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 着物ファッションと買い物のアルバム日記 part2 http://arimatunarumi.blog.fc2.com/

当ブログは、近年着物に興味を持つようになった着物初心者さんや若い世代向けに書いているブログです。 着物の知識・情報のメモ&お買い物&着物ファッションをアルバム風にまとめてみました。

有松なるみ
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2021/10/13

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  • パーソナルカラーと似合う色の話① 人種・文化・時代に関係なく適用できる理由

    今回は、着物の見立て方とパーソナルカラー理論の違いのお話です。近年、洋服ファッションやヘアメイクの世界では、パーソナルカラーで判断することが流行っていますね。<参考記事>若者の買い物動向を変える「パーソナルカラー」はなぜ人気なのか?|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社 (newswitch.jp)パーソナルカラーとは?【春夏秋冬4シーズンの分類と特徴】 (sachiel-chan.net)  2000年代前半にファッション誌でパーソナ...

  • モンゴルの民族衣装はイベントやお祝いで気軽に着る ~モンゴル人の友達の話~

    (前回からの続き) 私:「モンゴルの伝統服はいつ頃まで日常的に着られていたの?」友人H:「モンゴルで伝統服を毎日着ていたのは1930年代くらいまでで、そこで一度途切れているの。 旧ソ連の支配下に置かれてからは、政治的な影響があって、1950年代からはほとんどのモンゴル人は冠婚葬祭でもデールを着るのを一切やめて、全て洋服を着るようになったらしい。 ネットによると、国家的・政治的な影響で、1950年代以降はモンゴ...

  • モンゴルの民族衣装にも着物と同じ色と年齢があった。~モンゴル人の友達の話~

    今回は、昔はモンゴルにも着物と同じ色と年齢の色彩感覚があったというお話です。 大学時代の同級生のモンゴル人の友達に、モンゴルの伝統服について聞いてみました。私:「着物には色と年齢というのがあって、若い時は赤やピンクや黄色などの明るい色を着て、年齢を重ねるごとに地味にしていき、高齢になると灰色や茶色や紫色を着るという風習があったらしい。 大阪の中古着物屋さんの話では、そういう色彩感覚を自然に持って...

  • 草木染めには伝統がある×→草木染めという言葉は昭和7年に作られた○ ~昭和後期のおかしな言説~

    今回は、草木染めという言葉は昭和7年に作られたというお話です。 和裁士さんを通して呉服の世界を見ていると、昭和後期は、「草木染めの地味で渋い色調こそ日本的な色彩感覚だ。日本人なら草木染めの渋い色を美しいと思うべきだ。」「色と年齢の色彩感覚は草木染めの色彩感覚であり日本特有のものだ。」「草木染めの淡い色や渋い色は上品な色だけど、化学染料の鮮やかでカラフルな色は下品で悪い色だ。」「草木染めなら高級品...

  • 92歳のお婆さんの話 戦前の庶民の履物は千日草履やワラ草履やあさぶら。草履は一つのものを訪問着や紬まで様々な着物に合わせた。

    今回は、92歳のお婆さんのお話シリーズで、戦前の庶民の履物事情と草履の格とTPOの感覚のお話です。私:「戦前の草履の種類と合わせる着物の格はどのようなものでしたか?留袖用、訪問着用、紬用と細かく分かれていましたか? 草履の格とTPOについて調べてみると、戦後に今の着物の決まりごとを作る中で、着物の格ごとに使える草履を限定し、訪問着用・小紋用・紬用…と商品ラインをたくさん作って販売促進していたということが...

  • 筒状に織られた本袋帯の話

      今回は、袋帯の中には、筒状に織られた「本袋帯」があるというお話です。 服部織物の帯を見ていた時、両端の縫い代がなく、軽くて薄手でしなやかなで不思議だなと思って見ていたら、店員さんが、「これは本袋帯という筒状に織られた帯で、こういう帯は良いものが多いですよ。(本袋帯は特別な技術だから、安物は作らない)」と教えてくださいました。 ネット情報によると、一般的な袋帯は表生地と裏生地の2枚を縫い合わ...

  • 洋服に年齢はない④ 洋服売り場やブランドは、年齢を重ねるごとにステップアップしないといけないわけではない

    (前回からの続き) 今回は、洋服売り場のディスプレイやコンセプトの話題の続きとして、消費者は、洋服の売り場やブランドを年齢ごとにステップアップしていかないといけないわけではないというお話です。 もしかすると、呉服関係者さんの中には、「安い商品=若い世代が買うもの」「収入が増えれば年齢ごとに相応しいブランドにランクアップしていくべきだ」「洋服は年齢ごとに買う店を変えていくものだ」という考えの人がいる...

  • 厄年に七色のものを身に付ける風習と七色の和装小物の話

    前回からの続きを書きたいところですが、まだ書けないので、今回は別のお話にしたいと思います。 京都・大阪の着物上級者さんのブログで知ったのですが、関西は厄年に七色のものを身に付ける風習があり、着物では七色の和装小物が知られているのだそう。<参考記事>ひぐちゃんのお遊びBlog 七色仮面参上 (fc2.com)ひぐちゃんのお遊びBlog ワンコーデでイルミネーション見学ツアー (fc2.com) 船場センタービルの和装小物のお店...

  • 洋服に年齢はない③ 呉服的価値観と洋服的価値観の違い、最高峰のファッション誌に年齢はない

    (前回からの続き) 前記事でも書いた、呉服の世界にある、「女性は年齢を表すために衣服を着ないといけないから、集団で階段を上るように、同年代はみんな似たような着こなしをしないといけない」「自分が年を取って先輩世代と同じ世代になったら、自分も型や様式を引き継ぎ、先輩世代と同じ格好をしないといけない」「着物は10代、20代、30代、40代、50代、60代…と、年齢ごとに相応しい色柄が固定されていて、あたかも中身の人...

  • 洋服に年齢はない② 日本の百貨店がフロアを年齢・立場で分けていたのは呉服屋が前身だったから?/ヨウジヤマモトの片腕だった斎藤統さんの西洋の洋服文化の話。

    (前回からの続き) 和裁士さんの話を聞くうちにわかってきたことは、呉服の世界には、「女性は年齢ごとに着こなしが定められており、それを守らないといけない(=年齢相応の格好をすべきだ)」「女性は年齢を表すために衣服を着ているから、集団で階段を上るように、同年代はみんな似たような着こなしをするものだ」「着物は年齢に相応しい色柄や着こなしが予め決まっていて、外的な基準に従い、機械的に着こなしを変えていかな...

  • 洋服文化をよく知らずに議論している人がいる?洋服に年齢はない① 西洋では18世紀まで子供服の概念がなかった。子供服は大人服をミニチュア化したものだった。

      今回は、呉服の世界には年齢ごとに形態・色柄・着こなしを変えるという考え方がありますが、洋服文化には年齢階梯性はないというお話です。  呉服関係者・着物愛好家さんの中には、洋服文化のことをよく知らない人が着物と洋服を比較して説明していたり、本場の洋服文化をよく知らない人が女性の着こなしを批評していたり、漠然としたイメージや思い込みで、女性の服装のあり方・望ましさについての勝手な持論を展開...

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