前回は長崎の孔子廟や新中華街について書きましたが、今回は神戸の中の中国です。関帝廟は中国で財の神として名高い三国志の武将・関羽を祀った霊廟です。世界中のチャイナタウンにあり、神戸にもあります。孔子と関帝では時代が大きく異なりますが、同じ中国なので雰囲気が似ています。入り口の山門は典型的な中国風の門です。門の上部に掲げられた 「関帝廟」の扁額は、元蒋介石の秘書で世界的に有名な書道家が書いたものだそう...
これまでの北海道旅行での情報や風景を中心としたブログです。また地元の関西周辺のお出かけ見聞録も多く掲載しています
1993年に初めて北海道を訪れて以来、何度となく訪れた北海道の見聞録です。また地元の関西周辺のことも掲載しています。
兵庫県立美術館は、阪神淡路大震災で被災した兵庫県立近代美術館を継承する形で2002年に開館しました。愛称は「芸術の館」です。美術館の設計は、日本を代表する建築家・安藤忠雄氏によるものです。海の前にあるユニークな外観は、周囲に設置された彫刻とともに中に入る前から楽しむことができます。とくに円形テラスは形状といいコンクリートの質感といい安藤氏の特徴を色濃く表現しているように思います。この美術館は現在1万点...
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十勝・清水町の美蔓パノラマパークです。日高山脈を見渡せる場所です。ただこの日は残念ながら小雨がぱらつくような天気で眺望はまったくダメでした・・やはりパノラマパークというからには晴れて眺望がよくないとテンションも上がりません。とりあえず写真を数枚撮ってあとにしました。実はここへ来たのは2度目ですが、前回も曇りでした。下の写真は前回撮ったものですが、まだ幾分明るい曇り空だったような気がします。美蔓パノ...
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昨日書きましたように今日から2日間の日程で神戸の奥座敷・有馬温泉で王位戦第5局藤井王位VS渡辺九段の対局が行われます。今から2年前の2022年7月には札幌の奥座敷・定山渓温泉で王位戦第2局藤井王位VS豊島九段の対局が行われました。会場は定山渓温泉の「ぬくもりの宿 ふる川」の離れにあたる「森乃別邸」でした。通常は下の写真のようにゆったりとした空間にソファーが配置された洋室で、静かなクラシック音楽が流れています。対...
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ソメスサドルは日本で唯一の馬具メーカーです。1964年に歌志内市で創業しました。現在は砂川市に本社・工場・ショールームがあります。敷地は広くきれいで、ショールームの大きな窓から見ると絵画のようです。競馬の武豊騎手はデビュー当初から30年以上ソメスサドルの馬具を愛用しています。下の写真はショールームに展示してあった武騎手の鞍です。そして創業60周年を迎えた今年、武騎手と2年の月日をかけて共同開発した鞍を完成...
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美瑛町の北端にあるぜるぶの丘です。昨年も立ち寄りましたが、今年は花の色がいまひとつのような気がしました。夏はラベンダーやポピーなど30種の花が咲いています。広い敷地を歩いて楽しむほかに、専用コースを走るバギーやカートも利用できます。富良野から旭川へと向かう国道237号線(花人街道)沿線にあります。寄るつもりがなくても、車窓に広がる花畑を見てつい立ち寄ってしまう立地です。にほんブログ村人気ブログランキン...
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JAたいせつが運営する田んぼアート会場にやって来ました。今では全国各地の田んぼで行われ、中にはかなりハイレベルなものもあるようです。こちらでは使われている苗の色は6色あるそうです。こちらでは昨年に続いて今年もマツコさんが描かれています。マツコさんは長く北海道米のCMをされていますからね。マツコさんの右肩には旭川のキャラクターあさっぴーが顔を出しています。そして左肩には鷹栖町のキャラクターあったかすくん...
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斜里岳のすそ野・清里町にある「さくらの滝」です。この滝では7月から8月にかけてサクラマスの滝越えのジャンプを見ることができます。最初は地元の方に教えてもらったような知る人ぞ知る滝でしたが、今では訪れる人も増え、地図やガイドブックにも載るようになりました。滝への道も昔はダートでしたが、今はきれいな舗装道路になっています。私は今回で4度目ですが、これまでで最もジャンプするサクラマスが多いように思いました...
地域タグ:北海道
江別の「ゆめちからテラス」に行きました。2018年にオープンした比較的新しい施設です。施設には「Pasco夢パン工房」が入っており、イートインコーナーもありました。ただ私の目的はその中の「のっぽろ野菜直売所」です。前回書いた恵庭の野菜直売所「かのな」で下見した後、こちらにもやってきました。江別市野幌地区の生産者が自ら運営を行っており、ブロッコリーやアスパラなど地元産の野菜を中心に安く買うことができます。と...
地域タグ:北海道
恵庭にある野菜直売所「かのな」です。道の駅に併設されています。今回訪れたときはとうきびの出始めた頃で、ワゴンに山積みになっていました。さらに次から次へと農家さんが朝採れとうきびを持ってきて、売り場のとうきびは増える一方でした。この時点でまだ旅行日程が残っていたのでこの日は買わず、改めて旅行最終日に来て10本買って保冷バッグに詰めました。メロンもありましたが、比較的高価な2000円以上のものが多く、期待し...
地域タグ:北海道
平安神宮の神苑に入ってすぐの場所に古い路面電車が置いてあります。この車両は京都市交通局2号電車で、明治44年製造の現存する日本最古の路面電車です。京都市電北野線が廃止された昭和36年にこの車両も引退し、平安神宮に払い下げられました。写真を見ればわかるように、保存場所は屋根付きとはいえ老朽化が激しく、塗装は当時のままで退色が進み、車内には入れませんがシート生地やつり革もボロボロだそうです。鉄道ファンなら...
地域タグ:京都市
おこっぺアイス直営店に行きました。道の駅おこっぺから車で数分の場所にあります。オホーツク海沿いを走る国道238号線沿いで、赤い三角屋根の建物なので目立ちます。建物の前にベンチがありますので、そこで食べました。家内はソフトクリームを注文しましたが、この日は興部でも猛暑でして、見る見るうちに溶けて手がべちょべちょになりました。私はオーソドックスにおこっぺアイスです。こちらはキンキンに冷えて固い状態でした...
地域タグ:北海道
弟子屈にある手作りアイスクリームの店「くりーむ童話」本店に行きました。これまで何度も訪れており、コロナ後も3年連続で行っています。店の前には硫黄山がそびえ眺望もすばらしいです。こうして見ると硫黄山も緑が多くなったような気がします。ケースを見ると、おおいに悩みます。今回はダブルで注文しました。私はメロン&クリームチーズそして家内はミルク&イチゴ場所は川湯温泉近くを通る国道391号線から少し入ったところで...
地域タグ:北海道
越前市の「光る君へ 越前大河ドラマ館」に行きました。前回紹介した紫式部公園から車で数分の場所にあります。紫式部は越前国府に任ぜられた父に帯同し1年余りを越前で過ごしました。それが人生で唯一の都以外で過ごした生活でした。大河ドラマでは越前編は終わりましたが、こちらのドラマ館は越前編が中心の展示でした。衣装もまひろ{紫式部)と越前で出会った松下洸平が演じた周明の衣装が飾られていました。小道具は、まひろが...
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小樽貴賓館 旧青山別邸です。貴賓館の建物に入ると、ホールの天井には北海道ゆかりの日本画家による豪華な天井画があります。その敷地にあるのが旧青山別邸です。ニシン漁で巨万の富を築き上げた青山家が大正時代に建てた別荘です。建物の中は撮影禁止ですが、枯山水の庭は撮影可です。建物は2010(平成22)年に国の登録有形文化財に指定されました。建物を囲む黒塀も登録されています。ちなみに旧青山家の本邸は山形県遊佐町にあ...
地域タグ:北海道
小樽貴賓館 旧青山別邸です。今の時期はあじさい庭園のあじさいが見頃を迎えており、門の前で入園料300円を払えば庭園のみに入ることができます。あじさいの向こうに見えている建物が鰊御殿の旧青山別邸です。青だけではなく、ピンクや紫など様々な色合いのあじさいが楽しめます。庭園には600株のあじさいが咲いています。斜面になっているので、庭園に入った瞬間にあじさいが目の前に迫ってくるような感じがしました。あじさい庭...
地域タグ:北海道
「こども本の森 神⼾」は2022年3月に建築家・安藤忠雄氏の寄付と設計によりオープンした子どものための図書館です。足元から天井まであるような高く大きな本棚は安藤氏のスタイルです。この本棚の様子は、以前紹介した安藤氏デザインの北菓楼札幌本館とそっくりです。(下の写真が北菓楼札幌本館)蔵書数は最大25,000冊あり、オリジナルの分類テーマやイラストを使ったサインは、子どもにも親しみやすく、関心を持ちやすい仕組みに...
地域タグ:兵庫県
同じ富良野近辺でもファーム富田の雑踏が嘘のように感じるラベンダー畑もあります。富良野から車で15分ほどの場所にハイランドふらのという温泉のある宿泊施設があり、ホテルの前にラベンダー畑が広がっています。訪れたときは満開で、車から降りるとラベンダーの香りがしました。ここのラベンダーは富良野でも比較的早い時期から見頃を迎えます。施設に昼食に立ち寄る観光バスはあるものの、いつも人は少なめです。これまで5~6回...
地域タグ:北海道
前回紹介したファーム富田ですが、とにかく人が多いです。25年前に訪れたときはガラガラで、10年前と比べてもけっこう人が増えていました。駐車スペース探しから始まり、鑑賞や施設見学、買い物ととにかく混雑との戦いです。ですから写真もラベンダーのアップはともかく、人の映り込みなしで花畑を撮ることは不可能です。しかも訪れている人の多くがアジア系外国人です。これでファーム富田は潤っているわけですが、覚悟していたと...
地域タグ:北海道
中富良野町のファーム富田です。25年前、10年前に続いて今回で3度目の訪問です。富良野といえばラベンダーというイメージがありますが、このファーム富田が始まりです。ドラマ「北の国から」の放映で一気にブレイクしました。園内ではおよそ15ヘクタールの畑にラベンダーが栽培されています。置いてあるバイクまでラベンダー色です。ラベンダー以外にもカラフルな花も見どころです。入場料や駐車場は無料です。お土産物やソフトク...
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一世風靡した阿寒湖のご当地キャラ「まりもっこり」が来年20周年を迎えるという記事を見かけました。消えてしまったのかと思いきや、グッズは今も細々と売れ続けているそうで、製造販売会社の売り上げの2割は今も「まりもっこり」関連だそうです。そう聞いて過去の写真を探していると、5年前に宿泊した阿寒湖畔のホテルの売店入り口にも大きな「まりもっこり」がいました。ちなみに関連グッズを買うのは外国人ではなく圧倒的に日本...
地域タグ:北海道
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前回は長崎の孔子廟や新中華街について書きましたが、今回は神戸の中の中国です。関帝廟は中国で財の神として名高い三国志の武将・関羽を祀った霊廟です。世界中のチャイナタウンにあり、神戸にもあります。孔子と関帝では時代が大きく異なりますが、同じ中国なので雰囲気が似ています。入り口の山門は典型的な中国風の門です。門の上部に掲げられた 「関帝廟」の扁額は、元蒋介石の秘書で世界的に有名な書道家が書いたものだそう...
長崎孔子廟は孔子の遺品を納め祀ったのが始まりです。1893(明治26)年に中国清朝政府と華僑によって建立されました。ひとつとして同じ顔のない七十二賢人の石像は、圧巻で荘厳な雰囲気です。 正面に孔子を祀る大成殿があり、その後ろに中国文化を紹介する中国歴代博物館があります。内部は撮影禁止です。この孔子廟から歩いてすぐの場所にあるのが長崎新地中華街です。横浜・神戸と並ぶ日本三大中華街のひとつです。東西、南北あ...
前回函館のイカがピンチだということを書きましたが、北海道漁港漁場協会は少しでも漁業に関心を持ってもらうために「難読漁港番付表」なるものを作りました。道内の難読漁港名を番付にしたもので、それによると東の横綱が羅臼町の「於尋麻布(おたずねまっぷ)」で、西の横綱が島牧村の「厚瀬(あっちゃせ)」です。北海道へよく行く私もある程度の地名は読めますが、漁村レベルとなると難しいです。中でも釧路と厚岸の海側を結ぶ...
函館といえばイカです。しかし近年漁獲量が減っており、今年も漁解禁日にほとんど獲れず、市場開設以来初めて初競りが中止されました。そして1週間後に出漁して何とか345キロを水揚げし、ようやく初競りができたということです。ただ昨年の同日には1000キロ以上が水揚げされており、初日の比較だと昨年の3分の1程度です。このままだと「イカのまち」ではなくなってしまいそうです。また知床ではカラフトマスの遡上が減っています。...
ここまで北海道の地方空港のことについて書いてきましたが、今回は九州の空港です。九州には多くの空港があり、国管理空港だけでも7ヶ所(福岡・北九州・長崎・大分・宮崎・熊本・鹿児島)あります。長崎空港はターミナルビルが教会の窓をイメージしたデザインで、屋上の鐘など各所が教会風になっていることが特徴です。大村湾に浮かぶ箕島を埋め立てた空港で、1975年に開港した世界初の海上空港です。今年で開港50年になります。...
札幌丘珠空港は、札幌都心から北東に直線距離で約6kmの場所にある空港です。滑走路は1500mが1本で、3000mが2本ある新千歳空港に比べるとかなり小規模です。函館や釧路といった道内都市を結ぶ便が多く発着し、ほかに三沢、新潟などを結ぶ便がありますが、東京や大阪を結ぶ路線はありません。この空港は陸上自衛隊丘珠駐屯地の飛行場でもあります。陸上自衛隊が管制業務を行うという珍しい空港です。2016年よりFDA(フジドリームエ...
オホーツク紋別空港です。前回書いた中標津空港よりさらに規模は小さく、現在は全日空の羽田往復便があるだけです。羽田空港からの便が到着するのは午後12時30分で、羽田空港に向けて出発するのは午後1時10分です。空港に行ったのは午後2時でしたのでもうここを発着する便はなく、中には入れましたが空港は実質閉店状態です。もちろん展望デッキに出ても航空機の姿はありません。外国人観光客の利用者数が増えて何とかコロナ前の水...
少し時間の余裕があったので何となく中標津空港に行ってみました。この空港にはかなり昔に来たことがあり、その時の印象が木のぬくもりのある空港でしたが、今回も変わらずというより一層きれいな木の作りになっていました。写真だけ見ていると、どこかの公民館の2階フロアという感じですね。ここで食後の缶コーヒーを飲んで休憩しつつ、このあとのドライブ計画を確認しました。テーブルもあって安上がりな喫茶タイムとなりました...
前回は函館の旧ロシア領事館と旧イギリス領事館のことを書きましたが、今回は長崎です。長崎の東山手十二番館は1868年に建設された建物で、ロシア領事館が置かれていました。外国人居留地を代表する洋風建築で、1998年国の重要文化財に指定されています。すぐ近くにある東山手甲十三番館は明治時代中期にフランス領事館として建てられた建物で、現在は無料で公開されているほか、喫茶店としても利用されています。そしてこれらの旧...
函館市にある旧ロシア領事館は明治41年に建築され、帝政ロシアの領事館としては日本に唯一現存する歴史的建造物です。30年前まで青少年研修施設として利用されていましたが、閉鎖後は老朽化して立ち入り禁止になっていました。そんな旧ロシア領事館を名古屋の企業が2021年に函館市から買い取って改修を進め、7月に高級ホテルとしてオープンすることになりました。全6室で、スイートルームは2名1室2食付きで1泊31万9000円ということ...
このブログで以前書いたことがありますが、クラーク博士の「初年よ大志を抱け」という名言は、北広島の島松駅逓所で札幌農学校に赴任してしていた博士が帰国するとき、見送りに来た学生たちに残したとされています。(恵庭だったという説もあるようですが…)現在国の史跡に指定されている旧島松駅逓所の近くには名言誕生の記念モニュメントが建っています。しかし名言が生まれた場所が北広島市だということの知名度は低く、有名な...
亀山社中は坂本龍馬とその同志により結成された日本初の商社兼私設海軍です。前回ブログで少し触れた坂本龍馬が学んだ神戸海軍操練所が閉鎖された直後の1865年に長崎で結社されました。老朽化していた龍馬が活動拠点として借りていた民家を当時に近い形で復元し、2009年から長崎市亀山社中記念館として一般に公開しています。名誉館長は龍馬の大ファンである俳優の武田鉄矢さんが務めており、床の間に掛かっている絵も武田鉄矢さん...
神戸の新名所TOTTEI(トッテイ)Iが4月にオープンしました。もともとは物流の拠点として倉庫が建ち並んでいた神戸港第2突堤でした。TOTTEIの中心施設は「GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)」です。プロバスケットボールチーム「神戸ストークス」の本拠地で、音楽ライブなども開催される予定です。TOTTEIの南端には海を眺められる広々とした緑のスペース「TOTTEI PARK」があります。そして「TOTTEI PARK」の広場全体を劇...
鹿追にある福原記念美術館です。前回書いた神田日勝記念美術館の近くにあります。十勝を中心に展開しているスーパー「フクハラ」の創業者である福原治平氏が長年にわたり収集してきたコレクションを一般に公開するために設立した美術館です。くつろぎながら芸術を楽めるよう喫茶スペースやテラスがあり、撮影もOKで、気軽に芸術品に触れあえる美術館です。六花亭の花柄包装紙でおなじみ 坂本直行 無題連ドラ「>なつぞら>」でブレ...
十勝の鹿追ゆかりの画家・神田日勝をご存じでしょうか。神田日勝は東京生まれですが、戦火を逃れて一家で鹿追に来ました。そこで油絵を始め、十勝の風景や農耕馬・牛などをモチーフにした絵を描きました。6年前のNHK朝の連ドラ「なつぞら」で主人公なつが十勝にいる頃に重要な役割を担っていたのが絵の上手な同級生の山田天陽(吉沢亮)でした。この山田天陽のモデルになったのが神田日勝です。鹿追にある「神田日勝記念美術館」に...
堺市にある大仙古墳(伝・仁徳天皇陵)は日本最大の前方後円墳です。しかし地上からあの特徴的な鍵穴のような形は確認できません。正面からも鳥居と森が見えるだけです。前回書いた堺市役所21階の展望フロアは80mの高さがありますが、直線距離で1km離れているので、やはり大仙古墳は森にしか見えません。そこで堺市は世界遺産登録が決まった2019年に気球から古墳を眺められる計画を立てましたが、トラブルのため5年以上も話が停滞し...
堺市役所の最上階21階は地上80mの高さから360度の展望が見渡せる回廊式展望ロビーとして無料開放されています。以前に行ったことはありましたが、4月にリニューアルオープンされたというので再度行きました。展望フロアには木製のテーブルやベンチなどが置かれ、くつろぎながら景色を楽しめます。堺の伝統産業を紹介する壁面イラストや市内観光スポットの情報などがあります。また、展望ロビー北側スペースには、堺名誉大使を務め...
十勝の豊頃町のシンボル・ハルニレの木です。一時、日立の「この木なんの木」のCMで使われたという誤情報が出ていましたが、確かにそう言われてもおかしくない風格があります。豊頃町のカントリーサインにもなっています。2本の木が成長過程で一体化したもので、幹の周囲は約3.6m、高さは約18m、枝の幅は23mという大きさです。この木を見に行くのは3度目ですが、今のところ弱る様子もなく元気そうです。近くには「はるにれ休憩所」...
十勝の幕別町にある明野ケ丘公園です。その丘の上に立つ展望塔が「ピラ・リ」です。名前の由来はアイヌ語の「偉大なる崖」という意味だそうです。冬は明野が丘スキー場になるということでリフトがありました。地上8mの高さの展望タワーからは、幕別の街並みや広大な畑を眺めることができます。早朝に行くと、運が良ければ雲海が見られることもあるそうです。私の持っている地図に「まるでガウディのような前衛的なデザインの施設...
奈良の興福寺は、藤原不比等が平城遷都で開いた藤原氏の氏寺です。下の写真は興福寺の東金堂と五重塔です。いずれも国宝建築です。現在はこの光景を見ることはできません。というのも五重塔が120年ぶりの大修理に入ったからです。昨年から徐々に作業用足場で覆われはじめ、2月には完全に見えなくなってしまいました。しかしながら興福寺にはほかに価値ある建物や仏像は数多くあります。北円堂は興福寺の中で最も古い建築物で、国宝...
前回、柳月がNHKの連ドラで登場した「あんバタサン」というお菓子を商品化して販売に力を入れているという話をしました。柳月のスイートピアガーデンにはイートインコーナーがあるので、その「あんバタサン」をバラで買って食べてみました。この例えは柳月には失礼かもしれませんが、六花亭のバターサンドと似ているように思います。別に否定しているわけではなく、おいしいという意味です。ただやはり柳月の昔からの主力商品はし...
前回紹介した道の駅おとふけの隣には十勝の有名菓子メーカー柳月のスイートピアガーデンという工場兼店舗があります。柳月といえば、その主力商品は三方六です。いわゆるバウムクーヘンですね。しかし最近柳月は「あんバタサン」という新商品に力を入れています。これはNHK朝の連ドラ「なつぞら」の中で出てきた「雪月」という小さなお菓子屋が考案したお菓子です。この「雪月」は柳月をモデルにしていて、劇中に登場したお菓子を...
道の駅おとふけです。2022年春に場所を移し、規模も大きくなってリニューアルオープンしました。オープン直後に訪れましたが、日曜日ということもあり、たくさんの人でごった返していました。2年近く経った今なら人出も落ち着いたかなと思い再び訪れましたが、それでもかなり混んでいました。入り口横にはパンの「ますや」直営の「みちます」があり、さらに帯広豚丼の人気店「豚丼のぶたはげ」もあります。ちなみにいつも拝見して...
神戸市灘区の「なぎさ公園」は海に面した気持ちの良い公園です。、海沿いにある「ハーバーウォーク」はウォーキングやジョギングに最適で、この日も多くの市民が走っていました。広い園内には多彩なアート作品が並んでいます。下の写真のモニュメント「ゆめ・きずな」は、阪神・淡路大震災復興のモニュメントとして2001年に設置されたものです。カラフルな色がひときわ目を引くこの作品は長さが30mあり、遊び方が自由な子どもの遊...
前回紹介したビート資料館の前に鉄道の駅標とレールがあります。廃線になった国鉄広尾線が走っていた場所とは少しずれているし、単なるモニュメントかと思いながら入館しました。ところが中の展示を見て、ここがちゃんとした別の鉄道の駅だったことがわかりました。資料を見ると、日本甜菜製糖株式会社は十勝鉄道という私鉄を運営し、全道から集荷されたビートの搬入や砂糖製品の出荷をしていたそうです。十勝鉄道の路線図にも帯広...
帯広にあるビート資料館です。ビートは北海道の基幹作物で「甜菜(てんさい)」とも呼ばれており、砂糖の原料として使われています。資料館の造りはシンメトリーの構造で、入るとすぐ吹き抜け空間となっています。この資料館の場所にはかつて旧日本甜菜製糖帯広製糖所があり、一時は日本最大規模でしたが、1977年廃止されました。その跡地にこのビート資料館が作られ、ビート製糖に関する資料や模型などが展示されています。入館料...
京都市京セラ美術館に行きました。平安神宮のすぐ前にあります。目的は知人の松原一彦氏も出品している「第20回 日韓現代美術同行展」です。せっかくなので昨日書いた平安神宮神苑の無料公開日に合わせて訪れました。松原一彦氏の今回の作品は「Spiderweb」です。真鍮の蜘蛛の巣です。以前よりリアルさが増したような気がします。それ以外で私が印象に残ったのは「A wall of sheep」(高垣リミ氏)です。羊の体から人の足がたくさ...
平安神宮には神苑という広い日本庭園があります。通常は入園料600円ですが、年2回無料公開日があります。そこで昨日6月7日の無料公開日に合わせて行ってきました。神苑に入るとまず南神苑で、そこに日本最古の路面電車が置いてあります。明治44年に製造された車両で2020年に路面電車初の国の重要文化財に指定されました。西神苑はちょうど花菖蒲が見頃です。このときに合わせて無料公開日を設定しているのでしょうね。西神苑の白虎...
美瑛の三愛の丘展望公園です。パノラマロードにある赤い三角屋根が目印の展望スペースです。十勝連山が比較的近くで見られ、その手前の波状丘陵を望めるのがこの丘の特徴です。景色の見える方向はやや限られますが、南西方向の丘の景色は、なだらかな曲線が美しいです。周囲には畑が広がり四季折々の風景が楽しめそうです。言うまでもありませんが、畑は進入禁止です。美瑛の中心街から約5kmのところにあります。にほんブログ村人...
美瑛にある千代田の丘展望台です。三角屋根の展望塔が特徴です。この日は曇っていましたが、遠く東の方向に十勝岳連山を望むことができます。見晴らし台の2階からは360度の美瑛の風景を見ることができます。展望台の下には、かわいい小動物とふれあえる観光牧場があります。昔はここで乗馬のトレッキングをやっていて美瑛の丘を馬上から楽しんだこともありました。にほんブログ村人気ブログランキング...
美瑛の新栄の丘展望公園です。1個400kgあるという牧草ロールの人形が目印です。少し高い位置から幾重にも折り重なる丘の風景を一望することができます。訪れたのは午前中でしたが、ここは夕日のきれいな場所として有名です。以前訪れたときは曇天で、離れた場所にだけスポットライトのように光が差していました。その中で浮かび上がっている2本の木はパフィーの木です。昔パフィーが主役のドラマで登場したことで有名になった木で...
大阪・梅田のシンボルだった大阪マルビルが老朽化などの理由で昨年5月で営業を終了しました。1976年に誕生したマルビルは「日本初の円形超高層ビル」として話題になりました。学生時代から馴染みのあったマルビルも見納めと思い、写真を撮ってこのブログにも載せました。その翌月の昨年6月から解体工事が始まりました。そして解体工事が始まってから1年が経ち、いよいよ本当にマルビルが姿を消すときが近づきました。ついに5階建て...
羊蹄山の北北西あたりに富士見という地名があります。「蝦夷富士を見る」というわかりやすい地名です。そしてここに羊蹄姿見池と呼ばれる池があります。周囲130mほどの小さな池で、比較的訪れる人も少ないようです。池に羊蹄山がきれいに映ることから「姿見池」と呼ばれています。ここには羊蹄山の湧水が湧いています。ちょうど汲みに来ている人もいました。8年前に来たときは風は弱く池に波は立っていませんでしたが、肝心の山に...
前回紹介した三方五湖ですが、その全体を見るにはレインボーライン山頂公園へ行くのがおすすめです。リフトかケーブルカーで山頂公園まで上がります。写真に写っているレインボー傘は施設が日傘や雨傘として無料で貸してくれるものです。これを多くの人がさすことでSNS映えする効果を狙っているのでしょうね。山頂公園には5つのテラスがあり、三方五湖や若狭湾が一望できます。足湯やカフェもあります。山頂カフェなないろでジュー...
福井県の三方五湖です。北陸新幹線が敦賀まで延伸されて注目度が上がり訪れる人が増えているそうです。三方五湖は、三方湖、水月湖、菅湖、久々子湖、日向湖の5つの湖の総称です。5つの湖はそれぞれ水質や水深が違い、すべて濃さの違う青色に見えることから「五色の湖」と呼ばれています。下の写真は三方湖です。三方五湖の中で唯一の完全な淡水湖です。三方五湖の中でもっとも大きいのは水月湖です。近年、湖底に年縞と呼ばれる7...
道の駅「流氷街道網走」です。ここ数年連続して立ち寄っています。冬はここから流氷観光砕氷船おーろら号が出ています。夏はホエールウォッチングですが、私が乗ったときは空振りでした。売店では青い流氷ドラフトが網走地ビールとして人気です。ここの2階のレストランで昼食と思いましたが、ものすごく混んでいたので、ファーストフードで済まそうということになりました。食べたのは網走バーガーです。カラフトサーモンを網走産...
前回紹介した網走原生牧場です。今回は藻琴湖を巡るコースです。リーダーは下の写真のお馬さんです。名前はどんちゃんです。どんくさいからだそうです(笑)牧場に着いたときはいなかったのに、いつのまにか現れた看板猫の…名前は忘れましたm(__)m看板猫だけあって人に慣れています。でも少し頭をなでるとすぐにどこかへと出かけます。さすが猫だけあって自由気ままです。馬は柵の中で過ごしていますが、以前いつの間にか柵の外で...
北海道へ行くといつも立ち寄る網走原生牧場です。オホーツク海に面した高台にあります。この牧場は常連が多いような気がします。あまり宣伝していませんしね。レストランは別として、牧場は馬のおじさんの小西さんが一人でやっているのであまり多くの人が来ても対応しきれません。昔はその小西さんが馬に乗ってトレッキングコースを先導していましたが、ここ数年は東京農大オホーツクキャンパス馬術部の学生さんにまかせて、ご自分...
北海道むかわ町の穂別地区といえば、恐竜の全身骨格が発見され、それが2019年に新属新種と認められて話題になりました。付いた学名は「カムイサウルス・ジャポニクス」ですが、「むかわ竜」の愛称で知れ渡るようになり、むかわ町のPRにも一役買っています。2年前にむかわ竜のレプリカを展示しているむかわ町立穂別博物館を訪れ、このブログでも紹介しました。写真には「入館者数60万人達成」という幕が映っていますが、今はさらに...
紋別で行われている将棋の名人戦も2日目を迎え、今夜には決着がつきます。対局者の藤井名人・豊島九段の両名は紋別空港に着くや息つく暇もなく、いろいろなイベントに駆り出されていました。紋別海洋公園の中にある「オホーツクとっかりセンター」は、野生のアザラシを保護・飼育している「アザラシランド」とアザラシとふれあい体験ができる「アザラシシーパラダイス」の2つの施設の総称で、国内でも珍しいアザラシに特化した施...