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「で、明日の夕食は何にするの?」社長の、その声で3人は考え込む。「ちなみに、薄味だと食べれる」友明はボソッと呟く。「和風カレーにするか」「それなら、味は一つで十分だね」「で、サラダを付けるか」カズキはスズメに言う。「スズメ、私たちは買い物に行こう」「鰹節がたくさんいるな」「買いだめする?」社長は一言だった。「カツオならあるよ」「あるんですか?」「丸が5本とブロックが1ダースきたから。いくつ欲しい? ...
2本買った長芋は1本しか残らなかった。しかたないので、山かけごはんと豚汁、サトルが持ってきたプロテイン、ジュンヤが持ってきたゆで卵を夕食にする。その夕食を食べながら社長は話してくる。「森山さんは来年の3月にならないと来れないから、2日までの昼食を君たちに作ってもらいたいんだ。特に福山君、村上君、早瀬君の3人。残りは2階で」「森山さん、酷いんですか?」しかし社長は新田の言葉を無視する。「ほかの11人も...