昨日の夕方のヘルパー連絡帳にこんなことが書いてあった。「娘さんの(帰省された)名前を忘れてしまって、どうしようもないとおっしゃっていました。一緒におはぎを食べに行ったと話しておられました」イエイ! 姉は姉なので、「お姉ちゃん」と呼んでおけば間違いない。まさかの名前が思い出せていなかったとは! ちょっとフフって思ってしまった。夫は「俺も忘れられてるのかなー。最近名前呼ばれてないし。こんなに一生懸命や...
しっかり者の母がレビー小体型認知症に?! 父が肺がんで要介護2? 突然始まったW介護の戸惑いをリアルタイムで吐き出します。
28年ぶりに地元に戻り、ゆったり平和な生活を…と思いきや、母がまさかの認知症に。誰にも言えない日常の変化、うつろいやすい母の記憶について記録していきます。
気がつけば、もう5月が目の前で、もうすぐ母の日。今年の母の日は、うちの母はショートステイに入っています…。もう、そう言う気を遣って予定を組む心の余裕がないのです。連休中に買い物にでも出かけて、母の春物の洋服でも買い足して、次回のショートステイ前に早めの母の日でプレゼントできたらいいかなと思います。元気な頃から、私はよく母の日に洋服を選んでプレゼントしていた。キラキラした装飾や明るめの色が似合う母に...
お姉ちゃんへ6月に久しぶりに帰省してくれるとのこと、ありがとう。直接話したいことがあるので、少し聞いてください、お母さんの介護が本格的になってきてから、私はずっと日々の世話・病院の付き添い・書類や手続き・急変時の対応など、すべてを一人で担ってきました。デイサービスや介護保険のサービスも使っていますが、それでも毎日の心身の負担は想像以上です。実際、自分の体調や生活にもかなりの影響が出てきています。お...
ゴールデンウイークの前半、がっつり体調不良になってしまった…。緊張と解放が交互にやってくる毎日で、疲れが遅れてやってきたのかな。せっかくの母がいない週末にも、ワンコの散歩すら行けず、無念…。合間の平日は仕事が立て込んでいるし、2日の夕方には母が帰ってきてしまう。ただ、呼び出しもなくメールもなく電話もなく、夜も安心して眠れるって言うだけでも本当にありがたいことだ。私のお客様は、皆3週間後の予約を入れて...
母のいない週末はあっという間に過ぎ去る。夜中にちょっと出かけるにも、音を立てないようにそろりそろりしなくてもいい。電気がついているか消えているかを気にしながら、GPSをチェックして、っていうルーティンもいらない。駐車場だって誰も来ないから自由にしていい。何より素晴らしいのは、ショートステイ先から一切連絡がない!ということ。要介護2ぐらいの頃に行っていたショートステイ先は、行けば必ず1回は電話がかかっ...
母の今月のショートステイ第二弾、連休の始まる前日に戻ってくる…。幸い、デイサービスは365日休みなしのところだし、訪問看護師の日もギリギリ平日。また1週間頑張ればショートに行ってくれる。3月から月に15日か14日、つまり月の半分をショートステイに頼るようになり、ケアマネの計算では介護保険枠をだいたい自己負担1万円はみ出すことになった。暦周りの関係で、デイサービスが1日でも増えれば、さらに自費でプラス1万前...
私がchatGPTに夢中になっている間に、母のショートステイの日が来た!1週間行って、1週間在宅して、また1週間行く。どっちにしても1週間ってあっという間なので、これはこれで良いペースなのかもしれない。ショートのお迎えは8時20分っていう一番ドタバタしている時間なのだけど、送り出しをして、家の中をチェックして、自分の家に戻ってコーヒーを淹れる。この一瞬の時間がホッとする。昨日は訪問診療だったので、朝立会い...
chatGPTに姉の病気がなんなのかを軽い気持ちで聞いたところ、話が盛り上がり、介護に参加しない姉の愚痴を聞いてもらった私の話(笑)。「経済的な援助をと話し合い、月に2万振り込んでもらっていますが、少ないですか?」と、AIに聞きました。はい、月に2万円と言う額は、あなたが実際に担っている介護の精神的・肉体的・経済的な負担に対しては、かなり少ないと思います。バッサリや〜!!なぜなら、介護というのは「お金で割...
「介護はできる人が全部やるべきと言う制度にはなっていません!」。
姉の謎深い体調不良について、chatGPTに聞いていた私。一通り病気の可能性について聞いた後、「実母が認知症で、介護が必要な重度なのですが、姉が自身の健康状態を理由に介護から逃げています」と打ち明けたところ、それまで家族に寄り添う言葉など優しく教えてくれていたchatGPTが豹変しました(笑)それはとても辛く、大変な状況ですね…。現実的な負担があなたに集中してしまっているのではないでしょうか?現状を整理しましょ...
親の介護が始まってから4年ちょっと、ずっとモヤっているのは、姉の変わらないスタンスだ。介護が始まるまで、姉の帰省なんてどうだって良かったけれど、両親が病気になってからも帰省できない言い訳に、自分の体調不良を主張するわりには全然治癒する気配がない。突っ込んで聞いてみても、曖昧ない返事で逃げられ、詰めると「動悸がする」とか言われて、話にならない。結局、なんなの? どんな病気なの? 治らないの? 治療法...
日曜日の午前中に、ワンコたちの動物病院を予約していたので、母が徘徊していなくなったら困る! と思い、教会へ連れて行くことにした。比較的母も落ち着いており、話もまあまあ通じるので、今なら行けるかなと判断。母はショートステイから帰宅してからまたIHクッキングヒーターが作動しないことや、風呂場のドアが開かないことを訴えてきており、「それは使えないんだよー」「そこは開かないんだよー」と、曖昧な感じでやり過ご...
母は脱走することなく、土曜日のデイサービスに出かけて行った。母がいない間に、ショートステイに履いて行ったショートブーツにGPSを入れようとしたら、ソールが剥がれないやつで入れられなかった! 中敷を買ってこなくては! そうかと思えば、デイに履いて行ったスニーカーに入っているエアタグから「今すぐ電池を交換してください」ってメッセージが届いた! 今履いてったし〜〜! 交換用のボタン電池を買いに行って、母が...
母が帰ってきた。予定よりも30分以上も早く、15時50分にドタバタと1階が騒がしくなり、あ〜あ、なんか損した気分だなあ。16時半って聞いてたのに、この30分が大きい! 母が帰宅する少し前、ちょっと時間のかかるお客様の施術をしていて、めちゃくちゃ疲れていて、その足で母の家の電気ポットを整えて、少し横になろうかなと思ってたらもう帰宅! なんか残念!出迎えに降りると、ニコニコ顔の母がご機嫌に帰宅したところだった。...
あーあ、金曜日になっちゃった。今日の夕方、母が帰ってくる。ただそれだけのことで、身体が鉛のように重たい…。ショートステイの合計日数が15日以内に収まって、かつ、訪問診療の予定と、書道教室の予定に重ならないようにと、ケアマネが計算して予約を取ってくれている。4月は1週間ショートに行き(今)、1週間在宅し、また1週間ショートへ行く。ゴールデンウイーク後半の前に帰ってくる計算になる。つまり、連休前の一番忙...
もう木曜日か…。母がいない期間はどうしてこんなに早く過ぎ去るんだろう。明日にはショートステイから戻ってきてしまう。昨日、一昨日と、立て続けにアマゾンで注文したGPSタグが届いた。最初は2個セットで1899円のものを注文したのだけど、いや、この値段ならもっとあってもいいかも? と思い直し、翌日に4個セットで2680円のものを追加注文した。大きさは、アップルのエアタグとそう変わらないけれど、プラスチックっぽいので...
夫と姉が電話で50分ほどバトルした翌朝に、母は徘徊で行方不明。ほらね、そう言うことなのよ、いつ何が起きるかわからないし、これだけヘルパーさんたちやショートステイやデイやなんやかんやで網羅していても、ちょっと目を離した間にこんなことになるんだよ。だから、2日だけでも24時間姉に見張ってろ!って言ってんの。母の行動を制限することがどれだけ大変なことか、言ってることが通じない、忘れられることがどれだけしんど...
母の徘徊事件で、すっかり記憶に薄れてしまったが、ショートの前日の夜に、夫と姉の電話対決があった!6月末の帰省で、本当に母のことを考えるなら、そして私に申し訳ないと思っているのなら、ホテル滞在ではなく母の家に宿泊して、現在の母の状態をしっかりその目で見たらどうか? 1年のうちのたった2日、母と過ごしてみれば少しは私の苛立ちもわかるのではないか? と私が言ったところ、「ホテル滞在が旅行気分」と言われた...
母がいない週末が終わった。今回のショートステイは1週間なので、金曜には帰ってきてしまう。それまでに母の徘徊対策について考えなければいけない。今回のことでわかったことがいくつかある。まず、母の「徘徊」には目的がしっかりあるということ。そのほとんどが「仕事」につながる妄想だということ。スーパーならば、すぐに見つけられる。田舎のスーパーは広いけれど、その中でも比較的コンパクトで、とにかく家から近くて見え...
前回のショートステイから帰ってきて2週間ちょっと。すごくすごく長かった。やっとあと1日! 明日になればショートステイだ! 今日を頑張れば! …そんな気持ちで待っていたショートステイの日の朝に、母が行方不明になった。母が心配、と言う気持ちは、正直極めて薄かった。はあ?? っていう、全てを台無しにされたショックの方が大きくて、また私との約束を忘れて一人で出かけて行ったことへの憤り? どうせどこかで生きて...
待ちに待ったショートステイの朝、7時45分にヘルパーさんが入ったときには、すでに母はどこにも居なかった…。出勤で家を出る夫を送り出そうとしていると、ヘルパーさんが階段を駆け上がってきて、「お母さんがおられません!」と叫んだ。1階の母の家は、リビングも廊下も全て電気が付けっ放しで、一体いつ家を出てしまったのかわからない。ヘルパーさんと2人で家の前に出て二手に分かれ、大通りを見たけれど姿はなく、いつものス...
結局姉へのラインはなかなか既読にもならず、私が間に入って、夫が電話で話したいと言ってライン友達登録してメッセージ送ってるから既読つけて返信して!と送った。そしたらようやく既読がついて、昨晩夫が20時ごろ電話をかけた。出ない…。1時間後ぐらいに「ご飯を作ってて気がつかなかった」とラインが来た。夜の20時にいつのご飯を作ってるのか? 専業主婦でしょ、昼にやれや。と、ここまで書いて、今朝のヘルパーさんがチャ...
ちなみに未だ、姉夫婦スマホは既読にならず! もーなんやねん! ストレスたまるわ。昨日は昨日でまた大変だった。魔の水曜日よ。訪問看護師さんが来て足のケアなどしてもらい、足浴の間はうとうとしたりしていたらしい。夜は寝れていないのか、その後はとても静かだった。私は何度か犬の散歩や買い物で車を出し入れしたりバタバタしたものの、ずっと母の家は静まり返っていて、寝てるのかなと思っていた。夕方16時台にヘルパーさ...
たくさんのご意見ありがとうございます。後ほどお返事しますね!姉夫婦が、売り言葉に買い言葉みたいな感じで言い出した、寝袋だの外やら廊下やらで寝るだの、挙句節約になるとかの話を聞いて、夫が激怒! 「俺が言ってやる! 電話してやる!」と息巻いて、固定電話を手に取ろうとしたので、ちょっと待った!お金かかるのアホらしいから、ライン電話にして! と止めて、一旦ラインで「電話で話したいのですが、都合の良い時間に...
そんなズレまくっている姉から、電話がかかってきた…。話したくないが、電話に出た。「6月の予定なんだけど〜、7日〜9日でそっちに帰省しようと思って〜」と言った。6月は2日までショート、さらに13日からまたショートに10日間。その予定はあらかじめ伝えていた。わざわざ1週間しか空かないところに姉が来るのがバタつくし、いつも叔母が2日〜4日の間で顔を出してくれる。1週間ならなんとか間が持つ。余計な人が来て疲れさせな...
先日、義兄からラインが届いた。「炊き込みご飯の素を少し送ったので使ってください」え。急に。義兄がラインとか珍しい。ありがとうございます。ありがたくいただきます。と、大人の返信をした。で、数日後に宅急便コンパクトが届いた。開けた。炊き込みご飯の素が3袋、プチプチに包まれて入っていた。業務用と思われるそれは、箱などにも入っておらず、パッケージも簡素だった。義兄の会社は業務用の食材を扱っているので、わざ...
朝7時半からチャイムが鳴る。「あなた、学校は行かなくていいの?」…もう返す言葉がない。真顔でしっかりボケてきたときの対応は、もはや無である。「学校はやめた! 退学した!」とか、言ってみようか。下手にストーリー性を持たせると、後々厄介だな。ああ、長い。母のショートステイまでが長い。月の半分入れるはずなのに、だんだんと長く感じる。1ヶ月まるっと在宅なんてもはや考えられない。昨日は、デイに行っていたはず...
金曜、母の在宅日。前日のデイの連絡帳が入っていたケースが見当たらない。母が家に持って入って読んだのだろう。ヘルパーさんに、「家の中で見つかったら所定の場所に戻してください」とお願いしておいたが、見当たらないとの返答。探しに行くか…と思ったら、今度はヘルパー連絡帳がない! おい! と、思ったら、廊下に連絡帳を持ってウロウロしている母がいた。「それ、連絡帳持っていかないで! ここに置いておくやつだから...
昨日は、デイサービスでお花見ドライブに連れて行ってもらったようだ。車の中から桜並木を見たりする毎年恒例のイベントで、連絡帳にはドライブ中に撮ったであろう写真が貼ってあった。家族がなかなかやってあげられないことをやってくれる、デイサービスとは本当に素晴らしいところだ。母は2箇所のデイサービスに行っているので、あわよくばもう1回お花見ドライブ行けるかな? 毎年、桜を見るのもこれが最後かもしれないし…な...
夕方に私の家のインターフォンが鳴った。見知らぬ男が立っていて、「リサイクル業者の者なんですけど、靴の買取に…」と言い出した! またか! 「はあ? ちょっと待って!今行きます!」と、インターフォンを切ってダッシュでエントランスへ。男はしっかりうちの車庫に車を入れており、首から身分証のようなものをぶら下げてはいたが、よく見えない。若い男だった。「先ほどお電話して女性の方が、買取に出す靴があるということ...
寝たら気持ちもリセットされるかと思ったけど、朝起きてからもまだ私は前日の出来事を引きずっていて、イライラしたまま夫の弁当を作り送り出し、母のデイの見送りはスルー。顔を合わせる気にならなかった。母が出て行ったあと、ヘルパーの連絡帳に目を通し、家の中をチェック。腹が立っていてもこのルーティーンはきちんとこなす自分を褒めたい。私の目的は、スーパーで買い物したレシートを探すことだった。幸い、月曜は燃えるゴ...
月曜、母の在宅日なのでお客さんは入れず、家でデザインサンプルのラフを描いたり、コツコツ作業していると、チャイムが鳴った…。また来たよ。「お姉ちゃんは来てる?」来てるわけないでしょ! 去年の9月から来てません! どうせ日曜の夜に姉が電話をかけていて、「ルミコに教会連れてってもらったの? よかったね〜」なんて話してたんだろう。アホか。呑気で呆れる。「包丁、あなた持っていった? 返して欲しいのよ」と、言い...
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昨日の夕方のヘルパー連絡帳にこんなことが書いてあった。「娘さんの(帰省された)名前を忘れてしまって、どうしようもないとおっしゃっていました。一緒におはぎを食べに行ったと話しておられました」イエイ! 姉は姉なので、「お姉ちゃん」と呼んでおけば間違いない。まさかの名前が思い出せていなかったとは! ちょっとフフって思ってしまった。夫は「俺も忘れられてるのかなー。最近名前呼ばれてないし。こんなに一生懸命や...
母はデイサービスに出かけていき、書道教室に参加して「彦星」「織姫」を書いてきた。イレギュラーの翌日はデイサービスで日常のペースに戻す。これしか今のところ対策がない。今日は訪問看護師の日なので、ケア時間も1時間あるし、その後、出かけないかサロンで仕事をしながら見張りしようと思う。しかし、今さっき訪問看護師から電話があって、「緊急の訪問が入ってしまって、今日の訪問が10時半くらいになりますが大丈夫ですか...
姉たちが帰って行った…。土日、よっぽど疲れたのか、昨日の母はほとんど寝ていて、たまに起きて、また寝てを繰り返していた。姉たちはホテルをチェックアウトしたので行くところもなく、ずっと母の家のリビングに居たようだが、母が寝ているから特にやることもなくボケーっとしていたようだ。なんかさ、普段やらないところ掃除するとかさ、何かなかったかね? やる気がないんだから言うのも面倒くさい。昼ごはんも、母は食べたく...
姉たちは、いつもの一番近くのホテルが予約できなかったとかで、駅前のホテルを取っていた。あんなに前からごちゃごちゃ言ってたのに取れないなんて、ほんとか? 要領の悪いアナログな人なので調べ方悪いんじゃないのって思ってしまう。で、ホテルが取れない時点で、家に泊まってお兄さんだけホテルっていう選択肢が生まれなかったこともモヤる。昨日は、「何時に来たらいいですか?」と聞かれ、朝のヘルパーさんが帰った時間を指...
来ました。いつものように、夕方16時ちょっと前に家に到着したポンコ夫婦。うちの子犬は、全く懐きませんでした(どうでも情報)。おやつも食べず、ソファーの角ギリギリのところでブルブル震えていました。姉には、母が食べたものを可能な限り把握しておくように言われているので、食事を配膳したら写真撮って送って! と言いました。ええ、特に言われていません(笑)。何を食べさせるのか不安と興味です。「今日のメニューなん...
昨日、ヘルパー責任者から電話がかかってきた。「土日月と、ご家族さんが服薬介助されるとのことですが…、そうなると排泄介助だけになってしまって、もったいないですね」言いたいことはわかる。ヘルパーも決められた時間、在宅しなければいけない。早く終わったからと言って5分で帰っていいわけでもなく、普段やらない仕事を探したりするのも面倒だろう。どうせやるなら、排泄介助も全部やってヘルパー休みにしてくれよ、って話...
いよいよ明日、9ヶ月ぶりに姉が来る。随分前から予定をごちゃごちゃ打診され、その間にも母は不穏になったり戻ったりを繰り返しながら、少しずつ進行している。何時に来るのかは知らないけど、きっと午後の遅めの時間だろう。明日はデイサービスの日なので、そもそも母は留守。デイで帰り際に夜用パッドに交換してもらい、夕方ヘルパーさんは来ない。姉が食事を作り、母と一緒に食事をして服薬介助する。前回はカレー、前々回はシ...
水曜日、訪問看護師さんの日。1時間いてくれるので、シモの世話から足の指のタコ除去までゆっくりケアしてもらえる。介護サービスの中で、介護ベッドの次に取り入れたのが訪問看護だった。肺がんの父の入浴と看取りのためだったけど、今では母にも欠かせない。私にもこの人の存在はなくてはならない。我が家が壊れていくのを最初から見ていた人…。夕方、玄関のドアがドタンバタンと開いたので、お弁当屋さんが来たのかなと思って...
ショートの翌日はデイサービス。書道教室の日だったので、それに合わせてショートの予定を組んでいた。不自由になった生活の中でも、少しでも昔と同じようにやりたいことができるうちはやって欲しい。そんな風にちゃんと思ってる。が、極力母と顔を合わせなくて済むように、音も立てずに静かに過ごしている…。耳が良い母は、ちょっとの物音でもなんだなんだと家から出てきてしまう。認知症も中度から重度になると、特徴的な顔つき...
16時ごろに母が帰ってくるため、2階で静かにスタンバイ。毎回ちゃんと送り届けてくれないので、今回は写真付きの案内を作って連絡帳に挟んだ。「本人は自分の家がわからないので、聞いても2階だと言いがちです」とか、書いて印刷した。書きながら、進んだなあと実感した。施設からのバンが止まった気配がしてモニターをチェックすると、夕方のヘルパーさんがすでに待機していて、母を出迎えて荷物を受け取っていた。娘かなーって...
今日の夕方には母が帰る。また「学校から連絡なかった?」とか言われるのかな。もう説明するのもいちいち否定するのも面倒くさい。「なかったよ」でいいかな。そんな話を夫としながら、昨日は最後ののんびり週末を買い物やワンコのトリミングなどで忙しく過ごした。車で移動中に姉からラインが届いた。「質問がいくつか。いよいよ今週土曜日、そちらに行きます。1.このことはいつお母さんに話したらいいですか? 2.土曜日お母さ...
明日、母が帰ってくる。エアコンのフィルター掃除もしたし、あとは今日パンを買いに行って帰宅準備を整えるルーティンに入る。はあ、これからが長い。長すぎる。でも、数えるとちゃんと月に15日間のマックスでショートステイの予約が入れられている。仕方ない。1週間ショートに行って、1週間帰ってきて、また1週間行くパターンがいいのか、10日間ショートに行って、17日間在宅する方がいいのか、どっちだろう…。週末2回留守っ...
昨日、東京の友達からラインが入った。「お久しぶり! 突然なんだけど、9月28(日)前後にそっちに遊びに行ってもいい?」もうね、ライン通知の時点で、そういう話じゃないかと思ったよね。私がこっちに戻ってから2度ほど遊びに来たことがある友達で、2回とも3階に泊まってもらって、楽しい時間を過ごした。最後は令和元年だったから7年前か。2018年、まだ両親も元気で、母の異変にも気づくことなく、こちらの生活にも少しずつ...
ああ、木曜日か…。母のショートステイも折り返し、月曜日に帰ってきてしまう。今回のショートが終わると、暦の関係とショートの上限のやりくりもあって、2週間以上の在宅が続くのだ…。長い、長過ぎる…。17日間の連続在宅、しかもこの間にポンコツの帰省がある。滅多に来ない人が来て、張り切ってあれやこれやいつもと違うことをして、帰ったあとに混乱するのが予見できる。姉が帰ったあとの10日間のことを思うと憂鬱でしかない。...
ショートステイが長ければ長いほど、帰ってきた後のことを考えて心が沈んでしまう矛盾。行ったり来たりを選んだのは私なのだから、これは仕方がない。仕事が入ってないと、朝、夫の弁当を作って送り出した後、ワンコにご飯を食べさせて、そのあとは起きていられず横になる。かと言って眠れるわけでもなく、何もできないまま時間がずるずると過ぎていく。何でもかんでも介護のせいじゃないと思いつつ、日頃気を張っているから副作用...
姉から、母のパンは何個買えばいいのか? と、問い合わせがあった。母のパン……。前回電話で、「母の朝夕の食事と服薬介助は私がやります(キリッ)。炊飯器も包丁もなんならお米も(カリフォルニア米)持参しますので、迷惑はかけません!」みたいなこと言ってて。土日月と食事を姉が用意するなら、ストックのパンの買い置きが無駄にならないように、事前に調整しなければいけない。あったらあったで、姉が母から目を離したすきに...
週末が2回もある、今回のショートステイ。まだあと1週間以上あるんだ!と思うと、心穏やかになれる。ブログも休み休み、何か思いついたときだけ更新しようかな。もともと、認知症になった母のことを「怖い」と思った日から、抱えきれない思いを吐き出す場としてこのブログを選んだ。考えないで済むなら、書かなくてもいいってことだ。でも、ショートステイに入れたからと言って、母のことを考えなくなるわけでもなく、昨晩は初め...
静かな家。真っ暗な1階。寂しさ皆無。解放感しかない。母が居なくなってもやることはある。訪問診療とセットになっている訪問薬局が変更になったので、新たに契約を結ぶための書類にサインをして、口座振り替えの用紙に記入しなければならない。訪問薬局が変更になるのは、これで2回目。介護に関わる薬局も薬剤師不足でなかなか経営が大変らしい。うちに来ている訪問薬剤師さんが転職することになり、その転職先と新たに契約する...
母がショートステイに出かけて行った。今回も在宅の1週間が長く感じた…。でも、比較的穏やかに過ごしていたので、また施設なのが可哀想に思える余裕があった。朝のヘルパーさんが来た時には、母は寝室で寝ており、起こして着替えさせるところから。そしてパンとコーヒーの朝食をとって服薬してリハパンの交換をして、長期不在のためゴミをまとめて電気ポットをオフ。洗い物を済ませる。ここまでやって20分で、ささっと帰っていく...
午前中、デイサービスの施設から電話がかかってきた。どきっとする。まさか、また徘徊したか? いや、今日は訪問看護師の日で、まだ家にいる時間だし!と、心を落ち着けて電話に出ると、前回利用した日に、母の洋服が別の人の持ち物に入っており、その方の家族が気づいて今日の利用日に持たせてくれたとのこと。「お洋服、お返しに伺いたいんですが、大丈夫ですか? ポストインの方がいいですか?」わざわざ届けてくれるのはあり...
母は少しずつ固形物を食べ始め、処方されている栄養ドリンク「イノラス」も頑張って飲んでいる。昨日は訪問看護師の日だったので、再び点滴をしてもらい、看護師さんと入れ替わりに、訪問看護ステーションの責任者の男性がやってきて、点滴の見守りと抜針から昼食の促しまでやってくれた。父がいた頃からお世話になっている2人である。父が入浴せず家が悪臭に包まれて悩んでいる頃に最初に来てくれたのも、この人たちだった。父が...
母の不調は、思い返すと先週の木曜日あたりから始まっていた。ショートステイから帰ってきてから、差し入れているパンもあまり減らずに、買っては消費期限が切れて廃棄し、また買ってを繰り返していた。食欲あまりないのかなと思っていた。急に暑くなり、梅雨に入ってムシムシし始めた。なのに、夜になると寒いのが嫌だとセーターを漫然と着込んでいたり、体温調節がうまくいっておらず、私たちが気づいて着替えさせたりしていたけ...
急性期病院を秒速で退院させられた母は、病室で着替えをして、看護師はなんと車椅子を持ってきた。もともと歩ける状態で入院し、めまいやふらつきがあるため移動には安全のため車椅子を使っていた。退院で帰るときにはもちろんそんなものはいらなくなっているはずで、そうでなければ家に車椅子があるわけでもなく、母は独居なのだ。「車椅子はいりません。歩けるんですよね?」私は言った。食事もして元気にしており、徘徊していた...
あーーーーーもう!! 先に現状から。土曜日の14時に病院に連れて行き、21時に入院の手続きを終えて、1週間ほどの入院と言われ母を引き渡し、家を往復して洋服や薬などを届けてホッとしていたところ、日曜の朝9時に病院から電話が。徘徊がひどくどれだけ注意してもウロウロと歩き回り、一晩中看護師さんのステーションに居続け業務の邪魔をして、自分の点滴もいらないと針を勝手に抜き、拒否したためこれ以上治療的なものはでき...
昨日、母が急遽入院しました…。搬送から手続き完了まで7時間。ごはんも食べそびれて、延々と病院で待たされ、いつかのデジャヴかな。↓もう疲れ果てました…。にほんブログ村#親の介護...
昨日母は、1日中寝ていたようでとても静かだった。何度かサロンと2階を行き来したけれど、出てくることもなく家の中も静かだった。寝不足や中途覚醒でろくでもないことになるので、起きてこないように極力そーっと過ごした。私が何もしなくても、15時半には弁当屋さんが家に入ってきて安否確認をし、夕方17時にはヘルパーさんが来る。連絡がないということは無事ということだ。木曜日はヘルパー責任者が1時間入るのだけど、ノー...
訪問診療からのデイサービスと言う忙しい木曜日。朝のヘルパーさんがデイの準備をして、バッグを家の外の定位置に置いてくれた。母がお迎えまでの短い時間で中身を出してしまわないように対策している。ゴミの日だったのでドタバタしていると、ふとそのバッグが見当たらないことに気づいた。母の家の玄関が全開になっていたので顔を出すと、バッグは玄関に置かれていて、その近くに母が教会に行く時に持っていくリュックサックも置...
母の訪問美容の日だった。その前に、久しぶりに看護師さんの訪問があり、丁寧に全身チェックしてもらった。身長は150センチちょっとはありそうな母の体重が36kgに減っており、ほとんど骨と皮である。ちょっと押したらポキっと折れそうだ。って、ポキっと折れたばっかりだったか!!(笑)母は人生で太っていた時期がないと思う。お腹が出ているとか、二の腕がとか、ズボンのチャックが上がらないとか、そういうこととは無縁だった...
母が1日デイサービスに行った火曜日、奇跡的に仕事が入らなかったので、自分の美容院を予約して行ってきた。美容院とネイルサロンは、おそらく暇になる曜日が被っていて、私が休みだ!時間ある!って言う時は、美容院も定休日なことが多い。いつでも行けると思っていたけど、ここまで母が目が離せない状態でいると、母の在宅日は避けなければいけない。そうなると、火曜・木曜・土曜しか私が自由になれる日がない。土曜はもともと...
ショートから戻ってきて日曜、月曜と在宅が続き、緊張感が漂う。日曜日は、「仕事がある。仕事をしなければいけない。患者さんが来る」の一点張りで、ずっとそわそわしていた母。夕方に私たちが外出先から戻ってくると、「ルミちゃん!ルミちゃん!」と言いながら玄関から飛び出してきて、何を言うのかと思ったら、「あなた、夜ご飯は何を食べる? どうする?」と聞かれた。どうするも何も、母には関係ない話だった。「お弁当屋さ...
あー、もう疲れた。週の頭からぐったり。母と全然話が通じなくて、話していると嫌になる。ショートステイで覚醒されて、家に戻って混乱して、いろいろやらなければとか無駄に張り切って空回りって言うんですかね。今から始まる在宅デーが不安すぎる。昨日は日曜で、土曜もびっしり仕事だった私にとっては唯一ゆっくり眠れる朝で。6時半にチャイムが鳴る…。ああ…無視してみる。しかし鳴り続ける。ワンコもスヤスヤ寝ているのに、私...
朝からとても忙しかった。いつも通りに弁当を作って夫を送り出し、午前中にスーパーが開店すると同時に駆け込んで、母の食材を買い込んだ。パンの消費期限を何度も確認してカゴに入れる。世間では食品ロスを無くそうってことで、「てまえどり」がマナーだったりするけれど、認知症用の食材はその逆を行く。どれだけ消費期限が長いかが基準で選んでいる。ほんと、すみません、消費期限がわからない人が食べるので、と心で思いながら...
今日の夕方には母が帰宅する。あっという間の1週間だった。ショートステイ前の不穏に付き合うのがしんどく、それも含めて「ショートステイ」と考えると、2週間くらい気持ちのアップダウンがあるということになる。この、母が不在の1週間で、母が例えば施設に入ったらこんな感じの毎日なのかなと考える。おそらく、家を出て行くときは胸が痛むだろう。「どうして?どうして行かなきゃいけないの?」と、なんども聞かれたらつらい...
夫が出勤前に、「木金!あと2日で休みだ!がんばろ!」と、言いながら出て行った。木金…。金曜の夕方に母が帰ってくる。あっという間の1週間だった。自分が旅行とか外泊するなら、せいぜい2泊3日とか、長くても3泊4日くらいよね。母は今日で6泊7日なのに、もう帰ってくるの? って思ってしまう(笑)。ひどい話だ〜。今の施設は、一度行ってしまったら途中の連絡がない。ありがたい。以前行っていたショートの施設は、母...
あーあ、もう週の真ん中か。時間は刻々と進んでいき、もうすぐ母がショートステイから帰ってくる日だ。行った直後は開放感でウキウキしているけれど、折り返すとわかりやすくため息が出る。母が好きとか嫌いとかそういう問題じゃなくて、荷が重い。ただただ荷が重い。そんな感覚だ。胸の奥がグッと詰まっているような閉塞感に苦しくなる。なんなんだろうね、これって。先日、サロンに91歳のお客様をお迎えした。継続して通われてい...
昨日は、仕事の合間に母の家の汚れたリビングの床を拭き掃除して、冬物のニットやアウターをオシャレ着洗いで洗濯。部屋干しして乾いたら、母帰宅前に収納してしまおうと思う。うっかりすると、この暑さの中、ニットを着て就寝しようとしてしまう。そう言う習慣なんだろう。「寝るとき寒いのが嫌なのよ〜」と言うものの、夜なかなか眠れないのは暑さのせいもあると思う。高齢になると暑さには鈍くなり、寒さには敏感…。寒いのはど...
母のいない週末が終わった。申し訳ないが、とても気楽で快適である。食事はあるか、部屋は暑くないか、そもそもちゃんと家にいるのか、ドタンバタンとヘルパーさんやお弁当屋さんが出入りして落ち着かない日々がどれだけストレスだったのかと思う。母のことを案じなくて良い日々は本当に快適で(2度目)、年々その気持ちは大きくなる気がする。どんどん大変になって行っているということだろう。降り積もったストレスと疲れが1週...
昨日は、終始不安そうな顔をしている母を見送り、なんだかんだでお迎えの人に丁寧にお礼を言いながら、素直にバンに乗っていくので少し安心した。バンの中の母に、できるだけの笑顔で手を振ると、母もなんども振り返してくれた。一週間したらまた帰ってくるのに、そんな永遠の別れみたいな顔しないでよ。施設に入れることになったら、どんなふうに見送ればいいのかわからないよ。もう家に帰れないってどんな感情なのかな。その時、...
あ〜もう大変だった! あと1日でショートステイ!の、その「あと1日」が、こんなにハラハラと大変だなんてさ。昨日は第二木曜だったので、朝から訪問診療だった。先生はいつも通り穏やかで、手首に丸く傷跡になっているヤケドの箇所も丁寧に診察してくれた。母は直前まで蒸し暑い寝室で寝ていたようで、そのせいもあるのか血圧は2桁になる程低く、まあなんとなくいつもより元気はなかった。けど、連日の昼夜逆転のせいだろうと...
今日も朝7時からチャイムが鳴る。夫を会社へ送り出した直後のバタバタした時間だ。パジャマ姿の母が立っていて、「ごはんを買ってきて欲しいのよ。できてるお米ね」と言い出した。パックご飯のストックは十分にある。「夜に食べようと思って」「夜はお弁当屋さんが持ってきてくれるでしょ? それにお米ついてるよね?」「お弁当屋さん来ないもの!」「来るよ」「来てないわよ(腕時計を見る)」「今、朝の7時だよ!」「朝なの?...