北海道日本ハムファイターズの本拠地エスコンフィールド北海道がギネス世界記録に認定されたことを運営会社が発表しました。認定されたのは「スタジアムにおける最大の連続したガラスファサード」、つまり世界最大のガラスの壁面を持つスタジアムとして認定されたということです。私は2023年夏に訪れましたが、確かに正面全体がガラスで覆われた球場は印象的でした。ガラス壁の認定面積は7241.7平方メートルあるそうです。開発本...
これまでの北海道旅行での情報や風景を中心としたブログです。また地元の関西周辺のお出かけ見聞録も多く掲載しています
1993年に初めて北海道を訪れて以来、何度となく訪れた北海道の見聞録です。また地元の関西周辺のことも掲載しています。
連日ヴォーリズ建築についての話で恐縮ですm(__)m兵庫県西宮市の神戸女学院キャンパスには多くのヴォーリズ建築が残っており、今もなお現役活用されています。この神戸女学院のヴォーリズ建築の一部が6月21日・28日・7月5日に一般公開されるという新聞記事が出ていたので、申し込んで行ってきました。内部が公開されたのは図書館です。全面北向きの大窓は、強い日差しから本を保護しながらも、夕方でも閲覧室の明るさを保つための...
地域タグ:兵庫県
前回紹介した建築家のヴォーリズは、近江八幡に拠点を置いていた関係で、滋賀県を中心に彼が手掛けた建築物が多く残っています。その中でも滋賀県高島市今津町にはヴォーリズ建築が3つ並ぶ珍しい場所があります。まず今津ヴォーリズ資料館です。元々は百三十三銀行(現・滋賀銀行)今津支店として1923(大正12)年に建てられたもので、国の登録有形文化財に登録されています。現在はヴォーリズ建築についての資料が展示されていま...
地域タグ:滋賀県
ウィリアム・メレル・ヴォーリズは1905(明治38)年に滋賀県近江八幡市の県立商業学校の英語教師として来日し、建築家としても日本で数多くの西洋建築を手掛けた人です。今でもヴォーリズ建築は各地に残っており、とくに近江八幡市に多く残っています。アンドリュース記念館(旧近江八幡YMCA会館)はヴォーリズがデザインした最初の建築物を移築したものです。1907(明治40)年築で、2009(平成19)年に国の登録有形文化財に指...
地域タグ:滋賀県
網走にある桂ヶ岡砦跡です。国の史跡にも指定されている近世アイヌ文化期のチャシの遺構です。チャシとはアイヌの砦です。道内にはいくつかのチャシ跡が残っていますが、ここは規模が大きく保存状態もよい北海道の代表的なチャシ跡です。単なる森にしか見えませんが…;直径は32.5mで東西に長い形をしており、地形を活かして築かれているのが特徴です。北側を除いて二重の堀が掘られています。けっこうな急斜面です。場所は前回紹介...
地域タグ:北海道
網走市立郷土博物館です。4年前に入館したので、今回は中には入らずに外観のみを改めて鑑賞しました。 建物は昭和11年に開館した北海道最古の博物館建造物です。建築家田上義也氏の設計です。北海道を拠点に大正から昭和にかけて活躍した建築家で、豊平川さけ科学館など札幌近郊に現在も残っている建築物も多いそうです。 内部も幾何学模様のステンドグラスやらせん階段、正方形小窓から館内の木製展示ケー...
地域タグ:北海道
前回紹介したニトリが運営する小樽芸術村の4館の中で、ステンドグラス美術館に入りました。19世紀後半から20世紀初頭にイギリスで作られた、約100点の教会の窓に飾られていたステンドグラスを展示しています。吹き抜け2階建ての内部は四方がステンドグラスで埋め尽くされており、その鮮やかさに圧倒されます。それぞれの作品の前には作品名と解説がありましたので、それを読みながら作品を見ると、より描かれている内容がわかりや...
地域タグ:北海道
小樽運河の近くにある「小樽芸術村」は、20世紀前半に建てられた歴史的建造物を活かした4つの美術館の総称です。あのニトリが運営しています。①ステンドグラス美術館には実際にイギリスの教会にあったステンドグラス約100点を展示しています。旧高橋倉庫と旧荒田商会の建物を利用しています。入館料1200円です。②2022年に国の重要文化財に指定された旧三井銀行小樽支店はそのまま中も見ることができます。入館料500円です。③似鳥美...
地域タグ:北海道
以前、北海道旅行最終日にフェリー出発までの時間つぶしに利用したイオンモール苫小牧です。そしてまた今回も旅行最終日に行きました。つまり2年連続して帰りのフェリー前の時間つぶしに利用しました。せっかくなので生鮮売り場をチェックします。ホッケなどの海産物やじゃがいもなどの野菜類を見て、買って帰れるものがあれば購入します。と言ってもフェリーなので冷凍物は無理です。結局は買うとしても豚丼のタレやご当地のレト...
昨日は函館の伝統的建造物などについて書きました。函館といえば洋風建築や教会のイメージが強いですが、それに対して京都はその真逆に神社仏閣など和風建築のイメージです。しかし京都は意外と教会も多く、人口10万人当たりの教会の数は74で、これは全国5位になります。ちなみに同じ統計で寺院13位、神社32位ですから、実際の印象とかなり異なります。そこで今回は京都御苑の近くにある2つの教会建築を紹介します。まず京都ハリス...
地域タグ:京都市
函館の函館港と函館山にはさまれた元町・末広町あたりの西部地区は、「伝統的建造物群保存地区(通称「でんけん地区」)」として、異国情緒豊かな街の景観や建造物を保護しているエリアです。函館市はこの「でんけん地区」の歴史的価値のある建物を「伝統的建造物」に指定しています。旧函館区公会堂やハリストス正教会などガイドブックに載っている建物のほとんどは「伝統的建造物」ですし、このブログで紹介した旧カールレイモン...
地域タグ:北海道
函館の相馬株式会社は、初代・相馬哲平(2代目も同名)が1863(文久3)年に米穀商「相馬商店」として開業した会社です。今なお現役の社屋は、1916(大正5)年に完成したものです。昨日紹介したカールレイモン旧宅と同じく、函館市の「伝統的建造物」に指定されています。木造2階建ての鉄板葺き屋根に突き出た窓はルネッサンス様式です。基坂と電車通りの交差点に建っています。市電がこの建物の前を通過する映像は何度かテレビで見た...
地域タグ:北海道
函館カール・レイモン元町店はです。建物は函館市が指定する「伝統的建造物」です。カールレイモンはドイツ生まれで、ハム・ソーセージを食べる習慣のなかった日本に来て、函館で日本人女性と結婚し、1924年にハム・ソーセージの店と工場を開業しました。今ではカールレイモンは函館を代表するハム・ソーセージの老舗ブランドです。現在の函館カール・レイモン元町店は初期の工場跡です。店内にはイートインコーナーもあり、焼き立...
地域タグ:北海道
震度5以上の地震が多くなっている昨今、古い建物の耐震補強が急がれます。前回書いた清州城などのコンクリート製の模擬天守は耐震補強工事は自由にできますが、歴史的価値がある天守はそうはいきません。現在、築城当時からそのままの姿で建っている現存12天守のうち、国宝に指定されている天守は5つあります。国宝であるがゆえに、耐震補強するにもいろいろな制約があって通常の耐震工事の何倍もの手間がかかります。それでもすで...
愛知県清須市の清洲城です。織田信長が拠点とした城ですが、写真の天守は1989年に造られた鉄筋コンクリート製の模擬天守です。創建時の資料が残っていないので、外観・規模とも想像で設計されました。城跡は開発によって大部分が失われ、本丸土塁の一部が残るのみです。下の写真に見える朱色の大手橋の向こうの清洲古城跡公園に発掘された石垣の一部が復元されています。ちなみに横の線路はJR在来線と新幹線です。この城が有名なの...
前回、柳月がNHKの連ドラで登場した「あんバタサン」というお菓子を商品化して販売に力を入れているという話をしました。柳月のスイートピアガーデンにはイートインコーナーがあるので、その「あんバタサン」をバラで買って食べてみました。この例えは柳月には失礼かもしれませんが、六花亭のバターサンドと似ているように思います。別に否定しているわけではなく、おいしいという意味です。ただやはり柳月の昔からの主力商品はし...
地域タグ:北海道
前回紹介した道の駅おとふけの隣には十勝の有名菓子メーカー柳月のスイートピアガーデンという工場兼店舗があります。柳月といえば、その主力商品は三方六です。いわゆるバウムクーヘンですね。しかし最近柳月は「あんバタサン」という新商品に力を入れています。これはNHK朝の連ドラ「なつぞら」の中で出てきた「雪月」という小さなお菓子屋が考案したお菓子です。この「雪月」は柳月をモデルにしていて、劇中に登場したお菓子を...
地域タグ:北海道
道の駅おとふけです。2022年春に場所を移し、規模も大きくなってリニューアルオープンしました。オープン直後に訪れましたが、日曜日ということもあり、たくさんの人でごった返していました。2年近く経った今なら人出も落ち着いたかなと思い再び訪れましたが、それでもかなり混んでいました。入り口横にはパンの「ますや」直営の「みちます」があり、さらに帯広豚丼の人気店「豚丼のぶたはげ」もあります。ちなみにいつも拝見して...
地域タグ:北海道
神戸市灘区の「なぎさ公園」は海に面した気持ちの良い公園です。、海沿いにある「ハーバーウォーク」はウォーキングやジョギングに最適で、この日も多くの市民が走っていました。広い園内には多彩なアート作品が並んでいます。下の写真のモニュメント「ゆめ・きずな」は、阪神・淡路大震災復興のモニュメントとして2001年に設置されたものです。カラフルな色がひときわ目を引くこの作品は長さが30mあり、遊び方が自由な子どもの遊...
地域タグ:兵庫県
前回紹介したビート資料館の前に鉄道の駅標とレールがあります。廃線になった国鉄広尾線が走っていた場所とは少しずれているし、単なるモニュメントかと思いながら入館しました。ところが中の展示を見て、ここがちゃんとした別の鉄道の駅だったことがわかりました。資料を見ると、日本甜菜製糖株式会社は十勝鉄道という私鉄を運営し、全道から集荷されたビートの搬入や砂糖製品の出荷をしていたそうです。十勝鉄道の路線図にも帯広...
地域タグ:北海道
帯広にあるビート資料館です。ビートは北海道の基幹作物で「甜菜(てんさい)」とも呼ばれており、砂糖の原料として使われています。資料館の造りはシンメトリーの構造で、入るとすぐ吹き抜け空間となっています。この資料館の場所にはかつて旧日本甜菜製糖帯広製糖所があり、一時は日本最大規模でしたが、1977年廃止されました。その跡地にこのビート資料館が作られ、ビート製糖に関する資料や模型などが展示されています。入館料...
地域タグ:北海道
京都市京セラ美術館に行きました。平安神宮のすぐ前にあります。目的は知人の松原一彦氏も出品している「第20回 日韓現代美術同行展」です。せっかくなので昨日書いた平安神宮神苑の無料公開日に合わせて訪れました。松原一彦氏の今回の作品は「Spiderweb」です。真鍮の蜘蛛の巣です。以前よりリアルさが増したような気がします。それ以外で私が印象に残ったのは「A wall of sheep」(高垣リミ氏)です。羊の体から人の足がたくさ...
地域タグ:京都市
美瑛の三愛の丘展望公園です。パノラマロードにある赤い三角屋根が目印の展望スペースです。十勝連山が比較的近くで見られ、その手前の波状丘陵を望めるのがこの丘の特徴です。景色の見える方向はやや限られますが、南西方向の丘の景色は、なだらかな曲線が美しいです。周囲には畑が広がり四季折々の風景が楽しめそうです。言うまでもありませんが、畑は進入禁止です。美瑛の中心街から約5kmのところにあります。にほんブログ村人...
地域タグ:北海道
美瑛にある千代田の丘展望台です。三角屋根の展望塔が特徴です。この日は曇っていましたが、遠く東の方向に十勝岳連山を望むことができます。見晴らし台の2階からは360度の美瑛の風景を見ることができます。展望台の下には、かわいい小動物とふれあえる観光牧場があります。昔はここで乗馬のトレッキングをやっていて美瑛の丘を馬上から楽しんだこともありました。にほんブログ村人気ブログランキング...
地域タグ:北海道
美瑛の新栄の丘展望公園です。1個400kgあるという牧草ロールの人形が目印です。少し高い位置から幾重にも折り重なる丘の風景を一望することができます。訪れたのは午前中でしたが、ここは夕日のきれいな場所として有名です。以前訪れたときは曇天で、離れた場所にだけスポットライトのように光が差していました。その中で浮かび上がっている2本の木はパフィーの木です。昔パフィーが主役のドラマで登場したことで有名になった木で...
地域タグ:北海道
大阪・梅田のシンボルだった大阪マルビルが老朽化などの理由で昨年5月で営業を終了しました。1976年に誕生したマルビルは「日本初の円形超高層ビル」として話題になりました。学生時代から馴染みのあったマルビルも見納めと思い、写真を撮ってこのブログにも載せました。その翌月の昨年6月から解体工事が始まりました。そして解体工事が始まってから1年が経ち、いよいよ本当にマルビルが姿を消すときが近づきました。ついに5階建て...
地域タグ:大阪府
羊蹄山の北北西あたりに富士見という地名があります。「蝦夷富士を見る」というわかりやすい地名です。そしてここに羊蹄姿見池と呼ばれる池があります。周囲130mほどの小さな池で、比較的訪れる人も少ないようです。池に羊蹄山がきれいに映ることから「姿見池」と呼ばれています。ここには羊蹄山の湧水が湧いています。ちょうど汲みに来ている人もいました。8年前に来たときは風は弱く池に波は立っていませんでしたが、肝心の山に...
地域タグ:北海道
前回紹介した三方五湖ですが、その全体を見るにはレインボーライン山頂公園へ行くのがおすすめです。リフトかケーブルカーで山頂公園まで上がります。写真に写っているレインボー傘は施設が日傘や雨傘として無料で貸してくれるものです。これを多くの人がさすことでSNS映えする効果を狙っているのでしょうね。山頂公園には5つのテラスがあり、三方五湖や若狭湾が一望できます。足湯やカフェもあります。山頂カフェなないろでジュー...
福井県の三方五湖です。北陸新幹線が敦賀まで延伸されて注目度が上がり訪れる人が増えているそうです。三方五湖は、三方湖、水月湖、菅湖、久々子湖、日向湖の5つの湖の総称です。5つの湖はそれぞれ水質や水深が違い、すべて濃さの違う青色に見えることから「五色の湖」と呼ばれています。下の写真は三方湖です。三方五湖の中で唯一の完全な淡水湖です。三方五湖の中でもっとも大きいのは水月湖です。近年、湖底に年縞と呼ばれる7...
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北海道日本ハムファイターズの本拠地エスコンフィールド北海道がギネス世界記録に認定されたことを運営会社が発表しました。認定されたのは「スタジアムにおける最大の連続したガラスファサード」、つまり世界最大のガラスの壁面を持つスタジアムとして認定されたということです。私は2023年夏に訪れましたが、確かに正面全体がガラスで覆われた球場は印象的でした。ガラス壁の認定面積は7241.7平方メートルあるそうです。開発本...
前回書きましたように小樽のかつての海岸線だった崖を上り切った場所にあるのが水天宮です。名前の通り水の神様です。標高55mの境内からは小樽港や小樽の街並みを一望できます。この場所は小樽市重要眺望地点としても登録されています。実際には目の前の木々や電線が邪魔に感じましたが…私は裏側から入りましたが、正面は下の写真の外人坂を上って参拝します。帰りはここを下りましたが、階段が急勾配である上に足を乗せる場所の...
昔の小樽の海岸線は現在よりも内陸で、観光客の多い小樽運河や北一硝子などがある堺町通りあたりは海でした。かつての海岸線の名残が堺町通りに確認できます。下の写真で車のある場所は海でした。この海岸線だった崖に沿って上がってみます。けっこう急な勾配です。冬に来たときはこの坂道は通行禁止になっていました。危険ですからね。坂を上っていくと歴史的価値のある建物もあります。下の写真は旧板谷邸です。大正から昭和にか...
現在の小樽市鰊御殿は、1897(明治30)年に積丹の泊村に建てられ、1958年(昭和33)年に移築復元されたものです。2023年の大雨で玄関前の斜面が崩落し、長らく拝観中止の状態でしたが、ようやく修復工事が終わり、今月から再開されました。全盛期には120人程の漁夫が寝泊まりし、漁期外でも越年仕事のため30人程度は常住していたと言われています。建物の中には、にしん漁やにしん加工に使われた道具や、番屋で暮らした人々の生活...
長崎の代表的なお菓子といえばカステラです。長崎には老舗カステラ店の御三家があります。まず1624年創業の福砂屋です。ミキサーを使わず手づくりにこだわったカステラはふわふわでしっとりしています。宿でつまむために「フクサヤキューブ」も買いました。小分けのカステラ2個入りで、季節によって色が変わる小箱がおしゃれです。なお本店で購入すると写真に映っている日付の入った札がもらえます。次に1900年創業の文明堂です。...
昨日のブログで北海道の日本一の直線道路は、囚人たちがその建設に駆り出され、わずか90日間で完成したという話を書きました。その囚人たちが収監されていた月形町の樺戸集治監は北海道で最初の刑務所です。現在は月形樺戸博物館になっています。そしてその初代所長は月形潔という人物です。彼はわざわざ戸籍を故郷の福岡から樺戸に移して開拓にあたり、2000人もの囚人を効率よく動かして北海道の開拓を進めました。国道12号の主要...
前回紹介した砂川スイーツロードは下のマップのように国道12号線沿いを中心におよそ20店舗のスイーツ店が並んでいます。この国道12号線は札幌と旭川を結ぶ幹線道路ですが、とくに美唄~滝川間は日本一の直線道路として知られています。直線が始まる地点にはそれを示すモニュメントがあります。砂川スイーツロードはその直線部分にあたります。その直線距離は29.1kmに及びます。この直線距離は大阪~神戸や東京~横浜とほぼ同じです...
阪急うめだ本店で春の北海道物産大会が開催中です。今回の私の目あては、砂川にある「お菓子のほんだ」のアップルパイです。店には3種類のパイがありましたが、私が買ったのは「七飯町産紅玉林檎と発酵バターのアップルパイ」です。食べる前に中を見るとおいしそうな紅玉がたっぷり入っていました。りんごの酸味とバターがマッチして実においしかったです。また今回は「お菓子のほんだ」はソフトクリームも出していて、こちらもい...
札幌市営地下鉄で26日からクレジットカードなどのタッチ決済で乗車できるようになるというニュースが出ていました。関西でも昨秋からほとんどの私鉄でタッチ決済による乗車が可能となりました。私はクレジットカードは所持していましたが、タッチ決済ができない仕様でしたので、その機会にタッチ決済可能のカードに変更しました。ただ地元の鉄道でしたら、わざわざクレジットカードで乗らなくても交通系ICカードがあるのでそちらを...
浦河町にあるうらかわ優駿ビレッジ「AERU アエル」です。乗馬など馬とふれあう体験ができる施設です。前回も書いたように浦河町は競走馬の生産地として有名ですが、「AERU アエル」は浦河町を代表する日本最大級の乗馬リゾート施設です。宿泊することもでき、私も何度か泊ったことがあります。アエルの体験プログラムの中に、近くのJRA育成牧場で疾走できる体験プログラムがあります。妻は以前これに参加したことがありましたが、...
浦河町乗馬公園は、「5000人町民乗馬」をスローガンとする浦河町の乗馬普及の拠点となっている施設です。浦河町の人口はおよそ1.1万人なので、およそ2人に1人は乗馬できるのが目標のようです。さすが競走馬の生産地として有名な町ならではの取り組みです。広い馬場は、町民馬術大会や乗馬教室などで幅広く利用されています。町民以外も体験乗馬や個人レッスンを受けることができます。外乗体験はありませんが、馬場の中で乗るのは...
2021年日高本線の鵡川-様似間が廃線となり、それに伴って浦河駅も廃駅になりました。ホームは片面ですが、かつてはは2面3線あり、跨線橋で移動していました。現在ホームは立ち入り禁止です。廃線前から災害のため列車は走っていなかったため、今では荒れ放題の状態です。浦河町は駅舎と周辺土地をJR北海道から購入し、駅周辺の活用を検討してるそうです。駅跡を道の駅やバスターミナルに再利用しているケースもありますので、かつ...
前回書きましたように福井鉄道でたけふ新駅から一駅となりの北府駅まで行きました。ちなみに北府と書いて「きたご」と読みます。難読駅名です。古めかしい味のある駅舎です。1924(大正13)年に建てられ、2012(平成24)年に改修されました。国の登録有形文化財です。ここには福井鉄道の本社と車輌基地があります。奥の木造の車両工場も登録有形文化財として登録されています。駅舎の中には鉄道ミュージアムがあり、福井鉄道の歴史...
福井鉄道はたけふ新駅と福井の田原本町を結ぶ民営鉄道です。たけふ新駅はもとは越前武生駅という名前でしたが、北陸新幹線の越前たけふ駅に名前を譲ったという経緯があるそうです。福井市内は路面電車として運行されています。ですから車両も路面電車規格です。路線はJR北陸本線とほぼ並行して走っていますが、駅の数が多いので沿線住民から重宝されており、利用者を確保しています。たけふ新駅の前にはアルプラザ武生があるので...
前回紹介した日高町のミニチュアホース専門のおひさま牧場ですが、中でも人気なのはムギさんです。立派な大人ですが、小柄でずんぐりしていて、足が短いのがかわいいと妻も気に入っています。牧場に行ったときもムギさんを集中して相手していました。そしてその様子を斜面の下からじっと見ているのはボスのキョロです。のぞいている姿を後ろから撮りました。メスたちを監視しているようです。ここにはたくさんの個性豊かなミニチュ...
日高町にあるミニチュアホース専門のおひさま牧場です。馬は小さなミニチュアホースですが、牧場はとても広いです。一昨年に存在を知り、それから今回で訪れるのは3回目です。初めて訪れて以来、ずっと牧場が発信しているYouTubeを見ているので、今春生まれた仔馬でも初めて会う気がしません。入り口で接客しているのは仔馬のハイネです。こちらも仔馬のアルトです。生まれてすぐの頃は重篤な病気でしたが、牧場の方の看護のおかげ...
京都の本能寺です。織田信長が明智光秀の謀反により殺害された本能寺の変の舞台となった寺として有名です。本能寺は過去5回も火災に見舞われているため、「ヒ」が2つ使われている「能」の字を避けて、下の写真の字を寺の名に使うようになったとされています。先日この「能」の字が特殊なことを「なんでやねん」という関西ローカル番組で「本能寺が変」というタイトルで取り上げていました。なかなかおもしろいタイトルです。ただ、...
小樽でもっとも観光客の多い堺町通りですが、そこには歴史的価値のある建物がけっこうあります。その一部を並べてみます。金子元三郎商店 明治・大正期に海陸物産、肥料販売および海運業を営んでいました。第百十三国立銀行小樽支店 明治28年に小樽支店として建てられましたが、明治41年に支店は移転し、その後は木材貿易商の事務所や製茶会社の建物として使用されました。岩永時計店 シャチホコを配した瓦葺き屋根を用いた店舗...
大阪府咲洲庁舎は、大阪南港北にある高さ256.0m、地上55階の超高層ビルです。その最上階はさきしまコスモタワー展望台になっており、日本4位の高さです。海遊館や大観覧車のある天保山がすぐ近くにあり、対岸にはUSJも見えます。私は南港ATCホールでのイベントに参加するために南港に来たのですが、この日は大阪関西万博の直前リハをやっており、石破総理も来ていたようですね。万博会場のある夢洲もこの展望台から見えます。会場...
小樽に泊った翌朝に軽くホテル周辺を散歩に出かけました。ホテルを出てまず目にするのは旧手宮線跡の遊歩道です。このあたりを起点に北海道鉄道の発祥の地である小樽市総合博物館までの約1600mの散策路が整備されています。次に旧日本銀行小樽支店があります。現在は日本銀行の広報施設として公開されています。そして小樽運河に到着です。とくに下の写真の場所は昼間は記念撮影をする外国人でいっぱいですが、朝早いと誰もいない...
函館の八幡坂は函館山からの夜景と並んで、函館のビュースポットとして紹介されることが多い坂です。かつてこの坂を上りきったところに函館八幡宮があり、それが名前の由来となっています。現在は上りきった場所には北島三郎さんの母校・函館西高校があります。少しでも高い場所から撮りたい人がここから敷地に入るのでしょうね。はっきりと立入禁止の札が立っていました。昔は坂道が湾曲していたそうですが、今は海に向かって真っ...
北九州市の門司港は、戦前は貿易港として栄え、神戸、横浜と並んで日本三大港に数えられました。そのため明治から昭和初期にかけてのレトロ建築が多く、現在は「門司港レトロ」と名付けて保存・整備されています。その「門司港レトロ」を巡りました。大連友好記念館 明治35年大連市に建築した東清鉄道汽船事務所をそっくり複製し建築しました旧門司税関 明治45年に建設されたものを平成6年に北九州市が赤煉瓦を特注し建物の復元...
旭川ラーメンを食べようと旭川駅から歩き始めました。山頭火はやはり行列で、梅光軒は休み…やはり有名店はどこもいっぱいだなあと思いつつも、2年前に行ったときたまたま空いていた蜂屋五条創業店に行ってみました。すると今回も空いていました。開店直後だったとは思いますが、ラッキーでした。私はしょうゆラーメンを油濃いめのネギ大盛で注文しました。焦しラードの香ばしさが特徴です。ちなみに妻は普通のしょうゆラーメンを注...
札幌の発寒にあるラーメン屋さん「八乃木」に行きました。ここは札幌味噌ラーメンの名店「すみれ」の暖簾分けの店ということで人気の店です。発寒の住宅街の中にありますが、駐車場は店の前に数台とあとは分散して近くに何台か止めることができます。行列は必至で、曜日と時間帯にもよるとは思いますが、私は平日のお昼で20分ほど待ちました。テレビ取材もよく来るようです。注文したのは味噌ラーメンです。もちっとした縮れ麺にあ...
能勢電鉄妙見口駅から花折街道を北へ約10分ほど歩いたところにある吉川八幡神社です。平安時代に源頼仲が吉川城在住の折に創建されたと伝えられています。神社の鳥居の手前に2台の鉄道車両があります。右は能勢電鉄1500系、左は阪急550形です。神社とアンバランスな光景なのでテレビなどで取り上げられることもあります。車両はスペースの都合から1両丸ごとの設置はできず、運転席部分だけカットされて置かれています。現在は右の...
1924年(大正13年)に建設された北海製罐小樽工場第3倉庫です。小樽運河の北側にあります。かつてサケ・マスの缶詰用の缶を保管する倉庫として建てられました。鉄筋コンクリート4階建てです。実際に見ると迫力のある外観です。ここで保管していた缶詰用の缶はカムチャツカ半島の水産物加工場へと運ばれました。缶を詰めた木箱を運河へ滑り下ろすらせん状のスパイラルシュートやリフトなど当時の最新設備を確認することができます。...
前回紹介した小樽の北運河エリアでシンボル的な歴史的建築物のひとつ旧澁澤倉庫です。倉庫業にも投資していた渋沢栄一が入手した倉庫で、建築されたのは1892年頃です。現在は「小樽 GOLDSTONE」というライブシアター兼レストランとして再利用されています。そしてすぐ近くにあるのが、旧日本郵船小樽支店です。明治後期の代表的石造建築で国の重要文化財に指定されています。ルネサンス様式の石造二階建建築で明治期小樽の繁栄を伺...
小樽運河の北運河エリアです。観光客が集まるあたりの運河は埋め立てられて川幅は当時の半分ほどになっていますが、北運河あたりは川幅40mのままの当時の運河の姿を残しています。観光客が多い場所から歩いて10分ほどです。下の写真は運河の終点です。その小樽運河の北端にある公園が運河公園です。中央には当時の「船入澗(ふないりま)」をモチーフにした噴水池があります。公園の一角には旧日本石油倉庫が残されています。大正9...
滋賀県高島市にある白髭神社は近江で最古の神社です。前回は白糠厳島神社について書きましたが、この神社は宮島の厳島神社とは無関係です。しかし近江の厳島神社と呼ばれています。その理由は、琵琶湖の中に朱塗りの鳥居が建っている様子が宮島の厳島神社と似ているからです。鎌倉時代の絵図には鳥居は地上に描かれているそうで、その後琵琶湖の水位が上昇したために湖の中に建つことになったといわれています。この神社に来るほと...
前回紹介した白糠町の白糠厳島神社ですが、ここには普通の神社とは違うレアな光景があります。実はこの神社の参道をJR根室本線の線路が横切っています。しかも踏切には遮断機はおろか、警報機もありません。あくまで自分でしっかり確認して渡らないといけません。しかしこの踏切は両方向とも踏切の手前でカーブしており見通しがよくありません。【帯広方面】【釧路方面】列車が来ていないか目視するのはもちろんのこと、列車の音が...
釧路の西の白糠町にある白糠厳島神社です。江戸時代に安芸宮島の厳島神社から分霊してできた神社と伝わっています。下の写真の二の鳥居をくぐって石段を上がった先に本殿があります。釧路市米町にも厳島神社がありますが、今回紹介している厳島神社は釧路市の隣の白糠町にあります。国道38号線から100mほど離れた標高24mの高台に鎮座しています。「白糠厳島神社例大祭」は夏の風物詩として地元民に愛されています。もちろん私は祭...
大阪万博開幕まであと1年になりました。当初の予算よりもどんどん膨らむ上に、大屋根やデザイナーズトイレなどに惜しげもなく大金をつぎ込む姿勢に批判は強くなる一方です。大阪維新の会・吉本興業・協賛大手企業は在阪テレビ局を掌握していますから、開幕1年前の昨日は関西ローカル番組で朝から夕方まで万博情報を放送し、吉本のタレントや吉村大阪府知事がPRしていました。レポーターも街へ出て万博で盛り上がっていると大騒ぎし...
阪急うめだ本店で北海道物産大会が開催中です。昨日のブログで書いた造幣局の桜の通り抜けに行った帰りに寄りました。こちらのイートインコーナーで豚丼を食べました。「豚丼ポルコ」という函館の店で、札幌と江別にも出店しているようです。帯広から取り寄せた希少なブランド豚「かみこみ豚」を使用した豚丼です。「かみこみ豚」は脂身がとても甘く柔らかい肉質が特徴です。メニューは2種類で、私が食べたのは十勝特製豚丼(1430...
昨年に続いて大阪の造幣局の「桜の通り抜け」に行きました。明治16年から始まり、今年で141年目という歴史のあるイベントです。南門から北門までの560mの間に141品種340本の桜が植えられています。そこを桜を見ながら一方通行で通り抜けます。造幣局の桜は八重桜など遅咲きの品種が中心ですが、今春はさらに開花が遅れ、開催期間の前半は咲き始めから五分咲きほどだったようです。私が訪れたのは最終日の1日前でしたが、見頃と晴...
前回紹介した道の駅あびら D51ステーションには鉄道資料館が併設されています。もともと安平町鉄道資料館として別の場所にありましたが、道の駅のオープンに伴って移転してきました。屋外には特急列車「キハ183系車両」が展示されています。北海道仕様の特急「おおぞら」です。クラウドファンディングによって保存されました。資料館の中にはそのキハ183系車両の座席がベンチ代わりに置いてあります。そしてメインの展示は蒸気機関...
道の駅あびらD51ステーションです。国道234号沿いにあり、道東自動車道追分町I.Cから約3分という場所にあります。2019年春にオープンした比較的新しい道の駅です。館内では地域の新鮮野菜や焼き立てパン、町内の名産品を販売しています。安平町の名産のひとつが菜の花です。以前訪れたときはちょうど菜の花が満開の時期でした。道の駅ではその菜の花のはちみつを販売していました。また安平町といえばノーザンファームに代表され...
前回は高いところからの洞爺湖でしたが、今回は湖畔からの写真です。この日は分厚い雲に覆われ、全体的に鉛色の写真です。写真の山は対岸ではなく、湖の中央にある中島です。中島というのは1つの島ではなく、大島・弁天島・観音島・饅頭島の4島の総称です。時折小雨がぱらつく天気で、白鳥のボートも休業のようでした。下の写真は別のときの洞爺湖です。このときは快晴で雪を被った羊蹄山もきれいに見えました。ただ少し風があった...
洞爺湖を見下ろす高台にあるサイロ展望台です。ここは標高290mの場所にあるので、洞爺湖はもちろん有珠山や昭和新山もよく見える場所です。しかしこの日は霧で何も見えない状態でした。下の写真は以前立ち寄ったときに上の写真と同じような構図で撮ったものです。晴れていればこのように湖と周辺の山がよく見えます。少しだけ霧が晴れてきましたが、それでも辛うじて湖に浮かぶ中島が見える程度でした。ここは洞爺湖温泉街から札...
自宅最寄りの阪急武庫之荘駅では、駅前や線路沿いに多くの桜が植えられています。数日前はほとんど咲いていませんでしたが、大阪や神戸で開花宣言が出てから一気に咲き始めました。阪急電車の車体は昔から一貫して阪急マルーンという独特の濃い小豆色です。特急や普通などの列車の種別に関係なく、すべて同じマルーン色です。この車体のマルーン色と桜のピンク色がマッチしてなかなかきれいです。なので、この時期は線路沿いに多く...
一昨日、JR大阪駅の時空の広場を通ったときのことです。白馬がいるので「駅に馬!?」と思って近寄るとロボットでした。それにしても筋肉や毛並みまで精巧な作りで、実際に顔を動かします。近くで見ても本物と思うような完成度です。人気の牝馬のソダシという白馬がいましたが、彼女をモデルに作ったのかもしれません。日曜日は競馬G1レースの桜花賞なので、JRAがPRイベントをしていたようです。近くにいた係の方に「抽選をしていま...