宍道湖を背景に特急やくもを撮りたくて、先日と違うアングルで撮ってみました。今日の夕方はマジックアワーだったと思う。太陽がとても赤くなり、その色は空を漂う雲へ伝染し、まるで燃えているような錯覚を得ました。だけど、目に見える色とは反対で、空気がひんやりして、とても心地よかったです。今日緑のリバイバルやくもに乗っている運転士さんや車掌さん、お客さんは、列車の中から、幻想的で優雅な夜を味わっただろう。その光景を見れた私も素敵な時間を過ごさせてもらいました。燃ゆる宍道湖畔とリバイバルやくも
好きな場所に出かけて、好きな写真を撮って、刺激を受けて感じ得たことを投稿しています。
出雲市在住 アマチュア写真家・ブロガー 鉄道・花・コハクチョウ・夕方、時々ポートレート撮影を楽しんでいます。
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※投稿写真は一部合成処理をしています。普段聴こえない小鳥の鳴き声が遠く近く耳に入る。春の音だなと判断する。それに合わせて梅の花や河津桜がだんだん彩り豊かになっています。春は出会いと別れの季節という。今、出雲市から岡山を行き来する特急やくもが、いわゆる世代交代を迎えようとしています。だから、どの車両でもいいから、機会を見つけては撮りに出かけています。どの車両でもいいからと思いながらも、カラーの違う車両があるから、全て収めたい思いです。緑色のリバイバルやくもとなかなか出会えなくて、寂しい思いをしておりましたが、先日うれしくも撮ることが叶いました。ピンクの木の花と緑のやくも、結構いい組み合わせだと思います。小鳥の鳴き声
最近、私が写真を撮りに行くときは、雨天が多い気がする。タイミングなんだろうと無理に言い聞かせている。地域によっては河津桜が咲いているそうです。晴れた空の下で撮りたいですね。斐川平野の空の下
瑞風が出雲を通る木曜日。先週が遠い過去と感じるくらいの10℃を切る雨の日。そんな日に瑞風に乗るお客さんは、どんな思いで乗っているのだろうと想像してみた。だけど、実際のところ私は乗ったことがないから想像できなかった。寒くて長時間同じ場所に立って待つのはつらかったけど、木の枝を染めるピンクや白い花を見て、春が近づいていることを知る。他の線路沿いにもそんな景色がいくつかあるのだろう。それに気づけば、2月の瑞風の旅も面白いものでしょう。きっと。春の木花に瑞風
春らしい心地よい午後の日曜日の後日。天気は冬にタイムスリップしたような寒い朝。気温10℃の違いは、身体へ戸惑いを受ける。梅の花の周りを飛び回っていた小鳥たちも、今日は姿を見せなかった。どこで寒さを凌いでいるのでしょう。雨空の冷気
いわゆる特急やくもを、前回より一歩前に出て撮影してみた。まもなく運用が終わることを、最近のテレビCMを目にするようになってから、現実であることを認知してきた。1時間に1本走るやくもを機会を見つけて撮影しよう。かすんだ青空
※投稿の写真は一部合成です。写真を撮りに出かけたいけど、出掛けられる日まで日まで何を撮りに出かけるか悩んでしまう時が多くなった。以前だったら、次のお休みはあそこへ出かけようと、目標のようなものが出て、いわゆるやる気に満ち溢れていた。だけど、トロッコ列車奥出雲おろち号が運行終了したころからか、その感情がほぼなくなった。遠方よりも近場で撮影して長居しないで帰ってしまう。撮りたいけど足が進まない感じ。気持ちと行動がうまく釣り合わない。バランスが整わなくなったのかな。変な気分であることには間違いないです。桜の花が咲くころには、ブロンズ色の特急やくも山陰本線と伯備線、天地が宍道駅から木次線に入り、出雲横田駅へ運行する予定。そのころには私はどうなっているかな。木次色のサクラがレイルイズバトン
智頭急行の大原駅から特急スーパーはくとへ乗り換えて、智頭駅まで乗車しました。この車両は初めての乗車でした。名探偵コナンのキャラクター達が描かれた車両が大原駅に到着し、ラッキーなことに運転席の後ろの席に座ることができました。単行列車と比べて、エンジンの音が穏やかで、スピードが速い。身体に伝わる振動もマイルドに伝わってくる感じ。広い運転席で前方の景色がより広く楽しめました。あっという間に智頭駅に近付き、大阪行きのスーパーはくとと発車待ちの単行列車と出会いました。短い区間での乗車でしたが、この列車なら体へストレスを与えず、長距離の移動ができそう。乗り心地の良い列車でした。特急スーパーはくとに乗る
2024年2月5日(月)雨時々大雨関東の方では大雪に見舞われる中、島根は大雨に見舞われました。どちらにしても、状況次第では鉄道の運休もありうる月曜日で、移動には慎重なる時間帯もありました。そして、月曜日は瑞風の山陰本線上りコースの運行日。この天候だから運休になるのかと思ったら、アプリを開くと時間通りに進んでいる。時間を見て、撮りに出かけてみた。雨は少し落ち着き、傘をあまり必要としない空模様になりました。ほぼ時間通りに緑色の瑞風が通過しました。雨に濡れているせいか、より車体に光沢が掛っているし、ヘッドライトの光が雨に反射して、よりまぶしく感じました。雨に濡れた瑞風
智頭急行の単行気動車の車両基地が併設されている大原駅で下車しました。その隣駅の名前が「宮本武蔵」とあるように、二刀流で有名な宮本武蔵の生誕地で智頭急行線内で岡山県美作市にある山間の駅になる。到着するまでトンネルや山間の景色を堪能しましたが、近づくにつれて町と感じ取れる建物が密集していた。降りて間もなく、上郡駅の列車がやってきて、単行列車を一つの駅でたくさん見ることができました。大原駅で途中下車
※投稿の写真は一部合成です。毎日、新型の特急やくもが定期運航に向けて、試運転をされているらしい。フォロワーさんの投稿を見て、撮りたいと思っていたが、いつどこで走っているか把握できずにいました。先日、とある場所で紫色のやくもが来るのを待っていた際、運行アプリに出てこない列車の音が聞こえてきましたので、構えてみるとびっくり、ブロンズ色のやくもが静かに米子へ向かった。ついに肉眼で見ることができました。春になると、あのやくもが出雲市と岡山を行き来するのですね。ブロンズのやくもが空の向こうへ
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宍道湖を背景に特急やくもを撮りたくて、先日と違うアングルで撮ってみました。今日の夕方はマジックアワーだったと思う。太陽がとても赤くなり、その色は空を漂う雲へ伝染し、まるで燃えているような錯覚を得ました。だけど、目に見える色とは反対で、空気がひんやりして、とても心地よかったです。今日緑のリバイバルやくもに乗っている運転士さんや車掌さん、お客さんは、列車の中から、幻想的で優雅な夜を味わっただろう。その光景を見れた私も素敵な時間を過ごさせてもらいました。燃ゆる宍道湖畔とリバイバルやくも
水を張った田んぼは、でっかい鏡。自然をうまく活用して、人の力で作られた文化財と思って過言じゃないと思う。これからお米を作る一つの大事なステップになるから、農家さんたちには迷惑な話と思うけど、そこに写る景色はとても心が揺さぶられ、写真を撮りたくなります。空模様がそのまま地上に写る。その上を人や車、電車が通る。この時だけはその水面から音や空気が体に伝わってくるような錯覚を得ます。新型の特急やくもがやってきました。この時は4両編成。この車両、4両編成と8両編成、車両の近くでとっても遠くでとっても印象が変わる。代掻きされた田んぼを利用して撮影したときもです。田んぼを主役にするべきか、電車を主役にするべきか。地上の空の上を走る特急やくも
緑色のリバイバルやくもが最終の岡山行の便で運用された日。宍道湖を背景に撮ったことがなかったから、松江へ出かけてみました。西の空は雲一つなく、素敵なマジックアワーになりそうな予感がしました。時刻通り列車がやってきた。逆行を味方にできるかどうか。Mモードで設定しては撮っての繰り返し。列車の姿が見えたら、あとはもう撮るのみ。連写してみたら、うれしいことに太陽の光が運転席にかかっているところが撮れたから、この1枚をレタッチしました。この便で乗られたお客さんたちは、きっと素敵な夜を過ごされただろう。最終やくもと黄昏の宍道湖
※投稿の写真はレタッチしています。まさかここで岡山色のキハ120系気動車を撮れるなんて、とてもうれしいことでした。半日ずっと同じ場所で撮影すると、時刻表に乗らない列車も撮影できるからおもしろい。単行で他の車両と比べ横が短い列車だから、遠くから見るとおもちゃのようにも見えて可愛らしい。木次線や山陰本線の出雲から西の方面で利用される列車と同じだけど、カラーデザインや走行場所で目に受ける印象は様々です。岡山色は身近で見ないから、この時は幸運が舞い降りた思いでした。キハとモハのすれ違い
山陰本線で貨物列車は走らないから、私にとって貨物列車は魅力的な列車。撮りに行くには、近いところでは鳥取県の伯備線、思いっきりとるなら岡山や広島の山陽本線まで出かけなければ撮ることができない。だから、実物を見たときは、正直抗うことなく感動を覚える。魔女の宅急便のとあるシーンを思い出す。だけど、写真に写すのはとても難しい。理由は編成が長すぎるからです。機関車だけとっても面白くないから、後ろの貨車も写したくなるけど、すべてを写すと距離が離れざるを得なくなるから、車体が小さく写り、見る人にとっても貨物列車と認知されないのではないかと思ってしまう。コンテナが積まれていない貨車があるとなおさらだ。正解が見つからないからまた撮りに行きたくなります。貨物列車の魅力的な撮り方とは
381系特急やくもをたくさん撮って写真にしたい気持ちでいっぱい。1か月後にはもう走らなくなると思うと、おろち号が引退したときのような、激しい焦燥感に身体に溢れています。まだまだ撮りたい⁉緑の世界に緑のやくもが走る
特急やくも、1時間に1本、出雲市と岡山を山陰本線、伯備線、山陽本線を走る。都市部を走る特急列車や新幹線と比べたら本数は決して多くないと思う。だけど、場所によっては、1時間に岡山行・出雲市行で2回撮れるし、その前後に他の列車も撮れるから、案外退屈しない。先日、伯備線のある場所でやくもを撮っていたが、これを撮ったらもう帰ろうと思いながら、いつまでも帰れず、日が暮れるまでその場にいたり。もう381系やくもは6月には定期運用終了。それに代掻きされた田んぼは1週間も経たずして稲が植えられる。簡単に見れる景色ではないし、来年はもう走らない。次がないことを頭の中で結論が出ると、足が動かなくなってしまう。だから、なかなかその場から帰ることができない。未練ありすぎです。空の上を走る特急やくも
藤の花に未練を感じて、鳥取県の伯備線へ出かけました。1週間ぶりに来たけど、大雨と風も吹いていたため、花はほとんど散って、より新緑深い景色に変化していった。だけど、沿線にある田んぼは代掻きが終えられて、鏡と化した景色になり、違う魅力を得てしまった。印刷した伯備線のダイヤグラムをにらみながら、特急やくもや貨物列車を撮りました。当日は大風で雲の量が多く、流れも激しくて、水面に写る景色と列車が来るタイミングで、どう結果に現れるか不安でしかなかった。また、時刻表にあっても、必ずしも貨物列車が来ないこともあるので、撮れなかったら残念だなと脳裏に出ていました。時間が近づくにつれて、私の近くに人の数が増えてきたことで確信を得たので、楽しみに待ちました。そして、ゆっくりと長い貨物列車がやってきました。実はこうゆう景色を撮っ...代掻きされた水田と走る貨物列車
5月も中旬を過ぎて、昼間の気温が一層高くなり、外を歩くと、時々日陰に入りたくなる午後を過ごしています。木次線周辺も新緑が深くなり、今はこれという花が咲いていない。彩りある花が沿線にないのは寂しいが、涼しい風と暑い日差しがとても快い。花はなかったが、6月から咲くであろう紫陽花をいくつか確かめたので、これとあめつちを取れることが楽しみです。坂道を歩く途中、日向と日陰の間で横になる猫を見かけた。車が通らない場所だから、猫も安心して昼寝ができるのだろう。何度も見てきたが、最近は私の足音にも気づかなくなったみたい。だから、接写を試みてみた。全然、起きようともしない。踏切の警報音が鳴りだした。だけど、まだ起きない。列車のエンジン音がだんだん大きくなり、振動が道を伝って、身体にやってくる。ようやく猫は目を開けて、でもそ...列車が見える坂道の猫
来月に定期運用終了を控えている国鉄リバイバル仕様の381系特急やくもを、大山と蓮華の花で挟まれた場所で撮影しました。初夏と呼べる青空と太陽の光が、私の目から見えるすべてのものをきれいに照らす。あとは列車が来るのを待つのみ。時刻に近付くと、他の写真家さんもやってこられました。どうもこの列車を狙ってこられたのだろう。涼風と小鳥の鳴き声、蓮華の花から発するだろう甘い香り、時刻が近づくたびに、何度も設定を変えては試し撮りをした。まもなく、踏切の警報音が鳴り出しました。小鳥の鳴き声、トラクターのエンジン音に、踏切の警報音が混じり、シャッターを押す指に震えが生じました。思ったよりゆっくりと走ってくれたので、先頭車両と花が隠れないようにして連写しました。もう少しだけこの電車はどこかで撮りたいと思います。蓮華の花園と特急やくも
伯備線で大山が見える場所へ移動しました。トラクターのある景色がこちらもあり、窓を開けると、砕かれた土から発したであろう甘い香りを感じた。日差しが強くて車内は暑いけど、香りと一緒に入る風がとても心地よく、初夏ってこのことと思えるぐらい快適でした。大山の頂が見える場所で車を止めました。もう雪は完全に溶けたようだ。紫色の蓮華の花が咲いている場所へ足を止めて、この場所でダイヤグラムを確認しながら、蓮華の花を撮影してみました。小さい花だから焦点を合わせるのが難しい。視界に入ってくる蝶々が気になってしまった。一緒に撮れたらと思うが、蝶はじっとしない生き物だから自分の思うようには写せない。いくつか走った列車の中で、岡山へ向かう貨物列車の走行シーンを撮ってみた。貨物列車から上の部分がぼかしが入り、コンテナが積んでいない貨...蓮華の花と貨物列車
伯備線生山駅へ寄り、生山神社へお参りをしました。鳥居の下を通り、石段を上がると伯備線の線路。右左を何度か見てから、分岐点の線路を渡り、また石段を上がると神社の本殿。一畑電車の稲生神社の参道より緊張する。電車が来ないときは、鳥の鳴き声と日野川の水の音しか聞こえない平和な景色です。お参りを終えて、参道を降りるときに見える参道の景色は、特別な違和感を感じる。まもなく、踏切の警報音が響きだし、もうしばらくすると岡山に向かってゆっくりと特急やくもが参道を通過する。この時の通過音は結構刺激的。そして、高いところからガッツリとブロンズ車両を見るのはおもしろい。神社の参道にやくもが通る
伯備線を走る電車でもう一つ欠かせないのが115系電車。出雲市駅まで走る便もあるから、私にとってもなじみのある電車。中間車両を改造して運転席を設けているため、いつの間にか「食パン電車」と呼ばれている。もしかして、この黄色い車両と藤の花の組み合わせが一番しっくりくるかもしれない。食パン電車と藤の花
いわゆるガッツリ系の風景を撮ってみました。もっと探せば、鉄道沿線に大きな藤の木があると思うけど、今回はこれでおしまいにしよう。藤の花の前に特急やくも
※投稿の写真は一部合成しています。9時を過ぎて、静寂だった山間の沿線は、太陽の光で輝き、見えずらかった奥の山肌もはっきり見えるようになりました。農家さんたちの姿が見え、田植え機が田んぼに入り、あっという間に1枚の田んぼに苗が植えられていきました。許可をいただいて、農道から伯備線に向かって田植えの風景を撮りました。作業で緊張を要するに関わらず、農家さんから飴をいただいた。ありがとうございます。良い米ができることを祈っています。岡山からやってきた特急やくもが大きな藤の木の横を通過していきました。農道から見たら小さな木だなと思ったけど、8両編成のやくもが通ると大きな木でした。この木も人の手が加わらず、花を咲かせたのだろうか?自然と人工が組み合わさった景色を楽しみました。藤の花とすれ違う特急やくも
伯備線沿線にある田んぼは苗を植える一歩手前に入っている。そのおかげでまるで大きな池や湖と化した幻想的な景色になっている。風が吹かなければ、まるで鏡。毎年見ているけど、4月から6月にかけて数日しか見られないから、何度見ても感動を覚える。時刻表通り、サンライズ出雲が出雲市駅に向かってやってきました。この時は雲に隠れていた太陽が、雲が動いてくれたおかげで、地上を明るく照らしてくれた。藤の花のうえをサンライズがとおる
平日の木曜日私にとって貴重なゴールデンデイ。早起きして、出雲から横田を経由して日南町の伯備線へ出かけました。途中、濃霧の中を走ったりして、恐怖も感じたが、横田を経由すると2時間弱で目的地へ着いた。日南町に到着し、空から藤の花が咲いている沿線を探しに行ってみた。1本の大きな藤の木を見つけたので、ここでしばらく撮影してみた。2本の米子行の電車と1本の新見行の電車を見送った後、貨物列車が伯耆大山に向けてやってきました。やはり、長い。長い貨物列車を1枚の写真に収めるのは至難の業。夜明けの冷たい空気の伯備線
新型特急やくもの車体は、太陽の光の加減で、輝き方が変わります。間近で見ると自分の姿が映るほど鏡みたいな車体でした。新しいからそう見えるのか、これからもそれを保っていけるのか、その行方が楽しみになりました。4月初めから数回撮ってみたけど、この車両は曇天模様より晴天の方が映える写真になりそう。17時台に撮りに出かけてみると、西日が銅色の車体を照らす。麦畑と相性の良い景色を作っていました。夕方の出雲平野を走る特急やくも
道の駅おろちループから出雲坂根駅へ寄って、横田の町へ向かう途中、緑の山肌の一部分を彩る大きな藤の花を目にしたので、車を止めて観察してみた。ここも人の手を加えず、光を浴びながら、高いところまで花が咲いたのかなと思う。遠くから見ているから、藤の木そのものが背が高いのか、他の木にツタが絡んだ結果なのか、判断できませんでした。だけど、大きい印象を受けてすぐに離れることができませんでした。人の手を加えていたら、もっと見応えのある咲き方をしたのだろうか?それともこのままで良かったのだろうか?想像してしまいました。宍道駅へ向かうキハ120系気動車がやってきました。藤の花と合わせて撮りました。列車が小さく見える。それほど高いところまで咲いていることを知る。そこまで至るのに果たして何年経過したのだろう。大きなのっぽの藤の花
正午を過ぎて出雲市駅に向かって走る観光列車あめつち。ゴールデンウィークに黄金色の麦たちが風になびく中で、右へ左へ走る列車を撮ってみました。間もなく収穫される麦と、間もなく田植えをしようとトラクターで作業されている風景。一つの出雲平野の5月の景色です。当たり前のように見えて、人がいないと形成されない景色だということを知る。黄金色の麦と青いあめつち
今年度でトロッコ列車奥出雲おろち号が運行終了するけど、終了するまで無事にディーゼル機関車が走り切るか、乗っているわけでもないのに心配してしまう。ここ数年、何度も撮りに出かけてきたら、私にはそんな感情が芽生えたようです。今は気候が穏やかな時期だけど、これから梅雨が明けた後の高温、局地的雨、台風などの気象の影響、機関車のエンジントラブル。代わりになる車両がないから、先日撮りに出かけた際の、時刻表通りに列車が終点へ帰ってきたところを見て、安心感を得ました。列車に乗っていたわけでもないのですが…運行が終了するまで、もう一回乗ってみたいな。無事に帰れた時間
つい先日まで見頃だったつつじや藤の花が終わり、今は水仙や菖蒲の花が咲いている。お花自体大きくないのだけど、緑の葉の中に見える黄色や紫の花びらに魅了される。魅力的だけど、いざ写真に撮ろうとすると難しい。菖蒲の花は本当難しい。緑の葉の背が高くて、アングル次第では花が隠れて葉が主役になってしまう。肉眼で見る印象をそのまま静止画にするのは難しい。どうこうしているうちに汽笛を鳴らして、トロッコ列車奥出雲おろち号がやってきました。列車が来るまでの時間
黄金色に染まった麦畑が順次刈り取りに入っている。刈り取られた畑はなお黄金色で、太陽が沈む時間にはその色の絨毯のように、暖かみを感じる景色になっていました。太陽が山の向うに隠れる時間に、東京行きのサンライズ出雲が流星のように、東の方へ過ぎ去りました。麦の背比べ
八川駅近所の川の上を舞う鯉のぼりたち。前回よりも数が多くておもしろい。列車が来るまでは風が吹いては空を泳いでいたのに。トロッコ列車奥出雲おろち号が汽笛を鳴らして八川駅を出発するころには、風が止み、鯉のぼりたちは一斉に宇宙に向かって泳ぎ出しました。おろち号が風を変えました。空を向く鯉と木次へ向かうおろち号
2023年5月17日(水)晴れ朝の情報番組の天気予報の予報通り、全国的に猛暑日になりました。定刻通りトロッコ列車奥出雲おろち号は木次線木次駅を出発して、終点備後落合駅へ向かいました。その時点での車の温度計は25℃を越えていました。窓を開けて運転すると、涼しい風が入り、日差しもそんなに強く感じなかったけど、実際に身体には負担が掛っていたようで、午後に入ると普段生じない疲れや眠気が生じてきました。コーヒーを時々飲んでいたが、身体に違和感を感じましたので、列車が来るまでの間、駅の駐車場で車を停めて、ひと眠りしました。急激な気温上昇による体調の変化はなかなか自覚できないものです。他の地域より1か月遅れで咲いている藤の花を見て、身体を誤魔化そうとしても気温と日差しには勝てませんでした。初夏の藤
今日は記録的な猛暑日になるようです。5月なのに7月並みの気温になるようです。7月と違う点は、明るい時間とそうでない時間の気温差が激しいでしょう。それによって、体調が崩れやすくなりそうです。4月下旬のつつじの花が咲いた昼の時間に撮影した際にも。光の当たる場所とそうでない場所で体感温度に大きな開きを感じました。植物にも影響を受けるようで、光をたくさん受けた花の近くを歩くと、甘い香りが漂っていることに気付く。梅雨の長雨を迎える前の小さな夏を過ごしてみようと思います。光りの香り
4月下旬から5月にかけてあちらこちらに紫の藤の花が咲き、運転中よそ見をしそうになるほど、違和感を感じる景色に会いました。鉄道沿線も同じでそれを見ると、列車と一緒に撮影できないかと期待が生じてしまう。だけど、それは難しい。とある公園のような手入れされて咲いた花と違い、花の数が少なく、1本の木でも咲き方がばらつきがあることに気付く。花の数がインパクトを左右するし、列車と撮る場合、それとの距離感が1枚の写真の印象を左右する。選ばなければならない。だけど、撮るチャンスはこの時期だけ。そして、トロッコ列車奥出雲おろち号と一緒に撮ることもこの時期で最後。1つの後悔が残りそうになりました。藤の花の下で列車を待つ
前回投稿した回送中の寝台特急サンライズ写真が、正直気に入らなかったので、先日また撮りに神戸川の土手へ出かけました。通勤先・学校からの帰宅のため、近くの道路はとても混み合い、その光景を見るだけで、自然とエンジンの音が頭の中に響いてました。太陽の光が赤く帯びてきたころには、人から発する音が落ち着いて、河辺の水鳥の声が聴こえるようになりました。夜に変わる瞬間を感じました。それまで聞こえなかった遠くの踏切の遮断機の音がこの時間になると意識しなくても耳に入るようになりました。出雲市駅へ向かうサンライズ出雲が鉄橋を静かに渡り、太陽の下を通っていきました。水鳥の鳴き声とともに
2023年5月10日(水)晴れ久しぶりに快晴の夕方を迎えました。日が沈んで、西の空が真っ赤になると一気に寒くなるかなと思ったけど、しばらくの間はまだ空気が暖かくて心地よかった。5月入る前までは青かった麦畑が黄金色に変わり、柔らかみを含んだ風景になりました。近いうちに刈られるのかな?だから今ここで列車を撮りました。列車から漏れる電球色の室内灯が夜を誘っているように見えました。黄金色の麦畑
4月末、寝台特急サンライズ出雲が出雲市駅へ回送する夕方に神戸川の土手へ出掛けてみました。この時間に来るのは初めてでした。西の空には雲がなく、真っ赤な空になりそうと期待していた。高く輝いていた太陽がだんだん地上の向うに沈みながら柔らかい光に変わっていく。いわゆるマジックアワーを迎えました。7両のサンライズ出雲が来る時には太陽が隠れてしまう寸前で逆光になった。回送だから、客室の照明は点灯されていない。音を響かせて静かに過ぎていく。見えていた太陽が完全に隠れて、ここは夜を迎えました。神戸川の夕日
ゴールデンウィークに入る前に、トロッコ列車奥出雲おろち号に乗った時の光景の一つ。出雲坂根駅から三井野原駅の区間は木次線の中で最もじっとできない区間。遠くに居る人たちに手を振るほか、トンネルが多く、通り抜くたび微妙に景色が変わり、誰もじっとすることができないようでした。スイッチバックのシェルターに入り、折り返して出雲坂根駅へ向かうとき、多くの人が運転席の周りに集まり、撮影したり、駅が見えるのを楽しみにしている人もいた。私は隣のりの車両から、トロッコ車両を覗くように眺めてみた。車両内のちらちらした光とひんやりした空気が心地良かった。かぶりつく
田んぼに水が入り、トラクターで代を掻き、馴らしていくと、その田んぼは空を写す鏡になる。苗を植えるまであと数日の貴重なリフレクションの景色。トロッコ列車奥出雲おろち号が来るまで、カメラを持って待ってみる。列車が汽笛を鳴らしながらやってきた。青い空気によく響く音でした。そして、お客さんと農家さんがお互い手を振り合っている。青い空気
肌寒い朝を迎えた日曜日太陽が姿を現わしても、暖かい空気になるまでまだ時間が掛かるようです。絶えず吹く風を受けながら、単線の山陰本線を走る列車を右から左からやってくるのを目にしては写真を撮ってました。麦の穂が手を振るかのように、いろんな方向へ揺れていました。雲の数も多いので、暖かくなるまでもっと時間が掛かるかもしれない。出雲市駅へ回送しているトロッコ列車奥出雲おろち号がやってきました。出雲市駅から発車するときには心地良い空気になると良いけど。踊る麦畑
ゴールデンウィークはこいのぼりが空を泳ぐ季節になります。鉄柱を立てたり、川の上をロープで通してこいのぼりを吊っている。風に任せて靡いている光景を見えると、泳いでいるように見えておもしろい。昨年撮影した場所で、改めてトロッコ列車奥出雲おろち号に焦点を当てて撮影しました。たくさんのこいのぼりが、シンクロしないで揺れているから、列車と一緒に上手く撮れるかはちょっと不安だった。このタイミングで線路の前の道を車やバイクが寄ってこないかなど。最終的に運に任せるしかないと判断して列車が来るのを待ちました。遠くから汽笛が聞こえ、まもなく列車がこいのぼりの間に姿を現わして、目的地へ進んでいきました。列車からはこのこいのぼりはどのように映っていたのだろう?奥出雲の空を泳ぐこいのぼり
2023年4月30日(日)晴れゴールデンウィーク2日目。日曜日で晴れの日で、混んではいないものの奥出雲の木次線沿線やおろちループ周辺は県外ナンバーの車や大人数でのツーリングをされている光景を目にしました。奥出雲の空気を全身で浴びている時間はどんな刺激なんだろうと見ていて感じた。トロッコ列車奥出雲おろち号をカメラを持って待っている私にとって、日差しは暑いのに風はひんやりより少し寒い、もう少しぬくもりが欲しいと感じた明るい時間でした。木次線沿線も藤の花が咲き出しました。それまで目にしても、枯れ木かなと思ってしまう大きな木が、実は藤の木だということを花が咲いて気付く。木によっては、えっと思うくらいたわわに染まっているから驚く。何度も撮影に出掛けている木次線だけど、まだ初めて知る景色があるから飽きないし、まだまだ...藤に染まる木次線
WESTEXPRESS銀河を撮影した後、アプリを確認したらサンライズ出雲が載っていたので、この場所で待つことにしました。その間も、やくもやまつかぜなどの列車も来ましたが、銀河とサンライズは便数が限られているのもあるため、より気持ちは高揚し写欲が出ました。サンライズが来る時も風が断続的に吹き、目の前にある麦がまるで手を振って歓迎しているように激しくゆらゆらしていた。春の霞んだ空の下を走る7両のサンライズはやはり格別です。サンライズを過ぎて、
およそ2年前に運用開始された寝台特急電車WESTEXPRESS銀河。実はまだ撮りに出かけたことがなかった。京都から夜を越えて、土曜日の朝に出雲へやってくる。太陽の光が少し暖かく、風が冷たい朝の中、アプリを見ながら列車を待ちました。そして、松江方面からヘッドライトがチラッと目に入り、ついに来たと興奮を覚えた。6両の瑠璃紺の列車がゆっくりと風のように終着駅へ走る。それまでどう撮ろうか悩んでいたけど、列車が来たらそれまで考えたことが吹っ飛んで、ひたすらバランスと6両がカメラの中に収まるようにして連写した。撮っているときは分からなかったけど、麦の穂を見ると、強い風が吹いていたことを知りました。WESTZEXPRESS銀河を撮りに行く
錦川鉄道錦町駅を出発して、広島へ移動する前に、錦帯橋へ寄りました。実は行くのは初めてです。錦川沿いの道路を通り、だんだん町の景色が見えてきたところに錦帯橋の案内標識を目にし、目的地に近づいて行きました。錦帯橋の入口に近づくと、学生さんを中心に多くの人で賑わっていました。河川敷の駐車場に車を停めて、岩国城と合わせて錦帯橋を眺めました。新型コロナウィルス感染症がひとまず落ち着いた証拠なのでしょうか、平日なのに橋を往来する景色や大型バスが何台も止まっていました。橋を渡ろうか悩みましたが、後悔しそうだったので、橋を渡りました。木製の段差の緩い橋を、足元を気を付けながら渡りました。ここから見える川の景色、川沿いに咲くつつじがとてもきれいだった。岩国錦帯橋へ行く
岩国駅から折り返し錦町へ移動しました。錦川鉄道は町部から山間部への変化を強く感じられる鉄道度線でした。いくつかの駅には交換設備があったと思われる跡をいくつか見受けられました。貨物の取り扱いか列車基地の機能を有していたかなと思う広い構内の駅も見えました。かつて使われていたであろう手動転轍機の静態展示もされていました。しかし、現在交換設備がある駅は1駅だけ。だから、1回乗り過ごすと次は2時間か3時間後になるときもある。計画を立てて利用しないといけない。そう思っているうちに、終点の錦町駅に到着です。到着ホームの左側には待機中の列車たちがお昼休みに入ってました。ここから先、山口線の日原駅まで線路が続く計画もありました。つながっていれば、益田と岩国と広島の行き来がより便利だったのであろう。今はここからとことこトレイ...山の中の列車のおうち
NT3000系気動車に乗って、岩国駅へ移動しました。およそ1時間の移動、錦川を沿ってゆっくりと進み、車窓を楽しもうと思ったのに、予想より速いスピードで走ることを知り、あまり落ち着くことができなかった。滝もあり、花もあり、観光資源満載の路線だと分かりました。ローカル鉄道ならではの車両で、側面だけでなく、前面後面の景色も見れて、運転士さんの気分も味わえました。こんな気分は江の川に沿って走っていたJR三江線を利用して以来です。錦川の緑風