駄目なら駄目なりに頑張って銭湯に行く。
これでネットストーカーに嗅ぎ付けられると困るのだが、「駄目なら駄目なりに頑張る」は私の座右の銘で、何度も書いているものだ。私の師匠筋に当たる直木賞作家の口癖「駄目作家なら駄目作家なりに」に由来する。 その直木賞作家も、最初は純文学を志していたのだが、当時はエンターテインメント作品の登竜門であった直木賞を受賞し、歳を経てから、まるで、それらの作品のおまけのように純文学作品を出版している。 ちなみに、直木賞受賞作品の担当編集者は見城徹で、私が見城を嫌いな理由のひとつだ。直木賞なんか獲らせなければ、あるいは純文学作家として大成していたかもしれない。もっとも、難しい物は書けない人で、その点も私には好ま…
2022/10/09 21:06