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BL風味の小説 https://blshousetu.fc2.net/

オリジナルBL&MLを毎週月・水・金の夜21時に更新!※アスリートCP/医者CP/リーマンCP/学生CP/短編も有ります。

妄想&空想が好きです(*≧m≦*) 浸るのも大好きです。 プロフのイラストは自動生成AIに描いてもらいました。 オリジナルでBL小説を書いてます。 他のジャンルも多少あります。 性的表現がございますので、苦手な方はご遠慮ください。

福山ともゑ
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2014/06/27

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  • 社員研修は腐の宝庫 #60

    その頃、①と⑤の連中はどうしていただろう。① の連中はナビゲーターが4人もいる。その4人を追うように日本人3人は走る。ユウゴは足がもつれたみたいだ。「は、走れない……」ヒカルはこれだ。「うぅむ、あの4人を見失ってしまった」アサミは、本当にダメだという思いになっていた。「足がー……」ふと見ると建物があるので叫んでいた。「建物があるよ。今日はここで借りようよ」その声に同意の返事があった。「そうするか」その建物...

  • 社員研修は腐の宝庫 #59

    ネイサンには言ってないけど、僕の初恋の人はアサミなんだよ。でも、ヨシは昔と違う。だから意を決した。「ネイサン、ごめん。やっぱり、僕は皆に祝って欲しい。大好きな人だから。大事な仲間だと思っていたんだ。」「ニール、泣きそうな声になってるぞ」「だって、まさか、会えるとは思ってなくて……。大事な仲間に……、大好きだった人に忘れられてもおかしくないほどの時間が経ったのに……。それでも、やっぱり嬉しくて……」「嬉し泣...

  • 社員研修は腐の宝庫 #58

    皆が走り去ると静かになった。その静けさが不気味だ。その気持ちを抑えネイサンに聞く。「ネイサン、どうする?」そう聞かれ、ネイサンはiPadを開き見る。「んー、②と③はいるから、①に1人、④に3人、⑤に1人。どれがいい?」「④にする。なら僕らも走らないと」向きを左に変え走ろうとすると、誰かが声を掛けてくる。「ニール」「ヨシ? どうしたの、まだ走ってなかったの?」「明日、いや、明後日か。2人とも白い服だからな」「...

  • 社員研修は腐の宝庫 #57

    「それはそうと、皆のコテージはどこ?」ニールの言葉に応える。「① の23」「⑤の13」すると、ニールは采配を振ってくる。「① はここから走っても1時間半」「それが?」「⑤はここから走って1時間」「だから?」その意味が分からずキョトンとしている①の7人と⑤の3人に向かい、ニールはため息をついている。「あと30分位で海水が上がってくるよ」誰かが呟く。「と、いうことは……」ネイサンがキッパリ言う。「1時間も経たずに通路は海...

  • 社員研修は腐の宝庫 #56

    あと1枚コインを追加で入れようとしてると、誰もが同じ所を見ているのに気がつく。静かなのは、皆が同じ所を見ているからだと分かったのか、アサミはコインを追加投入することはなく、皆の表情が分かる位置に座りデッサンしていた。イルカの画が4枚。皆の絵が3枚。ようやく皆の声が聞こえてくる。「あーぁ、終わったか」「早いなあ……」ニールはアサミに声を掛ける。「アサミ、描けた?」「うん」「見せて」「いいよ」デッサン調...

  • 社員研修は腐の宝庫 #55

    ユウゴは暇をしていた。せっかく会えたから喋り相手になってほしかったのに、こうなると仕方ないかと思い、皆の様子を見る。「うーん……、皆がみんな様々だな」そんな声に応じるかのように声が掛かる。「アサミは何してるの?」ニールだ。「イルカをデッサンしてる。邪魔するなよ」「イルカ?」「泳いでたぞ」「僕も見る! 今日はラッキーディだ♪」ラッキーディとは何ぞや、と思っていると、ネイサンが説明してくれる。「滅多に見...

  • 社員研修は腐の宝庫 #54

    お次は③の展望台だ。ニールの足取りは軽やかだ。「本当なら夜がいいんだけどね。寒いからねぇ」「星空は綺麗だろうなあ」「アサミは天文にも興味があったよね。今でも?」「暇なときは見てるよ」「昼間はね、天気が良いとうっすらと遠くの無人島が見えるんだよ」「見てみたいな」「うん、こっちだよ」ニールはヒカルに声を掛ける。「ヒカル。10セントで30分だから」「10セント? 10セントってあったっけ……」その言葉にチャチャを...

  • 社員研修は腐の宝庫 #53

    しかし、6人は同じ言葉を口にしている。フランス語、英語、米語だけど。「アサミ、ギャップが凄い」それに雄吾は英語で応じてやる。「そりゃ、ステイツ大学でシューティングマスターを4年もやってたんだ」「ステイツ大?」「まさにギャップが!」ニールの声がする。「ネイサン。さっきのアサミ、撮れてるかな?」「ドヤ顔だけど」「テロップは“ステイツ大在学中にシューティングマスターを4年間務めたアサミ。再度、戻ってきた”...

  • 社員研修は腐の宝庫 #52

    自分で銃身を選び構える。選んだのは皆と同じ最上級コースだ。AIの結果はこれだ。「All Perfect!!」ヒカルは目をむいている。「嘘だろ-! 卒業してからやってないくせに、これかよっ」思わず言っていた。「へっへっへー。シューティングマスター、20年ぶりに見参!」「くそぉ……」NY支店4人とボスにくっついていた2人の6人は目を大きく見開いたままだ。『すげぇ……』ユウゴが返事をしてくれる。「そりゃ、名古屋だけでなく、昨...

  • 社員研修は腐の宝庫 #51

    お次は④のシューティングだ。ニールも撃てたよなと思い出し、ハタと気がつく。「もしかして、この島の発案者はニールなの?」「そうだよ。展望はネイサンだけどね」すると爆音が響いてきた。「な、なにごと?」ユウゴが応じてくれる。「ヒカル VS NY支店4人の最終対決が始まったぞ」「見学しよっと」「しかも、最上級コースだし。あっという間に終わるな」たしかに、あっという間に終わった。結果はAIが教えてくれる。「87,86...

  • 社員研修は腐の宝庫 #50 プロボースの言葉は?

    ネイサンは黙ってしまった。暫く待っていると、ため息をつき応えてくれた。「ニールが可愛いから。それがきっかけ。ハイ、終わり」「こんなデカいのが可愛いのか?」「ユーゴよりデカくなったよな」「ニールなんて真っ赤だよ」「アサミの方が真っ赤になってるぞ」その言葉に気がつき手元のワインを見ると、空になっている。「このワイン、1本開けちゃったからね」「昼間っからワインかよ。俺も飲む」ボスなんて、これだ。「それじ...

  • 社員研修は腐の宝庫 #49

    次は②番の島にあるレストランでランチだ。そのレストランには日本食をはじめ、中華、イタリア、スペインとメニューが豊富にある。皆がぞれぞれ好きな物を選び食べる。ニールはアサミとヨシを両脇に座らせご機嫌だ。「ニール、好き嫌いはダメだよ」「アサミ、お願いだから目を瞑って」ヨシも口を挟む。「はは。料理は作らないのか?」「ネイサンが作ってくれるよ」「ニールは?」「スープ担当だよ」「得意なスープはなに?」「ミネ...

  • 社員研修は腐の宝庫 #48

    しかし、30分もすると楽々とこなしたヒカルは余裕だ。あの4人は半分もいけてない。「くそぉー」「なんだ、あいつは」「八百長だ」「絶対、どこかで手を抜いたな」ユウゴはため息をついていた。「あのなぁ、学生時代はオリンピック協会から声が掛かっていた奴だぞ。そいつに勝てると思うな」「そったれー」「負けを認めるんだな」だが、1人は諦められないでいる。「もう1回だ!」「いい加減にしろって言ってるんだよ」「ユーゴは...

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