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毎度ありがとうございます。クリスマスプレゼントは12/11のご注文で終了させていただきます。 オンラインストア限定 のクリスマスプレゼント 割れ…
昭和後期のおかしな言説 紬に金糸の帯を合わるのは一切ダメ×→戦前は高級紬に金糸の帯も合わせていた○(前編)
着物の紋様の組み合わせと定式シリーズはまだ続きますが、今回は昭和後期のおかしな言説シリーズにしたいと思います。 昭和後期のおかしな言説シリーズは、今回が初になります。 私が和裁士さんの話や着物本で気になったのが、店により着物の格と帯合わせの基準が違うようだということ。 調べるうちにわかったのは、帯の格と帯合わせの基準についても、1970年代以降に作られた今の着物本では、初心者向けの安全パイマニュアル...
昭和後期のおかしな言説 紬に金糸の帯を合わるのは一切ダメ×→戦前は高級紬に金糸の帯も合わせていた○(後編)
(前回からの続き) 前回の具体例から、戦後に作られた今の着物の決まりごとしか知らない新興呉服屋さんと、戦前からの知識を持っている呉服屋さんとでは、帯合わせの基準にこんなに差があるというのがおわかりいただけたと思います。 和裁士さんのお店では、基本的に、大島紬・結城紬に合わせる帯については、「紬にはカジュアルな帯を合わせるべきだ」という狭い許容範囲に徹底し、博多帯、真綿紬の帯、塩瀬の染帯など、ツヤも...