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2022/06/30

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  • “私”

    "大丈夫"みぃが言う。 "私"を表現するのに、言語化が難しい。潜在意識に潜む何かは、恐らくはっきりしている。俯瞰的に捉えようとすると、感情が邪魔をする。 ”私“の思考の癖や”私“を形成しているものはなんだろうか?誰か教えて欲しい。 来年掲げている目標とは別に、もう一つ課題を課す。 すでに決めていることは、パソコン関連の勉強を続け技術を高めること。そしてお金に関する知識を得ること。 もう一つは、、。 立ち止まって考えること。事実と感情を客観的に見るために。 口を閉ざして、曇った表情をする私に、みぃは大丈夫と声を掛ける。 “私”の思考を探っていくための方法はなんだろうかと考え込んでしまった。 片付…

  • 今年も終わる

    ”行ってらっしゃいませ”と声を掛けられたが、私はこれから自宅に帰るところだった。 店はキャリーバッグを持つ人で混雑していた。東京の土産を買うのに、長蛇の列に並ぶ。会計を済ませると店員さんは見送りの言葉を掛けてくれた。新幹線が止まる駅まで出向いたが、新幹線に乗るのは今日ではない。 帰りにショッピングモールに寄って、裏起毛のスウェットパンツなど購入し、帰省に備えた。 ベランダに出て、冷たい空気を吸う。三回深呼吸をして心を落ち着かせた。今日は一日フル稼働になりそうだ。まずは洗濯を干す。さっきまで曇り空だったが、空が明るくなって安心した。 とうとう自宅で過ごす今年最後の日となってしまった。明日帰省する…

  • 結局忙しない

    シーンとした夜に耳を澄ませば、鈴の音が聞こえてきそうだった。いつしか眠りについて、気付けば朝になっていた。ドキドキしながら枕元をみると、大きな箱がある。期待を膨らませて箱を開けると、そこには欲しかった編み機があった。 サンタさんはどうして欲しいものが分かるのか、とても不思議だった。 クリスマスには気持ちばかり、それっぽいメニューにする。だが、あまり買い込まないようにする。先週、生協から届いた品物を最後に、冷蔵庫の食材の”調整”をしているおかげで、冷蔵庫はほぼ空っぽだ。 帰省日まであと数日しかなかった。家を空ける前は、いつも何かとやっておきたいことがある。今回は年末だから余計にそう考える。気負い…

  • 片付けの極意

    どうしても右の山が大きくなってしまう。要るモノは右へ、要らないモノは左へ。 なかなか勇気がいる。一年間使っていないモノを手放すというのは。片付けに関する本やネットの情報には、”一年使っていないモノは今後も使わないから捨てましょう”と書いてある。 長年片付けをしていて、随分手放せるようにはなっている。空っぽの部屋にモノを持ち込むなら、厳選して取捨選択できるという自信があるのだが、それも揺らぐほどの迷いっぷりだ。 バッグやポーチなどを随分前に半分ほど処分して、それらを収納していた引き出しは、スカスカになっていた。しかし、その空間に別の場所から”とりあえず”のモノが流れ込み、パンパンになってしまって…

  • 自分に問う

    日本の女性の平均寿命は八十七歳。あくまで平均であって、自身の人生の長さは知る由もない。ただのデータではあるが、それを基に言うなら、人生の折り返し地点はとうに過ぎている。しかし、残りの人生は案外まだある。 ようやく”南天”という言葉が出てきた。諦めずに思い出すことが大事だと聞いたことがあるが、その言葉が出てきたのは、もう一度玄関の前に立った翌日のことだった。ドアに飾ったリースは、赤い実をたくさんつけて鮮やかだ。実が落ちることもない、ビニール素材のリースを、今年も飾った。初代のリースも毎年飾って長年使っていた。それを処分したとき、次は生花を選んでみようと思ったのだが、具体的に決めていなかった。外出…

  • 来年もまた

    一段と寒くなった。普段は携帯しないハンドクリームを忍ばせて、電車に乗った。 遥子ちゃんとのランチは久しぶりだ。今回も二人で日程を決めてから、いつものメンバーを誘った。誘う二人は、どちらかが仕事なので揃うことはないが、珍しく四人で会えることになった。 ”リフォーム”や”健康寿命”という単語を交えた会話は、”住まい”や”人生”の長さを物語っている。私達も二十年ほどの付き合いである。 ”お肌の調子”の話題に触れたとき、一人が”最近クリームを塗る習慣が付いた”と言ったが、まさに私もそうだった。多くの人がしているであろうケアを私はしていない。今年の夏のある日、鏡に映る素足に愕然としたのをきっかけに、毎日…

  • これからを考える

    急なことでびっくりした。聞けば夏頃から準備していたようだ。”動けるうちに将来のことを考えていた方がいいよ”とアドバイスされた。 マンションの住人である彼女は、年金で一人暮らしをしている。”引越するとは思わなかった”と彼女自身が言うように、ここは終の棲家のつもりだったようだ。事情はいろいろとあるだろうが、”年金で暮らせないわ”と言う彼女の言葉には重みがあった。 つい先日も高齢者の引越の話を耳にしたばかりだ。どちらも、必要なものだけ引越先に運び、あとは置いていくと言う。処分は業者に任せるとのことだ。 物理的にすべてのモノを引越先に持っていけない状況ではあるが、これを機に一つ仕事が終わるとも考えられ…

  • 冬の空

    土手を上がると、つい伸びをした。気持ちのいい朝だ。青く澄んだ空が、とてもきれいだ。 青い空に大きな弧を描きながら、飛んでいく黒い鳥の大群に遭遇した。その群れは、あとにも、第二陣、第三陣と続き、川の上流へ向かっていった。 空気は乾燥していた。こういう時こそ”大物”を洗っておいた方がいいのだろうなと気に掛かりながら、今朝、早々に終わらせた洗濯の続きをする気にはなれなかった。まだ片付け・掃除モードに入っていない。 遥子ちゃんの話に耳を傾けながら、そのエピソードに、月日が流れる速さを改めて実感させられた。なんだかんだ、ウォーキングだけは続けようという話に繋がる。今月入ったばかりだったが、二人の予定を擦…

  • 今年最後の月

    電波時計の前に現れた息子に向かって、"時計の前に立たないで”と慌てて声を掛ける。まもなく十時である。 息子が急にカウントダウンを始めて、調子を狂わされたが、戦いはすぐに決着がついた。これで、往復四人分の新幹線の切符をすべて手に入れた。 年末の帰省に何を着ようか迷う。寒さ対策も必要だが、極力荷物にならないようにしたい。着る服があるのかないのか、結局、いまだ服の整理もできていない。もう少し日があるので、後で考えることにする。 ふるさと納税も概ね済ませた。夫が書く年賀状もすでに購入済で、送り先の住所もチェックした。お年玉用の新札も両替してある。年内が期日の”やること”もあともう少しだ。途中、ブラック…

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うお座のゆめ子さん
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片付けられない「私」と向き合う
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