天才たちのレスバ合戦が面白すぎた――彩図社文芸部編『文豪たちの悪口本』
今だったらXでレスバする感覚でしょうか?好きな作家がしょうもないことでバトルする姿…。うーん、見たいような見たくないような。本書には、太宰治からはじまり、夏目漱石や菊池寛、谷崎潤一郎らの、悪口を言ったり言われたりのエピソードがずらり。個人的なやり取りをする手紙に相手への悪口を書くのはまだ分かるんだ
酒井順子『私は美人』を読んで考えた、美人への憧れ。もし美人になれるとしたら? 思い込みの力と、美人論の奥深さに苦笑しつつも納得。「日本海側美人一県おき説」をめぐる考察が面白い!
棄てられない記憶――村上春樹『猫を棄てる 父親について語るとき』
村上春樹『猫を棄てる 父親について語るとき』は、著者が自身の父親について書いたエッセイ。戦争の記憶を風化させてはならないという著者の思い、そして過去と向き合うことの大切さが胸に響く一冊です。
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