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旅の途中 https://blog.goo.ne.jp/niagara-falls437

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。 季節を感じて街道を歩く旅、 酒肴を求めてローカル線の旅、 風を感じて単車の旅、を流離っています。

呑み人
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2019/06/25

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  • 冠雪の富士と竜宮城としらす丼と 小田急江ノ島線を完乗!

    精悍なマスクの新鋭5000形が堂々の10連をくねらせて、相模大野駅の1番ホームに入ってきた。放射冷却で冷えた朝は真っ青な空が広がっている。湘南海岸からはたぶん雪を被った富士が見れそうだ。江ノ島線の起点は相模大野、ここで本線と分岐して、湘南の中核都市・藤沢そして片瀬江ノ島を結ぶ。stationSQUAREの吹き抜けには、すでに巨大なX'masツリーが登場して、華やいだ雰囲気だ。相模野台地大地を貫く江ノ島線は、気持ちが良いほど直線が続く。最後尾車両で後方を眺めていると、遥か遠くに後続列車の前照灯がチカチカと煌めいている。その正体は特急えのしま91号、さしもの快速急行もとうとう大和駅で捕まった。フェルメール・ブルーのMSE60000形は、ホーンの音色も軽やかに、先行列車を抜き去って行く。一転追う立場になった50...冠雪の富士と竜宮城としらす丼と小田急江ノ島線を完乗!

  • Biz-Lunch 月見そばとカレー南蛮と ぎんねこ@浦和

    急に寒くなったこの頃、10月には“冷やしたぬき”とか“冷やし中華”とか食べていたのに。たしか先週は“月見そば”をいただいた。暖かいのが恋しい季節になりましたね。昔ながらの一杯は、海苔にワカメにほうれん草、それにナルトをのせている。ちょっと濃いめのつゆで楽しんだら、半ばで玉子を割ってマイルドに味変、最後まで美味しい。さらに今年一番の冷え込みになったきょう、とうとう“カレー南蛮”をいただく。お出汁の効いた蕎麦屋のカレー、なんでこんなに美味いのだろう。うっすら汗を浮かべてもこの一杯がいい。そばを啜り終えたら(よせば良いのに)半ライスを追加、丼にそっくり投入して一粒で二度美味しい。最近は週に一回ほど、浦和の街でランチを食べる機会がある。モルタルの壁に立体的なサインの老舗は、呑み人が気に入っているお店のひとつだ。<...Biz-Lunch月見そばとカレー南蛮とぎんねこ@浦和

  • 風を感じて! 白亜の蒸留所とZと八ヶ岳高原ライン

    楓が真っ赤に色付いて、赤岳(2,899m)から吹き下ろしてくる風が冷たい。八ヶ岳高原ラインを駆け上がって、まきば牧場までやって来た。谷の向こうには清泉寮が見える。急に山が見たくなった。10時を回ってから中央フリーウェイに飛び乗る。澄んだ秋の空だから、富士、甲斐駒、八ヶ岳はその秀麗な姿を見せてくれるだろうか。韮崎ICを降りたらR20を信州方面に向かう。10年ほど前に甲州道中を歩いたのがなつかしい。見覚えのある火の見櫓から右手に旧道を入ればそこは台ヶ原宿。閑静な集落の中に“七賢”の山梨銘醸と“信玄餅”の金精軒が在って、そこだけ賑わいがある。ロッジ風の建物は、七賢が直営するレストラン臺眠(だいみん)がある。ここでは「発酵」の技を活かした酒蔵の伝統料理を味わうことができる。択んだのは“甲州豚の塩糀づけ焼き”、七賢...風を感じて!白亜の蒸留所とZと八ヶ岳高原ライン

  • 外湯と鮎岩塩焼と北光政宗と 野沢グランドホテル@信州・野沢温泉

    野沢温泉のシンボルは大湯、温泉街の中心に、江戸時代の趣ある湯屋建築の美しい姿を見せている。カランコロンと下駄を鳴らして13ある外湯を巡るのが、この北信濃の温泉地の大きな魅力だ。ガラガラと引き戸を開ける。奇跡的に誰も居ない。タイミングかな。湯気が高い天井までゆらゆらと上がっていく様子は、見ていて案外癒しになるなぁ。湯船は二つ、ぬる湯とあつ湯があるけれど、そもそも50℃を超えているから、何がぬる湯?真鍮の蛇口を全開にして加水、恐る恐る浸かる。身動きがとれない。10秒も使っただろうか、堪らずに湯船から逃げ出す。全身は真っ赤なのだ。っと、戸を引く音がしたので、慌てて蛇口を閉める。地元のお父さんに叱られるからね。温泉街を見下ろす高台で、真湯と麻釜、2つの源泉をかけ流している野沢グランドホテルに投宿。久しぶりにふるさ...外湯と鮎岩塩焼と北光政宗と野沢グランドホテル@信州・野沢温泉

  • 露天茶座の風景

    山上の茶樓から東シナ海が見おろせる。夏至過ぎの夏の太陽も、さすがに没する時刻になって、空は藍に海は灰に、少しずつ色を変えていく。テラスの隣の席に美しい女(ひと)が座っていた。すこし憂いを帯びた横顔がキレイだと思った。スマホに触れるでもなく、ページを繰るでもなく、ただ空と海を眺めているようだ。海の向こうから訪ねてきた旅行者か、台湾の方か知る由もない。私が席を立つ頃になっても、彼女は時折山肌を上ってくる海からの風に、肩までの黒髪を靡かせていた。秋を装う季節になって、彼女はどこかを、こんどは微笑みを湛えて旅しているだろうか。なんだか気になる。ずいぶん長くかかってしまった夏の台湾紀行も、これで筆を置くことにしたい。恋の予感/安全地帯1984露天茶座の風景

  • 夕立とマンゴーかき氷とブルーベリー・アイスティーと

    雨季に入った台湾の降雨量は東京の2倍、滞在中は毎日のように激しい雨に見舞われた。ギラつく真夏の太陽がにわかに湧いた黒雲に覆われると、案の定バケツがひっくり返った帰国前の午前中。ボクらは「陳記百果園」飛び込んだ。日本でいうと昭和なフルーツパーラーだ。フルーツが豊富な台湾、やはり代表格はマンゴーか。っで、たぶん一番人気の“マンゴーかき氷”を択ぶ。甘さ控えめの練乳をかけて、ゴロゴロと大きめのマンゴーが、とにかく甘い、美味い。頂上のマンゴーアイスがいい感じにかき氷に溶けだして、口の中でフワフワと堪らない。そういえば初日も、とてつもない豪雨に見舞われた。フライトが遅い同行者を待つ間に、やはり信義淡水線に乗って中正紀念堂を訪ねた。巨大な蒋介石の座像にまみえた直後、やはり大きなバケツがひっくり返った。飛び込んだ國家戲劇...夕立とマンゴーかき氷とブルーベリー・アイスティーと

  • 津々浦々酒場探訪 山男(Yamasan)@台北

    すっかり乗り慣れたレッドラインで信義安和にやって来た。台北101が紫紺に輝いている。賑やかな信義路から南へ下ると、ぽつりぽつり洒落た店を見つけることができる。コンクリート打ちっ放しに丸窓を穿って、山男(Yamasan)もそんな店のひとつだ。毛だらけの足にハイソックス(たぶんブリーフ姿)男の股の間から夏の太陽が覗いている。このシュールなエチケットは“恋夏365”、グアバのテイストのみずみずしいクラフトビールで始める。カルパッチョは、サワラ?とトマトにミントを散らして、なかなかいいね。鮑の蒸し物、オクラとクリームチーズの小鉢を並べて突っいてみる。スパイシーでジューシーな鶏肉、パリッと焼けた皮、わさびのソースをつけて美味しい。少ないリストから“ラ・ヴァレンティーナ”ってイタリアの白を択ぶ。タコのマリネサラダとい...津々浦々酒場探訪山男(Yamasan)@台北

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