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2023/01/12

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  • 野球中継を決して見ない理由

    野球オンチである。セ・リーグとパ・リーグの違いも良く分からない。多分、野球にまつわる一般常識テストはほぼ0点だろうと思われる。けれど、未だに野球中継に興味はない。というか、どんなにぼんやりしているときでも「次はスポーツです」とキャスターが紹介し、野球の画面に切り替わった瞬間、私は即チャンネルを切り替える。 そこまで避ける理由は、私の高校時代に遡る。 当時、ハリウッド映画が大好きだった。しかし高校はバイト禁止で乏しいお小遣いでは映画館にも行けず、レンタルビデオもたいして借りられない状態にあった。しかし、私は制約があればその中で工夫するタイプの人間だ。懸賞で試写会を当てたり、新聞に入っている「今月…

  • 晦日掃除、晦日詣で、アニメ視聴の日。

    4月最終日。恒例の晦日掃除を終え、カレンダーを5月にして、近所の神社にお参りに行きました。いわゆる晦日詣でです。 卯月を大過なく終えられたこと――家計が黒字であったこと、大きな疾病や人間関係の煩いがなく、心穏やかに過ごせたことなどの御礼を申し上げ、来月もよろしくお守りくださいとご挨拶しました。 ☝練馬区の長命寺。本文とは関係ありませんが緑が美しいので貼りました。 さて緊急事態宣言下。私は制約に中指を立てるロッカーではなく、制約を守って(それを逆手に)楽しみたいほうの人間です。今日は徒歩圏の某所にある美味しい「平日限定ランチ」をいただいてきました。味もいいし、店員さんの感じがとてもいいのです。地…

  • 4000アクセス感謝!GWの過ごし方

    ★アクセス数4000突破のお礼 4月3日から開設したこのブログですが、昨日アクセス数4000に達しました。ご訪問ありがとうございます。神社仏閣に特化したわけでもなく、アラフィフらしいネタもなく、早期退職に役立つ話もなく—―とどのつまりは「テーマのない個人の雑記」なので、たくさんの方に読んでいただけるのは、僥倖のきわみです。 駄文書きをしているのが大好きなので、これからも書きたいときに綴るスタイルを続けていこうと思います。 ★GWの過ごし方 さて、本日からGWですね。例年、混雑する時期は引きこもることにしているので、コロナとは関係なく静かに過ごそうと思います。 4月30日は恒例の晦日掃除 5月1…

  • 東京新聞「小室圭さんバッシング」記事について

    本日の東京新聞に、あしかがフラワーパークの大藤が満開になったという記事が掲載されていました。 4/23撮影。緊急事態宣言前に、大藤を見ることができて本当にラッキーでした。 🌸 🌸 🌸 さて。4/28の東京新聞「こちら特報部」の記事は「ちょっとひどすぎない…小室圭さんバッシング」という擁護調のものでした。 若い二人をもう少し温かく見守ることはできないのだろうか。 何かずれている…。 国民も「一般人の恋愛」なら、騒ぎません。ただ皇族は「国民と共にある」方々だから、並列に論じるのがそもそも誤りな気がします。 仁徳天皇が、民家から煙が上がっていないのを見て「炊くものがないのか」と憂い、「そこまで困窮し…

  • 緊急事態宣言。「正しく恐れましょう」に違和感

    3度目の緊急事態宣言。たまにテレビをつけると「気のゆるみが危ない」「ひとりひとりが自覚をもって」とキャスターが煽り続けているが、正直心に響かなくなった。 例示。城主が篭城するから耐えてくれと城内に厳命を出した。しかし、城主自ら外堀と内堀を埋め、裏門を全開して、敵方を招き入れていた―――としたら、誰もいうことを聞かなくなるだろう。そんな城主がいるものかと思うが、今はまさにそんな状況だ。 オリンピックはやります、海外から人を呼びます。でも皆さんは外出しないでください。これでは、皆従わないだろう。 そもそも外出がNGなのだろうか。同僚と「満員電車に長時間乗車する人たち(地方在住の遠距離通勤者)にクラ…

  • 笑う門には福来る

    鏡に映る顔を見て「…いろいろ下がっている」と愕然としました。目が眼瞼下垂気味だし、マリオネットラインやほうれい線も目立ってきた気がします。更年期もありますが、やっぱりマスクで下に引っ張っているのが良くないのでしょう。 というわけで、なるべく口角をあげて笑顔で過ごすようにしてみました。 そうしたら今日は高級菓子をいただいたり、欲しかった靴が廉価で入手できたり、お花を買ったらサービスでもう一輪いただいたり、何やら良いことがたくさん起こったのです。今日出逢う人は何故か皆ご機嫌でしたし、仕事もいい感じで楽しかったし。 いい気分で過ごしていると、良きものがやってくる。同類項の法則みたいなものは、確かにあ…

  • 人のお世話にならない生き方

    現在、多くの神社でこの張り紙が掲示されている。 人のお世話にならぬよう 人のお世話をするよう そしてむくいを求めぬよう 後藤新平 コロナ禍に合わせてのチョイスだろうか? 一見、自立してカッコいい印象をおぼえるが、掘り下げるとかなり無理のある話だ。大体、人の世話にならずに生きられる人などいるのだろうか。生まれた時から逝くときまで、常に誰かの世話になるのがこの世の倣い。人の世話にならない――つまり森羅万象すべてのことに長じ、誰の手も借りずに何もかも処理できる人に、私は一度も出逢ったことはない。 どんなに優れた人でも、できることは限られている。だから、違う者同士ができることで協力し合うのが自然ではな…

  • ミニマムな支出。寅の日にバッグを買う。

    緊急事態宣言の発令を受け、図書館が4/26~5/11まで休館になるとのこと。20冊まで借りられるので、枠いっぱい借りてきました。 やはり、やりたいことは先延ばししないほうがいい。緊急事態宣言の影響で、美術館のチケットも販売停止になり、行楽地の受け入れ状態も変わってきそうです。 コロナのせい、誰かのせいと悲観するつもりはありません。緊急事態宣言のあるなしにかかわらず、人生は多種多様な制限があり、しかも有限なもの。いつ強制終了がかかるかわかない世界で我々は生きているのですし、何も急に慌てることはありません。 逆に「普段、後悔のないような過ごし方ができているか」というチェックができ、ありがたいという…

  • あしかがフラワーパークの大藤を観に行きました

    CNN「世界の夢の旅行先10か所」の ひとつに選出された、あしかがフラワーパークの大藤を、あまり混まないうちに…と思い、平日観に行きました。来園3度目です。 www.ashikaga.co.jp 昨年はコロナ禍で閉園していたのですよね。今年は見られて良かった。 それにしても、巾着田の彼岸花は「人が密になるから」と咲く前に刈り取られ、桜は愛でられ―――人間の都合でいろいろな命の選別がなされていますね。 テレビをつけると「憎いのはコロナ」というお題目が流れるのですが、果たしてそうなのか?といつも疑問に思います。だから、あまりテレビはつけずに(もちろん感染症対策は怠らず)外に出かけています。 藤の花…

  • 羊山公園の芝桜と八阪神社。

    一度、訪れてみたかった羊山公園の芝桜。池袋から2時間近く電車に揺られ、横瀬駅に降り立ちます。駅員さんが親切で「芝桜を観に行くんです」と伝えたら、わざわざ持ち場から移動して、マップをくださいました。 駅近くのお店で冷やしうどんをいただいたのですが、ここの店員さんもとても良い方。丁寧に芝桜までの道のりを教えてくださいました。「今は満開ですよ、楽しんできてくださいね」の声が身に沁みます。東京では、あまり体験できないですね。多分みんな忙しすぎて余裕がないのだと思いますが…。 どういうわけか、この日に逢う人が皆感じがいいのです。そして一日で4回くらい、道を聞かれました。運気が上がっているのでしょう。(☜…

  • お稲荷さんの不思議な話とセミリタイアと。

    母方の実家は商売を営んでおり、その昔、庭に小さなお稲荷さんが祀られていました。秋の稲荷祭の時には、お供え物をするのがならわしだったそうです。 こんな話を聞いたことがあります。 毎年お供え物をした翌朝にそれが平らげられているのですが、曽祖父が事故に遭った年と曾祖母が亡くなった年は、お供えものが手つかずになっていたと。 多分、夜のうちに猫か野鳥がついばんでいくのでしょうが、偶然の符牒としては不思議ですね。 🌸 🌸 🌸 数年前のことです。一番大好きな某寺内の稲荷社に参拝し、鈴を鳴らそうと綱に手をかけたところ、さして力を込めているわけでもないのに唐突に綱が切れ、金色の鈴がごろりと転がってきました。 仰…

  • リタイアから週3日勤務までの経緯

    早期退職後、当分はのんびりするつもりでしたが、1か月も経たないうちに母の介護が始まったため、まったく想定外の展開になりました。 介護、入院、緩和ケア病棟に転院するまで、約3か月。疾病のある弟のケアも含め、すべて私ひとりでさばいていたため、かなり精神状態が混乱していたのでしょうか。 母の看取りまでカウントダウンという時期に、仕事探しを始めました。お金に困窮して…というのでなく、やっぱり家と違う世界に触れたかったのだと思います。あと、数週間後に50代になるという時期だったので「やっぱり履歴書は40代のほうが有利かも」とちょっと邪なことを考えたりしました。 とはいえ「看取りを控えていて、休みをいただ…

  • 出雲大社東京分祠に行ってみた。

    六本木の美術展帰り。久しぶりに出雲大社東京分祠に寄ってみました。 www.izumotaisya-tokyobunshi.com 建物の中にある小さなお宮です。 コロナ禍なので、柄杓は撤去されています。自動でお水が出てきますが、結構水圧がすごい。 奥が祓社。本殿参拝前にこちらで祈って穢れを祓います。 …出雲大社は「二礼四拍手一拝」なのを失念して、二拍手で済ませてしまいました…。 ここ六本木の出雲大社東京分祠は出雲大社の御祭神大国主大神の御分霊を奉斎する都内唯一の分祠であり、東部の要として、第八十代国造、出雲大社教初代管長の千家尊福公によって明治の初期に創設されました。 出雲大社の御祭神、大国主…

  • 私は美肌を諦めた

    紫外線が強くなってきた。対策としてはこんな感じ。 日焼け止めを塗る(一年中) 日傘をさす L-システィン錠剤を飲む 保湿 ビタミンC、緑黄色野菜を摂る 白磁の透き通るような素肌の持ち主、ニコール・キッドマンは「美肌の秘訣?それは陽にあたらないことよ」とのたまっていた。紫外線が皮膚にあたらなくても、瞳から入ると身体はメラニン色素を生成し、しみ・そばかすが増えるらしい。確かに、外に出なければ、光老化はかなり防げるのだろう。 十年以上前だが、秋吉久美子さんのミニエッセイを読んだことがある。 私にはとても美しい肌をもつ叔母がいる。しかし、彼女は美肌を守るため、決して外に出ようとしない。熱心なケアの甲斐…

  • モテ期到来?

    最近、よく懐かれます。昔はそんなことなかったんですけどね。 何故か、神社参拝の時にそういう現象が起こるんです。 この前、阿豆佐味天神社に参拝するべく、中央線に乗っていたときのことです。 larisa.hateblo.jp 座席の一番端っこにお母さんに抱っこされた女の赤ちゃん(6か月くらい)、ひとつ空けてアラサーくらいの美女、ひとつ空けて私…と並んで座っていました。 赤ちゃんと目が合ったのでにっこりすると、じっと興味深そうに私の顔を眺めています。スマホをいじっていたアラサー美女が赤ちゃんに気づいて手を振るも、赤ちゃんの視線は、すぐ私に戻ってきてしまいます。 結局、立川駅で降りるまで、赤ちゃんはず…

  • 理想の人生とは

    世の中に素敵な人はたくさんいる。美しい人、優しい人、知性のある人、才能のある人、コミュ力の高い人、仕事ができる人。憧憬の対象になるが、その人の人生を歩みたいかと問われれば、否と思う。多くを得ている人は、大抵は陰で血のにじむような努力を重ねている。どんな人も、大抵は悟られないように生きづらさを宥めながら、それでも笑って生きているものだ。 この世は、なかなか楽に生きることは難しい。 そんなふうに思考を巡らせていたある日、朝日新聞の「悩みのるつぼ」(2021.3.20)に括目した。新聞記事をそのまま貼っており、しわが寄っているがご容赦を。 読んだ瞬間「え、全然悩むことないのに」「この息子さん、素敵過…

  • ネコ好き必拝?猫返し神社(阿豆佐味天神社)に行ってみた。

    「ぐりとぐら」展に行く前に、立川駅周辺の神社に寄れないかと調べていて、こちらを見つけました。(今回、記事が長いです) azusami-suitengu.net ★阿豆佐味天神社(あずさみてんじんじゃ) 1629年、元瑞穂町の阿豆佐味天神社より勧請。本殿は1738年頃の建築とされ、立川市内最古の木造建築物とされる。ジャズピアニストの山下洋輔氏が、行方不明の愛猫が見つかるよう願掛けしたところ無事に戻ってきたことから「猫返し神社」と呼ばれるようになった。 アクセス JR立川駅北口より立川バス①番線「三ツ藤」・「箱根ヶ崎駅」行きに乗り「砂川四番」で下車。降りると1時の方向に鳥居が見えます。 鳥居 いや…

  • ミネアポリス美術館「日本絵画の名品」

    六本木のサントリー美術館で開催されているミネアポリス美術館「日本絵画の名品」を観に行きました。 今は大抵の美術館で「日時指定予約券」で入場制限を行っているのですが、ここは当日券の販売のみ。もしかして人気がないのかな?とこわごわ出かけたのですが、いやいやなかなか素敵でしたよ! いくつか、印象に残った絵画をメモしておきます。 《龍虎図屏風》山田道安 室町時代16世紀 龍好きな身としてはたまりません。虎もなんだか可愛い。 《きりぎりす絵巻》伝 住吉如慶 江戸時代17世紀 これ、妙に人物の顔が長いと思ったら、中身が昆虫なんですね。 《鶏図押絵貼屏風》伊藤若冲 江戸時代18世紀 あの有名な若冲の絵を見る…

  • 世間様という宗教

    日本人のほとんどは宗教アレルギーだ。にもかかわらず、ほとんどの人間は「世間様」という神様を崇め奉って暮らしている。その自覚もなく。 あるyoutubeコメントに書かれていた台詞を、私なりにアレンジしました。 確かに、大抵の人(特に高齢者)は世間様を崇め奉っていますね。自分のことは捨ておき、世間様を優先して心身をおかしくするケースも散見されます。特に、日本は同調圧力が強くて「周囲と同じことを感じ、同じようにできることが是」という風潮がありますから、あまり「世間様」教にのめり込むと、本当に骨の髄まで浸食されてしまいます。 ただ「世間様」というのも幻想であり、実体はありません。すべてのものに利と害が…

  • 「ぐりとぐら しあわせの本」展に行きました

    ぐりとぐら。大好きでした。食べ物が美味しそうで、生活を楽しんでいるぐりとぐら。 「ぐりとぐら しあわせの本」展が立川で開催されていると聞き、早速行ってきました。 play2020.jp 会場:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3 JR立川駅から徒歩10分。 原画展ではなく、絵本の中をたゆたっていくスタイルです。 くまさんのほどけたチョッキは、本物です!いばらにひっかけたのですね。 波も薄青い布でできています。 たまご!これ懐かしいなあ。たまごで美味しい料理を作るんでしたね。 写真を撮ろうとしている母子がいたので、写りこまないよう別コーナーに急いで移動しようとして、低いドア(…

  • ブログ開始から2週間。アクセス数が4桁に。

    ブログを始めたのが4月3日。明日で2週間になります。 このところ、アクセス数が急に伸び始めました。 今日のアクセスが18時現在431人で、トータルが1,707人。 内訳を見ると、Twitter55%、ブログ村39%、はてなブログ3%。 ということは、どなたかがツイッターで記事を紹介してくださったのかな? あまり記事数もない状態なのに、いたみいります。ありがとうございます。 読んでいただけることはありがたいです。家でパソコンに記録するだけなら、絶対に継続できません。誰かひとりでも楽しみにしてくださるんだなあ、と思うと励みになるし、嬉しいから書いてしまうのですね。 アクセスが増えれば、読んでもらえ…

  • 職場ストレスの原因ランキング

    yahooニュース「もう無理!職場ストレスの原因ランキング」を読む。 news.yahoo.co.jp 予想どおり、1位は人間関係。 前職で自分診断をすると2位と9位を除き、後はすべてあてはまった。実はお金関係の不満はないのだ。昔から身の丈生活が習慣になっているので、分不相応に稼ぎたい、リッチになりたいという野望はない。 必要とする額が必要とするときに手元にあればいい。小欲知足。 ちなみに現在の仕事をあてはめると、すべて非該当。ありがたや。 正直に言えば、多少苦手意識がある人と仕事をしているが、精神的に負担を感じるほどではない。多少のストレスなら、逆に脳の刺激にもなるのでウェルカムだ。 そう思…

  • 退職時面談の思い出

    一日で読者登録者が急に増えたのですが、何が起きているのでしょうか…? 特に初心者サークルに入ったわけでもないので、ちょっとびっくりしています。 登録するのも解除するのも読むのも読まないのも、自由意思によるものですし、お互い束縛することなく、軽やかにまいりましょう。 ・・・・・・・以下本題。 当時の上司は人柄は良かったが、メンタルが弱かった。一度激務でつぶれて、休職したこともあり、かなりしんどそうに仕事をしていた(珍しくもないことだった)。 私もいきなり「辞めます」と言ったわけではない。それなりに業務改善を試みた。 「休みが取れないので、心身がきつい」という相談もしたことがある。それに対し「櫻木…

  • 早期退職の理由

    今の勤め先のトップが、本当に人情味があるのでありがたい。「フリ」ではなく、本当に人に寄り添えるタイプの方なので、落ち着いて仕事ができる。こんな穏やかな日が訪れるなど、3年前の私には思いもよらなかった。 🌸 🌸 🌸 「フリ」。以前の職場でよく聞いたのが「見せ方が大事」という台詞だった。畢竟、仕事に取り組んでいる風を装ってポイントを稼げ、というわけだ。あと「理屈が大事」というのも頻繁に聴いた。これも「不測の事態が生じた時に、逃げ道を用意しておけ」ということである。それらが無駄だとは思わないが、枝葉末節の部分が根幹になっているように感じられた。 退職は、激務過ぎて病気になったのをきっかけに辞めた、と…

  • セクハラの定義

    数年前になるが、還暦を越えた職場の上司につきまとわれたことがある。飲み会の時に「彼はいるの?」「じゃあ家に誰もいないの?」「ひとりなんだね」「家で料理するの?」「得意料理は何?」と妙な質問ばかりするなと思っていたが、それ以降、頻繁にメールが入るようになった。無視していたら、ホップアップで開封確認までしてくるので、その執拗さに本当に戦慄したのだが、当人はまったくセクハラの意識がないようだった。 妻子持ちはもちろん、孫持ちの男性と付き合う気はない。そもそもフリーであっても、まったく好みの範疇外だ。しかし、鈍感力の強い人だったため、拒絶しても高額なお菓子を持参したり(もちろん断った)、暇さえあれば、…

  • セミリタイア生活も3年目《振り返り》

    フルタイム勤務を卒業し、今は週3日勤務のダウンシフト生活を送っている。何よりありがたいのは、勤め先の人たちが良い人たちばかりだということだ。組織は人なり。 「どこにでもイヤな人はいる」「給料は我慢料だ」「苦労を乗り越えるのが大人」これを無邪気に信じ込んだため、本当にひどい目に遭った、と今なら思える。 自分たちがさぼるために「人を雇え」「理屈はそちらで考えろ」という上司、会議の日程を入れた後に「家族旅行するから、後は頼む」と逃げる上司、始終汚い言葉で怒声を発する上司、隙あらば付きまとおうとするセクハラ親父…数え上げれば枚挙にいとまはないが、今の職場にそういう人がいないのが本当に僥倖である。 今は…

  • 明日退職します(教師のバトン)

    4月9日の天声人語。 www.asahi.com 文部科学省がSNSを用い、先生たちに仕事の魅力を投稿してもらおう、教職志望の学生を勇気づけられるのではという発想で始めたものの、仕事の過酷さを訴える声が殺到しているという。 「明日退職します。働き詰めだった人生。失ったものの大きさを噛みしめている」 「この数十年で減った仕事は、座高測定と蟯虫検査くらいで業務は増えてばかり」 「一年で休めたのは2日くらい」etc…。 仕事の魅力を演出しようという試みが見事に裏目に出た。しかし、いい傾向だと思う。思想や言論統制ではなく、綺麗ごとでないリアルな声が反映される場があるのは良いことだ。リーフレットや募集案…

  • 「人」は支え合いの漢字ではない

    4月4日の東京新聞「笹原博士と学ぶ漢字」より。 笹原宏之博士曰く「人という字が支え合っている二人をあらわす、といったのは新渡戸稲造の創作」。それはそうだ。どう見ても、支え合っているようには見えない。倒れそうな誰かを、もう一人が懸命に支えている風に見える。 ひとりの人間がそろそろと立ち上がるさま、というのは何だかすっきりする。赤ちゃんが立てるようになると、俄然ヒトらしくなる。そして適切な「間」を図るようになると、ニンゲンらしくなる。ああ、漢字は意味が深い。 とはいえ、赤ちゃんを親がひたすらに世話を焼いている場合、「親が支える側」「赤ちゃんが支えられる側」に分割されているわけでもない。赤ちゃんが親…

  • 墓の考え方。旅立つときに身体は古着となる。

    「橋田寿賀子さん 夫の墓には入らず」という記事を読みました。 news.yahoo.co.jp これに対するヤフコメが結構面白かったのです。「墓なんてどうでもいい」「死んだら終わり」「死んでまで嫌いな人間と近くにいたくない」「死ぬときくらい自由でいたい」「やはり供養は大事」「嫁ぎ先の墓は絶対イヤ」「無縁墓最高!!」etc。 私は、個人的に墓も戒名も供養もいらないですね。生きているうちにこの世を味わい尽くして「もうお腹いっぱい楽しんだから、二度も体験しなくていい」と大手を振って地球生活を卒業するのが夢なのです。 絶対、生まれ変わらないと決めています。 いろいろ物思うのは、身体に魂があってこそ。正…

  • この世は保育園のようなもの

    昨日、母の三回忌でした。 身近な人を見送るたびに、死生観についてあれこれ考えることが多くなります。 とはいえ、旅立つことに対し、ネガティブなイメージは持っておりません。 最近、この世を生きることは「保育園で過ごすようなもの」かと考えたりします。 勝手がわからないままに団体行動に投げ込まれ、衣食住の面倒を見てもらい、泣いたり笑ったり、仲間と遊んだり喧嘩したり、たくさんの思い出を作っているうちに、お迎えが来て去っていく…。 一番盛り上がっている時にお迎えが来るとかなり口惜がって駄々をこねたりするのですが、保護者の手に抱かれているうちにその感情も薄れていきます。 時間が来ると次々にお迎えが来ますが、…

  • 強運な人の特徴とは

    運とお金を呼び込むための記事を読みました。 finance.yahoo.co.jp この記事によると、下記3つができると強運になれるとか。 知らない人によく道を聞かれる いつも笑顔で過ごす 一日30分でもいいからぼーっとする この3つは、心当たりがあります。 どこでも道を聞かれますし、だいたい笑顔ですし、30分と言わずのべつまくなしにぼーーっとしています。 確かに、運もお金も健康も特に不足はないですね…あまり欲がないからかもしれませんが。特にお金は求め出したらきりがありません。 衣食住に困らず、煩わしい人間関係に悩むことなく、大病もせず、事故にも遭遇せず、必要な時に必要なお金が揃う運。私は、そ…

  • 「安心、安定した人生」というまやかし

    この先のビジョンもありません。何とかなるだろう…と思って生きています。親はもうなく、頼るべき兄弟も親戚もいません。ひとりぼっちでのたれ死んでも、それはそれで、私らしいことかもしれないな~と思っています。 上記は、日経新聞2021.3.30「なやみのとびら」大石静さんの回答。 大石さんは「地震やコロナ禍など、安定や安心もない世界に私たちは生きている」と説きます。 誰も彼も、実はイチかバチかで生きているのです。 (中略)悩まず、このまま流されていくことをオススメします。 www.youtube.com 世にいう安定、安心な生き方は、私も実はまやかしだと思っています。予防接種のようなもので、リスクを…

  • はじめまして

    こんにちは、櫻木ゆめのです。 新年度が始まりましたので、大安吉日の今日からブログを始めることにいたします。 2年前に30年程勤めた職場を早期退職し、ダウンシフト生活を送っています。 趣味は駄文書きと読書と神社仏閣や花散歩。印象派絵画を観に行くことです。 コロナ禍で増加した体重をしぼることが、最近の目標です。 好きな言葉は高杉晋作の 面白きこともなき世を面白くすみなしものは心なりけり。 心の動きを文章に変え、小さな暮らしを豊かに過ごせたらと思っています。 よろしくお願いします。 Yumeno Sakuragi

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