敵な場所を中心に紹介しています。
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先月橿原市の藤原宮跡へコスモスを見に行ってきました。飛鳥駅から藤原宮跡まで行き明日香村に戻る道中、大和三山のひとつである香久山北西麓に鎮座する畝尾都多本神社を初めて訪れました。創建年は不詳ですが、持統天皇が詠んだ和歌に泣沢女神の名が登場することから飛鳥時
10月下旬の平日にお友達と長居植物園で常設開催されているチームラボ ボタニカルガーデン大阪に行ってきました。長居植物園についての過去記事通常は18時~18時半から入場できるようですが、この日は20時半入場ということをリサーチ不足だった私は当日知りました。チームラ
10月半ばに一乗寺を訪れた日の話の続きです。宮本武蔵が訪れた八大神社を後にして傾斜がきつめの坂道をしばらく歩くと、道路脇に石灯籠が立ち並ぶ場所に出たので狸谷山不動院はもうすぐのようです。少し歩くと車の祈祷所が、さらに奥に進むと狸谷山不動院の入り口がありまし
前回の続きで10月中旬に京都へ行ってきた時の話になります。出町柳から叡山電車に乗り一乗寺駅で下車、有頂天家族に登場する狸谷山不動院を目指し歩きました。一乗寺はラーメン激戦区らしく、ラーメン店がたくさん載ったポスターがあちこちに貼られていました。そのうちの一
空いているかと思い紅葉時期前の雨の日に京都に行ってきました。祇園四条駅から歩いて東山区にある六道珍皇寺を最初に訪れました。この辺りは六道の辻と呼ばれあの世とこの世の境目とされています。平安時代以前に建立された六道珍皇寺はお盆になるとご先祖様を迎えに参詣す
10月中旬に和歌山に住む友人を訪ねました。約束まで少し時間があったのでホテルから徒歩圏内の日前宮に久しぶりに参拝しました。その後少し足を延ばして日前宮から1.5キロほどのところに鎮座する鳴神社を初訪問しました。田畑に囲まれたのどかな場所でした。こじんまりとし
平城宮跡歴史公園で借りた自転車で東院庭園を訪れた後、庭園から自転車で5分ほどのところにある法華寺を訪れました。法華寺は奈良時代には日本の総国分尼寺とされたお寺で、聖武天皇の皇后である光明皇后により父・藤原不比等の邸宅跡に創建されました。平安遷都とともにお寺
10月5日に平城宮跡歴史公園内のいざない館で開催された平城のとよほきに行ってきました。今回はイベントには参加せずマルシェで食べ物を買ったぐらいです。特別展示室では大学寮と鋳銭司という展示が開催されていました。当時の役人養成機関と貨幣の鋳造期間に関する展示の
明日香村を訪れると斉明天皇の時代に造営されたと考えられる不思議な石造物があちこちに残されていますが、桐村 英一郎氏の著書「もうひとつの明日香」を読んで高取町にもあることを知りました。明日香村に移住された元記者の方の書かれた本で、地域の風習や村の伝統などにつ
丹生川上神社3社巡りの後、黒滝村にある道の駅で買い物をして高取町と明日香村を経由して橿原市に向かうことになりました。9月下旬でしたがあちこちにキバナコスモスが咲いていました。山道が続いて車酔いをしたのであっさりしたものを、ということで明日香村と桜井市の境、
丹生川上神社三社巡りの最後は下市町に鎮座する丹生川上神社下社を訪れました。丹生川上神社は675年に天武天皇によって創建されました。明治時代に官幣大社となった格式高い神社で、日本最古の水の神・闇龗神(くらおかみのかみ)がご祭神として祀られています。祈雨、止雨にご
丹生川上神社中社から車で1時間ほど移動して川上村に鎮座する上社を訪れました。川上村に来るのはこれが二度目で、一度目はウェットスーツを着て沢登りや地底湖探検、鍾乳洞を訪れ最後に温泉に入って帰りました。地底湖は潜水しないと進めないところもあり真っ暗で怖かったの
9月下旬に丹生川上神社3社巡りに連れて行ってもらいました。丹生川上神社は元々1社だったらしく、鎮座地をあちこち試した結果同じ神社が3社存在することになったようです。3社巡りをする前は3社とも同じ水の神様が祀られているのかと思っていましたが、3社それぞれ異なる水
万葉文化館に隣接する酒船石と亀形石造物を含む丘陵一帯に広がる遺跡は酒船石遺跡と呼ばれています。これらの石造物もまた斉明天皇の時代に造られたとされています。1927年に国の史跡に認定されました。酒船石は丘を登ったところの竹林の中にありますが、酒を搾るために作ら
飛鳥坐神社の鳥居付近に飛鳥東垣内遺跡の案内板が立てられていますが、この付近に川が流れています。この川は狂心渠(たぶれごころのみぞ)と言って飛鳥時代、斉明天皇が宮殿の東山に石垣を築くため石材の運搬に利用するため造った運河の跡です。3万人を動員して大規模な工事
9月から秋にかけては毎年何度も明日香村を訪れています。9月最初の3連休の中日、まだ暑さの厳しい日々が続いていましたが曇り時々雨の予報だったので涼しくなることを期待して明日香村を訪れました。この日はオトモタビというデジタルスタンプラリーのようなサービスを使って
今回は久しぶりに堺市の神社をご紹介します。堺市中区福田に鎮座する愛宕神社は、最寄り駅は強いて言えば南海高野線の北野田駅か、泉北高速鉄道の深井駅になります。どちらの駅からも30分以上歩きます。深井駅周辺の神社927年に編纂された延喜式神名帳に記載されている火雷
稲渕の棚田の先にある居住地域の中には南渕請安のお墓や飛鳥川の飛び石、関西大学の研究所などがありますが、今回は龍福寺というお寺を紹介します。奥飛鳥の史跡など龍福寺は浄土宗鎮西派の末寺で、厄除けのお寺・岡寺と同じく義淵僧正によって開基されています。境内に日
チャレンジショップ『ASUCOME(あすかむ)』にある「マクロビオティックごはんcafeめぐる」さんで季節野菜のランチプレートを食べた後、万葉文化館の庭を散歩して飛鳥池工房遺跡まで行きました。飛鳥池工房遺跡は2001年に国史跡指定された古代の工房遺跡で、飛鳥寺方面からも敷
かつて板蓋宮があったと言われる場所に鎮座していた板蓋神社を後にして、自転車で川原寺跡の北部を走りました。柱跡や案内板などがあり史跡らしき場所を発見したので立ち寄ってみると、川原寺の寺域北限施設があったと言われる場所でした。平成15年に発掘調査が行われ、川原
前回に引き続き高知市の五台山にある牧野植物園を紹介していきます。次に向かったのが50周年記念庭園という場所で、竹林寺の宿坊跡に庭園がつくられています。桜とツツジの名所らしく春には40種類の桜が満開になるそうです。庭園には牧野富太郎博士の銅像がありました。カラ
前回・前々回に続いて高知旅行2日目の話になります。五台山展望テラスと竹林寺を訪れた後、いよいよ今回の旅の目的だった牧野植物園へ。8haの広さを誇る牧野植物園は、植物分類学者・牧野富太郎氏が亡くなった翌年に開園しました。牧野氏は今年の3月~9月にNHKの朝ドラで放送
五台山展望テラスから1~2分山を下ったところに四国八十八箇所第三十一番札所の真言宗智山派の寺院『五台山 竹林寺』があります。今回は正門から入り奥之院までお詣りする正規のルートとは逆で、奥之院側から入りました。奥之院の船岡堂は明治時代末期の住職・船岡芳信さんが
2日目のメインは今回の旅の目的である牧野植物園でした。1日中いようと思っていたのでオープンの9時に合わせて行くことにしました。今回MY遊バスという高知市内を周遊している観光バスを利用しました。JR高知駅~五台山までの区間が一日乗り放題券(600円)とJR高知駅~桂浜ま
前回の続きで高知旅1日目の話になります。ホテルで自転車を借り、高知八幡宮にお詣りした後高知城のある高知公園に到着しました。最終入場時間にギリギリ間に合いお城の中も見学できました。高知城まではJR高知駅から自転車で10分程でしたが、駅からは高知城前行きのバスも出
今年の10月初旬に2泊3日で高知旅行に行ってきました。高知を訪れるのは初めてで四国で唯一高知だけ行ったことがなかったのでいつか行ってみたいと思っていました。3月から9月にかけて放送されていた朝ドラ『らんまん』が好きだったので、今回の旅はらんまんのロケ地や牧野富
10月初旬、小学校の遠足以来久しぶりに大阪府の河内長野市を訪れました。以前から行ってみたかった植物園『花の文化園』とその隣にある『道の駅 奥河内くろまろの郷』に行ってきました。近鉄/南海河内長野駅前のバス停から関西サイクルスポーツセンターや滝畑ダム方面行きの
八尾市の神社を紹介するシリーズは今回で一旦完結になります。最後は国道25号線を自転車で走っていた時に偶然見つけた『稲生(いなり)神社』です。この辺りは天王寺屋という地名のようで、大阪今橋の豪商・天王寺屋吉兵衛氏が開発した"天王寺屋新田"から付けられたそうです。
前回に続き大阪府八尾市の神社をご紹介します。太田町から3キロ程離れた弓削町まで自転車で移動し、『弓削神社』を訪れました。最寄り駅はJR志紀駅で徒歩3分程の距離になります。親切な宮司さんに社記をいただいたので、そこに書かれていたことを引用して紹介させていただき
今回から3回連続で大阪府八尾市の神社を紹介していきます。久しぶりに八尾市を訪れるきっかけになったのが今回紹介する『太田八幡宮』です。母方の祖母が結婚前までこの地域に住んでいたと聞いて、どんなところか見に行ってみようと思い立ち自転車で訪れました。太田八幡宮は
前回の続きで京都の今出川から出町柳まで散歩した時の話になります。幸神社を後にして出町ふたばへ。お土産に豆餅と栗大福を買いました。出町ふたばのすぐ前の信号を渡って鴨川方面に向かうと、『青龍妙音弁財天(出町妙音堂)』と書かれたお堂があったので立ち寄りました。青
今回は京都御所の北東に位置する『幸神社』をご紹介します。日本最古の縁結び神社としてしられている神社です。創建年は不詳ですが由緒書きによると神代に始まり、661年天武天皇の御年に再建されているようです。本殿前に植わっている二本の木のうち左はなぎの木で、縁結びや
前回の続きで京都の今出川から出町柳まで歩いた日の話になります。福長神社を後にして向かった先は晴明神社。陰陽師で知られる安倍晴明が祀られている災難除けにご利益のある神社です。こちらは以前紹介したので今回は割愛させていただきます。晴明神社の記事はこちら。(写真
9月の終わりのまだ残暑が残る日に、京都の今出川から出町柳までぶらぶら歩きました。清明神社と下鴨神社には絶対訪れようと思っていたんですが、それ以外はノープランで気ままに散歩しました。地下鉄今出川駅から徒歩1~2分の住宅街の中に小さな神社があり、気になったのでお
名張市の赤目四十八滝から近鉄線赤目口駅までの道中、最後に訪れたのが赤目町柏原に鎮座する『勝手神社』です。勝手神社は名張市の黒田という地域にもう一社あるようです。1562年、仕官・滝野十郎吉政が吉野山の勝手神社から勧請したのが始まりのようです。吉野山に鎮座する
赤目四十八滝からバスで赤目口駅まで戻ろうと思ったんですが、次のバスが約2時間後までない(12時台のバスがない)ことを知り歩いて帰ることに決めました。駅までは5キロぐらいだったのでバスを待つより歩いた方が早いと思ったので観光と運動も兼ねてウォーキングしました!Goo
前回三重県名張市にある赤目四十八滝を訪れた時の話をしましたが、渓谷に入る前に入山口付近にあった『延寿院』というお寺を訪れました。延寿院は今から1300年以上前に行者・役小角によって開かれたお寺です。延寿院に安置されている赤目不動尊は目黒・目白不動尊とともに日
今年の9月に奈良県桜井市と天理市を訪れましたが、その後少し足を延ばして三重県名張市にも訪れました。三重県は伊勢神宮とパルケエスパーニャしか行ったことがなかったので他の都市は初めてです。三重県と言っても今回訪れた名張市の赤目四十八滝は奈良県との県境からほど近
今回は山の辺の道から少し逸れたところにある『黒塚古墳』をご紹介します。最寄り駅はJR桜井線柳本駅で、駅から古墳までは徒歩5分程度の距離です。黒塚古墳は3世紀後半頃に築造された古墳で、形状は前方後円墳です。全長約130mで後円部の高さは約11mです。発掘作業の結果竪穴
以前大和三山の一つ・香久山に鎮座する2つの神社を紹介しました。香久山は万葉集で中大兄皇子や柿本人麻呂らに唄われた山で山中にはミステリアスな巨石や神社が残されています。國常立神社は山頂に鎮座する神社です。天香久山神社は北西麓の万葉の森付近に鎮座しています。櫛