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充実した山時間。夕ごはんは名物の石狩鍋。コロナ禍になってからお鍋での提供はやめたとのことでおかわりは自由。もちろんしっかりお代わりしたのはいうまでもないけれど特筆すべきはご飯だった。山小屋で出されたご飯の中では群を抜いて美味しくこの高地で炊いたとは思えないふっくら甘くて美味しい白飯が嬉しかった。夕食時に今日の夜、プロ登山家竹内洋岳さんと雲ノ平山荘オーナーの伊藤さんによるトークセッションが行われると...
この風景を見てみたかった。雲ノ平山荘の後ろに聳える水晶岳が両手を広げて雲ノ平を包み込んでくれているようななんという場所なんだろうか。。。山荘へ向かう前に祖母岳にも登ってみようと分岐にザックをデポして木道をゆく。祖母た岳は小さなデッキのある行き止まりの場所で池塘が点在する庭園の向こう側にはゆったりと片足を投げ出してくつろぐ様な姿の三俣蓮華と黒部五郎が。 あゝ、、、、いいねえ。さあ、山荘へ行きましょう...
8/19 Satいよいよ雲ノ平へ向かう日。食堂の窓枠は額縁となって茜色に染まる雲と水晶岳のシルエットがそこにあった。しっかりと朝ごはんをいただいていよいよ雲ノ平へ向かう日。雲は多めだけど崩れるお天気ではない。今日はこの分岐を左へ進む。本格的な下りになる前に薬師岳の肩から朝の光が差し込んできた。これからこの深くて大きな谷に入りまた雲ノ平の台地へ登り返すというそこにどんな景色が待っているのか…私自身、山...
「雲ノ平山荘の予約が取れたんだけど・・・」会社のお盆休みは16日までだけど17・18が休めれば20日の日曜日まで休みになる。まだどこへ行くかも決まってはいなかったけれど担当者氏に頼み込んでなんとか20日まで休みにしてもらっていた。去年行かれなかった雲ノ平へ行きたいな…先月、黒部五郎岳から眺めていたのもあってとりあえず小屋の予約だけでも見てみようと思ったらすんなり予約が取れてしまったのでもし行くなら行っても良...
すべては今日のために。 昨日真っ白だった山頂の向こうには碧に緑に重なる大きな山の襞。眼下には雫を集めて光る黒部の源流。槍ヶ岳から大キレットから穂高への稜線。笠ヶ岳のとんがりに薬師岳から立山から後立山の山並み。雲ノ平の台地の向こうには水晶岳。昔、水晶岳に行った時、鷲羽から、三俣蓮華から見えた黒部五郎はその風格に近寄りがたくていつかは行けるのかなぁと思ったけれど今、こうして、素晴らしい周りの山々を眺め...
無事に今日の宿泊地黒部五郎小舎に到着。二段に分かれたテン場小舎に近い上の段はもうそこそこ人が来ていて下の段に今日の寝床を作ったらようやくお昼ごはんに。もちろん越冬スーパードライで充分。おつかれさまでしたー!!!カレーもビールも沁みる…よく頑張った、自分。この先三俣まで行くという中国人の方と少しお話ししたり。北アルプスは良いですね!とベタ褒めしてくださっていてこちらもうれしい。山好きに国境はない。・...
7/16 SAT場所柄早出をする人たちもたくさんいて目覚ましが鳴る前には目が覚めて暗い中を準備する。 あゝ、夏山に来てる!って感覚。相変わらず今日の行程に多少不安は残しつつもワクワクする気持ちで出発の時間を迎えた。明るくなってきた太郎平小屋で最後の準備を整えて。あたりは真っ白ガスの中。視界は30メートルほど、初めて歩く道なので先を見渡さないと地形の想像が出来ないので黙々と足元に気をつけながら進んでいく。...
海の日の三連休。薬師と黒部五郎に行くよと地元メンバーに声をかけてもらっていた。久しぶりすぎるテント泊でこの行程本当に大丈夫なのか最後まで迷ったけれどもうこんな機会もないだろうと準備を整え初めての折立に降り立った。台風一過となるはずだったけれどなかなか雲が動いてくれず日曜日の晴れ確実な天気予報だけを信じて通り雨をやり過ごして太郎平へと向かう。三角点までの急登はさすが三連休、人も途切れず抜きつ抜かれつ...