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前回、問題の起きている親知らずや問題を起こしそうな親知らずは早めに抜歯をお勧めするとお話ししましたがこれには理由があります日本は長寿の国でそれは喜ばしいことなのですが高齢の患者さんで親知らずが痛いと来院される患者さんが少なからずお見えになりますところがどうしても高齢の患者さんは親知らずの抜歯手術を受けるには体力的にきついものがあったり、心臓病、糖尿病、骨粗鬆症などの持病をお持ちの方が多くおられ抜歯のリスクがとても高くなっています歯医者も親知らずをレントゲンで見つけても患者さんに抜歯を必ずしも勧めないので何年もそのままになっていて高齢になってから問題を生じさせて困ってしまうという患者さんが実際に来院されご本人も困っておられますここでよく患者さんが言われる「先生、親知らずは生えてきたら抜いた方がいいのですか?...親知らず問題(4)
歯が悪くなると周囲の骨に炎症が生じます身体は細菌感染を防ごうと歯根の周囲の骨を硬化させますまた歯根と骨を繋ぐ歯根膜も感染病巣になりますそれらは歯の根の治療をしても抜歯をしても骨に残り、それを「ボーンキャビティ」と呼びます「ボーンキャビティ」には毒性があり、心疾患、アレルギー性疾患、慢性関節リウマチ、腎臓疾患)、自己免疫疾患、喘息など多くの疾患の原因となりますただ、歯は症状がないことがほとんどですなので痛くない歯の治療はあまり気が進まないかたが多いと思いますが歯医者で「抜いた方が良いけどどうしますか?」「痛くないけど治療した方が良いです」と言われた時「ちょと様子みます」と言っていませんか?そんな時今の話をちょっと想い出してください「ボーンキャビティ」は健康に気をつけて食事や運動に気を使っているあなたの身体を...ボーンキャビティー・歯根の周囲の骨に起きる怖い話
上の写真は男の人(あえて歯医者とはいいません)がペンチで歯を抜いているシーンです怖いですね考えただけでゾッとしますね歯医者にこのイメージを持っている人は多いと思いますがその中に二つの大きな間違ったイメージが含まれています一つ目の間違ったイメージですが、この歯を抜いている人は歯医者ではありません近代歯学は18世紀、ピエール・フォシャールによって広められましたそれまでは虫歯がひどくなると床屋さんが歯を抜いていました床屋さんの前で回っている血と包帯の色である赤白青のグルグルはそのときの名残です二つ目の間違ったイメージはこの歯を抜いている人はサディストではありません虫歯になった歯をそのままにしておくと痛みだけではなく膿がが全身に巡って最悪命を落とすこともあります当時、虫歯の治療方法が抜歯しかなかったので人の命を救うため...歯医者はなぜ歯を抜く?
バイオタイプという歯周病の専門用語があります顎の骨に対して歯が外側に並んでいると歯の外側の歯肉や骨がとても薄く、若い時は大丈夫でも年齢が進むと歯周病が進行しやすくなってしまうことがデータとして多く示されていますカンのいい方は気付いたと思いますが歯列矯正をするにあたって歯をなるべく抜かずに並べる方法として歯が並ぶアーチを広げる方法がありますがこれは歯周病の観点からするとリスクの高い治療となります事実抜歯を避けて無理やり歯を並べた患者さんをCTでチェックすると顎の骨から歯の根が露出しているケースがありますただ、症状はないので患者さんは気付いていませんし問題が起きるのも50代以後でしょうが歯を抜かずに矯正したのに年齢を重ねて歯周病で歯が抜けるリスクが高まれば本末転倒です抜歯して矯正治療しても歯の外側に歯を守るこ...歯肉もタチウオも薄いのは問題、、、
健康な歯を抜かずに歯を並べれることもありますしかし、健康な歯を抜かないと歯を並べれないほと歯の大きさと顎のサイズのバランスが悪い時がありますそんな時歯を抜かずに治療する方法は大きく4つあります1)奥歯を親知らずの位置まで移動させて行って前歯が並ぶようにするこの場合は奥歯が歯肉に埋まってしまい歯茎が腫れてきます実際どこかで矯正してそうなって来院された方がいました2)歯を削って細くして並べるこの場合はあまり削ると歯の形が細長くなってしまったり、歯が滲みたりするようになります3)歯並びのアーチを大きくして側方に広げて歯を並べる上記のレントゲンのように歯の外側の骨が薄くなってしまい将来歯周病のリスクが高くなります4)顎の手術をして並べるこれが理想ですが大掛かりな手術を口腔外科にて行う必要があります歯を抜かないで歯...健康な歯を抜かずに矯正治療します?
歯の治療 骨造成 伊予柑サワー 燻製トリュフ香るフライドポテト うにの茶碗蒸し カルディ
こんばんは!歯の件は最後に書いてます。。さて。。AEONで新商品が出てたので購入。。結構さっぱりして美味しかった♪( ´θ`)だけどこの日は二日酔い。。私は甘…
コロナ禍で高額治療に誘導する悪徳歯科が増殖中…「歯の駆け込み寺」の医師が注意喚起 その3
そしていつもの「抜かない治療」のお話です「必要もないのに、インプラントを勧める歯科医師が少なくない。特にコロナ禍になって、その傾向が強まっているんです」「まだ十分に使える歯を抜いてまで行う治療ではないと考えている」こういった話は歯を抜きたくない患者さんの心には響くと思いますがインプラントをしない先生=歯を残すことを考えているVSインプラントをする先生=歯を必要ないのに抜くという構図を作り上げていますがインプラント治療をしっかり学べばわかることですが、インプラントの弱点として天然の歯のように噛んだ感じがないため大きな噛む力がかかってしまう可能性が否定できませんそのためなるべく残せる歯は残してインプラントに強い力がかからないようにするのがセオリーですインプラントで残りの歯の負担を減らして歯を守り、残りの歯でインプラ...コロナ禍で高額治療に誘導する悪徳歯科が増殖中…「歯の駆け込み寺」の医師が注意喚起その3