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定年後の生活ブログ https://www.teinenoyaji.com/

四国で生まれ育ち、教員定年後に行政書士となって第2の人生を歩み始めました。四国のことを知ってもらいたくてブログを書いています。 資格試験についても書いているので、お役に立てればうれしく思います。

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2020/03/24

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  • 愛媛県:県名の由来となった椿神社

    3月16日(土)、椿の花を見に、椿神社に行きました。 小粒ですが、昔ながらのかわいい椿の花が咲いていました。 はじめに 境内 椿神社とは 椿祭り おわりに はじめに 松山市には椿が有名な「椿神社」があります。 年が明け、厳しい冬の寒さが峠を越したころに、可憐な椿の花を神社で見ることができます。 また椿の花が咲く頃には椿祭りが催され、たくさんの参拝者で賑わいます。 境内 案内図 楼門 拝殿へ 拝殿正面 回廊 縁起物の納所 冨久を招く縁起物として、たくさんの「冨久椿」が納められています。 椿まつり期間中だけの特別な縁起物の「大繁昌守り」も収められていました。 椿神社とは 御祭神は伊豫豆比古命(いよ…

  • 早くも満開、2月の「雪割り桜」(高知県須崎市)

    早くもお花見 2月18日(日)、高知県須崎市桑田山(そうだやま)地区で満開の桜を見ることができました。 「雪割り桜」 桑田山(そうだやま)地区には1000本近くの桜の木が植えられており、地元の人たちが世話をし、大切に守っています。 正式名称は「ツバキカンザクラ」(椿寒桜)といって、2月中旬から咲き始める早咲きの桜です。 桜の下には菜の花が咲き誇り、桜のピンクと菜の花の黄色のコントラストが、とても印象的でした。 まだ雪の残る寒い時期に咲くことから「雪割り桜」といわれています。 本格的な春はまだ先ですが、一足早く、満開の桜を堪能することができました。 例年より早い開花のようですが、まだしばらくは満…

  • 三百年以上前に建てられた古民家「眞鍋家住宅」と梅の花

    梅の花 令和6年2月14日、満開の梅の花を見に、愛媛県四国中央市の切山地区へ行ってきました。 紅白の梅の花が、山深い山村に華やかな色どりを添えています。 春の訪れをようやく感じられる一時でした。 眞鍋家住宅 四国中央市の山深い切山という地区には、17世紀後半の江戸時代に建てられた民家があります。 今から300年以上前の建物で、現存している民家としては愛媛県では一番古いものといわれています。 貴重な歴史的建造物として、1970(昭和45)年には国の重要文化財に指定され、修復されながら大切に保管されてきました。 外観 建物は幅10,3m、奥行き6,1mの寄棟造りの茅葺きです。 見取り図 入口にある…

  • 香川にある蝋梅(ろうばい)の名所「勝楽寺」

    2月1日、あまり天気はよくなかったのですが、蝋梅を見に行ってきました。 とても心地よい、花の甘い匂いを楽しむことができました。 春の訪れを、ちょっぴり感じた一時でした。 蝋梅(ろうばい)とは 延命院勝楽寺 境内 新四国曼荼羅霊場第20番札所 「一」の字石碑 縁起 延命古墳 おわりに 蝋梅(ろうばい)とは 蝋梅(ろうばい)は、別名、唐梅(からうめ)とも呼ばれており、中国原産の樹木です。 冬の1月~2 月、可憐でよい香りのする黄色い花が咲きます。 日本に蝋梅が入ってきたのは江戸時代頃のようです。 延命院勝楽寺 蝋梅の名所として有名な延命院勝楽寺が香川県にあります。 お寺は小高い丘の上にあって、境内…

  • 冬場の焚き火

    はじめに 畑での焚き火 ブドウの剪定 ブドウの枯れ枝で焚き火 焼き芋 おわりに はじめに 冬になると焚き火が恋しくなります。 枯れ木や枯れ草を燃やしてさっぱりと片付けができるし、何より直接、火を見ると落ち着きます。 子供の頃は五右衛門ぶろだったので、薪で風呂を焚いていました。 薪も木を切って、斧で割ってという作業も子供ながらの手伝いでした。 昔懐かしい、諸々のことを思い出しながら焚き火をしています。 畑での焚き火 2月末に畑の枯草や剪定した枝を、盛大に燃やしました。 例年、ブドウの剪定をした枝だけでなく、畑の枯れ枝・枯草を燃やしています。 結構な量があったので、焚き火というよりは、野焼のような…

  • 令和6年新春の讃岐7カ寺巡礼で花手水「花めぐり」(パート8)

    七ヶ寺「花めぐり」(令和6年正月) ①71番札所「弥谷寺」 ②72番札所「曼荼羅寺」 ③73番札所「出釈迦寺」 ④74番札所「甲山寺」 ⑤75番札所「善通寺」 ⑥76番札所「金倉寺」 ⑦77番札所「道隆寺」 おわりに 七ヶ寺「花めぐり」(令和6年正月) 7カ寺とは四国霊場の71番から77番までの札所のことで、この7カ寺を1日で巡礼することを『七ヶ所まいり』と呼んでいます。 八十八カ所すべてを参拝する事が難しい時に、空海ゆかりの地だけでもと巡礼した事が始まりだといわれています。 新型コロナの影響が大きかった令和3年より、花で彩られた7カ寺の手水舎=花手水を巡りながらお参りする「花めぐり」が何度か…

  • 今治はタオルだけじゃない!瓦の名産地「かわら館」

    はじめに 「かわら館」とは 「瓦のふるさと公園」 「バラ園」 おわりに はじめに 愛媛県今治市の産業といえば、今治タオルや今治造船が有名ですが、古くからの伝統工芸品として、瓦の製造が盛んな所でもあります。 現代でも、菊間町という瀬戸内海に面した小さな町で、盛んに瓦を製造しています。 特産の菊間瓦の歴史と伝統を紹介している「かわら館」に行ってきました。 「かわら館」とは 今治市菊間町は、鎌倉時代中期からの瓦の産地といわれています。 瓦造りの長い歴史と伝統を、今に伝えている菊間瓦を紹介しているのが「かわら館」です。 「かわら館」では、瓦の最盛期を再現したジオラマや、菊間瓦の繁栄を記した展示、被爆瓦…

  • ノーベル賞中村修二さんと大洲の「お殿さま公園」

    はじめに お殿様公園 大洲城三の丸南隅櫓 旧加藤家住宅主屋 ノーベル物理学賞受賞中村修二博士顕彰碑 大洲市立博物館 おわりに はじめに あちこちに史跡が残っている、歴史のある大洲市は史跡を大切に保存しています。 大洲城三の丸南隅櫓公園(愛称はお殿様公園)には、国指定重要文化財の三の丸南隅櫓と国登録有形文化財の旧加藤家住宅主屋の2つの歴史的建築物が残されています。 公園からは大洲城がきれいに見渡せます。 また、大洲市立博物館へも行ってきました。 お殿様公園 大洲城三の丸南隅櫓 1957(昭和32)年に国の重要文化財に指定された櫓です。 大洲城三の丸の外堀に面して建てられていました。 櫓は火事で焼…

  • 木造で完全復元の新築天守「大洲城」

    はじめに 城内 歴史 おわりに はじめに 愛媛県大洲市にある大洲城は、明治時代に取り壊されてしまいましたが、市民の並々ならぬ熱意によって、木造による完全な復元を果たしたお城です。 天守閣の復元は、1994(平成6)年に検討委員会が発足してから1996(平成8)年に完成するまで、10年もの年月がかかりました。 完成した天守がそびえているお城は、遠くからでも近くからでも、その美しい姿を眺めることができます。 新築の天守を有するお城ではありますが、日本100名城にも選ばれています。 天守と高欄櫓 城の案内図 駐車場から本丸までは、ゆっくり歩いて約10分ほどの上りになっています。 階段はありませんでし…

  • 大洲市「臥龍山荘」に凝縮された日本の美

    はじめに 山荘 山荘案内図 山荘の入り口 山荘内(臥龍院・知止庵・不老庵) 臥龍山荘とは おわりに はじめに 「臥龍山荘」(がりゅうさんそう)は、大洲市の中心を流れている風光明媚な肱川(ひじかわ)を望むことができる臥龍淵(がりゅうのふち)の断崖絶壁に建っています。 ひなびた趣のある、隠れ家的な茅葺き屋根の家と、素敵で落ち着きのある庭園があり、訪れた人を優雅な気持ちにさせてくれる山荘です。 山荘 山荘案内図 山荘の入り口 石垣に沿った石段を上って行くと臥龍院の玄関になります。 山荘の雰囲気を感じることができます。 山荘内(臥龍院・知止庵・不老庵) 臥龍院(国指定重要文化財) 臥龍院は茅葺き屋根の…

  • 姉の手作り干し柿

    はじめに 収穫 干し柿の作り方 おわりに その後の干し柿 干し柿を使った料理 はじめに 11月に入り渋柿が色づいてきました。 不思議なことに、去年はあれだけ実っていたのに今年は裏年なのか、昨年ほど柿がなっていません。 おまけに渋柿なのでカラスの被害はありませんが、防除していたのにへた虫がついて落ちてしまったものがたくさんありました。 へた虫というのは、カキノヘタムシガ(別名カキミガ)というガの幼虫で、柿の実のへたから侵入して食い荒らす害虫です。 収穫 12月に入って少し寒くなり、柿の色がついてきたので収穫しました。 暖かいとカビが生えて干し柿ができないので、冷たい風が吹き抜けるようになるのを待…

  • 東かがわ市歴史民俗資料館

    「笠置シズ子」の特別展 NHK連続テレビ小説「ブギウギ」の主人公、笠置シズ子の出身地が引田町です。 引田町にある「東かがわ市歴史民俗資料館」で、特別展が開催されていたので見に行ってきました。 JR引田駅にも巨大看板 「東かがわ市歴史民俗資料館」とは 「東かがわ市歴史民俗資料館」は香川県の最も東の端にある引田町にあります。 引田町は古くから港町・醬油産業の町として発展しており、趣深い歴史と伝統が継承されている町です。 多彩な歴史的人物を沢山輩出している町でもあります。 「久米通賢」、江戸時代に塩田開発に功績があり、伊能忠敬より早く実測地図を作製しました。 「笠置シヅ子」、戦後「ブギの女王」として…

  • 懐かしのしめ縄を手作り

    父に教わった「しめ縄づくり」 しめ縄づくり 作り方 どんど焼き おわりに 12月も中旬となり、お正月に向けて、しめ縄づくりの準備を始める時期になりました。 年に一度のことなので、どうやって作っていたかを思い出す、この頃です。 父に教わった「しめ縄づくり」 亡き父に教わったしめ縄を、毎年、手作りして飾っています。 製作した写真を載せていますが、どうも不格好で、そこは手作りの味があるということでご容赦ください。 作り方は、例年同じなので下記の記事を読んでいただければ幸いです。 姉がつくった干し柿、植えてある橙、栽培した稲の藁と自前で調達していますが、残念ながらウラジロは買っています。 いつか、ウラ…

  • 妖怪「牛鬼」の82番札所「根香寺」

    根来寺とは 牛鬼伝説 境内 縁起 おわりに 紅葉の名所 根来寺へ12月3日、紅葉狩りに行きました。 赤や黄色の紅葉が境内を彩っていました。 根来寺とは 瀬戸内海に張り出した半島のような形状で、遠くから見ると台地状の地形のような五色台には、五色の名の付いた紅峰・黄峰・青峰・黒峰・白峰といった峰が連なっています。 根香寺(ねごろじ)は青峰の中腹(標高365m)に位置しており、森閑とした森の中にあって、神秘的な雰囲気に包まれた札所です。 牛鬼伝説 仁王門のある駐車場のすぐ脇に、見上げるほどの大きな牛鬼の像が木の間に立っています。何ともすさまじい形相をした異形の妖怪?怪獣?です。 像になっている牛鬼に…

  • 77番札所「道隆寺」は眼なおし薬師様です

    はじめに 「花めぐり」の花手水 道隆寺の花手水 境内 縁起 眼なおし薬師の由来 おわりに 「花手水」の写真を追加しました。 はじめに 77番札所の道隆寺は香川県の多度津にあり、眼なおしの薬師様としても全国的に有名なお寺です。 平地にあるお寺で、山岳のお寺とは違った雰囲気があります。 「花めぐり」の花手水 古来より四国霊場の71番から77番までの札所7ヶ寺を1日で巡礼する『七ヶ所まいり』という参拝方法があります。 善通寺で生まれた空海ゆかりの地を巡礼した事が始まりだといわれており、江戸時代の案内記などでも勧められているそうです。 コロナの影響を受けているこの頃、7カ寺は参拝者の癒しになればという…

  • 弥谷寺は空海が学問をした71番札所

    はじめに 「花めぐり」の花手水 弥谷寺の花手水 境内へ行くまで 境内 縁起 おわりに 「花めぐり」の写真を追加しました。 はじめに 弥谷寺(いやだにじ)は、古来、霊山とされた標高382mの弥谷山の中腹にあります。 山は日本三大霊場(恐山・臼杵磨崖仏)の一つに数もえられていました。 お椀を伏せたような丸い山が多いとされる讃岐の国ですが、弥谷寺は垂直の崖に添うような場所にあります。 仁王門からの急勾配な540段の石段を上って、やっと本堂となりますが振り返って見ると、そこからは三豊平野の景観を楽しむことが出来ました。 「花めぐり」の花手水 古来より四国霊場の71番から77番までの札所7ヶ寺を1日で巡…

  • 円珍ゆかりの76番札所「金倉寺」

    はじめに 「花めぐり」の花手水 金倉寺の花手水 境内 縁起 円珍(智証大師)とは おわりに 「花めぐり」の写真を追加しました。 はじめに 広々とした平野の田園地帯に76番札所金倉寺(こんぞうじ)があります。 空海の生誕地である善通寺の近くにあり、甥の円珍(智証大師)が生まれた地でもあります。 円珍も仏教史に名前を残している偉大な仏教者です。 金蔵寺の位置するところは実り豊かな農村地帯であり、仏教界の偉大な人物が2人も誕生しているところでした。 金倉寺の境内 「花めぐり」の花手水 古来より四国霊場の71番から77番までの札所7ヶ寺を1日で巡礼する『七ヶ所まいり』という参拝方法があります。 善通寺…

  • 73番札所出釈迦寺と奥の院「捨身ヶ嶽禅定」

    はじめに 「花めぐり」の花手水 黒板アート「弘法利生」 境内 縁起 奥の院「捨身ヶ嶽禅定」 おわりに 「花めぐり」の写真を追加しました。 はじめに 72番札所の曼荼羅寺から少し上がった所に、73番札所の出釈迦寺(しゅっしゃかじ)があります。 2つの札所はお隣同士といっていいほどの近さです。 どちらも標高481mの我拝師山(がはいしやま)の麓にありますが、出釈迦寺は山頂近くに空海ゆかりの奥の院があります。 我拝師山頂にある奥の院「捨身ヶ嶽禅定」の釈迦如来像 「花めぐり」の花手水 古来より四国霊場の71番から77番までの札所7ヶ寺を1日で巡礼する『七ヶ所まいり』という参拝方法があります。 善通寺で…

  • 74番札所は花手水とウサギの甲山寺

    はじめに 「花めぐり」の花手水 甲山寺の花手水 2021(令和3)年、正月の花手水 2021(令和3)年、春4月の花手水 2021(令和3)年、春5月の花手水 2021(令和3)年、年末の花手水 2022(令和4)年、春4月の花手水 お釈迦様への甘茶掛け 黒板アート ウサギ寺 境内 縁起 おわりに 「花めぐり」の写真を追加しました。 はじめに 香川県善通寺市にある、甲山寺(こうやまじ)は空海生誕の地といわれています。 87mの小高い甲山(かぶとやま)の麓に位置し、幼い頃の空海もこの山で遊んでいたのかもしれません。 74番札所で、次は空海誕生の地となる75番札所の善通寺となります。 「花めぐり」…

  • 75番札所の善通寺は空海生誕の地

    花めぐりの写真を追加しました。 はじめに 「花めぐり」の花手水 善通寺の花めぐり 黒板アート 遍照閣の黒板アート 済世橋の黒板アート 観智院の黒板アート 東院と西院 東院 西院 縁起 おわりに はじめに 75番札所善通寺は空海が生誕した地にあるので、真言宗では京都の東寺、和歌山の高野山と並ぶ重要な霊地です。 東院と西院の2つに広大な敷地が分けられていて、それぞれ重要な歴史的由緒を持っています。 「花めぐり」の花手水 古来より四国霊場の71番から77番までの札所7ヶ寺を1日で巡礼する『七ヶ所まいり』という参拝方法があります。 善通寺で生まれた空海ゆかりの地を巡礼した事が始まりだといわれており、江…

  • 西行が昼寝をした72番札所の曼荼羅寺

    「花めぐり」の花手水 曼荼羅寺の花手水 桜が満開 黒板アート 境内 西行とのゆかり 縁起 おわりに 花手水の写真を追加しました。 「花めぐり」の花手水 古来より四国霊場の71番から77番までの札所7ヶ寺を1日で巡礼する『七ヶ所まいり』という参拝方法があります。 善通寺で生まれた空海ゆかりの地を巡礼した事が始まりだといわれており、江戸時代の案内記などでも勧められているそうです。 コロナの影響を受けているこの頃、7カ寺は参拝者の癒しになればということから「花ごよみ」と称して、手水舎をお花で飾るイベントを行っています。 花手水について詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓ www.teinenoya…

  • 香川県西部の札所7カ寺で花手水「花めぐり」

    はじめに 7カ寺「花めぐり」 ①71番札所「弥谷寺」 ②72番札所「曼荼羅寺」 ③73番札所「出釈迦寺」 ④74番札所「甲山寺」 ⑤75番札所「善通寺」 ⑥76番札所「金倉寺」 ⑦77番札所「道隆寺」 七か所まいり おわりに 令和3年~5年まで、7回の花手水をまとめました。 はじめに 香川県西部にある71番札所から77番札所までの四国霊場7カ寺が、令和3年4月から令和5年にかけて、「花めぐり」と題して、各寺の手水舎を花で彩る花手水を開催しました。 コロナ禍の中、感染防止のために手水舎の使用が控えられ、そうした中で参拝者の心の癒しになることを願って、7カ寺では手水舎をお花で彩る催しが何度か行われ…

  • 香川の7カ寺巡礼で花手水の「花めぐり」(パート7)令和5年の秋11月

    七ヶ寺「花めぐり」(令和5年の秋11月) ①71番札所「弥谷寺」 ②72番札所「曼荼羅寺」 ③73番札所「出釈迦寺」 ④74番札所「甲山寺」 ⑤75番札所「善通寺」 ⑥76番札所「金倉寺」 ⑦77番札所「道隆寺」 おわりに 七ヶ寺「花めぐり」(令和5年の秋11月) 7カ寺とは四国霊場の71番から77番までの札所のことです。 7カ寺を1日で巡礼することを『七ヶ所まいり』と呼んでいます。 八十八カ所すべてを参拝する事が難しい時に、空海ゆかりの地だけでもと巡礼した事が始まりだといわれています。 新型コロナの影響が大きかった令和3年より、花で彩られた7カ寺の手水舎=花手水を巡りながらお参りする「花めぐ…

  • 世界初の天体望遠鏡博物館

    リライトしました。 はじめに 設立 博物館の中 設立経緯 博物館のコンセプト 産直市 おわりに 追記 はじめに 山の中に世界初の天体望遠鏡博物館があります。 「なんでこんなところに!」と思ってしまいましたが、多くのボランティアスタッフにより運営される「みんなのちからでつくる博物館」として、地域の活性化に役立っているようです。 設立 2012(平成24)年にさぬき市の多和小学校が閉校となったため、学校の施設をリユースすることで2016(平成28)年3月にオープンしました。 博物館の中 入り口 中に入って受付をすますと、ボランティアのガイドさんが施設を案内してくれます。 1階から3階までを、すべて…

  • 重要文化財「豊稔池ダム」のある観音寺市五郷地区

    はじめに ①重要文化財の豊稔池ダム ②法泉寺 ③五郷ダム ④五郷水車小屋 おわりに はじめに 香川県と徳島県の県境を東西に走る讃岐山脈の西の端、山懐に抱かれた香川県観音寺市に五郷地区があります。 山の中ではありますが、昔からの人々の暮らしがあり、さまざまな見どころのある地域です。 ①重要文化財の豊稔池ダム 讃岐山脈からの柞田川(くにたがわ)を上流で堰き止め、水田を潤すために造営されたダムです。 約90年前の1930(昭和5)年に、干ばつに悩まされていた地元住民の協力によって完成したダムですが、今でも現役です。 当時、アメリカ合衆国の最新技術であったマルチプルアーチ方式が採用されており、ダムの技…

  • 高知県香北町のアンパンマンミュージアム

    はじめに 玄関前 ミュージアムの中 地下へ 4階へ 芝生広場 やなせたかし記念公園 おわりに はじめに 高知県香美市香北町はアンパンマンの生みの親であるやなせたかしさんの故郷です。 ここに1996(平成5)年、アンパンマンミュージアムが設立されました。 20数年ぶりにアンパンマンミュージアムへ行きました。 子供が小さい頃にも来ていたのですが、今回、久々にやって来ました。 昔と変わらず、小さなお子様連れの若夫婦がたくさんやって来ています。 何といっても子供はアンパンマンが大好きですよね。 玄関前 たたかうアンパンマン像が立っています。 開館15年を記念して建てられた高さ3mもある銅像です。 ジャ…

  • やなせたかしと中村時計博物館

    やなせたかしさんの育った高知の町は、御免(ごめん)という名前です。 お互いに「ごめんなさい」という言葉が素直に出てくれば、この世の争いごとは、どんなにか少なくなることでしょう。 はじめに やなせたかし・ごめん駅前公園 「やなせたかしロード」 中村時計博物館 おわりに はじめに やなせたかしさんは東京都北区生まれですが、父が亡くなったために現在の南国市御免町で開業医をしていた伯父(父の兄)に引き取られて育てられています。 後免野田組合小学校(南国市立後免野田小学校)に通っていますので、やなせさんはこの御免町で子供の頃を過ごしていました。 やなせたかし・ごめん駅前公園 やなせたかしさんが少年時代か…

  • やなせたかしさんの恋の話「詩とメルヘン絵本館」

    やなせたかしさんと妻の小松暢(のぶ)さん夫婦の物語が、NHK朝ドラで放送されることになりました。 2025(令和7)年の春からで、夫婦の波乱万丈な姿が描かれるということです。 誰もが知っている「アンパンマン」の生みの親である、やなせたかしさんと妻の暢さんがどのように描かれるか、今から楽しみです。 詩とメルヘン絵本館 結婚秘話 おでん中毒事件と恋心 恋敵 告白 上京 死別 おわりに 詩とメルヘン絵本館 高知県香美市立やなせたかし記念館には「あんぱんまんミュージアム&詩とメルヘン絵本館」があります。 「詩とメルヘン絵本館」を訪問したところ、企画展「やなせたかしの恋のうた」と題して、やなせたかしさん…

  • スタバの中にある「坊ちゃん列車ミュージアム」

    松山市の走っていた「坊っちゃん列車」が、11月から運行が休止になってしまいます。 土日祝日の運行でしたが、蒸気機関車型の路面電車が城下町松山を走っている姿は、風情があり観光の目玉でもありました。 深刻な運転士不足が原因ということです。 松山市では当たり前のように目にしていたので、いつの日か、復活して欲しいものです。 はじめに 坊ちゃん列車とは 坊っちゃん列車ミュージアム 伊予鉄初代社長の小林信近 おわりに はじめに 松山市には市内を走っている路面電車があります。 (株)伊予鉄グループが運行していて、市民の便利な足として大いに利用されています。 今は近代的な路面電車ですが、観光振興のために、明治…

  • JR予讃線の無人駅横にある「Kトレインワールド」

    はじめに 『Kトレインワールド』は、鉄道好きの元中学校教師木川泰弘さんが定年退職後の2019(令和元)年に開館した鉄道博物館です。 目の前には無人駅の比地大駅があり、JR予讃線を通行している特急列車、普通列車、貨物列車をまじかに眺めることができます。 鉄道ファンのみならず子供からお年寄りまで気楽に楽しめる場所でした。 ミニ鉄道 かわいい鉄道博物館の周りには、ぐるりと一周しているミニ鉄道のレールが敷かれています。 トーマス君の列車に乗って一周します。 鉄道博物館へ ミニ鉄道の踏切を渡って、博物館へ行きます。 鉄道博物館の入り口 建物の周りにも、たくさんの鉄道関連グッズが置かれています。 館内 入…

  • 山麓にある国宝「神谷神社」

    雷で被災した神社の修復開始 神谷神社とは 参道 残念石 国宝神谷神社本殿 縁起 影向石(えいこういし) おわりに 雷で被災した神社の修復開始 令和4年に、国宝の神谷神社が落雷で燃えてしまいましたが、令和5年9月、このほど修復工事が開始されました。 令和7年9月に完了予定です。 修理にかかる予算は1億5千万円ということでした。 神谷神社とは 香川県坂出市にある白峯山の麓、農村地帯にある住宅街を抜けたところに、「神谷神社(かんだにじんじゃ)」という小さな神社があります。 神社の本殿は神社建築としては四国で唯一、国宝に指定されているものです。 令和4年9月27日(火)午後に、本殿の檜皮葺の屋根3分の…

  • 令和5年10月「ヒノヒカリ」の稲刈り

    令和5年の稲刈りが無事に終了しました。 毎年のことですが、天気予報を気にしつつ、今年は天候にも恵まれてスムーズに収穫作業を行うことができました。 はじめに 中古のコンバイン 値段 事情 購入コンバインのスペック コンバインの準備 田んぼの準備(すみ刈り) 稲刈り(ヒノヒカリ) おわりに はじめに 10月11日、2反3畝(田んぼ3枚分)の田んぼに植えた「ヒノヒカリ」を収穫します。 昨年までは「コシヒカリ」と「ヒノヒカリ」の2品種を栽培していました。 「コシヒカリ」の収穫は9月初め、「ヒノヒカリ」は10月中旬の2度に分けて稲刈りをしていました。 今年は1反の田んぼで、甥がトウモロコシやニンニクを栽…

  • 香川県塩江町にある「最明寺」は萩の花に包まれた山寺

    はじめに 昔話に出てくるような山里にあるお寺が最明寺です。萩の名所として知られており、9月には、萩の花を目当てに多くの参拝者が来訪しています。 9月20日に訪問した時には、花が満開で、お寺全体が萩の花に包まれているかのようでした。 萩の花に埋もれた境内 境内 境内案内図 お寺への道 少し離れた駐車場から、お寺へ向かう道にも萩が植わっていて、満開です。 山門 山門前にも、きれいな萩の花がいっぱいでした。 境内 お寺は萩の花で埋め尽くされています。 熊野権現 花にうもれた観音堂・大師堂・護摩堂 お地蔵さまも花の中 本堂 本堂にてお接待を頂きました。曼殊沙華の季節です。 本堂の裏にあるお庭を眺めなが…

  • 萩の花咲く萩原寺

    2023(令和5)年9月19日、萩の花が満開の時に再訪しました。 はじめに 別格二十霊場「十六番札所萩原寺」 境内 縁起 おわりに はじめに 萩原寺(はぎわらじ)は、その名の通り萩の名所で、萩寺ともいわれています。 約2500株の赤や白の可憐な萩の花が咲き誇る境内で、毎年9月には、「萩まつり」がにぎやかに開催されています。 寺名を刻んだ巨石の側に、萩の花が咲いていました。 別格二十霊場「十六番札所萩原寺」 別格二十霊場とは、弘法大師空海が四国霊場八十八カ所以外に、番外霊場として足跡を残している二十ヶ寺が集まって創設されたものです。 八十八カ所に別格霊場を加えると百八になり「百八煩悩消滅のお大師…

  • DMVの始発停留場がある阿波海南文化村

    はじめに 阿波海南文化村とは 「博物館」 「関船展示館」 おわりに はじめに 阿波海南文化村にはDMVの停留所があります。 ここはDMVの始発停であり、終着停でもあります。ここからバスモード、鉄道モードで高知県東洋町までつながっています。 DMVについて詳しくはこちらをご覧ください。↓↓↓ www.teinenoyaji.com 阿波海南文化村とは 阿波海南文化村は、徳島県海部郡海陽町にある複合文化施設です。 阿波海南文化村にある6つの施設 「文化館」多目的ホールや会議室を備えています。 「三幸館」飲食ができます。 「いきいき館」人々のコミュニケーションスペースがあります。 「工芸館」体験学習…

  • 四国の右下にある世界初のDMV(デュアル モード ビークル)

    はじめに DMVとは 阿波海南駅でのモードチェンジ 車両内部 甲浦駅でのモードチェンジ 海の駅「東陽町」 おわりに はじめに 四国の右下にある徳島県海陽町と高知県東洋町を結ぶ海岸線に、世界初の未来の乗り物が走っています。 線路と道路の両方を走ることができる乗り物、DMV「Dual Mode Vehicle(デュアル モード ビークル)」です。 DMVの運行が開始されることによって、観光資源との連携による地域の活性化や住民の方々の利便性向上、そして災害発生時には機動力の確保ができます。 人口が減少し過疎化が進んでいる中にあって、地域の人々から大きな期待が寄せられているDMVです。 DMVとは 線…

  • 室戸の室津にある25番札所「津照寺」(しんしょうじ)

    はじめに 境内 ご本尊:楫取地蔵(かじとりじぞう)伝説の逸話 縁起 一木神社(いちきじんじゃ) おわりに はじめに 室津という港を見下ろす小高い山の上に本堂があり、急な階段を上って行かなければなりませんが、ここからの見晴らしはとても素晴らしくてきれいです。 室津とは室戸の津という意味です。 『土佐日記』の作者である紀貫之は、海が荒れていたために室戸岬を回れず、室戸の津で10日間過ごしていたようです。 港の向こうには太平洋が広がっていて、大海原を堪能できる爽快さがありました。 駐車場 人家の密集している所には駐車スペースを作る場所がないので、駐車場は少し離れた港に指定されています。 境内 簡単な…

  • むろと廃校水族館

    はじめに 2000(平成12)年、室戸市の椎名小学校が廃校になってしまいました。 過疎化によって子供が減少したためです。四国の地方にあっては珍しいことではありま ん。 廃校してしまった学校は、様々な形で地域おこしに活用されています。 室戸では、子どもたちの声や笑顔が戻ってくることを期待し、水族館をオープンしていました。 むろと廃校水族館 むろと廃校水族館 室戸市が廃校を利用して地域を活性化するために、2018(平成30)年、「むろと廃校水族館」として開館しました。 学校であったことを、うまく利用して水族館の施設は作られています。 元小学校であったことが人々のノスタルジーを掻き立てているのか、大…

  • 室戸世界ジオパークセンター

    はじめに ジオパークとは、地球や大地を意味するジオ(Geo)と公園を意味するパーク(Park)を組み合わせたものです。 地質だけでなく地域の歴史や文化、自然との関連を再確認することで地域の発展に寄与することをねらいにしています。 室戸は、2011(平成23)年、日本に10地域ある「ユネスコ世界ジオパーク」に認定されました。 室戸世界ジオパークセンター 室戸のジオパークを紹介する施設が、室戸世界ジオパークセンターです。 室戸世界ジオパークセンターとは 「室戸世界ジオパークセンター」では、室戸の大地の成り立ちや文化・歴史を紹介しています。 訪れた人に室戸の観光情報を紹介したり、ジオパークを紹介し、…

  • 室戸岬めぐり

    リライトしました。 はじめに 御厨人窟(みくろど):空海修行の地 中岡慎太郎像 恋人の聖地 岬の先端 水掛地蔵 室戸青年大師像 室戸ユネスコ世界ジオパーク おわりに はじめに 室戸岬には有名な中岡慎太郎の像があります。 他にも様々な見どころが一杯でしたが、何といっても雄大な太平洋の眺めは圧巻です。 岬の先端 毎日、太平洋を眺めていると、海の向こうがどうなっているのか知りたくなるのも、もっともなことだと思います。 空海が自らの精神を研ぎ澄ますために、目の前の荒々しい大海原を見ながらこの世やあの世、宇宙について思索し修行しました。 修行をするには絶好の場所です。 また、坂本龍馬をはじめとする明治維…

  • 「海洋堂ホビー館四万十」は高知の山の中にあり!

    9月16日(土)のテレビ番組「旅サラダ」で、菊川怜さんが訪れ、紹介されていました。 はじめに 施設外観 企画展「ウルトラマンフィギア展」 常設展 おわりに はじめに 四万十川流域にあるJR予土線の打井川駅から、更に5km奥へ上って行った所にあるのが「海洋堂ホビー館四万十」です。 案内看板に「へんぴなミュージアム」とあるように、まさに高知の山の中でした。 海洋堂の創業者である宮脇修が、この地に縁がある事からミュージアムが建てられることになったそうです。 2011(平成23)年、廃校となっていた旧打井川小学校をリノベーションしてオープンしました。 過疎の地域ではありますが、賑わいを創出したいという…

  • 巨大な室戸の青年空海像

    はじめに 青年大師像へ 青年大師像(明星来影寺) おわりに 追記:空海修行の地「御厨人窟(みくろど)」 はじめに 弘法大師空海は、青年時代に室戸で厳しい修行を行い、悟りをひらいたといわれています。 目の前には荒々しい太平洋を望み、海岸線にはごつごつした岩が延々と連なっている、まさに修行の場として相応しい所です。 かつて空海が修行をした地に、巨大な空海像が立っていました。 像は階段を上った所にあり、振り返ると室戸の素晴らしい景観を見ることができます。 青年大師像へ 参道の入り口に仁王像 色鮮やかな仁王像が参拝者を迎えてくれます。 階段を上って行くと大師像 台座にあるブロンドの浮き彫 青年大師像胎…

  • 四国にある10か所の「恋人の聖地」

    はじめに 四国にある「恋人の聖地」の場所 ①室戸岬 ②道の駅「大山」 ③道の駅「ふたみ」 ④伊予灘SA 上りのサービスエリアにある「恋人の聖地」 下りのサービスエリアにある「恋人の聖地」 ⑤松山城「二の丸庭園」 ⑥具定展望台 ⑦観音寺市豊浜町「一宮公園」 ⑧宇多津には2カ所の恋人の聖地 道の駅「うたづ臨海公園」 聖通寺山の展望台 ⑨エンジェルロード ⑩「牛岐城跡」は徳島県で唯一の恋人の聖地 おわりに はじめに 四国には10か所の「恋人の聖地」があります。 海がきれいに見えたり、歴史的なロマンティックがあったりと、恋人が語り合うにはもってこいのロケーションです。 恋人に限らず、景色が素晴らしい素…

  • 室戸岬にある2カ所の「恋人の聖地」

    「恋人の聖地」とは 「恋人の聖地プロジェクト」(NPO法人地域活性化支援センター主催)が、プロポーズにふさわしいロマンティックなスポットとして認定している場所です。 室戸には少し離れていますが、2カ所の「恋人の聖地」があります。 「恋人の聖地」(その1) 中岡慎太郎像 室戸岬の先端には、幕末の志士として活躍した中岡慎太郎の像があります。 展望台への階段 像の後ろに回ると、やぶの中から展望台まで続く階段がありました。 「恋人の聖地」プレート 上って行くと展望台があり、ここが「恋人の聖地」です。 展望台からの絶景 そこからは、真下に中岡慎太郎像、岬の先端の岩礁、その向こうに遥か彼方まで広がる太平洋…

  • ブドウ(ピオーネ)の出荷

    ブドウ(ピオーネ)の出荷準備(9月初) ブドウの出荷(9月中旬) 十分な甘み 色がついてない問題 出荷作業 等級 と価格 おわりに ブドウ(ピオーネ)の出荷準備(9月初) 9月初めにブドウの出荷準備をはじめました。 出荷するには糖度が大事です。 18度以上あればよいのですが、まだ16度ぐらいなので、もう少し待ちます。 少し酸っぱいような味も残っていました。 糖度計 糖度は糖度計で測ります。 使っているのは古い道具で、透明のプラスティックを上げてガラス面にブドウの果汁を落とし、反対側から覗きます。覗くと物差しのようなメモリがあって、それで糖度を判定するという仕組みです。 ブドウの出荷(9月中旬)…

  • シャインマスカットの出荷

    リライトしました。 はじめに 収穫前 収穫 作業場での箱詰め作業 おわりに はじめに 6年程前にブドウの苗を植えた時、ピオーネだけでなくシャインマスカットの苗を1本、植えておきました。 1年目、2年目は収穫せずに木の成長を見守っていました。 3年目に、家庭用として試しに実をつけたところ、美味しくいただくことができました。 4年目は、本格的にブドウの実を収穫することになり、出荷を目指して栽培してきました。 台風があったり栽培に慣れていなかったりで、苦労をしましたが、少しですが何とか出荷できています。 6年目となり、今年も順調に収穫の時期を迎えることができました。 収穫から出荷までの様子です。 ピ…

  • 繁多寺は静かで落ち着いた50番札所

    リライトしました。 はじめに 縁起 境内 おわりに はじめに 松山の市街や瀬戸内海まで一望できる高台に50番札所繁多寺があります。 背後はこんもりと茂っている森が広がっていて、景観樹林保護地区に指定されています。 美しい自然の中にあり、静かに人々の営みを高い所から見守ってくれているお寺という感じです。 縁起 寺伝によると孝謙天皇の勅願によって8世紀中ごろに行基が開創し、この時、祭具としての幡を賜ったので「幡多寺」と呼ばれ、やがて「繁多寺」といわれるようになったとされています。 9世紀初頭に弘法大師が訪れています。その後、一時衰微してしまいますが源頼義により再興されました。 時宗の開祖である一遍…

  • 香川大学博物館で日本初の女性博士「保井コノ」について学びました‼

    はじめに 香川大学には博物館があり無料で地域に開放しています。 企画展が定期的に開催されていて、毎回、興味深いテーマの展示が行われます。 今回、日本で最初の女性博士である保井コノさんの企画展があったので見に行ってみました。 香川大学博物館とは 香川大学博物館は四国初の大学博物館として2008(平成20)年に開館しています。 博物館では大学で収集保管された標本・資料を保管展示するとともに、大学での教育・研究の成果を生かした研修や交流を行っています。 特に地域との連携を重視している地域密着型の博物館です。 企画展を自然系・人文系と毎年2回、開催しており、特別展も行われます。 公開講座、講演会、セミ…

  • しまなみ海道:今治市村上海賊ミュージアム

    はじめに 館内へ 屋外展示 村上水軍(村上海賊)とは カレイ山展望台 亀老山展望台 おわりに はじめに 愛媛県今治市の四国側から、しまなみ海道の来島海峡大橋(くるしまかいきょう)を渡ると大島です。 大島の能島村上氏が本拠を構えた宮窪の地に、村上海賊ミュージアムがあります。 拠点である水軍城の能島城を目の前に見ることができ、村上水軍の歴史に触れることができるミュージアムです。 館内へ 入り口の脇には村上景親の石像が鎮座しています。 戦国時代~江戸時代初期に小早川・毛利の家臣として活躍した人物です。 1F エントランス 2F 常設展示室へ 企画展示室 2F廊下のギャラリー 村上海賊の活躍が描かれて…

  • しまなみ海道:大三島にある大山祇(おおやまずみ)神社

    はじめに 大山神祇神社とは 境内 御神木 拝殿 宝篋印塔(ほうきょういんとう) 大山祇神社の宝物館 おわりに はじめに 芸予諸島の中ほどに位置する大三島には、源義経や源頼朝が奉納した国宝の鎧がある大山神祇神社があります。 しまなみ海道を通るのなら、ぜひとも訪れてみたい場所です。 大山神祇神社とは およそ2600年前、神武天皇が南九州地方より奈良地方へ御東征したとき、大山積神の子孫である小千命(おちのみこと)がさきがけとして瀬戸内海に進出し、大三島を神地と定めたことに始まるといわれています。 全国にある三島神社や大山祇神社の総本社であり、山・海・戦いの神として尊崇を集めてきました。 大山祇神社は…

  • しまなみ海道:福山大学マリンバイオセンターの水族館 in 因島

    はじめに 尾道市因島には福山大学が運営する水族館があります。 大学の研究教育活動のためですが、無料で一般にも開放されています。 瀬戸内海の生き物中心で、子供さんも楽しめる工夫がされていました。 福山大学マリンバイオセンター水族館の入り口 マリンバイオセンター水族館 マリンバイオセンター水族館では、主に瀬戸内海に生息する生き物たちを紹介しています。 大学の施設なので実習や研究・教育のためのものですが、一般にも無料で公開されています。 水量が150トンある大水槽を始めとして、研究活動を紹介するための研究展示水槽など、大小およそ20の水槽があります。 大水槽 瀬戸内海に生息するマダイやコブダイなどの…

  • しまなみ海道:尾道市因島は「本因坊秀策」の出身地

    はじめに 広島県尾道市の因島は、幕末ごろに活躍した天才囲碁棋士「本因坊秀策」の出身地です。 囲碁マンガ「ヒカルの碁」にも登場する人物で、主人公のヒカルに取り憑いた平安時代の天才棋士藤原佐為が、江戸時代の本因坊秀策にも取り憑いていたということです。 今は天才棋士といえば将棋の藤井聡太さんが注目されていますが、囲碁界には史上初の七冠を独占した井山裕太名人といった天才がいます。 「本因坊秀策」も歴史的な天才棋士であり、彼の出身地である因島には「本因坊秀策囲碁記念館」があります。 本因坊秀策囲碁記念館 「幽玄」の間の再現セット 日本棋院にある特別な対局室「幽玄」の間の再現セットです。 掛け軸の「深奥幽…

  • しまなみ海道:城型資料館の「因島水軍城」

    はじめに 「因島水軍城」とは 隅櫓 本丸 二ノ丸 おわりに はじめに しまなみ海道のある島々を芸予諸島といいます。 数多くの島があり、瀬戸内海の東西を行き来する船にとっては潮流が複雑で、航行が難しい場所でもあります。 かつて、この海域の制海権を握っていたのが村上氏で、能島(のしま)村上氏、因島(いんのしま)村上氏、来島(くるしま)村上氏の3つの勢力がありました。 今回、因島村上氏が拠点を置いていた因島を訪れ、昔の活躍の様子を資料として展示している「因島水軍城」を見学しました。 山上に見える「因島水軍城」 「因島水軍城」とは しまなみ海道にある広島県尾道市の因島には、お城型の資料館である「因島水…

  • しまなみ海道:生口島にある向上寺の国宝「三重塔」

    はじめに 国宝「三重塔」 向上寺とは おわりに はじめに 愛媛県今治市からしまなみ海道を渡って行きました。 今治から広島県尾道市の島々をつなぐ橋を総称しています。 瀬戸内海の美しい島々の景色を眺めながらドライブをすることができました。 愛媛県の大三島から多田羅大橋を通って広島県の生口島に入ります。 生口島(広島県尾道市)には国宝に指定されている向上寺の三重塔があります。 本堂横から見上げた三重塔 国宝「三重塔」 瀬戸田水道を見下ろすことができる潮音山の山頂付近に建つ三重塔です。 国宝の三重塔の中では最も新しく、1432年に建てられたものです。 組物に入れられた装飾彫刻が特徴だということです。 …

  • ハタダの「できたてお菓子館」

    はじめに できたてお菓子館 「菓子処 畑田本舗」 石原裕次郎館 おわりに はじめに 松山にある石原裕次郎館へ行ったところ、ハタダのお菓子館があったので寄ってみました。 店舗内には、実際にお菓子を作っている工場があり見学することができます。 できたてのお菓子が販売されているお店でした。 できたてお菓子館 「できたてお菓子館」は2021年にリニューアルオープンしたハタダ最大の店舗です。 ハタダ栗タルト、できたてどら一、焼きたてバームクーヘンの製造見学をすることができます。とお買い物を楽しんでいただけます。 もちろん和洋のハタダのおやつ菓子からお土産・ギフトまで、買い物を楽しむことができます。 ハタ…

  • 室戸市「吉良川」の歴史的町並み

    はじめに 重要伝統的建造物群保存地区 吉良川の町 おわりに はじめに 吉良川は、高知県の東部にある室戸市、有名な室戸岬の西側にある太平洋に面した町です。 小さな町なのに、どうしてこんなにたくさんの伝統的で立派な建物が多く残されているのかと思ってしまいました。 今では、かつての繁栄を偲ぶことができる建物がよく保存され、静かで落ち着いた町並みとなっています。 重要伝統的建造物群保存地区 室戸は台風の常襲地で、台風銀座と言われるほど多くの台風が襲来してきました。 たびたび、暴風雨に見舞われていたため、強い雨や風に対する特徴的な造作が施された建物が多く残されています。 土佐漆喰や水切り瓦、軒の低い民家…

  • ひまわりの里まんのう

    はじめに ひまわり畑 帆山ひまわり団地 中山ひまわり団地 まんのう町 おわりに はじめに 香川県まんのう町は、「ひまわり」で町おこしをしています。 7月19日、見頃になったひまわりの花を見に行ってきました。 畑、一面に咲いているひまわりの花は、とても見ごたえがありました。 ひまわり畑 ひまわり畑は、「帆山(ほのやま)ひまわり団地」と、そこから少し離れた山中にある「中山ひまわり団地」の2か所にあります。 帆山ひまわり団地 民家が散在している中に、ひまわり畑があります。 JR土讃線が近くを通っているので、うまくいけば列車を背景にした写真を撮ることができるようです。 まんのう町・香川大学の共同研究事…

  • 姉がスモモづくり「貴陽」にチャレンジ

    はじめに 姉のスモモ栽培 2023(令和5)年のチャレンジ 3月中旬 6月 7月中旬 スモモ「貴陽」のジャム作り 2022(令和4)年のチャレンジ 花粉採取の工夫 色粉の使用 受粉作業 カイガラムシの被害 収穫 反省 2021(令和3)年のチャレンジ 花粉採取 受粉 受粉後の成長 GW,強風で実が落ちた スモモ「貴陽」の袋掛け 「貴陽」の収穫 2020(令和2)年のチャレンジ 4月の受粉 スモモの実がカナブンにやられた 160gの貴陽の実 反省 おわりに はじめに 姉はスモモ(品種名は貴陽)を9年前に植えました。 畑に様々な種類の果樹を植えて楽しんでいるのですが、世話が行き届かず出来栄えは今一…

  • 弁天池にハスの花が咲く46番札所「浄瑠璃寺」

    はじめに ハスの花咲く浄瑠璃寺 衛門三郎の故郷 境内 縁起 弁天池のハスの花 おわりに はじめに 松山から高知に向かう古い街道に面した山裾に、こぢんまりとした46番札所の浄瑠璃寺があります。 よく手入れされた森の中のような風情のあるお寺です。 いわれのある石碑が多く境内にちりばめられていて、「御利益のよろず屋」といわれているように、一つ一つ丹念に祈願して回ると良いようです。 お寺のすぐ裏手に駐車場があり、段差もなくスムーズに参拝できます。 ハスの花咲く浄瑠璃寺 浄瑠璃寺にある弁天池では、蓮の花が見事に咲き誇っていました。(7月8日) 衛門三郎の故郷 このあたりはお遍路の元祖ともいわれる、衛門三…

  • 姉の旅「種子島・屋久島」

    はじめに 指宿(いぶすき)から種子島へ 屋久島 おわりに はじめに 6月下旬、鹿児島の屋久島や種子島・指宿に旅行してきました。 岡山から新幹線「みずほ」に乗ると、約3時間で鹿児島中央駅に着きます。 4列シートでゆったりと過ごすことができ、思ったより近いと感じました。 これまで四国から大阪方面に行くことはあっても、反対方面はあまり行くことがありませんでした。 九州新幹線は初乗車です。 指宿(いぶすき)から種子島へ 鹿児島指宿のホテルで一泊し、「砂蒸し温泉」体験をしました。 浴衣に着替え、砂風呂に向かいます。 タオルを枕にして横になると、係の人が砂をかけてくれます。 砂が重くて暑くてすぐに飛び出し…

  • 高知県北川村「モネの庭」マルモッタン

    はじめに なぜ高知県北川村に「モネの庭」が? モネの庭 水の庭 ボルディゲラの庭 花の庭 クロード・モネとは(1840〜1926) おわりに はじめに 睡蓮の時期になったので高知北川村に「モネの庭」に行ってきました。 まるで絵画の世界のような、睡蓮の花が咲く庭を見ることができました。 なぜ高知県北川村に「モネの庭」が? 北川村は高齢化と人口の減少が進む典型的な山村です。 かつて国内有数の産地である柚子(ユズ)を中心とした村おこしを目指していましたが、うまくいきませんでした。 そのために新しい産業の創造を検討する中で、森林地域であることを生かして自然の中に庭園を造り、観光と文化の拠点づくりを目指…

  • 愛媛大学ミュージアム

    はじめに 屋内展示 「進化する宇宙と地球」コーナー 「愛媛の歴史と文化」コーナー 「生命の多様性」コーナー 「人間の営み」コーナー 館外展示 おわりに はじめに 愛媛大学ミュージアムは、その名の通り愛媛大学のキャンパス内にある博物館です。 大学のHPによると、次のような趣旨で設置されているようです。 『愛媛大学は、地域から信頼され、その期待に応えられる「地域とともに輝く大学」をめざしています。このなかでは、地域と大学の幅広くいきいきとした双方向の関係が求められています。愛媛大学ミュージアムは、そのためのコミュニケーションの拠点の一つです。』 地域を大切にし、地域に開かれた大学を目指すことを旨と…

  • ハスの花咲く松山市考古館

    はじめに 松山市考古館のハスの花が見ごろになったということで、6月24日に行ってきました。 玄関前の花壇に、大輪の花がいくつも咲いています。 その美しさに、つい時間を忘れて見とれてしまいました。 ハスの花 松山市考古館で育成しているのは「大連古代蓮」です。 「大連古代蓮」は中国の大連市内から出土した約1,000年前の種子を発芽させたものだそうです。 平成8年、大連市の観光訪問団が松山市を訪問した時に贈呈された種子が、大切に育てられてきました。 1,000年前というと、中国は北宋の時代、日本は平安時代で紫式部が源氏物語を書いていた時代です。 そんな時代に中国で愛でられていたハスの花を見ることがで…

  • 88番札所大窪寺の門前にある八十場庵のアジサイ園

    大窪寺のアジサイ園 大窪寺は、紅葉の名所で知られていますが、門前にある八十八庵(やそばあん)の裏山にはアジサイ園が広がります。 創業者の井川義明さんが、訪れる人に景色を楽しんでもらいたいと考えて植えたそうです。 アジサイ園の入り口 アジサイ園に入場するのは無料ですが、八十場庵に申告して入園券をもらいます。 広い駐車場の一角にアジサイ園への入り口があります。 入り口から続く山道です。 入園券ボックス 山道を少し歩いて行くと、入園券を入れるボックスがありました。 ここで見事なアジサイの花を見ることができました。 深い山中のアジサイ 山の斜面にアジサイ 八十場庵(やそばあん) 1959年(昭和34年…

  • 道の駅「ながお」と遍路資料館

    道の駅「ながお」 「へんろ資料館」(前山地区活性化センター) へんろ資料展示室 「四国八十八ヶ所遍路大使」 道の駅「ながお」 道の駅「ながお」は、87番札所長尾寺から88番札所大窪寺へ向かう途中にあります。 長尾寺から大窪寺までは15kmほどの行程があるので、歩いているお遍路さんにとっては途中で長旅の疲れを癒す場となっています。 最後の札所で結願所の大窪寺となっているお遍路さんにとっては、あと一息という場所です。 これまでの88カ所を巡る旅の感慨に浸りながら休憩できるのではないでしょうか。 物産館 館内にはゆっくりとくつろげる「休憩コーナー」、道路交通・周辺観光・気象・災害等の情報を知ることが…

  • 高松市にあるアジサイ寺「勝名寺」

    はじめに 高松市の南に位置する勝名寺は、今から500年ほど前に創建された浄土真宗のお寺です。 アジサイを始めとして萩(はぎ)、菖蒲(しょうぶ)、睡蓮(すいれん)が植えられており、四季折々に美しい花を見ることができることから「花のお寺」としても親しまれています。 特に、近年は見事に咲き誇るアジサイが注目されており「アジサイ寺」とも称せられています。 毎年6月中旬から7月上旬には20種、約1,500株のアジサイが境内を彩ります。 見頃になった6月16日に行ってきました。 境内 本堂とアジサイ 鐘楼とアジサイ 平成大改修前の瓦・釣鐘とアジサイ アジサイ園 お寺を望むことができる、すぐ後ろにある裏山の…

  • 今年の田植えも無事に終了

    はじめに 農協から田植え用の苗を買っています コメ作りの理由 田植え前の準備:代かき 田植え コメ作りの経過 おわりに はじめに 毎年、全部あわせて3反半ほど、4枚ある田んぼで米作りをしています。 父がやっていた米作りを引き継いで、20年ぐらいになるでしょうか。 勤めに行きながら、兼業で細々とやっていました。 今年は、6月12日に田植えをしました。 例年は3反半、4枚の田んぼで2回に分けて田植えをしていたのですが、今年は1回で2反半の3枚の田んぼに植えます。 少し工事があるのと、トウモロコシの植え付けをしたのとで、1反分を減らしました。 農協から田植え用の苗を買っています 米の品種は「ヒノヒカ…

  • アジサイの粟井神社

    はじめに 花手水 境内 粟井神社とは 山頂の藤目城本丸跡へ 藤目城本丸跡 おわりに 2023(令和5)年のアジサイ 今年も粟井神社にアジサイを見に行ってきました。 例年と変わらず、とてもきれいに咲き誇っています。 はじめに 香川県観音寺市にある粟井神社は、小高い藤目山の麓に位置しており、立派で堂々とした社殿を有する歴史ある神社です。 アジサイで有名な神社で、地元の人々によって3000本のアジサイが植えられ、手入れがされています。 梅雨の時期には、それはもう見事な花を見せてくれます。 毎年、アジサイ祭りが盛大に行われており、地元のアジサイ愛を感じることのできる神社でもありました。 花手水 《20…

  • 紫雲出山(しうでやま)のあじさい

    紫雲出山のアジサイ 紫雲出山とは アジサイロード 紫雲出山遺跡 山頂展望台 おわりに 紫雲出山のアジサイ 今年も、6月11日にアジサイを見に行きました。 紫雲出山とは 香川県三豊市の荘内半島には標高352mの紫雲出山(しうでやま)があります。 山頂からは瀬戸内海を一望できるため、古くから軍事的に重要な場所とされており、弥生時代の遺跡があります。 現在は、瀬戸内の島々を見晴らせる風光明媚な公園として、春には桜の名所、6月にはアジサイの名所としても多くの人々に親しまれています。 紫雲出山の山頂図 アジサイロード 紫雲出山遺跡 弥生時代の高地性遺跡として、戦後に発掘調査されました。 山の上にある遺跡…

  • 花菖蒲(はなしょうぶ)香川の名所3選

    はじめに 亀鶴公園(きかくこうえん) 栗林公園 かわつ花菖蒲園 おわりに はじめに 6月になると花菖蒲の開花の便りが聞かれるようになります。 花菖蒲は野生の「ノハナショウブ」を改良した日本の園芸植物です。江戸時代から栽培されており、江戸系・肥後系・伊勢系といった品種があります。 可憐で清楚な花を愛でることができる香川県の名所を巡って来ました。 亀鶴公園(きかくこうえん) 県立亀鶴公園は、香川県さぬき市にあります。 讃岐の東部で随一の桜の名所でもあり、花見シーズンには大勢の花見客で賑わっています。 「花ショウブの里」 公園内にある宮池に浮かぶ「亀島」を背景にして、水辺には「花ショウブの里」があり…

  • 「うどん県PR団」ポケモン「ヤドン」のヤドン公園

    ひだまり公園あやがわ(通称:ヤドン公園) 香川県綾歌郡綾川町に新しく「ひだまり公園 あやがわ」が整備されました。 新公園は、ポケモンの「ヤドン」をモチーフとした公園遊具が設置されていることから「ヤドン公園」と呼ばれています。 ヤドンとは みず・エスパータイプで間抜けなポケモンに分類されています。 高さ1,2m、重さは36㎏とされており、マイペースでボーッとしていますが、とっても愛くるしいポケモンです。 ヤドンの丘 ヤドンのすみか ヤドンの井戸 水辺の丘のヤドン オムニスピナーとヤドンのボーダーベンチ ヤドンの後ろには、2枚貝ポケモンのシェルダーがいます。 シェルダーは、ヤドンの尻尾のうま味成分…

  • 徳島にある藍住町バラ園

    藍住町バラ園 徳島県藍住町の住宅と田んぼが混在する、のどかな田園地域にバラ園があります。 1979(昭和54)年に開園したバラ園には、300種1,100本ものバラが植栽されています。 バラ園は、とても良く整備され管理が行き届いているので、存分にバラの花を楽しむことができます。 毎年、多くの人々がバラの彩りと甘い香りを求めて来園しており、春5月と秋10月にはバラ祭が開催されています。 それぞれのバラには、一つ一つ名札が添えられていて、バラの花と品種名を知ることができます。 「レオナルド・ダビンチ」「ベルサイユのバラ」「チャールストン」「モーツァルト」「クリスチャン・ディオール」「カルメン」「金閣…

  • 徳島県の松茂町歴史民俗資料館・人形浄瑠璃芝居資料館

    はじめに 徳島県松茂町は、吉野川河口のデルタ地帯に位置しており、古くから数々の水害に見舞われた地域です。 今回紹介する資料館は、たびたびの水害を受けながらも新田を開き、生活や農業を営んできた先人たちの歴史や民俗文化と、阿波の民衆が愛してやまない人形浄瑠璃の2つをテーマにしています。 一箇所で、松茂町の歴史と人形浄瑠璃を一度に学べる施設となっています。 徳島県松茂町 縄文時代、松茂町は浅い海底であったようです。 鎌倉~室町時代に、自然に陸地になったところに人々が住みはじめ、江戸時代になると干拓がおこなわれ、今と同じような地形になっていきました。 1938(昭和13)年からの飛行場建設をきっかけと…

  • 阿波にある藍住町歴史館「藍の館」

    はじめに 藍の歴史 「藍の館」 奥村家住宅 おわりに はじめに 「藍の館」は藍を扱う大商人であった奥村家によって藍住町に寄付された屋敷を中心として、1989(平成元)年に開館したものです。 江戸時代から残る藍商人の屋敷や藍の栽培・加工に関する道具の展示など、藍の歴史を知ることができます。 「藍の館」入り口 藍の歴史 日本の藍は「JAPAN BLUE」として世界に知られている天然の染料です。 阿波では平安時代から藍の栽培がはじまったといわれています。 戦国時代から江戸時代にかけて藍の需要が高まり、特に元禄期に綿が普及すると阿波藍の生産が飛躍的に伸びていきました。 「藍の館」 奥村家住宅 奥村家住…

  • 徳島県立阿波十郎兵衛屋敷

    はじめに 人形浄瑠璃「傾城(けいせい)阿波の鳴門」とは 阿波十郎兵衛屋敷 おわりに はじめに 阿波十郎兵衛の本名は坂東十郎兵衛といいます。 徳島藩の米政策による責任を負わされ、処刑されてしまった人物です。 坂東十郎兵衛は人形浄瑠璃「傾城(けいせい)阿波の鳴門」の主人公としてとりあげられ、今では彼の屋敷跡が、徳島県立阿波十郎兵衛屋敷になっています。 人形浄瑠璃は徳島の伝統芸能であり、多くの人形座や人形をつくる人形師が活躍しています。 徳島県立阿波十郎兵衛屋敷 人形浄瑠璃「傾城(けいせい)阿波の鳴門」とは 阿波徳島藩のお家騒動によって、主君の宝であった「国次の刀」が盗まれてしまいます。 刀を取り戻…

  • バラの花:香川の名所3選

    リライトしました。 はじめに ①サンポート高松 ②高松市「亀水中央公園」 ③坂出市「番の州公園」 おわりに 追記:④高松市「仏生山の森」 はじめに 5月の中旬になるとバラの開花便りがあちこちから聞こえてきます。 香川県にも、いくつかのバラの名所があり、花のいい香りを求めてバラの花めぐりをしてきました。 どこも満開のバラの花が美しく咲き乱れていて、たくさんの人で賑わっていました。 ①サンポート高松 サンポートバラ園は「さぬきばらの会」が手入れをしています。 バラの愛好家によって丁寧に手入れされているので、毎年、美しい花を見ることができます。 サンポートバラ園について詳しくは、こちらをご覧ください…

  • 香川県の空の玄関口~高松空港

    GWに高松空港を見に行ってきました。 はじめに 高松空港の歴史 空港施設 空港ビル周辺 空港ビル内部(令和3年、4年、5年の状況) ポケモン「ヤドン」 展望デッキ おわりに はじめに 高松空港は香川県のほぼ真ん中の内陸部に位置しており、標高185mの高台に建設されています。 内陸部のために霧が発生しやすく、年に数回は視界不良のために着陸に影響が出ているようです。 令和3年、残念ながら新型コロナの影響で、人影も少なく活気がありませんでした。 令和4年、コロナの影響も多少落ち着いたので再訪問したところ、通常の運航に戻っており、お土産物屋さんや飲食店も開いていました。 令和5年、ほとんどコロナ前の状…

  • 伊予三島運動公園にあるバラ園

    伊予三島運動公園 バラ園 黄金の丘 伊予三島運動公園 愛媛県四国中央市に伊予三島運動公園があります。 瀬戸内海に面した埋め立て地に多目的グラウンド、テニスコート、野球場、屋内練習場、相撲場、体育館、プール、などがあり、総合スポーツ施設として多くの市民に利用されています。 バラ園 運動公園には80種類、1,000株のバラが植えられたバラ園があります。 5月中旬から6月中旬にかけて、鮮やかな色彩と香りのバラの花を楽しむことができます。 こんなに素敵なバラの花を無料で見ることができ、幸せな時間を過ごすことができました。 バラ園のシンボル「産土(うぶすな)の塔」 バラのアーチ 色とりどりのバラ 黄金の…

  • 香川県高松市にある「芝桜の里:ジャルダン」

    ゴールデンウェークに「なでしこ」を見に行きました。 はじめに 4月下旬の「芝桜」 5月上旬の「なでしこ」 カフェ ジャルダン おわりに はじめに 高松市南部にある「カフェ ジャルダン」は、芝桜の名所です。 25年ほど前から、オーナー夫婦が芝桜を植え始め、今では25万株ものピンクの芝桜が一面に広がっています。 毎年、芝桜を植え替えていて、テーマに沿って表現しているそうです。 併設している「カフェ ジャルダン」では休息もできるし軽食も用意されていて、お茶を飲みながら時間を忘れて花と過ごすことができます。 敷地面積は5,500坪もあり、広大な敷地には四季折々の花が咲き、訪れる人々の目を楽しませてくれ…

  • 天空の鳥居「高屋神社」

    リライトしました。 はじめに 何でこんなところに鳥居があるの? 鳥居の向こうには瀬戸内海が広がり、観音寺の町並みや財田川の流れが見渡せ、はるか向こうには四国の山並みを遠望することができます。 ここまで息を切らせて上ってきて良かったと思える景色が眼下に広がっていました。 地元では「天空の鳥居」と名付けた観光名所としてPRしており、京阪神をはじめとして遠くから観光客がやって来ているようです。 境内 稲積山の頂上にある本宮までの案内図 標高404mの稲積山の山頂に高屋神社はあります。 山頂にある本宮 下からは、かすかに鳥居が見えています。あそこを目指して上って行きます。 麓にある下宮 麓にも立派な鳥…

  • 松山城二の丸庭園は「恋人の聖地」

    今年は『花のイベント「恋する庭園」』が松山城二の丸庭園であります。 2023(令和5)年:花のイベント「恋する庭園」 2022(令和4)年:開園30周年記念の花飾りイベント 松山城二の丸 二の丸史跡庭園 恋人の聖地「二の丸庭園」 四国にある「恋人の聖地」 おわりに 松山市の中心にある城山のふもとに、松山城二の丸史跡庭園があります。 かつての松山藩主の生活の場として、豪壮な建物が建っていたところを、発掘調査して整備・保存されたものです。 都市の喧騒の中ではありますが、静かにたたずむ市民の憩いの場所として美しく整備されていました。 2023(令和5)年:花のイベント「恋する庭園」 今年も4月29日…

  • 藤の花:徳島にある名所

    神光寺(じんこうじ) 童学寺 徳蔵寺 地福寺 藤井寺 はじめに 春4月、桜の花の季節が終わると藤の花が見ごろを迎えます。徳島県にある、藤の花が咲き誇るお寺を巡ってきました。 どのお寺も立派な藤の木で見事に美しく花開いており、たくさんの花見の人が訪れていました。 神光寺(じんこうじ) 徳島県名西郡神山町にある真言宗寺院の神光寺では、4月中旬から、のぼり藤といわれる樹齢100年の巨木が紫の花を咲かせています。 先代の住職が植えたもので、以前は杉の大木に巻き付いていましたが、台風で倒れたことから鉄柵になったそうです。 童学寺 空海が子どもの頃に書道や密教などを学んだお寺で、『いろは四十八文字』を創作…

  • 11番札所「藤井寺」は藤の花咲く「ふじいでら」

    はじめに 境内 縁起 おわりに はじめに 藤井寺は「ふじいじ」ではなく「ふじいでら」と読みます。 「てら」と読むのは、四国霊場では藤井寺だけのようです。 藤の花の名所としても知られており、春4月の中旬より、可憐な藤の花を観賞することができます。 藤井寺といえば、関西では大阪の藤井寺市(ふじいでらし)が有名です。 ただ、藤井寺市は、市内にある「葛井寺」(ふじいでら)に由来しているようなので、こちらとの直接の関係はなさそうです。 三方を山に囲まれた麓の深い谷間に、ひっそりとたたずんでいるお寺です。 焼山寺への道 藤井寺は、山を越えて12番札所「焼山寺」に向かう約13kmの「遍路ころがし」といわれる…

  • 牡丹の花咲く四国中央市のお寺

    土居町の「五智院」 川之江町の「宅善寺」 土居町の「五智院」 四国中央市土居町にある五智院(ごちいん)には、おおよそ300種、500株もの牡丹(ぼたん)が大切に育てられています。 地方にあるこぢんまりとした寺院ですが、地元では牡丹のお寺として有名です。 4月中旬が見ごろで、たくさんの人が牡丹の花を見に来ていました。 観覧料や駐車場は無料なので気軽に訪問することができます。 山門 高野山真言宗のお寺です。 本堂 薬師如来様が本尊です。 山門を入った所に、牡丹の鉢がたくさん並べられていました。 おわりに色とりどりの牡丹が、境内のあちこちに咲き誇っていました。 どれも大きくて、色鮮やかで、華麗な花ば…

  • 牧野富太郎博士の生まれた高知県佐川町上町地区

    上町(うえまち)地区について 牧野富太郎ふるさと館 名教館(めいこうかん) うえまち駅 佐川文庫庫舎 地場産センター おわりに 上町(うえまち)地区について 牧野富太郎博士が生まれた佐川町上町地区は、江戸時代に土佐藩筆頭家老深尾氏の城下町として発展しました。 その佇まいは現代にも受け継がれており、商家や酒蔵などの街並みが残されています。 牧野富太郎ふるさと館 牧野富太郎博士は、1862年に造り酒屋「岸屋」の一人息子として生まれました。 当時の写真を手掛かりとして跡地には「牧野富太郎ふるさと館」が建てられています。 「らんまん」がお出迎え 牧野博士ゆかりの品々 名教館(めいこうかん) この地を領…

  • 高知県佐川町にある、牧野富太郎博士ゆかりの牧野公園

    はじめに 牧野富太郎博士が生まれた地にある、博士ゆかりの牧野公園へ春4月に行ってきました。 ソメイヨシノをはじめとして、早咲きや遅咲きの桜など、さまざまな種類の桜が植えられているので、2月から4月にかけて楽しむことができます。 牧野公園 牧野公園は、1902(明治35)年に牧野富太郎博士が「ソメイヨシノ」を佐川町に送ったことから始まりました。 大正から昭和初期にかけて町民の手によってソメイヨシノの苗木が植えられ大勢の花見客で賑わいました。 太平洋戦争により荒廃してしまいますが、戦後、再び地元の人々の取組によって桜が復活します。 それまで「奥の土居」と呼ばれていた土地を佐川町が購入し、1958(…

  • 高知県佐川町立「佐川地質館」

    はじめに 高知県佐川町は、話題の牧野富太郎博士の生誕地です。 博士が生まれた佐川盆地は、⽇本の地質学発祥の地の⼀つとされているそうです。 1992(平成4)年に開館した佐川地質館は、高知県内の地形・地質、国内外の化⽯コレクションなどが展⽰されており、地球と⽣命の歴史をさまざまな⾓度から学ぶことができます。 いきなり「チラノサウルス」 玄関に入るとエントランスには、いきなり巨大なチラノサウルスが目に飛び込んできます。 しかも大きな鳴き声を発しながら、動く巨大な恐竜です。するどい歯を持ち、草食動物を襲う恐竜の王者として君臨していたそうです。 その大きな鳴き声と体躯で動き回っているチラノサウルスは迫…

  • 香川の7カ寺巡礼で花手水の「花めぐり」(パート6)令和5年の春4月

    七ヶ寺「花めぐり」(令和5年の春4月) ①71番札所「弥谷寺」 ②72番札所「曼荼羅寺」 ③73番札所「出釈迦寺」 ④74番札所「甲山寺」 ⑤75番札所「善通寺」 ⑥76番札所「金倉寺」 ⑦77番札所「道隆寺」 おわりに 七ヶ寺「花めぐり」(令和5年の春4月) 7カ寺とは四国霊場の71番から77番までの札所のことです。 7カ寺を1日で巡礼することを『七ヶ所まいり』と呼んでいます。 八十八カ所すべてを参拝する事が難しい時に、空海ゆかりの地だけでもと巡礼した事が始まりだといわれています。 新型コロナの影響が大きかった令和3年より、花で彩られた7カ寺の手水舎=花手水を巡りながらお参りする「花めぐり」…

  • 高知県越知町立「横倉山自然の森博物館」

    「横倉山自然の森博物館」とは 2F展示室 1F展示室 安徳天皇の伝説 3F展示室と展望スペース 竜とそばかすの姫 おわりに 「横倉山自然の森博物館」とは 牧野富太郎博士が何度も足を運んで研究の場としていたのが横倉山です。 かつては修験道の霊場として知られ、また、安徳天皇が隠れ住んでいたという伝説のある歴史を有する山です。 横倉山の地質学的な生い立ちから、動物・植生といった自然環境、人々の歴史といった総合的な展示が行われていました。 2Fにある出入口 2階が出入り口になっていて、長いスロープを上がって入館します。 2F展示室 横倉山と越知町のパノラマモデル アカガシ原生林 横倉山の尾根に広がるア…

  • カローラスパシオは丈夫で長持ち

    カローラスパシオ 田舎の車事情 マイカー「スパシオ」 ついに20万km走行 エンジンがかからない!ついに故障 マイカーの履歴 おわりに 田舎の車事情 田舎では車がないと不便です。 高齢者によるブレーキとアクセルの踏み間違いで、悲惨な事故が起きると、自分も、いつ自動車の免許を返納しようかと考え込んでしまいます。 事故の問題もあるのですが、田舎の公共交通機関があまりない現状では、自動車がないと生活が成り立たなくなるのが現実です。 悩ましい問題です。 マイカー「スパシオ」 今の車は2004(平成16)年の8月に新車で購入したトヨタのカローラスパシオです。 1,49ℓ、7人乗り、オートマティックのガソ…

  • 姉が行く土佐路の観光列車

    姉が高知を走るJR四国の観光列車の旅を楽しんできました。 はじめに 列車 車窓からの風景 牧野公園 はじめに 早春の土佐路を走る豪華列車に乗車してきました。 JR四国が運航する観光列車で「歴史を感じ変わらぬ自然とうつろいゆく いまを楽しむ」をコンセプトに「志国土佐 時代(とき)の夜明けのものがたり」と題して、土佐流のおもてなしで楽しむ列車旅です。 高知駅を12時4分に発車し、高知市から西へ向かって土佐久礼までの約2時間の旅を満喫しました。 列車 室内は高級感にあふれた1号車「KUROFUNE」と2号車「SORAFUNE」の2両編成です。 1号車の車両には坂本龍馬が描かれていました。 お食事 列…

  • 日本庭園が美しい27番札所「神峯寺」

    はじめに 境内 縁起 神峯神社 おわりに はじめに 27番札所神峯寺(こうのみねじ)は標高570mの神峰山の中腹(430m)にあって、高知県では一番高いところにあります。 お寺までは、まっ縦(たて)といわれる急な山道で、歩き遍路にとっては「遍路ころがし」と呼ばれる厳しい難所として知られているようです。 車でも上がることはできますが、これまであまり経験したことのないような、かなりきつい坂を上って行きました。 駐車場からの急な坂を上って行くと、左が神峯寺で右が神峯神社への登り口になります。 境内 案内図 仁王門 仁王様 色鮮やかな阿吽像です。 本堂への階段 日本庭園 神峯の水 土佐の名水40選に選…

  • 「うたづの町家とおひなさん」

    宇多津の桜の広場にある河津桜が満開だったので、追記しました。 はじめに 瀬戸内海に面した、香川県のほぼ真ん中にある宇多津町は、古くから塩業が盛んな港町として繁栄していました。 室町時代にはすでに四国の玄関口として栄えていたといわれています。 「うたづの町家とおひなさん」 歴史のある宇多津町には「古街(こまち)」と呼ばれるエリアがあり、地域おこしの一環として、民家や商店などにひな人形を飾る行事が2004(平成16)年から始まりました。 新型コロナウイルス感染症の影響を受け昨年の第19回は中止されてしまいましたが、今年の第20回は感染対策を講じる中で開催されています。 古い町並みを巡りながら、さま…

  • トラクターはメンテナンスが大切

    はじめに 我が家のトラクター トラクターのロータリー 爪が落っこちた メンテナンスが大切 新機能のメカ トラクターの危険性 なぜ赤字でもコメをつくる おわりに はじめに 2月の終わりにトラクターを使って、田起こしをしました。 イネの切り株を裁断しながら、土を掘り起こします。 本当は、12月~1月の寒い時期にしておかなければいけないのですが、つい延び延びになってしまい、毎年、草がぼうぼうになってしまう春先になってしまいます。 今年も何とか1日かけて、田んぼ3枚を耕起しました。 狭くて形がいびつな田んぼは、どうしても時間がかかってしまいます。 我が家のトラクター 我が家のトラクターは「クボタKL2…

  • 香川用水記念公園と季節の花

    梅の花を見に行ったので、リライトしました。 はじめに 香川用水記念公園 季節の花 水の資料館 香川用水とは おわりに はじめに 吉野川から分水されている香川用水が、阿讃トンネルを通って最初に水面を見せる東西分水工の周辺に6haもの広さで整備された県立公園です。 さまざまな樹木が植えられており、四季折々に咲く花を楽しむことができる公園となっています。 香川用水記念公園 季節の花 梅の花 2月21日に、梅の花を見に行ってきました。 少し肌寒い天気でしたが、ほぼ満開の梅の花を見ることができました。 藤の花 4月20日に訪れた時には、藤の花が咲き誇っていました。 案内図 広大な敷地には「催しの広場」「…

  • 恋も学問も成就する滝宮天満宮

    はじめに 境内 菅原道真とは おわりに はじめに 梅の花が満開の時期(2月27日)に、参拝してきました。 境内のあちこちで、満開の梅の花を見ることができ、春が近づいていることを実感します。 その昔、菅原道真が讃岐の国司として赴任してきました。 香川県のほぼ中央に位置する風光明媚な綾川町にある綾川のほとりで数年間暮らしています。 現在は、滝宮天満宮の近くを高松から琴平へ向かう4車線の立派な道路が通じており、巨大なイオンのショッピングモールがそびえ立っています。 道真公がこの景色を見たならば、さぞかし驚くことでしょう。 拝殿には、眼光鋭い武人のような道真公の絵馬が奉納されていました。 学問の人とい…

  • さぬき市雨滝自然科学館「世界最古のナマズ科化石」

    さぬき市雨滝自然科学館とは 雨滝自然科学館は、標高253mの雨滝山(あめたきやま)中腹にあります。 この地で、世界最古のナマズ科化石が発見されました。 小学校の先生でもあった森繫先生が、子どもたちが地層観察するのに適した化石が見つかるような場所はないかと探していたところ、1985(昭和60)年に、これまで見たことのない種類の魚の化石を発見しました。 さっそく国立科学博物館の専門の先生に調べてもらいましたが、当時はナマズだと分からなかったようで、10年ほど後に、改めて調査した結果、世界最古のナマズ科化石であることが認定され学会で発表されたそうです。 2001(平成13)年、当時の大川町が発掘現場…

  • お寺カフェでくつろげる高知29番札所「国分寺」

    はじめに 境内 客殿(お寺カフェ) 歴史 おわりに はじめに 高知の田んぼが広がる平野の中に、こんもりとした木々に囲まれて29番札所の国分寺はたたずんでいます。 古代は、この地域が土佐の中心地であり、お寺の近くには、かつて土佐の国司として赴任した紀貫之が4年間、執務をした国衙(こくが)がありました。 また、境内の発掘調査により弥生時代の住居跡が発見されており、古くから人々の営みがあった場所です。 境内 境内案内図 仁王門 1655年に土佐2代藩主山内忠義の寄贈によって建立された、2層作りの立派な門です。 阿吽の仁王様に守られた門を入っていくと、杉木立に包まれた境内になります。 仁王門から本堂へ…

  • 中岡慎太郎の生誕地:土佐北川郷

    はじめに 中岡慎太郎館 中岡慎太郎の生家 中岡慎太郎碑 中岡慎太郎の遺髪墓 中岡慎太郎とは 室戸岬にある中岡慎太郎像 おわりに 追記:中岡家慎太郎食堂 はじめに 坂本龍馬と共に幕末に活躍した中岡慎太郎は、山深い土佐の北川村で生まれました。 この地に彼の生家が復元されているだけでなく、「中岡慎太郎館」が設けられ、その歴史的な足跡が顕彰されています。 生家にある肖像 中岡慎太郎館 展示については、残念ながら写真撮影がNGでした。 外観 エントランス 中岡慎太郎の生家 中岡慎太郎碑 1928(昭和3)年、中岡慎太郎の死後に陸援隊を率いた田中光顕がこの石碑を訪れて祭文を読んでいます。 中岡慎太郎の遺髪…

  • 「さぬき讃フラワー」でフラワーバレンタイン

    はじめに 2023(令和5)年のフラワーモニュメント コトデン瓦町駅 2021(令和3)年のフラワーモニュメント 「さぬき讃フラワー」 香川のお花 おわりに はじめに 香川県は温暖な気候を利用してお花の栽培が盛んな所です。 通年にわたって、色とりどりの花を生産して出荷しています。 年中、色とりどりの花があるので、香川県では2月14日のバレンタインデーに、チョコレートと一緒にお花をプレゼントする「フラワーバレンタイン」を提案して、お花の需要を喚起しようとしています。 バレンタインに花の贈り物も素敵ですね。 2023(令和5)年のフラワーモニュメント バレンタインデーに向けて、フラワーモニュメント…

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