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この映画の公開を知った時、「ぜったーいに行く~~!!!」となった私です。なぜなら、これは今年の私のための映画でしょと思えたからです(アホですね、確かに。)たぶん巷では、ずっと以前から普通に「リチャード3世」と言う風は吹いていたのだと思います。ところがこの私にとっては、その風に気がつきそれを感じたのは今年に入ってからだったのです。今年2月に「舞台「薔薇王の葬列」」(←感想をリンクしました。)をテレビで観ました。それはシェークスピアの「リチャード3世」と「ヘンリー6世」を基にした漫画が原作の舞台でした。美しいけれど暗く重い作品でした。ただその時に、この「リチャード3世」と言う人に興味を持ったのです。その後続けて見たお芝居は、「音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」」。何とこれも、「リチャード3世」のお話がモチー...映画「ロスト・キング500年越しの運命」
【真実は時の娘】グレートブリテン及び北アイルランド連合王国の歴史をちょっと覗き見
< 普通にイギリスとか英国とか言ってますけど なかなか複雑な御国柄なんですよね > 20世紀生まれの人、21世紀に生まれた人もそうでしょうけど、女王って言えばエリザベス2世でしたよね。世界にとって、とてつもなく大きな存在だったことは間違いないと思います。 2022年9月8日に96歳でお亡くなりになって、19日に粛々と執り行われたイギリス国葬は日本でも大々的に報道されていました。ずっと見入っていたっていう人も、けっこういますもんね。 1926年生まれのエリザベス・アレクサンドラ・メアリー女王は、亡くなる直前まで公務をこなしておられたわけで、元気だなあって思っていたんですが、旦那さんのエディンバラ…
ブログはフランス旅行の途中ですが、今回また「薔薇戦争」相関図を家系図にしたので、ご紹介させていただきます。この家系図を見ると薔薇戦争の当事者同士がみんな親戚同士だったことがよくわかります。薔薇戦争初期の主役はヘンリー6世、サマセット公エドムンド・ボーフォート、ヨ-ク公リチャードですが、親同士が従兄弟同士だったり、ヨ-ク公リチャードの妻セシリー・ネヴィルは夫と敵対するサマセット公エドムンド・ボーフォ...
「また家系図か」と思われる方もいるかもしれませんが、家系図を作るとどうしても披露したくなってしまうのです。どうかお許しください。今回の家系図はヨーク家の子供達をまとめたものです。そして今回は私の小説の主人公の一人アリシアの家系図上では初の登場になります。「マリーとマクシミリアン」の物語を書く際、創作上の魅力的な人物も入れたいと考えて最初に作ったキャラクターがこちらの「アリスことアリシア」でした。ア...
リチャード三世の魅力。人生を謳歌する悪党!ウイリアム・シェイクスピアの悲劇の主人公
ローレンス・オリヴィエが演じた「リチャード3世」をセックス・ピストルズのジョニー・ロットンが大好きでその動きをステージアクションとして取り入れていたというのは有名な話です。 「リチャード三世」の公演プログラム 「苦難の冬が去り、ヨーク家の栄光の夏が訪れた」 「ルパン三世」は...