大坂城の歴史
大坂城の歴史は、室町時代に大阪湾と淀川、大和川に囲まれた上町台地に本願寺蓮如が念仏信仰、一向宗(浄土真宗)の坊舎を建て、西日本の戦略拠点とした1496年から始まります。 一.石山本願寺 ・1496年; 本願寺8世蓮如上人が坊舎を建て、別院とする。 ・1533年; 証如上人が別院を本山とし石山本願寺となった。この頃は戦乱の時代で、本願寺一向宗徒は戦闘的であり、一向宗の総本山石山本願寺は戦いに備えて周囲に土塁・堀・塀を巡らして城郭化され、現大阪城に匹敵する驚異的な大きさであった。 (当時、浄土真宗以外の宗派では僧侶の妻帯は禁止されていたが、蓮如は5人の妻(ただし、同時には一人だけで、4人の妻とは死…
2023/04/06 20:08