メインカテゴリーを選択しなおす
2022年上半期 読んで面白かった本ベスト10!(後半)第6位~第10位
さて、続きです。 では、2022年上半期 読んで面白かった本の第6位から10位までを見ていきましょう。 第6位 13階段 第7位 Another 2001 第8位 夜市 第9位 硝子の塔の殺人 第10位 バチカン奇跡調査官 黒の学院 第6位 13階段 高野和明 講談社文庫 これは、面白いというより、すさまじい本でした。 作者のデビュー作で、なんと満場一致で江戸川乱歩賞を受賞したというからすごい。 あらすじは、殺人の罪で服役し、仮釈放となった主人公。 彼は、刑務官の南郷に、犯行時刻の記憶を失ったある死刑囚の冤罪を晴らすために 協力を依頼されます。 手掛かりは、死刑囚のわずかに残った「階段」の記憶…
2022年4月からセミリタイア生活に入り時間が出来ましたので、蔵書の小説を読み直してます。 今回は高野和明「ジェノサイド」。 2010年発表作品。 ジェノサイド 上下巻セット (角川文庫) Amazon 山田風太郎賞、日本推理作家協会賞受賞作。 高野和明は1964年生まれで自分より一世代上の方。デビュー作「13階段」から注目している作家さんです。 物語の時代設定はアメリカがイラクに侵攻した直後の2000年代前半。 人類滅亡のシナリオを研究し1975年に報告された「ハイズマン・レポート」にあるシナリオの一つである『アフリカに新種の生物出現』をアメリカの情報機関が察知したことから物語の幕は開くこと…