公務員には、残業がないようなイメージを抱く人も多いかもしれません。しかし、実際には定時で帰宅できるとは限らず、日常的に時間外勤務を命じられることがあります。 公務員には国家公務員と地方公務員がありますが、どちらに就職しても、時間外勤務があることに変わりありません。例えば、地方公務員の場合、令和5年度の時間外勤務時間は、 年平均141.1時間、月に直すと12時間ぐらいです。 直近では時間外勤務の時間数が減少していますが、それでも年140時間台で推移しています。 さらに月12時間程度といっても、これはあくまで平均の時間数に過ぎません。 業務の状況によっては、一般的な上限とされる月45時間を超える時…