さて、お子さんは、話を聞いた後、他の作業をすると、「何だっけ」になってしまいませんか。 それはワーキングメモリの弱さに原因があります。 そして他の作業は、記憶を忘れさせるので、「妨害刺激」と言います。 発達障害の傾向のあるお子さんはワーキングメモリに苦手さを抱えているケースが多いです。 しかも、ワーキングメモリの高さと学力の高さは比例すると言われるぐらい、学力との結びつきが高い能力です。 しかし、このトレーニングで、妨害刺激があっても忘れない力が高まるので、「何だっけ?」を減らすことができます。 <トレーニング方法> 例文のような動物の名前と、それ以外の言葉を混ぜた言葉を伝えます。 例文では、「ゾウ・バナナ・サル・リンゴ」です。 これを復唱するまでは「短期記憶」のトレーニングになります。 ..