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http://cho-tanpen.sblo.jp/
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オリジBL。親の借金のカタにヤクザの所有物になったイツキの、ハランバン☆ジョー物語。一応、純愛。
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192回 / 365日(平均3.7回/週)

ブログ村参加:2009/03/19

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白黒ぼたんさんの新着記事

1件〜30件

  • 先の話

    「……マサヤはさ、俺の、何が好きなの?」 「………身体かな」 朝。と言っても昼に近い時間。 リビングで朝食がわりの甘いコーヒーを飲みながら イツキが急に尋ねて来た。 親子ほど歳の離れた、しかも、最初の頃は 奴隷か玩具か、という扱いを受けて来たのだ。 いつ、何かが変わったのかは、当然知りたいトコロ。 もっとも、真面目に素直に答えてくれるとは、…

  • 冗談

    「…マサヤが…」 「……うん?」 「あんな事、言うなんて思わなかった。…西崎さんに…」 夜。 二人の部屋。 ベッドの上で交わりながら、イツキがポツリと呟く。 「…西崎はお前を、…ただの商品だと思っているからな。 まあ、そうやって扱って来たのだから…仕方もないが…」 中を掻き回していた指をずるりと引き抜いて、黒川が言う。 イツキは小…

  • 寂しい佐野っち

    佐野が仕事を終えて自分のアパートに帰ったのは深夜2時。 今は付き合っている女性もいない。寂しい独り身だ。 組ではそこそこの地位になり、舎弟も抱えている。 見た目も悪くはない。若干、軽そうには見えるが、それは金髪頭のせいだろう。 金も、車もある。遊ぶ程度の女なら、まあなんとかなる。 「……あー、クソ。ラーメン、切らしてたか…」 台所で湯を…

  • 西崎戦・終

    「…西崎さんに、あんな風に言うなんて…思わなかった」 「…うん?」 西崎が帰った後、イツキがポツリと呟く。 黒川が自分を一応大事にしているらしい事は知っていたが こうはっきりと表に出されるのは、まだ、慣れない。 「…釘を刺しておいた方がいいだろう?…お前が、たまにはツマミ食いしたいと言うなら別だが」 「…したくは、無いよ。ぜんぜん」 「そう…

  • 西崎戦・5

    黒川の言葉に、西崎は少しぽかんとして息を止める。 イツキが黒川の所有物であることは知っている。 でも、今の言葉は何か、意味が違う。 とりあえず曖昧に 「…は、…はあ」 と返事をする。 「…解ったのか?西崎。もう、イツキに口も手も出すなと言ってるんだぜ?」 「はいっ、勿論。…若いモン達にも言っておきます…」 「若い連中より、お前が一番、…遊…

  • 西崎戦・5

    「西崎、あのな。確かにイツキは…問題を起こしてばかりだが…」 「本当ですよ。先方を怒らせてばかりじゃないですか」 「そうだな」 そう言って黒川は思い当たるフシがあるのか、小さく笑う。 先日の平塚もそれはそれは立腹していた。 ヤレると踏んだ直前にお預けを食らうのだ、当然だろう。 後始末に苦労したと、一ノ宮がぼやいていた。 「客とはヤらないく…

  • 西崎戦・4

    「…片田のジジイはモーロクして駄目だな。ハンコ一つに一時間掛かる」 黒川は愚痴をこぼしながら、持ち帰った封筒を西崎に手渡す。 西崎は少し驚いたままの顔でそれを受け取り、黒川とイツキの顔を交互に見やる。 部屋に入る前に、話しが聞こえただろうか。 まあ、あれだけ身体を密着させ詰め寄っていたのだ、聞こえずとも、大体の所は解るだろう。 イツキは、…

  • 西崎戦・3

    正確に言えば西崎は、イツキを嫌ってはいない。 好きでも嫌いでもない。ただ、商品として興味がある、といったところか。 商品としては申し分なく極上で、お零れに預かれるのなら文句はない。 けれど時折り生意気を言い、社長を煩わせ、こちらの仕事にまで迷惑を掛ける。 それが腹立たしく、忌々しく思うことは多々あった。 「……西崎さんと俺も、……長いよね」 …

  • 西崎戦・2

    「……俺も、そうだと思ったんだけど…」 「…ハァ?」 「なんか、いつの間にか変わってて、驚いちゃった」 西崎の恫喝に怯えるでも怒るでもなく イツキは静かに笑って、そんな事を言う。 逆に西崎は言葉を詰まらせて、イツキを見やる。 ついこの間まで、不安定で不安げで、 所在なさげに瞳を揺らしていたくせに、何だ。 「…何が変わった、だ。テメーが…

  • 対西崎戦

    イツキがハーバルの帰りに、黒川の事務所に寄ると そこには一人、西崎がいた。 「…よう、イツキ。社長は野暮用で留守だぜ」 「そうですか。…どうしよっかな…」 「俺と遊ぶか?しゃぶらせてやるぜ?」 西崎は相変わらずの軽口を言い、下品に笑う。 「…そういや、お前、またヤラかしたんだってな?」 「何をですか?」 「ドタキャン。平塚会長から…

  • めずらしく熱が出たのは 黒川の方だった。 ソファで隣りにくっついていたイツキが いやに黒川が熱いと、気が付いた。 「マサヤ、熱、あるんじゃない?」 「……そうかもな」 「風邪?やだ、寝なよ!」 「…そんなに大したもんじゃない。気にしなくていい」 黒川はそんな風に言って、いつもと変わらず 深夜の、古い映画を眺めながら、ウイスキーをちびちびとやる…

  • 自棄酒

    「……フラれたって事っすかね?フラれたって。いや、まだ告ってもいなかったですけどね。 いや、まあ、別に好きとかそんなんとか、そんなんじゃないんですけど。 第一、男じゃないっすか。オトコ。俺、そういう趣味じゃないんで」 関は、イツキの為に予約をしてイタリアンの店に茗荷谷を呼び出し、解りやすく自棄酒を煽っていた。 飲みやすい白ワインをガブガブ流し込み…

  • 残念な人

    「……イツキ!」 仕事上がり。近所のカフェで。 イツキは関と待ち合わせる。 『…そう言えば関さんが、イツキくんから連絡が無くて凹んでる、 って、ダニーが言ってたわよ』 ミカにそう言われた事もあり、ようやくイツキは関にメールの返事をしたのだ。 ……メールも電話も、何件も溜まっていたのは知っている。 ……でも、まあ、優先順位は低かった。 …

  • ハーバルの日

    すっかり調子を取り戻したイツキは朝から元気に働き 午前中の内に頼まれていた商品の整理と 棚の入れ替えも済ませ 常連の年配のご婦人とにこやかに会話し お友達に勧めるの、と、詰め合わせを選ぶ手伝いをした。 「…茗荷谷マネージャー、白い紙袋の在庫って、こちらにありますか?」 「ええ。…手付きのですね、はい」 足りなくなった備品を貰いに事務所…

  • 車内の2人

    「……そう言えば」 ふいにイツキが話し出す。 移動中の車の後部座敷。 「……すごい、嫌な夢、見た。マサヤの最初の頃。 痛くて乱暴でとにかく酷いの。 考えてみたら…、考えなくても あれって、犯罪だよね」 隣りに座る黒川をチラリと睨む。 黒川はふんと鼻息を鳴らす。 「今さら古い話しを蒸し返すな。もう時効だろう」 「時効…。その後も酷いよ…

  • 嫌な夢

    久しぶりに 夢の中からそれと解る嫌な夢を見て イツキは目覚める前から、酷く憂鬱な気持ちになっていた。 黒川と出会ってまだ間もない頃。 力付くで抑えられ、犯され、乱暴に扱われていた頃。 異常な状態に泣き叫び、どんなに止めて欲しいと懇願しても 黒川はイツキの腕を捻じ伏せ、手首をロープで括り ベットの端に繋ぐ。 脚に力を込め必死に閉じていても…

  • コロッケの夜

    その日、黒川は早めに仕事を切り上げ、帰宅するつもりだったのだが 事務所を出る直前でトラブルが起き、そうも出来なくなった。 結局、部屋に戻ったのは日付が変わる頃。 イツキは、リビングのソファで、横になって眠っていた。 『今日はコロッケとメンチカツを買ってくるね』 そんな言葉に、何か応えようと思った訳でもないのだか テーブルに並んだま…

  • アラームの音。しばらくして身体の上に何かが乗って、黒川は目を覚ました。 「……何だ?」 「……あ、ごめん。……ケータイ…、ああ、あった」 乗って来たのはイツキで、どうやらケータイを探していたようだ。 枕の下から見つけ出し、アラームを止めると、そのまま黒川を乗り越えベッドの端に座る。 昨夜、あれだけ身体を動かしたと言うのに、きちんと起きて仕事の…

  • 軽い嫉妬

    言葉というものは不思議なもので 今までだって漠然とそこにあった感情が 音にして口から紡いだ瞬間に、まるで違った質量になって 自覚のあるなし関わらず、自分に、返ってくる。 そして、それによってまた 気付く、想いなども、あるようだ。 うつ伏せのイツキを背中から抱きとめ、ゆっくりと中に押し入る。 すでに何度目か。道はすっかり通り、それでい…

  • 変化

    何かがどうか、変わったのかと黒川は思っていた。 身体の感覚が、気持ちに影響を受けるのだとは解っているが ここまで、違うと、さすがに驚く。 イツキの脚を抱え持ち、正面から押し入り腰を揺する。 いつも通り。それだけでも十分良いのだが 喘ぎ声の合間、薄く目を開けたイツキが視線を絡め ニコリと笑うと、様子がオカシくなる。 自分が変わるのか、イツキが変わっ…

  • 飴玉

    黒川が、うっかり告白めいたものをしてしまってから数日経ったが イツキがそれについてアレコレ聞き返して来ないのを、内心、有り難く思っていた。 言った言葉を否定するつもりはないが、そんなものをいちいち声に出して伝えるのは どうにも、合わない。けれど、 まあ、これで当分静かに大人しく、素直に言う事を聞くようになれば こんな飴玉もたまには良いのかも、などと…

  • コンビニ

    イツキはマンションの手前のコンビニでタクシーを降りる。 時刻はもうすぐ、日付を跨ぐところ。 何か飲み物と甘い物でも買おうかと、小さなカゴを持ち、店内に入ると 視線の先に、見慣れた背中があった。 「マサヤだ」 「……ああ、イツキか」 「もう、仕事、終わり?」 「ああ」 黒川は入り口近くの冷蔵ケースから栄養ドリンクを何本か取る。 イツキは…

  • ラストオーダー

    食事がてら軽い飲み…のつもりだったが 結局、イツキもミカも話が尽きず、ラストオーダーまで居てしまった。 「ああ、もう。元気になったと思った次の日は二日酔い、なんて ダニーに怒られちゃうよね。あの人も、そーとー呑兵衛なんだけどね。ふふふ この間はね、一人で酒蔵見学に行ったらしくて、そこでも飲んで、お土産も貰って 家で飲んでたらそのまま寝ちゃって…

  • 今日一番の盛り上がり

    「イツキくんとカレシさんって、ラブラブなのかと思ってたよ。 ほら、東京駅のショップの時に、迎えに来てくれてたじゃない。 あの時の感じとか…なんか、…「俺のものだぞ感」が凄くて…」 「あはは。確かに。その感じは凄いですよね」 「まあ悪く言っちゃうと束縛ッキーなんだけどね。それで嫌になちゃった、とかじゃなくて?」 何杯目かのビールと、追加の唐揚…

  • ミカの誓い

    仕事が終わって、イツキとミカは夕食がてら近くの居酒屋へ向かう。 ミカは、今日のこの数時間だけで、何か、イツキが変わったような気がしていた。 明るくなったという程。明るくなった訳ではないが…こう、胸の支えが取れた感じ。 数日前まで見せていた、どこか冷めた…物憂い表情も、すっかり消えていた。 悩み事も、それが晴れた理由も、おそらく…イツキの恋人との…

  • ハーバルの日

    その日は本館のセールも重なってか、忙しい1日で イツキも残業し、結局ミカと一緒に閉店まで働いていた。 最後の客を見送り、やっと一息つく。 「ああ、ごめんねぇ、イツキくん。最後まで残って貰っちゃったねぇ」 「いえいえ。良かったですね、春色セット、完売しましたね」 売り場の片付けをしながら、ミカとイツキは互いを労い 用意していたセット商品が全て売…

  • 嫌な顔

    「…何も聞くなよ、一ノ宮」 翌日。夕方を過ぎて黒川が事務所に顔を出すと 待っていたとばかりに一ノ宮が、黒川に詰め寄る。 すでに平塚会長サイドから、連絡は受けていた。 契約の内容自体に変更は無いが、アレは無いだろうと厭味を言われる。 一ノ宮に説明を求められるのは当然だったが 黒川は面倒臭そうに手の平を見せ、まあまあ、という風にかざす。 勿論、…

  • 正当な理由

    言うだけ言うと黒川はすぐに背中を見せ、さっさと歩き始める。 イツキは、自分から振った言葉だったが…驚き目を丸くし…照れ臭そうに笑う。 それは最終的な正解では無いだろうが、ひとまず、気持ちを整理するには十分な言葉だった。 おそらく、まだこの先も2人の問題は多々起こるのだろうが、 それらにきちんと向き合うための、正当な理由にはなるのだろう。 …

  • キャパオーバー

    「……、ああ?」 イツキの言葉につい返事をした黒川は、少しギョッとした様子でイツキを見る。 イツキはようやく…何かがすとんと落ちたようで 綺麗に微笑み、黒川を正面から見つめる。 「………でしょ?………違った?」 「………いや。まあ、そういう事にしておいてやる……」 調子が狂う。喋りすぎた。と 黒川は最後だけどうにか取り繕い、ふんと鼻で息…

  • イツキの言葉・3

    しばらく間があいて、黒川はイツキをチラリと伺い見る。 イツキは静かに微笑んでいる様子。どうやら一通り、話は終わったようだ。 あまり他人への関心の無い黒川にも、なんとなく…イツキの言いたい事は解った。 人の気持ちなぞ、はっきり理路整然と片付けられるものではない。 その都度その都度、自分自身を納得させながら、どうにかバランスを取りながら生きている。 …

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