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ドームハウスで暮らし始めてすでに三年半。「ドームハウスという暮らし方」について 考えています。 実感として丸い家は、ゆったりとして楽であるということ。 もうひとつは、熱効率が良く、光と風を楽しめるということかな。
西予市遊子川地区のユスモクさんの木工教室で「みんなで作るドームハウス」 二回目のワークショップです。少しずつ組みあがってゆくジオデシック構造は 圧巻でした。小さな模型で「こんな形」とは思っているのですが、その躯体の大きさに驚きの溜息 が漏れる場面もあり。みんなで作り上げたという充実感と感動がありました。
文明の黎明期以来、人間は本来丸いドーム構造、または円錐型の住まいに親しんで来ました。 直方体の家は、後半に現れたものです。インディアンのティピー、イヌイットのイグルー、 イスラムのモスク、モンゴルのゲル、日本の竪穴式住居、インドのストゥーパなどなど ドームは、熱循環がよく堅牢で人と人を近づける働きがあります。
上野千鶴子さんの『おひとりさまの老後』では、シングル・アゲインとなったおひとりさまの選択としてシニア向けコレクティブ・ハウス という選択肢をあげています。 共有スペースを持ちながら、プライベート空間も確保できるコレクティブ・ハウスは高福祉の北欧で生まれた住まい方です。
仕事は「企画と作業の構成」のプロセスであり、その結果経済活動として成り立ち ます。仕事の内実と経済生活という左右の肩をチューニングするのも必要かな。 お金を求めれば仕事は偏り、仕事を豊かに成長させれば、やがてお金を伴います。 良き仕事を続けることは生活意識としてとして健全化してゆくということでしょう。
『まず、ペンをとって夢を描け。』・・・心から願ったことを描き出すこと そして、描いた夢をマップにすること 地図はやがてヴィジョンになり、スケジュールになり、試行錯誤をたどりながら実現するもの。 やまねこもまた、そんな風にドームハウスを完成させたのです。
バックミンスター・フラー博士は、かやぶき屋根は実は、カヌーをひっくり返した形態なのだ と直観しました。竪穴式住居は三角形を基本としており、底面は円形も多数 発掘されています。 たぶん、当時の部族社会のあり方に適合していたのでしょう。
さてさて、ドームハウスの魅力は、「丸い家で丸く暮らす」というかな、と思います。 「縄文時代の暮らし」という絵本をパラパラめくっていました。 住まいのイラストに目が行きます。なんとドームハウスではないですか。なるほど狩猟採集の時代から日本人はドームハウスに住んでいた、とも言えますね。
家が四角いのは、「柱と梁の基本構造」が直方体を導き出す からで重力と圧縮力を用いて構築物を構成する。 ドームハウスはこの基本を逸脱している。重力・圧縮力よりも張力による構造体である。 テンセングリティという理論がジオデシック構造の背景にあり、張力体と圧縮力がバランス したところにジオデシック構造がうまれる。
形態には構造があり、エネルギーの交流が生まれるとすれば、人間もまたその構成の中に位置していると考えられます。 Body/Mind/Spritの統合体としての人間と宇宙模型としてのドームハウスが相互に作用しあうとしたらドームハウスは「癒しの空間モデル」と捉えることも可能ではないかと考えています。
菌類という生き物は、自分の仲間を増やす能力がとても高いようです。 雨が降り、数日もするとニョキニョキと生えてきます。 わたしたちも夏を超え、冬を過ごすごとにドームハウス仲間を増やしてゆきたいものです。
ドームハウスのコンセプトの背景にはシナジェティックスというフラーの哲学 があります。この宇宙のすべてが自然というテクノロジーによって生まれたという考え方 です。「宇宙船地球号」という表現もまたシナジェティックスをシンボライズする言葉です。最近注目される「創発性の科学」などもフラーを発端として始まったものです。
昨年より、ヒーリング・ドーム・スタジオというテーマで考えています。 ドームハウスの空間的エネルギーと人間の心身のエネルギーが共振できるような ヒーリング・スタジオが愛媛にできれば、いいなと思っているのです。 スピリチュアルやヨガやフィットネス・ファンにとっても魅力的なパワー・スポットに なるかなと思っています。
音楽が楽器からうまれるようにドームハウスはヒーリング空間ともなりうるということでしょう。 形態には構造があり、エネルギーの交流が生まれるとすれば、人間もまたその構成の中に位置し ていると考えられます。 これがやまねこの考える「ケアとキュアのために癒し空間」をもたらして くれるヒーリング・ドームのコンセプトです。
ヒーリング・ドームの企画を暖めています。オデシック構造体の特性は、空間的エネルギーの集積器という側面があるのです。 構造力学的にも強固なジオデシック構造は、三角形で構成されますが、これが宇宙がとった 最も効果的なエネルギーのスタイルを表現している思われるのです。
より包括的な思考を中心に「住まいのイノベーション」をとらえなおすこと。 というテーマでドームハウスを捉えていました。』わたしは「生活と意識をつなぐ器」というのがドームハウスに住んだ経験から言えます。 球体の家に住んでいる・・という違和感はありません。意識の広がりがそのまま住感覚 につながっているような感じです。
Back to Basic我が家が一番訪れているカフェは近隣の「まんじゅどーむ」さんである。 食べログ→まんじゅどーむ (@manjudome) • Instagram photos and videos&nb
ジオデシック・ドーム・ハウスは、二種類の三角形で構成される球体を基本構造としています。この構造は、宇宙で最も安定で強固とされています。ヒーリングを考える時、宇宙の表現形式との調和や共鳴関係が大切と考えられます。 音楽が楽器からうまれるようにドームハウスはヒーリング空間ともなりうるということでしょう。
花咲く時期を心待ちしながら、自然界の時間の流れで生活すると、脳天気と言われるほどリラックスしています。この山の高台でドームハウスライフをおくることが今の時代どうゆう意味があるのか? その答えは分からないですが、陽気暮らしであることは間違いない。
フラー博士のシナジーの具現であるジオデシック構造体が自分の職住兼用 のオフィスになるという感動をかみしめたあの頃を感慨深く思います。「自分らしさを創る」「自分の住みやすい環境をデザインする」という大地に根ざした発想を持って、当社は、ドームハウス事業を通じて皆様の「自分らしいライフデザイン」をサポートいたします。
「自分で自分がデザインできる」ということは、「生き方を自分で選ぶ」ということであり 自由に生きるということです。 様々な伝統や規制やルールやしきたりや慣習や流行や周囲の環境に惑わされず、自分の目で確かめ 選び、方向付け、プランニングする・・・・これをヴィジョン・クエストというのでしょう。