オレンジ色の子実体の形成初期一見するとシロジクキモジホコリに似ている。オレンジ色の柄が形成される。子嚢表面が少し凸凹してくる。この未成熟子実体は、翌日には姿が激変する。成熟したキラボシカタホコリ大きなごつごつした石灰結晶が特徴的石灰結晶はさらに大きくなる。キラボシカタホコリ(Didymiumleoninum)の未熟~成熟子実体
ガーネットオチバタケ&ヒイロベニヒダタケ&ヌメリガサ科のきのこ
ガーネットオチバタケガーネットオチバタケガーネットオチバタケヒイロベニヒダタケトガリツキミタケ?ツキミタケ又はアキヤマタケ?ベニヒガサガーネットオチバタケ&ヒイロベニヒダタケ&ヌメリガサ科のきのこ
夏きのこは総じて不作だが、きのこの種類は急に増えてきた。オオイチョウタケの群生少し離れた場所にも同じくらいの群生がもうひとつ見られた。オオイチョウタケウラムラサキヨソオイチャワンタケ?(左)とシロスズメノワンベニチャワンタケモドキキナメアシタケアカヤマドリシワチャヤマイグチヤマドリタケモドキオニイグチキツネノハナガサキツネノハナガサ幼菌カラカサタケワタカラカサタケザラエノハラタケタマゴタケシロオニタケ?コガネテングタケウスヒラタケ?ニカワジョウゴタケロクショウグサレキンヒメカバイロタケチシオタケズキンタケサクラタケヒロヒダタケオオゴムタケオチバタケの仲間オオイチョウタケの群生
遊歩道沿いに大量の繭を付けた毛虫がいた。毛虫はまだ生きていて、カメラを近づけると、反応して体をくねらせた。繭の中にはコマユバチの蛹が入っている。コマユバチは、コマユバチ科に属するハチの総称。日本では300種以上確認されていて、その全てが他の昆虫に寄生する寄生蜂である。コマユバチは、スズメガなどの害虫に寄生して退治するので、農業に役立つこともあるという。しかし、害虫を駆除してくれるからといって、畑にこんなのがいたら嫌だ。駐車場にいたオオゾウムシにほんブログ村毛虫に寄生するコマユバチの繭
山梨県にもまん延防止等重点措置が適用された。しかし、今日も大型の観光バスが来ていたし、家族連れの観光客も目についた。県内の感染者数は連日のように過去最多を更新していて、今後さらに状況は悪化するだろう。まん延防止等重点措置や従来の緊急事態宣言では、デルタ株のまん延を防止できないことが明らかなので、実効性のある対策が必要だろう。落ち葉の葉脈から発生したガーネットオチバタケ傘が6mmほどの小さなきのこだが、独特のワインレッドが美しい。柄がひょろ長いので、風で揺れてしまい、少しぶれている。シワチャヤマイグチ幼菌ヒメコガサクヌギタケダイダイガサ上に乗っていた落ち葉を取ると、意外と長い柄が現れた。ツノシメジドクツルタケヒトヨタケ科オオゴムタケミズナラの幹に発生する傘が5mmほどのいつもの不明菌ガーネットオチバタケ
自宅の窓の外のカラマツの梢に止まった2羽のサンショウクイ。左の個体は囀っている。右の個体が左の個体の近くへ飛んできた。餌をねだっているのかな?右の個体は追い返された。にほんブログ村サンショウクイ,Ashyminivet
今朝、自宅にいると、騒々しい野鳥の声が聞こえてきた。窓の外を見ると、カラマツに数羽のサンショウクイと200羽以上のコムクドリの大群がいた。オス若鳥?多くの個体がカラマツの葉に隠れていたが、この後いっせいに飛び立ったので200羽以上の大群と分かった。にほんブログ村コムクドリの大群
大雨の盆休み。昨日は北杜市全域に土砂災害警戒情報が出されていた。今日はいったん雨が止んだので、少しだけきのこ撮影に出かけた。シワチャヤマイグチコチャダイゴケチチタケセンボンイチメガサニカワハリタケキイボカサタケノボリリュウタケ(?)ヘラタケヒロヒダタケドクツルタケツノシメジヒメヒガサヒトヨタケあるいはコツブヒメヒガサヒトヨタケ?不明傘が6mmほどの小さな美しいきのこ。ミズナラの幹に発生。夏の雨は、この手の妖精のようなきのこを連れてきてくれるのだ。シワチャヤマイグチ
枯れた笹の先端に鮮やかな黄色の丸まった芋虫がいた。大雨で樹上から落ちてきたのだろう。キイロモモブトハバチの幼虫らしい。ハンノキ類の木の葉を食べるという。ハチの幼虫にしてはずいぶん大きい。一般的なハチの幼虫は巣の中で育てられるが、ハバチの仲間は巣を作らず、幼虫は自ら餌を探して食べるようだ。見た目も行動も蛾や蝶の幼虫のようだ。長野県などでは、クロスズメバチ(通称地蜂)などの蜂の幼虫を食用にし、とても美味い。しかし、この幼虫は・・・食べたくないな。オオツマキヘリカメムシキイロモモブトハバチ幼虫
1回目の予防接種(ファイザー)を受けた。予約時間に診療所へ行くと、予防接種を受けに来ていた人は私を含めて3名。この診療所ではバイアル1つの割当のようだ。予約したのに現れなかった人がいて、キャンセル待ちの人が呼ばれていた。電話でもネットでも簡単にキャンセルできるのに、無断キャンセルする人はどこにでもいるようだ。接種後しばらくして注射部位に痛みを感じるようになった。痛みのピークは当日の夜。腕を動かすと強い痛みがあり、シャツを脱ぐのがつらく、寝つきにくかった。翌朝にはやや痛みが治まり、翌々日には痛みが軽くなるにつれて痒みが生じ、接種3日後にはほとんど気にならない程度になった。脹れや発熱はなかったが、予想していたより副反応はきつかった。2回目のほうが副反応が強いと言われているので、今から戦々恐々としている。(川俣渓谷の...1回目の予防接種(ファイザー)
ハナガサイグチは、不自然なほど鮮やかなオレンジ色でとても目立つ。ムラサキホウキタケハナホウキタケチチタケナガエノチャワンタケツルタケサンコタケイグチの仲間不明傘が5mm程度の美しいきのこ。毎年夏にミズナラの幹に大量に発生する。ハナガサイグチ
八ヶ岳山麓10ヵ所の巣穴調査の結果まとめ(ニホンアナグマ/キツネ/タヌキ)
昨年以来、八ヶ岳山麓で10カ所の巣穴(ニホンアナグマ5、キツネ2、タヌキ2、放棄?1)を調査したので、結果をまとめておく。(巣穴から顔を出した仔ギツネ)(1)ニホンアナグマの巣穴:3頭のニホンアナグマが冬眠に利用していたと思われる。7~8個ほどの出入口。キツネが巣穴の近くに出没。https://blog.goo.ne.jp/kiyosato_001/e/1aaf33be40ea26ccba56c6a4395ec435冬季(1月)の調査では、冬眠中のニホンアナグマは撮影されず、タヌキが巣穴の周りで撮影された。https://blog.goo.ne.jp/kiyosato_001/e/eb357ac09d26f5079c8aed521d142c1f(2)キツネの巣穴:キツネが2頭の子育てに利用。数か所の出入口。ニホ...八ヶ岳山麓10ヵ所の巣穴調査の結果まとめ(ニホンアナグマ/キツネ/タヌキ)
2週前に調査したニホンアナグマの巣穴から700メートルほど離れた場所に別の巣穴を見つけたので調査した。一週間ほど撮影したところ、昼夜問わずニホンアナグマが出入りするのが確認された。巣穴から出てくるニホンアナグマ巣穴へ戻るニホンアナグマ巣穴の様子明確な出入口は1ヵ所だけだが、掘りかけと思われる小さい穴がいくつかあった。巣穴の前には獣道があり、ニホンジカが獣道を歩きながら草を食べていた。以前の調査では、別の場所で、ニホンアナグマとノウサギが同じ獣道を利用していた。https://blog.goo.ne.jp/kiyosato_001/e/77cca8b9c6958d776cd934d4ef0b4190一般的に獣道は複数種類の動物が利用するようであり、人間にとっても獣道は歩きやすい。にほんブログ村巣穴調査:アナグマの巣穴&ニホンジカ
今日も行楽客はかなり多く、観光バスも目に付いた。感染者数が最悪な状況にもかかわらず、人々の行動はコロナ前に戻りつつあるようだ。ハナホウキタケタマゴタケコテングタケモドキカバイロツルタケシロウロコツルタケ?ビョウタケチチタケイグチの仲間不明ハナホウキタケ
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オレンジ色の子実体の形成初期一見するとシロジクキモジホコリに似ている。オレンジ色の柄が形成される。子嚢表面が少し凸凹してくる。この未成熟子実体は、翌日には姿が激変する。成熟したキラボシカタホコリ大きなごつごつした石灰結晶が特徴的石灰結晶はさらに大きくなる。キラボシカタホコリ(Didymiumleoninum)の未熟~成熟子実体
ジクホコリの子実体が大量に発生していた。ジクホコリの白い変形体から子実体が作られている。白い未熟子実体も美しい。ジクホコリの若い子実体と黄色い変形体(黄色い変形体は別種の変形菌と思われる)。若い子実体タマジクホコリの子実体落葉から発生したタマジクホコリ落枝から発生したタマジクホコリジクホコリ(Diachealeucopodia)とタマジクホコリ(D.bulbillosa)
ヘビカタホコリの未熟子実体と思われる。鮮やかでとても目立つ。落枝から苔に広がっている。ペンキをぶちまけたかのような独特な質感緑の葉に付いていると逆に目立たない。近くで見つけたもの。ヘビカタホコリの変形体?左上にあるのはカメムシの卵緑の葉を持ち帰って成熟させてみたが、思ったほど美しくないな。灰色の部分をピンセットでつついて顕微鏡観察ちゃんと胞子ができていて、直径は9-10マイクロメートル程度ヘビカタホコリ?黄色い変形体・未熟子実体があった付近で2日後に見つけたもの。アナアキカタホコリ高さ15cmほどのササの葉の付け根に子実体は形成されていた。胞子を飛ばすために、ササを登ってきたのだ。地面に置いて撮影する時に、子実体が剥がれかけてしまった(簡単に剥がれる)。離れて見ると葉の変色か汚れにしか見えない。一年前の自...ヘビカタホコリ(Didymiumserpula)とアナアキカタホコリ(D.perforatum)
緑色のクラカタホコリが大量に出没していた。湿っている時は濃い緑色だが、乾くと色が薄くなる。少し色が違う子実体たち緑色の子実体が乾いてから撮影湿った状態で黄色いクラカタホコリも見られた。薄い黄土色の未熟な子実体白い未熟な子実体(ササの茎に発生)白~灰色の普通の成熟子実体緑/黄色と白系が同一種とは思えず、2種以上に分類されてもよさそう。緑/黄色と白系のクラカタホコリ(Didymiummegalosporum)
gooブログのサービス終了のため、はてなブログへ引っ越しました。https://kiyosatoowl.hatenablog.com/2019年にYahoo!ブログが終了、2023年にLINEブログが終了、そして2025年にgooブログも終了。ブロガー受難の時代だが、はてなブログは長く続いてほしい。ブログ引っ越しのお知らせ
好雪性変形菌を探しに八ヶ岳を登山。標高2450m以上で残雪が見られ、森林限界に近い標高2600m付近で変形菌を1種類だけ見つけることができた。黄色い未熟な子実体。変形膜は白い。シラビソの葉(幅2mm程度)に発生。表面に模様が見られる。変形膜の一部が紐状の柄になっているようだ。落ちた枝に発生していたので、少し持ち帰って観察することにした。約7時間後、色が激変していた。変形菌の変化は速い。黒っぽくなった子実体もあれば、緑と黒色の模様ができた子実体もある。翌日。緑と黒色の模様に変化していた。さらに翌日(3日目)。黄色くなった。4日目はほとんど変化がなかったので、これが成熟した姿と思われる。既知の好雪性変形菌と比べた結果、ヤマキモジホコリ(Badhamiaalbescens)と思われる。この種は、以前はモジホコリ...八ヶ岳標高2600mの好雪性変形菌(ヤマキモジホコリ/Badhamiaalbescens?)
今週巣立ったフクロウの雛かめはめ波の練習木の枝にお腹をつけてだらだらと過ごすこともある。ツツジが満開だった。にほんブログ村フクロウの雛(Uralowl)
某土産物屋で営巣中のジョウビタキ♂このあたりに巣があるらしいにほんブログ村ジョウビタキ(Daurianredstart)
遊歩道上にいたアオダイショウにほんブログ村アオダイショウ
フクロウの雛が巣立っていた。あくび親鳥♀にほんブログ村フクロウの巣立ち
隣家の軒下で営巣中のジョウビタキ♀が雛に餌を持ってきた。ジョウビタキは人家の周りで営巣することが多く、私が観察する範囲では営巣成功率は高いようだ。GW中に撮影した別個体毛虫が暴れて落としたところにほんブログ村餌を運ぶジョウビタキ
オオルリのつがいが並んで止まっていた。メスが移動すると、オスが後をついていった。にほんブログ村オオルリのつがい
若葉の美しいモミジの木にオオルリが止まり、気持ちよさそうに囀っていた。メスにほんブログ村オオルリと新緑の森
花が咲き乱れる牧草地をキジが歩いていた。キジの騒々しい鳴き声が響いていた。にほんブログ村キジ(GreenPheasant)
ミズナラの10mほどの高さの枝で巣作り中だった。にほんブログ村サンショウクイ(Ashyminivet)
森の中にはキビタキの軽やかな歌声が響き、あちこちでオス同士が縄張り争いしていた。今日の八ヶ岳木々が芽吹き、鮮やかな色彩が森に戻りつつある。にほんブログ村キビタキ(NarcissusFlycatcher)
10mほどの高さの枝が分岐する場所に巣は作られていた。コサメビタキは、八ヶ岳に到着するとあっという間に巣を作って抱卵を始める。にほんブログ村コサメビタキの巣
渓谷を歩いていると、カワガラスの雛が餌をねだる大きな声が聞こえてきた。声のする場所を探すと、岩陰に大きな巣があった。巣材には大量の苔が使われていて、巣から大量の糞が出された跡がある。カワガラスは滝の中に巣を作ることが多いが、縄張り内に滝がなければ、このような場所に巣を作る。にほんブログ村カワガラスの巣
コマドリが良く通る美しい声で囀っていた。尾羽を持ち上げ、姿勢も素晴らしい。にほんブログ村コマドリ囀る(Japaneserobin)
夏鳥が次々と八ヶ岳に到着している。オスは光沢のある青色が美しく、夏鳥の中でも抜群の存在感がある。渓谷を舞うメスにほんブログ村オオルリ♂♀(Blue-and-WhiteFlycatcher)
鮮やかなオレンジ色のヒイロベニヒダタケ4本発生していたが乾燥し始めていた。ハナオチバタケヒロヒダタケダイダイガササナギタケウラジロモミの幼木の下に発生したウスタケ(ウスタケは、モミ類の樹下に発生するとされる)キララタケキイロスッポンタケウラグロニガイグチ毎年夏に見かけるオレンジ色の小さな美しい不明きのこ明日は、白いキツネと緑のタヌキが化かし合う都知事選都知事選で思い出したのが、大阪万博との関連で話題になることもある都市博中止を公約にした青島幸雄氏が当選した1995年。中止すれば賠償責任等により費用負担が増大するという試算も示されていたが、実際には費用は増大しなかった。試算というのは、未確定の数値を恣意的に決められるので、全く信用ならんと思ったものである。今週は、公的年金の財政検証結果が報告され、最新の「試...ヒイロベニヒダタケ
ツノホコリ梅雨の時期には、森の中でツノホコリが目立つ。倒木上の1m以上に渡ってツノホコリが広がっていた。遠目には白いカビのように見える。柄の短いツノホコリタマツノホコリ?クダホコリ・・・キイチゴにそっくりクダホコリ・・・生うににそっくりマメホコリムラサキホコリの仲間より成熟したものウツボホコリ変形菌の変形体と思われるが種は不明。変形体は餌を求めて移動する。ツノホコリと変形菌
森の中で30~40cmの小さなマムシ柄のヘビに遭遇した。アオダイショウの幼体は、成体とは模様が違ってマムシ柄であり、マムシへの擬態とも言われる。しかし、すぐにはマムシかアオダイショウか判別できない。広角レンズをそっと近づけて撮影しようと手を伸ばした。すると、ヘビは鎌首を持ち上げて飛びかかってきた。マムシ柄のヘビが飛びかかってきたらさすがにビビる。すばやく手を引っ込めた。とはいえ、相手は所詮ちびっ子。飛び上がった頭の高さはせいぜい30cm。威嚇しただけで私の手には届かず、茂みの中に逃げて行った。写真を拡大してみると、瞳孔は丸くアオダイショウの顔だった。にほんブログ村マムシ柄のアオダイショウ幼体
シロキツネノサカズキダイダイガサヒイロベニヒダタケハンノキ(生木)の幹にびっしりと発生したウスヒラタケ今日はあちこちでウスヒラタケが見られた。この木から発生したウスヒラタケは特に肉厚で大きかった。サンコタケアマタケ?アシナガタケハナビラダクリオキンノウタケ不明粘菌(ススホコリ?)15cmほどに広がっていた。拡大したものシロキツネノサカズキ
八ヶ岳に自生するヤマボウシの花手裏剣のような形が特徴的で、秋につける実は甘く食べられる。北杜市や隣の韮崎市では、ヤマボウシを街路樹に用いた通りが目立つ(国道141号の一部区間など)。白花と赤花のヤマボウシを交互に植えたおしゃれな通りもあるが、そんな通りにビッグモーターがなくて良かった。ヤマオダマキの花シモツケの花ヤマボウシの花
(ストロボ撮影)お腹が大きく見えるので出産前かもしれない。ハクビシンは夜行性なので人目につかないが、八ヶ岳山麓にはかなり多く生息する。にほんブログ村夜の森のハクビシン
キビタキの雛たちが巣立っていた。苔の生えた樹皮の上に止まっていると目立たない。寝ぐせのように頭部の羽毛が飛び出ている。親鳥が怒っていたのですぐに退散する。にほんブログ村キビタキの巣立ち
直径5mmほどのアラゲコベニチャワンタケの幼菌傘が6mmほどの小さなベニカノアシタケ20cmほどの大きなヒロメノトガリアミガサタケホテイシメジヒメコガサヒロハホウライタケウスタケアラゲコベニチャワンタケ
道路の脇に仔鹿が立っていた。近くに親鹿の姿はない。私が自動車から降りて至近距離から撮影しても逃げようとしない。あどけない顔をしている。左耳をぴんと立て物音を聞いている。誰かが歩いて近づいてきたのだ。歩行者(中年女性)の姿を見ると、一目散に走り去った。にほんブログ村仔鹿(ニホンジカ)
緑が濃くなった森の中に白いモフモフの天使が降臨した。タンナサワフタギの白い小さな花が咲いている。翼を伸ばしてからの・・・不器用にジャンプ!隣の幹に飛び移った。するすると木を登っていった。3羽のきょうだいの2番目の雛。カエデの木を3mほど登ったところでお休み中。あくびこの場所のフクロウは、以前は3月中旬頃に産卵し、5月中~下旬に雛が巣立っていた。今年の3月は積雪が深く気温も低かったため、餌が十分に獲れるまで待って4月に産卵したと思われる。最後の雛は、若葉が美しいモミジの木に止まっていた。脚ががっしりしているので、垂直木登りができる。にほんブログ村フクロウの巣立ち
にほんブログ村オオミズアオ
フクロウはかくれんぼの達人。葉の生い茂った森の中に隠れていたら簡単には見つからない。子育て中のフクロウ(♀)。ヤエガワカンバの枝に止まった。メスは、繁殖期になると腹部中央の羽毛がごっそりと抜け落ち、卵を皮膚にあてて温める。すでに抱卵・抱雛期を過ぎたが、お腹の羽毛が抜けている様子が分かる。にほんブログ村映画「仕掛人・藤枝梅安2」(2023年)では、効果音にフクロウ(Uralowl)の声が何度も使われていた。静かな夜のシーンにはフクロウの声が合う。ひと昔前の時代劇では、ギューイギュイギュイというオナガ?の声が定番の効果音であり、フクロウの効果音は記憶にない。この映画の中で、フクロウ?の薄暗い映像がちらっと出たが、嘴が黒っぽく、フクロウ科の別の鳥のように(声と映像が一致しないように)思えた。しかし、豊川悦司の仕...フクロウ♀,Uralowl
ミズキの枯れ幹(木は生きているが幹の上部が枯れている)の4~5mの高さ。キツツキの古巣にコムクドリが出入りしていた。育雛中と思われる。にほんブログ村コムクドリの巣
自宅近くの薄暗い茂みの中にジョウビタキの雛たちがいた。奥の雛はエゾハルゼミをくわえていて、手前の雛は親鳥♂に餌をねだっている。エゾハルゼミは初夏に一斉に羽化し、多くの野鳥たちが雛の餌にする。親鳥に餌をもらえなかった雛は、エゾハルゼミを横取りしようとする。お腹を空かせた雛たちは親鳥を追い掛け回す。5~6羽の雛がいたようだ。親鳥が私に気付いて明るい場所に出てきた。にほんブログ村ジョウビタキの巣立ち
コナラの木の枝に止まったフクロウの雛(巣立ち2日目)昨年まで、この場所のフクロウは毎年2羽の雛を育てていたが、今年は1羽だけだった。昨年秋の木の実の不作や、産卵時期(3月)の深い積雪と低温などの影響でネズミが少なかったのかもしれない。あくびにほんブログ村フクロウの巣立ち
キイロスッポンタケ群生して悪臭を放つヌメリスギタケモドキカラマツの切株から発生したツバマツオウジナラタケクヌギタケの仲間ベニヒダタケ?不明森の中にはたくさんのクリンソウが咲いていた。キイロスッポンタケ
メジロが苔をくわえていた。細長くて柔らかくて理想的な巣材にほんブログ村苔を集めるメジロ
ミズナラの木の15mほどの高さの股に作られた巣。オスが巣作りしているように見える。オスが飛び立ち、メスと交代。にほんブログ村サンショウクイの巣
遊歩道を歩いていると、ヤマガラが鳴きながら飛んできてすぐ近くに止まり、ガン見された。巣に近づきすぎたらしい。ごめんにほんブログ村ヤマガラにガン見される
左が親鳥、右が巣立ち後まもない幼鳥。にほんブログ村キバシリの親子