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2021/11/30

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  • 会社辞めて公務員になりたい人は注意

    公務員には、残業がないようなイメージを抱く人も多いかもしれません。しかし、実際には定時で帰宅できるとは限らず、日常的に時間外勤務を命じられることがあります。 公務員には国家公務員と地方公務員がありますが、どちらに就職しても、時間外勤務があることに変わりありません。例えば、地方公務員の場合、令和5年度の時間外勤務時間は、 年平均141.1時間、月に直すと12時間ぐらいです。 直近では時間外勤務の時間数が減少していますが、それでも年140時間台で推移しています。 さらに月12時間程度といっても、これはあくまで平均の時間数に過ぎません。 業務の状況によっては、一般的な上限とされる月45時間を超える時…

  • 10年後に価値が倍になるエリアとマンションは、どう探すのか?

    高級マンション売買に最適な都市といえば、やはり5つの大きな都市圏の中心都市である東京・大阪・福岡・名古屋・札幌。本書ではそこに横浜と京都を足したいと思います。マンション購入を考えるなら、仕事と人が集まる7大都市の代表的なエリアに買うのがおすすめです。 広い目で見ると、日本は東京の都心が最も相場価格が高く、2022年6月時点の売り出し相場価格は東京都の平均で1㎡あたり89万円なのに対して、都心3区と呼ばれる千代田区、中央区、港区の㎡単価は144万円。 ちなみに、六本木一丁目の㎡単価は248万円です。それゆえに、東京は一極集中といわれます。 しかし、人は東京だけに集まるわけではありません。首都圏で…

  • 運動が健康にいいのにはワケがある

    運動は健康にいい。 このことは、なかば常識とされているが、どのような仕組みで健康にいいのか、実は最近まで解明が進んでいませんでした。 突破口が開けたのは、21世紀になってからです。運動すると、筋肉から分泌されるホルモンがあり、それが健康効果を生むことが分かってきたのです。 このホルモンを総称して「マイオカイン」と呼び、世界中で研究が進められています。 マイオカインとはどのようなもので、どう健康管理に生かせるのでしょうか? がんやうつの予防など多様な効果を発揮します。 一口にマイオカインと言っても、600種類以上あるといいます。そのうち、よく研究されているのは、「とくに重要な働きをしている」とみ…

  • 結論が出ない「持ち家vs.賃貸どちらが得か」問題

    年金と並んで、中高年の暮らしに関する大きな問題は「家」でしょう。住宅に関してよく聞かれるのは「持ち家と賃貸、どちらがよいか」という質問です。 答えはけっこう簡単で、最初から土地や家をもっていない人であれば、賃貸のほうがよいでしょう。 最初から資産があるならともかく、資産をもたない人がお金を出してわざわざ資産を買う、というのは端から不利で、資産をもつために払ったお金が無駄になる確率のほうがはるかに高い、と知るべきでしょう。 土地が上がる、というのも神話です。たとえば一つの土地が100年にわたり1000万円の価値を保ち続ける、という確率はほとんどありません。土地は利用してナンボで、利用する企業が多…

  • 新築マンション価格高騰で「買える人・買えない人」の線引きが鮮明

    東京23区の新築マンション市場が、ついに全区で平均平米単価100万円を突破し、かつてない高騰を記録しています。 都心部だけでなく周辺区にも波及する価格上昇は、住宅購入者の選別を一層鮮明にし、「買える人」と「買えない人」の格差を拡大させています。再開発や建設コスト増など複合的な要因が絡み合い、今後も住宅市場の階層化と固定化が進む見通しです。 株式会社LIFULLが東京23区の新築マンションに関して独自調査を行ったところ、全区で平均平米単価が100万円を超え、2025年に入り、東京都内の新築マンション市場で価格上昇が一段と加速していることが明らかになりました。 都心部を中心に続いていた局地的な価格…

  • エアコンのNG習慣

    7月に入ったばかりだというのに、暑すぎてエアコンが欠かせない毎日。少しでも節電しながら涼しく過ごしたいですよ。 でも、間違った使いかたでは「なんだか冷えない」「思ったより電気代が高い」なんてことに…!ついやりがちな“NG習慣”をお掃除スペシャリストがご紹介します。 NG習慣⒈帰宅してすぐエアコンをつける 外から帰ってきてすぐに、冷房のスイッチを入れていませんか?実はこれ、非効率な使い方です。 部屋中に熱がこもった状態では、冷房をつけてもなかなか冷えず、電力をムダに消費します。まずは窓を開けて熱気を逃がすのが正解!扇風機やサーキュレーターを使うとより効果的です。 NG習慣⒉冷房の風向きをずっと「…

  • 「7月5日に日本で大災害」説が拡散

    「今年の7月5日に日本で大災害が起こる」といううわさが日本国内だけでなく、アジア各国にも広がっています。 地球に小惑星が衝突して壊滅的な被害が出る隕石説から、富士山の噴火によって首都圏が崩壊するという大噴火説に至るまで、実に多くの説が出回っていますが、うわさの出所は、「東日本大震災を予知した」として注目を集めた漫画作品だといわれています。 その漫画作品とは、2021年に出版された『私が見た未来 完全版』(たつき諒 著、飛鳥新社)です。 作品では「本当の大災難は2025年7月にやってくる」と断言されており、具体的には「日本とフィリピンの中間あたりの海底がボコンと破裂(噴火)」し、「南海トラフ地震…

  • 日本人は「死ぬ直前が最も裕福」という事実

    資産運用相談と保険相談は、いずれも皆さんの家計に関するお金の相談です。資産運用は「増やす」ためのもので、保険は「備える」ためのものです。 これらはお金に関する一部の側面を捉えたものでしかありません。 家計のお金の流れというのは、収入があり、支出があり、手元にある貯蓄があり、それらをトータルで考えていく必要があります。 いま現在のお金の流れを考えることも重要ですが、将来にわたってお金が尽きる心配がないかを考えていくことも必要です。 「未来のことなんて…」と思考停止してしまう人も多いのですが、それではいけません。 ご自身の未来の家計を考えることはとても大切です。 とはいえ、将来の資金が尽きる年齢(…

  • もしものときのために“デジタル終活”していますか?

    残された家族に負担をかけないよう生前にお墓の準備や財産整理などを行う“終活”について、全国の20歳〜69歳の男女1,000人を対象とした調査によると、昨年は6.3%が「実施している」、6.2%が「近いうちに始める予定」という結果でした。 そうしたなか、国民生活センターが終活する上でやってほしいこととして呼びかけているのが“デジタル終活”です。これに関しては近年相談件数が増えており、デジタル終活をきちんとしておかないとかなり面倒なことになることが多いそうです。 何が面倒かといえば、例えば、インターネット上のIDやパスワードの管理です。街頭で話を聞いてみても「家族のパスワードを知らない」(母親50…

  • 市場が見逃す優良銘柄の狙い方

    株式投資において、誰も見向きもしていない「お宝銘柄」を見つけ出し、一攫千金を狙う投資家も少なくないでしょう。しかし、そのような銘柄には株価の急落や企業の倒産といったリスクが伴うのも事実です。 一方で、低PBRや高配当、財務状況が良好でありながら、市場の注目を集めていない「優良な無名株」も存在するのだそうです。 投資の基本は、市場が見逃している優れた企業を見つけ、じっくりとその成長を見守ることです。 市場はしばしば、価値ある企業を過度に低く評価することがあり、そこにこそ大きな収益のチャンスが隠れていると考えています。 特に、株価が100円や200円台の低価格帯の銘柄に目を向けます。このような銘柄…

  • 超ベテラン個人投資家”が謎の豹変、資産3億円→9,000万円の大損失。

    Aさん82歳は、47年間という長きにわたり個人投資家として活動してきました。元々は大手電機メーカーのサラリーマンでしたが、30代前半から投資を始め、堅実な積立投資と優良企業への長期投資を基本戦略として着実に資産を増やしてきました。 定年退職する頃には既に1億円を超える資産を持ち、その後も年金と併せて投資を継続。75歳になるころには約3億円の資産を築き上げていました。 家族のあいだでは「投資の神様」と呼ばれ、親戚や友人からも投資相談を受けるほどの存在だったAさん。 「我々は株を買うとき、明日市場が閉鎖されて5年間再開しないとしても、安心して持っていられる企業を選ぶべきだ」というウォーレン・バフェ…

  • 来年4月から導入、“独身税”が日本崩壊を加速させる

    “独身税”とは、2026年4月から導入される「子ども・子育て支援金制度」のことで、SNSなどでは昨年末頃から「なぜ子どもがいない独身者も負担しないといけないのか」「まるで独身税ではないか」という反発が上がっており、批判的な投稿には数百万のインプレッションが付くものがあるほどです。 そもそもこれまで行われてきた施策の大半が子育て支援であり、少子化の根本の問題である経済状況にほとんど手が付けられていないからです。 急激な少子化の進行には、「失われた30年」における実質賃金の低迷が関係しており、それが結婚の減少→出産の減少→子どもの減少という負のスパイラルにつながっています。 日本では、バブル崩壊以…

  • 自律神経を乱す「控えたい食べ物」

    自律神経の乱れは、ストレスや睡眠不足だけが原因とは限りません。「食生活」も影響します。 現代人の食生活に多く登場する加工食品や食べ過ぎ、飲み過ぎは、自律神経の働きを乱し、不眠、だるさ、集中力の低下などの不調を引き起こすことも。 意外と知られていない“自律神経を乱す食べ物”とその理由について、紹介します。 ほっとリラックスさせてくれるおいしいお菓子たちです。しかし食べ過ぎると血糖値を急上昇させ、その後インスリンにより急降下することで、交感神経が過剰に刺激されてしまいます。 この状態が繰り返されることで、自律神経のバランスが乱れやすくなることがあるのです。 甘いものを食べたいときは、果物やはちみつ…

  • 「人と関わりたくないからほっといてくれ」という人を社会から孤立させない方法

    現在、「孤独死」の数は年間7万人以上にのぼる。内閣府の調査によれば、その中で死後8日以上経過して発見された遺体の推計として、2024年は2万1856人もいた。生前、社会的に孤立していたと思われ、誰にも看取られることなく亡くなることから「孤立死」ともいわれます。 人間関係が希薄な時代に増加する「孤独死」 高齢化社会の到来により、必然的に孤独死が増えていきます。今後さらに身近な課題となってくるが、予防する方法はあるのでしょうか。 家族や自治体が一丸になって老人を見守ることが重要です。本人が『人と関わりたくないからほっといてくれ』と言う場合もあるのですが、定期的に安否確認をする以外方法がありません。…

  • 働きながら生活保護を利用することの意味

    働く生活保護受給者は、「怠けている」どころか、厳しい現実の中、自らの力で生活を立て直そうと奮闘している人々です。限られた体力、時間、育児や介護、病気、障害などさまざまな制約の中で、可能な範囲で社会参加しようと努力しているのです。 真面目に働く生活保護受給者の存在こそが、日本の福祉制度が本来めざす「自立に向けた段階的な支援」の理念を体現しています。 生活保護とは、「ゼロか100か」の制度ではありません。「全く働けない状態」から、「一部就労しながら支援も受ける」、そして、「支援を受けることから卒業する」。段階的に支えるのが、本来の設計です。 事実、私が生活保護の申請を担当した方の中には、以下のよう…

  • 「幸せホルモン」を増やす生活習慣とは?

    気持ちを明るく前向きにするために欠かせないのがセロトニンです。脳内物質の一種で、うつ病には脳内のセロトニンの減少が関係するとされています。 更年期うつの予防には、セロトニンを増やす大豆やバナナを用いた食事や生活習慣の改善を心掛けましょう。 セロトニンが不足すると気分が落ち込む セロトニンが不足すると気分が落ち込む 更年期になると気持ちがふさぎこみ、憂うつな気分になって何もする気にならないとか、わけもなく悲しくなってしまうといった症状に悩まされることが増えます。 悪化すると、うつの症状に進むケースもあります。 その原因は女性ホルモンのエストロゲンの減少です。エストロゲンの分泌が減ると、脳内のセロ…

  • 「一律2万円」給付は物価高を救うのか 消費税の減税と比較した効果は?

    7月の参院選にむけて石破総理は「一律2万円」の現金給付を表明しています。予算は3兆円台半ばということで財政健全化との矛盾が指摘されています。 足元では日本の30年債と40年債の利回りが過去最高を記録しています。日本の財政拡張への懸念から売りが優勢となり、海外の投資家の間でも日本国債の利回り急騰は注目されています。 消費税の減税を実施すると恒久的な政策となり、大きな財源が必要です。 今回の給付は一時的に今の物価高に対策を取るという政策です。物価高に十分な効果を発揮するのでしょうか。 ココがポイント 7月の参院選にむけ石破総理が表明した「一律2万円」の現金給付。 食料品の消費減税は低所得者に影響が…

  • 「生活保護受給者は恵まれている」の言説が“権力の不正”を誘発

    生活保護制度について、「生活保護の額が国民年金よりも高いのはおかしい」「最低賃金で一生懸命働いても生活保護の額より低いのはおかしい」といったことがよく指摘されます。 事実、その通りなのですが、中にはこれらをもとに「生活保護が手厚すぎる」「生活保護受給者は恵まれている」などと「生活保護バッシング」を行うものさえあります。しかし、それは批判を向ける対象を誤っており的外れであるのみならず、かつ生活保護制度への根本的な誤解に基づくとしか言いようのないものです。 そもそも「生活保護を受けている」というと「働いていない」と思われがちですが、それは大きな誤解です。現在の日本では、まじめに働いても生活が成り立…

  • 中古マンション、買うなら築何年くらいまで?

    マンション価格の高騰が止まりません。都心の新築マンションは、2024年時点でなんと平均1億1181万円! “億ション”が特別なものではなく、もはや当たり前になりつつあります。「新築は無理でも、中古なら…」と思っても、残念ながら中古マンションの価格も上昇傾向にあるのが現状です。 とはいえ、物件情報サイトを見ていると、新築や築浅の物件に比べれば、築年数の古い中古マンションは手ごろに見えることもあります。 リノベーションで新築同様に仕上げられた物件も多く、魅力的に映るものがたくさん掲載されています。 ただ、中古マンションではどうしても「築年数」が気になってしまうもの。 「築年数」をどう判断すればいい…

  • 独身税で、社会の分断が進む可能性も

    「独身者」や「子なし夫婦」への風当たりは、いわば無自覚な差別意識の産物といえます。しかも、先述の子ども・子育て支援金制度のような、制度的な優遇措置があることによって、この差別意識を当然とみなす感覚を補強している面があります。 そのため、差別意識はなかなかなくならず、既婚者と未婚者との間、子どもがいる人と子どもがいない人との間の静かな断絶は広がっていくことになります。 今回の「子ども・子育て支援金」が、SNS上で「独身税だ」という批判で埋め尽くされたのは、これまでの損な役回り、不当な扱いを経験させられてきた立場を考えれば、無理もないと言えるところがあります。 また、1990年代から始まった日本経…

  • 2026年度から「子育て支援金」徴収 制度に潜む未婚者、子なし夫婦への“無自覚な差別”

    2024年6月に「改正子ども・子育て支援法」が成立して以降、“独身税”というワードがネット上で話題になっています。このワードは、2026年4月から徴収が始まる「子ども・子育て支援金」を指し、ネット上では、「なぜ独身者も負担しなければならないのか」「まるで独身税ではないか」という内容の意見が上がっています。 このような少子化対策を巡り、ネガティブな反応が巻き起こるのは珍しいケースではないとしつつ、この子ども・子育て支援金制度には、独身者や子どもがいない夫婦に対する、無自覚的な差別を助長している面があります。 子ども・子育て支援金は少子化対策の財源に充てる目的で、健康保険や国民健康保険といった医療…

  • 年金改正でなぜ立憲民主は3党合意に踏み切り、国民民主ほかの野党は反対を叫ぶのか

    2025年の年金改正はどうやら、選挙をまたがず、6月13日に成立しました。年金改正であえて立憲民主党が3党合意に踏み切った理由を考えてみます。 年金改正の議論はとかく論争を招くが、政争の具としてはいないか 公的年金改正は選挙の争点にされてきました。確かに国民の強い関心事ではありますし、選挙の趨勢を左右してきた経緯があります。 例えば2019年の参院選では「老後に2000万円」問題が火を噴き、与党にダメージを与えました。民主党が政権を奪取した一因にも、年金記録問題があったことは否定できません。 今年の国会は公的年金改正が行われるタイミングでしたが、与党は萎縮し、年金部会(厚生労働省の審議会)がと…

  • お風呂の換気扇の電気代はどのくらいか?

    お風呂のカビや結露対策として、換気扇を常時運転しているご家庭も多いでしょう。とはいえ、「ずっとつけっぱなしにしていて電気代は大丈夫なの?」と心配になることもあるかもしれません。 「弱運転は常時」「入浴後は3時間強運転」で運転した場合の電気代を具体的に計算し、節電のポイントもご紹介します。 1ヶ月の電気代を試算 浴室の換気扇、24時間運転しても電気代は高くない? 浴室の換気扇は、湿気やカビの発生を防ぐために重要な役割を果たします。 特に、24時間換気が推奨されることもありますが、「電気代が高くなるのでは?」と心配される方も多いでしょう。 実際には、浴室の換気扇の消費電力はそれほど高くありません。…

  • 「幸福度が低い人」が抱えやすいストレスの正体

    人生には、大きな変化が次々と訪れる時期もありますよね。その中で、心や体の疲れがなかなか取れないと感じたり、不安に襲われたりすることはありませんか? それはもしかすると、「見えないストレス」のせいかもしれません。見えないストレスは、気づかないうちに私たちの心にじんわりと影を落としている厄介なもの。今回は、その正体と、心が軽くなる方法についてお伝えいたします。 1.「〜でなければならない」の呪縛 「母親だからこうあるべき」 「50代なんだから、もっとしっかりしなきゃ」 「妻として、完璧な家事をしなきゃ」など、私たちの周りには、たくさんの「〜でなければならない」があふれています。 特に真面目な人ほど…

  • 日本人の4人に1人が犯罪被害に遭っている「衝撃事実」

    「日本は安全な国」と信じて疑わない人は多いかもしれません。しかし、最新の調査結果が突きつけたのは、そのイメージとは裏腹に、国民の4人に1人が何らかの犯罪被害に遭っているという現実です。 しかも、その大半は警察に届け出られず、統計にも表れない「暗数」として社会の目から隠されていました。 法務省『第6回犯罪被害実態(暗数)調査』は全国の16歳以上の男女約7,000人を対象にしたこの大規模調査で、警察が認知していない「暗数」となった犯罪を含め、国民が実際にどのような被害に遭っているかを明らかにするものです。 その結果から、私たちの身近に潜む「見えない犯罪」のリアルな姿が見えてきました。 驚くべきこと…

  • 自転車の傘差し運転「反則金5000円」は来春からだが、ペナルティー受けないための知恵と備え

    現在も取り締まり対象の自転車での「傘差し運転」は、2026年4月から道路交通法(道交法)の改正で反則金の対象となります。 いわゆる「青切符」での取り締まりとなり、より厳しくなる中で、うかつにペナルティーを受けないためには、いまのうちから抜かりなく準備しておくのが賢明です。 自転車の傘差し運転はなぜ罰則対象なのか まず大原則として押さえておくべきは、自転車を含め車両等の運転者には「安全運転の義務」(道交法70条)があるということです。 具体的には「ハンドル・ブレーキ・その他の装置を確実に操作し、かつ、道路・交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければなら…

  • 年をとるほどハマる人が増える“幸せな習慣”が、認知症リスクを下げる

    年を重ねると、何をやるにも健康のためとか、認知症予防のため、という発想になりがちですが、それだけが目的だと継続するのは難しいと思います。勉強にしろ、運動にしろ、認知症予防以外の目的がもてるかどうか、それ自体を楽しいと思えるかどうかが、継続できるかどうかの分かれ目なのです。 そして、健康効果や認知症予防効果というのは、何かを継続したことで、2次的にもたらされる結果です。 そしてその2次的効果はそれをとことん極めようとすればするほど高くなります。逆にどれだけ効果的だといわれることでも継続できなかったり、あるいは適当にやっているというだけでは、健康効果も認知症予防効果もあまり期待はできないでしょう。…

  • 自転車の「ながらスマホ」が罰則強化!「酒気帯び運転」は新たに罰則対象に!

    道路交通法が改正され、令和6年(2024年)11月から自転車運転中にスマートフォン等を使用する「ながら運転」(「ながらスマホ」)の罰則が強化され、また、「自転車の酒気帯び運転」が新たに罰則の対象とされました。 自転車の酒気帯び運転に関しては、運転をした本人はもちろん、酒気帯び運転をするおそれがある者に対し酒類を提供した者等、酒気帯び運転をほう助した者にも罰則が科されます。 自転車による事故から自分自身や周囲の人を守るために、改めて自転車の運転に関するルールを確認しておきましょう。 1 自転車の「ながらスマホ」の罰則強化、「酒気帯び運転」の罰則新設! 自転車運転中の「ながらスマホ」に対する罰則 …

  • 安い納豆は、本当に良くないのか?

    まず、納豆がいかに素敵な食品か、実際の研究結果をもとにおさらいしましょう! 日本で行われた研究では、納豆を食べることで、腸内環境に以下のような変化が見られたのです。 ・腸内の有害な菌の減少 ・便の臭いが改善 ・腸内が酸性に(より健康な状態に変化) 腸内が酸性に傾くと、有害な細菌の増殖が抑えられ、良い菌が活動しやすい環境になります。アルカリ性に傾くのは避けたいことなので、納豆の効果はありがたいですよね! では、なぜ「安い納豆は危険」と言われることがあるのか。ネットなどを見ると、主な理由は以下の3つです。 理由①:外国産大豆の「残留農薬」 安い納豆の多くは、外国産の大豆を使用しています。そこで「海…

  • なぜ人は騙されるのか?

    米国では、2023年だけでも260万件の詐欺事件が発生し、100億ドルの被害があったと報告されています。 どうやら、あなたが受け取るメッセージの2件に1件は、「ロマンス詐欺」か、「豚の屠殺詐欺(長期間かけて資産を丸ごと搾取する詐欺)」、あるいは「なりすまし詐欺」のようです。 しかも、あなたが「自分は絶対に被害に遭わない」と思っていても、引っかかってしまう場合があるのです。 なぜ人は詐欺師に騙されるのか? なぜ引っかかるのかと言うと、詐欺師は、さまざまな心理作戦を使ってあなたを混乱させるからです。 そして、あとになって考えると、自分でも信じられないような決断をさせてしまうのです。頭に血がのぼって…

  • ああ、こんな老後のはずでは…年金月19万円・貯金1,500万円・72歳年金暮らし夫婦が悲鳴。

    近年、「孫疲れ」「孫ブルー」といった言葉を見聞きすることが増えました。子育てを終えた老夫婦が、今度は孫の面倒を見る「孫育て」に追われ、肉体的にも精神的にも疲弊してしまうことを意味しています。 共働き家庭やひとり親家庭の増加に伴い、親の代わりに孫の世話を担う祖父母は増えています。家族の手助けをするのは喜ばしいこと。そう考える人は多いでしょう。 ですが、それが当然視されると、老夫婦の人生設計や健康管理を圧迫する現実が見えてきます。 内閣府による令和2年度「第9回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査結果」によれば、高齢者が望む子どもや孫とのつきあい方について、以下のような結果が出ています。 【子ど…

  • 株で失敗する人の特徴

    A社株を購入したところ、30%下落してしまった。少し保有していたけれども、10%程度戻ってきたところで損切り。 しかしその後、株価はどんどん上がり続け、購入時の株価に戻るどころか、さらに上昇。次にD社株を買ったところ、わずか数日で30%上昇し、利益確定。ところがD社株も、さらに上がり続けてしまった。 この反省から、次に買ったE社株は信用取引でレバレッジをかけたところ、20%下がってしまった。「どうせ戻ってくるだろう」と楽観視していたら、下方修正が出てストップ安に。追証(追加保証金)を食らった……。 ルールのない投資は“危険な投機” 「買ったら下がる」「売ったら上がる」というのは、“相場あるある…

  • 人生を選ばないことは、静かに自分を殺すこと

    「選択しない生涯」をたとえるなら、自分の人生という車に乗り、常に他人にハンドルを握らせたまま、行き先もわからず高速道路を走っているようなものです。 進学、就職、結婚、子育て、仕事、お金、老後、幸せとは? 考えることは無数にありますが、自分でハンドルを握ることなく、あるいは誰かが敷いたレールに従って進んできた人は、ある日突然、こう思うのです。 「……ここは、どこ?」 そして気づくのです。「本当に行きたかった場所」には、たどり着いていないことに。これは空想ではありません。 多くの人が実際に経験していることです。 自分で物事を選ばずに済ませてしまうことは、日常にたくさんあります。 「今日のランチ? …

  • 「東大卒」は幸せなのか?

    「東大卒」と聞いて、どんな人物を思い浮かべるでしょうか? 近年は、YouTuberグループ・QuizKnockやミュージシャン・キタニタツヤなど、多才な「東大卒」像が世に広まっています。 ただ、ブランドの裏側には、世帯収入・出身高校・ジェンダーの偏りといった、格差問題も存在しています。 「東大卒」から見える、日本社会全体の問題 は、東大卒の分析を通じて、社会全体の話をすることです。 エリートは、高度な能力や資質により特権的なポジションにつく人々を指す言葉だが、「学歴エリート」には、実際の知的能力や教養よりも、一度獲得した「学歴」が既得権益として機能するという、えも言われぬニュアンスが含まれてい…

  • 基礎年金の底上げ“削除”が直撃する就職氷河期世代の悲鳴

    たっぷりあんこが詰まった「あんパン」。ところが今、国会では... 立憲・野田佳彦代表(21日) 「あんこが入っていないあんパンを出してきた」 「あんパン」に例えられたのは、今国会の重要法案の一つ「年金制度改革法案」。 「あんこ」と目された「基礎年金の底上げ」が、法案に盛り込まれなかったことに起因する言葉でした。 当初、底上げが議論された背景には、基礎年金が今後30年間で3割も目減りするという厚労省の試算がありました。 日本の年金制度は「基礎年金」と、会社員などが積み立てる「厚生年金」で成り立ちますが、この基礎年金のピンチを救おうと、厚生年金を活用をする案が出ています。 ところが、会社員などから…

  • 遺族年金大改悪は本当か

    衆議院を通過した年金改正法案が「遺族年金改悪」と一部メディアと政治家が話題にしています。 実はこれ「老齢期の遺族年金はそのまま変更なし」「未成年の子が高校卒業するまでの遺族年金はそのまま変更なし」なのですが、あたかも遺族年金がなくなるかのような受け止められ方をされています。 それでは「改悪」と呼ばれている内容はなんなのでしょうか。 誰がその対象なのでしょうか。ポイントを紹介します。 改めて確認しますが、遺族年金の法改正、遺族年金の中心となる部分には一切手を着けていません。 つまり、「65歳になったら、現状と同等の遺族年金はもらえる」「子がある場合(高校卒業年度末まで)の遺族年金の給付を行う」に…

  • 都内の“現金の落とし物”は、年間「45億円」で過去最高!?

    キャッシュレス化が進み、普段あまり現金を持ち歩かないという人も多いのではないでしょうか。そうした状況の中、警視庁の発表によれば、2024年に東京都内で届け出のあった現金の遺失物は、過去最高の45億円に達したとのことです。 キャッシュレス化と現金の落とし物が過去最高という現状は、逆行するように見えます。 キャッシュレス化が進んでいるにもかかわらず現金の落とし物が増えている理由について、現金の落とし物がどのように処理されているのかについて紹介します。 キャッシュレス化と現金の落とし物の現状 経済産業省の発表によると、キャッシュレス決済比率は年々上昇し、2024年には42.8%に達しました。 10年…

  • 証券口座狙いのサイバー攻撃は収まる気配なし 結局やるべき5つの対策とは?

    フィッシング攻撃が引き続き激化しています。金融庁によると、2025年4月だけでも不正な売却取引で約1481億円の被害が発生しており、皆さんのメールボックスにも、取引がないはずの証券会社から偽のメッセージが届いているのではないかと思います。 詐欺メールの中にはセキュリティの強化をかたる非常にずる賢い内容のものも含まれています。 さまざまなところから被害報告が上がっている証券会社を狙う不正取引ですが、現時点ではその手口ははっきりしていません。 SNSではさまざまな対策が飛び交っていますが、不正確もしくは適切な恐れ方ではないホラーストーリーも含まれているようです。原因が分からない以上、最大限の脅威の…

  • 毎日2杯飲むと"認知症リスクが3割下がる"スーパーで買える飲み物

    仕事や家事に追われる毎日。気づかないうちに、脳も体も少しずつ疲れをため込んでいませんか? 最近、人の名前が出てこなかったり、うっかりミスや忘れ物が増えたりしていると感じるなら、脳の衰えが始まっているのかもしれません。 最近、人の名前がすぐに出てこなかったり、会話の中で「ほら、あれ」や「それそれ」といった言葉が増えてきたと感じます。脳の衰え、とりわけ認知症は、決して他人事ではありません。 意外に思われるかもしれませんが、認知症はある日突然発症する病気ではありません。糖尿病などと同じように、生活習慣の積み重ねによって進行する「生活習慣病」のひとつなのです。 だからこそ、今のうちから習慣を見直すこと…

  • 二段階認証はもう役に立たない?「リアルタイムフィッシング詐欺」とは

    オンラインサービスやネットバンキングなどでセキュリティ対策として使われている「二段階認証」。しかし、近年「リアルタイムフィッシング詐欺」と呼ばれる新たな手口が登場し、従来の二段階認証さえ突破されるケースが急増しています。 この詐欺は、利用者が本物と信じてしまうほど巧妙に作られた偽サイトを使い、IDやパスワードだけでなく、ワンタイムパスワードや認証コードまでもリアルタイムで盗み取るのが特徴です。 被害者が気付いた時には、不正送金やアカウント乗っ取りなど深刻な被害がすでに発生しているケースも珍しくありません。 二段階認証はすでにセキュリティ対策として「役に立たない」ものになりつつあるのでしょうか。…

  • “バナナ”がすぐに黒くなる…劇的に長持ちする保存方法

    朝食やおやつにぴったりな「バナナ」。手軽に食べられるのが魅力ですが、すぐに黒くなって傷んでしまうのが気になるところです。そこで今回はバナナをおいしく長持ちさせる保存方法をご紹介します。 バナナを使ったスイーツレシピも必見ですよ。ぜひ最後までご覧くださいね。 バナナを長持ちさせるポイントとは…? バナナを長持ちさせるポイントは、エチレンガスによる劣化を防ぐことです! 「エチレンガス」とは、野菜や果物などの青果物が分泌する植物ホルモンのこと。青果物の成長や熟成を促す働きがあり、バナナの甘味が増してやわらかくなるのもこれによるものです。 ただ、エチレンガスはバナナが完熟になったあとも発生するため、劣…

  • 「50歳で独身」急増、「友人0人」半数以上…

    そもそも結婚をしない人が増えています。国立社会保障・人口問題研究所によれば、2020(令和2)年の「50歳時の未婚率」は男性が28.3%、女性が17.8%で、年々増加する傾向が見られます。 今後も結婚を希望する人が増えなければ、ミドル・シニアの未婚者はさらに増え、単身世帯が増えることが予想されます。 日本総合研究所の調査のなかで、ミドル・シニア未婚者に対して、若い頃、結婚や子どもを持つことへの希望を持っていたかを尋ねたところ、全体としては「結婚もしたくなく、子どももほしくなかった」(33.2%)が最も多く、「どちらともいえない」(29.1%)、「結婚をして子どもを持ちたかった」(28.2%)と…

  • 摂取が多い人ほど“がん”に罹りやすい「超加工食品」とは?

    健康意識の高いみなさんなら、加工食品はあまり食べないほうがいいということは理解しているでしょう。 加工食品には、保存料や着色料など、さまざまな添加物が使われており、その安全性はほとんど証明されていません。 それどころか、発がん性が疑われるものも多々あります。 加工食品の中でも、とくに加工度合いが高いものを「超加工食品」と呼び、その危険性が指摘されています。 パリ13大学では、2009年から10万人以上を追跡調査した結果、超加工食品の摂取が多い人ほどがんに罹りやすいことを突き止めたと発表しています。 では、超加工食品とはどんなものでしょうか。 おそらく、多くの人が「そんなものはたいして食べていな…

  • いつか身近に頼る人がいなくなる…「老後ひとり暮らし」を幸せにするものとは?

    老後にひとり残される人が多いです。 そして重要なポイントは、“誰も頼る人がいない老後ひとり暮らし”は誰にでも起こりうるということです。 いま、無理なく日常を送れているなら、気にする機会もあまりないでしょう。とはいえ、決して人ごとではないのです。 老後のひとり暮らしには、若いころや家族と暮らしていたときとは違った「壁」があるものだと実感するのだといいます。 多くのおひとりさまで感じるのは、「壁」を上手に越える人と、「壁」を見て見ぬ振りをする人がいることです。 そして、うまく「壁」を越えられる人ほど、自分の生き方に納得していて、幸せに暮らしているように思えます。 もちろん、幸せかどうかは本人の感じ…

  • 『口が臭い』…知られざる“驚きの原因”と対策とは?

    老若男女問わず、自分の口臭は気になりますよね。口臭対策をしているのに、なかなか改善しないという場合、もしかしたらその原因は『親知らず』にあるかもしれません。 親知らずと口臭の関係性について詳しく解説していきます。 親知らずって何者? さて、そもそも親知らずとは一体なんでしょうか? 親知らずは、正式には「第三大臼歯」という名前で、智歯(ちし)とも呼ばれています。通常10代後半から20代にかけて生えてきて、親に知られることなく生えてくる歯であることからその名がついたと言われています。 しかし、全員が生えてくるわけではなく、完全に埋まっている場合や、部分的にしか生えてこない場合もあります。 この親知…

  • 巷で巻き起こる白湯ブームとその効果とは?

    今、“白湯”を飲む人が増えています。その飲用経験率は2009年の11.8%から2022年は61.0%と約5倍に。 実際、「毎日、朝と夜に飲んでいる。冷え性なのですごく温まる」、「毎朝飲んでいる。白湯を飲んで体を温めて活動をスタートする」といった声がありました。 白湯とは、水を一度沸騰させて50〜60度の飲める温度まで冷ましたもの。 近年、白湯をペットボトルにして売り出したところ大人気となり、コンビニや自動販売機で売れているそうです。 白湯という商品自体は2014年にも発売していたことがあったのですが、当時は商品名が違ったこともあって想定よりも販売数が伸びなかった経験があります。 2022年に再…

  • 大根の驚くべき効果効能

    大根の旬は11~2月。 最も多く出回っているのは青首大根といわれる種類です。品種改良が進み一年を通じて手に入れることができますが、寒い時期のほうが甘みがありみずみずしいです。ただ、春夏に出回るものの方が辛味が強い傾向にあります。 葉に近いほど甘く、下にいくほど辛みが強くなっています。 消化を助け、胃腸を整える成分を含むので、食べ過ぎや胃もたれには大根おろしがオススメです。 らっきょうの驚くべき効果効能 ※リンク先は外部サイトの場合があります 大根の栄養素 大根の栄養素として、まず豊富なビタミンCがあげられます。 ただし、大根のビタミンCの分布は平均しておらず、中心部より表面の皮のほうが約2倍も…

  • 自転車のNG行動 来年からは反則金も

    まもなく全国各地で梅雨入りし、雨の季節を迎えます。 雨の日に、自転車に傘をぶら下げて、通勤や通学をしている方はいませんか。 こうした行為は、今後は、違反になる可能性があるうえ、何より、重大な事故につながるおそれがあります。 ぶら下げていた傘が前輪に巻き込まれ、転倒します。NITE・製品評価技術基盤機構が行った実験です。 また、長さが比較的短い折り畳み傘をぶら下げていても、前輪に巻き込まれ、タイヤがロックされました。 NITEの調査では、自転車での事故や、事故になりかけた経験のうち、半数以上が「車輪に物などが挟まったことが原因」と答えています。NITEは、自転車に乗る際、ハンドルや手首に物をぶら…

  • 株式投資で勝つためには「徹底したリスクマネジメント」が欠かせない

    「リスクを取る勇気(血を流せ)」は株式投資で儲けるための必須条件なのですが、高値圏では逆に、リスクを取りに行くと、大ヤケド(大きな損失)を負うことがあります。注意が必要です。 古来、「買い気が強すぎると相場は反転する」ともいいます。日経平均株価が高値をつけた2024年の7月11日、寄与度の大きい構成銘柄のソフトバンクグループ(9984)は、1万2,180円まで買われました。 もちろん、これは年初来高値でしたが、驚かされたのは6月26日以降連続上昇(前日の終値を当日の終値が上回る)、12連騰となったことです。 同じ主力株(日経平均採用銘柄)の伊藤忠商事(8001)も同様に7月11日に8,245円…

  • 日本に広がる貧乏性の正体

    現代の日本人にとって、今使えるお金よりも、将来のためのお金のほうが大切になっている。だからこそ消費停滞が定着し、「貯め込み経済」になってしまっているのです。 その背景にあるのは、「不安」で、なぜ、これほど不安なのでしょうか? 少子高齢化が進む中、「老後は年金がもらえない」「年金だけでは暮らしていけない」と考える人が増えています。 もちろん、将来を考えて慎重になるのは当然のことですが、必要以上に不安が大きく膨らんでいることが消費停滞につながっています。 たとえば、2024年に公表された年金の財政検証によれば、夫婦の年金額は2024年度の22万6000円から、33年後の2057年には21万1000…

  • 家の「Wi-Fiルーター」、年間の電気代はどれくらいになるのか?

    スマートフォンやパソコンなど、多くの機器がWi-Fiを利用している現在、Wi-Fiルーターは欠かせない存在といえます。Wi-Fiルーターのある家庭やオフィスでは、電源をオフにすることなく、24時間365日稼働し続けています。 常に稼働していることで、電気代が気になる人もいるかもしれません。この記事では、Wi-Fiルーターの電気代が年間どれぐらいになるのかまとめました。 Wi-Fiルーターの消費電力はモデルや機能によって異なり、シンプルなワンルーム向けモデルでは最大で約6ワット~8ワット、戸建て向けのモデルでは最大約15ワット~25ワットが一般的です。 電気代は、消費電力(ワット)÷1000×使…

  • 食費がみるみる減るスーパーの回り方

    食費を抑えるには、まず買い方を見直すことが大事。割高なものや買う必要がないものを買っていたら、食費を減らすことはできません。 スーパーに入店した瞬間から、食費のやりくりは始まっています。売り場の回り方を見直して、食費をムリなく減らしましょう。 「食費がみるみる減るスーパーの回り方」について紹介します。 入り口近くの特売品をチェックする スーパーに入ってすぐの入り口近くに置いてある商品は、その日のお買い得品。 まずは、ココをチェック。ただし安いからと言って、すぐにカゴを入れるのはNG。1週間以内に使うことができるか? 家の在庫品の中に同じようなものがないかを考えてから買いましょう。 まずは「見切…

  • 平気で「食パン」を買う人が知らない超残念な真実

    「しっとり、ふわふわ」を謳う食パンの「原材料表示」を見てみると、下記のように記載されていたりします。 小麦粉、ブドウ糖果糖液糖、マーガリン、パン酵母、脱脂粉乳、食塩、乳化剤、pH調整剤、糊料(キサンタンガム)、イーストフード、ビタミンC(一部に乳成分・小麦・大豆を含む) *メーカーによって違いがあります 「植物油脂」「バター」「マーガリン」「食用油」「ショートニング」など、パンによって種類は違うでしょうが、とにかく「相当な量の油」を入れ込んでいます。 試食したパンのひとつにも「マーガリン」が使われていました。 それもかなり水分の多いマーガリンだと思います。「コーヒーフレッシュ」を思い浮かべてい…

  • 「パニック売り」が起きた時、資産運用で個人投資家が一番やってはいけないこと

    投資をするうえで、個人投資家が一番やってはいけないことは、落ちたときに焦って売ること、いわば「狼狽売り」をしてはいけない、ということです。 なぜ狼狽売りをしてはいけないのでしょうか。 その理由の1つとしては、それは大概のケースにおいて、狼狽売りしたところが底値だったりするからです。「あーあ、売らなければよかった」というのがこれに当たります。 ここで大事なのは、メンタルの問題です。 自分の買値を下回ったところで売却した時点で損失が確定されるわけですが、損失確定の大きな問題点は、その後、マーケットが上昇に転じたとしても、なかなか買いに入れなくなることにあります。 最初の買値が1000円だとしましょ…

  • 〈ブラックマンデー〉が示す、予測不能な大暴落に共通する“超危険なサイン”

    1987年のブラックマンデーは、理由の見えにくいまま市場を恐怖に陥れた“説明できない暴落”でした。その背景には、ドル高からドル安への急転といった為替の構造変化が深く関係していたとされています。 相場が大きく動くとき、為替と株価はどのように連鎖していくのでしょうか。 史上最大の株価暴落となったブラックマンデーですが、実は、原因がはっきりしていません。ただし為替相場の急変動(ドルの急落)との関連が認められています。 当時の米国は双子の赤字と呼ばれていた財政赤字と貿易赤字に苦しめられていました。対策として、それまで1ドル200〜250円程度だったドル円相場をプラザ合意(1985年9月)によって各国が…

  • 認知症584万人時代へ…なぜ日本は“先進国で最も認知症率が高い”のか?

    高齢者に「収入」と「生きがい」を──。そんなかけ声からスタートした、うきはの宝の取り組み。その想いは今も変わりませんが、最近特に世間から評価されている点は「認知症に関する効果」です。 認知症は、超高齢化が進む日本の未来に関わる深刻な課題のひとつです。厚生労働省の研究班が2022年に発表した資料によると、日本の65歳以上の高齢者のうち、認知症高齢者数は2022年の段階で約443万人。 その数は2040年には約584万人に増加し、軽度の認知障がい(MCI)を持つ高齢者は612万人になると推計されています。 こういうデータを見ると、「認知症になったらどうしよう」と、たくさんの日本人が不安になるのでは…

  • 《それでもお米は高いと感じますか?》JA全農新聞広告に「買い占めたお前が言うな」と批判殺到

    全国の平均価格が17週連続で高値更新中のコメ。先月27日までの1週間に販売された平均価格は5キロ当たり消費税込みで4233円と、備蓄米が流通し始める中でも昨年同時期と比べて2倍を超える高騰が続いています。 そんな中、JA全農山形が打ち出した新聞全面広告に、SNSでは怒りの声が飛び交っています……。 JA全農山形による全面広告、しれっと「お茶碗1杯」に価格を値上げして 《今日のあたりまえが未来へもつながるように。》 という白文字の大きい見出しに、お茶碗に入った白米の写真が添えられた広告。 JA全農山形によるもので、山形新聞への掲載やJR山形駅に大型タペストリーとして設置されています。 『ひとめぼ…

  • 資産運用立国2.0に向けた提言に記載されていたのは?

    プラチナNISAとは、現在は世代に関係なく一律とされているNISA制度を、高齢者に限って投資対象を広げたり、投資信託などの預け替え(スイッチング)を認めたりする新たな仕組みとされています。 「資産運用立国2.0に向けた提言」には、プラチナNISAについて以下のように記載されています。 『高齢者が物価上昇の下でも、投資のメリットを受けつつ、生涯にわたって計画的に運用資産を活用して生活に充てることができるよう、高齢者に限定して対象商品の拡大・スイッチング解禁を図る「プラチナNISA」の導入など、政府は退職世代向けの資産運用サービスの充実に取り組むべきである。』 ここでいう「対象商品の拡大」とは、現…

  • 「irumo」と「ドコモmini」はどちらが得か?

    NTTドコモが、6月5日に新料金プラン「ドコモMAX」「ドコモmini」を導入します。名称通り、前者はデータ容量無制限まである上位プラン。 逆にドコモminiは、低容量で価格を抑えた料金プランになります。既存のユーザーには、前者がeximo後継、後者がirumo後継と言えば分かりやすいでしょう。 新料金の導入に伴い、eximoとirumoは新規受付を6月4日に終了します。 ドコモが新料金プラン「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ ポイ活 20」「ドコモ mini」を一挙発表しました。 「DAZN for docomo」が無料になったり、国際ローミングが30GBに無料になったりと…

  • 「上場ゴール」は変わるのか?東証がグロース市場の上場基準厳格化へ

    2025年4月、東京証券取引所は新興企業向けのグロース市場の上場維持基準の見直し案を発表しました。2030年以降、上場から5年を超えた企業に対して、時価総額100億円以上を求める新基準を導入しようとするものです。 このルール変更の背景や、対象企業の具体的な対応策、そして投資家が注目すべきポイントはなんでしょうか。 2025年4月、東京証券取引所はグロース市場の上場維持基準を見直し、上場から5年経過した企業に対して、時価総額100億円以上を求めることを新たな基準とする案を発表しました。 新興企業やスタートアップなど成長初期段階の企業が対象 東京証券取引所には、東証プライム、東証スタンダード、東証…

  • お金のプロは「私なら使わない」と断言…65歳以上向け「プラチナNISA」

    新しいNISA制度が始まり、投資を始めたという方も多かったと思います。 そのNISAに新たな枠が設定されようとしています。 「プラチナNISA」、65歳以上の人だけが使えるNISA制度です。 年齢を65歳以上と制限することで、高齢者優遇だという批判も耳にしますが、私にはこの新制度誕生には、高齢者マネーに期待する政府の思惑が見え隠れしているように思われます。 まだ詳細も決まっていない「プラチナNISA」ですが、有望な制度なのか、オトクなのかどうなのかを考えてみたいと思います。 「日本人は死ぬときに一番お金を持っている」と言われますが、金融資産の保有額を年代別に見てみると、年代が上がるほど保有額が…

  • 「ダブルトップ形成」で弱気相場入りか、「半値戻し到達」で短期で高値回復に向かうか…動向を左右する金融政策の行方

    米トランプ大統領の相互関税政策の発表以来、乱高下が続く世界の株式市場。米国株の主要指数であるS&P500は、4月7日の安値から下落幅の約50%の戻りを示し、投資家の間では楽観的な見方も広がりつつあります。 しかし、過去のチャートパターンやテクニカル指標を精査すると、依然として注意が必要な局面であることが浮かび上がります。 現在の市場が抱えるリスク要因は何でしょうか。 4月末の段階で、米・トランプ政権による関税政策への過度な懸念は後退しつつあり、徐々に市場は安定を取り戻しています。短期的な戻りを試す展開が続いていますが、このまま素直に高値を更新すると楽観視しても良いのでしょうか。 テクニカル上で…

  • じわりじわりと負担が増え…日本の家族に待ち受ける未来

    物価高と上がらない給与に直面する現在。日本経済の回復はのぞめるのでしょうか。 ここでは日本人の暮らしの現状について、総務省『家計調査(二人以上の世帯)2025年(令和6年)2月分』などをもとに見ていきましょう。 総務省『家計調査(二人以上の世帯)2025年(令和6年)2月分』によると、勤労者世帯の実収入は1世帯あたり平均「57万1,993円」。前年同月比で実質2.3%減少しています。 一方の消費支出の平均は「29万511円」。前年同月比で実質0.5%の減少になりました。 勤労者世帯の収入について詳しく見ていきましょう。「57万1,993円」のうち、世帯主の収入が「38万5,077円」、配偶者の…

  • ”無意識”に摂る「糖質」が脂肪肝を進ませる

    いまの時代、脂肪肝が増えている最大の原因は「糖質の過剰摂取」です。普段から糖質を摂りすぎていると、いつこの病気になってもおかしくありません。 そして、脂肪肝になると、糖尿病や動脈硬化など、さまざまな生活習慣病に罹るリスクが大幅にアップすることになります。 もっとも、みなさんの中には「別に糖質を摂りすぎているわけでもないのに脂肪肝と診断されてしまった」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 「ごはんやパン、麺類をたくさん食べているわけでもないし、ケーキなどの甘いものをしょっちゅう食べているわけでもない……それなのに、なぜ?」というわけですね。 いったい、脂肪肝になってしまった原因は何なので…

  • 「使えるものを使って何が悪いんですか?」1社目は2週間、2社目は4日でスピード退職した28歳男性の主張

    いまや若者から中高年まで使う退職代行。退職妨害や精神疾患など使わざるを得ない状況がある一方で、その気軽さにハマりリピーターと化す人も続出しています。使い方によっては“中毒性”がある退職代行の側面に迫ります。 2社連続でスピード退職…「使えるものは使う」主義 「退職代行を使った1社目は2週間で、2社目は4日で辞めました。そもそも、勤めた会社がヤバかったから利用しただけですし、使えるものを使って何が悪いんですか?」 そう話すのは、Aさん(仮名・28歳)。Aさんはデザイン系の専門学校を卒業後、5年勤めたデザイン会社からステップアップするため退職。 その後、転職した2社を短期間で辞めている。 「1社目…

  • 学歴だけでは絶対に超えることのできない人生の限界

    「大学受験」は10代における最大のイベントです。残念な側面でもありますが、いい大学にいけば、なりたい職業になれる確率は上がり、将来の選択肢は増えるのが現在の日本です。それほどまでに大学受験の持つインパクトは大きくなっています。 「高学歴」であれば幸せになれると思いますか? 悩ましいところですが、高学歴だからといって幸せが約束されることはないと思います。 もちろん、立場的にも好み的にも「高学歴は幸せになれる!」と言いたいところなのですが、幸せという観点で見るならば、万人にとってのキーファクターに学歴はなり得ないんじゃないのかなと思います。 では、どこに高学歴になる意味があるのでしょうか。 幸せに…

  • 世界の富裕層が「これだけは絶対に怠らない」と決めていること

    富裕層たちが日常生活を送るなかで、「これだけは絶対に怠らない」と決めている3つのことがあります。 それは、「人脈に関する情報を仕入れること」「創作意欲を満たす情報を仕入れること」「体をメンテナンスすること」です。 2つ目の「創作意欲を満たす情報を仕入れること」とは、たとえばアートや音楽といったクリエイティブな領域に対し、鑑賞、ときに参加、さらには支援するような富裕層も多いです。 人生を豊かに彩る目的だけでなく、投資対象にもなり得るので、新鮮な情報を見聞きすることを大切にしています。 「Hip Hop界のレジェンドNotorious B.I.G のNFTコレクション」という、アートと最新テクノロ…

  • 男性ホルモン“テストステロン”が低下すると何が起きる?男性更年期障害で現れる症状

    40歳以降の男性は、だれでもなる可能性がある「男性更年期障害」。 「なんとなく調子がおかしい状態が続く、突然汗やほてりがでてきた……そんなときは、病院を受診することをおすすめします。 放置すると、「うつ」を発症することもある男性更年期障害について、紹介します。 「男性更年期障害」の症状は次のようなものが挙げられます。 ・不安感が増して、気分が落ち込む ・イライラして、怒りっぽくなる ・集中力の低下 ・判断力の低下 ・記憶力の低下 ・意欲の低下 ・性欲の低下 ・眠れない ・疲れやすい ・筋肉痛、関節痛 ・肥満(メタボリックシンドローム) ・頻尿 ・発汗、ほてり など 男性更年期障害は、男性ホルモ…

  • コメ高騰時代「お茶碗1杯=52円」を基準に考える「炭水化物置き換え」値段比較 食パンなら22円、パスタなら27円

    平均寿命が延び、「長い老後」で資産が尽きないようにするためには、収入を増やす取り組みとともに、支出を減らすことが重要になります。 直近で多くの家庭を悩ませるのが、コメの価格高騰でしょう。 4月21日に農水省が発表した全国のスーパーでの平均価格は5キロ4217円。15週連続で値上がりとなりました。 すぐにコメの価格が大きく下がる展開は考えにくく、生活を守るうえで様々な検討が必要でしょう。主食であるコメは3大栄養素のひとつである炭水化物を摂るための大事な食材ですが、この状況下では“代替品”を考えることも選択肢です。 コメの「1食あたりの値段」を認識するところからスタートしたいものです。 お茶碗1杯…

  • 証券口座乗っ取りを警戒する人を狙い撃ち…“フィッシング詐欺対策フィッシング詐欺”が流行中

    証券口座を乗っ取られ、勝手に株を売買される被害が多発しています。5月1日、人気投資家のテスタさんも被害に遭ったことをXにポストしました。 テスタさんは二段階認証も設け、ウイルス対策ソフトでも導入していたことから、パニックが拡大し、対策に奔走する人が続出しました。 ところが、さらにそんな人たちを狙い撃ちにするフィッシング詐欺が出てきているといいます。 証券口座乗っ取りについては、楽天証券やSBI証券など少なくとも大手証券9社で被害が発生しています。 金融庁によると、不正な取引は今年2月〜4月中旬にかけて1400件以上あり、売買金額は950億円を超えるといいます。 そんな中、5月1日の朝に人気投資…

  • 「就職氷河期世代」が考えたい年金暮らし。公的年金だけで生活できない場合に活用&検討したい制度

    人材確保のために、初任給を引き上げる企業が増えています。30万円程度まで引き上げる企業のほか、40万円台に乗った企業も出てきているようです。賃上げの波は、新規採用職員には確実に届いているといえます。 しかし、いわゆる「就職氷河期世代」とよばれる40〜50歳代の人は、こうした対策に不公平さを感じているのではないでしょうか。満足な給料を受け取れないと、老後の年金受給額にも影響をおよぼします。 加えて、現代の物価高の状況では、公的年金だけではなかなか暮らせないでしょう。この記事では、公的年金だけで生活できない人が使いたい給付や制度について解説します。 日本の公的年金は、以下の2つに分かれます。 ・基…

  • 各政党が目論む「就職氷河期世代」の票田争奪戦…

    4月25日、就職氷河期世代への支援強化を図る閣僚会議初会合が首相官邸で開かれ、石破茂首相は「効果的な支援は待ったなしの課題」と、学び直しなどの支援策を強化するよう指示しています。 しかし、「不遇の世代」と呼ばれる就職氷河期世代の雇用状況は好転しており、支援強化の打ち出しは選挙対策の側面が強そうです。 政府は本来取り組むべき氷河期世代の年金問題を先送りするという、爆弾を抱えています。 石破首相は4月19日に、若者支援に力を入れる「たちかわ若者サポートステーション」を視察し、就職氷河期世代を含む人々と対話を行ないました。政府として氷河期世代の支援を強化する姿勢を、世間にアピールしています。 就職氷…

  • 「irumo」と「ドコモmini」はどちらが得か?

    NTTドコモが、6月5日に新料金プラン「ドコモMAX」「ドコモmini」を導入します。名称通り、前者はデータ容量無制限まである上位プラン。 逆にドコモminiは、低容量で価格を抑えた料金プランになります。既存のユーザーには、前者がeximo後継、後者がirumo後継と言えば分かりやすいでしょう。 新料金の導入に伴い、eximoとirumoは新規受付を6月4日に終了します。 ドコモが新料金プラン「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ ポイ活 20」「ドコモ mini」を一挙発表しました。 「DAZN for docomo」が無料になったり、国際ローミングが30GBに無料になったりと…

  • 独居老人と生活保護と孤独死が爆増する「2040年問題」氷河期世代が最後の最後まで割を食う

    公共あるいは地域行政に影響を与えると思われる社会環境の変化はいくつもあり、まず挙げられるのが人口動態の変化です。 2020年(令和2年)国勢調査によると、2015年から人口増加になったのはわずか8都県にすぎません(増加率の高い順に東京都、沖縄県、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、福岡県、滋賀県)。 残りの39道府県では人口が減少し、そのうち33道府県は5年前の前回調査から減少幅が拡大しています。 市町村単位で見ても、全国1719市町村の82.5%に当たる1419市町村で人口が減少しました。一方、総人口に占める65歳以上人口の割合については、前回の26.6%から28.6%に上昇。日本は2005年…

  • 「スーパーの値引き惣菜」買うべきではないものと買っても良いもの

    夜遅めの時間、スーパーマーケットの総菜コーナーに人が集まっている光景をよく見かけます。多くの人々の目当ては、“値引きシール”。直前まで定価で売られていた商品に3割引きや半額のシールが貼られ、途端にお買い得になるという仕組みです。 普段買わないようなちょっとリッチな総菜も、半額になるなら手を出したくなることもあるでしょう。また、ここぞとばかりに買いだめをして、とにかく冷凍してしまうという人の声も聞こえてきます。 果たしておいしく食べ切っているのでしょうか……。 多くの見切り商品は当日食べ切ってしまえば、健康上は問題ないものばかりですが、翌日以降になると途端に味が劣化したり、扱いにくくなることがあ…

  • 「Fラン大学に進学するなら高卒のほうがマシ」学歴はどこまで意味があるのか。

    「大学受験」は10代における最大のイベントです。残念な側面でもありますが、いい大学にいけば、なりたい職業になれる確率は上がり、将来の選択肢は増えるのが現在の日本です。 それほどまでに大学受験の持つインパクトは大きくなっています。そんな難しい時代でも「自分らしい大学進学」をするために、きれいごとを抜きにして、「大学受験とはどういうものなのか」「人生とはどういうものなのか」を考えることは重要です Fラン大学に進学するなら高卒のほうがマシ? という「偏差値の低い大学に行くくらいなら高卒のほうがいい」という議論がよくされています。 「偏差値が低い」というのをどこまで指すのかにもよりますが、中途半端に大…

  • 資産1億円以上の「富裕層」を目指すためのポイント

    2013年に「アベノミクス」が始まって以降、富裕層や超富裕層の世帯数は着実に増加しています。 本章では、「富裕層+超富裕層」の世帯数や資産総額の変動についても確認していきます。 ※カッコ内には前回調査との増加率を記載しています。 ・2005年:86.5万世帯・213兆円 ・2007年:90.3万世帯・254兆円(+4.4%・+19.2%) ・2009年:84.5万世帯・195兆円(-6.4%・-23.2%) ・2011年:81.0万世帯・188兆円(-4.1%・-3.6%) ・2013年:100.7万世帯・241兆円(+24.3%・+28.2%) ・2015年:121.7万世帯・272兆円(+…

  • 日本人の給料が上がらないのは「頑張りすぎ」だから…最低限の仕事だけこなす「静かな退職者」

    「静かな退職」とは、2022年にアメリカのキャリアコーチが発信し始めた「Quiet Quitting」の和訳で、会社を辞めるつもりはないものの出世を目指してがむしゃらに働きはせず、必要最低限の仕事をこなす働き方のことです。 街中を見渡しても、大きな駅に行けば、乗り換え案内や電車の行く先のアナウンスが四六時中流れていますが、これも果たして必要でしょうか? ホームでは、「雨の日なので傘のお忘れに注意しましょう」などと流されますが、電車を降りた後にそれを聞いても意味がないでしょう。「駆け込み乗車は危険ですのでおやめください」という注意も、果たしてそれで止める人がいるでしょうか? ベーカリーに入ると、…

  • 「限界節約生活」と「投資」で5,000万円を手にした34歳会社員。念願の早期退職が…わずか2年で「サラリーマンに返り咲き」

    4月も半ばを過ぎ、新卒で入社した人たちは、社会人としての生活リズムに少しずつ慣れようと奮闘している時期かもしれません。 そんな新社会人からよく聞かれる言葉に、「親のすごさがわかった」「改めて尊敬している」といったものがあります。 例えば、4年制大学を卒業し、65歳で完全リタイアするというルートを選んだ場合、労働期間は実に40年以上に及びます。 学生時代は「大人は働いて当たり前」と思ってしまいがちですが、実際に毎朝会社へ行き、収入を得て生活を支えることの大変さを、自分がその立場になって初めて実感するのでしょう。 こうした長い労働人生の現実がある中、パーソル総合研究所が年に一度行っている「働く1万…

  • 新NISAで「損する人」がハマる落とし穴

    2024年の新NISA開始をきっかけに、投資を始める人が増えています。ただし、新NISAで投資をすれば必ず儲かるというわけではありません。 長期的な値動きをS&P500で見てみる 特に直近の株価急落で、投資を辞めようかどうか悩んでいる人もいるでしょう。 新NISAで「損する人」がハマる落とし穴を紹介します。初心者の方は、特に陥りやすい点を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。 〇短期的な値動きに振り回される まず、投資を始めたばかりの人が特に陥りやすいのが、短期的な値動きに振り回されることです。 投資を始める前は長期投資が大切と考えていても、いざ自分のお金を使って投資を始めると、毎日の値動…

  • 新NISAなんてやめておけばよかった…〈月収48万円〉定年を控えた59歳サラリーマン、妻の許可を得て投資デビューも「トランプショック」に悶絶「もう人生、詰みました」

    老後の安心を見据えて、多くの人が注目している「新NISA」。非課税のメリットや長期運用の魅力から、制度を活用しようとする動きが広がっています。 しかし、トランプショックにより、「新NISAなんてやめておけばよかった」という声が続々と聞こえてきます。 新NISAと確定拠出年金で老後は安泰のはずが… 「これで老後も安泰だと思っていたんですけどね」。都内在住のAさん(仮名・59歳)は、ガックリと肩を落とします。 Aさんは現在、都内の中堅メーカーに勤務しており、5月末で定年を迎える予定です。現在の月収は48万円。これまでのサラリーマン人生で、地道に貯蓄を積み上げてきました。 そんなAさんが、老後の資産…

  • 中間層がタワマンを買える時代は過ぎ去った

    マンション価格が著しく上昇する中、「いまは不動産バブルの状況にある」と話す人も少なくありません。 しかしそんな中で、もしバブルだとしても、それが何なのかとも思います。 不動産会社のポータルサイトやXを見たり、日々更新されるマンション市況のレポートや書籍などを読みながら、マンションの情報を集めています。 「これは見ておきたい」と思った物件については、積極的に現地を見に行くことにしています。現地調査した物件だけでも、すでに2300件を超えました。 イメージとのギャップが少ないときもありますが、事前に完成予想図しか見ていない場合には、現地で「思ったよりチープに見えるな」とか「外観に使われている配色や…

  • サラリーマンがお金持ちになれる確率は?

    誰もが正社員になりたがりますが、自由で豊かなサラリーマンはきわめてすくないのです。日本の社会ではサラリーマン以外の生き方が圧倒的に不利だと信じられていますが、本当にそうでしょうか。会社の寿命はいつのまにか個人の人生よりも短くなっています。会社にしがみついていれば、会社とともに沈んでいくだけです。 日本にはいったいどれほどのフリーエージェントがいるのでしょうか。それを知るための統計調査は行なわれていないので、既存のデータから類推するほかありません。 2005年の国勢調査によれば、家事や学業と並行して働くひとを除いた「主に仕事に従事」する約5100万人のうち、20歳以上49歳以下の「臨時雇用者(日…

  • 就職氷河期世代の怒り爆発、社会の歪みに苦しめられる厳しい境遇とは

    今年3月5日の参議院予算委員会。自らも就職氷河期世代である立憲民主党の吉川沙織議員が質問に立ち、自民党の税制調査会で検討されている退職金への課税問題を取り上げました。 吉川氏は、自民党内での検討内容からすると、ちょうど就職氷河期世代が退職時期を迎える頃に課税が強化されると指摘。「退職後の生活や人生設計に影響甚大。拙速な見直しは避けるべきではないか」とただしました。 これに対し、石破首相は「拙速な見直しはいたしませんが、慎重な上に適切な見直しをすべきだと思っております」と答弁しました。 課税強化は実施する、それを曲げることはない、という宣言です。 3月19日の参議院予算委員会でもこの問題は焦点に…

  • Nキャス「氷河期世代」特集が“笑顔”で炎上の背景

    TBS系の報道番組『情報7daysニュースキャスター』で、賃金が伸び悩む就職氷河期世代を特集した際、悲惨な内容であるにかかわらず、スタジオで笑顔を浮かべるコメンテーターが切り抜かれてSNSで炎上しました。 皮肉なことに番組では、SNSに投稿された「死ぬまで踏み台」「報われない世代」などという衝撃的な言葉を取り上げていました。すぐにXでは就職氷河期世代がトレンド入りし、なぜ笑えるのか理解に苦しむといった批判が巻き起こりました。 番組におけるコメンテーターの意図がどうであれ、その仕草が「他人事のように笑っているように映った」ことが今回の炎上のきっかけでしたが、ここ数年氷河期世代に関する話題がたびた…

  • 「トランプセッション」と「プラザ合意2.0」で日本株は大暴落?

    トランプ政権が関税政策などを相次ぎ発表し、マーケットを翻弄しています。トランプ関税などが景気後退を招く「トランプセッション」という言葉も登場。 インフレと景気後退が同時に起きる「スタグフレーション」の懸念も強まっています。トランプ関税による景気悪化懸念で米国・日本の株式相場が大きく下落するなど、警戒感が高まっています。今後、景気や株式市場はどうなるのでしょうか。 今後の世界経済を見る上で外せないのが「トランプ関税」です。 トランプ政権による経済への影響について、現在のマーケットはトランプ米大統領の朝令暮改な発言に踊らされている状況です。 関税政策などは口先だけで、今後政策を軌道修正して株価を下…

  • 能力主義社会の中で学歴が意味するものとは

    ガクレキ。それはこう定義されます。 「その人が受けた学校教育の経歴。どの学校でどのような課程を修了したかを指し示すもの。とくに、どの程度の学校を卒業したかによって、教育を受けた範囲や内容を表現する際に用いられます」(『広辞苑』第七版〈岩波書店〉) 「学校教育の経歴」という表現そのものにはなんの変哲もありません。強いて言えば、「どの学校で」「どの程度の学校」とあることから、学歴=学校歴が含まれていることは特筆すべき点でしょう。 「学歴」を「学校歴」を含む形で用います。ただこれだけでは、「はじめに」でさらったようなアンビバレントな気持ちには程遠く感じます。 そこで「主義」という言葉をくっつけて「学…

  • 米国株一人勝ち終了、「ポンコツ日本株」は大化け?

    トランプ関税の警戒感から世界のマーケットが揺れ始めています。これまで米国の株式市場を牽引してきた巨大テック企業が軒並み下落するなか、次に有望な企業をどう見つけるのがよいのでしょうか。 トランプ関税に翻弄されているマーケットですが、現状の世界の株式市場は、米国市場が割高になりすぎている一方、日本やヨーロッパは割安、さらに新興国のマーケットに至っては「スーパーバーゲンセール」の状況が長く続いてきました。 この米国経済の安定した成長トレンドにトランプ政権が強制的にメスを入れたような状況なので、米国の株式市場にまとまった調整が起きるのは当然でしょう。 ただ歴史的に見ても米国株は転換点にあります。米国の…

  • 「電気代また値上げ…」再エネ賦課金2年連続の引き上げ…実質的な増税になぜ反対の声が上がらないのか?

    経済産業省は、2025年度の再エネ賦課金は1キロワット時あたり3.98円にすると発表。これにより4月1日から多くの家庭で再び電気代が値上がりとなりました。2年連続の引き上げで、再エネ賦課金は標準的な家庭で月1592円、年間1万9104円の負担です。 によると、3年連続で1か月当たりの電気代は1万円を越えました。 高騰が続いているのは、天然ガスなどのエネルギー価格が上昇しているためです。 円安で購買力が低下していることも背景にあります。ウクライナ情勢が依然として先行き不透明なことや、強気の利上げに踏み切れない日本銀行のことを考えると、電気代は中期的に高水準で推移しそうです。 ただでさえ高い電気代…

  • コメ価格高騰の元凶、50年以上も続いた減反政策が招いた生産能力の低下と生産意欲の減退

    2050年の日本を考えた時、この国ではもう、農業がなくなっているかもしれません。 現在、日本の就農人口のうち、農業を生業にする基幹的農業従事者の数は約130万人で、平均年齢は67〜68歳と高齢化が進んでいます。 これが15年後、2040年には30万人まで落ち込むとの試算が出ています。 これだけでも農業の危機は明らかですが、最近『日本農業新聞』で驚くべき数字が出ました。わずか5年後の2030年、日本の耕作面積(田畑)が2020年と比べて92万ヘクタール減るというのです。 東北地方の耕作面積が81万ヘクタールであることを考えれば、事の深刻さが伝わるはずです。 私が21歳で秋田県の大潟村に入植し、米…

  • 気づいたら1億円たまっていた “いつの間にか富裕層”が増殖中 弱点は金融リテラシー

    気がついたら富裕層になっていた――。そんな夢のような現象が続出していると、野村総合研究所(NRI)が発表し話題になっています。 NRIが2月に公表した調査によれば、2023年時点で純金融資産(金融資産の合計から負債を引いた額)を1億円以上保有する「富裕層」と「超富裕層」が165万世帯に達し、05年の調査開始以来で最多でした。 2年に1度のペースで調査を続けているNRIが今回「新たに見えてきた」と指摘したのが、「いつの間にか富裕層」と呼ばれる層です。いったい、どのようなものなのでしょうか。 まず「いつの間にか富裕層」についてNRIは、「年齢は40代後半から50代、職業としては主に一般の会社員」と…

  • サイレントリッチになるため最強の方法

    「え、あの人1億円持ってるの!?」 特別な資産もなく、親の遺産を受け継いだわけでもなく、宝くじが当たったわけでもありません。 「サイレントリッチ」になるために、プロはどの投資信託を選ぶのか 堅実かつ確実に資産を増やすための王道は、「長期分散投資」。 そして、いま加入している「保険」を見直すことで、そのための原資を捻出することができます。 長期のバイ&ホールドが最強です。 フィデリティ証券が2003年から2013年の10年間で、最も優れた運用益を出していた口座を調査したところ、意外な結果になりました。 最も優れた運用益を出していた口座は、口座の持ち主がすでに死んでいた口座だったのです。 2番目は…

  • 「趣味をするにも、お金を払って一人で楽しんできて、一人で帰ってくる」日本人

    年々、高齢者の独居率の割合も増え続けていますが、超高齢社会において寂しさや孤独を抱えるお年寄りが大勢いる現状は、日本社会から「社交」が消えつつあることに大きな問題があるんです。 社交とは、“明確な目的を持たない遊び”を指します。その遊びの中で、互いに共感力を発揮しながら、コミュニケーションをとって交流する時間が人間には必要不可欠です。 一緒に詩を詠んだり、楽器を演奏したり、映画を鑑賞したりするのもいい。人と人とがリアルに交流することが大切なんです。 ところが今は趣味や好きなことをするさい、お金を払って一人で楽しんできて、一人で帰ってくることが多いでしょう。それはただのエンタメの消費であって、社…

  • 日本で「億」の資産がある人の割合はどのくらい?

    お金持ちと聞いて、いくら以上の資産を持っている人をイメージするでしょうか。 金額は人それぞれですが、一般的に資産が「1億円以上」あればお金持ちとイメージする人も多いでしょう。 では実際のところ、日本ではどれくらいの世帯がこの基準を超えているのでしょうか?本記事では、統計をもとに日本における資産1億円以上の世帯数や割合、さらに少しでも資産を増やすための具体的な方法について紹介します。 日本における資産1億円以上の世帯数と割合 野村総合研究所(NRI)の調査によると、2021年時点で純金融資産が1億円以上5億円未満の「富裕層」は約139.5万世帯、さらに5億円以上の「超富裕層」は約9万世帯と推計さ…

  • 「価格の安い豆腐」と「価格の高い豆腐」何が違うか?

    栄養価も高く人気な豆腐ですが、価格は70円ほどの安い豆腐から400円ほどの少し高い豆腐まで幅広くスーパーに並んでいます。 皆さんは普段、どの価格帯の豆腐を買うことが多いですか? 価格の安い豆腐と価格の高い豆腐では、何が違うのかも気になるところです。 『「価格の安い豆腐」と「価格の高い豆腐」は何が違う?』を詳しく紹介します。 実際にスーパーにいき、「価格の安い豆腐」と「価格の高い豆腐」の違いを調べたところ、豆腐の価格の差は以下4つの理由が考えられました。 ①大豆の産地 豆腐に使用している大豆が国産であるか外国産であるかで価格に差があります。 日本の大豆の自給率は6%と低いので国産大豆自体が希少で…

  • 毎日飲み続けると「腸内のスーパー善玉菌が増える」

    飲み続けると「腸内のスーパー善玉菌が増える」飲み物があります。 お茶でもコーヒーでもありません。実は「あの飲み物」が、腸内環境や体に素晴らしい変化を起こす可能性があるのです。 「腸内のスーパー善玉菌が増える」飲み物について、根拠に基づいて紹介します。 代用品もあるので、ぜひ最後までチェックしてみてください。 1. 飲み続けると「腸内のスーパー善玉菌が増える」最強の飲み物 早速、結論からいきましょう!飲み続けると「腸内のスーパー善玉菌が増える」可能性がある飲み物とは、オレンジジュースです! たとえばハーバード大学などが行った研究を参考にすると、オレンジジュースを飲み続けることで以下の効果が期待で…

  • 貧困層のほうが「圧倒的に肥満傾向がある」という「厳しすぎる現実」

    日本でも「メタボ」などという言葉が定着するほど肥満に対する意識は高まっていますが、肥満の程度を示す指標の一つである「BMI」(ボディマス指数)の数値でアメリカ人の肥満率を調べると、ほとんど3人に1人(別な統計では2人に1人!)が肥満と見なされてしまうほど、アメリカでは肥満は大きな社会問題になっています。 ならば「肥満」という問題を切り口にしてアメリカ社会を云々してみたら何かおもしろいことが見えてくるのではないか? と、まあ、そういうことを考えてみたわけです。 まずアメリカにおける肥満の原因をいろいろ探ってみたわけですが、その結果、アメリカ人の肥満化にはさまざまな要因があることがわかってきました…

  • あまりにもカネにだらしない政界の姿

    政界のカネに関するだらしなさは、与党ばかりでなく野党も政治記者も同じです。最初にそれを思い知ったのが、『文藝春秋』編集部が田中角栄元首相をインタビューしたときに、帰社したばかりの記者の話でした。 『田中角栄研究』で自らを首相の座から蹴落とした出版社のインタビューを受けるのには、復権を誇示する狙いもあったとは思います。 しかし記者が驚いたのは、田中家を辞そうとしたところ秘書が走り寄ってきて、封筒に入れたウン百万円と思われる札束をポケットにねじ込もうとしたことでした。 当然彼は断りますが、秘書いわく「永田町では、記者は政治家からのオカネはもらうもんなんです。もらう人は反逆しない人だとわかりますから…

  • トランプ氏「関税を上げる」→株式市場が大混乱……こんな状況を逆手に取る投資の考え方

    2024年に始まった新NISAを機に、投資信託への積立投資で投資デビューされた方が多くいらっしゃると思います。2024年は心穏やかに投資ができて、投資がラクだと思えた1年だったのではないでしょうか。 ところが、トランプ2.0以降、状況は一変。株式市場がたびたび激しく動き、特にトランプ関税で株価が大きく下落することにハラハラしている方もいらっしゃることでしょう。 とはいえ、「正しい投資信託」に投資している限りは、心配無用です。 資産形成期である今は、投資信託の価格が下落するのは「安く買える」ことを意味しますので、望ましいことなのです。 なぜなら、投資とは、安く買って・高く売ることが基本だからです…

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