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  • 歯医者に行くと歯医者のことしか考えられなくなる日記

    引越し前後はなかなか土日に時間を作れなかったので暫しの間が空いてしまいましたが、歯医者通いを再開します。 嘔吐反射つよつよ族の一員が持つ一般的性質として歯医者を不得手としている私ではありますが、歯医者は定期的に通う派です。 不得手と苦手の違い 歯医者が不得手、これは苦手や嫌いとは少しニュアンスが異なります。 痛いから嫌だとか匂いや音が慣れないなど人によって歯医者を苦手とする理由は様々あることでしょうが、私はそういったことは特に感じません。病院なんですから薬品臭は自然ですし、歯を削る際のキュイーンという機械音や歯医者でしか見ることのできない多種多様な専用工具、これらは機械工学の知見でおぜぜを頂戴…

  • 異なる好みへの不快と、その向き合い方

    先日参加した飲み会が途中からあまり楽しめなかったと言いますか、少し愉快ではなかったので考えを整理していきます。 不快の言語化はとても大切です、はい。 根が真面目と評されるのはむしろ遺憾 飲み会自体は閉鎖的な環境で働いている職場によくある典型的な流れでした。最初はちょっとした世間話やジョークから始まり、アルコールが進むにつれてその場に居ない人の愚痴や異性の値踏みなどが始まります。「あの部署のあいつは本当に仕事が出来ない」や「あの部署のあいつなら幾らで抱ける?」といったような、まあそういった内容です。 よく飲み屋で見かける普通の光景かもしれません。 ただ、個人的にこういった流れはあまり好みではあり…

  • 在宅勤務の効率模索中

    弊社も一応名目上は働き方改革の名のもとに、多様な働き方の支援として在宅勤務制度が実装されています。 コロナ禍の際に慌てて導入したせいでオフィス要員の密を避けることが主軸になってしまっており働き方改革にそぐわない怪しい運用事例が時々生じているようですが、とりあえずのお題目としては『多様な働き方』です。 まあ製造業で完全な多様性など望むべくもないのは仕方がないことです。製造ラインの設備を作業者の自宅へ持っていくわけにもいきません。直接部門は今まで通りの働き方で管理部門や間接部門だけが多様な働き方をしていては一部で不平不満が生じることも容易に想像が可能です。 よって多少なりとも歪な制度となるのはやむ…

  • 否定を信条のコアとすることの問題点

    私たちが暮らす民主主義の国では精神の自由が保障されており、他者の権利を侵害しない範囲において自由な内心を持つことができます。よって個々人がどのような信条・理念・思想を持っていようとそれは個人の自由です。 ただ、個人的には否定を信条のコアに据え置くことをあまり推奨しません。それはあまり健全な方向へは向かないのではないかと考えています。 反〇〇の弊害 何かに反対することを否定したいわけではありません。社会情勢や倫理観に基づいて否定されるべき物事は無数に存在していますので、対抗勢力としてのアンチパターンは世の中に不可欠です。 ただ、『反〇〇』のような形の否定を手段ではなく信条の核となる目的に据えた場…

  • お友達人事を嘲笑う無意味

    その揶揄にどんな意味があるというのか。 人が人を選ぶ お友達人事とはトップの人間が自らに近しい人間を優先的に選定して組織の人員配置を行う行為を揶揄する表現です。 このような人事は一見すると不平等感が強く、ともすれば一種の不正にすら思えるかもしれませんが、実際にこの言葉がどれだけ有効かは少し疑問です。 自らに近しい人を選ぶ、それは現実の人事では必然的なことだからです。 人事、人の選び方には大きく分けて2種類あります。 一つは定量的な方法です。 タスクによっては個々人のパフォーマンスを完全に数値化することができますので、マニュアル化された仕事をこなすアルバイトや営業成績の形で成果が明確な営業職など…

  • 己を知っていても百戦危うし

    季節の変わり目は体調を崩しやすい時期です。 どうぞ皆さまお身体おいといください。 私は早速崩しました。 天気が崩れると体調も崩れます。 しようもない有給の取り方です、ホント。 敵を知り、己を知っても百戦危うし 映画しかり、ゲームしかり、そして現実しかり、どれだけ強靭で強固なキャラクターであっても弱点を攻撃されては破滅を迎えます。だからこそ人は己の弱点を把握しておいたほうがいいとされています。「彼を知りて己を知れば百戦危うからず」は恐らく正しいでしょう。まあ孫子がそんなニュアンスで言ったかどうかはさておき。 彼を知りて己を知れば百戦危うからず。 彼を知らずして己を知れば一勝一負。 彼を知らずして…

  • 会議は踊らずとも、仕事は進まず

    先週の土日は天気が悪かったので、晴耕雨読の”雨読”部分を満喫していました。 実に心穏やかな時間です。 雨なのを良い事にほとんど外出もせず引き篭もっていましたが、恐らくストレスが溜まっているせいかもしれません。何かしらへ無性に没頭したい気持ちが湧いていたので、このようなゆったりとした時間を心身が求めていたのでしょう。 原因は恐らく会議です。 いつの間にそんなポジションに 設計部署から企画部署へ異動したため自分のポジションを一言で説明するのがどうにも難しくなったと感じていたのですが、先日、社内の資料に目を通していたら『プロジェクトマネージャー』の欄に私の名前が記載されていたので、今の私は『ぷろじぇ…

  • 失敗に対するレジリエンスの差は善悪ではない

    都知事選のニュースが活発になりつつある昨今。 私は5月に東京都へ越してきたばかりなので選挙人名簿に登録されておらず、おそらく都知事選での投票権はもらえません。 それはまあ、この手のルールが無ければ住民票を組織的に移転させるような不正工作が行われかねません。不正投票の防止に一定の効果があると考えられている以上仕方がないことです。 ただ、蚊帳の外となるのはなんとなく寂しい感じです。 民主主義を愚弄する権利 今回は権利が無いとはいえ、住んでいる地域の選挙にはある程度の関心を持つようにしていますので都知事選の情報も見聞きするようにしています。 まあ、なんと言いますか、今回の都知事選はいつも以上にお祭り…

  • 意思決定と責任を分離してはならない

    今回は愚痴っぽい内容なので、いっそのことぶっきらぼうな文体を目指してみます。 意思決定と責任の連動 仕事には分掌がある。丁寧に言えば職務分掌やらそんな感じの、各人の役割と権限を明確にした仕組みを意味する言葉だ。 難しそうな言葉に聞こえるかもしれないが、つまりは役割分担の気取った言い回しだと思ってもらえればいい。 組織の運営者は誰が何をやってどこに責任があるかの役割分担をはっきりしておかなきゃならない。それが不明瞭な組織はどいつもこいつも責任回避や責任の押し付け合いに終始して保身に走ることが行動の基本原則になっちまう。 そりゃあ大抵の奴は責任を負わずに旨い汁を吸いたいと思うもんだが、それじゃあ組…

  • 「できないならば要らない」が正当化される環境もある

    負けず嫌いの天邪鬼には向いている世界。 新入社員にワクワクできなくなった 6月中旬です。 弊社の例年通りの日程であれば新入社員の配置がそろそろ定まり、誰がどこに配属されるかの噂が各所で流れる時期となりました。 しかし今年は残念ながらそんな人事に関する組織人鉄板の雑談トークに浴すことができていません。何故ならば私が今年度から属している部署は新入社員が配属される部署ではないためです。 今の部署は様々な部署の中堅どころをかき集めて構成されています。自社の製品群、市場や競合他社の情報、自社組織のリソースに関する情報などなど、幅広く様々な知見を有していなければ仕事にならないため、現場で経験を積んだ中堅以…

  • ホットな時事問題を扱わない理由に関する言及

    あまりリアルタイムの時事ネタを扱わないことに対する個人的な見解。 方針的な何か 当ブログは真に雑記的なブログでございまして、それは別に意図して狙っているわけではなくただただ徒然なるままに思い付いたことをのべつ幕無し語り続けている影響でごちゃごちゃしているだけではございますが、そもそも文体すら自由気ままに安定させていない当ブログにおいて一貫性なんてなんのその、時には特許明細書のように延々と文章を繋げて句点を用いないこのような読み難い文章を書くことも厭わないのが私です。 読みにくいし書きにくいから止めましょう。 そんなわけで、社会派を気取るつもりは一ミリもない割に社会問題を取り扱うこともある私です…

  • 人を動かす梃子への理解と忌避感

    今年度から仕事の回し方が大きく変わったのでそれについて思うところを記録してみます。 仕事への向き合い方や考え方は年齢や立場によって大きく変わるものですので、今回の記事も未来の私や別の立場の人からすればまた異論があるはずです。それでもあえて今思っていることをまとめることには意味があると考えます。 仕事のやり方の変化 事業所で設計屋をやっていた頃は、基本的に仕事は頼まれる側でした。 もちろん他所へ仕事を頼む機会はたくさんありましたが、どちらかと言えば頼まれることが多くなります。市場にマッチした新しい製品の設計なり、製造上のトラブルに対する対処なり、市場トラブルの分析なり、生じた事態や要求への対処が…

  • そもそも科学技術立国とは何ぞや

    製造業で働く人間の戯言。 日本の屋台骨 バブル崩壊後、大手電機メーカーの不振を筆頭に日本の製造業の凋落を語る言説を各所で見かけます。その中でも特に強い言葉として用いられているのが製造業の不振に託けた「科学技術立国の凋落」と言った表現です。 とはいえ、凋落といっても製造業全体で見れば分野ごとの浮き沈みはあって当然ですので、それを全体に適用する意味はないと思っています。例えば算数の成績が悪い山田君を「山田君は勉強ができない」とまで広げることは不適切で、それはただ「山田君は算数が苦手」の範囲に過ぎません。 よって個人的には製造業に対しても「ふ、電機がやられたか、しかし奴は四天王の中でも最弱」くらいの…

  • やはり図書館はいいものだ

    活字中毒者の常と言いますか、書籍代がそこそこ馬鹿にならない日常を過ごしています。 ここ最近は空いた時間を英語学習に割いている影響で読書時間が減っていたため比較的出費を抑えられていたものの、先日「洋書を読めば読書欲と英語学習の両取りをできるのでは?」なんてくだらない思い付きが天から降ってきたせいで侮れない事態です。 閃いた瞬間は素晴らしい名案じゃないかと歓喜していたものですが、いや、洋書は高い。やたらと高い。これをポンポン買うのは馬鹿になりません。むしろ馬鹿でなければポンポン買えません。間抜けなことに英語の多読をしようとしているため、今月はむしろ出費が増えました。 と、そんな話を人にしたところ、…

  • 東京に越してきてから、人としてマトモになりつつある気がする

    田舎から都会へ行くと人間は堕落するようなイメージがなんとなく個人的にあったのですが、どうやらそうとは限らないようです。 生活習慣の改善 東京へ越してきて以降、ちゃんと日常生活をこなすマトモな人間に近づきつつあるのを感じます。今までが雑な生活をし過ぎていただけではありますが、この変化は少し面白みを感じるほどです。 まず、スーパーへこまめに行くようになりました。 車を手放したので荷物を小分けにする必要があるためです。その結果、自動販売機やコンビニの使用頻度が劇的に下がって浪費が若干改善されました。 お金の管理もするようになりました。 今までは現金払いのくせに家計簿を付けていなかったので出費の管理は…

  • やたらと髪質で同情された

    住所変更に関連する手続き、ライフラインである公共サービスの手続き、転院や新しい病院の探索、などなど引越しをしたらやるべきことは様々あります。 それらに続いてそこそこ優先度が高いものの一つに理容・美容関連があるでしょう。 理容・美容関連の店はコンビニよりも数が多く、しかしコンビニよりも個性があります。腕の善し悪し、相性の良し悪し、好みの差異などなど比較項目は無数です。よって引越しをした先で新たに良いところを見つけるには運や努力といった何かが必要かと思われます。 適当でいいじゃないか などと書き出しつつ、年度初めの部署異動や引越しで理容室へ行く暇もなく伸びっぱなしになっていたボサボサ頭を整えるため…

  • 欲求に基づいた仕組み作りをすれば継続は容易

    自認としては三日坊主な人間だと思っていたのですが、もしかすると継続は得意分野なのかもしれません。 毎日続けていること 今継続していることと言えば、とりあえずまずはこのブログです。今のところ3年以上毎日の更新を継続できています。さほど労力を割いてもおらず特に凝ったブログを運営しているわけではないにせよ、おそらく継続できているほうだと言えるでしょう。 次に散歩です。引っ越し後は歩数をアプリで確認するようにしてみたところ、この一ヶ月は毎日一万歩以上の散歩を継続できていました。 話は逸れますが、一日一万歩の健康効果に関しては色々と研究と議論があるものの、個人的にキリがいいので一万歩を採用しています。 …

  • 失敗を批難する人は、ただ足を引っ張っているだけ

    たまには珍しく、少し直接的な苦言を。 失敗は必ず生じる上、目にもつきやすい 新しいモノやコトにトラブルは付きものです。特に複雑系の大きなシステムを変える時には失敗せずに順調に置き換わることのほうがレアケースだと言えます。 なぜならば私たちは預言者でも予知能力者でもない以上、ありとあらゆる外乱を予測し切ることはできませんし全てのリソースを最適に活用し切ることも不可能なためです。想定外のトラブルはどこからしらで必ず起こり、意図せぬ何かしらでリソースの不足や過剰が絶対に生じます。 上手くいったプロジェクトとは失敗やトラブルが生じなかったのではなく、失敗やトラブルに対処するだけのリソースがあったために…

  • 離れるほどではなく、近づけるほどでもなく

    平日の早朝7時頃 通勤電車へ乗る前後の時間。 イヤホンから流れる英会話音声を聞き流しながら、スマートフォンを用いてブログへ記事を投稿する。 数日前に書いた記事であればすでに確認済みなのでそのまま、前日書いたものであれば誤字脱字の確認をしてから投稿する。投稿時間のばらつきはこの些細な差から生まれる。もちろん出張があればさらにずれることとなる。 その後、ストック記事がある場合は記事を読み返していつでも投稿できるよう体裁を整えておく。ストック記事の残量は日による。忙しければストック記事は枯渇するが、今のところまだ多少は維持できている。ここのところ仕事で忙しいように見えて、急いているのは気だけだ。肉体…

  • 無知への謙虚さ

    私たちは日々様々な情報に触れています。 しかしそれらは世界に存在している情報量からすれば極めて僅少なものに過ぎません。 よって私たちは知っている情報を基に物事を判断することよりも知らない情報があることを前提として思考をしたほうが適切な場合が多々あります。 私たちはどれだけ知っている? 一例として警察の話をしましょう。 全国ニュースで警察の不祥事が時々報道される度、まるで日本の警察はダメな存在だとする言説をよく見かけることになります。 これは典型的な誤認です。 私たちはその不祥事に関係した警察官の情報をニュースによって入手しますが、約30万人が所属する巨大組織である警察の全貌、そして警察職員の全…

  • 理系的な「挨拶」推奨理論

    挨拶はビジネスマナーとして社会人一年生に教育されることの一つです。 たぶん恐らくきっと大抵の新人研修で教育されていることでしょう。 今回はそんな挨拶について、挨拶は絶対にしたほうがいいという話をしましょう。 もはや各所で語り尽くされてきた話題ではありますが、少し理系的な考え方をそえてみます。 挨拶の損得勘定 「挨拶なんて無駄なコミュニケーションコストだ」 「ただの慣習に過ぎず、挨拶と仕事の出来不出来は無関係」 などなど、挨拶を否定する言説はいくつもあります。 嫌味なことを考えれば 「挨拶に支払うコスト程度で出来栄えに影響するレベルの仕事しかやっていないのか」 なんて皮肉めいたことを言えるかもし…

  • 人に嫌われなくてもいいんじゃないかな

    八方美人を推奨するわけではないけども。 実はアドラーはちゃんと読んでない おそらく10年くらい前にベストセラーとなった本の影響か、今でもよくネット上で見かける「嫌われる勇気」について。 この本は読んでいないので具体的な内容はよく分かっていませんが、各所で読み聞いている感じですと「嫌われる勇気」とは概ね他人のためではなく自分のために生きることを推奨しているものかと思われます。 「他人の欲求を満たすための存在」になるのはもちろん良いことではありません。自分の人生が向かう先もその末路も誰かが代わりに責任を取ってくれることはありませんので、自らの人生の手綱は自らで握り続ける必要があります。 よって他人…

  • 何かを絶対悪にすることの副作用

    当ブログで度々言及してきたものの、しつこくとも伝えたいこと。 悪の外部化 この世には善と悪があります。それはまごうことなき現実です。大抵の場合は白黒まだらに入り乱れたものですが、少なくとも白と黒、そしてそれらが混在したグレーが存在しています。 よって何かしらを悪と認定することは常識的な行動です。 なにより個人や社会に対して不利益をもたらすものを悪とみなして除外する行動は個人の安全性や社会の安定性に必要不可欠な行為であり、悪を放置していては悪の助長を招き個人や社会の健全性を損ねる結果を招く以上、悪を排除するよう人々や社会が志向するのは自然の流れだと言えます。 しかしながら、「何かを悪と認定する行…

  • マネジメントとはリスクをゼロにすることではない

    マネジメントを実施している人の一部では「完璧主義への欲求」や「リスクを無くすことへの欲求」が心の中に沸き起こります。チーム管理やプロジェクト遂行において一切の瑕疵が無い100点満点をゼロリスクで達成しようと追及したくなる欲求です。 それらは時に費用対効果を無視した形ですら発露して、チームを険悪にし、プロジェクトの採算を悪化させ、時にはチームやプロジェクトの崩壊すら招きます。 しかしながらそういった欲求はマネジメントの本質からは逸れたものです。 完璧へ到達すること。 あるいはゼロリスクへ到達すること。 それらはマネジメントの領分ではありません。 今回はそんなマネジメントの抱える宿痾に関して言及し…

  • エコバッグを買いました

    一体何を報告しているんだ? エコバッグを買いました 先日、エコバッグを買いました。 それ以上でもそれ以下でもなく、ただエコバッグを買いましたというだけの話です。 エコバッグを買いました、というセンテンスをこんなに連続して出すほどエコバッグを買ったことは重大な出来事ではありません。 実のところエコバッグに関しては今まで積極的ではありませんでした。 「エコバッグは製造に用いる石油だけでなく原材料の生産・輸送・加工・廃棄まで含めたライフサイクルアセスメントを考慮すればエコでもない場合が多い、実際にエコへ貢献できているエコバッグのみが販売されるべきであり、ちゃんと設計されずに資源を無駄遣いしているエコ…

  • 偽りの二択

    多いほうが喜ぶ人もいれば、そうでない人もいる。 大は小を兼ねず、万人が満足するサービスは有り得ない。 そう思った話。 そう大仰なことではない、ただの日常の話。 走るよりは歩くほうが好き 6月初頭の土曜日は街探索ついでにふらふらと街を歩き回っていた。 もちろん徒歩圏内で赴ける場所など高が知れている。 とはいえ過去に住んでいた地域に比べれば少し様相は異なる。なにせ「健康のために一駅歩く」が実行可能な都会では徒歩圏内で隣の駅へ行けることから街と街の隙間は極めて小さく、徒歩でも充分に何かしらを見て回ることができる。 対して地方では街と街の隙間が大きいため、下手をすれば道なき道を何時間も掛けて歩かねばな…

  • 権力は生産が可能であることへの認識

    『権力の生産』 これはあまり日本では馴染まない概念かと思いますが、この概念を知っていると欧州の国際的な強さが分かりやすくなるかと思います。 権力の定義と発生 一般に「権力」の言葉が用いられる際は政治がトピックである場合が多いため、権力には高低・善悪・良否・損得といった概念が連想されがちなものです。 しかしそういった付随的要素を省いた辞書的な「権力」とは「他者或いは他の集団に対して行動を強制する能力」を意味する言葉です。よって政治的権力に限らず愛情や友情、信頼や金銭など様々な要素を用いて他者に行動を強制すればそれは権力となります。親が子どもへ教育をすることも上司が部下へ命令することも広義の権力に…

  • 清潔感の許容範囲と「当たり前品質」

    ゆるーい話をしましょう。 最近ゆるーい話の記事が多くなっていますが、ヘヴィなテーマを考えていないわけではありません。一応思考回路はいつも通り正常です。 ただ、単純にそっちの方向を書くとなんだかネガティブというか面白くない話をしてしまいそうなので、意識的にゆるーい話で間を保ちたい気分なのです。 なので、ゆるーい話をしましょう。 清潔の個人差 5月に東京へ越してきて以降ほぼ毎日、街探索を兼ねてGoogleMapアプリを片手に飲食店を探して外食をしている。趣味の一種だと言えば出費は許容範囲に収まるだろうが、実に贅沢で気楽な浪費だと言えるだろう。 なお私はGoogleMapの口コミ情報を後から読む。飲…

  • 日帰り出張は楽しさと大変さのどちらが勝るか

    部署が変わっても出張の種は尽きまじ。 ということで、出張に関する雑談です。 メーカーと公共交通機関 営業さんほどではありませんが技術系もなんだかんだと出張があります。昨今はWeb会議で代替することも増えましたが、実物を見たりオフレコの情報を交換する場合はまだまだ直接会う必要があるので出張も致し方ありません。 技術系の出張で赴く相手は開発職や技術職であり、そして製造業の開発部署や技術部署は大抵の場合で地方にあります。用地の広さや物流、水や資源、騒音や人件費、他にも様々な事情があるためこればかりはやむを得ません。 立地は空港や新幹線停車駅が近ければ素晴らしく、車で行ける距離ならばラッキーで、運が悪…

  • 素人の脱現金計画、進行中

    およそひと月前に宣言した現金至上主義からの脱却。 そして約二週間前に覚えたポイントへの意識。 これらを背景として、この二週間くらいで動いた脱現金計画についてなんとなくまとめてみます。 ちなみにこの脱現金化計画の主目的は「最高効率で最大利益を得ること」ではなく、「もう少しお金についてちゃんと考えること」です。 引っ越しをして生活環境が変わったのでちょうどいい機会として色々と出費を見直しているだけであり、やっていること自体は結構適当です。 概要 クレジットカードが2枚、アプリが8つ、ポイントカードが1枚増えました。 日用品・食料品の購入 【今まで】 近場のスーパーやデパートなどへ適当に赴き、現金で…

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