「手先が器用《富士山》//平野氏の短編でも最短では?
富士山 (コルク) 作者:平野啓一郎 コルク Amazon あらすじ 子どもの頃にかけられた、あの一言がなかったら。 読後感想 感想を書かないといけないんだが5ページにも満たない短編小説である 母は不器用であった 子供が良いことをしても決して褒めなかった テストで良い点をとっても「あっそう」で終わってしまう 祖母は見かねて孫が良いことをすると褒めてくれた それを母が見て少しずつ褒めることを学んだようだ 祖母のボタンをつけてあげると「お前は手先が器用だね」と褒めてくれる 今はもう母も祖母も亡くなったが自分の娘が手伝ってくれると「手先が器用だね」と褒めてあげる そしてあのときの2人のことを思い出す…
2025/03/22 05:50