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週に1度の体操の日。 かれこれ、10ヶ月くらい通っている。 これくらい通うと、参加者とは、顔馴染み感が出てくる。 簡単な挨拶くらいしかしないけど、人と挨拶をするってよい感じだなと思う。 ストレッチや筋力アップの体操を先生に添って行う。 だいぶ肩も上がるようになってきたし、階...
【読書記録】高齢者のリアルな感じがする にぎやかな落日【本が好き】
読了本です。 にぎやかな落日 朝倉かすみ 初見の作家さんですが とにかく出てくる方の話し言葉が地元の言葉(*´艸`*) 祖父母、母親やお姑さん、近所のおばちゃんのおしゃべりが聞こえてくるような気がしました。 少し物忘れが多くなったり、記憶が交錯するような場面は 高齢者のリアルな感じがしました。 相手をする子・嫁世代の方に肩入れして読んでいたので これはけっこうしんどいよなー、と。 本人にいたって悪気はなく しかし下の世代は振り回される。 現在の自分の環境(親の寿命に期限が付いた状態)にも重なりながら読み終えました。 誰にも頼らずひとりきりで生きていくってやっぱり無理でしょうからね。 azuaz…
ラジオで、心に残る恋愛の本として、紹介されていたので読んでみました。 朝倉かすみさんの『平場の月』 共に離婚経験のある50代の男女。 二人は、同級生で、遠い昔、お互いを憎からず思っていたということがあった。 再開して恋愛関係になっていくのだけど…。 ここから先は、ネタバレに...
【本】朝倉かすみ『平場の月』~50代のリアリティを追求した大人のラブストーリー~
1、作品の概要 『平場の月』は朝倉かすみの長編小説。 2021年に光文社より刊行された。 第32回山本周五郎賞受賞作。 公開日、キャストは未定だが、映画化することが決定している。 2、あらすじ 青砥健将は、地元の病院の売店で、中学時代の同級生・須藤葉子に再会する。 彼にとって、淡い恋の記憶を思い出させる女性であり、どこか芯が「太い」感じのする異質な女子だった。 50代を迎えた2人は、近く病院での検査を控えていて、お互いを励ますための「互助会」と称し逢瀬を重ねるようになる。 お互いに離婚経験があり、様々な痛みや喜びを乗り越えてきた2人。 やがて自然に寄り添うように、慈しみ合うように、お互いの存在…