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よしなの音楽帖 https://yoshina447.blog.fc2.com/

クラシック音楽を自分の心が感じたそのままに記す事をモットーにしています。 クラシック・ギターのアナリーゼの考察実践の練習風景や、作品演奏動画、自作品をアップしています。 お知らせ下さればフォローいたします。

DAWソフトに詳しい方、是非お友達になってください。 オンラインで一緒にジャンル問わず何でもありのバンド演奏も如何ですか? 私はアコギ、エレキ、ベース、クラシック・ギターは演奏可能です。 自作品への参加も、お手伝いしてくださると助かります。

よしな
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2019/12/12

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  • パステルカラーのサティと不愛想なサティ/ピアノ作品集(2)/E.サティ

    GWの間、二人でルールを作りました。カーナビ以外、スマホはお店や施設の検索と緊急時の連絡用としてのみ使用、旅行を純粋に楽しむというものです。その代わり、最後まで守れればお互い夏のボーナスで好きな物を一つ買おうというご褒美付きです(私には見える・・バーンスタインCBS録音全集・・うふ、うふ、うはぁ・・ぁ)♪~♫~♩~パスカル・ロジェのサティ、それはパステル・カラーの柔らかさの中に小さなポップアートが現れるもので...

  • 巨匠たちがこぞって取り上げた? 歌劇 「アウリスのイフィゲニア」序曲/C.W.グルック

    なにかと共通点を持つ今回、トスカニーニとワルターは2年違いのカーネギー・ホールでのライヴ録音、また、ワルターとフルトヴェングラーは同年のライヴ録音である事が分かります。ワルターがコロンビアへ残した数少ないライヴ録音であると同時に、今回の中では唯一スタジオ録音で残されたクレンペラー盤の威容はこれらの中でも飛び抜けたスケールの演奏だと驚くものです。1952年から1960年の間に録音されたグルックの「アウリスの...

  • アルト・ラプソディー op.53(2)/J.ブラームス/ワルター

    このジャケットは、パッと見は地味なのですが、書かれている画のバランス、色調、そして何よりも雰囲気が心を惹き付けます。この絵の中に暫しの時を過ごし、心を彷徨わせていました、ですからバラの配置も(これ置く意味があるから置いています)ここでなければならなかったのです。自分が体験したことのない事でも、相手の気持ちを推し量れる人、理解しようとする人、そういう人を思いやりのある人と呼ぶのだと信じます。※各アルバ...

  • クリスタ・ルートヴィヒの2つのアルト・ラプソディー op.53/J.ブラームス

    ルートヴィヒの歌うブラームスやワーグナー、マーラーやリヒャルト・シュトラウスが大好きです。それらはドイツ・ロマン派の作品である事も特徴なのですが、濃厚なロマンの中にあって、その落ち着いた風格によって、それらに深みを増すのがルートヴィヒの歌唱なのだと感じます。ベームやカラヤン、クレンペラー、バーンスタインと、多くの指揮者たちにドイツ・ロマン派作品で抜擢された彼女の存在は大きなものだと知ると同時に、確...

  • 引っ越しで消えたレコードを入れたひと箱/スペイン舞曲集 op.37/E.グラナドス

    引っ越しをした時、LPレコードは3箱ありました。ひと箱無い事に気付くのは、それから数か月経ってからでした。そして今もCDで発売されるのを待つのですが、この一枚は一向に発売されません。確かエンジェルから発売されていたジャケットにスペインの宮殿の中庭の描かれたゴンサロ・ソリアーノの「スペイン舞曲(全曲)」です。この作品は、最初にギター演奏から出合ったもので、アルベニスやグラナドスのピアノ作品にある何かが、ギ...

  • ソナタ集 op.5/A.コレッリ/ブリュッヘン/レオンハルト/ビルスマ

    ほんの二日前にバルビローリ編曲によるop.5を記したのですが、そのop.5を既に記したと思い込んでいたおっちょこちょいの私がいます。ということで急遽変更しました。(間に合うかしら・・ぇ)出版年は一昨日の記事に記しています。このソナタ集は12曲より成り立っていて、本来は「ヴァイオリン・ソナタ op.5」となっているのですが、楽器編成Vl&ヴィオローネ(またはCemb)と辞典には記されています。ここではリコーダーとチェンバ...

  • 閑話休題/「復活」 第4楽章に指揮者の人間味を知ったような気がする/G.マーラー 交響曲 第2番

    人生は各々が答えを見つけるために有るのかも知れませんね。私が音楽を自分探しの中心となるものに選んだのは、とても小さいながらも

  • 夫婦で紡いだコレッリ/バルビローリ編曲版

    バルビローリは自身編曲によって色々な作品を録音に残しています。ワーナー録音全集のBOXからは、A.コレッリのヴァイオリン・ソナタ集op.5(「ラ・フォリア」が知られる)から編曲された2つの作品を聴く事が出来ます。その一つ、協奏曲としてオーボエ奏者であった妻イヴリン・ロズウェル(イヴリン・レイディ・バルビローリ)と3種類の録音、合奏協奏曲への編曲でハレ管弦楽団と共に1つの録音を残してくれました。A.コレッリのヴァイオ...

  • クラヴサン作品集/J.デュフリ/グスタフ・レオンハルト

    デュフリ、デュルフレ、デュプレ、デ・プレ、デュ=マージュ、デュランテ、デュレ、デュファイ、デュパルク、デュティーユ、デュアルテ・・。この中で作品が直ぐに浮かんでくる作曲家は何人くらいいるのでしょう?私は5人でした・・ぇ聴けば「あぁ」と思い出す作曲家も、まだ知らない作曲家も

  • ジークフリート牧歌(4)/R.ワーグナー/ワルター(1953/リハーサル/1959/リハーサル)

    ワルターは「ジークフリート牧歌」の録音と同じくしてリハーサルの様子も残してくれています。それらと照らし合わせながら聴くのももう一つの楽しみとなりました。発売盤を聴くだけでは、私には詳細に分からなかったワルターの意図(いえ想いでしょうか)を、驚きをもって、また共感をもって感じる事が出来たと思っています。[お知らせ]「CDを貰ってください]コーナー、皆様もう既に持っていらっしゃるようですね。これからもページ...

  • ジークフリート牧歌(3)/R.ワーグナー/クナッパーツブッシュ/クーベリック/カラヤン

    今回は演奏時間が近い3枚を選んでみました。同じジークフリートが愛嬌をふりまいたり、畏まったり、親しみを持った柔和さを見せたりと、なかなか幅広い人格の持ち主に思われます。ジークフリート牧歌は作品自体が持つ規模も含め多様な姿と楽しみを持ち、お気に入りの一枚で雰囲気に浸るのも、また、聴き比べをするのも満たしてくれる作品だと思っています。※各アルバムに張り付けてあるバラ飾りは

  • ジークフリート牧歌(2)/R.ワーグナー/クリュイタンスとフルトヴェングラー、或いはフランスとドイツのワーグナー

    こんな経験はないでしょうか・・、旅行へ出かける時の列車が、自分が普段過ごす場所を通過する時、いつもの景色と違って見える事を。ましてそこを離れる決意で別れの時には、人間関係などであんなに嫌いになった街が、走馬灯のように幼い頃の美しい風景のみとなり浮かび上がって来る事を。今回取り上げたのは、フランスとドイツの指揮者による「ジークフリート牧歌」が、その性格を異としながらも紛れもないワーグナーの陶酔の世界...

  • ジークフリート牧歌(1)/R.ワーグナー/トスカニーニ(1936/46/52)

    クーベリックのLPレコードに記されていた、まだ妻や子供たちが寝ている間に、自邸の階段にまで楽団員を配置してこの作品を演奏してコジマ(F.リストの娘)を喜ばせたという風景を思い浮かべた作品です。オペラ以外のワーグナー作品としても「ワーグナー管弦楽曲集」などのアルバムに収録される事が多いので自然に集まるのではないでしょうか。指輪4部作の一つ「ジークフリート」のモティーフが、ここでは何と家庭的で穏やかな響きと...

  • 24のカプリ-ス op.1/N.パガニーニ/アッカルド/パールマン

    ヴァイオリンの4本の弦から、重音奏法や様々なテクニックを駆使して浮き立ってくるメロディーに強く惹かれる作品です。これはバッハの無伴奏からも感じるもので、ギターを弾く私は、複雑な音型の中に明確に浮かび上がるそれに反応してしまいます。パガニーニのカプリースには、ショパンのエチュードに見るような分散和音上のメロディーから、バッハの対位法、オブリガートの妙、近くや離れた重音の連続、特殊奏法などなど、ヴァィ...

  • 心の日曜日(10)/クラシックで聴くイギリスとアイルランド民謡編

    民謡をオーケストレーションするのは編曲・演奏含めそのアプローチによって変わるのでしょうか。ドラマや「想い出の何々・・」という番組中では、映像も加わり思い切り情に訴えかけて来るように感じるものが多いようにも感じます。「マドンナの宝石」等でのアーサー・フィードラーはサービス精神あふれるそれの良さを発揮し、今回のバルビローリやプレヴィンは民謡を自身の中に有る姿で追い求めるように感じます。それも録音の時に...

  • 交響曲 第3番 ヘ長調 op.90(7)/J.ブラームス/ワルター(1953/60)

    ワルターの第3番に触れた時の感動は今も、いえ、一生残り続けると信じるものです。ニューヨーク・フィルとコロンビア響に録音された2枚は共に速めの歩みで毅然と刻まれるように感じます。そこにもし、表現への色気・サービス精神とでも記したらよいでしょうか・・、それが少しでも覗いたなら、私はきっとこの演奏に感動しなかったと思います。他にも感慨深く歌わせる盤は数多なのですから。ところが、ワルターのブラームスにはその...

  • 交響曲 第3番 ヘ長調 op.90(6)/J.ブラームス/ベーム

    ベームの第3番は、最初に触れた時の第一印象より、何度も聴くうちに段々とその魅力が溢れ出て来た演奏でした。そして気付けば第3番の大好きな演奏となっていたのです。こうして段々と好きになって来る盤は、やがて人生の一枚となる事も信じるようになりました。---------------------------------音楽に子供の頃のような素直な気持ちで接したい・・。[ジョークの欠片(イギリスの小さな女の子編)」「普通券の往復、お願いします」「...

  • 交響曲 第3番 ヘ長調 op.90(5)/J.ブラームス/カラヤン(1960/64/86)

    カラヤンの録音を記す時、今回は3つの会場の響きも加味したいと思いました。私は60年代の録音が、後の全方向に広がる抜けの良い響きより好きだと記しました。それでもシベリウスでは例外的にレーベルの違いだけではなく、その抜けの良いホールの特質により80年代の方が好きと記しました。また、近い年に同じベルリン・フィルにより録音されたベートーヴェン交響曲全集ではカラヤンとクリュイタンスの会場の特質による違いにも触れ...

  • 交響曲 第3番 ヘ長調 op.90(4)/J.ブラームス/ヨッフム

    ブラームスを内からではなく外から眺める事は、そこに含まれる彼という存在の証明でもあるかのような想いというものが薄れて魅力や愉悦感自体も希薄になるのかな・・、と思いきや、多くの指揮者による演奏のそれらには指揮者独自の想いとの結合、変容が有るようにも思えて来る今日この頃。ヨッフムがMONOで録音したこのブラームスからは、ソリッドな、言い換えれば楽譜の中のブラームスの想いというものが見晴らし良くなった・・?...

  • CDを貰って下さい 第1回

    以前記しましたように、私の買ったCDがBOX等の購入によって2枚以上(しかもリマスターが同じですから音の違いを感じるという事からも収集の枠を外れてしまった盤)が寂しそうに別の棚に並んでいます。地方での発売は、年代の古いものも混在していて、なんと1980-90年代というとても古いものもあります。大切に扱っていた国内盤でケースも綺麗なままだと思います。(唯一いつも表を向く片側の背だけは色褪せがひどいものがあります、盤...

  • 交響曲 第3番 ヘ長調 op.90(3)/J.ブラームス/バルビローリ(1952/1967)

    [演奏の欠片]楽器を好きになり演奏したいと思った時、そこには自分とその楽器との間に熱望のような何かを感じたのではないでしょうか。あんなに弾けていたのにと思った曲も、時と共に自分の中で移ろい、迷い、短いフレーズ一つさえ弾けなくなった経験は誰もが持つのでしょうか。それは多分、技巧ではなく表現的なものに突き当たり出口なく迷っているのだと思う時があります。ですから、それを人前で感動と共に披露して見せる演奏家...

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