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#セイレーン
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セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…24
だが…彼女はなぜか目をそらあうと、静かに頭を振る。(えっ、どういうこと? まさか…手遅れだったのか?)二人の様子に、一気にアオイは、落胆の色が広がっていく。…
2023/08/19 20:26
セイレーン
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セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…23
「あなた…どこから、ここのことを?」 古びた部屋に案内すると、その人はアオイに椅子をすすめる。「あの…ボクたち、祖父の家が火事にあってから… 別々に暮らしてい…
2023/08/17 20:31
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…22
「小島先生?」 その人は、アオイの頭の先から爪の先まで、じっくりと見回す。「あなた、まさか、ここに入るの?」「いえ…そうじゃあないんですけど…」 マズイ!何か…
2023/08/15 20:24
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…21
「セナ、大きくなっただろうな! きっと…きれいになっただろうなぁ」 アオイの中では、すっかり明るくて可愛い女の子の像が、出来上がっていた。さっき駅ですれ違った…
2023/08/13 21:55
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…20
「あれ、何だかにぎやかだなぁ」 人だかりのする方向をチラッと見ると、アオイはそれを避けるようにして、駅前を通り抜ける。目的地に、タクシーに乗って行ってもいいの…
2023/08/11 20:16
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…19
「それは、あとで…ね。 それよりも、ホントに行かなくてもいいの?」 本当に、後悔しない?リナはセナに、まっすぐ視線を向ける。セナも、じぃっとリナの方を向くと「…
2023/08/09 20:25
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…18
「そう」 セナはゆっくりと微笑む。「普段はね、問題ないの。 でも、走ったり、跳んだり、泳いだりするのは… ちょっと難しいのよねぇ」その割りには、まるで他人事の…
2023/08/07 20:04
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…17
「バカみたいでしょ」 笑ってもいいよ、とセナは自虐的にリナを見る。「そんなことない…そういう子、いてもおかしくないし…」励ますように、リナが声をかける。「いい…
2023/08/05 20:39
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…16
「無理に決まっているでしょ」 ふいにセナは、静かにそう言う。「どうしたの?セナ」さっきまでの勢いは、どこかに消えて…青白い顔で、立ちすくんでいる。「なに?私……
2023/08/03 20:25
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…15
それからリナは、あらたまった顔をすると「それがね、あんたのいたトコの場所を、聞かれた」 ちょっと、眉をしかめて、セナの顔を見る。「え~」「もしかして、あんた…
2023/08/01 20:28
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…14
「あんた、携帯がないから… 連絡が出来なくて、焦ったわよぉ」 リナはあわてて、セナに近づくと、悪びれることなくそう言う。「うん、やっぱり携帯を買う!」即座に、…
2023/07/30 20:20
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…13
「まだ、来ないのかなぁ」 一方セナは、約束の時間に、駅のベンチで待っていた。まさかリナが、忘れている…とは思えない。「時間を、間違えちゃったのかなぁ」さっきか…
2023/07/28 20:19
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…12
先生に言われた言葉は、確かに宗太郎の心を重たくしていた。セナが自分のことを待っている…そう思い続けていたけれど、それは何の根拠もなかった。忘れている可能性だ…
2023/07/26 20:29
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…11
「そうね、もちろんそれは、わかっているわ」 ごめんなさい…ようやく先生は、寂しそうに微笑んで、頭を下げる。「ボクは絶対に、あの子を見つけ出します」先生に向かっ…
2023/07/24 20:24
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…10
「それは…」 アオイは、この瞬間を待ちのぞんでいた。セナの居場所を聞き出して、会いに行くことを…そうして、二人で暮らす…と思っていたのだ。「もしも、あの子が……
2023/07/22 20:18
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…9
「アオイくん、覚えているかなぁ… あの子は、ちょっと変わっていて…」 そう言いかけると、アオイはついに我慢きれなくなり、立ち上がる。「そんなの、関係ないです。…
2023/07/20 20:23
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…8
「ねぇ、アオイくん。 アオイくんは今、高校生?」 背を向けたまま、先生は静かに、アオイくんに向かって聞く。「はい、高校2年生です」 アオイ自身は、バイトをしな…
2023/07/18 20:33
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…7
「あの」 ようやくアオイは、切り出す。「セナは…あの赤ちゃんは、どうしていますか?」本当は、いの一番に、どこにいるのか聞き出したいのだ。だが…この先生に、怪し…
2023/07/16 20:15
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…6
「あら、どうしたの?」 最後の患者さんを見送り、のんびりとお茶を飲んでいたところ…珍しく、懐かしい顔を見付けた。「お久しぶりです。 ボクのこと…覚えていますか…
2023/07/14 20:40
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…5
もちろん、その人の記憶はまったくない。写真さえも…何ひとつ、セナには手がかりがないのに…運命が味方してくれたら、会えるような気がするのだ。(ヘンなのぉ) も…
2023/07/12 20:08
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…4
「でも、私…まだ、15歳よ! バイトだって、したことがないし…」 オズオズと上目遣いで、リナを見上げる。「ウサギって、どこのお嬢さんよぉ」またもリナが、クスク…
2023/07/10 20:23
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…3
学校で、例によって、からかわれて…もう、帰りたくない、とぶらぶらとしていたあの日…「帰りたくないなら…帰らなくても、いいじゃん」セナに、そう言ってくれたのは…
2023/07/08 20:21
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…2
だけど…なぜかみんなとは、一緒にお風呂に入ってはいけない、とか。水泳の教室も、見学しないといけない…とセナは言われていた。「セナちゃんだけ、特別!」ひいきだ…
2023/07/06 20:18
セイレーンの熾火(おきび)第3章 突然のさよなら…1
おばさんは、とてもいい人なのだけれど…おしゃべりなのが、たまにきずなのだ。「アオイくん? うーん、そうなの。 あれから、ちっとも…しゃべってくれないの。 い…
2023/07/04 20:18
セイレーンの熾火(おきび)第2章 それは、突然に…32
あの日から、アオイはすっかり心を閉ざしてしまった。あんなに素直で、純朴な性格だったのに…人が変わったように、無口でおとなしい性格になってしまった。決して、も…
2023/07/02 20:18
セイレーンの熾火(おきび)第2章 それは、突然に…31
「ねぇ、アオイくん、聞いて…」 先生は腹をくくったように、アオイと目を合わせると、あらたまった口調でそう言う。「あのね、火事があったでしょ?覚えてる?」「うん…
2023/06/30 20:32
セイレーンの熾火(おきび)第2章 それは、突然に…30
「セナちゃんはね…まだ小さいから、ちゃんとした人に育ててもらった方が、 幸せなの。 アオイくんには…わからないだろうけど…」 そう言いかけるけれど…アオイには…
2023/06/28 20:25
セイレーンの熾火(おきび)第2章 それは、突然に…29
「よかったわねぇ~明日家に帰れるって」 話をそらすように、佐伯さんがそう言う。「ずっと眠っているから…ホント、心配したのよ」佐伯さんと先生は、代わる代わるにこ…
2023/06/26 20:46
セイレーンの熾火(おきび)第2章 それは、突然に…28
「あっ、気が付いたのね?よかったぁ~」 聞き覚えのある声がする。「佐伯さん?」アオイは確かめようと、身体を起こそうとする。「アオイくん、よかったぁ~ 中々目を…
2023/06/24 20:26
セイレーンの熾火(おきび)第2章 それは、突然に…27
「先生は、どこ?」 ようやく、アオイはその人に聞いてみる。「あっ…」その人はハッと息を飲む。「女先生?女先生って…小島先生のこと?」 今度は、アオイが驚く番だ…
2023/06/22 20:34
セイレーンの熾火(おきび)第2章 それは、突然に…26
「佐伯さん、どうもありがとう」 目の前で、バタバタと、人が出たり入ったりしているのが見える。「アオイくん…調子はどう?」誰かが、佐伯さんに聞いているのが、聞こ…
2023/06/20 20:20
セイレーンの熾火(おきび)第2章 それは、突然に…25
「何だか…焦げ臭いにおいがする」 急にアオイは不安になってきて、背伸びをして、前方を見つめる。「あの方向って…」嫌な予感がして、つぶやくと「あれって…じいちゃ…
2023/06/18 20:21
桜咲く川辺に会いに~セイレーンの熾火(おきび)第1章 嵐の子…8
こんばんは!暇人です。今日は…ほぼ、1日よく晴れた天気でした。時折雲が出たりもしたのですが桜もさらに咲いてきて、段々と楽しみが増えてきました。満開の桜~という…
2023/03/27 18:46
それでもやっぱり、生きている~セイレーンの熾火(おきび)プロローグ
こんばんは!暇人です。今日は穏やかな天気で…もうすっかり、春の日射しです。あれからもう12年?早いですね。テレビでも、東日本大震災を取り上げていて…私の知って…
2023/03/11 18:30
【真・女神転生Ⅱ】囚われの歌姫セイレーン/悪魔事典mini #94
【出現場所】ファクトリー/監視塔【EVENT】監視塔のボスベルフェゴールを倒してもなお歌い続けるセイレーン。魔界で恋人と幸せに暮らしていたのを引き離されてファクトリーに連れてこられたという。ホーリータウンにある大教会の一室にて、4体の人形を使い魔界への入り口を開ける…。魔界の岬にて一人たたずんでいたセイレーンの恋人ペテルセン。…彼もまた連れ去られたセイレーンを探していたようだ。ペテルセンと共に監視塔の最上...
2023/01/07 03:00