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ねじまき柴犬のドッグブレス-ぐるぐるとほわほわ- https://nejimaki-sibainu.com/

元々ボーカルレッスンに関する事とカラオケのリポートを掲載していましたが、今は小説がメインになっています。色々感性やらなんやらと欠落している人間で、埋めたいとは思いますが埋まらない部分とも上手にお付き合いして生きていければと思っています。

ハートに火を点けて やんちゃな王子のための失われた王国 という長編小説が今のところ、自分にとっては代表作です。ハートの方は近未来をテーマにしたSF小説、やんちゃな王子は父親になりきれない男性が主人公で、家族の絆をテーマにした物語です。興味を持たれた方は、お読みくださると嬉しいです。

ねじまき柴犬
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横浜市
出身
埼玉県
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2023/01/07

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  • いつもあなたはそこにいない

    「いつもあなたはそこにいない。」僕は妻にいつもそう思われていた気がする。例えばいつもの定番のバラエティー番組を見ながらご飯を食べていてそれぞれ思ったことを言ったり冗談を言ったりしていている時間。たいていは妻が喋り、僕がそれに答える。ちゃんと

  • 青いせせらぎをききながら

    母が今日永眠した。朝、兄からの電話で起こされて知った。数日内には死んでしまうだろうと聞いていたので驚きはしなかった。すぐに施設まで駆けつけた。幸い霊安室に運ばれる前だったので最後のお別れが出来た。予想通り、泣くことはなかった。兄達も同様で、

  • 最近通った医者の数と、菅原文太さんについて

    最近行った医者の数が数知れない。人間ドックで腹部大動脈瘤が見つかったり、再検査でCTスキャンをしに行ってから色んな事が不安になってきた。兄に話したら多少医学の知識があるので腹部大動脈瘤があると脳にも動脈瘤がある可能性ができている可能性がある

  • 母の死について-川の流れのように-

    今日、出社直前に母が危篤になったと兄から連絡があった。そのため、急遽仕事を休んで母の入院している施設まで駆けつけた。横浜から埼玉の春日部までなので、2時間半かかったので心配だったが幸い母はまだ生きていた。ついた直前は意識も朦朧で今にも死にそ

  • 短編小説-カカ男の憂鬱-

    ちょっと時期が早いですがバレンタインデー向けに以前に書いた小説です。溶かされて型に入れられるチョコレートになった気分でお読みください。(笑)2月13日、カカ男は会社帰りに行きつけのショットバーに立ち寄った。軽く一杯やって帰る予定だったが、今

  • 僕が先生と呼ばれていた頃

    僕は大学を卒業してから1年だけ学習塾の先生をしていた。その理由は、前年の夏休みにカナダにホームステイをしていたことだった。カナダのトロントに母方に親戚がいて5週間くらい滞在をした。その時に日系人の集まりみたいなものが定期的にあって、現地の子

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  • 母について、このブログについて

    母が死に瀕している。末期の肝臓がんでもってあと一ヶ月。会社では何かあったときのために事前に数人に話はしたけど、友達にもまだ話せないでいる。今はホスピスのようなところに入居しているが治療行為はほぼ行っていない。痛みを緩和する治療だけだ。いつ死

  • 雪壁のルール-後編-

    ある日、シナプスは意を決したように雪壁を上方に向かって掘り始めた。ある程度掘り進めた所で、ついに雪壁は砕け散り視界が開けた。そこには満天の星空があった。辺り一面には深く雪が降り積もっていたが、誰もそこを歩いた形跡はなかった。水蒸気の結晶が、

  • 雪壁のルール-前編-

    「全ての物事の基本は道なんだ。道とは人として踏み行うべきもの、道理だ。道がなくては目的地には到達できない。君は今まで道を作るということがどういうことか、考えたことがあるかい?」シンは黙って首を振った。

  • 夢日記-鉄砲水-

    僕は何かの理由で一人旅をしていて、まわりを山に囲まれた盆地のような所にある小さな町のホテルに泊まっていた。そのホテルは湖水の透明度が高い事で知られている湖に面していて、ロビーからはその全体像を見ることができた。というのは、そのホテルが町の風景に似合わない近未来的な構造をしていて、高層ビルと言っていい程の建物の外壁は全て硬質ガラスで作られていたからだ。

  • のぽについて

    僕は離婚した妻の置いていったぬいぐるみをまだ捨てられずに持っている。たまに洗濯したりもしているし、Lineの待ち受けアイコンなんかにしたこともある。ただ友達に話すと絶対引かれると思うので話したことはないけど。それがのぽだ。

  • サリーとの会話

    僕が20歳くらいの頃、実家はサリーという名前の中型の雌の柴犬を飼っていた。サリーは、ほぼ生まれ立ての状態で家にもらわれてきた。そのため今思えばめちゃくちゃ可愛い頃だったけど、当時の僕は、頼まれたら散歩に行く程度で、サリーの世話をあまり積極的にはしていなかった。

  • 僕には可愛いが解らない

    僕が可愛いが解らない人間だとはっきりと感じたのは28歳の時だった。きっかけは会社の同僚から昼休みにある漫画を見せられた事だった。時はバブル真っ盛り、同僚は不意に「少年ジャンプ」の見開きページを僕に見せて「これ可愛いと思わない?」と話しかけてきた。

  • 僕は外人みたいとよく言われたきた。

    僕は子供の頃から外人みたいとよく言われてきた。髪の毛が茶色く、色素みたいなものが全体的に薄くて目の色も薄い茶色で、肌も結構白かったからだ。友達は気を遣ってそういうことは言わなかったけど、知り合いがいないところに行くと、そう言われることがあって結構傷つく事があった。

  • 父は天狗の話をしてくれた

    父は僕がまだ幼い頃、寝る前によく天狗の話をしてくれた。詳細な内容は覚えていないけど、概要としては天狗が子供を山の中などにさらっていってしまう話だった。当時は僕はまだ3歳くらいだったので、おそらく最古の記憶の一つになる。

  • 隣の席の女の子を好きになってしまう傾向について

    僕にはいつも隣の席の女の子を好きになってしまう傾向があった。その傾向は小学校くらいから始まり、社会人になっても続いた。彼女がいるときも結婚してからも。もちろんすべての女性を好きになってしまった訳じゃない。(それじゃ身も心ももたない...)

  • 不思議な体験-かなしばりについて-

    僕は生涯で一度だけ「かなしばり」にあったことがある。心霊現象ではないと定義されてはいるけれど、そのときの体験は簡単にはそうは思えないものだった。人の手のひらのようなものが僕の心臓のあたりに乗っており押さえつけれているような感覚があった。親指から小指の形まで感じられた。

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