うつ闘病日記 618
朝、目が覚めた瞬間、体が重く感じた。 まるで全身に鉛が詰まっているような感覚。 布団から出ようとするけれど、体が言うことを聞かない。 何もかもが億劫で、ただ天井をぼんやりと見つめる。 起き上がる理由が見つからない。 昨日の夜、眠れなかったのも影響しているのかもしれない。 布団に入っても、頭の中がずっとざわざわしていた。 過去の嫌な記憶が次々と浮かんできて、何度も思考のループにはまる。 「あのとき、もっとこうしていれば」 「なんで自分はこんなにダメなんだろう」 そんな考えが止まらなくなって、気づけば外が明るくなっていた。 やっとの思いで布団から出る。 だけど、動くのがつらい。 顔を洗おうと思うの…
2025/04/03 11:53