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  • 恥ずかしがり屋は損をする

    恥ずかしがり屋で自己主張が弱い人であることは残念ながら基本的に得にはなりません。理由はとても単純で、誰もが超能力者やサトリではないからです。 喜びとは意が通ること 人が喜びを覚えるのは自らの希望や望みが叶った時です。つまり意のままとなること、自らの意に沿うことが起きると嬉しさを覚えます。反対に意にそぐわない状況や望まない事態に対しては苛立ちを覚えることでしょう。 この意は何もしなければ表に現れません。察しの良い人が居れば態度やちょっとした言動から意を掬い取ってくれることもありますが、そんな素敵なモテ人間は数少なく、またそれらの人が手を伸ばせるのも身近な範囲までです。多数が関わる大きな意をどうに…

  • 報連相が機能しない一つの理由~仕事の責任はどこにあるのか

    仕事は頼み頼まれ、任せ任されるものです。組織に属している人にとっては当たり前のことですし、フリーランスであっても同様です。仕事によって生み出された成果物を買う「お金を出す人」が居なければ商売として成り立たない以上、まったく一人で完結する仕事というものは存在しません。誰かしらと何かを依頼し依頼されるものが仕事です。 誰かしらと必ず関係性を取る以上必要になるのがコミュニケーションです。ビジネスにおけるコミュニケーションのフレームとして最も有名なのが報連相(報告・連絡・相談)でしょう。この報連相には毀誉褒貶あり、重要だという意見と役に立たないから要らないという両極端の意見があります。なぜそんなことに…

  • 押し付けるのは良くないという当たり前の話

    私が経験してきた範囲ではありますが、今まで音楽の趣味を無理やり押し付けてくる人に会ったことがありません。 「ロックなんか聞いてるのかよ、演歌聞こうぜ演歌!」とか、 「プログレを聞かないとかありえないだろ!」とか、 「ジャズ以外聞いてる人間の気が知れない!」とか、 「クラシック以外の音楽は滅べばいい!」とか、 どこかには居るかもしれませんが相当に珍しいかと思います。他のジャンルを否定的に扱ったりアーティストを比較して争うことはあっても、相手を叩き潰して世の中から消し去ろうとするような類ではなく技術を競ったりスキルを高め合ったりするカルチャーとしての競争の範囲内でしょう。 キャンセルカルチャー そ…

  • 人に教えることは難しい~発表・プレゼン・教育の違い

    発表とプレゼンテーションの違い 発表とプレゼンテーションは類似の扱いを受けることがありますが、実際は明確に異なる概念です。 発表は表向きに情報を発信することであり、自分主体のものです。相手に情報が伝わったかは問わず、情報を発信することそのものが目的です。 プレゼンテーションはプレゼント(Present)を語源とするように、[述べる/提示する/伝える]以外にも[贈呈する]という意味があります。プレゼンは発表とは異なり相手主体のもので、相手に情報を伝えることが目的であり、相手にどう情報が伝わったかが重要になります。相手に必要な情報が適切に伝わっていなければそれはプレゼンとは言えません。 教育の難易…

  • 製造業は不良ゼロを目指すべきではない

    昨今に限らず企業による事件や不正行為が発覚した際には多くの企業が襟を正して不正ゼロ、事故ゼロ、不良ゼロを謳います。もちろん法規制への不適合やコンプライアンス違反といったものは社会的に許容されるものではありませんので改善処置が必須です。しかしながら製造業における品質不良問題において、不良ゼロを謳うことだけは避けた方が望ましいです。 確かに不良ゼロは製造業における永遠の課題です。普通に考えれば不良はゼロであることが理想的でしょう。しかし長い製造業の歴史の中で不良ゼロが未だ永遠の課題や理想とされていることは、それをまともに達成できた組織が無いということの証左でもあります。 不良をゼロにする方法 実は…

  • 初めて1日100PVを越えて嬉しかった話

    常に低空飛行、ロクな記事が無いので検索しても全然出てこない、毎日更新していることだけが売りであるこの駄ブログですが、記事タイトルの通り、先日初めて1日のPVが100を越えました!わーい! この数行でタイトルの話はもう語り終えたかもしれません。嬉しかったということを、ただただ言いたかったのです。 感謝 颯爽と流行を追うわけでも時事を軽妙洒脱に語るわけでもなく、ただ考えたり学んだりしたことをトボトボと投稿しているだけのテキストの墓場のような当ブログにお越しくださっている方々には本当に感謝しております。墓場で運動会!というほどの盛り上がりをすることは無いとは思いますが、これからも変なお化けを見るよう…

  • 仕事の理想は「貴方が居なくてもいい状態」を作ること

    若手社会人に向けた仕事に対する少し意識高い系の話をしてみましょう。 仕事と作業の違い 仕事と作業は明確に別物として考える必要があります。仕事とは付加価値を付ける行為であり、作業は付加価値の付かない行為です。仕事の途中で作業が発生することはありますがその逆はありません。いずれも給金の発生する業務ではありますが、その本質的なところは正反対にあると言っていいでしょう。 例えばマニュアル通りに接客をするのは作業です。上司に言われたデータを取って整理するのも作業です。それに対してマニュアルの不備を提言したりデータのまとめ方を上司が見やすいように工夫したりするのが仕事です。誰がやっても同じようにできるもの…

  • おっさんであることの罪~マンスプレイニング

    マンスプレイニングとは マンスプレイニング(mansplaining)と言う言葉があります。男性(man)と、説明するの俗語であるsplainingを組み合わせた言葉です。男性が女性や子供に対して見下したかのような、自信過剰な態度で何かについてコメントしたり説明したりすることを意味する批判的な造語です。 これはおっさんからすると心当たりがあろうが無かろうがヒヤッとする言葉です。心当たりがあるおっさんは相手に不快感を与えていたことに驚きと恥を覚え、心当たりがないおっさんも自身の言動を内省することでしょう。 マンスプレイニングに関しては講談社の現代新書に良い記事があります。 今回はマンスプレイニン…

  • 昨日までの自分を越え続けるのは不可能

    今日はちょっと説教くさい話を一つ。 勉強、仕事、クリエイティブ。何事においてもそうですが、人は昨日までの自分を越えようと努力しています。内容によっては繰り返しの業務や前動続行が必要な場合もありますが、多くはより良く、より早く、より優れた成果や作品を目指して改善がなされていくものです。それ自体は人類の発展というマクロな視点や自らの生活向上、自己満足というミクロな視点のどちらから見ても善なる正しいことでしょう。 しかしこれを意識しすぎると強いプレッシャーを感じることになり心身に悪い影響を与えてしまいます。「今回は前回よりもよく出来ているだろうか」ということを考えるのは悪いことではありませんが、それ…

  • 寝たくない~睡眠嫌いの心理を自己分析してみる

    私は寝るのが好きではありません。子供の頃から寝るのが大嫌いでした。おかげさまで身長があまり伸びませんでした、ほどほどに後悔しています・・・今からでもぐーっと引っ張れば伸びないものでしょうか。 できることなら毎日徹夜していたいくらいですが、多分あっさり死んでしまうので仕方なく毎日寝ています。世の中には寝ることが大好きな方がいらっしゃいますが、私にはどうにも理解することが難しいです。ちなみに私の姉と妹はちょっと引くほどに寝るのが好きなので、こう、育ってきた環境だけではない何かを感じます。 そんなわけで今回は軽い話としてなぜ睡眠が嫌いかを自己分析してみたいと思います。 時間が惜しい 一日は24時間し…

  • なぜ野党は批判ばかりと批判されるのか

    与党の批判・監視は国会における野党の仕事の1つです。よって野党が与党を批判すること自体は問題無いことであり、それが野党の仕事です。 「野党は批判ばかり」というテンプレのような言説に対しては上記の理由を持っていくつもの反論記事が出ています。いくつかリンクを貼らせていただきます。 野党の役割は「代案」を出すことではない 荻上チキ・日本の大問題 ダイヤモンド・オンライン お約束のフレーズ『野党は反対ばかり』の裏にある「本当の意味」(FRIDAY) - Yahoo!ニュース 不満はあるけれど野党も嫌い 「批判嫌い」の行きつく先は? - 特集 - 情報労連リポート これらの反論記事にあるのは1つ…

  • 文化マップの見方と日本の位置~世界価値観調査を見る

    過去の記事でも少し取り上げた世界価値観調査について今回は触れてみます。 世界価値観調査とは 世界価値観調査(World Values Survey)は人々の社会文化的、経済的、政治的、宗教的な価値観を調査するために世界中の社会学者によって行われている国際プロジェクトの一つです。面接でのアンケート方式を世界中で行い、5年間隔でデータをまとめて発表しています。 調査結果の内容は膨大なため、今回は世界価値観調査の中でも代表的な文化マップについて取り上げてみます。 イングルハートーヴェルツェルの文化マップ イングルハートーヴェルツェルの文化マップ(Inglehart - Welzel's Cultur…

  • 他国から見た憲法の存在

    政治に関しても時々話題にする私ですが、あまり触れたくない話題もあります。人それぞれ意見が少しずつ異なるような話題です。意見が紅白はっきり分かれていれば両論併記しやすいのですが、憲法やフェミニズム、経済のようなテーマは是々非々なところが多々あり総論をまとめにくく、さらには個々人の主義主張の琴線に触れやすいことから基本的には意見表明は控え気味、というよりも怯懦になってしまいます。 今回は恐る恐るではありますが憲法、特に9条にも関連する考えを話題にします。護憲・改憲というよりは、個人的に気になっている憲法議論のフレームについて技術屋の視点から述べてみます。 憲法の立ち位置 誤解を恐れずに言えば、憲法…

  • 人はどのように寛容さを得るのか

    以前の記事で寛容について述べた際は 「異なる意見・宗教・民族等に対して一定の理解を示し、許容する態度」 と定義して述べましたが、今回は少し幅広く寛容を定義して、 「他者の受容」 という敷居で考えてみたいと思います。 寛容はどのように得られるのか 人は生まれてすぐでは寛容でも非寛容でもありません。そもそも自我が明確に形成されるまでは自他の認識が無いためです。意識の発達は一般に、乳幼児期における家庭内において自己意識が発達し、幼稚園や保育所といった社会集団に所属して初めて他者の存在や視点に気付く、つまり客観性を得て他者の意識を理解し、自己意識を調整する過程を経ます。 この段階において寛容が成育され…

  • (雑記)徒然なるままに

    堅苦しい記事ばかり連続して書いてきたため、たまには雑で軽い文章をあげます。定期的にふざけたことをしないといけない症候群なのです。 長期連休も終わってしまい、軽度のワーカホリックである私としても一抹の寂しさを覚える今日この頃なので、今回は記事にするほど話が膨らまなかった感想をまとめた記事を書いてみたいと思います。全体的に驚くほど脈絡が無いですがご容赦ください。 注意:いつも以上に中身の無い記事です。 人の記事を紹介したい 世の中には思慮深い方や碩学な方が多く、正直なところ私が何か記事を書くくらいならば素晴らしい人の記事を紹介して拡散するほうが価値があるんじゃないかと思っています。先日の記事で書い…

  • 政治思想と戦争を結びつけるべきではない

    先日「日本が右傾化することによって戦争の危険が高まる」という言説を見かけました。少し気になったため簡潔にまとめてみます。戦争の善悪についてではなく、原因に関するまとめです。 右派左派と戦争に相関は無い 先の戦争において、日本は右傾化による強いナショナリズムを軸として諸外国と戦争をしました。当時ナショナリズムが弱かった国などありませんでしたが、日本が右傾化による国粋主義を軸としていたのは事実です。 では左傾化すれば戦争は起きなくなるのか。歴史を辿れば簡単な話で、これには有名な実例があります。フランス革命後のフランス第一共和政におけるフランス革命戦争です。 フランス革命のような革命が伝播することに…

  • ポピュリストの政治家を攻撃する危険

    民主主義における政治家は大きく分けて2種類います。エリート主義(エリーティズム)と大衆主義(ポピュリズム)です。 ポピュリズムは大衆迎合主義とも呼ばれ、一般的にあまり好意的には使われない言葉です。どちらかというと人気取りを得意とする政敵を攻撃する際に用いられます。そのためポピュリズムは衆愚政治とも訳されることがあります。 各国の代表的な政治情勢 エリーティズムとポピュリズムは国家の経済状況にも影響を受けます。大雑把で主観的な分類ではありますが、現状ではドイツはエリーティズムが強く、イギリスはポピュリズムが強い政治環境です。アメリカはややこしくなっており、日本は評価が難しいところです。 ドイツで…

  • 会話のキャッチボールとその派生形

    会話のキャッチボールという表現は実に言い得て妙です。様々な例え話に広げることができます。私が職場で多用しているため、簡潔に紹介してみます。 会話のキャッチボール キャッチボールに求められるのは相手の受け取りやすいところにボールを投げることと、そして相手のボールを適切にキャッチすることです。必要な情報を必要な表現で必要なタイミングで投げて、それを相手が適切に受け取れていればキャッチボールと言えます。会話のキャッチボールが成立しているということは打てば響くような会話ということであり、大変に効率的かつ能率的な状態です。特にビジネスにおいては常にこの状態で会議や情報交換が為されることが望ましいものです…

  • 経済学はイデオロギーを避けることができない

    SNSでは定期的に転売問題が炎上騒動になるような気がします。 私個人はメーカーに勤務するメーカー至上主義者であり、例え高かろうとも可能な限り直売店、もしくは小売りで新品を買うことを無駄に嗜好している人間です。そのため転売されている方から何かを購入したことが無く炎上騒動もまったくの他人事として眺めているのですが、法律的な面や商道徳の観点、経済的な合理性や感情論、個人的な希少品の転売から大規模な買い占めまでマクロミクロ経済入り乱れた状況設定と、炎上騒動では様々な切り口での応酬が発生しています。 神の見えざる手 冷静な議論は炎上していると難しいでしょうが、専門家の方々も議論に参加しているのでいずれ何…

  • 個人と集団での優しさは異なる

    今回はリアリズム寄りの見解を述べます。 他人へ何かを施したり社会のために奉仕したりする個人の優しさはとてもとても素晴らしいものです。優しい人を私は尊敬しますし、私自身も人に優しく生きていきたいと考えています。 しかし、個人的な優しさと集団での優しさを同一視するのは問題になる場合があります。特に政治においては個人の優しさと政治的な優しさを混同するのは危険ですらあります。 個人と集団での意思決定の違い 個人の意思決定においてはどのような判断をしても個人の責任範疇です。人や社会のために私財を投じたり時間を消費するとしてもそれは自らのモノであり、私的財産の使い道は誰からも強制されるものではありません。…

  • 情報を再生産することの意味と価値

    世の中には情報が溢れています。完全にオリジナルな情報は数少なく、多くは誰かの研究や見解、取材や撮影されたものから引用・追記したものです。そして元となった研究や見解も同様に先人のものを下敷きとしており、どこまでがオリジナルであるかを線引くのは難しくあります。私がブログで書き連ねている様々な意見においても同様の意見を持っている人が必ずどこかに居て、すでにどこかしらで発表されていることでしょう。 情報の再生産 すでに存在する情報を別途発信することを情報の再生産と名付けてみます。ヘタをすると車輪の再発明に陥りかねないこの行為にはどのような意味と価値があるのでしょう。 情報の再生産にはいくつかのパターン…

  • 若者の成長を喜ぶ大人でありたい

    今どきの若者は云々・・・と言いながらロクに指導してあげていない大人、オリンピックでメダルを取るような優れた若者に妬みを言う大人、若くして成功した起業家などを侮ったり馬鹿にする大人。 そのような感情を持つことは理解できないことではありませんが、そういうのはあまりかっこよくありませんですし合理的でもないと思います。器を大きく持つべきだというような上から目線の話ではなく、理屈的に考えてみましょう。 若者が育ってくれないと困る! 私は職場の後輩から間違いなくうっとおしいと思われていることを確信していますが、無理やりにでも教育時間を捻出して勉強をさせています。時間を作っては作成している若手向けに噛み砕い…

  • 差別に関する考察

    文字や言葉は人だけが使うものであり、さらに言えば人の意思を音や形で表したものであるため、言霊というほどではないのですが文字を記述したり言葉を発したその人の気持ちが明確に付随するものだと思います。霊力という言葉を用いなくても気持ちがこもるというのは良悪正邪を問わず存在するでしょう。 読者登録させていただいているブログのある記事で「理解できない外国語で暴言を吐かれてもダメージにならない」と想定されていたのですが、恐らく私は外国語で暴言を吐かれても傷つくと思います。何を言っているかは分からなくても相手に暴言を吐くという悪意は伝わってくるからです。 私はなるべく悪い言葉、今風の言葉で言うとチクチク言葉…

  • 分かり合うことと同化することの違い

    ニュースがオリンピックとコロナばかりのためどうしてもそのあたりのニュースが目に入りやすい昨今ですが、一つ気になる見出しがありました。 鉄棒「金」の橋本 君が代「しっかり歌った」 - 産経ニュース 産経新聞ですのでどちらかというと「立派な若者だ、偉いぞ」というニュアンスだとは思うのですが、それをニュースにする必要があるのか疑問です。国旗国歌問題はセンシティブなテーマなのであまり触れたくはないところではありますが、少し書いてみます。 最初に個人的なスタンスの説明 私は国旗・国歌法が成立する辺りで義務教育を受けていた世代のため、世間が何を騒いでいるのかまだよく分かっていませんでした。地域性もあるので…

  • (雑記)お盆休みがやってきた!

    製造業の良いところとして「皆が休む時は一緒に休める」ということがあります。お客さんも休み、サプライヤーも休み、じゃあうちも休むしかないな、いやー生産したいのに残念だなーでも皆休みだからなー、ということです。そういうわけでお盆休みに入りました。休みの時が稼ぎ時であるサービス業等の方々に感謝しつつ、お盆を満喫したいと思います。 今年のお盆はどうすれば・・・? しかしながら今年は想定以上の自粛ムードです。旅行なんてもっての外、墓参りしたくも帰省すら躊躇われます。私は一体何をすればいいのでしょう・・・いつものように本を読んで、人様のブログを読んで、スターと読者登録ボタンを押す機械になるしかないのでしょ…

  • 太陽光の発電コストは結局高いの?安いの?

    ニュースメールで「経産省の試算により、太陽光発電が最安に」という情報が流れてきたためYahooニュースを見に行ったところ、こんな記事が並んでいました。 ・・・・・・いや、どっちやねーん。最安になったのか、割高になったのか。 仕方がないので経産省の発表資料を見てみましょう。 有識者会議の資料 資料は経済産業省資源エネルギー庁の総合資源エネルギー調査会基本政策分科会における会合のものです。 総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会(第48回会合)|資源エネルギー庁 まず基本として、試算の前提を変えれば結果も変わるということです。これは当たり前のことではありますが、どのような前提条件にするかを決める…

  • エシカルやカーボンプライシングの難しさ

    究極のエシカルファッションは「はっぱ隊」なんじゃないだろうか、とふと思いました。はっぱ一枚あればいいわけですから・・・相変わらず頭が悪いです。 エシカルに関して エシカル(Ethical)とは倫理的・道徳的であるとされる行動を指す形容詞で、昨今では特に環境問題や社会貢献で多く使われるようになってきました。もっとも流行っているのはエシカルファッションかと思われます。素材に天然染料やオーガニックコットンを用いる、皮革をなるべく使わず使う場合も食用副産物を利用する、製造においては人権侵害の無い地域や労働者の人権が守られているところから購入したり強欲なコストダウンを行っていないフェアトレードに配慮した…

  • 三菱電機の業務用空調の検査不備問題に対する見解

    過去に三菱電機の不正検査問題を主として企業の不祥事に関する記事を書きました。 8月2日、再び三菱電機による検査問題が報道されました。日本経済新聞が最も早く報道したと思われます。 過去の検査不正とはまったく別物 今回の報道内容を見るに、最近報道された鉄道ブレーキ用の空気圧縮機や鉄道用空調機器の検査不正と今回の内容はまったくの別物です。 過去に報道された不祥事は品質問題ではなく検査不正です。やらなければいけない検査を省略していたり、嘘のデータを用いていたといったような信義に悖る行いであり非難に値するものではありますが、ものづくりの技術力低下という話ではなく企業体質の問題でした。 今回は「絶縁抵抗試…

  • 仕事したい心理を考える

    仕事したくないという心理がある以上、仕事をしたいという心理もあります。仕事したいとか変人かな、と思わなくもないですが、まあ考えてみます。 「仕事をしたい」のは欲求段階説におけるどの段階か 仕事をしたいということは仕事に対する積極的な欲求があるということです。そんな欲求について、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが理論化した自己実現論(欲求5段階説)に基づいて考えてみます。マズローの自己実現論自体については各所で取り上げられているので詳細は省きます。 まず生理的欲求と安全欲求について、生命維持をしたい、衣食住を得て経済的に安定したいという生物の根源的な欲求は受動的で低次のものであり、意志に基…

  • 仕事したくない心理を考える

    もの凄く批判を受けそうなことから書き始めるのですが、私は就きたい仕事に就いてやりたいようにやっているので仕事がしたくないとはそんなに思わないです。うーん、各方面からお叱りを受けそうです。 そんな人間でも当然ながら「仕事したくないなー」というタイミングやテンションはあります。この「仕事がしたくない心理状態」を上手いこと分析できないかと思ったため、技術屋の目線で考えてみます。 仕事(物理)と仕事 仕事とは物体に加わる力のベクトルと物体の変位ベクトルの内積によって定義される物理量です。もう少し簡単な表現をすると、物体に力が加わっていて、加えられた力の方向に物体が移動した場合の力と移動距離を掛け合わせ…

  • (雑記)はてなブログを始めて100日経ちましたので備忘録

    平素より当ブログに格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。って社会人か!・・・社会人でした。 情緒不安定な書き出しではありますが、ちょっとした節目なのでいつものように雑感をダラダラと書いてみます。 100に関するどうでもいい話 毎日ろくでもない文章を投稿しているため記事数もこれでぴったり100件目となります。キリがいいですね。ということでセルフお題として「100」について考えてみました。 100、百、hundred、cent、centum。色々な言葉はありますが、100と聞いてパッと思い付くのは技術屋らしく単位の接頭辞であるセンチですね。センチメートルとかのあれです。センチはラテン語で100…

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