翼を骨折しているところを保護されたオジロワシが、過去に散弾10発を受けていたことがわかったという記事が出ていました。撃たれたのはかなり前のようで、傷は自然治癒していたそうですが、散弾の状態から流れ弾ではなく、正面から狙って撃たれた可能性があるとのことです。数年前に網走の海岸で乗馬中にオジロワシを見かけましたが、そのときも近寄っても逃げないので猟銃があれば容易に撃つことはできたでしょう。狩猟には趣味や...
これまでの北海道旅行での情報や風景を中心としたブログです。また地元の関西周辺のお出かけ見聞録も多く掲載しています
1993年に初めて北海道を訪れて以来、何度となく訪れた北海道の見聞録です。また地元の関西周辺のことも掲載しています。
昨年8月にグランドオープンしたロイズタウンの前にはローズガーデンがあります。バラの見頃は7月上旬までなので、私が訪れた下旬はバラはほぼ終わっていました。それでも庭園にはほかの品種の花々が鮮やかに咲いていました。ロイズではこのロイズタウンのほかに、あいの里店と上江別店の2店舗にもローズガーデンがあります。ちなみに昨年訪れたのは7月上旬でしたので、下の写真のようにバラが見頃でした。ただこの直後に急にすごい...
地域タグ:北海道
網走のひまわりの名所・大曲湖畔園地に行きました。ここは7月中旬と9月上旬の2度見頃を迎えるそうです。行くと緑の原っぱが広がっています。初めて行った私は「どこにひまわり畑があるのだろうか」と車で探しながら付近を走りました。そして原っぱの中に簡易展望台を発見したときに、ようやく最初に目にしたこの広大な原っぱがひまわりの名所なのだと悟りました。私が訪れたのは7月19日でしたが、見頃を過ぎて刈り取られたあとだっ...
地域タグ:北海道
美瑛のケンとメリーの木です。日産のスカイライン(ケンとメリー)のテレビCMで使われたことから有名になり、ケンとメリーの木と名付けられました。木の近くには無料の駐車場もあり、今も多くの人がやって来ます。CMが流れていたのは1972年ですからもう半世紀以上も昔のことなのですけどね。確かに立派なポプラの木ですが、CMで使われたということを除けば、美瑛や富良野だけでもこのようなポプラの木はあちこちにあります。たとえば...
地域タグ:北海道
※今日は皆様のブログへの訪問ができないと思います。ご了承ください m(__)m----------------------------------------------------前回は北海道の昭和新山の話でしたが、今回は大阪の昭和山です。大阪市大正区の町の中にある昭和山は大阪市で2番目に高い山です。大阪市で2番目に高いといっても標高はわずか33mです。この山は、地下鉄工事のときに掘削された土砂を貯木池跡に盛り上げて作られた人工丘陵です。昭和45年にできたこと...
地域タグ:大阪府
前回紹介した昭和新山です。山の麓にはお土産屋さんやレストラン、さらにはクマ牧場があります。ちょうど昼時でしたので、昭和新山の前の店で軽く済ませることにしました。あげいもはボリュームがありそうだったのでプチいもを夫婦で1皿さらにどらいもをひとつ追加いも尽くしになりましたが、昼はこれで十分です。写真で見ると大きく見えますが、上の写真でプチいもに突き刺さっているのは爪楊枝ですから、たこ焼きくらいの大きさ...
地域タグ:北海道
小樽にある住吉神社です。海の神様として信仰されています。海運で栄えた小樽に深く根付いた神社です。この神社は定期的に行われる色鮮やかな「花手水」で知られており、SNS映えするということで訪れる人が多いようです。ただ私が気になったのは狛犬です。とくに口を開けている方の阿形の狛犬は明らかに笑っています。以前「笑う狛犬」ということで下の写真の滝川の江部乙神社の狛犬を紹介しました。しかしこの小樽の住吉神社の狛...
地域タグ:北海道
小樽公園は市内の中心にあって、市民会館や体育館、野球場などがある市民の公園です。私がこの公園に行ったのは見晴台からは市街地や港を一望できるという情報があったからです。しかし行ってみると公園の木々が眺望を遮り、見晴らしがよいとは言えません。夏ということもあるのでしょうが、木の隙間から景色をのぞくような感じです。公園の背後には天狗山があります。市街地や港を見たいのであればやはり天狗山ですね。冬になって...
地域タグ:北海道
道の駅うりまくです。ここは乗馬体験施設「鹿追ライディングパーク」が併設されている珍しい道の駅です。というか、もともと乗馬施設だけだったのが道の駅にもなったというのが正しいかもしれません。というのも道の駅に登録されたのは2005年ですが、初めてここで乗馬体験をしたのはそれより前でした。下の写真は道の駅の建物内にあるライディングシミュレーターです。本物の馬と同じ大きさで、全国に数台しかないそうです。1回90...
地域タグ:北海道
鹿追町瓜幕にあった瓜幕駅も前回紹介した北海道拓殖鉄道の駅でした。もともと瓜幕の市街地は別の場所でしたが、駅ができたためにこの周辺に新しい市街地を作りました。しかし昭和43年に北海道拓殖鉄道が廃止され、瓜幕駅も廃駅となりました。最近になってここに駅があったことを後世に残すべく、「瓜幕駅舎記念広場」を作り、レールなどのモニュメントと碑を設置しました。以前このブログで、67年前に廃駅になり、駅のあった場所も...
地域タグ:北海道
前回は曇天のレイクヒルファームの写真を掲載しましたが、8年前に訪れたときはいい天気でした。今回のブログはそのときの写真です。晴れていればこのように正面に羊蹄山を望むことができます。左側はニセコ連山です。本当に羊蹄山の独立した山容は絵になります。まさしく「蝦夷富士」の呼び名が当てはまります。見晴らしがいいと前回触れた11万年前の巨大噴火で火砕流が流れて平らになった「洞爺火砕流台地」の様子もよくわかりま...
地域タグ:北海道
洞爺湖を望む丘の上にあるレイクヒルファームです。ブログに載せようと準備していたら、昨日BS日テレ「北海道すたいる」で紹介されていました。ここは自社牧場の新鮮な牛乳を使ったジェラートで有名なお店です。このときはミルクとメロンの2種類をいただきました。この店のもうひとつの良さは羊蹄山を眺められることです。本来は下の写真の分厚い雲の向こうに羊蹄山があるのですが…このあたりは11万年前の巨大噴火で火砕流が流れて...
地域タグ:北海道
プロ野球日本ハムファイターズの本拠地「エスコンフィールド北海道」の近くに新駅を建設するにあたり、11日に北広島市とJR北海道は工事施工協定を締結し、新駅のデザインを公表しました。上の朝日新聞の記事によると、経費は総工費と駅前広場の整備費などで117億円かかり、このうち北広島市の実質的な負担は38~46億円の見込みだそうです。北海道新聞はこのことについて「新駅工事 北広島市に重い負担 行政サービス低下懸念」とい...
地域タグ:北海道
京都市岡崎にある京都府立図書館です。正面の外壁のみ1909(明治42)年当時の姿を残しています。関西建築界の父と称される武田五一氏デザインの建築物です。外壁中央上部の銘「京都図書館」の上に銀杏の葉の文様があります。銀杏の葉には紙の虫除けや防火の効果があるとされることから、武田五一氏が起用したのではないかと言われています。そして図書館の前庭には「二宮尊徳(金次郎)像」があります。読書に没頭する二宮尊徳の上半...
函館本線のJR大沼公園駅です。特急停車駅です。道内の特急停車駅でホームも線路も1つだけなのは、ここと稚内駅だけだそうです。洋風レトロな雰囲気の駅舎です。昭和3年に建てられたものです。道南を代表する観光地の大沼公園の玄関口ですが、コロナ前の2019年でも1日の乗降客数はわずか250人ほどです。やはり大沼公園へ来る人のほとんどは車や観光バスということですね。駅のとなりに国際交流センター(上の写真)があり、中には観...
地域タグ:北海道
昨日はたくさんの電柱のある尼崎市の電柱作業訓練所のことを書きましたが、今日はそのコンクリート電柱の元祖のことです。函館の金森赤レンガ倉庫群近くに現存する日本最古のコンクリート電柱があります。1923(大正12)年に建てられました。ですから築100年以上ですね。電柱の前にある説明板によると、当時は木製の電柱が主流でしたが、函館が大火の多い町であったことから耐火仕様のコンクリート電柱が作られたそうです。電柱と...
地域タグ:北海道
兵庫県尼崎市の南部は工業地帯で大きな工場や倉庫が並んでいます。アマゾンの巨大物流センターもこの近くにあります。このあたりは住宅も少なく、大きなトラックがたくさん走るので、歩いている人はほとんどいません。ただ元浜緑地公園や祇園橋緑地公園という緑豊かな公園があり、そこは子どもたちが遊んだり、桜や紅葉の写真を撮りに来る人がいます。その祇園橋緑地公園の横に空き地のような場所があり、そこにやたら多くの電柱が...
地域タグ:兵庫県
前回は宿泊した海の別邸ふる川からの晴天の太平洋の眺めを中心に載せました。そして翌朝はきれいな日の出が拝めました。とくに早起きして日の出を見るつもりはなかったのですが、たまたま目が覚めたらロビーに書いてあった日の出の時間でした。おそらくその案内を見たために無意識で体内時計が作用したのかもしれません。ということでカメラを片手に外に出ました。この旅館の立地が日の出を見るのに適した場所なのですね。水平線付...
地域タグ:北海道
宿泊した白老町の海の別邸ふる川は目の前に太平洋が広がります。泊まったのは最もリーズナブルな和室8畳の部屋でしたが、全室が海に面しているので、眺めは部屋のグレードに関係なく最高のオーシャンビューです。新しく作られたテラスには足湯もあり、ここに座って眺める太平洋も申し分ありません。ロビーラウンジの大きなガラスはこの宿の特徴のひとつです。ここからも太平洋が一望できます。また外に出てこの大きなガラスに映っ...
地域タグ:北海道
東旭川にある旭川兵村記念館です。前回紹介した旭川神社の境内にあります。明治24年、屯田兵による開拓がここ東旭川地区で始まりました。先人の功績を後世に伝えようと、1982(昭和57)年に東旭川地区の人々が中心となってこの記念館が建てられました。館内には、当時生活に使われていた屯田兵屋が復元され、実際に使われていた生活用品や農機具、さらに数々の記録や遺品が展示されています。また記念館から車で10分ほどの場所には...
地域タグ:北海道
旭川神社です。当然のことながら旭川市にあります。明治26年に鎮座した屯田兵ゆかりの神社です。女性神である天照大御神・木花咲耶姫命が祀られており、美のパワースポットとしても知られている神社です。ここも先日紹介した北見神社と同じく、北海道ご当地みくじシリーズ「えぞみくじ」があります。旭川神社のえぞみくじは米俵です。旭川の開拓の始まりは東旭川であり、この地から旭川が発展していったとの由来があります。この神...
地域タグ:北海道
上士幌町のタウシュベツ川橋梁は国鉄士幌線の橋梁でしたが、ダムの建設で鉄道はコースを変え、1955年に橋梁はダム湖に沈みました。しかしダム湖である糠平湖は発電などによって水位が変化するため、橋梁は水没と出現を繰り返し、その様子から「幻の橋」と呼ばれるようになり、人気の観光スポットになりました。このブログでも何度か紹介したことがあります。ただ水没・凍結・融解を繰り返すので劣化も早く、いつ崩落してもおかしく...
地域タグ:北海道
北見市の北見神社です。天照大御神のほかに、海の神様である住吉大神、農業の神様である豊受毘売神を祀っている北見で最も大きな神社です。北海道にあるいくつかの神社で頒布されている北海道ご当地みくじシリーズ「えぞみくじ」というおみくじがありますが、北見神社ではタマネギのおみくじ「福多招(ふくたまねき)みくじ」を引くことができます。砂の中からスコップ(シャベル)で掘って引きます。国道39号線沿いにあるのでわかり...
北見市にあるピアソン記念館です。2回目の訪問で、前回は大雨の中訪れました。大正3年に建てられたアメリカ人宣教師ピアソン夫妻の私邸を記念館として復元したものです。1階の床板などは新しくしていますが、ほとんどは当時のままで、場所もそのままだそうです。以前から北見で最も古い洋館ということはわかってはいたものの設計者は不明でした。たまたま訪れた人から「この建物はヴォーリズの設計ではないか」という指摘があり、...
地域タグ:北海道
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翼を骨折しているところを保護されたオジロワシが、過去に散弾10発を受けていたことがわかったという記事が出ていました。撃たれたのはかなり前のようで、傷は自然治癒していたそうですが、散弾の状態から流れ弾ではなく、正面から狙って撃たれた可能性があるとのことです。数年前に網走の海岸で乗馬中にオジロワシを見かけましたが、そのときも近寄っても逃げないので猟銃があれば容易に撃つことはできたでしょう。狩猟には趣味や...
前回は長崎の孔子廟や新中華街について書きましたが、今回は神戸の中の中国です。関帝廟は中国で財の神として名高い三国志の武将・関羽を祀った霊廟です。世界中のチャイナタウンにあり、神戸にもあります。孔子と関帝では時代が大きく異なりますが、同じ中国なので雰囲気が似ています。入り口の山門は典型的な中国風の門です。門の上部に掲げられた 「関帝廟」の扁額は、元蒋介石の秘書で世界的に有名な書道家が書いたものだそう...
長崎孔子廟は孔子の遺品を納め祀ったのが始まりです。1893(明治26)年に中国清朝政府と華僑によって建立されました。ひとつとして同じ顔のない七十二賢人の石像は、圧巻で荘厳な雰囲気です。 正面に孔子を祀る大成殿があり、その後ろに中国文化を紹介する中国歴代博物館があります。内部は撮影禁止です。この孔子廟から歩いてすぐの場所にあるのが長崎新地中華街です。横浜・神戸と並ぶ日本三大中華街のひとつです。東西、南北あ...
前回函館のイカがピンチだということを書きましたが、北海道漁港漁場協会は少しでも漁業に関心を持ってもらうために「難読漁港番付表」なるものを作りました。道内の難読漁港名を番付にしたもので、それによると東の横綱が羅臼町の「於尋麻布(おたずねまっぷ)」で、西の横綱が島牧村の「厚瀬(あっちゃせ)」です。北海道へよく行く私もある程度の地名は読めますが、漁村レベルとなると難しいです。中でも釧路と厚岸の海側を結ぶ...
函館といえばイカです。しかし近年漁獲量が減っており、今年も漁解禁日にほとんど獲れず、市場開設以来初めて初競りが中止されました。そして1週間後に出漁して何とか345キロを水揚げし、ようやく初競りができたということです。ただ昨年の同日には1000キロ以上が水揚げされており、初日の比較だと昨年の3分の1程度です。このままだと「イカのまち」ではなくなってしまいそうです。また知床ではカラフトマスの遡上が減っています。...
ここまで北海道の地方空港のことについて書いてきましたが、今回は九州の空港です。九州には多くの空港があり、国管理空港だけでも7ヶ所(福岡・北九州・長崎・大分・宮崎・熊本・鹿児島)あります。長崎空港はターミナルビルが教会の窓をイメージしたデザインで、屋上の鐘など各所が教会風になっていることが特徴です。大村湾に浮かぶ箕島を埋め立てた空港で、1975年に開港した世界初の海上空港です。今年で開港50年になります。...
札幌丘珠空港は、札幌都心から北東に直線距離で約6kmの場所にある空港です。滑走路は1500mが1本で、3000mが2本ある新千歳空港に比べるとかなり小規模です。函館や釧路といった道内都市を結ぶ便が多く発着し、ほかに三沢、新潟などを結ぶ便がありますが、東京や大阪を結ぶ路線はありません。この空港は陸上自衛隊丘珠駐屯地の飛行場でもあります。陸上自衛隊が管制業務を行うという珍しい空港です。2016年よりFDA(フジドリームエ...
オホーツク紋別空港です。前回書いた中標津空港よりさらに規模は小さく、現在は全日空の羽田往復便があるだけです。羽田空港からの便が到着するのは午後12時30分で、羽田空港に向けて出発するのは午後1時10分です。空港に行ったのは午後2時でしたのでもうここを発着する便はなく、中には入れましたが空港は実質閉店状態です。もちろん展望デッキに出ても航空機の姿はありません。外国人観光客の利用者数が増えて何とかコロナ前の水...
少し時間の余裕があったので何となく中標津空港に行ってみました。この空港にはかなり昔に来たことがあり、その時の印象が木のぬくもりのある空港でしたが、今回も変わらずというより一層きれいな木の作りになっていました。写真だけ見ていると、どこかの公民館の2階フロアという感じですね。ここで食後の缶コーヒーを飲んで休憩しつつ、このあとのドライブ計画を確認しました。テーブルもあって安上がりな喫茶タイムとなりました...
前回は函館の旧ロシア領事館と旧イギリス領事館のことを書きましたが、今回は長崎です。長崎の東山手十二番館は1868年に建設された建物で、ロシア領事館が置かれていました。外国人居留地を代表する洋風建築で、1998年国の重要文化財に指定されています。すぐ近くにある東山手甲十三番館は明治時代中期にフランス領事館として建てられた建物で、現在は無料で公開されているほか、喫茶店としても利用されています。そしてこれらの旧...
函館市にある旧ロシア領事館は明治41年に建築され、帝政ロシアの領事館としては日本に唯一現存する歴史的建造物です。30年前まで青少年研修施設として利用されていましたが、閉鎖後は老朽化して立ち入り禁止になっていました。そんな旧ロシア領事館を名古屋の企業が2021年に函館市から買い取って改修を進め、7月に高級ホテルとしてオープンすることになりました。全6室で、スイートルームは2名1室2食付きで1泊31万9000円ということ...
このブログで以前書いたことがありますが、クラーク博士の「初年よ大志を抱け」という名言は、北広島の島松駅逓所で札幌農学校に赴任してしていた博士が帰国するとき、見送りに来た学生たちに残したとされています。(恵庭だったという説もあるようですが…)現在国の史跡に指定されている旧島松駅逓所の近くには名言誕生の記念モニュメントが建っています。しかし名言が生まれた場所が北広島市だということの知名度は低く、有名な...
亀山社中は坂本龍馬とその同志により結成された日本初の商社兼私設海軍です。前回ブログで少し触れた坂本龍馬が学んだ神戸海軍操練所が閉鎖された直後の1865年に長崎で結社されました。老朽化していた龍馬が活動拠点として借りていた民家を当時に近い形で復元し、2009年から長崎市亀山社中記念館として一般に公開しています。名誉館長は龍馬の大ファンである俳優の武田鉄矢さんが務めており、床の間に掛かっている絵も武田鉄矢さん...
神戸の新名所TOTTEI(トッテイ)Iが4月にオープンしました。もともとは物流の拠点として倉庫が建ち並んでいた神戸港第2突堤でした。TOTTEIの中心施設は「GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)」です。プロバスケットボールチーム「神戸ストークス」の本拠地で、音楽ライブなども開催される予定です。TOTTEIの南端には海を眺められる広々とした緑のスペース「TOTTEI PARK」があります。そして「TOTTEI PARK」の広場全体を劇...
鹿追にある福原記念美術館です。前回書いた神田日勝記念美術館の近くにあります。十勝を中心に展開しているスーパー「フクハラ」の創業者である福原治平氏が長年にわたり収集してきたコレクションを一般に公開するために設立した美術館です。くつろぎながら芸術を楽めるよう喫茶スペースやテラスがあり、撮影もOKで、気軽に芸術品に触れあえる美術館です。六花亭の花柄包装紙でおなじみ 坂本直行 無題連ドラ「>なつぞら>」でブレ...
十勝の鹿追ゆかりの画家・神田日勝をご存じでしょうか。神田日勝は東京生まれですが、戦火を逃れて一家で鹿追に来ました。そこで油絵を始め、十勝の風景や農耕馬・牛などをモチーフにした絵を描きました。6年前のNHK朝の連ドラ「なつぞら」で主人公なつが十勝にいる頃に重要な役割を担っていたのが絵の上手な同級生の山田天陽(吉沢亮)でした。この山田天陽のモデルになったのが神田日勝です。鹿追にある「神田日勝記念美術館」に...
堺市にある大仙古墳(伝・仁徳天皇陵)は日本最大の前方後円墳です。しかし地上からあの特徴的な鍵穴のような形は確認できません。正面からも鳥居と森が見えるだけです。前回書いた堺市役所21階の展望フロアは80mの高さがありますが、直線距離で1km離れているので、やはり大仙古墳は森にしか見えません。そこで堺市は世界遺産登録が決まった2019年に気球から古墳を眺められる計画を立てましたが、トラブルのため5年以上も話が停滞し...
堺市役所の最上階21階は地上80mの高さから360度の展望が見渡せる回廊式展望ロビーとして無料開放されています。以前に行ったことはありましたが、4月にリニューアルオープンされたというので再度行きました。展望フロアには木製のテーブルやベンチなどが置かれ、くつろぎながら景色を楽しめます。堺の伝統産業を紹介する壁面イラストや市内観光スポットの情報などがあります。また、展望ロビー北側スペースには、堺名誉大使を務め...
十勝の豊頃町のシンボル・ハルニレの木です。一時、日立の「この木なんの木」のCMで使われたという誤情報が出ていましたが、確かにそう言われてもおかしくない風格があります。豊頃町のカントリーサインにもなっています。2本の木が成長過程で一体化したもので、幹の周囲は約3.6m、高さは約18m、枝の幅は23mという大きさです。この木を見に行くのは3度目ですが、今のところ弱る様子もなく元気そうです。近くには「はるにれ休憩所」...
十勝の幕別町にある明野ケ丘公園です。その丘の上に立つ展望塔が「ピラ・リ」です。名前の由来はアイヌ語の「偉大なる崖」という意味だそうです。冬は明野が丘スキー場になるということでリフトがありました。地上8mの高さの展望タワーからは、幕別の街並みや広大な畑を眺めることができます。早朝に行くと、運が良ければ雲海が見られることもあるそうです。私の持っている地図に「まるでガウディのような前衛的なデザインの施設...
前回、柳月がNHKの連ドラで登場した「あんバタサン」というお菓子を商品化して販売に力を入れているという話をしました。柳月のスイートピアガーデンにはイートインコーナーがあるので、その「あんバタサン」をバラで買って食べてみました。この例えは柳月には失礼かもしれませんが、六花亭のバターサンドと似ているように思います。別に否定しているわけではなく、おいしいという意味です。ただやはり柳月の昔からの主力商品はし...
前回紹介した道の駅おとふけの隣には十勝の有名菓子メーカー柳月のスイートピアガーデンという工場兼店舗があります。柳月といえば、その主力商品は三方六です。いわゆるバウムクーヘンですね。しかし最近柳月は「あんバタサン」という新商品に力を入れています。これはNHK朝の連ドラ「なつぞら」の中で出てきた「雪月」という小さなお菓子屋が考案したお菓子です。この「雪月」は柳月をモデルにしていて、劇中に登場したお菓子を...
道の駅おとふけです。2022年春に場所を移し、規模も大きくなってリニューアルオープンしました。オープン直後に訪れましたが、日曜日ということもあり、たくさんの人でごった返していました。2年近く経った今なら人出も落ち着いたかなと思い再び訪れましたが、それでもかなり混んでいました。入り口横にはパンの「ますや」直営の「みちます」があり、さらに帯広豚丼の人気店「豚丼のぶたはげ」もあります。ちなみにいつも拝見して...
神戸市灘区の「なぎさ公園」は海に面した気持ちの良い公園です。、海沿いにある「ハーバーウォーク」はウォーキングやジョギングに最適で、この日も多くの市民が走っていました。広い園内には多彩なアート作品が並んでいます。下の写真のモニュメント「ゆめ・きずな」は、阪神・淡路大震災復興のモニュメントとして2001年に設置されたものです。カラフルな色がひときわ目を引くこの作品は長さが30mあり、遊び方が自由な子どもの遊...
前回紹介したビート資料館の前に鉄道の駅標とレールがあります。廃線になった国鉄広尾線が走っていた場所とは少しずれているし、単なるモニュメントかと思いながら入館しました。ところが中の展示を見て、ここがちゃんとした別の鉄道の駅だったことがわかりました。資料を見ると、日本甜菜製糖株式会社は十勝鉄道という私鉄を運営し、全道から集荷されたビートの搬入や砂糖製品の出荷をしていたそうです。十勝鉄道の路線図にも帯広...
帯広にあるビート資料館です。ビートは北海道の基幹作物で「甜菜(てんさい)」とも呼ばれており、砂糖の原料として使われています。資料館の造りはシンメトリーの構造で、入るとすぐ吹き抜け空間となっています。この資料館の場所にはかつて旧日本甜菜製糖帯広製糖所があり、一時は日本最大規模でしたが、1977年廃止されました。その跡地にこのビート資料館が作られ、ビート製糖に関する資料や模型などが展示されています。入館料...
京都市京セラ美術館に行きました。平安神宮のすぐ前にあります。目的は知人の松原一彦氏も出品している「第20回 日韓現代美術同行展」です。せっかくなので昨日書いた平安神宮神苑の無料公開日に合わせて訪れました。松原一彦氏の今回の作品は「Spiderweb」です。真鍮の蜘蛛の巣です。以前よりリアルさが増したような気がします。それ以外で私が印象に残ったのは「A wall of sheep」(高垣リミ氏)です。羊の体から人の足がたくさ...
平安神宮には神苑という広い日本庭園があります。通常は入園料600円ですが、年2回無料公開日があります。そこで昨日6月7日の無料公開日に合わせて行ってきました。神苑に入るとまず南神苑で、そこに日本最古の路面電車が置いてあります。明治44年に製造された車両で2020年に路面電車初の国の重要文化財に指定されました。西神苑はちょうど花菖蒲が見頃です。このときに合わせて無料公開日を設定しているのでしょうね。西神苑の白虎...
美瑛の三愛の丘展望公園です。パノラマロードにある赤い三角屋根が目印の展望スペースです。十勝連山が比較的近くで見られ、その手前の波状丘陵を望めるのがこの丘の特徴です。景色の見える方向はやや限られますが、南西方向の丘の景色は、なだらかな曲線が美しいです。周囲には畑が広がり四季折々の風景が楽しめそうです。言うまでもありませんが、畑は進入禁止です。美瑛の中心街から約5kmのところにあります。にほんブログ村人...
美瑛にある千代田の丘展望台です。三角屋根の展望塔が特徴です。この日は曇っていましたが、遠く東の方向に十勝岳連山を望むことができます。見晴らし台の2階からは360度の美瑛の風景を見ることができます。展望台の下には、かわいい小動物とふれあえる観光牧場があります。昔はここで乗馬のトレッキングをやっていて美瑛の丘を馬上から楽しんだこともありました。にほんブログ村人気ブログランキング...
美瑛の新栄の丘展望公園です。1個400kgあるという牧草ロールの人形が目印です。少し高い位置から幾重にも折り重なる丘の風景を一望することができます。訪れたのは午前中でしたが、ここは夕日のきれいな場所として有名です。以前訪れたときは曇天で、離れた場所にだけスポットライトのように光が差していました。その中で浮かび上がっている2本の木はパフィーの木です。昔パフィーが主役のドラマで登場したことで有名になった木で...
大阪・梅田のシンボルだった大阪マルビルが老朽化などの理由で昨年5月で営業を終了しました。1976年に誕生したマルビルは「日本初の円形超高層ビル」として話題になりました。学生時代から馴染みのあったマルビルも見納めと思い、写真を撮ってこのブログにも載せました。その翌月の昨年6月から解体工事が始まりました。そして解体工事が始まってから1年が経ち、いよいよ本当にマルビルが姿を消すときが近づきました。ついに5階建て...
羊蹄山の北北西あたりに富士見という地名があります。「蝦夷富士を見る」というわかりやすい地名です。そしてここに羊蹄姿見池と呼ばれる池があります。周囲130mほどの小さな池で、比較的訪れる人も少ないようです。池に羊蹄山がきれいに映ることから「姿見池」と呼ばれています。ここには羊蹄山の湧水が湧いています。ちょうど汲みに来ている人もいました。8年前に来たときは風は弱く池に波は立っていませんでしたが、肝心の山に...
前回紹介した三方五湖ですが、その全体を見るにはレインボーライン山頂公園へ行くのがおすすめです。リフトかケーブルカーで山頂公園まで上がります。写真に写っているレインボー傘は施設が日傘や雨傘として無料で貸してくれるものです。これを多くの人がさすことでSNS映えする効果を狙っているのでしょうね。山頂公園には5つのテラスがあり、三方五湖や若狭湾が一望できます。足湯やカフェもあります。山頂カフェなないろでジュー...
福井県の三方五湖です。北陸新幹線が敦賀まで延伸されて注目度が上がり訪れる人が増えているそうです。三方五湖は、三方湖、水月湖、菅湖、久々子湖、日向湖の5つの湖の総称です。5つの湖はそれぞれ水質や水深が違い、すべて濃さの違う青色に見えることから「五色の湖」と呼ばれています。下の写真は三方湖です。三方五湖の中で唯一の完全な淡水湖です。三方五湖の中でもっとも大きいのは水月湖です。近年、湖底に年縞と呼ばれる7...
道の駅「流氷街道網走」です。ここ数年連続して立ち寄っています。冬はここから流氷観光砕氷船おーろら号が出ています。夏はホエールウォッチングですが、私が乗ったときは空振りでした。売店では青い流氷ドラフトが網走地ビールとして人気です。ここの2階のレストランで昼食と思いましたが、ものすごく混んでいたので、ファーストフードで済まそうということになりました。食べたのは網走バーガーです。カラフトサーモンを網走産...
前回紹介した網走原生牧場です。今回は藻琴湖を巡るコースです。リーダーは下の写真のお馬さんです。名前はどんちゃんです。どんくさいからだそうです(笑)牧場に着いたときはいなかったのに、いつのまにか現れた看板猫の…名前は忘れましたm(__)m看板猫だけあって人に慣れています。でも少し頭をなでるとすぐにどこかへと出かけます。さすが猫だけあって自由気ままです。馬は柵の中で過ごしていますが、以前いつの間にか柵の外で...
北海道へ行くといつも立ち寄る網走原生牧場です。オホーツク海に面した高台にあります。この牧場は常連が多いような気がします。あまり宣伝していませんしね。レストランは別として、牧場は馬のおじさんの小西さんが一人でやっているのであまり多くの人が来ても対応しきれません。昔はその小西さんが馬に乗ってトレッキングコースを先導していましたが、ここ数年は東京農大オホーツクキャンパス馬術部の学生さんにまかせて、ご自分...
北海道むかわ町の穂別地区といえば、恐竜の全身骨格が発見され、それが2019年に新属新種と認められて話題になりました。付いた学名は「カムイサウルス・ジャポニクス」ですが、「むかわ竜」の愛称で知れ渡るようになり、むかわ町のPRにも一役買っています。2年前にむかわ竜のレプリカを展示しているむかわ町立穂別博物館を訪れ、このブログでも紹介しました。写真には「入館者数60万人達成」という幕が映っていますが、今はさらに...
紋別で行われている将棋の名人戦も2日目を迎え、今夜には決着がつきます。対局者の藤井名人・豊島九段の両名は紋別空港に着くや息つく暇もなく、いろいろなイベントに駆り出されていました。紋別海洋公園の中にある「オホーツクとっかりセンター」は、野生のアザラシを保護・飼育している「アザラシランド」とアザラシとふれあい体験ができる「アザラシシーパラダイス」の2つの施設の総称で、国内でも珍しいアザラシに特化した施...