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白黒ぼたんさんのプロフィール

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http://cho-tanpen.sblo.jp/
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オリジBL。親の借金のカタにヤクザの所有物になったイツキの、ハランバン☆ジョー物語。一応、純愛。
更新頻度(1年)

243回 / 365日(平均4.7回/週)

ブログ村参加:2009/03/19

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白黒ぼたんさんの新着記事

1件〜30件

  • イツキと松田・3

    「…まだ本当に…ごたごたが終わったのか解らないですけど…、落ち着くようなら戻っても良いって…言われてます。……でも…」 「……でも?」 小皿を手に持ち、箸で具材を摘み、そのままの状態でイツキは少し…物思いに耽る。 濁す言葉に、松田は水を向ける。 「……何?……まだ何か、問題があるの?」 「…問題って言うか…、俺…、結構、ここの生活も慣れてきたし…、…

  • イツキと松田・2

    「…あの時、マサヤと松田さんが一緒にいて、びっくりしました。……でも、松田さんが動いてくれたから、コトが早く収まったんですよね。本当に、ありがとうございました」 少し酒が進んでから、改めてイツキはそう言って頭を下げる。 フェスタでの一件は、実に松田のお手柄だった。 「まあ、黒川さんの連絡先も聞いていたしね。知らん仲でも無いし。フフ。 恩を売って…

  • イツキと松田・1

    フェスタから数日後。 イツキはちょっとした料理屋で松田と待ち合わせていた。 予約された座敷に入ると、すでに、松田の姿があって、イツキは深々と頭を下げる。 「……本当に、すみません。……面倒ばっかり……」 「いやいや、大したコトじゃないし。いいから座って、座って」 松田は笑って、イツキに向かいの席を勧め、イツキはもう一度頭を下げて、着席する。 すぐに…

  • 祭小話・終

    「イツキくん、イツキくん、やだぁ、もう、心配したんだから!」 オーガニックフェスタも終わり、地元に戻り、 明けて翌日、ハーバルの作業場で皆で顔を合わせる。 姿を消したその日の内に、イツキの無事は松田から連絡を受けて解っていたが やはり実際に顔を見ないと安心出来なかったようで、ミカは思わず、イツキに抱き付く。 「………ごめんなさい、ミカさん。……

  • 祭小話・9

    少し意地悪をして、からかう位のつもりだった。 イツキを自分のものにする事が本当の目的なら、拉致してすぐに、決して追えない場所に連れ込めば良いのだ。 脅しで語ったように、若い衆に乱暴させ、二度と表に出られない程ぐちゃぐちゃに…、身も心も傷つき壊れ、抵抗の意志すら湧かないほど虐げ 最後に自分に傅かせてもいい。その様子を黒川に見せれば、さぞ滑稽だろう。 け…

  • 祭小話・8

    いい加減、笠原も、自分が分の無い争いに乗り騒動を長引かせているのだと…自覚はあった。 それでも引くに引けないのは、黒川との軋轢と、イツキへの、未練だった。 二度ほど抱いた少年は、想像以上に具合が良く、身体の相性も良いように思えた。 しかも、身辺を調べてみれば、ホレた腫れたで黒川の傍にいる訳ではないらしい。ならば、自分にも目があるのではないか…と。 …

  • 祭小話・7

    松田は地元では有名な任侠団体の二代目だった。 もっとも、跡目を継ぐのはまだまだ先。今は修行中、勉強中と公言し、割と自由に動ける立場だった。 「地域密着の優良ヤクザ」と自分で言うだけあって、地元の祭りや企業のイベントには顔を出し、古くからの付き合いを大切にしていた。 「オーガニックフェスタ」にも、その辺りの繋がりで、世話役として名を連ねていた。 …

  • 祭小話・6

    『イツキは、ウワバミだ』は、黒川の口癖だった。 何でものみ込むデカい蛇。大酒飲みの俗語でもあるのだがとにかく、手当たり次第に丸呑みしていく様子が イツキの、貪欲に男を咥える姿と、被るらしい。 潤滑剤を塗った指は、するすると中に入る。突き当りが無いのが、困る。 痛みは無いのか、あってもそれが良いのか、イツキは甘ったるい鼻息を鳴らして身をくねらせる。 …

  • 祭小話・5

    笠原は、黒川が嫌いだった。 嶋本組でさらに上を目指すには、若頭の円城寺が邪魔で 何か弱みの一つにでもなればと洗ったのが、円城寺の親戚筋にあたる、黒川で。 シノギはほぼヤクザと同じなのに、表向きは一般企業を装っているところや そのくせ、配下に新宿有数の西崎組を控え、名目トップに立っているところや 若頭の円城寺の信頼も厚く、さらに他の親文衆とも繋がり…

  • 祭小話・4

    慣れない都会で一日働きミカも林田もクタクタだったが……どこか気が昂り、落ち着かないカンジ。 その上、アルコールも入り、テンションは上がる一方。 酒の勢いのままミカは林田に抱き付き、「あたし、林田さん、好きなんですっ」と告白し、林田は、普通の女の子の可愛さに、普通の男子の生理現象を起こし… そのまま一夜を共にしてしまう。 朝は若干寝坊し、お互いの状況…

  • 祭小話・3

    イツキからのメールに素っ気ない返事をした黒川は、イツキの事をまったく心配していない。 訳ではないのだが、それは周りにも本人にも、どう判断して良いのか解らないほど希薄で。 それでも、時折ケータイを開いては、…ふん、と鼻息を鳴らす様子を見ると まあ、気にはなっているのだろうと、思う。 事務所で黒川と一ノ宮が面倒な書類を片付けている間、イツキはオーガ…

  • 祭小話・2

    買い物を終えた女性はハーバルのブースを離れ、イベント会場の端にあるベンチに向かう。 そこで待っていた連れの男性に自慢げに紙袋を見せ、購入した商品の説明をする。 「…おススメのバームが凄く良くて。塗り込んでいる時はふんわり香って、でもすぐに馴染んで、匂いも消えて…、あとはサラサラなの。ふふ、3本も買っちゃったわ…」 「そうですか。……で?…どんな様子…

  • 祭小話・1

    先日のフェスタで書ききれなかった(書き忘れた)短いお話 ミツオが会場にやって来たのは、フェスタが始まってすぐの事。 午後からは自分の仕事もありゆっくりは出来ないが、それでも、関りがあるイベントなのだし挨拶はしておきたい。 「お疲れさ……」 お茶と簡単につまめるものを袋に入れブースの前に立つ…が、すぐに人垣に押されてしまう。 ただでさえオープ…

  • 番外「どこかのお正月」

    真夜中。黒川が部屋に戻る。 日付が変わって、年が明けたところ。 一人ベッドで眠っていたイツキは、息苦しさで目が覚める。 常夜灯の薄明り。自分の上には黒川がいて、唇を塞がれていた。 「………おかえりなさい、マサヤ。……終わったの?」 「……いや。………また、行く…。ちょっと、抜けて来ただけだ」 「……西崎さんも、……元気だね。……勝ってる?」 「…俺…

  • フェスタ・終

    黒川が部屋に戻ると、もうイツキは起きていて、身支度も終えていた。 …一応、…仕事もあるのだし…、とりあえず向こうに帰るのだと言う。 『行かなくていいぞ』と、黒川も言いかけたのだが まだ、笠原の状況も解らないので、もう暫くは身を潜めることにする。 「……大丈夫。タクシー呼ぶから。どこにも寄り道しないし、着いたら電話するし」 「………ああ」 「………

  • フェスタ・39

    「……意外とそうかも知れませんね。…脅すだけで、手を出すつもりは無かったのかも…」 翌日昼過ぎ事務所で。 昨日の報告を受けた一ノ宮は、イツキと同じく、そんな事を言う。 黒川は不愛想に一ノ宮をみやり、寝不足のようで、小さな欠伸を噛み殺す。 「二時間近く車で連れ回し、足の着きやすい自分の店に向かうのでは効率が悪い。 乱暴するのが目的なら、もっと…

  • フェスタ・38

    風呂に入って身体を温め、ベッドに辿り着く頃には、もうイツキは半分以上夢の中といった具合で さすがに、黒川も、………それはそれで楽しそうだが………、手を出すのは憚られた。 愚痴も説教も、また次回。今は、 自分の腕の中に納まっていれば、それで十分。と。 仕方なく、認める。 「………マサヤ…」 「…なんだ?…」 もじもじと身体を揺すりながら…

  • フェスタ・37

    「………松田さん?……どうして?」 どうやら笠原が追ってくる事もなく、黒川にしがみついていたイツキも身体を離し、安堵と照れた様子で笑顔を浮かべ……しばらくして 助手席に座っている男が、松田だと気付く。 何故二人が一緒に行動しているのかと、松田と黒川の顔を交互に眺める。 「……今回は、…礼を言っておく。……早いのは…手、だけじゃなかったな…。…

  • フェスタ・36

    『……少し、……怒り過ぎ……』 とでも思ったか、イツキは黒川の後ろで小さく黒川の腕を引いてみるのだが…まあその程度。 本当は、嬉しさが勝っていただろう。自分のために黒川がこれほど感情を露わにしているのだ。 黒川は、 ようやく、笠原を離す。暫く胸元を絞められていた笠原は、咳き込みながら後ろによろけ、すぐ脇に、運転手の男が駆け寄る。 『……テメェ……

  • フェスタ・35

    それにはイツキも、驚いた。 軽く笑い、場をやり過ごそうとする笠原に、黒川は詰め寄り…、……胸倉をガツリと掴む。 これはマジだと笠原が気付いた所で、……後の祭り。 「いい加減にしろよ。…そこまで馬鹿なのか?お前は」 黒川の低い凄味のある声は、イツキにも聞き取れない程。 そして次の瞬間には、胸倉を掴んでいるのとは反対の手が、笠原の頬の上…

  • フェスタ・34

    「……おや。……これはまた…、ずい分早い登場だな…」 笠原も、黒川を見る。 さすがにこのタイミングは早過ぎる。イツキを連れ去ってから、まだ、2時間も経っていないだろうに…。 「……何?……キミ、どこかにGPSでも仕込まれてるの?」 イツキの二の腕を握り掴んだまま、耳元でそう、冗談めかす。 イツキは逃げ出そうと身体を捩らせる。そうこうする内に…

  • フェスタ・33

    松田はまだ、黒川を、良く知りはしなかった。 イツキという若い恋人との関係も、よく解らないままだ。 大事は、大事。でも、場合によってはウリもさせる。他から狙われているなら、護る。 その程度と具合が…どうも…、解らない。 もっともそれは、黒川自身にも…解らないことだった。 問われればイロイロ、適当なゴタクを並べるが、実際の行動は、理性を伴わないこと…

  • フェスタ・32

    黒川と松田は物陰にて待機中。 まるで張り込み中の刑事の様。 「……こっちに戻った途端にユーカイとか…、すごいな、イツキくん。売れっ子かよ。…黒川さんも大変だな。…あんな若くてカワイイ子、どうやって見つけたんだよ」 する事もないので雑談中。もっとも松田ばかりが喋り、黒川は鬱陶しそうに視線をくれる。 応える義理はないのだけど、ここまで付き合わせて…

  • フェスタ・31

    「フェリーチェ」は表向きは普通のクラブだが…裏では違法なゲームなどが出来る場所だった。 建物自体が笠原の縄張りで、上の階には事務所がある。…おそらく、そこいらに監視カメラも設置されているだろう。 店の入り口の前には、見張りとおぼしき黒服の男が一人、立っていた。 そこに松田が、何食わぬ顔で近づいて行く。 黒服は、見慣れぬ男をいぶかしみ、険しい表情を見…

  • フェスタ・30

    黒川はと言えば、松田と一緒にタクシーに乗り、どこぞへと向かっていた。 一ノ宮は事務所で、何かしの対応があるかも知れないし、かと言って黒川一人では、何をしでかすか解らない。 適当な第三者がいた方が良いとの、判断だった。 「…イツキくんの行き先、解ったのかい?」 「…多分な」 「何?…あんたらいつも、こんなトラブル起こしてるの?」 「…トラブル…

  • フェスタ・29

    車はまた走り出す。どこへ向かっているのか皆目見当が付かない。 イツキにとっては、気の遠くなるような時間だった。 それでも、車から降りて移動するなら、逃げ出す機会があると思っていた。 ドアが開いたら、そこがどこであれ、とにかく走ると決めていた。 目を閉じ、口を閉じ、自分の手で、自分の手をきゅっと握り…好機を待つ。 幸いその姿は、笠原の言葉に怯え震え…

  • フェスタ・28

    「…解ってねぇな、イツキ。…出方一つで、黒川がパクられるんだぜ?…もう少し、口の利き方に気を……」 「好きに…すれば…いい……」 首元を締め上げられ息も絶え絶えのイツキは、それでも気丈に笠原を睨む。 「……どうしたって、笠原さんが…落ちるだけ…だよ。同じ仕事の人…売って……、そこまでして、俺を…、他人のオモチャを横取りしたいって…ことでしょ…

  • フェスタ・27

    『人のオモチャが欲しい子供と、一緒』 そんな事を言われて、今度は笠原が、イツキの目の奥を見つめる。 怖がり怯え、身を固くしていたくせに、…いけしゃあしゃあと、気に障る事を言う。 生意気な子供だと、笠原は厳しく睨む。空気が変わった事に気付いたイツキは、ひとつ、息を飲む。 それでも臆さない芯の強さが、滲む。 「……こんな、……回りくどい、面倒臭い…

  • フェスタ・26

    「黒川は、制裁を受けるべきだと思うよ。イツキくんの人生を滅茶苦茶にしたんだからね。 …ふふ、同業を売る様な真似はしたくないんだけどねぇ…、警察か…、週刊誌でもいいね、イイ記事を書く記者を知っているよ。 …ま、イツキくんも…、……大変になっちゃうけど……」 笠原の言葉が俄かには理解出来ずに、イツキはゆっくりと笠原を見る。 相変わらず、薄く笑う。どこ…

  • フェスタ・25

    イツキを乗せた車は、どこかへ停車する。 緊張し身を固くするイツキを横目に、笠原はくすくすと笑う。 窓が開けられ、景色が見える。海の近く、倉庫などが立ち並ぶ殺風景な場所。 運転席にいた男だろうか、開いた窓から笠原に、ペットボトルの水を差しだす。 笠原が、その水を飲む。飲みながら、イツキを見る。 …イツキだって、喉が渇いていると、知っているのだが… 意地…

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