日本人が「OK」を使うようになった理由は?河原喜久恵の「That's OK」の大ヒット。日本で「OK」という表現が一般に広まったのは、1930年(昭和5年)のことです。実は、この年に起こった重要な出来事が、日本に「OK」を定着させる大きなきっかけとなったのです。1930年のこと、松竹映画「いゝのね誓ってね」の主題歌として、河原喜久恵(かわはらきくえ)が歌った「ザッツ・オーケー」(That's OK)という曲が大ヒットしました。この曲の歌詞中に「いいのね いいのね 誓ってね OK OK ザッツOK」という印象的なフレーズがありました。そしてこのフレーズが、当時の若者を中心に、流行語として広まっていったのです。