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陽出る処の書紀 https://blog.goo.ne.jp/yorozu-haki

芸術・フィギュアスケート・映画・アニメの感想。リリカルなのは・神無月の巫女・マリみて小説掲載中

魔法少女リリカルなのは・マリア様がみてる・神無月の巫女(Fate/stay nightとクロス有)・鋼の錬金術師・京四郎と永遠の空の二次創作小説を掲載中。百合やや多め、他傾向もあり。芸術作品・フィギュアスケート記事、映画・アニメ(輪るピングドラム・少女革命ウテナ)・漫画のレヴュー、写真つき駄文日記のよろずブログ。

万葉樹(よろずは いつき)
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2008/09/29

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  • 美術展にも良し悪しがある

    文化の日にちなんで、各地では文化の香りのする催しでにぎわっています。私も以前は美術ネタをよく投稿していたのですが、最近はとんとご無沙汰。理由はとある事情でアート酔いから醒めたからですが、それはともかく。10代後半の高校生時代から20代前半の大学院時代まで、私は熱心な美術展観賞マニアでした。なにせ、作品をなるべく多く鑑賞して、観察眼を鍛えなさいと教えられていたからです。しかし、観たといいましても、MoMAやテートモダンなどの海外のミュージアムには縁遠かった人生。けっきょく、私の美術鑑賞眼は素人に毛が生えた程度だったのでしょうか。ひとくちに美術展といいましても、様々な見せ方があります。そして、その作品の展示法や集め方しだいでは、同じ作品でも輝いたり、曇ったりもするものです。特に絵となればなおさらそうです。今回...美術展にも良し悪しがある

  • お給料はなぜ上がらないのか問題

    給与計算業務担当者の私は、会社の従業員の皆様の秘密を握っている立場です。そのため、社員皆さんとあまり親しくなりすぎてはいけない、私情が入って給与計算を優遇してはいけない、という心がけがあります。勤務一年目を迎えたこの頃、社員の皆さんから様々なお声をいただきます。やはり多いのは待遇に関するもので。「給与が低い」「サビ残が多い」「有給消化がしづらい」など。これは私自身もそうなのですけども、総務責任者という立場上、いっしょに愚痴るわけにはまいりません。なんとか、明るく前向きに仕事をしていただけるよう、やんわりとなだめて、押し返す、そんな問答ばかりです。しかし、本音を言わせていただきますと。給与が低いには低いなりの訳もあります。まず、本人は同期入社や仲の良くない社員さんと比較して嘆いているのですが、そもそも専門性...お給料はなぜ上がらないのか問題

  • この世界の翠は不都合すぎて未完成

    優柔不断な野菜づくりど素人がやりがちな失敗。まだ大丈夫だろうとのんびり構えて、必要な時期の施肥や、種まき、間引き、そして収穫を延ばしてしまうこと。あるいは焦って、やりすぎたり、早めたりしてしまうこと。画像は2025年3月初旬時点の第二弾コマツナ群、畝6列目(11月10日種まき分)1月頃に発生した黄化現象の多発をのりこえ、春めいたせいか、青々としてくれています。一時期はしおれて全滅するかも、と泣きたくなった日もありましたね。風よけネットをはったせいか、茎が折れる、葉が飛ぶこともなく。鳥に食われて欠けることもない、元気はつらつ。その姿に感動しすぎて、獲るのがもったいない!じつは一部の株がトウ立ちしてきたのか、花が咲くような気配が。アブラナ科なので、アブラナみたいな形状になりかけているのです。でも、おもしろうそ...この世界の翠は不都合すぎて未完成

  • 非正規社員を冷遇する会社に未来はない

    現代では大企業になるほど、人件費抑制の目的で、多様な労働形態のワーカーが協働しています。私が勤めたとある医療機関では従業員が500人ほど。医療系ワーカーには派遣法が解禁されていませんが、時給換算の契約職員がいましたし。事務系にいたってはレセプト計算や介護スタッフは外注の下請け、派遣社員、契約職員そして正職員が混在。病院は理事長や院長を頂点として、医師は神の上の存在といった扱い。そのいっぽう、患者に直接接するスタッフは複数の会社や雇用形態があるため、派閥があり、人間関係が最悪でした。私はとくに有名な医療事務外注のスタッフのターゲットにされました。医療事務の資格取得で有名なあの会社の。他の病院でもその外注さんが受付にいるけれど、そこではとても親切で愛想がいい。私の勤務先の特定の50代お局女性だけ陰湿で、私の上...非正規社員を冷遇する会社に未来はない

  • 大学の研究室時代の思い出

    40歳も過ぎると人生いろいろありまして。過去を振り返りたくなるものです。自分の人生で一番華があった時期はいつかといいましたらば。やはり大学進学後から院修了までの7年間でしょう。修士卒ですが、半年間休学したので、大学院は3年半通っています。私の母校の二流国立大学は自然豊かな立地。ボーリングやカラオケなどの遊び場も近くにはなし。飲み屋も遠くて、喫茶店と言えば生協のみ。そんな監獄みたいな場所でしたから、研究にも熱が入るというものです。女性比率が多かったので、色恋沙汰もありませんでした(苦笑)。学生結婚してる女性の先輩はいたりしましたけどね。ゼミの所属分けがはじまるのは4回生からでしたが。すでに2回生のあたりで研究室のヌシの先輩の覚えめでたかった私は、出入りを許されて、資料のコピーなども自由に許されていたりしまし...大学の研究室時代の思い出

  • 草マルチとして逸材なのは?

    春になると、裸地だった表土も翠におおわれはじめます。草マルチの素材が手に入る!雑草が愛おしく感じるのは、有機栽培をめざしてからなのですね。2025年3月30日はダイコンの間引きあと、畝の脇にたっぷりと草を敷く。ついでに発育不良気味のホウレンソウ畑の畝のあいだにも積み上げる。豊富に草があるので助かります。天然マリチングとして推奨されている草としてはイネ科やキク科のマリーゴールドが推奨されていますが。わが畑に生えた大量のスギナやカラスノエンドウもなかなか刈りやすく、敷いたり鋤きこみがしやすくて重宝しております。スギナはコマツナが育つまでは、お茶やおひたしで楽しんでいた食材でした。もし野菜が育てなくて飢えそうになっても、スギナを食べれば生き延びられると自信がつきました。草マルチ用のために、わざわざエバーグリーン...草マルチとして逸材なのは?

  • デバイスは定期的に買い替えたほうがいいかもしれない…

    事業などでPCを使っているならば、減価償却もできるので、毎年、最新モデルへ買い替えたほうがいい、起動も早いから、という声を聞くことがあります。そうはいいましても、年々お高くなるデバイス類。ノートパソコンですと、もはや10万円以内で買えるタイプはそうそうありません。Officeアプリがついていないとかでないと買えないや。私はノーパソもスマホも5年以上は使い倒していて。多少電源が入りづらい、外観に傷がある、などトラブルがあっても、見てみぬふりをして、酷使させつづけてきました。これはスマホもそうで、はじめてのスマホは2017年。すでに8年経過で、昨年あたりから充電が危うくバッテリーに異常があるのに、USBケーブルをつないだままギリギリで使用しつづけていました。電源がすぐ入らないけども、なんどかトライしたらつくの...デバイスは定期的に買い替えたほうがいいかもしれない…

  • 二次元キャラの大人化についての暴論

    仮面ライダー、特撮戦隊ものとともに日曜朝のキッズ番組の定番となっているプリキュアシリーズ。その続編が朝日放送ではなくて、なんとNHKEテレの土曜夕方に放映されているという事実をさきごろキャッチしました。過去の人気作であったプリキュア5作目のメインヒロインたちが成人した姿を描いたという「キボウノチカラ~オトナプリキュア'23~」。なぜ知ったかといいましたらば、神無月の巫女のED絵で知られるあの藤井まきさんが第一話の総作監をつとめたと聞いたからです。ところで、仮面ライダーシリーズももはや十年以上離れた私は、当然ながら、プリキュアも詳しくありません。初代の白と黒のふたりコンビの子しか知らないです。けっこう魔法少女ものなのに、アクロバティックな作画で話題になりましたよね。でも、それも全話通して観たことはないです。...二次元キャラの大人化についての暴論

  • 強くて美しいカラダやココロに無理に憧れなくたっていい

    職場でいつもいつも昼休みを削って、必死に働いている50代女性がいました。責任感が強く、めったに休まない方で。見かけは真面目で穏やかそう。けれどもどこか疲れていたのか、提出物を忘れたり、ちょっと意地悪だなという返答をされることも。ある日、もっとゆったり働いたらいかがでしょうか、いつもありがとうございます!と述べたら、なんとなく、ほっとされたのか待遇への愚痴も少なくなっていらしたようです。こういう人にがんばれと言ってはいけない。会社に一人しかいない事務職はマネジャー役でもあります。こうした従業員のメンタル改善も総務の務めではあるのですが、反面、私自身も気遣いでつぶされそうな日々を送っているのかもしれません。経理の締切り作業でいつもイライラしているのです。本日は体育の日、スポーツの秋。地域ではナントカ大会とかイ...強くて美しいカラダやココロに無理に憧れなくたっていい

  • ガツガツと本を読まなくなったらこころ穏やかになれる

    本好きで読書家を気どっていた私は、本を多く買いこむこと、借りてくることが、自分のステータスだと信じていました。これは学生時代の研究生活からしてそうで。研究用の資料というものは、古書店かどこでめぼしいものがあれば、すぐに入手しないと二度と手に入らないもの。東京の神田に出かけたとき、大阪の梅田の古書店街に足を運んだ時はかならず本のお土産がついて回ったものでした。そうした買い集めた本を段階的に減らしていって数年になります。まず、キツネ色に灼けた本は潔くおさらばしました。所有しているだけで痒くなるからです。何度も開いて読み込んだ本も、頑張った証としてはいいのですが、そこにこだわる自分もよくないと考え捨てました。新しく買う本も、厳選するようになりました。最近のトピックでは消費税のインボイス制度の本や電子帳簿保存法の...ガツガツと本を読まなくなったらこころ穏やかになれる

  • スマホのデザリングをはじめてした話

    【注】この記事は2025年春に書いたので、ブログ上に掲載される時点ではすでに古くなっている可能性があります。お恥ずかしい限りですが、この年齢になるまで、私めスマホでデザリングしたことがありませんでした。設定画面でデザリング機能があることは知っていましたが、自分の手持ちデバイスではできなかろうと思い込んでいたのです。なおスマホのデザリング機能を使う場合、SIM回線業者によってはオプション契約が必要なこともあります。しかし、私が8年越しの愛用している格安SIM回線ではあっさりと、無料で、利用できてしまったのです。これに気づいたのは2025年3月。古いスマホの買い替えのついで機種変更で、別の回線業者乗り換えで楽天ショップに相談に赴いたのがきっかけ。現在のSIM回線ではPC用(無線Wi-Fiルーター経由で接続)と...スマホのデザリングをはじめてした話

  • 良い仕事は縁ある人にも幸福をもたらす

    最近はウェブ上で偽名をつかって稼げるシステムが整っている。そもそも虚業と呼ばれるクリエイター業のほとんどは本名ではない。顔出しありきの俳優であっても実名でない。だが、自分の名で勝負することの素晴らしさと同時に恐ろしさを知ったのは、私のお粗末な転職歴からなのだった。数年前、私は創業百年を超える老舗の大手建設会社に契約事務職として採用された。面接時には、いずれは総務部への配属も検討しているので、とりあえずは期間限定にて建設部で工事事務をという約束だったのだ。この面接はかなりとんとん拍子で進み、なんと面接当日に採用の内示が出た。制服のサイズを教えてくれという具合だから、乗り気だったのだろう。私もこの職場は意欲に燃えていたわけだ。入社してすぐに、会長直々にお声がかりをいただいた。それから毎日、なぜか私の横を通るた...良い仕事は縁ある人にも幸福をもたらす

  • ほんとうの賢者は働きながらでも世の中に学び活躍する

    天は人の上に人をつくらずの「学問のススメ」で知られる福沢諭吉は、大分の下級藩士の生まれ。向学心あふれる側面は儒学者の父親譲りだったが、父と兄が急死したせいで、家督を継ぎ、身分の低い勘定方の小役人を務める。長崎へ遊学し、さらには大阪の適塾で緒方洪庵の門下となった。この適塾時代は金がなく、住み込みの学生だった。学費がないので、本を写す手伝いをしたり、下働きをしながら学んだのであろう。そこで頭角を現し、22歳で塾頭になり、やがて江戸へ出て慶應義塾大学の前身となる蘭学塾を開く。しかし、ペリー来航から英語の習得を実感し幕府通辞におしかけて習得、やがて幕府使節団として渡米渡欧し、翻訳方として幕府の公文書を手掛けるようになる。彼のような人生街道は幕末の動乱期だからこそできたことで。現在の人間が安易に語学力だけを頼みとし...ほんとうの賢者は働きながらでも世の中に学び活躍する

  • SIM回線の低速モードは実質使いたい放題だった…だとッ?!(驚)

    【注】この記事は2025年春に書いたので、ブログ上に掲載される時点ではすでに古くなっている可能性があります。私はドコモ系列の某格安SIM回線ユーザー愛用者で。ADSL回線時代からずっとこの業者オンリー。他の回線も検討したものの、乗り換えるのが疲れるからです。このSIM回線は2回線めは追加で数百円で済むため、PC用(ポケットWi-Fiルーター経由)とスマホ用とで使い分けていました。ところが、ここ数カ月ほど、通信容量の残量表示がおかしい。アプリもしくは公式サイトのマイページで確認しても、月末になっても同じまま。翌月末まで繰り越しなので、たとえば毎月10G契約だとしてもずっと繰り越し分ふくめて20G残のまま。そこで数か月前からは6Gに落としてみたら、今度は前月分繰り越しを含めても12Gの残量のまま。たとえばその...SIM回線の低速モードは実質使いたい放題だった…だとッ?!(驚)

  • こぼれ種でコマツナを育てる作戦

    野菜づくりを続けてみると欲が出てしまい、いろいろ試したくなります。第一弾コマツナ群(2024年10月20日種まき分)で成功したのは、間引き菜の移植再生。第二弾コマツナ群(2024年11月10日種まき分)でも試みたのですが、おなじ畝に植え付けして連作障害が出たのか、冬の時期で株が弱ってしまったのか、寒い夕暮れに水やりしたせいで根付きがよくなかったのか、とにかくうまくいかず。ところが、2025年の春になってみれば。冬に苦労して育てた分だけ収穫が惜しくて延ばしていたら、とうとう花が咲いてトウ立ちしてしまった!!この花咲きコマツナも菜の花みたいで茹でればおいしいのだけども。けっこう大量に慌てて収穫することになり、もったいないので、今度はこの花の株を移植してみることに。シュンギクと第三弾コマツナ(12月8日種まき分...こぼれ種でコマツナを育てる作戦

  • 二次創作を長続きさせるものは原作愛だけではない

    かつて二次創作論記事シリーズで、ジャンルビッチとジャンルゴジラというお話をしました。この名称は私が勝手に名付けたものです、むろん。(「目を覚ませ、ぼくらの二次創作はジャンルビッチに侵略されてるぞ?」・「年季の入り過ぎた二次創作者は、ジャンルゴジラの夢を見ない」)旬の話題作をワンクールごとに乗り換えては、器用に二次創作を乱造できるジャンルビッチ。人気のある、大手サークルの同人誌発行者だと、その人がオピニオンリーダー的存在なのでハマったジャンルへシンパが大量移動することもありえます。いっぽう、特定の原作ジャンルに長らくいて、ほぼ同じカップルの話しか書かないジャンルゴジラ。読者からすれば、いつでも、その人が欲しい物語を提供してくれるという安心感があります。まあ、安直にたとえましたら。日替わりメニューが好きか、定...二次創作を長続きさせるものは原作愛だけではない

  • 情報の収集と整理に時間をかけすぎない

    数年前のことですが、Yahoo!のブックマークが突然終了したことがありました。いろいろなサイトをお気に入り登録しておけて便利だったのに、とがっかり。そのいっぽうで、どこかホッとした自分もいたのです。インターネット上で、スマホの画面を指先ひとつで、何でも探し出せる時代。好奇心旺盛な人間はついつい、よけいな知識まで増やそうとしてしまいます。博学であることは話題がひろがっていいことだけれども、たいがい賢しらだった人間は知識を披露しようとして敬遠されたり、足をすくわれたりもしてしまいがちですね。私がよくやらかす失敗です。ネットのみならず、書店にいって書棚の並びからトレンドを探ったり。図書館の書架でブラウジングしながら、面白そうな本を借りていく。けっきょく買ったり借りたりした本は読まずじまい。あるいは、細かくノート...情報の収集と整理に時間をかけすぎない

  • 今野緒雪の小説『マリア様がみてる―大きな扉 小さな鍵―』

    平成百合大ブームの先駆け作、マリア様がみてるシリーズの十数年越し再読ランダム感想記事。今回選びましたのは「大きな扉小さな鍵」。前面にいるやや物憂げな祐巳と、ちょっとおとぼけ顔の瞳子。じつはこれ、本編を読むとふたりの表情、真逆なんじゃないかと思うのですけれども…。そういや百面相の福沢祐巳で、仮面女優の松平瞳子ならば、これが本来の姿なのかもしれませんが…。この巻は過去にレビューしたこともあり(「『マリア様がみてる─大きな扉小さな鍵─』(前)」「『マリア様がみてる─大きな扉小さな鍵─』(後)」)、二次創作小説の下敷きにしたこともあるので、とても強く印象に残っています。とくにラストの「百数えて」のくだり。当時はなぜ祐巳はこんなことを命じたのかと思ったわけですが、今から思えば、これアンガーマネジメントの鉄則ですよね...今野緒雪の小説『マリア様がみてる―大きな扉小さな鍵―』

  • SIMカードにも時代の流れがある

    【注】この記事は2025年春に書いたので、ブログ上に掲載される時点ではすでに古くなっている可能性があります。8年間大事に、最後は充電があやうくゾンビ状態で使っていたスマホ。最新モデルに新調するにあたって、まず知った衝撃の事実は!SIMカードには差サイズがあり、スマホの機種によっては交換が必要になるとのこと。2017年から長年愛用したスマホはMicroSIMカード。その当時からすでにnanoSIMモデルはあったらしいので、けっこう型落ちタイプだったことになります。標準SIM→MicroSIM→nanoSIMとなるごとにサイズがミニマムになり、nanoSIMになると周囲のプラスティック部分の余白がなく、金の基盤ぎりぎりサイズ。この発行手数料は、既に契約中の格安SIM業者では税込2,400円ほど。キャリアによっ...SIMカードにも時代の流れがある

  • 大人になっても読める絵本や児童書とは

    作家さんの読書遍歴みたいな紹介コーナーをのぞくと、お小さい頃からかなりの読書好きで、絵本や有名なファンタジー文学を嗜んでいた、とあります。憧れの作家さんがどんな本を読んでいたのか、ファンなら興味がありますよね。逆に本の遍歴で嫌になることもあるでしょうけれど(苦笑)教育熱心な親御さんのなかには、子どもの国語能力を高めようと、絵本やら児童文学やらを買い与えていたりもします。最近はキラキラした絵のイラストつきの偉人伝や、ジュニア向けの教本も多くて。賢い子に育てたいから、きれいな言葉づかいを学んでほしい。そんな思いから、いい本を子どもに与えたくなる。ものの言い方ひとつで、教育レベルが分かってしまうからです。頭のいい人が頭の悪そうな言葉づかいはできましても、その逆はありません。私が子どもの頃の本といえば、野暮ったい...大人になっても読める絵本や児童書とは

  • ひそやかな人生の歩みを記録する

    大河ドラマ「光る君へ」の頃の平安朝は日記文学の最盛期。藤原道長や紫式部などの動向がわかるのは、彼らが記した日記のおかげだとされています。特に著名なのは作中でもインパクトある人物として異彩を放つ藤原実資の「小右記」でありましょう。現代だとブログどころかツイッターなど誰しもが個人の記録をつづり、そして公開することが許される時代。しかし、貴族たちの日記がそうであったように、外聞をはばかる私見や批判なども書き残されたのが、公開が限定されてひっそりとお蔵入りされていた紙の日記だったのです。私自身もブログ自体には書き綴れないことや、悩みなどを手帳などに書き残しています。とくに業務上のトラブルや行政への問い合わせなどで、あとで参照する必要があるものは別口でノートを作成していたりも。9月後半ごろに来年のカレンダーや手帳が...ひそやかな人生の歩みを記録する

  • 家庭菜園をはじめてよかったこと

    オタクは何かに凝りだすと、周囲が見えなくなるぐらいハマるもの。見境なく手間をかけがちで、家族に呆れられたりもします。就職氷河期世代でお金をかけない趣味に勤しんできた私が、今になって夢中になっているのが家庭菜園です。この家庭菜園をはじめたメリット、デメリットを書き記しておきます。・新鮮な野菜を食べることができる!虫食いを除けば、畑から抜いて、水洗いして加熱。スーパーで売っているときの傷みはありません。コマツナで驚いたのは、ベビーリーフの頃は柔らかくて甘いということ。人間の赤ちゃんの乳くささと同じなんですね。・根までしっかり食べられる!間引きはハサミで切って、とガイド本にはありますが。私は移植実験もしてみたかったので、可能ならば慎重に箸の先で抜き上げています。葉っぱが穴あきだらけでも根がかなりしっかりしている...家庭菜園をはじめてよかったこと

  • 素人が中古スマホを買うのはハードルが高すぎる

    「スマホを買い替える、その前に」の記事の続きです。今回はスマホの買い替えで、うっかり中古品をつかまされて(?)失敗してしまったお話をします。参考になれば幸いです。ウェブ検索をするとスマホは中古で買うのがお得!発売一年以内のものなら、未使用品ならば、かなり儲けもの!という声をよく耳にします。ほんとうにそうだったのでしょうか?私が通った中古ショップには、SIMフリー端末は少なく。目ぼしい2024年発売で、しかも未使用品マークがついたものは、キャリアショップで伺った新品よりも数千円ほどコストカット。しかも、この時期は10%オフセールだったので、私は購入をとても焦ってしまったのです。中古ショップの店員さんがなかなかフレンドリーだったので、カメラ用の激安スマホで気をよくした私は油断して、財布のひもが緩くなっていまし...素人が中古スマホを買うのはハードルが高すぎる

  • 春のコマツナ、花が咲いてもなおさら美味!

    一般的にコマツナは早めはやめの収穫を推奨されています。葉が大きくなると苦み、えぐみが増し、茎も固くなってしまいがち。10月下旬に種まきした第一弾コマツナの最後はほとんどそうでした。でも、今回、驚きの発見をしたのです。2025年3月20日。春分の日、春のお彼岸。さすがに近隣の農家さんは作業をお休みされています。畑に出ているのは野菜づくり素人ぐらいなものでしょう(自己紹介乙)第二弾コマツナ群(11月10日種まき分)は、すでに種まきから四カ月も経過。先週あたりから花のつぼみがチラ見えして焦っていたのですが。なんと、この日はとうとう花が咲いてしまいました!先週はまあまあ暖かったけれども、この週は2月並みの寒気に戻ったので、油断していましたが…(汗)残った畝は第5~7列目。この日慌てて第5の残りと、第6列めの一部を...春のコマツナ、花が咲いてもなおさら美味!

  • 仕事の過剰な義務感に振り回されないために必要なこと

    個人事業主兼業会社員の私は、土日祝日のオフデイを個人事業上の契約交渉や経理作業にあてています。特に月の後半から両者とも業務が集中するので、時間管理が重要です。個人事業上は経験値が10年はありますから、さすがに慣れたもの。しかし、昨年から新しくパソコンでの記帳方法を変えたがために、時間がかかってしまい、億劫に感じてしまうことがあります。ましてや、普段、会社員で経理作業を担当しているので、家に帰っても数字の入力するなんて…と考えただけでぐったりしてしまうのです。どんな仕事でもそうなのですが。私はやるべきことをいつもいつも付箋で貼ったり、反故の紙に書き出してしまいます。洗濯するだとか、正直書かなくてもよいようなことまで。ワーキングメモリが鈍っているんでしょうね。どれだけの作業がある、だから、今日はこれだけ自由な...仕事の過剰な義務感に振り回されないために必要なこと

  • 野菜に応じて畝も使い分け

    天井が高い部屋で育つと、子どもの創造性が育まれるという説があります。家が広いと物がすっきり収まるし、たしかに気分もほぐれるでしょう。私も基本、個食が好きなので、同居人とたまに別に食事を摂るのですが、野菜もそうで株のあいだも適度な距離をあけないと、大きく育ってくれません。地上部が重ならなくても、根の張りで地下で喧嘩しあってしまうからです。2024年10月、野菜づくりをスタートしたときは、将来的なイモ栽培を見越して、高畝にしてしまったのですが。やはり、コマツナはじめ葉物栽培は、そこそこ低めの畝でもいいのではないか?という反省。この畑は痩せ地なのですが、かなり陽当たりがよく、風も強いので。畝を高くすると、土が削られてけっこう飛びますし。土寄せも草マルチの分量も多くなりがち。畝の側面が多ければ、刈る手間も多くなり...野菜に応じて畝も使い分け

  • ネット回線の乗り換えを検討する、その前に

    皆さんがネット回線の乗り換えをするのはいつでしょうか?だいたいお持ちのスマホの動作が危うくなって、そろそろ機種変更しようかな、という時期ではないでしょうか。ネット回線業者を乗り換えれば、2万円ほど機種代金が割引されることがあるからです。Androidスマホならば下手すりゃ2万前後だったりもするので、実質1円スマホとして売られています。私もこのたび、スマホに加え、メイン回線だったパソコン接続用のルーターが充電できなくなってしまい、ネット接続に赤信号が。スマホを買い替えるのなら、いっそSIM業者も変えてみるか。と、格安SIMの各社のプランを検索したり、キャリアショップに聞き込みしたりして情報収集。最初に惹かれたのは、楽天の無制限プランで税込3200円ぐらい。現在、高速の5G通信ができる!無制限ならばギガの消費...ネット回線の乗り換えを検討する、その前に

  • 毎日毎週毎月毎年の経費の見積をたて、生活の無駄を省く

    個人事業主としての経歴が10年になる私は、最近になってやっとお金の管理がわかってきたと感じます。なんとなく記帳していた帳簿の数字がどんな意味をもつか、どこに、どれだけお金を分配すればよいのか。確定申告のためだけに、ただ数字を記入していただけの作業から意識を変えました。一般事業所の経理事務ならばただ数字の計算だけしていればよいのですが。どんな小さな事業でも経営者ではあるのですから、経営判断をし、支払うべきものは資金を準備し、無駄なものを省かねばなりません。昨年からとりくんでいるのは、会計ソフトの記帳とは別に、Excelでの経費の概算をすることです。今までは家計簿に手書きでなんでもかんでも買ったものを記録、月末に経費帳に仕訳して記帳、税務申告前に会計ソフトに入力というパターンがほとんど。しかし、これではリアル...毎日毎週毎月毎年の経費の見積をたて、生活の無駄を省く

  • 美術館学芸員という仕事を諦めた先に

    先日(2023年の秋)、秋篠宮家のもと内親王さまが米国のメトロポリタン美術館でのお仕事がうまく行っていない云々といったウェブニュースを知った。英語は堪能だが美術についての知識不足だったとかなんとか。とはいえ、昨年司法試験合格し、弁護士事務所で活躍中の配偶者氏との仲は悪くはないようで。今回の記事は、とにかくメディアを賑わしたこのご夫妻へのあてつけではない。私自身の反省文だ。拙ブログに何度も書いたが、国立の大学院で芸術学を修めた私の就職希望先は、美術館学芸員だった。学芸員になるだけならば博士号まで取得しなくてよい。大学での研究者を目指すよりは、早く自立できるというのが私の目論見だった。私の同期の誰もがそうだっただろう。就職氷河期世代であったことに加え、ゼロ年代の当時、もともと博物館学芸員の募集などごくわずか。...美術館学芸員という仕事を諦めた先に

  • 学校の成績では「ほんとうの自分」が理解できない

    拙ブログによく書いていますが。私は国立大学の大学院出で、さらにまあまあ難易度のある士業資格持ちであるために、過去の職場でなんども転職経験が多いことをいじられたことがあります。なんでウチで働くの?釣り合わないでしょ、自分の資格を活かした職場に行けば?みたいな厭味を言われたり。私自身はその職場の皆さんを尊敬して立てているつもりですが、向こうさんが勝手にコンプレックスをこじらせて攻撃してくるわけです。やっと働きやすい職場に辿り着けたのは、その職場の経営者が自分の母校の先輩で、失敗が多くても守ってくれたからでした。要するに学歴に守られた、といっても過言ではありません。でも、どこかの芸人が言ったように、学歴はあくまで浮き輪であって、それだけでこの荒い世の中を泳ぎ渡っていけるわけではありません。大学の新卒者が3年以内...学校の成績では「ほんとうの自分」が理解できない

  • 翠はひとを選ばない

    地植えの家庭菜園をする際に、道具の準備や栽培種目の選定などに頭を悩ませます。…が、そのまえに、大事なのは畑になる場所の土の状態。日本の土地はほぼ酸性に傾いているので、植物の栽培前には、たいがい苦土石灰などを散布し、酸度を調整する必要があります。化学の時間にならったpH(ペーハー)ですね。コマツナやホウレンソウなどはアルカリ性を好むので、卵の殻粉末の散布が役立ちます。この酸度の測定は、測定器やリトマス試験紙を用いるとより正確なのですけども。そこに生えている野草の種類をみれば、だいたい、土地の良し悪しがわかるそうで。【0】セイタカアワダチソウやススキなど多年草の地下茎を広げるものが旺盛な土地は、まともな野菜は育たない。【1】スギナ、白クローバー、ギシギシ、アザミ、ハハコグサが生えるのは、やや痩せ地。土壌改良す...翠はひとを選ばない

  • 人生に最小限必要なものとは何か

    ロシアの大文豪トルストイの民話集に「人にはどれだけの土地がいるか」という小話がある。働き者だった貧農の夫婦が耕作地をどんどん増やし、小作人も雇えるようになり、やがてもっと広くの土地を所望するよりになる。ある地域では土地を安く買えると聞き、夫が出かけていく。陽が落ちるまで歩いた箇所すべてが自分の所有になると聞き、欲をかいた男の末路は…、という訓話なのだ。この話を知ったのはここ最近なのだが。ついでに思い出したのは、中学時代の英語の教科書にあった話である。林檎の木が大好きな少年がいた。少年のお腹が空けば木はその果実を与え、真夏の陽ざしを遮る木陰をつくった。長じて、野心あふれる青年になると、遠くへ出かけたいと願った。木は自分の幹で船をつくらせ、男を送り出した。だが、夢やぶれて男が帰郷したとき、そこにあったのは、た...人生に最小限必要なものとは何か

  • 栽培しながら畝を変更するのは難しい!

    今回の記事は野菜づくりど素人がマイルールでやったばかりに、のちのち苦労した失敗談の反省記事なのです。2024年10月、思いつきでコマツナ栽培をスタートさせたときは、見様見真似でなんとなくつくってみた畝。水はけが悪いのではと思って高め(15~20㎝)に盛り上げ、そのため根の張りも太く深く良くなったものの。陽あたりがかなりよくて、水切れで乾燥ぎみなせいか黄葉現象が見られていました。そのため、第二弾のコマツナ畑は3月下旬に収穫しだい、空いた畝を二列ごとに合体させて10㎝ぐらいの高さの平畝に変えたのです。トップ画像はこれ。いちど野菜が育った土は以前の荒れ地よりも土壌が改良されたのか、団粒構造が多め。ただし、放置しておくと、たちまち、スギナが増えるもとの耕作放棄地に戻ってしまいます。作物によって畝の形も変えればいい...栽培しながら畝を変更するのは難しい!

  • 会社に半沢直樹や花咲舞は存在しない

    2024年4月から6月の日テレ系土曜ドラマの「花咲舞は黙っていない」。半沢直樹シリーズで有名な池井戸潤原作の、銀行を舞台にした企業ドラマです。数年前に原作小説を読んだことはあり、新聞にも連載されていた記憶があります。毎回観ていたわけではなくて、しっかり観終えたのは最終回のみ。やはり予定調和といいますか、組織の不正にかかわり不当な利益を貪っていて、大臣とも癒着していた部長や頭取が、ヒロインたちの暗躍によって悪事を暴かれてしまいます。なお、このドラマ内では別作品ながら半沢直樹は登場するのですが。他局のドラマだったせいなのか演じたのは、あの堺直人ではありませんでした。そこもあってか、あまり話題性としてはイマイチだったようです。昔ながらの勧善懲悪、組織の組織の闇を暴くヒーローたちはカッコいいもの。すべてのサラリー...会社に半沢直樹や花咲舞は存在しない

  • 野菜は春から本気出す!

    季節は春、暦は啓蟄。虫が騒ぎ、草が伸び伸びするこの季節。愛車が車検日かつ、数日間まとまった雨があったため、野菜づくり作業を10日ほどお休みしました。雨は岩手県大岩戸市の大規模な山林火災にとっては恵みの雨。冬の乾燥は怖いですね、翠の大敵です。うちの畑も、たまに近隣の果樹農家さんが野焼きをされていたりしますし、私自身も昔はやっていたので、火の始末には注意しないと…。乾いても、湿っても、気が気でないのが畑の様子。雨が降ってしまうと、水やり用の米汁の在庫が余ってしまうので、困ってしまいます。暖かくなると、傷みやすいですしね。10日ほど、卵酢スプレーなどもしなかったコマツナ畑。なんと、かなり、生育していました!もしかして、私があまり頻繁に畑にこないほうが、羽をのばしてのびのびできるのかお前ら?って感じに元気でした(...野菜は春から本気出す!

  • 古典は漫画で読むとわかりやすい

    数年前に実家の断捨離をした際に、廃棄を迷ったのが、子どものころ夢中になった学習漫画シリーズ。日本の歴史人物や時代ごとの各巻。誕生日プレゼントとしてねだったものでした。しかし、けっきょく、捨てることにしました。絵柄が古くさいし、歴史は解釈が変わってしまうこともあるからです。図書館にいけば、最新のカラフルな学習漫画はいくらでも借りられますし、書店でも豊富に売られていますよね。最近は、お子様向けの社会学習的な本、生き方指南本がよく売れているそうですけども。名探偵コナンの学習漫画シリーズもありまして、身内のお子様が愛読しています。ただ、絵は原作者さんではなく、別の方が書いていて、名義貸ししているだけのようですね。歴史や理科系の読み物だけではなく、世界文学全集にあるような東西の古典文学の漫画版もよく売られています。...古典は漫画で読むとわかりやすい

  • 誰もが会社で仕事の主役になれる

    勤め先の会社で労務管理や経理作業をしていますと、日々、様々なことに直面します。相手が得意先だったり、仕入先だったり。新規のお客様はとくに気を遣わねばならないもの。ですが、総務事務員にとりましては、社内の従業員も大事なお客様なのです。彼ら彼女らがいつもご機嫌で、健康で、末永く働けるように陰ながら支えるのが、私の使命です。それは、近い身内が勤務先で倒れて帰らぬ人となった苦い経験からめざした、私自身の人生の目標でした。個人事業主専業者だった私が、会社勤務とのパラレルキャリアをめざしたのは、そんな理由です。もちろん主目的は、目減りした収入を補うことでしたが。個人事業での得られない体験を、私は会社員として達成したかったのです。コロナ禍にくわえロシア侵攻の影響か、原料高がつづき、各種の光熱費やら、食材、生活用品がのき...誰もが会社で仕事の主役になれる

  • 春先のネギに生じた異変

    野菜づくりをはじめて驚くのは、植物の生態にやや詳しくなること。通常、店で売られている野菜や果物の完成体しか認識していないと、思いがけぬ変態に驚かされることがあります。これは2025年3月22日時点の、鉢植え移植ネギ。前年11月から翌年1月あたりまで、根付きのネギを成長点を残してカットして植えたもの。冬のあいだは二度、三度雪も積もったものの。畑のコマツナやダイコンに比べたら生育は順調。1月に一度収穫したのですが、あれから2カ月ほどですさまじく伸びきっています。ネギの冷凍貯金はけっこうありまして。つい2月にも、ジャガイモ植え付け予定地に、コンパニオンプランツとして根付きネギを移植させたばかり。なので、この現住まいにある鉢植えネギは焦らず、どこまで伸びるか観察材料としたかったのですが…。この時点では長いものだと...春先のネギに生じた異変

  • 百合作品の探し方、本屋で辛くないですか?

    私は二次創作の関係上、ある特定の百合ジャンルの作品を長年追いかけています。この原作ジャンルの感想が読みたくて、ググってみると、たいがいヒットするのは百合専門特化したレビュアーさんばかり。ブロガーさんあり、個人サイトあり。十数年ほど前までは百合作品と言えば限られていたようですが、現在は、専門の漫画雑誌もあるせいか、百合作品とくにコミックでの出版は多くなっているようです。私も拙ブログ開始のころ、先輩ファンサイトさんは、百合作品おっかけのブロガーさんでした。でも、紹介される作品てそんなになかったはず。月に二、三冊あればいいほう。深夜アニメがそのクールで一、二作品ぐらいとか。けれども、現在の百合系レビュアーさんを見ていると、週一どころか、ほぼ毎日なにがしかの百合ものを読んでは感想を出しているのでは、というかなりの...百合作品の探し方、本屋で辛くないですか?

  • スマホを買い替える、その前に

    私がはじめてスマホなるものを購入したのは遅くて、2017年のこと。当時のADSL回線が終了するのにあわせ、後継としてひかり回線かモバイル回線を選ぶ必要がありました。そもそも、学生時代から引越しが多かったので、モバイルを愛好していた私は、一戸建てのひかり回線の高さに恐れをなして、とりあえず、格安SIMのモバイル回線を選択、2回線契約してパソコンとスマホで使い分けしていました。ところが昨年からスマホの電源が入りづらくなり、さらに先日(2025年3月)とうとうパソコン用のWiFiルーターまでもが故障。いろいろ聞き合わせをしてみた結果、スマホでデザリングをすれば無理にWiFiルーターがなくともいいのでは、という結論に至り、回線はなるべくこのまま1回線は保持し、スマホだけを新調することに決定。さてここでいろんな選択...スマホを買い替える、その前に

  • 雑用にも仕事の醍醐味がある

    現在、従業員数十名の小さな会社で経理・総責任者をしている私です。責任者といいましても、実質、ひとり事務員。しかし、事務の仕事はパソコンを使って座ってできる女性の憧れの仕事。皆さんはそう思っていませんか?実際はそうではありません。私の勤め先は清掃員を雇ってはいないので、各自が持ち場を掃除しています。お手洗いは男女が持ち回りで。かつての勤め先は、他に事務員が数人いるのに、新人の私のみがなぜか二階から四階までの男女別のトイレを毎朝掃除し、休憩室のタバコ灰皿をも洗わねばならず。それに比べると天国です。その私は、朝の余裕があれば、指示されたわけではありませんが、玄関前や下駄箱の掃除をしています。なぜかといいましたら、この時間に他の従業員と交流できる機会が得られるからです。この習慣によって、私は全員の容貌と名前を覚え...雑用にも仕事の醍醐味がある

  • 野菜づくりには無駄がない!

    2024年秋より家庭菜園をはじめて1か月半、コマツナはすでに三回目の間引き済み。前回の間引きから4日しか空いていなかったのに、けっこう大きく育っていました。株間を広げればひろげるほど、よく育つ。ほんとうだったのですね。人間も同じで、狭い場所に集められたデスクだとか、満員電車だとか、密集した場所ではストレスもたまるし、病気も発生しやすくなりますね。これからの時期はインフルエンザだとか。私は人混みが苦手なので、音楽のコンサート会場も行ったことないですし、映画館も最近はご無沙汰ですね。11月半ばの日曜午後の作業は、間引きと追肥。畑にカルシウムを補給します。先週は石灰。お菓子や乾物についてくる乾燥剤が膨らんだ袋の中身。水分を吸うと発熱する石灰は、新しい状態だと手で触れない。パンパンにふくらんだものを使用します。こ...野菜づくりには無駄がない!

  • 二次創作者はあくまでも仮面の存在

    2017年春ごろ、ツイッターを眺めていたら、驚くようなアンケートがありました。「百合の創作は女が多いと思っていたのですが」という前置きで、百合創作物を読む創作者と読み専との性別の投票。結果は、創作者は女が男の二倍。読み手は男女比半々らしい。まず、このアンケートで驚いたのは、百合の創作物は女が多い、のが前提という思い込みです。いや、この人の周りで女性比が高いのなら信じるのも仕方がないのだけど、なんていうか、百合の創作物は作り手も読み手も女であってほしいな、という希望を感じざるを得ない。私が二次創作している原作物は男の原作者が多いので、二次創作者のなかにも男がいるのが当たり前だという認識でした。「マリア様がみてる」の原作者は女性作家ですけど、サイン会にくるファンは圧倒的に男性が多いそうです。コバルト文庫という...二次創作者はあくまでも仮面の存在

  • からだを動かせば、心はよみがえる

    いつのまにか夏が終わり、すでにして2024年も3分の2が消化されてしまいました。秋が近づくとお祭り気分(真夏のイベントのどんちゃん騒ぎはなしに)もあって浮足立つはずですが。昨年の手帳を読み返していたら、不調がめだってきたのが夏ごろから。今年は休養期間が長かったので持ち直したものの、春先までは横になってる時間の方が多くて、もう、自分は再起不能かも…とよからぬ判断がなんども頭をよぎったりもしました。毎年、敬老の日が近づくと、他人事のように、お年寄りが活躍する映画や本を紹介したり、あるいは人生の先輩の想い出語りをしてきたものですが、もはやそうも言っていられなくなりました。50代前半でなくなった亡父の享年に、あるいはその昔、自分をたしなめてくれた勤め先の社長さんのあの年に、私もいつのまにやら近くなってしまったので...からだを動かせば、心はよみがえる

  • 肉体のなかの古生代の音を求めて

    人間はひとしなみ、からだのなかに生命のリズムをもっている。それは心臓がばくばく言う音であり、赤い血が波打つ脈音である。骨が軋む音、肉がたわむ音。鼻や唇のあいだからちいさなすきま風が出ていく、呼吸の音である。それとはべつに、自分の生理がうみだすものではないが、環境のなかにひそんだ音に敏感に反応することがまま、ある。あるひとにとってはそれは小鳥のさえずりであろうし、またあるひとにとっては風の騒ぐ音、それによって裏がえっていく葉ずれの音、かもしれない。ちょっと刺激とスピード感のほしい御仁ならば、鉄や石がぶつかる硬めの音や、火がさかんに爆ぜる音かもしれない。私にとってのそれは、水の流れる音だ。小さな川や瀧があると、かならず近くによってみたくなる。これが、沼や池などならば、そんなに滞りたい気持ちは湧かないかもしれな...肉体のなかの古生代の音を求めて

  • 野菜に追肥するにも位置があるのだ

    この画像は2025年3月初旬。コマツナづくりは第二弾、11月10日種まき分。過去のブログ記事で書きましたが、この第二弾あたりから、菜園をひろげたため、従来の米汁やり+卵の殻散布では足りなくなりました。しかも、冬まっさかりで草マルチにできる野草もない!つくしが出ているので、そろそろスギナがはびこりそうですね。畝を刈りがてら中耕できたのですが、冬は乾燥で土がしまりがち。この記事の時点では、米汁をジョウロでかけたあと、卵酢スプレー(酢酸カルシウム液希釈200倍ぐらい)を葉っぱにかけています。ただ、畝が湿っているときは、卵酢スプレーのみ。この日は、雨が数日降ったので米汁はストップ。ほぼ一か月ぶりに、卵の殻粉末を散布。卵酢スプレーをつくるために卵の殻が必要なので、貯めています。この卵の殻も冬はにおわないのでよいです...野菜に追肥するにも位置があるのだ

  • 学校行事はとにかく大嫌いだった!!

    マリア様がみてるもそうですが、一般的に学園ものストーリーでは学校行事のオンパレード。体育祭や文化祭はもちろん、遠足や修学旅行、卒業式に入学式は欠かせないものですね。よくよく考えたら保育園から行事はつきものですから、平均的に大学卒業までの人生を考えてみても20年近くは、こうした学校行事に付き合わされている計算になります。いま自分の過去を振り返ってみますと。この学校行事がとにかく大嫌いでした。その行事中に犯罪に巻き込まれただとか、いじめでハブられたとか、猛烈に被害者ぶった出来事があったわけでもないんです。運動神経はたしかにあまりいいほうとはいいがたいのですが、クラス内でビリかといえばそうでもなく。中学での水泳のリレー選手に選ばれたり、高校ではバスケットボール大会でシュートが上手く入り準優勝にも貢献できたりしま...学校行事はとにかく大嫌いだった!!

  • 仕事の成果が数値化されないと張り切れない

    女性の人気職種トップは事務職です。好況期でも求人倍率が高く、1人の応募に10名以上の応募も珍しくはありません。そんな事務職ですが、私はこれまで何回か転職を重ねてきました。採用されやすかったのは、事業規模とか業界の傾向とかであって、私のスキルや資格が活かせていたのかは定かではありません。事務職で働くと、接客業のひとや製造業のひとからは羨ましがられることもあります。しかし、私は内心とても複雑でした。正直、向いていないといつも思っていたからです。ひとくちに事務職といいましても、いろんな事務があります。受付事務、総務事務、営業事務、経理事務、会計事務、医療・介護事務、法務事務。不動産や建設業の事務も独特ですし、金融業界の受付事務もなかなか専門性が高い。私は事務職としてはすべて異なる業界に就職しています。また、内定...仕事の成果が数値化されないと張り切れない

  • ブログのカテゴリー分け、地味に困りませんか?

    X(旧ツイッター)を復活させて、公式さんの情報があちこちから湧きだすので毎日追いかけるのが楽しくてたまりません。そろそろ中毒症状が出そうです。情報の摂取が多すぎて脳疲労をおこさないようにしないとね。ところで、私は最近、ブログの過去記事漁りをしていて、ふと気づきました。オタクのレビュー記事のカテゴライズ、めんどくさくないかな、と。拙ブログが、日常の雑記も、レビューも、いろんなごちゃ混ぜで運営しているせいもあるのですが。仮にサブカル向け特化型にしたところで、困るのが、ひとつのカテゴリーを設けるほどの熱はない作品のこと。たとえば、私はとくに二次創作するほどでもない作品記事は【テレビドラマ、アニメ】というカテゴリーに放り込んでいました。「るろうに剣心」の番外編漫画のレヴューも、ここに。アニメは観たことがありません...ブログのカテゴリー分け、地味に困りませんか?

  • 勉強する前に勉強法を本から学べ!

    資格の取得用テキストは、大手スクール出版のものがよく出回っています。最近は、カリスマ人気講師が書いたという触れ込みでの、わりと目だたしいタイトルが多いですね。イラスト付きでなんとなく軽く感じられるけれど、使ってみたらあんがい良かったというのもあります。この大手スクールが出す受験生が多そうな中難易度の士業試験では、毎年、基本テキストが売り出される前に勉強法をしるしたガイド本が出たりします。試験を受けてみようかどうか迷っている人向けなのでしょう。このガイド本は、ほかの基本テキストや問題集とは違って毎年刊行されはなしないので、図書館で蔵書にあることも多いです。私も士業資格勉強のかたわら、借りてみたことがあります。資格取得にせよ、学校のテストや受験にせよ、勉強法のコツを身近の教えてくれるひとがいなければ、本から学...勉強する前に勉強法を本から学べ!

  • 二次創作者は二次創作だけやりゃいいわけでもなくて

    二次創作者は二次創作だけ見せてほしい。個人の顔がみえる日記や雑記の類なんぞ読みたくない。そんな意見もあります。私は直接言われたことはありませんが(というか、そもそも交流していないので!)、なかなか耳に痛いお言葉です。いにしえの二次創作者の活動ステージだった個人サイトならば、作品の展示ページがあって、プライベートはブログで、なんて切り分けも可能でした。ついでに掲示板ページもあって交流スペースになっていました(たまに荒らしのターゲットにされたりもしたようですが)ところが、SNSとくにX(旧ツイッター)が登場すると、作品公開も、個人のつぶやきもごったまぜ。作者の名前だけ知っているはずが、手足がにょきにょき生えて、ありのままの姿や体重までもがありありと浮かんできます。百年の恋も冷めてしまう、なんぞということもあり...二次創作者は二次創作だけやりゃいいわけでもなくて

  • 双葉を愛でて、楽しみ、味わう

    種苗会社さんの公式X(旧ツイッター)のポストによれば、2月8日は双葉の日だそうです。ラジオのユニークなCMでもおなじみの、種のタキイ。双葉に記念日があるんですね。野菜づくり経験値が浅すぎて、どれがなんの品種なのかわかりかねます。見分けられるようになるのかな(遠い目)??2月8日“#双葉の日”明日は双葉の日ということで色んな野菜の双葉を集めてみました????本葉が生えてくるまでのわずかな時間を慈しむ心を大切にしたいとの思いを込めて制定されたそう??小さな双葉を見ていると元気がもらえます????#タキイ#タネのタキイ#双葉#ふたば#二葉pic.twitter.com/87poKqrcCg—【公式】タキイ種苗株式会社(タネのタキイ)(@Takiiseed_1835)February7,20252024年12月8...双葉を愛でて、楽しみ、味わう

  • 行き国の雪ひびき──川端康成の『雪国』にまつわる一考察

    夜の静寂をおびやかすような、盛大な音がしました。音には正体を伏せてひとを恐れさせるいやらしい効果があります。人っ子ひとりは落ちたような重さを立てていました。いっしゅん、まさか──?!と思い、恐るおそる外に出てみれば。地べたに散っていたのは、なんとヘルメットほどもあろう、濁った雪のかたまりでした。なおも重みに耐えかねた松の枝が、果敢にうらがえってどう猛な雪を弾いていました。夜の外やみがしっとりときずいていた沈黙の山が、ことごとくひっくりかえります。散った雪は街の明かりをうけて、暗い路面をそこかしこに輝かせていました。落ちた雪はトタンをおぞましく叩いては、大仰に滑っていきます。バさり、ドサり。とその音がまた大騒ぎ。地を轟かすようないきおいで、雪は鳴りやみません。並みの雪なら、冬の光りをゆるめた太陽に透かされて...行き国の雪ひびき──川端康成の『雪国』にまつわる一考察

  • 思わずやってしまいがちな職業病

    <とある勤め先初めの頃、そこの社長からはじめて直々に教わった作業は、ポスターの貼り方でした。テープの端を二重折にすると剥がしやすい、俺が勤めた企業で最初に教わったのがこれだった、と。内心笑ってしまったのですが、その人はなぜか磁石が使える場所でもそれを行うので、「その社長のデスク周りなど見える範囲だけ」それに従っていました。会社って、どうでもいいような変なルールがありますよね。経営者なのか、古株の社員なのか、誰が決めたのか知らないけれど。別に守らなくても、他のやり方でもいいのに、と思うようなことでも、彼らにとってはそのマナーを変えてほしくはないわけです。反骨心旺盛な私は他者から強引に押しつけられた作法が好きではないので、しぶしぶやっていたのもありますが、なかには教わってすごく得をしたものもあります。代表的な...思わずやってしまいがちな職業病

  • 心配症の水やりが野菜を弱くする問題

    冬場の地植えの野菜畑で悩むのが、水やりの頻度ですね。第二弾コマツナ畑(2024年11月10日種まき分)は12月までスローモーですが育ってきたのに、その年末あたりから葉にダメージがみられるように。その原因のひとつが、まちがった水やりではないか、と。ウェブ検索してみた結果、水やりにも奥が深いやりかたがあることが判明。・土の表面が水分過多になると、野菜は深く根を張らなくなってしまう。・人の水やりに依存しがちで、環境に弱い株になる・水道水は塩素を抜くために、半日ほど日光にあてておかねばならない・冬はとくに夜に霜がおりるため、水やりは控えるべき・夏はお湯になるので夕方以降が望ましいが、むしろ冬は午前中がよい12月以降、寒くなってきたのに、畝を増やしたせいで多く水やりしなくちゃいけない!と。この土地はやや乾き気味で、...心配症の水やりが野菜を弱くする問題

  • 生半ヲタクは話題だけ消費して真のファンにはなれっこないのだ

    過去に私は某国民的人気声優の紅白歌合戦出場だとか、音楽番組やらの放映を記事にしたことがありました。いや、一秒前まですっかり忘れていたのですが。たまたま過去記事のアクセスデータにあがっていたので気づいてしまったというわけです。私はほとんど書いたそばから忘れるので、過去の発言をほとんど覚えていません。真逆のことを語っていたなんてことはしょっちゅうでしょうし。さて。暇な時期によく書いていたオタクの話題。なんとかが発売されるだの、ミュージカルになっただの、実写映画になるだの。自分が二次創作しているほどの熱中作のみならず、大人になって爆ハマりした作品や、お子様時代の懐かしアニメまで。でも、最近、思うんですよね。こうした記事、ほとんど読み返すことがありません。オタク関連記事に限ったことでもないけれども。いっときネット...生半ヲタクは話題だけ消費して真のファンにはなれっこないのだ

  • 悪書でも私に教えてくれることがある

    今回の読書論は、ある特定の本の批判になります。最初にお知らせすると、『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』という、有名な小説です。この本の愛読者、および作家さんの信奉者さんは、今回の記事を読まないことをおすすめします。ただし、この本を読んだことを前提にした内容になっています。つまりネタバレありです。タイトルに惹かれて、なにげなく図書館で手に取った本でした。以前、ネットで百合っぽいお話だとも聞かされていましたので。そして、一頁開いた瞬間にびっくり。主人公の少女は、転校してきた友人の悲劇に立ち会うために、その結末のための過程が描かれています。そこにサイコサスペンスな謎解きはなく、トリックのひねりは別段なくて。率直に言いますと、私、途中から展開に飽きて。ラストの後書きや、別作家の寄稿文を読んでしまいました。推薦文を書...悪書でも私に教えてくれることがある

  • 野菜づくりで野菜づくしが楽しくなる!

    とりとめもない日々のことだけれども、記録すると幸せホルモンが出そうなきがする。世の中にあふれる気が滅入るようなニュースにこころを煩わされてしまうよりは。トップ画像、これは2025年1月3日の昼食。このお皿、葉っぱみたいでお気に入りなので、愛用しています。たぶん百均で買ったものだと思いますが。今年は年末の年越しそばもパスタに(!)、鏡餅は袋入り小分けパックと空き家庭でとれたはっさくなどで代用。白みそが嫌いで、年末にとれた歯の詰め物が心配で餅をさけるべくお雑煮はノーセンキュー。いただいた鱧や魚の切り身でお鍋パーティー。身内から大きな白菜をお裾分けしてもらい、鍋の予定も延長戦。えのきは高いので、なるべく安いしいたけやしめじを活用。特別な日だから、特別なメニューを!と、はりこまないのが自分流。お正月に甘い栗きんと...野菜づくりで野菜づくしが楽しくなる!

  • 今野緒雪の小説『マリア様がみてる─未来の白地図─』

    「まだ、地図の上には何も描き込まれていない。私はこれから、私の白地図の上に世界を創造する、いわば神様と同じ仕事をしていくのだ。それならば、クラスの誰にも負けないくらい美しい世界を作ってやろう。私なら、きっとできる」毎回お決まりの前振り部分にある、この印象的なダイアローグ。ティーンエイジらしい、若さと希望にあふれた、みずみずしい気持ちを感じさせる決意表明です。はたして、この主張は誰のものだったのか。その少女は自信家で、自分の人生はみずから思い描いたとおりになると思っていた。彼女の華やかな才覚や、やんごとなき家柄からしても。けれども、自分のアイデンティティを死なせてしまう真実に気づいてしまったとき、彼女は地図のないあてどもない場所をさまよい歩くことになります。そうして辿り着いたのは、なぜか、あの人の側で…――...今野緒雪の小説『マリア様がみてる─未来の白地図─』

  • ネット上の感情のゴミ捨て場にたむろしてはならない

    ブログ歴十数年以上の私は、ネットの功罪をひしひしと感じています。インターネットは、自分の周囲にはいない方からの知見を得られるという意味ですばらしい場所です。会うのに予約も遠慮もいらないですし、情報は無料であることも多いからです。私が取得したFP技能士2級の資格も、ファイナンシャルプランナーのブログと交流してから興味が湧いたものでした。その反面、いまでも反省しきりなのが、ネット上での悪い使いかた。無職無為の身の上だったとき、さらには個人事業主専業で収入が少なかった時代は、よくよくネットで悪いニュースを探しては憂さ晴らしをしていました。ブログの記事ネタにするために、探していたり。固有名称は出しませんが。ネット上には著名なまとめニュースサイトやら、匿名性の高い掲示板があります。なかにはブログからトラックバックで...ネット上の感情のゴミ捨て場にたむろしてはならない

  • スマホのUSBデザリングでデュアルディスプレイを楽しむ

    IT音痴で周囲にパソコンに詳しい人材がいない私は、WordやExcelはまあまあ使い手だと思っていたけども、最新のデバイスに関する知識が猛烈に不足しています。パソコンを乗り換えるたびに新機能があったり、知らないアプリができたりでもうびっくり。まったくもって使いこなせていません。2025年3月にスマホを新調して、はじめて知ったのが。スマホをUSBケーブルでPCにつなげば、充電しながらネット接続できるという事実。USBデザリングですね。旧スマホではスマホとPC用のWiFiルーターのSIMが別々だったので。同時に接続したことがありませんでした。つまり、スマホでデザリングをしたことがなくて。このWiFiルーターが充電できなくなってはじめて、スマホさえあればルーター代わりになることを知ったのです。PCとスマホをつな...スマホのUSBデザリングでデュアルディスプレイを楽しむ

  • 1000万アクセス数の裏にあるものとは

    8月10日朝がた、前日分のアクセス数を確認すると、トータルで1000万アクセス数を突破していました。900万越えあたりから、意識しだしたのですが、思ったよりも早かったなという印象です。ここ最近は毎日のアクセス数もかなり落ちていますし。むしろこれが本来の正常値なのでは、と思うようにしています。更新をがんばったからといって、すぐどうにかなるものではないからです。ブログは解説して17年目。すでに6000日超えをしています。でも、このアクセス数…つまりPV数って、私にとってはけっこうフクザツな心境なのですね。すなおに喜べない。ブロガーに限らず、ツイッターでもピクシブでも閲覧数やフォロワー数、順位など。なにかと数字は気になるものです。あがれば嬉しい、下がれば悲しい。気にしないふうをしても、気になってしまう。ブログの...1000万アクセス数の裏にあるものとは

  • 余すところなく食べられる野菜は貴重!

    野菜づくりの画像はけっこう撮りためているのですが。作業が忙しくて、編集や記事執筆がおいつかないことがあります。ブログに上げるよりも自分の記憶用に残しているだけではあるのですが…。野菜づくりのてはじめにコマツナを選んだ理由は。調理しやすいから、育てやすそうだから、資材費もかけなくてよい。間引きするぐらいで受粉作業もいらない。支柱立てもいらず、収穫も簡単。実際、2025年2月あたりから不織布やネットかけで防虫・防風対策をはじめたものの、とくに高価な肥料をつかっているのでもなく。米汁、卵の殻、酢、バナナ液などありあわせのもので栄養を与えているので、特にお金をかけているわけでもありません。ホウレンソウと違ってアク抜きしなくてよいので。耐熱容器にほうりこんでレンジで700ワットで2分ほど加熱。粗熱をとってジッパー付...余すところなく食べられる野菜は貴重!

  • オトナのぬいぐるみ依存症

    あるニュースサイトを読んでいたら。独身の姉がぬいぐるみを連れ歩く、外出先で話しかけて気持ち悪い、という妹のSNS投稿が話題になっていました。このお姉さん、いい年してヲタクで親から自立できていないので、家庭持ちの妹からはきょうだいリスクの不安があるのでしょう。まさにアイドル文化やオタク産業が生んだモンスター、現代の闇ですね。旅先に持っていく枕とか愛用のタオルとかみたいな感覚でしょうか?私自身はさすがに30代のうちの断捨離で古くなったぬいぐるみなどは捨てています。人形類は部屋に置いておくと、生気を吸われて、家運が傾くとか言われていますよね。ただし、サファリパークとかのけっこう高価なおみやげのぬいぐるみ(インテリアにもなりそうなので)はもったいないので、空き家のほうへ保管してはいますが。ツイッターを見ていたら。...オトナのぬいぐるみ依存症

  • 植え替え若葉を蘇生させよう作戦

    野菜づくりの面白いところは自己流であれやこれや試せることですね。プロ農家じゃないので、失敗しても平気。2024年12月20日に、第二弾コマツナ群(11月10日種まき分)の間引き菜を移植。移植前は青々として、このまま食べてもおいしい若葉。水に浸けて、さらに根に団子状の土を丸めてかぶせたりして、移植します。畝の4列目は発芽しなかった部分が多くて、そこへ埋めてみました。あと、第一弾コマツナ群でも成功できた畝3列目の移植専用レーンへも。直後は活き活きしていたはず、なのですが。翌日になるとしおれかけています。間引き菜の根は細いので、植え替え先の土となじむのは時間がかかるのですね、どうしても。土の表面が乾いて白くなっているので、いや~な予感もします。そこで、アレを蒔いて元気づけることに。なんだか見た目が麻薬っぽいです...植え替え若葉を蘇生させよう作戦

  • お店の景気は働き手と買い手でつくりあげる

    ちょっとした生活用品をふだんは近場のホームセンターかアウトレットショップで揃えることが多いのですが。なんとなく特別な用事があった日は寄りたくなるのは、お値段以上のあのお店、ニトリですね。GW中の人出賑わいを厭って、時期をずらして訪れたのは五月も半ば。ちょうど法事終わりで雨天だったため、休日の空き家管理作業も中止で時間があったため。休憩室向けに空けた寝室のカーテンを下見するためでした。サイズを計っていなかったので次回持ち越しになりましたが、よさげなデザインがあり満足。ホームセンターで通うよりも割安なものもあって、購入欲が湧いてしまいます。このニトリ店舗で驚いたのは、以前お話した店員さんが同居人と私の顔を覚えていたこと。しかも私が髪を切ったことまで気づいていたのは驚きでした。そのとき、なにかを買ったわけではな...お店の景気は働き手と買い手でつくりあげる

  • キーボードは斜め打ちが楽でよい

    パソコン本体のスペックというよりは、とりあえず、WordかExcelがインストールされているかぐらいの基準でしか、パソコンを選んでこなかったの私です。メモリぐらいはまあわかりますが、CPUなんちゃらというのが皆目わかりませんでした。ほんと、情弱の極みです。そんな私が2023年の夏、自分のへのご褒美に(というか万が一の入院時に備えて病室で使えそうな)新機をお迎えするにあたってこだわったのが、キーボードの軽さ。現在のノートパソコンは、15.6型のDynabookはかなり重め。ただし、キーは広めなので打ちやすい。サブマシンのレノボは小さめですが、軽い。ただ本体が低いので打ちにくいのが難点でした。これを解消するために考案したのが、キーボードを斜めに立てて入力させること。後ろに本などをあてて浮かせるようにしています...キーボードは斜め打ちが楽でよい

  • 本のレビューは心の熱いうちに書け!

    私は何度か本の断捨離をしていますが、手元に残す本の規準は再読する可能性があるから。ふたたび手に取るのは、初読時は書けなかったであろうレビューをする予定を見積もっているから。ブログなんぞを運営すると、記事のためにイベント参加したり、作品をコレクションをしたりということがあります。かつて、映画記事を量産していた時代の私がそうでした。ところで、私がつねづね読書家風情を名乗りながらも反省すべきなのは。読んだ本のレビューをすぐには書いてこなかったことです。なぜ、すぐに書けなかったのでしょうか。連載ものや新刊は周回遅れになるとニュースバリューが落ちるので、もういいや、となりがち。また他のレヴュアーの記事やつぶやきを読んで満足してしまい、自作しなくてもという遠慮もあったりします。期待して買った本なのに、イマイチ何かが足...本のレビューは心の熱いうちに書け!

  • やっとこさ正社員に戻れた私が得たものは社会的信用

    個人事業主たまに非正規で会社勤めだった私がコロナ禍でのトラブルをバネに正社員就職して、経理総務の責任者に。勤め先の経営状態も、規模も賃金もけっして恵まれているとはいえず、社内でトラブルがないわけがありません。あいかわらず一時間ぐらいのサビ残もある。経営者も癖があり、管理職の皆さんは文句を呑み込んでコツコツ働く人の好い方ばかり。得意先には横暴な顧客もいて、外注のひとは納期がたまにずれたり品質に問題があったりもする。日々のストレスは溜まります。けれども、私がその仕事にしがみついているのは、ひとえに、専業個人事業主では得られないものがあるからーーそれは社会的信用。名刺ならば好き勝手な屋号をつけたり、偽名だったり、うさんくさいなんとかクリエイターだとかスペシャリストだとか名乗ってもOK。国家資格も、学歴も、過去の...やっとこさ正社員に戻れた私が得たものは社会的信用

  • 日曜日はこころを調える

    秋晴れのいいお天気ですね。けれど気温が低くなったせいか、金曜夜に洗った洗濯物がまだ乾いていませんでした。毎日、会社と自宅の往復、土日は空き家の手入れ等で、気分がよどんできていました。今朝は思いがけず、近隣のお寺と神社に参拝。おみくじを引いたら大吉で、幸先がいいですね。善行を積んでおけという戒めのお言葉もありがたいです。気持ちが緩んでしまうときにミスが起きやすいものです。秋口になったら、空き畑の草刈りで土曜日が終わってしまいます。日曜日のお出かけは最低限の買い出しか、気ままな散歩ぐらい。遠出のお誘いはお断りしています。日曜日を終日遊んでしまうと、けっこう疲労が残るからです。最近、土曜日の夜が終わってほしくなくて。ついつい夜更かししそうになります。そのくせ、日曜はやたらと早く目が覚めてしまうのです。とてもいい...日曜日はこころを調える

  • 不毛の地でも一粒万倍!

    戦後、満州国などからの引き揚げ民は600万以上、当時の日本国人口のほぼ1割相当だったと言われています。関東軍に見捨てられた地域ではシベリア抑留をされ、中国本土から命からがら逃げかえるなかでも赤子や病人を置き去りにせざるをえなかったとか。私の父方の祖父も終戦直前に運よく満州国を脱出。一歩間違うと生まれたての実父は中国残留孤児で、私は純粋な日本人ではなかった、いやそもそも、私という存在自体がいなかったのかもしれません。その引き揚げ民や復員兵たちは戦後の日本でも厳しい現実に直面します。故郷が焼け出され、頼る先がない。国から与えられた土地は痩せ地、それでもなんとか開墾した矢先に、高度経済成長期に公共工事で収容され、土地と住まいを奪われてしまったと。住み慣れた土地を離れなくてはならない事態は、自然災害や原発事故など...不毛の地でも一粒万倍!

  • 他人の二次創作物を売りものにすることはできるのか?(反語)

    私は好きな作品の二次創作物に飢えているので、定期的にストレス解消のひっとつでリサーチしています。二次創作および公式画像を探すコツは、海外向けタイトルでも検索してみることですね。ところで、これは私の愛好作を英訳名で検索してみたときに出てきた画像。(2020/09/17時点)あきらかに、これは公式画像どころか、二次イラストまで商品にしています。公式絵を勝手に缶バッジにして、同人市場で売りさばく行為は、著作権違反でして、最近は取締りが厳しくなっています。商品化する権限は原作者のみならず、アニメならば出資者も得ているはず。多くの人手が絡み、スポンサーがいる作品は権利関係が複雑です。ところで、問題なのは。二次創作物までを商品にしていることです。二次創作物自体にも「二次創作者の」著作権はあります。しかし、法的手段に訴...他人の二次創作物を売りものにすることはできるのか?(反語)

  • 池田理代子の漫画『聖徳太子』

    あなたの池田理代子はどこから?私は「ベルばら」でも「オルフェウスの窓」でもなく、この漫画からでした。過去に非正規職で勤めていた公立図書館で、何気なく借りたのがきっかけです。当時20代だった私は、古くさい少女漫画を敬遠していましたが。この漫画のおかげで一遍に池田理代子にドはまりしたものです。名古屋のロダン展でも、モデルになった日本人少女の花子を題材にした漫画が展示されていたのもあって。里中満智子をはじめ、意外にもこうした漫画界の大家が名作文学や歴史漫画を手掛けているのをその後知るのですが、そのきっかけになった作品です。歴史漫画と言えば、子どもの頃の学習漫画しか知らなかった私は、余りに美形ぞろい(しかも様々な人物の書き分けでできていて醜悪さや滑稽さもうまく表現されている)のキャラに、私は胸ときめいてしまったの...池田理代子の漫画『聖徳太子』

  • 落ち葉ワークは楽しい

    今から20年以上も前になりますが。ちょうどいま自分の10月か11月の秋口に、奈良公園に出かけた日のこと。銀杏の葉が地面にふんだんに敷き詰められていて。それをどこかのお子さんがかき混ぜたり、掛け合ったりして遊んでいたのです。その子どもの顔などはもはや思い出せないのですが、なぜか、その振る舞いだけをしっかりと覚えています。自分にもそんな幼い日々があったから、なのかもしれません。落ち葉は宝物である。そう気づいたのは、図書館で読んだ堆肥づくりの本からでした。木の板や段ボールで区切ったコンポストで生ごみを発酵させたり、穴を掘って腐葉土をためとくのはよく知られています。しかし、わざわざ土嚢用の袋を用意したり、発酵用のイースト菌などを買うのも手間。除草剤で傷んでしまった、空き家の畑の土壌をよくしたい。そう思って、数年前...落ち葉ワークは楽しい

  • パレアナイズムで生きまっせ!

    米国の閨秀作家エレン・ポーターの代表作に『少女パレアナ』がある。ポリアンナとも訳されるが、1913年発表作。初めて日本で紹介したのは、赤毛のアンの邦訳者であるあの村岡花子である。この文学は、その昔日曜に放映されていたハウス食品提供の世界名作劇場枠でアニメ化されていたらしいのだが、私には記憶がなかった。両親を病で亡くして孤児となったパレアナは、独り身で裕福な母方の叔母に引き取られる。しかし、気難し屋でケチな叔母はパレアナを屋根裏部屋へ放り込む。しかし、パレアナはそこでめげない。鏡がなければ、自分のそばかすが見えなくていいと、楽天的な考えでこの侘しさを乗り切っていく。辛い境遇になかにあってもなにがしかの楽しみを発見するという、パレアナ流の喜びのゲームは、やがて側仕えのナンシーたちをはじめ、村の変わり者の老人や...パレアナイズムで生きまっせ!

  • 芸術作品におのずと見える格差

    芸術の秋、文化の日ウィークにはさかんにカルチャーイベントが発生します。文化祭シーズンでもあり、各地の学校でも人出でにぎわっていることでしょう。この時期、毎年近場で催される団体の絵画展があって。時間があれば出向くようにしています。ご年齢層が高めの、画材ショップの店主が運営する趣味サークルの絵画展。親戚筋の公務員退職者が出品しているというのです。無料展観の、趣味の手すさびにされているものですから、そこであれこれと批評家がましいことを言うのは野暮。もちろん、そんなことはわきまえて鑑賞させていただくのですが。年々、気になっているのは、参加人数が減っていること。そのせいか、特定個人が二点も、三点も出品していたり。あきらかに数合わせで描き上げたな、という作品もあります。こうしたグループ展というのは、自由題材ですから、...芸術作品におのずと見える格差

  • 仕事が長続きする秘訣とは

    身内が過労死して会社員というものを毛嫌いしていた私が、なんとか正社員事務職を続けられています。けっして待遇がいい会社ではないですし、早出やサビ残、休憩時間の所用もあって、時間は厳しいのですが。かつての勤め先のように、何か月かして、会社に行くのが嫌になった…ということが今のところは起きていません。今回は、会社員生活を転々としてしまった私が、仕事が長続きできた理由を考えてみることにします。・誰かの役に立っていることを実感すること総務事務職の基本は労務管理。社内のひとがいわばお客様です。私はどちらかといえば、行政機関の窓口のように来客が日々変わる業務のほうが好きでした。人間関係で後腐れがないからです。現在の職場は、従業員が穏便な方が多く、社会保険関係の手続をしたり、給与明細を渡しても、感謝の言葉があり、仕事のや...仕事が長続きする秘訣とは

  • 哲学かぶれが古書市めぐりをしたあの日々のことを

    文化の日あたりになると、妙に感傷的になって、文化愛好家ぶった学生時代を懐かしく思い出します。モラトリアムだったあの日々へ戻りたいと願うのではなくて。旧帝国大学級の大学の下町には、必ずと言っていいほど、古書店があります。大学御用達の講義テキストのお古もあれば、専門書なり、辞書なりが売られていたりもする。英語の辞書はわりあい古くても使えますから安く仕入れたものでした。私の通う二流の国立大学にはない教養さに憧れて、よく通ったものでした。阪急梅田の近くにあるカッパ横丁は有名な古書店街ですね。JR大阪駅および私鉄が乗り入れる梅田周辺は再開発が進み、街並みが大きく変わりました。私が行政書士の合格者お祝いイベントに呼ばれた十年ほど前のことでした。あのあと社労士の受験で来阪してから、コロナ禍もあって、関西を訪れてはいませ...哲学かぶれが古書市めぐりをしたあの日々のことを

  • その問題に人格を与えることなかれ

    これは、自分のめんどくささをひとのせいにしがちで、人間嫌いになりやすい、こころが疲れやすいひとのための、考え方改善の作法についての覚え書きです。***中学生の頃、クラス担任に提出する日記に、私は当時流行っていた「ノストラダムスの大予言」の本の中身を書き写していた。要するに、日常、報告するようなことがなかったからである。ところが、それを級友のAが盗み読みしていたのだった。私はそれをクラス担任に訴えたのだが、そのとき、返ってきた言葉が──「罪を憎んで人を憎まず」。これまでの人生で、私はどれほどの人を非難しつづけただろうか。自分だって否定されつづけてもきた。学を身に着けるほどストア学派ではないが、どうしたって舌鋒鋭くなりがちで、法律の資格なんぞ取ったものだからなおさらだった。先般、勤め先で、とてもややこしい問題...その問題に人格を与えることなかれ

  • パソコンで無駄な資料をつくりすぎていませんか?

    ITスキルを高めようと思って、ついつい、WordやExcelで無駄な資料を作成してしまう。そんなことってありませんか?私もしくは過去の職場でありがちだった無駄なファイル作成例について、今回はお話します。・だらだらと長すぎる作業メモメモパッドで箇条書きでよいのに、ぐちゃぐちゃ注釈を書いてしまう。結局読み直したりしません。そもも、デスクトップがメモパッドだらけになるのも考えもので、実は結局デスクもしくは自分の手帳にToDoリストを貼ったほうが作業が捗りやすかったりします。付箋ははがれやすいのでマスキングテープで固定しています。・カラフル過ぎてみづらいカレンダーや作業工程表女性に多いのでしょうが、色分けにこだわりすぎて、文字が埋もれて遠くから読みづらくなってしまうような表ですね。装飾などをつけずにシンプルなほう...パソコンで無駄な資料をつくりすぎていませんか?

  • 日常系アニメや漫画にこころ動かされないのはなぜなのか問題

    断捨離作業で本を整理していたら、一回だけ読んだだけの日常系百合漫画が出てきました。熱心なファンの方が多い、その界隈では名作認定されている作品で。たしかに私も初読時は胸を打つものがなくはなかったものの、二、三年おいて頁を開いても、どうしてもときめかなかったんですね。想い出記念にレビューを残そうかとも思ったのですが、どうしても筆が動かない。同じ理由で、最近買ったばかりの社会人の百合漫画も、一度読んだのみで売却処分にすることに。百合漫画はけっこう単価が高い。買う前にはあれほど期待したのに、なぜなのでしょうか。感情が冷めている時期に無理やり書くとどうしても批判的な記事になるので、いっそ読まずにさようならしたほうがいいと思った次第なのです。その作品をこよなく愛してる人の気分に冷や水を浴びせても仕方がないような。拙ブ...日常系アニメや漫画にこころ動かされないのはなぜなのか問題

  • 今野緒雪の小説『お釈迦様もみてる―スクール・フェスティバルズ―』

    今野緒雪の人気百合ラノベ「マリア様がみてる」の弟版シリーズ、お釈迦様もみてる。実は途中から読むのをあきらめたので、最終巻を読んだのは2023年の今年になってから。で、今回の再読で既読済みだけども読んでみたくて、買いなおしたのがこちら。そう、記念すべきマリみて無印、祐巳と祥子の姉妹誕生となるあの学園祭の日と同時間軸の。リリアン女学園と、花寺学院の二校の学園祭が描かれていますので「フェスティバルズ」なわけですね、ああなるほど。もちろん、祥子さまが描かれているための表紙買いです!ただ、この巻、内容はともかくも、サブタイのつけ方、もっとどうにかならなかったのかしらと思わないでもありません。とくに前半部の男子校側のほうね。「薔薇さまin花寺」花寺学院高校文化祭に、リリアン女学園の生徒会面々が招待と聞いて、学内は色め...今野緒雪の小説『お釈迦様もみてる―スクール・フェスティバルズ―』

  • ネギの再生栽培は手間いらず(^^♪

    独り暮らしをしていたときに、キャベツやホウレンソウなどの葉物野菜や根菜は買っても、ネギだけはほとんど買ったことはありませんでした。主菜にならず、おなかの足しにはなりにくいからです。現在はみそ汁やラーメン、うどんなどに欠かせないトッピング。週イチで長ネギ一本買うぐらいでしたが、ここ近年は価格が急騰。ミョウガみたいに薬味みたいなもので、絶対に必要なものではない。けれど。そこで2024年秋からはじめたのが、再生栽培。ドラッグストアなどで安売りネギ(もちろん根付きの)を買い、葉の部分は冷凍貯金。根から上を5センチほどカットして、植えてみました。この移植のときと収穫の時に切り口に土がつくとよくないそうですね。この移植はすでに5回目。今回はわかりやすいように、移植日の札をつけてみました。この札も、空き箱の裏の再利用で...ネギの再生栽培は手間いらず(^^♪

  • 表紙の絵が良すぎる文芸小説には期待しない

    本の書影は売上を左右するポイントなのでしょう。昔の新潮文庫などの表紙、とくに川端康成やら三島由紀夫やら、文豪の小説はそれほどインパクトのない、着物の柄なのかと思うほど目に余り残らないようなデザインが多かったように見受けられます。そういった本は作家のネームバリューだけで手に取られるので、書影の力が本の読後感を左右することもないでしょう。しかし、表紙の絵で売れ行きが違うと言われるものの代表格が漫画とライトノベルでしょう。そこそこ人気ですと、中身を修正しないのに、表装だけ買えて売り出したりもしますよね。ところで、最近は一般文芸の小説でもわりと、結構目立つ表紙があります。若者受けのよさそうなイラストレーターに表紙を描かせている、といったような。本職の漫画家さんが装丁のイラストを使うこともあったりするようです。しか...表紙の絵が良すぎる文芸小説には期待しない

  • 私が大学院で身につけられなかった能力

    私は二流国立大学の大学院修士課程修了者、いわゆるM卒です。しかも就職に不利な人文科学系のなかでも、クセモノぞろいの美学美術史を修めた人間。この専攻がまずかったと思い立ち、実は修士在籍中から他専攻特に理系に学部から入りなおそうかと悩んだことすらありました。高校1年時までは薬学部志望だったのですね。しかし、就職氷河期世代の私が就職先で失敗しつづけたのは、はたしてその専攻のせいだったのでしょうか?かつて旧友に「大学で学んだことを活かせる仕事に就いていない」ことをなじられてしまった(その本人も留学とかに逃げてキャリアップできていないのですが)のですが、私自身は、研究室内でのアカハラまがいの陰湿な人間関係や無料奉仕労働に嫌気がさしていました。また、志望する美術館学芸員にOB訪問したときに学閥での人間関係の悪さを感じ...私が大学院で身につけられなかった能力

  • 趣味道楽に生きすぎるおじさん、おばさんはカッコ悪いのか問題

    オタクの祭典と呼ばれるコミックマーケット。その参加者の高齢化が進んでいるのがネット上で話題となっているようです。若年者の人口が比較して少ないんだから、という正論はさておき。私自身はコミケに参加したこともなく、その予定も生涯ないでしょうが。出品者はともかく、参加することに意義を感じている人もいます。私が行きたがらない理由は、人混みが嫌い、並ぶのが嫌、作り手の顔をみてものを買いたくはない、無駄な本を買って散財してしまいそう、などです。コミケに並ぶ人のマインドを全否定していますね、ごめんなさい。30代以上になりますと仕事でも責任が出てきますし、育児や介護などの家庭内の問題もあります。一定年齢以上でコミケ参加できるのは、心身共にアグレッシブかつ経済的に余裕があるからだ、という見方もできそうですね。オンラインで二次...趣味道楽に生きすぎるおじさん、おばさんはカッコ悪いのか問題

  • 介錯の漫画『虹野さん家のホワイトスワン』

    「神無月の巫女」の原作漫画を読んだとき、あるいはその続編の「京四郎と永遠の空」を知ったとき、シリアスなのにときおり梯子を外して突き落とされてしまう、あのあまのじゃくなペースに面食らったことがありませんか?たぶん、それは私が神無月からこの漫画家を知ってしまったからで。シリアスな百合作家みたいな限定枠でとらえていると、裏切られてしまうんでしょうね。実はの実は、この作家の作風としての原点は「円盤皇女わルキューれ」だとかの初期作のラブコメにあるのだと分かっている人には驚くには値しないものだったのでしょう。昭和生まれで、その昔の少年ジャンプのコケティッシュな漫画(「奇面組」とか「ついでにとんちんかん」とか)だとか、八時だよ全員集合みたいなお笑い番組で育った昭和世代なら、馴染みのノリなのかもしれませんね(何だ、この分...介錯の漫画『虹野さん家のホワイトスワン』

  • 冬の種まきに保温対策が必要な理由

    私は頑固なので、誰が教えてくれても、偉いさんが書いてある本にあっても、自分が納得してみないとやりたがらない性分です。そんな自分の意固地さがでてしまうのが、野菜づくりの場でも明らかになりました。今回は失敗談のお話です。画像は2024年12月8日の種まき分の、25年2月20日時点。第三弾のコマツナ、ダイコン、そしてシュンギク。はじめての品種に挑戦したのでウキウキしていました。当時は、まだ大豊作だった第一弾コマツナもまだ全収穫前。最初は1週間前よりも、若葉がよく出ているな~とほくほく顔だったのですが…。よく考えたら、これ大丈夫なのか?と心配げに。冬だから超鈍足で育つだろうけども、春を迎えるころにはスピードアップしてくれるだろう。虫が湧かない季節だから食われることもないだろう。例年暖かで、作業中はカイロもいらない...冬の種まきに保温対策が必要な理由

  • 怒りは碇のごとく、喜びは鎧のごとく

    現在の勤め先に入社してすぐのこと。ある書類のファイルがみつからない。仕事に慣れないうちは何でも質問して、と教わった私は。側にいる経営者に在処をうっかり尋ねてしまいました。すると、彼はいきなり外へ飛び出していってしまったのです。5分ほどして黙ったまま戻ってきたのですが…。書類はもちろん、あとで自分で探して発見できました。そういえば、同じような場面に出くわしたことがありました。東京の友人を訪れて、駅でお別れというときに、なぜか、彼女、さっさと改札を通っていってしまったのです。あの時の私は、なぜ、そんなシラケた対応をされたのか意味不明でした。しかし、今となってはこの両名がどうして「その場を離れた」のかわかります。失礼で、愚かなことを言った私を傷つけないために、自分の荒ぶった感情をぶつけないようにしてくれていたの...怒りは碇のごとく、喜びは鎧のごとく

  • 派遣スパイラルから脱け出す方法

    私が社会人デビューしたころは、小泉政権下で派遣法の改正で派遣社員が増えたとされています。折しもバブル崩壊直後。私のはじめてのキャリアも非正規職でしたが。大学院まで出たという同僚も何人か見かけました。私は現在も、求人誌をチェックしています。再転職したいが為ではなくて。会社の経営規模、職種、業界によっての賃金水準や福利厚生などを調べるためです。最近は、行政機関の職員でも、非正規雇用職のみならず、派遣社員に就業させることが多くなりました。給付金や助成金関連の申請業務はとくにそうですね。後腐れないように、団体をつくり、請負させているのでしょう。私は派遣社員や非正規職で働くことを否定しはしません。その雇用形態でなければ、勤められなかった職場があるからです。大企業やお役所仕事で、中年になっても就業できる職場は、たいが...派遣スパイラルから脱け出す方法

  • 自然菜園は案ずるよりもつくるが易し

    2024年10月、思いきって家庭菜園をスタート。はじめた理由はいろいろあります。gooブログの訪問先ブロガーさんの田舎暮らしや家庭菜園の記事に感化されたから。空き畑の除草がわりに。スーパーで買う野菜が高くて、小さいから。せっかくの生ごみ堆肥を活かしたいから。同居人の健康状態もあって、新鮮な野菜を食べさせたいから。農作業で運動がてら体力をつけたいから。欲張りですね。この願いは数年前からありましたが、考えすぎる私はずっと踏み出せずにいました。栽培作業が難しそう。そもそも土いじりが嫌いな私にできるのだろうか、と。小学生時代の理科のヘチマの世話もいやで枯らしてしまったことがあるからです。そんな私ですが、ここ最近の食料品の物価高を見て決意。有事の際に、自分で食べるものをつくれなくなったらどうなる?インフレが続いて、...自然菜園は案ずるよりもつくるが易し

  • 二次創作の歴史は古いが、だからといって褒められたものじゃないんだよ

    インターネットの普及によって、二次創作の発表の敷居が格段に下がりました。しかし、二次創作の歴史は、インターネットの登場よりもさらに古いはずです。大袈裟な言い方をすれば、和歌の本歌取りなどはパロディのはじまりですし、江戸時代には『偽紫田舎源氏』という、紫式部の『源氏物語』をおちょくったものが発禁処分に。『三国志演義』が、吉川英治などの名作になり、横山光輝の漫画になり、女体化されてアニメになったりもしますね。すぐれた原作は世代を超えて、さらに次なる物語を生む、このクリエイティヴィティ。おもしろいですね。二次創作する人の憧れの場所というのがコミックマーケットですね。驚いたのですが、東京の幕張メッセで開催されたコミケの歴史は古く、もう半世紀近くは迎えているそうです。今のすでに大御所や中堅どころのアニメーターや漫画...二次創作の歴史は古いが、だからといって褒められたものじゃないんだよ

  • 転生したら人生ハッピーになるという考えのゆがみ

    何年か前のことだが、「無職転生」とかいうタイトルのウェブ漫画のさわりだけを読んだことがある。いじめられっこでひきこもりの30半ばぐらいの男性がトラックにはねられて、なぜか魔法と剣のあるファンタジー世界に転生。しかも、見目カワイイ美少年で、周囲には自分好みの美女がわんさか。ハーレム状態のなか少年は魔法の能力を開花させ、その世界の勇者となっていく。仔細は忘れたが、まあ、そんな内容だったかと思う。この類の転生したら人生好転しちゃいましたノベルは、その投稿サイトの名前をとって、「なろう小説」と呼ばれ、こうした類例のノベルを書こうと、日々、自称字書きさんたちが健筆をふるっているらしい。なかには、好評で公式レーベルで出版されたり、アニメ化されたりもする。こうした内容の書き手は、じつは仕事にあるいは家庭に、ひっくるめて...転生したら人生ハッピーになるという考えのゆがみ

  • 不機嫌な人には近づかないようにする

    孔子の言葉に「君子危うきに近寄らず」とあります。そのいっぽうで、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」という教えもあります。一見矛盾しているように見えますね。なぜ孔子は、相反することを口にしたのでしょうか。孔子の『論語』は、弟子たちに語った教えを後年つづったもの。危ない橋を渡りそうな血気盛んなタイプは諫め、臆病すぎてチャンスを逃しがちなタイプには勇気づけてやる。そんな孔子先生のメンターぶりが、教えの二面性になっているわけです。これを、あの人は、思考に統一性がないとか、二枚舌だと言ってしまうのはたやすいですが、言葉尻だけをとらえて、ひとの本質を表面的にしかとらえられないのもどうなのでしょうか。仕事をなるべく長く続けるには。健康なまま長生きするには。それは誰しもが望む課題です。病は気からと申しますが、みずからが病人の...不機嫌な人には近づかないようにする

  • デスクトップも明窓浄机を目指そう

    パソコンの中身の状態と、机の上って似てると思いませんか?とりあえず保管しとこう精神で、あちこちに散在するメモや不要なファイル、ダウンロードしたもの。何回も加工した画像。整理整頓ができないのは現実でも、ヴァーチャルでも同じ。二次創作小説などを書き溜めているワードファイル。あまりに長く書き足しているせいか、急に落ちたり、正常に保存できなかったりしたことがたびたび。開くのにも時間がかかりすぎます。たしかにパソコンは最新モデルではないのだけれども…。ふだん、動画のような極度に重いデータはおかない主義。ブログ記事のほとんどは羽のように軽すぎるメモパッドでつづっているので、舐めていました。いつのまにか、デスクトップ上がファイルだらけに。書きかけで放置したままの未完成ファイルや、ブログに使いたいと一時保管していた画像な...デスクトップも明窓浄机を目指そう

  • オタクがやりがちなマウント合戦は匹夫の勇

    拙ブログは特定お気に入り作品のファンサイトとしてはじまりましたが。現在は、ほぼほぼ、管理人の日常をつづった雑記と化しています。ファンサービスとしてはあまりよくないことは承知の上ですが。そもそも、ブログを自己の考えの集積場としてとらえているふしがありますので、役に立つか立たないかは、読者に判断して頂き、飽きたらさっさと逃げてくださいね、というスタンスで続けています。ブログがいくら賑わっても、現実の暮らしが整わなければ意味がないからです。さて、さて。今回も自分のオタクとしての黒歴史反省文として書き残す者です。度の過ぎたオタクは、とにかく何かを愛好するあまりに、その愛好する姿を他人に認めてもらいたがろうとします。ファン活動をがんばっているワタシを認めて!という必死さがあります。最近は昔と違い、アニメグッズを持っ...オタクがやりがちなマウント合戦は匹夫の勇

  • ブログはわが怨念の成仏ノートにすぎない

    疲れている時に、ネットサーフィンばかりしてしまうのも考えものですが。私の場合、とにかく筆記魔なので、嫌なこと洗いざらいブログ記事にしてしまうことが多いです。ほとんど読み返すこともないのでしょうが。ブログに日記を書きつけることは、自分の前進になったこともあれば、いつまでも悪感情を保管して目についてしまい引きずってしまうこともあります。悪い記憶はとかく反芻されやすいものです。なるべくなら書き残さずに、メモに書きなぐって破り捨てる方がよい。ブログの更新頻度を近年落としているのはそのためです。他人の私生活上の不満や不安ごと。うっかり読むとその感情が乗り移って憂うつになることもあります。私はそのため、ブログ交流をしないことにしました。ブログは自分のために書く。読まれなくとも、反応が薄かろうとも、ひたすら書きつづける...ブログはわが怨念の成仏ノートにすぎない

  • 誰でも本にできそうな人生は送っているものだから

    今回の記事は、ブログ等で自分史まがいの記事を書かれている方には耳に痛いお話なので、ご注意願いたい。けっして、自分の人生記録をつけることを非難しているわけではない。自叙伝を出版されて押し売りされた、もしくは読めと強いられた経験が私にはある。さらには、その未遂をも含めて。ひとりは高校時代の国語教師だった。大学院修了後の無職無用の身の上だった当時、実家にアポなしで訪問してきて、自作小説を出版したのでパーティーに参加してほしい、参加費はいくらで、という押売りだった。その小説というのが、リタイア老人が若い中国人女学生と恋に落ちるという内容で、あきらかに現役引退後に中国人への日本語教師をしているという自身を題材にしたものだった。なんとか老人文学賞を受賞したらしいのだが、芥川賞を狙っていた、じつは作家になりたくて教師は...誰でも本にできそうな人生は送っているものだから

  • 畑の神が想われ鳥を呼ぶ

    草刈りをしていると、市街地では見かけない生きものに遭遇します。2024年12月上旬のこの日、畑にいたのはつがいのセキレイ。虫を見つけやすいので、草刈り時を狙っているのでしょう。賢いですね。二日連続で作業したのですが、前日もおそらくこの夫婦鳥。夫婦の共同作業でしょうか?ひな鳥の待つ巣に餌を持ち帰るために?直前まで大きな鴉がいたので、それが去るタイミングを待っていたやも。セキレイはスズメと同じ種目。お腹が黄色い種もあるようです。中国名の「相思鳥」は、雌雄の仲むつまじいことから。画像の鳥は背が黒いので日本固有のセグロセキレイなのかも。日本から絶対に離れない引きこもり気質。縄張り意識が強く内気なので、ブログ引きこもりな管理人とはとてもご縁がありそうです(笑)。日本では代表的な鳥で、日本書紀によれば国生み神話に関与...畑の神が想われ鳥を呼ぶ

  • 翠なす株はどんどん増える

    会社が資金調達のために売る、あるいはライバル社を乗っ取るために買うのが「株式」。なぜ「株」と呼ぶのか?木を切り倒したあとに残る株のように、継続的に保持される地位や身分のことを「株」と呼んだ。さらに江戸期には、幕府や藩の許認可を得て独占的に寄り集まった商工業者たちの組合を「株仲間」と呼び、出資率に応じた利権を保持できるしくみを「株式」と名づけた、と。投資が苦手な私には「株式」がありませんし、どこかの会社の株主にはなれなさそうです。会社員には定年があり、その身分も終身保障ではありません。氷河期世代でなんども離職転職をくりかえした私には、会社とのつながりはフィクションにすら思えます。しかし、私にもなけなしの「株」があります。切り分けたらどんどん増えていく、翠なす株が。コマツナ栽培作業、種まきから約一か月。準備期...翠なす株はどんどん増える

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