『吉野北高校図書委員会3』では、かずらに強引なアプローチをしてくる男が登場。藤枝とかずらの関係はどうなるのか。そして、大地は自分だけが藤枝とかずらの関係を知らなかったことにショックを受け…。
読書感想文「日々の綴方」の漫画編です。恋愛やSF、エッセイ漫画、歴史漫画など、これまで読んできた漫画の感想とおすすめポイントを語ります。
『吉野北高校図書委員会3』では、かずらに強引なアプローチをしてくる男が登場。藤枝とかずらの関係はどうなるのか。そして、大地は自分だけが藤枝とかずらの関係を知らなかったことにショックを受け…。
徳島を舞台にした『吉野北高校図書委員会2』、今回は真面目な図書委員長、ワンちゃんの恋を中心に物語が進みます。
『吉野北高校図書委員会』の舞台は徳島県の高校図書委員会。もう、甘酸っぱいやら切ないやら…。そして、徳島の方言や風景描写もすてき。
『ぽんこさんの暮らしのはてな?』は、たぬきの「ぽんこさん」の視点を通して、普段の暮らしの中にある科学的な「はてな?」を解いていきます。
『本なら売るほど2』は、小さな古本屋「十月堂」を訪れる客と店主の物語。本読みたちから絶賛される古本漫画です。「読まなきゃ死ねない」くらい、面白い本とは…?
これまで読んだ漫画の中で、書店・古書店が舞台のものを集めました。
同じ言葉でも、意味は人によって違う。それが『言葉の獣2』のテーマなのですが、「中傷」や「記憶」も、人それぞれで感覚が違うのです。
『ガイコツ書店員 本田さん』は、漫画部門を担当する書店員たちの、リアルなエピソードが満載。
『軍人婿さんと大根嫁さん5』では、誉さんと一緒に暮らせることになった花ちゃん。慣れない街の暮らしでも、愛する人と一緒ならきっと楽しい。『軍人婿さんと大根嫁さん 5』あらすじ誉さんから便りが届かず、心配する花ちゃん。ある日おとうに呼ばれると、...
『女の子がいる場所は』は、女性の生きづらさを世界の少女たちの視点で描いた漫画です。ジェンダー差別について考えさせられました。女性だけでなく、男性にも読んでほしいおすすめの一冊。サウジアラビアのサルマサルマはある時、父親にもう一人妻がいること...
『八百八町表裏 化粧師』は、式亭三馬の息子で化粧師の式亭小三馬の活躍を描いた漫画。女性を輝かす化粧を施し、庶民をあっと言わせるイベントを開催する。江戸のメイクアップアーティストであり、イベントプロデューサーである式亭小三馬の活躍を描きます。...
『北政所様の御化粧係~戦国の世だって美容オタクは趣味に生きたいのです~第3巻』武柴, 笹倉のり,Izumi
『北政所様の御化粧係 第3巻』では、与祢(よね)ちゃんがようやく御化粧係としてのお仕事をスタートさせる…と思いきや、まだまだ波乱万丈です。『北政所様の御化粧係』あらすじメイクの腕を見込まれ、北政所(寧々)に御化粧係としてスカウトされた与祢(...
『ゆかいな神統記』はギリシャ神たちの物語…。なのですが、近親相姦、単為生殖、男神の妊娠出産など、古典をベースにぶっ飛んだ解釈と、美しい描写で描かれる新しい神話です。こんなギリシャ神話が読みたかった!『ゆかいな神統記』あらすじギリシャ神話自体...
「スピカ」の印税は、すべて東日本大震災の義援金として寄付されるそうです。羽海野チカさんは、羽海野チカさんが2000年~2004年に発表された短編をあつめた作品集です。なんてかわいい物語なんでしょう!読むとほっこり幸せな気分になれます。ひとつ...
『ブンブン堂のグレちゃん―大阪古本屋バイト日記』グレゴリ青山
『ブンブン堂のグレちゃん』は、作者・グレゴリ青山さんのバイト体験を描いた古本漫画です。『ブンブン堂のグレちゃん―大阪古本屋バイト日記』あらすじ80年代後半。大阪の専門学校に通うグレちゃんは「なんかラクそう」と、軽い気持ちで古本屋・ブンブン堂...
古書店が舞台の物語『本なら売るほど』は本を愛する人々のエピソードが満載。本好きにはたまらない漫画です。『本なら売るほど』あらすじ『本なら売るほど』は古本屋十月堂とその客たちの6つの物語。どれも本への愛情が詰まっています。本を葬送(おく)る…...
『メフィストの漫画』は、ミステリ好きによるミステリ好きのための、ミステリ好き漫画のアンソロジー。ミステリ雑誌・メフィストで連載されていた喜国雅彦&国樹由香夫妻の、ミステリにまつわる漫画の集大成。単行本では、小口部分にも仕掛けがほどこされてい...
『エマ』『乙嫁語り』『シャーリー』など、森薫さんが今まで描いてきた短編漫画やイラスト、サイン会ペーパーなどを集めた『森薫拾遺集』いやー、なんというかもう森薫さんの趣味趣向がぎっしりつまってます。それもまたよし!購入に悔いなし!の逸品です。メ...
『エマヴィクトリアンガイド 』は、19世紀英国の生活スタイルや風俗をイラストと文章で解説した、漫画『エマ』の副読本です。英国紳士とメイドの恋愛を精密なタッチで描いた「エマ」に出てきた、当時の風俗や生活雑貨、日常風景が詳細に描かれているので、...
『エマ』の外伝的エピソードが掲載された8~10巻の感想です。19世紀のイギリスを舞台にメイドと紳士階級の身分を超えた恋を描いた『エマ』。作者森薫さんの細部までこだわった時代考証と、美しく細密なタッチで描かれた名作です。『エマ』本編のあらすじ...
森薫さんのメイド漫画の原点『シャーリー2』は、13歳のメイド、シャーリーと、女主人のベネットさんの日常を描いた漫画です。『シャーリー2』あらすじシャーリーは若いけれど優秀なメイド。家事全般をひとりでこなし、カフェ店主として忙しいベネットさん...
森薫さんのデビュー作『シャーリー』。13歳のメイドと女主人の日常を描いています。『シャーリー』あらすじ13歳のメイド・シャーリーは、カフェの女主人・ベネットさんの住み込みメイドとして働くことに。理由はベネットが年齢制限を書き忘れたから。しか...
『乙嫁語り』の森薫さんが中央アジア料理を漫画で紹介。主催はなんと外務省!
19世紀中央アジアを舞台にした森薫さんの漫画『乙嫁語り』では、この地域の伝統的な食べ物がよく描写されています。そんな森薫さんに、なんと外務省から中央アジア料理の漫画の依頼が!中央アジアの料理『乙嫁語り』では、模様のついたパンや焼き飯など、中...
『クロエマ3』では、パクリ炎上の被害者や、家のリフォーム問題を抱えた人々がクロエの占いに訪れる。一応の解決には導くものの、人の闇は一筋縄ではいかない。そしてついに、エマを狙う人物にエマの手がかりが見つかってしまい…。『クロエマ3』あらすじエ...
『回転銀河6』では残酷で美しい天野兄弟の兄・優と、マイペースで中立的な和倉。ふたりの感情にもいよいよ決着が…。『回転銀河6』あらすじ逆回転和倉の気持ちをコントロールし、自分を好きになるよう仕向ける優。優の術中にはまってしまう和倉。このまま優...
『回転銀河5』は、ベタ甘、ほのぼの、身を切られるような切なさが描かれます。登場人物たちが星座のように連鎖し、影響してゆく恋愛オムニバス、いよいよ佳境へ。『回転銀河5』あらすじわたしの一日物語のメインキャラ・和倉が所属する地味系乙女のオアシス...
『回転銀河』では、主要キャラ以外の「モブ」と呼ばれる人たちにも物語があります。また、過去の海野つなみ作品からもキャラがリンクしているのも面白い。他の海野つなみ作品読んでいると、『回転銀河』がより楽しめます。『回転銀河4』あらすじ悪魔の双子・...
『回転銀河3』では、これまで登場したキャラクターたちの内面が、より深く描かれていきます。不遜な思いやタブーな恋愛の中にもキラキラと光る気持ちが隠れていて、美しくて切ない物語です。『回転銀河3』あらすじ後半のメインキャラ、和倉が登場。和倉は容...
『回転銀河2』には悪役も脇役もない。登場人物たちが入れ替わりながら、影響しあう物語。時に惹かれ合い、時に突き放され、そうして銀河の星のように巡っていくのです。『回転銀河2』あらすじ1巻の登場人物のほか、後半に活躍する個性豊かなキャラクターた...
『回転銀河』は海野つなみさんが描く高校を舞台にした恋愛オムニバス。今、切ない恋をしている人も、かつて恋をしていた人にも刺さる作品です。回転銀河1 あらすじ『回転銀河』では、近親相姦や同性愛などな恋愛も扱っています。最初は正直ちょっと抵抗があ...
『スキップとローファー11』は修学旅行編前半。服を買ったり、計画を立てたり。そして、修学旅行といえば告白。みつみちゃんも志摩君からある告白をされ…『スキップとローファー11』あらすじ修学旅行が近づき、班分けやスケジュールと準備に忙しい。ワク...
『スキップとローファー10 能登半島地震応援版』は、売上が2024年の能登半島地震へ寄付されます。『スキップとローファー』とは『スキップとローファー』は、石川県の田舎町から「官僚になる!」という夢をも上京してきた女子高生・みつみちゃんと、友...
『スキップとローファー9』は夏休み直前。バイトをしたり、仲間たちと故郷の海に行ったりとワクワク・ドキドキの夏休みが始まります。周囲の仲間にも恋の予感が…。『スキップとローファー9』あらすじ前回、志摩君とお別れしたみつみちゃん。みつみちゃんの...
『スキップとローファー8』では付き合い始めたみつみちゃんと志摩君。けれど、幸せなはずの学校生活に陰りがみえはじめて…。『スキップとローファー8』あらすじ告白から「おためし的に」付き合うことになったみつみちゃんと志摩君。しかし、志摩君は自分の...
『スキップとローファー7』では、二年生に進級したみつみちゃんたち。別々のクラスに別れてしまった四人には、様々なトラブルが襲いかかります。『スキップとローファー7』あらすじ二年生に進級したみつみちゃん。みつみちゃんは誠と、ミカちゃんは志摩君と...
『スキップとローファー6』はバレンタイン!仲良し四人組は友チョコ交換をする中、みつみちゃんとミカちゃんは志摩君にチョコを渡したいのですが…。『スキップとローファー6』あらすじバレンタインに浮足立つクラスの面々。みつみちゃんたちは仲良し四人組...
『スキップとローファー5』は冬休み直前。みつみちゃんも志摩君への思いを自覚し始める。一方まこっちゃんにも恋の予感が…。『スキップとローファー5』あらすじ気になっている文芸部の先輩と偶然ふたりで出かけることになった誠。それを聞いて喜んだ結月は...
『スキップとローファー4』は学園祭。みつみちゃんはクラスと生徒会の掛け持ちで大忙し。志摩君は避けてきた芝居に参加することになり…。『スキップとローファー4』あらすじ生徒会とクラスの仕事を掛け持ちするみつみちゃん。しかし仕事を受けすぎて中途半...
『スキップとローファー3』ではみつみちゃんは仲良くなった誠、結月、ミカちゃんとお泊り会をしたり実家に帰ったりと夏休みを過ごします。『スキップとローファー3』あらすじ夏休み前、尊敬する高嶺先輩が生徒会長になれなかったり、志摩君の幼なじみのモデ...
『スキップとローファー2』、みつみちゃんは、どこに行っても持ち前のパワーで周囲に癒やしと勇気を与えていくのです。今回は生徒会とクラスマッチ。生徒会はともかく、みつみちゃん、スポーツ大丈夫かな…?『スキップとローファー2』あらすじみつみちゃん...
『スキップとローファー』は天然で空気を読まない主人公・みつみちゃんが周りを巻き込んでハッピーにしていく物語。今、青春を体験している中高生も、かつて青春を体験した中年達も、いろいろな人に読んでもらいたい漫画です。読むとほっこり幸せな気持ちにな...
『北政所様の御化粧係~戦国の世だって美容オタクは趣味に生きたいのです~第2巻』武柴, 笹倉のり,Izumi
『北政所様の御化粧係 第2巻』では、与祢(よね)ちゃんを助けてくれた武士の正体が明らかになったり、その方とデートをしたり。その間にもコスメの製作は続き、いよいよ北政所さまとご対面することに…!『北政所様の御化粧係 第2巻』あらすじ街で浪人か...
『北政所様の御化粧係~戦国の世だって美容オタクは趣味に生きたいのです~』武柴, 笹倉のり,Izumi
『北政所様の御化粧係』は、美容オタクのアラサー女子が戦国時代に転生し、北政所の元で美容革命を起こしていくライトノベルです。今回、コミカライズを私の好きな武柴(SNSでは「たけしば」)さん。おまけに戦国ものとあっては、読まないわけにはいかない...
『異国の花守』は『雨柳堂夢噺』の波津淋子先生が描く古都・金沢を舞台にした美しい日々と少し不思議な物語。「異国の花守」 あらすじ就職難で故郷金沢にもどった雛子は、久しぶりに大叔母・和香子さんのもとを訪ねる。すると、そこには金髪碧眼の男性が。ア...
『軍人婿さんと大根嫁さん 4』、軍人婿の誉さんと、農家の娘の花ちゃんのつかの間の再会が描かれます。二人で過ごす冬の休暇は楽しいけれど、またすぐ離れ離れに…。『軍人婿さんと大根嫁さん 4』あらすじ正月の休暇で帰ってきた誉さん。正月作業を手伝っ...
『テンジュの国5』では医師見習いの少年と、異民族の少女の物語もいよいよ最終回。出会いから徐々に絆を育んできたカン・シバとラティ。いよいよ2人の結婚式の準備が始まります。ちなみにタイトルの「テンジュ」とは「天から授かること」という意味なのだと...
チベットの暮らしを描いた『テンジュの国』。今回は巡礼や沐浴、放生について。聖地への巡礼『テンジュの国4』あらすじ今回のチベット風俗は放生と巡礼と沐浴。偶然、巡礼の一行にであったカン・シバは怪我をした巡礼者を手当する。膝をいためた巡礼者のため...
『テンジュの国3』。今回は珍しいチベットの一妻多夫制度や、競馬まつりについて。イスラム社会の一夫多妻と真逆の「一妻多夫」とは…?チベットの一妻多夫制度カン・シバの知り合いのタシさんは一妻多夫婚。兄弟で一人の妻を娶る制度です。兄弟で一つの大き...
『テンジュの国2』は、チベットの医師見習いの少年カン・シバと異国出身の婚約者ラティのほのぼのカップルの物語。医食同源とチベット仏教医療は食からという意味で「医食同源」という言葉がありますが、チベットでは医食同源に加えて仏教が密接に結びついて...
『テンジュの国』の舞台は18世紀チベット。医師見習いの少年カン・シバと、彼のもとへお嫁にきた異国の少女ラティとのお話。チベットの食べ物や薬、風習などが描かれ、絵も丁寧で、人物もかわいらしいです。『テンジュの国』あらすじ13歳の医師見習いのカ...
森薫さんが描く中央アジア・コーカサス地方を舞台にした『乙嫁語り1』。20歳の花嫁アミルと、12歳の花婿カルルクの年の差カップルのお話です。『乙嫁語り1』 あらすじ8歳も年の離れた夫婦ですが、二人はとっても仲良し。この時代にはこうした年の差夫...
『乙嫁語り2』ではアミルさんの実家と、カルルク側の婚家でなにやら揉め事が…。『乙嫁語り2』あらすじ前回、土地争いのゴタゴタからアミルさんを連れ戻し、再婚させようと実家側が強硬手段に!やがてそれは婚家(と町)VSアミルさん実家側の大きな争いに...
『乙嫁語り3』では、歳の差夫婦アミルとカルルクの物語が一段落。イギリス人学者・スミスが旅立つことで、新たな乙嫁に出会います。『乙嫁語り3』あらすじスミスは居候をしていたエイホン家を去り、新しい土地に向かう途中、夫に先立たれ、義母とふたりで暮...
『乙嫁語り 4』ではアラル海沿岸の、おてんばな双子の乙嫁たちの話。一方、アミルの実家では、なにやら動きがあるようで…。『乙嫁語り4』あらすじアミルの実家・ハルガルではアミルの兄・アゼルがロシアと通じる部族を訪れる。土地を奪い返すための共闘が...
『乙嫁語り 5』はアラル海湖畔に住むおてんば双子の結婚式とアミルたちの日常。ふたりは幼なじみの兄弟、サームとサーミとの結婚が決まり、式までの準備と華やかな祝宴の様子が描かれます。『乙嫁語り5』あらすじまず、男たちは羊を屠り、女たちは沢山の料...
『乙嫁語り6』は、激しい騎馬による闘争が描かれます。これまでのように中央アジアの生活が描かれないのがちょっと残念ではありますが、迫力のある巻でした。婚家と実家の争いに巻き込まれた乙嫁アミルは…。『乙嫁語り6』あらすじ乙嫁語り2で、アミルさん...
『乙嫁語り7』のテーマは女性同士の結婚。ペルシャにあった「姉妹妻」という独特の風習について描かれています。『乙嫁語り7』あらすじ旅を続けるスミスがペルシャで滞在した館には、少女のような可憐な乙嫁、アニスがいた。やさしい夫と子宝にも恵まれ、何...
『乙嫁語り8』ではちょっと不器用だけど可愛らしいパリヤさんのお話です。あとは7巻に登場したペルシャの姉妹妻のその後が描かれます。『乙嫁語り 8』あらすじ最初の乙嫁・アミルの友人・パリヤさんの婚活話。パリヤはいい娘さんだけど、極端なマイナス思...
『乙嫁語り9』では、第一の乙嫁・アミルの友人、不器用で可愛いパリヤさんが婚活に奮闘する様子が描かれます。『乙嫁語り9』あらすじ街が襲撃され、そのお見舞いにとパリヤの縁談相手・ウマルが手伝いにやってくる。しかしパリヤは彼を意識しすぎて行動が空...
『乙嫁語り10』の見どころは「カルルク、修行にでる」と「スミス、トルコに着く」の2本です。遊牧民社会でのカルルクの修行と、旅行家のスミスを中心に物語は進みます。『乙嫁語り10』あらすじカルルクは妻のアミルを守りたいという思いからアミルの実家...
19世紀中央アジアの暮らしと風俗を描いた『乙嫁語り11』。英国人・スミスは旅を終え友人の待つトルコのアンカラへ到着。するとそこには、以前別れたタラスさんの姿が…!『乙嫁語り11』あらすじアンカラでカメラを手に入れたスミス。記録を残すため、頼...
『乙嫁語り12』ではスミスは写真を携えて、これまで来た道を戻ります。今度はガイドのアリのほかに、友人がつけた護衛のニニコロフスキ。そして再会したタラスさんと共に。『乙嫁語り12』あらすじまずはペルシャ。7巻で登場した姉妹妻、アニスとシーリー...
『乙嫁語り13』は前回から折返し編。ペルシャの姉妹妻の元を訪れたあと、スミス一行はアラル海へ。おてんばな双子嫁、ライラとレイリも結婚しておとなしくなったかと思ったら、相変わらずの様子。今回は結婚して初めての大きな仕事、スミス一行をおもてなし...
『乙嫁語り14』では、最初の乙嫁アミルの兄、アゼルの嫁取りの様子が描かれます。乙嫁語り14 あらすじ街の長老や周囲の遊牧民族たちが一同に介し、ロシアとの驚異に立ち向かうべく話し合いが設けられました。その際、同じ草原の氏族ジャンディクと、アゼ...
中央アジアを舞台にした乙嫁語りですが、今回の舞台はイギリス。タラスを連れてイギリスへ帰国したスミスたちの暮らしが描かれます。旅の仲間だったアリの結婚についても。『乙嫁語り15』あらすじ長い旅を終え、帰国の途についたスミス。しかしいきなり異国...
『三護さんのガレージセール』は、ガレージセールのために家を借りた女性と、お客さんの日常を描いた漫画。 家の近所にもこんな風にガレージセールをやっている家があるといいな。 「三護さんのガレージセール」あらすじ 在宅ワークで人としゃべる機会がな
『煙と蜜 第六集』は陸海軍の柔道対決。文治さまの弟、勝治くんも活躍します。そして、姫子をさらった鉄(くろがね)への文治さまの報復が始まる。 『煙と蜜 第六集』あらすじ 文治さまの弟、勝治が所属する海軍との試合が決まり、文治さまは因縁の鉄(く
『しあわせは食べて寝て待て 5』で私が感じたテーマは贅沢貧乏です。 移住を諦めたさとこは、同じ団地に住む節約名人・ウズラさんの暮らしに自分の理想を見出します。 『しあわせは食べて寝て待て 5』あらすじ 鈴さんの説得や体調面から移住を諦めたさ
『しあわせは食べて寝て待て 4』、今回のテーマは移住。さとこは上司の話から田舎への移住を考え始めます。 『しあわせは食べて寝て待て 4』あらすじ 自然豊かで温泉のある土地に住むと、体調が整う。そんな情報を聞いたさとこは、上司の唐さんの協力の
『しあわせは食べて寝て待て 3』では、山に旅行に行ったり、人助けをしたり。さとこの周りの世界が徐々に広がっていきます。 『しあわせは食べて寝て待て 3』あらすじ 山に行った司を心配するさとこ。鈴さんに理由を聞くと、それなら司のいる山に行くよ
『しあわせは食べて寝て待て 2』では、薬膳と周囲の人々が孤独と病を少しだけ癒してくれます。また、新たな登場人物も加わってますます面白くなってきます。 『しあわせは食べて寝て待て 2』あらすじ 社員旅行で温泉に行ったり、団地の人々と心地よい距
『幸せは食べて寝て待て 1』は、病気を抱えた女性が薬膳に出会い、日々を心地よく過ごそうとする物語。 団地や周囲の人々との交流も心地よくて癒やされます。 『幸せは食べて寝て待て 1』あらすじ 麦巻さとこは持病(膠原病)のため体調を崩しやすく、
『慶応三年のフルコース』は「懐古的洋食事情」の番外編。今度は幕末の洋食事情です。 以前に明治初期の洋食事情がでてきましたが、幕末はもっとすさまじいです。 なにせ牛や豚などは今まで料理したこともなかった時代ですから…。 慶応三年のフルコース
『懐古的洋食事情 5 大正洋食倶楽部』では本編『陽の末裔』のキャラクターたちも登場します。明治のアイスや大正の料理倶楽部、戦後のハンバーグなど。 振り袖に氷菓子(明治41年) 氷菓子とは「アイス」のこと。佐和子の家は高利貸し。 そのため女学
『懐古的洋食事情4 血湧き肉躍る料理店』では、明治初期の洋食から、銀座のパーラーのソーダまで。幅広いメニューが取り上げられています。 ソーダ水がお好きでしょう(昭和4年) 銀座にある服飾店に勤める夏乃は洋裁の仕事誇りをもっているが、周囲から
『懐古的洋食事情3 キャベツ巻き次第』では明治から昭和までの洋食の歴史が描かれます。 大夜会始末記(明治20年) チャリティー夜会を引き受けた望月伯爵家。とはいえ、屋敷も料理も和風の伯爵家のこと、洋風パーティなど開いたことがなく、当主夫妻も
『懐古的洋食事情 2』の舞台は大正から昭和初期。ハヤシライスなどの洋食が庶民の間へ浸透してきた時代のお話です。『陽の末裔』の関連人物が登場しますが、独立した話なので本編を知らなくても楽しめます。 東京ハヤシライス異聞(大正13年) 女流歌人
懐古的洋食事情シリーズは、市川ジュン先生の名作『陽の末裔』のスピンオフ洋食漫画。 本編の登場人物たちを主役に、明治・大正・昭和の洋食事情が描かれます。 昭和元年のライスカレー(昭和元年) 愛子さんは銀座ではちょっとした顔のモガ(モダンガール
『軍人婿さんと大根嫁さん3』では、花ちゃんは街で行われる軍旗祭に向かいます。 都会の華やかさと婿の誉さんの立派さに、花ちゃんは動揺してしまい…。 『軍人婿さんと大根嫁さん3』あらすじ 街で行われる軍旗祭に招待された花ちゃんは、華やかな都会と
『書店員 波山個間子2』はブックアドバイザーの波山さんが色々な本を紹介する漫画。 書店のゆかいなスタッフたちも加わり、ますます面白くなっていきます。 青ひげブックスのゆかいな書店員たち 波山さんが務める青ひげブックスには、波山さんの他にも個
『書店員 波山個間子』は、ブックアドバイザーの波山さんがお客さまの希望に沿った本を紹介する漫画です。 波山さんの紹介する本と書店での日常が面白くて、何度も読み返しています。 『書店員 波山個間子』あらすじ 人見知りなのに、本に関する知識は膨
『後宮4』では御所様や御室の屈折した愛情に翻弄される二条。そこにまた「近衛の大殿」という男が現れ…。 この愛憎地獄から二条は抜け出すことができるのか。 二条の家出 源氏物語にみたてた女楽が催されることになり、琵琶を弾くことになった二条。しか
後宮のドロドロ愛憎劇も二条の出家によって一旦の終止符が打たれます。すべての愛欲をすてて、各地を旅する二条。 その後旅先で御所様と再会を果たし…。 『後宮5』あらすじ 御室の子を出産し、御所様との関係もこじれ、宮中に居場所が亡くなった二条は出
海野つなみさんが描く鎌倉時代の宮中愛憎絵巻『後宮』。今回はヤンデレストーカー、有明の月(御室)の登場です。 御所様の異母弟である有明の月(御室)は二条に一目惚れ。そして、僧でありながら強引に二条をものにするのですが…。 愛憎に振り回される二
不倫や嫉妬が渦巻く鎌倉時代の愛憎物語『後宮』。ここから主人公の二条は複数の男性と関係を持つことになり、愛欲の地獄へ落ちていくのです…。 『後宮2』あらすじ 主人公の二条は御所様(後深草院)の子を妊娠。宿下がりをしているところへ、初恋の人・西
海野つなみさんといえば『逃げるは恥だが役に立つ』が有名ですが、実は古典をベースにした作品も描いています。 『後宮』は鎌倉時代、後深草院に使えた女官・二条の書いた『とはずがたり』を元に描かれた漫画。彼女の成長とともに体験する、ドロドロの宮中愛
海野つなみさんが描くSFおとぎ話『小煌女』、今回で最終巻です。ちなみにサブタイトルはすべてマザーグースから引用されています。 『小煌女5』あらすじ 神官たちが認めたことでジノンが本当のお姫様だったことが判明し、学園を去ることになった。サリー
この漫画はお嬢様がメイドに落ちて苦労する「小公女」をベースにした未来のお話ですが、ここからはオリジナルの展開になっていきます。 『小煌女4』あらすじ トアン星の生き残りの少女レベッカと親友のメイド、サリー。 サリーは生き残りのトアン人、首相
童話『小公女』をベースに海野つなみさんが描く『小煌女3』。舞台となる古き良きイギリスと未来のSF描写が融合した世界観が興味深いです。 物語も新たな展開が始まりました。 『小煌女3』あらすじ 故郷の星トアンが消滅し、地球に残された少女ジノン。
『小公女』と『マザーグース』をモチーフに、海野つなみさんが描くSF『小煌女2』。 各章のタイトルがすべてマザーグースの歌名になっています。 『小煌女2』あらすじ 未来のロンドン。ベネディクト女学校に惑星トアンの姫・ジノンが留学する。やさしい
『逃げるは恥だが役に立つ』の作者・海野つなみさんが描く、美しく切ない、未来のおとぎ話『小煌女』。 児童文学『小公女』をモチーフにした未来世紀のお姫様とメイドのお話です。 『小煌女1』あらすじ 未来の地球、英国自治領・ロンドン。各国の上流階級
『軍人婿さんと大根嫁さん 2』は会える時間が切なく、だからこそ愛おしい。 『軍人婿さんと大根嫁さん 2』あらすじ 結婚したと思ったら、すぐに赴任地へ行ってしまった誉さん。しかし、花ちゃんは明るく野良仕事や家事に打ち込みます。 赴任地では誉さ
『軍人婿さんと大根嫁さん』は、イケメンで堅物の軍人・誉さんと、素直な少女、花ちゃんの結婚から始まる恋物語。 コメディタッチの中に切ない描写もあったり、ふたりが少しずつ仲良くなったりと微笑ましい漫画です。 『軍人婿さんと大根嫁さん』あらすじ
『古本屋台』は、世にも珍しい古本屋台と、そこに集まる常連客たちの物語。 街の片隅に夜な夜な現れる屋台。その屋台で売るのは、おでんやラーメンではなく、なんと古本。 ああ、私も屋台に行ってみたい、本好きの夢ですね、これ。 『古本屋台』あらすじ
『枕草子』を漫画化した『新編 本日もいとをかし!! 枕草子』。「春はあけぼの」といったエモい情景描写もあれば、「こいつウゼえ!」と感じる悪口まで。 千年前も今も、人の感情なんてたいして変わりませんね。 枕草子のキャリア論 女性は結婚して家に
『新編 人生はあはれなり… 紫式部日記』では、現代語訳された『紫式部日記』を漫画とイラストで再現。 実際の紫式部は、大河ドラマ『光る君へ』の主人公とは真逆の、陰キャでオタクな性格でいろいろと「こじらせ」ていたのです。 陰キャでオタクな紫式部
美しい沖縄の風景の中、ユリを手に持つ少女の足もとには鮮やかな血があふれてる。そんな表紙の絵がひきつけられる。 ひめゆり部隊をモチーフに、少女の空想と戦争の悲惨さを描いた今日マチ子さんの漫画『COCOON』。 沖縄戦。島いちばんの女学校に通う
泉鏡花の名作を「雨柳堂夢噺」の波津彬子さんが美しいタッチで描く『鏡花夢幻―泉鏡花/原作より』。泉鏡花の代表作の三作をほぼ原作に忠実に描いています。 天守物語 姫路・白鷺城の天守閣。天守閣の主・富姫のもとへ妹分の会津の亀姫が遊びにくる。富姫は
『マツオヒロミ作品集 万華鏡の庭』は、レトロモダン和装に装画、デザイン。マツオヒロミ作品の魅力が詰まった作品集。 彼女のイラストはレトロモダンなテーマと可憐でありながらエロティックな少女たちが魅力的。 『万華鏡の庭』では、マツオヒロミさんが
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『吉野北高校図書委員会3』では、かずらに強引なアプローチをしてくる男が登場。藤枝とかずらの関係はどうなるのか。そして、大地は自分だけが藤枝とかずらの関係を知らなかったことにショックを受け…。
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『八百八町表裏 化粧師』は、式亭三馬の息子で化粧師の式亭小三馬の活躍を描いた漫画。女性を輝かす化粧を施し、庶民をあっと言わせるイベントを開催する。江戸のメイクアップアーティストであり、イベントプロデューサーである式亭小三馬の活躍を描きます。...
『北政所様の御化粧係 第3巻』では、与祢(よね)ちゃんがようやく御化粧係としてのお仕事をスタートさせる…と思いきや、まだまだ波乱万丈です。『北政所様の御化粧係』あらすじメイクの腕を見込まれ、北政所(寧々)に御化粧係としてスカウトされた与祢(...
『ゆかいな神統記』はギリシャ神たちの物語…。なのですが、近親相姦、単為生殖、男神の妊娠出産など、古典をベースにぶっ飛んだ解釈と、美しい描写で描かれる新しい神話です。こんなギリシャ神話が読みたかった!『ゆかいな神統記』あらすじギリシャ神話自体...
「スピカ」の印税は、すべて東日本大震災の義援金として寄付されるそうです。羽海野チカさんは、羽海野チカさんが2000年~2004年に発表された短編をあつめた作品集です。なんてかわいい物語なんでしょう!読むとほっこり幸せな気分になれます。ひとつ...
『ブンブン堂のグレちゃん』は、作者・グレゴリ青山さんのバイト体験を描いた古本漫画です。『ブンブン堂のグレちゃん―大阪古本屋バイト日記』あらすじ80年代後半。大阪の専門学校に通うグレちゃんは「なんかラクそう」と、軽い気持ちで古本屋・ブンブン堂...
古書店が舞台の物語『本なら売るほど』は本を愛する人々のエピソードが満載。本好きにはたまらない漫画です。『本なら売るほど』あらすじ『本なら売るほど』は古本屋十月堂とその客たちの6つの物語。どれも本への愛情が詰まっています。本を葬送(おく)る…...
『メフィストの漫画』は、ミステリ好きによるミステリ好きのための、ミステリ好き漫画のアンソロジー。ミステリ雑誌・メフィストで連載されていた喜国雅彦&国樹由香夫妻の、ミステリにまつわる漫画の集大成。単行本では、小口部分にも仕掛けがほどこされてい...
『エマ』『乙嫁語り』『シャーリー』など、森薫さんが今まで描いてきた短編漫画やイラスト、サイン会ペーパーなどを集めた『森薫拾遺集』いやー、なんというかもう森薫さんの趣味趣向がぎっしりつまってます。それもまたよし!購入に悔いなし!の逸品です。メ...
『エマヴィクトリアンガイド 』は、19世紀英国の生活スタイルや風俗をイラストと文章で解説した、漫画『エマ』の副読本です。英国紳士とメイドの恋愛を精密なタッチで描いた「エマ」に出てきた、当時の風俗や生活雑貨、日常風景が詳細に描かれているので、...
マツオヒロミさんの描く『マガジンロンド』は美しい架空のファッション誌です。創刊100年を迎えるファッション誌『RONDO』の軌跡を漫画とイラスト、グラフィックで紹介しています。 美しいイラスト、時代を彩るファッション、RONDOを愛する少女
架空の百貨店をモチーフにした作品集『百貨店ワルツ』。大正ロマン、昭和モダンをモチーフに着物にドレス、パラソルにコスメ。まるで本物の百貨店のようなワクワク感。 いえ、本物よりも素晴らしいです。だって私のほしいものが全部つまっているんだもの。
弥生美術館で開催中のマツオヒロミ展に行ってきました!レトロでモダン、ファッショナブルで美しいこれまでのマツオヒロミ作品が展示されています。 関連展示やグッズも豪華。ファンとしてはいかない理由が無いのですよ。 弥生美術館入口 マツオヒロミ展
『陽の末裔』の最終巻。7巻すべての感想を書く作業、大変でした。でも、どうしてもこれだけは書いておきたかった。 抑圧されながらも激動の時代を生き抜いた、太陽の末裔の女性たちの物語は、私にとってのバイブルでしたから。 そして、ぜひ、若い世代の女
愛する男と愛する子、女の幸せを手に入れた咲久子と卯乃。しかし、戦争の暗雲は太陽の娘たちの頭上を覆い、ますます女性が生きづらい時代へ向かいます。 『陽の末裔6』市川ジュンAmazonKindle楽天楽天Kobo 『陽の末裔6』あらすじ 咲久子
愛している深草子爵を捨て、世間知らずの伯爵と結婚した咲久子。卯乃は新聞記者のかたわら、女性問題についての活動を進めていきます。 『陽の末裔5』市川ジュンAmazonKindle楽天楽天Kobo 『陽の末裔5』あらすじ 桜町伯爵家は当主が闘病
咲久子がいよいよ結婚。そのお相手は?卯乃と森の生活にも変化の時が…。 『陽の末裔4』あらすじ 卯乃は仕事と森の生活にすれ違いを感じ、森もまた、社会主義思想と卯乃への思いに揺れる。 そんな中、卯乃の妊娠が発覚。咲久子は深草子爵の元夫人をやり込
関東大震災から2年。高島家を相続した咲久子、想い人だった森と結ばれた卯乃。それぞれの人生を歩んでいます。 『陽の末裔3』あらすじ 『陽の末裔3』市川ジュンAmazonKindle楽天楽天Kobo 高島家を相続した咲久子は、後見人を差し置いて
それぞれの道を歩き始めた咲久子と卯乃。咲久子は高島家の令嬢として社交界に華々しくデビュウを飾るのです。 一方、卯乃も製糸工場を辞め新聞社の女性記者として働き始める。 『陽の末裔3』市川ジュンAmazonKindle楽天楽天Kobo 『陽の末
大正、昭和の激動の時代を対照的な二人の女性、咲久子と卯野の生き様を描いた『陽の末裔』。 タイトルの『陽の末裔』は女性解放運動家・平塚らいてうの「原始、女性は太陽であった」という一文から。太陽であった末裔の娘たちが、男社会に挑んでいく物語です
『日本人の知らない日本語3 祝!卒業編』もいよいよ最終巻。 相変わらず、外国人生徒の素朴な、でもツッコミの激しい質問に対応するなぎこ先生なのでした。 たくさんの国の人々が集まると、様々なお国柄の違いがわかって面白いですね。クリスマスひとつと
恋に疲れた女性と、それを包み込む大人の男。『娚(おとこ)の一生 』はエロティックで切ないラブストーリーです。 恋愛『娚(おとこ)の一生 2』 恋に疲れたつぐみは、亡き祖母の家に住み始めた。だが、その家にかつて祖母を慕っていた大学教授・海江田
書店の試し読みではまってしまった西 炯子さんの『娚(おとこ)の一生』。 30代半ばのキャリアウーマンと50代の大学教授との大人の恋愛を描いた漫画です。 『娚(おとこ)の一生 1』あらすじ 電機メーカー課長のつぐみは30半ば。過去の恋愛に傷つ
うた変の変は変態の変。 百人一首にまつわる恋物語「うた恋い。」シリーズ。そんな「うた恋い」キャラを使った二次創作「うた恋い。異聞 うた変。」は、作者杉田圭さん自ら描いちゃったスピンオフ企画です。 ギャグ満載、お色気、妄想、百人一首歌人たちの
『超訳百人一首 うた恋い。』の作者、杉田圭さんと渡部泰明教授による和歌の解説書『うた恋い。和歌撰 恋いのうた。』。 「うた恋い。」を監修した渡部泰明教授による和歌の解説が掲載されています。のほか、杉田圭さんの描き下ろしマンガ3作を掲載。漫画
海野つなみ先生初の連載マンガ『彼はカリスマ』。初期作品で「俺様系イケメン」という定番テーマでも、やはり海野つなみ作品には他と違う深みがあります。 『彼はカリスマ』あらすじ 未来を夢で見ることができる予知能力者・一(にのまえ)晴生。印象的な声
国芳がまだ無名の浮世絵師だった頃のお話。『ひらひら 国芳一門浮世譚』で彼の相棒となる佐吉との出会いと二人の活躍が描かれます。 鼠小僧次郎吉や遠山の金さん、七代目・市川團十郎など歴史上の人物も登場し、物語に華を添えています。 漫画『大江戸国芳
江戸時代の絵師、歌川国芳一門の姿を描いた漫画『ひらひら 国芳一門浮世譚』。江戸の「粋」が伝わってくる絵とストーリーに惚れ惚れ。 こんなに濃厚に、江戸文化の香りが絵から漂ってくる漫画は、杉浦日向子さんの『百日紅』以来かもしれません。 『ひらひ
異世界ファンタジー八咫烏シリーズのコミカライズを手掛ける松崎夏未さんの短編集『ララバイ・フォー・ガール』 実は私、BLも百合も苦手な方なのですが、『ララバイ・フォー・ガール』は、一気に読んでしまいました。 純粋に相手を思う姿、一瞬で永遠の時
百人一首をモチーフにした恋愛漫画『超訳百人一首 うた恋い。4』今回は紀貫之、小野篁、壬生忠岑(みぶのただみね)など、少しマイナーな歌人たちを取り上げています。 マイナーとはいいつつも、その和歌にまつわる物語はどれも切なくてロマンチック。遠く