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大坂城の歴史は、室町時代に大阪湾と淀川、大和川に囲まれた上町台地に本願寺蓮如が念仏信仰、一向宗(浄土真宗)の坊舎を建て、西日本の戦略拠点とした1496年から始まります。 一.石山本願寺 ・1496年; 本願寺8世蓮如上人が坊舎を建て、別院とする。 ・1533年; 証如上人が別院を本山とし石山本願寺となった。この頃は戦乱の時代で、本願寺一向宗徒は戦闘的であり、一向宗の総本山石山本願寺は戦いに備えて周囲に土塁・堀・塀を巡らして城郭化され、現大阪城に匹敵する驚異的な大きさであった。 (当時、浄土真宗以外の宗派では僧侶の妻帯は禁止されていたが、蓮如は5人の妻(ただし、同時には一人だけで、4人の妻とは死…
「応仁の乱」(1467-1477年)の大混乱もあって、室町幕府はほぼほぼ機能不全に陥ってしまったのだが、そうしたことに伴って、民衆による政治的要求活動、いわゆる「土一揆」が盛んになった。中でも本願寺(一向宗)の門徒・信徒たちが中心となった「加賀一向一揆」(1488頃-1
前回まではこちら⬇️目次天下を競望せず…わしは吉川元春(きっかわもとはる)の三男、広家(ひろいえ)です。天正8年(1580年)1月…播磨の三木城(みきじょう)…