うつ病のだるさがつらいんだ 512
今日も目が覚めた瞬間から、何とも言えない重さが全身にのしかかっていた。 まるで身体中に鉛の鎧を着せられたかのように、布団から出ることがひどく難しい。 昨日の夜、「明日は少しは動けるかもしれない」と小さく期待して眠りについた自分に申し訳ない気持ちになる。 期待することがこんなにも怖いなんて、いつからだろう。 起き上がることさえ辛く、目を閉じたまま時間だけが過ぎていく。 窓の外では太陽が昇り、明るい光が部屋の隙間から入ってくるけれど、その光が私には遠く感じる。 ただ、眩しくて目を背けたくなる。 世界がこんなにも明るいのに、自分だけが暗闇の中に取り残されている気がする。 布団の中でじっとしていても、…
2024/12/17 11:32