【文庫本】永江朗編(2021)『文豪と感染症 100年前のスペイン風邪はどう書かれたのか』朝日新聞出版
文豪たちが日記やエッセイ、小説に記した「スペイン風邪」をテーマにしたアンソロジー。書簡や日記から見えてくるスペイン風邪も興味深かったけど、やっぱり私には小説が面白かったなあ。特に「流行感冒」(志賀直哉)が好き!「途上」(谷崎潤一郎)もなかなか。
【文庫本】田中芳樹(2020)『天涯無限:アルスラーン戦記16』光文社
ああ、とうとう『アルスラーン戦記』完結。なんか…えらく呆気ないなあ、というのが正直な感想。ひたすら駆け足で話が進んでいき、私もただただ機械的にページをめくるだけで、内容が全然頭に入ってこないという困った最終巻でした。それでも今まで読んだファンタジー作品の中では断トツに面白かったです!…なのに、最後が
【文庫本】田中芳樹(2019)『戦旗不倒:アルスラーン戦記15』光文社
えーっ!ナ、ナルサス…。あとアルフリードも。予想外の出来事に呆気に取られました。なんだかんだアルフリードは、エラムとくっついてアルスラーンや十六翼将の物語を後世に伝える役割を担っているキャラだと思っていたのになあ。
【文庫本】田中芳樹(2018)『天鳴地動:アルスラーン戦記14』光文社
ナルサスは「蛇王ザッハーク自身を殺せば、魔軍自体、消失する」と言い切るけど…そんな根拠、一体どこにあるの?英雄王カイ・ホスローは蛇王ザッハークを封印しただけで、殺したわけじゃないよね?なのになぜナルサスがそんなこと知ってるんだ?納得いかないなー。まあそれはさておき…
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