遠い昔の記憶なので、日本で高校受験や大学受験をした時に、一科目の所要時間がどの位だったか、なんて全く覚えていません。ただ、我が家の中学生が目下挑んでいる、...
私にとって、フィレンツェは宝の山なので、いつでも訪れたい場所が目白押しなのですが、生まれも育ちもフィレンツェの我が家の中学生にとっては、別に今行かなくても...
今日から、イタリアの学生さん達は春休みです。一週間ほどですが、ちょっとホッとする休みです。何故、木曜日から休みなのか?(キリが悪くない?)というと、ちゃん...
メディチ家の長い歴史を読んでいたら、マルスッピーニさんがメディチ家当主の死に際して詠んだ文面があり、へぇと思いながら、先日訪れたマルスッピーニさんのお墓を...
フィレンツェではあまり見かけない図像ですが、先日サンティッシマ・アヌンツィアータ教会で見つけたのでパチリ。色彩木彫の《悲しみの聖母》です。七本の剣がマリア...
我が家のイタリア人は料理をする時に、Youtubeで講座や小説の音読などを聞いています。週末は『許嫁』の朗読を聞きながら昼食を作ってくれました。私も最近そ...
フィレンツェでは、教会でも街中でも「これから先は立ち入り禁止」の場所には、格子門が置かれています。鉄製の門のデザインが美しいので、私はいつも写真に収めてし...
地震大国に暮らしてきた私は、(恐らく皆様も)ベットの上に物を置く習慣はないと思います。(地震があったら、頭上に落ちて来るから。)でもイタリア人の家に行くと...
春の陽気の中、サンタ・クローチェ教会へ行きました。朝一番だったためか、人も少なく、ジョットのフレスコ画は未だ修復中でしたが、鑑賞を楽しむことが出来ました。...
言われて見れば、毎年そうですが、イタリアの春は突然やって来ます。(そして短い春の後、夏も突然…。)昨日、今日と恐らく20度を超えているだろう暖かさ。朝は少...
双方とも、キリスト教の祝祭には変わりないクリスマスと復活祭。でも、この二つの祝日の大きな違いは…、クリスマスはキリストが降誕日を祝うもの。つまり12月25...
ミケランジェロの《ダヴィデ》像で有名なアカデミア美術館の横には、芸術家の卵達が通う、フィレンツェ国立美大があります。アカデミア美術館と美大は元々同じ管轄の...
私は日本人なので、高い棚の上にズラリと並ぶワイングラスを見るとぎょっとしてしまいます。「これは、震度一でもダメなやつ。」と考えてしまって、ずっと気になる。...
あまり料理については記事にしないのですが、昨日も大好評だったので我が家のイカ墨パスタについて。(写真は友人にレシピを教えるためにたまたま撮っていました!)...
「ここで何人の修道士さんがご飯を食べていたのだろう…。」と思いながら、大きな食堂を眺めていたら、その心を読んだように、ボランティアをされている紳士が近寄っ...
アルノ川の近くにある教会で、今まで一度も扉が開いたところを見た事がなかった場所を今日、幸運にも見る機会に恵まれました。でもご覧の通り、天井が今にも落ちそう...
フィレンツェで16世紀後半に活躍した画家ベルナルディーノ・ポッチェッティ。この時代のフィレンツェ画家の作品は、色彩が美しいです。元食堂に描かれたこの作品も...
教会の宝物である聖遺物。それは信者さんが資金を投じて手に入れ、教会に奉納したもの。また巡礼者がローマまでの道のりで、教会に立ち寄り、祈りを捧げて見学するも...
ギリシャの神々は、自分が何者かを示すしるし(アトリビュート)を身に付けています。先日訪れた考古学博物館で観たヘルメスのブロンズ像。ヘルメスはいつも若い青年...
最寄りの市場にある花屋のお客は、フリージアが好きな方が多い様で(私もその一人)、少し出遅れると売り切れている事が多いです。そのため、本当は邪魔になるし気を...
女性に対する暴力は看過できません。それは、本当。だから女性の日の今日に旗を掲げて女性の自由、女性の権利についてデモをする意義はあります。と言う理由で、我が...
最近、気になる事があって、宗教と洗足行為について考えています。仏教には明記がありますし、イスラム教と言えばイスタンブールを訪れた際、モスク前に水場があって...
ブログに写真を載せる時には、画素数を小さくしなくてはならないのですが、いつも使っていた無料のAPPに急に宣伝が入るようになってしまって醜い…。他の画像処理...
アンティークジュエリーの鑑賞は大好きで、ピッティ宮殿のメディチ家のジュエリー・コレクションは数えられない程、訪問しています。しかしフィレンツェ考古学博物館...
フィレンツェの街を歩くと、旧市街の大きな邸宅の壁に付いている家紋を目にする事が頻繁にあります。良く目にする公共の紋や、フィレンツェ貴族の紋章などは区別がつ...
3月と言えば、フィレンツェでは既に観光シーズンが始まっています。ですから、第一日曜日に開催される美術館無料開放日には、長蛇の列が予想されるため、行く予定は...
フィレンツェは気紛れな天気で、五分毎に太陽、雨、曇りと空が移り変わるので、もう心配しながら空を眺めるのを諦めました。ところでフィレンツェに街には、普段何気...
MIGONE。洗礼式や結婚式などに配るコンフェッティと呼ばれるお菓子を用意する老舗としてフィレンツェで慕われているお菓子屋です。私もお世話になりました。少...
携帯で写真を撮るようになってから、時々写真の整理をしないと大変なことになってしまいます。要らない写真、複数とった同じ写真などをこまめに消去しないとファイル...
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遠い昔の記憶なので、日本で高校受験や大学受験をした時に、一科目の所要時間がどの位だったか、なんて全く覚えていません。ただ、我が家の中学生が目下挑んでいる、...
朝早くフィレンツェの街を横切ると、開店前の屋台のシャッターに描かれたイラストを楽しむことが出来ます。一度店が開くと閉店まで見れないので、早起きした時は、趣...
憧れは持ちつつも、全く無知な植物の世界。この間、葡萄農園を訪れた際、小さな葡萄が上を向いて実をつけていることに驚いてしまいました。「そうか、初めはお日様の...
フィレンツェ市民に愛されるオブラーテ図書館です。土曜日の朝、日本で開催予定の印象派講座について調べ物をするために出かけたのですが、若人達で賑わっていてびっ...
フィレンツェでの食生活は、この十年でかなり改良されている気がします。それもこれも日本食ブームのお陰。こんなお団子がフィレンツェの街中で買える今日この頃。(...
ウズベキスタンの絵画展。友人に勧められたので、ピッティ宮殿へ観に行きました。ウズベキスタンはソビエト崩壊後に成立した共和国国家ですが、それ以前に既に、ソビ...
イタリアの学校には終業式がありませんから、知らない間にスルッと休みになります。しかも今年は今週末に選挙があり、会場として公立の学校を用いるため、ズルッと前...
自転車で出かけなくてはならない時に限って朝、いきなり雨が降って気温が下がったりするフィレンツェ。軽い折り畳み傘があると、便利です。今朝はサント・スピリト教...
どうやら私はイタリアの菊が好きな様で、今回家に飾る様に買ったのも菊でした。帯締めの色にありそうな、捻りの効いたオレンジ色の菊を見た我が家のイタリア人が、花...
まマキャベリが追放後、移り住んだ山荘を訪れました。フィレンツェ市内から30分以内で到着する小さな村ですが、都会とは全く異なる澄んだ空気に包まれる美しい場所...
数週間前、市場でいつも立ち寄る八百屋に極小サイズのポルチーニが並べられていました。今まで、虫が恐い私はポルチーニの処理を避けるために買った事がなかったので...
今日、前に歩いてた青年が、ワンピースの主人公が描かれたTシャツを着ていました。フィレンツェには日本アニメのキャラクターを配したTシャツ屋さんが何件もあった...
Novecento美術館は展覧会の度毎に訪れる場所です。予定では今開催中の、《モジリアニからモランディ》と題された展覧会の事を書こうと思っていたのですが展...
今日も可愛い花を見つけてしまいました。初夏の週末は、友人宅に呼ばれたり、呼んだりする機会が増えます。明日も御呼ばれなのですが、日曜日は花屋が閉まっているの...
まだもう少し先ですが、一時帰国を控え、我が家の日本食在庫をチェックしました。すると、頂いた事をすっかり忘れていた蒟蒻の素が出てきました!日本食は有名になり...
べアート・アンジェリコの作品を見直していました。サン・マルコ修道院が所蔵するアンジェリコの作品に、新約聖書主題が描き込まれた、棚扉の装飾画があります。細筆...
イタリアのバールでは、立ち飲みと座り飲みの選択が出来ますが、シニョーリア広場に面するバール、リヴォワールでカフェを飲む時には断然、立ち飲み派です。なぜなら...
日本は観光大国になっているとのこと。その情報を紐解いて、外国の方々が関心を持つ場所や食べ物を知る事は、我が家のイタリア人の日本滞在計画を立てる際に有効です...
ストロッツィ宮殿の展覧会に合わせて飾られた絵。コラージュ手法も用いられていますが、油絵です。でもここは雨が降り込む中庭なので、「一体雨が降ったらどうするの...
イタリアには高校入試も、(一部を除いて)大学入試もありませんが、中高校を修了するにあたり、卒業試験があります。それに落ちたら卒業出来ない、という試験です。...
フィレンツェのカソリック教信仰の要、と言えるほど多くのミサを毎日開いているサンティッシマ・アヌンツィアータ教会。ミサの途中では教会へ入れませんので、この様...
イタリアの学校は先週で終わり。今日から晴れて(!?)、イタリアンキッズの長い長い夏休みが始まります。友達と出歩く事の様が増えてきた我が家の中学生ですが、時...
少し前、ぽっと暇な時間が出来たので、以前から興味があったYoutubeの投稿、というのを試してみました。芸術の街フィレンツェに住んで長らくたちます。日本か...
街中に行く際に、思わず立ち止まってしまうもの。しかも今日は、何だか目が合った気がして写真も撮ってみました。こちらはバルジェッロ美術館の扉に付けられた鍵。鍵...
基本的に、美味しいものが大好きです。しかし今まで、フィレンツェ名物のカントゥッチには特別魅力を感じたことはありませんでした。(A.Matteiの本店ではミ...
第一日曜日は、国立博物館・美術館の無料日。同様に庭園も無料でしたので、大変賑わっていたボボリ庭園へ行きました。最近はゲリラ雷雨が午後に降る天候が続いている...
今イタリアは連休中。通常、図書館は土曜日は開館なので、今朝、意気揚々と出かけたのですが、連休を楽しむため(?)お休みでした。そのため本をどっさり借りたかっ...
我が家の中学生が参加するオーケストラの学期末コンサートが五月の最終日にあり、ようやくジェットコースターの様な五月のイベントが終わりました。学生達は、初心者...
メディチ・リッカルディ宮殿でルーカ・ジョルダーノ展が開催されていることは随分前から知っていましたが、訪問が何故か遅れました。何事も勉強ですから、たとえあま...
国立美術館であるウフィツィ美術館は、ピッティ宮殿の美術館とボボリ庭園と同じ管轄内で、年間パスがあります。今までは「ウフィツィの友達」と言う名のメンバーズカ...
久しぶりにメディチ家の別荘を訪れました。五月の庭園は本当に美しく、芍薬からバラ、忘れな草やブーゲンビリア、様々な花が咲き乱れ、オレンジやレモンの鉢植えには...
イタリアの学校は、正に今、忙しさMAX。予めスケジュールに入っていた予定に加え、どんどんとイレギュラーな用事が入ります。毎年こうだから、心構えは出来ていま...
今日はウィークデイなのに、ジョットの鐘楼へ登るための列が長いなぁと思いながら、大聖堂の横を歩きましたが、鐘楼に近づくにつれて、これが大聖堂入場のための列で...
先日訪れた着物の展覧会には、着物の他に日本の雑誌・書物の切り抜き展示がありました。チェックやアニマル柄(?)の反物を広げて長さを測っている男性たちは皆、着...
少し前までは、肌寒く雨ばかりだったのに、ある日突然夏の様な天気になったフィレンツェ。でも「本当か?本当に寒の戻りはないのか?」と未だ疑心暗鬼でいます。ただ...
雨の中、今年も我が家の中学生は音楽コンクールに参加しました。全国から参加する学生たちが集う一週間は、先生方や審査員も大変だろうなあ、と他人事ながら思います...
また行ってしまいました…。友人のマーブル紙工房です。この工房は、正に魔法の部屋。美しい色の渦に溺れそうになります。でも、今日の目的は爆買いではありません。...
ルネサンス期はあらゆる芸術分野でトップを走っていたフィレンツェも、21世紀の今は過去の遺産で生きつないでいる感が否めません。でもこちらのお店は、フィレンツ...
日帰り旅行プラ―トのお話、最終回。街をぶらぶらしている時、フィレンツェでも扱っている店の多い、カントゥッチの有名店Antonio Matteiの前を通りま...
プラ―トを昨日訪れた目的は、織物博物館で開催中の「KIMONO」展を観ることでした。織物博物館は、常設もなかなか面白く、テキスタイルの歴史を説明するスペー...