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万葉樹(よろずは いつき)さんのプロフィール

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魔法少女リリカルなのは・マリア様がみてる・神無月の巫女(Fate/stay nightとクロス有)・鋼の錬金術師・京四郎と永遠の空の二次創作小説を掲載中。百合やや多め、他傾向もあり。芸術作品・フィギュアスケート記事、映画・アニメ(輪るピングドラム・少女革命ウテナ)・漫画のレヴュー、写真つき駄文日記のよろずブログ。

ブログタイトル
陽出る処の書紀
ブログURL
https://blog.goo.ne.jp/yorozu-haki
ブログ紹介文
芸術・フィギュアスケート・映画・アニメの感想。リリカルなのは・神無月の巫女・マリみて小説掲載中
更新頻度(1年)

187回 / 365日(平均3.6回/週)

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万葉樹(よろずは いつき)さんの新着記事

1件〜30件

  • マイPC一台め:Apple社製Powerbook 1400CS/166

    こちらは、私がはじめて購入したPCです。大学3回生時。周囲はほとんどマックユーザーでしたし、所属研究室が箱型の白マックでした。当時はカラフルでキュートなデザインのi-Macが人気。しかし、本格的にデザイン制作をやらず、もっぱら研究資料の図版作成か、学内刊行物の編集作業のみだった私にはノートパソコンでじゅうぶんでした。ちなみに、このPCは当時の価格で25万円ぐらいだったはず。仕送りもなく奨学金頼みだった私は、夏休みに必死でアルバイトして稼いだお金で買いました。働いて初めて買った高額商品でしたので、ひときわ愛着があります。ほかの学生は親御さんに車を買ってもらっていましたが、苦学生の私が自費で買えるものときたら、PCと原付バイクのみでした。──「きれいな顔してるだろ、それ、もう死んでるんだぜ…」(by上杉達也)購入か...マイPC一台め:Apple社製Powerbook1400CS/166

  • 神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」(捌)

    こんなふうに考える自分は、ずるいのだろう。姫子のように、純粋な気持ちで神に仕えることなどないのだろう。ただ、大好きなこのひとの近くにいたいから、だから巫女としての務めに励んでいる。ただそれだけの理由で私はこのひとの側にいるだけだ。自分のしなびれたこころを拾ってくれるまで、待っているなんて。今日はこころのなかで五回、姫子姫子姫子姫子姫子と叫んだら振り向いてくれたとか、離れた距離が昨日よりも数歩縮まっていたなどと計っているなんて。なんて不埒な巫女だろう。姫子のように、神様から賜った美しい実りの風景を、すなおに喜ぶことだってしない。踵を返しながら、優しい気配とあたたかな匂いが近づいてきた。山の端に沈みかける名残の赤光りを背負いながら。傾いた秋の夕陽は、光りを縒った巫女の髪をさらに輝かせていた。その光景はうつくしくて、...神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」(捌)

  • ★★神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第八話 更新★★

    漫画「神無月の巫女」第十三話扉絵表紙(『月刊少年エース』2005年5月号)今年でとうとう15周年!世界で愛される神無月の巫女!月と地球と太陽と貴女がいればそれでイイ!********神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第八話:昇る月影の惑いは重くを更新しました。踵を返しながら、優しい気配とあたたかな匂いが近づいてきた。山の端に沈みかける名残の赤光りを背負いながら。傾いた秋の夕陽は、光りを縒った巫女の髪をさらに輝かせていた。その光景はうつくしくて、けれどなんだかそら恐ろしかった。朝はあんなにも白く世界の端々を東から輝かしているのに、西に廻って血いろみたいに朱に染めて終わってゆくなんておそろしい。(「創作小説ご案内」→「神無月の巫女二次創作小説(其の一)」→「禁色の圃(ほ)」)********神無月の巫女生誕...★★神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第八話更新★★

  • 二次創作者はイベントのときだけやおら元気になる悲しきキリギリス(後)

    さて、今回はお目汚しな画像をお見せします。少々お付き合いください。こちらは文化祭のパンフレット。A4サイズ。Gペン、烏ペンでペン入れ。トーン貼りで仕上げています。いまですとイラストレイターやフォトショップでちゃっちゃっとつくれる波模様。当時はしこしこトーンを削っていました。魚の鱗の煌めきと肉厚感にこだわっています。しかし、現実の魚はこんな躍動的ではなさそうですが。この描き手は「みずみずしい感性」とかけて、水→魚を連想したようです。手書きのレタリングにこだわっていますが、こんなの、いまはワードアートでも数秒でできあがり。いい時代になりましたな。これは表紙ですが、中身もかなりトーンを切り張りして装飾しまくっています。はたしてこんな落ち着かないパンフを貰ってしまった学園祭参観者は、おおいに戸惑ったこと間違いなしです。...二次創作者はイベントのときだけやおら元気になる悲しきキリギリス(後)

  • 芸術系ヲタクが語るへっぽこPC使用歴

    ブログに何度もしつこく書いていますが、現在も断捨離継続中の管理人です。本ならすぐ売れますし、家具ならだいたい解体できましたが、処分に困ったのがPCです。私は代々ノートパソコン派でしたので場所はとらないものの、それでも三台も不要機体があると邪魔で仕方がありません。そして、今回やっと、その三台とおさらばすることにしました。このPCは拙ブログ執筆歴をもふくめて、人生に深いかかわりをもってくれた愛機たちですので、いまだに執着があります。そこで画像撮影して、自己語りをすることにしました。【マイPC一台め:Apple社製Powerbook1400CS/166】2000年前に高値で購入したはじめてのPCはマック。レポート作成や卒論執筆に活躍し、学内刊行物の編集もできて、図版作成も美しくしあがった。しかし、修論執筆時に事故が…...芸術系ヲタクが語るへっぽこPC使用歴

  • 神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」(漆)

    畦道を歩いていた姫子はふと何かに惹かれたように、その歩みをとめた。道端にどこかの収穫済みの田から飛んできたのか、一本の稲穂が落ちている。はぐれて忘れられた稲穂は、豊かさの象徴だった。この落ち穂のひと粒さえ口にはいらない、そんな飢えた民はこの村にはいない。そう願いたかったからだ。高天原から皇御孫命(すめみまのみこと)が携えてこられた稲穂をもって、この地上を瑞穂の国と為すことが代々の天皇の最重要な使命であった。国主も、神に仕える者も、民の憂いとともに身を慎まねばならない。それは災いに満ちたこの列島に生まれた者がおのずと抱く嗜みのようなものであったはずだった。しかし、いま、その慮りは為政者にも、宗教者にもあるのだろうか。そっと拾い上げた姫子は、その茎を指先でくるくると廻して、謎めいた微笑みを浮かべている。なにか面白そ...神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」(漆)

  • ★★神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第七話 更新★★

    生誕15周年おめでとう!!ありがとう!!月と地球と太陽と貴女がいればそれでイイ!********神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第七話:はぐれて忘れられた稲穂を更新しました。拾った落ち穂は、まだ田を離れて日が浅いのか、新鮮な弾力を失ってはいない。実りを孕んだ穂先の手触りは豊かで、そこから生まれてくる未来の粒の泣き声が、いましも聞こえてきそうな気がした。姫子は、てのひらのうえの黄金の実りを弄ぶことに気をとられていた。稲穂に戯れながらの足を数歩進めてからはじめて、先だっては隣に肩をならべていたはずの、あの艶やかな黒髪の持ち主がいないことに気がつく。「…千歌音?」(「創作小説ご案内」→「神無月の巫女二次創作小説(其の一)」→「禁色の圃(ほ)」)********神無月の巫女生誕15周年企画。いつか、どこかの、...★★神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第七話更新★★

  • 街場の書店など、愉快な読書体験提供にとりくむ

    図書館や本屋で開いたときにはワクワクして、持ち帰った本がなんだかイマイチ。──なんてことは、たびたびあります。その逆もまたしかり。芸術作品もそうですが、ものの感じ方はその場の作用をうけているものです。ひとり私室で読めばじっくり読める本もありますが、人の気配があるからこそ楽しめる本もあるというものです。読んでよかった本に、私はごちそうさまと言いたい。本は誰かの人生体験や思考の結晶です。その言葉によって、あるいは登場人物の言動によって、あるいは絵や写真によって、人生が変えられることあります。しかし、その本を味わい深いものにするか、つまらないものにしてしまうかも、展示や売り方読ませ方によることが往々にしてあるのです。今年の10月27日から11月9日までは読書週間。新聞でもさまざまな特集が組まれています。2019年10...街場の書店など、愉快な読書体験提供にとりくむ

  • ゴッホにしてゴッホにあらず、謎の肖像画(三)

    仮説の第一は、ゴッホが弟を描きながらも、あえてその完成作を弟には送らなかった、ということである。それではゴッホはテオには内密にその人相を描いたのだろうか。すぐれた構想力をはたらかせてではなく、あくまで目の前にあるものしか描けなかったとされるゴッホが、テオの面影を思い出しながら描いたとは考えにくい。写真を手元において描いたとも考えられうるが、あの分厚く絵の具を何層にも重ねて肌のぬくもりまでこちらに迫らせるような実体感はモデルを前にしなければ描き出せないものではなかろうか。テオ本人がその絵の存在について知っていたとなると、なぜ自身を描いた絵が本人に送られないのか。それは常に孤独に苛まれたゴッホが、弟の生き形見としてそれを欲したからではなかったろうか。レオナルド・ダ・ヴィンチが『モナリザ』を完成させずに終始自分の側に...ゴッホにしてゴッホにあらず、謎の肖像画(三)

  • 神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」(陸)

    ──いま、その人っ子ひとり誰もいない秋の田野に、姫子は視線と意識を戻す。あの夏の日に思わず目を細めた陽光の眩しさもなく。夕暮れ時の黄金の稲穂の原を瞳の大きさの範囲いっぱいに受け入れながら。太陽の少女は思う。貴族たちの信仰する黄金の光り輝く極楽浄土、そんなものが、ほんとうにあるのか分からない。罪深く、仏の信仰心も篤くない自分に、神々しい来迎の使者が来てくれるはずもない。疾しいことをしてもなお、あの世で救われるなどと世迷い言ではなかろうか。この一度限りの人生を精いっぱい生きてこそ、価値があるというのに。別世界で人生の過ちを正せるというのなら、人はこの生身の人生に責任を負わなくなるだろう。この身も、魂も、外ツ国(とつくに)からもたされた仏ではなく、この国に太古からおはす神々に捧げられているのだ。けれど、いま、生きてい...神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」(陸)

  • ★★神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第六話 更新★★

    漫画「神無月の巫女」最終話より(『月刊少年エース』2005年6月号)祝15周年!!月と地球と太陽と貴女がいればそれでイイ!********神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第六話:この世界を月にしてはならないを更新しました。──この風景がいつまでも、この愛しい人と見られるのなら……。この美しい世界と貴女が永遠につづくなら。わたしはなにもいらない。「わたし」さえいらない。わたしが望むものはそれだけでいい。この世界を月にしてはならない──あの裏寂びた社から見える景色のようにしてはならないのだ。誰かがひとりで閉じこもり、涙ながらに闇に沈められながら生き抜く地獄なぞまっぴらごめんなのだ。そんな悲しさを未来永劫伝えてはいけない。(「創作小説ご案内」→「神無月の巫女二次創作小説(其の一)」→「禁色の圃(ほ)」)**...★★神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第六話更新★★

  • 映画「フィラデルフィア」

    2009年から2011年にかけて、勤労感謝の日特集で特選映画レヴューを行いました。この世の中にはいろいろな職業があります。資格や高度な専門知識を活かし、組織の経営課題解決を行う基幹業務もあれば、組織のネームバリューに名を借りた、末端のただの事務作業だけのものまで。わたしたちはついつい仕事の何たるかで人間の価値をはかってしまいがちですが、そもそも、どんな仕事も必要があるから生じているわけで、そこに貴賤があるわけではありません。単純な作業やルーチンワークは今後どんどんAIに奪われていきますし、ひとつの会社で長くいただけで培ったような知識や、その職場だけの人間関係はすぐに他の職場では使えなくなりますよね。資格や学歴を活かしているから、業界や業種が見てくれがいいから、ではなく。仕事は他人の生活に役立ってこそ価値があるも...映画「フィラデルフィア」

  • 空き家の断捨離作業で見つかったもの(後)

    古い建物には思わぬ品物が眠っています。断捨離作業は、この家の歴史と向き合う貴重な瞬間です。──などと書くと感傷的ですが、実際はあまりの古物の多さに辟易して楽しむ余裕なんてありませんでした。実際、残念ながらお宝品などは見つからず、徒労だけに終わることが多いのが空き家の断捨離なのです。★空き家から発見されたもの・古着や着物など:価値がある着物や帯なら買い取ってくれますが単価は安いです。自分が着ないのならば、欲しい人に上げるか棄てましょう。衣服のポケットや着物のあいだに隠されているものがあるかもしれないので、要確認。私は新品で未開封の下着は、無料の引取り業者さんに贈呈しました。・陶器、鍋などの贈答品:役所など経由でフリーマーケットに出品することもできます。古着もそうですが、リサイクルショップの利用も。食器類は家族が少...空き家の断捨離作業で見つかったもの(後)

  • ゴッホにしてゴッホにあらず、謎の肖像画(二)

    ある画家が描いたものが自画像ではないからといって、さらにいえばモデルをはき違えていたからといって美術史を覆すほどの大発見となるわけではないだろう。フェルメールの真作とされていたものが、巧妙な後世の贋作であったこと(美の復讐師ハン・ファン・メーヘレン(前)・美の復讐師ハン・ファン・メーヘレン(後)参照)よりも驚くべきことではないし、なにしろ描かれた主題こそが画家の意図よりも重んじられた前近代の神話画や歴史画と異なって、そこに描かれたものが変わってしまおうともその絵画の価値を損なうものではないのだ。《古い靴》1886年、フィンセント・ファン・ゴッホ美術館哲学者マルティン・ハイデッガーは『芸術作品の根源』(関口浩訳・平凡社・2008年)でゴッホの描いた古靴をとりあげて、すばらしい思考を巡らせている。それはおよそ要約す...ゴッホにしてゴッホにあらず、謎の肖像画(二)

  • 神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」(伍)

    驚くべきことが起こったのは、それからわずか半刻ほどのことだった。田の水位がみるみる下がりはじめたのだ。水底で眠っていたはずの少女は、けろりとした顔をしていた。彼女は片膝をつき、懐から取り出した剣の刃先をその底に突き立てた。そのせつな、水面が左右まっぷたつに割れ、少女を挟んで巨大な水柱が天へと駆けのぼった。水柱は螺旋を描きながら上昇し、分厚い雲の帯をかたちづくっていた。田はすっかりと干上がっていた。こころの荒みきった村人を餓死させるためではなく、たった一人の無名の少女のいのちを救うがために…。その少女・姫子は巫女装束に着替えると、こう言った。「いまから、この田を蘇らせます。おのおのがた、助勢なされませ」村人はひるんだ。犠牲にして見捨てようとしたその娘が、田を救うだと?そのひと声に集まったのは、村の子どもたち。誘わ...神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」(伍)

  • ★★神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第五話 更新★★

    漫画「神無月の巫女」第十二話扉絵表紙(『月刊少年エース』2005年4月号)祝15周年!!HappyOctober!HappyKannazuki!FOEVER!!********神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第五話:沈む太陽の想いは深くを更新しました。姫子は知っていたのだ。むやみやたらと水を撒き続けた土地では、地下深くに溜まっていた塩分が水に溶け出し、それが地表で蒸発することによって、塩分の濃度がいちじるしく高まることを。塩基性の高い灰によって中和された土地は、ふたたび、その肥沃さを取り戻しはじめた。ほんらい、その田は陸稲を植えつけた畠であったがため、水田には不向きだったのだ。苦しいときばかり神に縋ってばかりでは何の解決にもならない。人の血と汗の努力があってこそ暮らし向きはよくなろうというもの。巫女は...★★神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第五話更新★★

  • 空き家の断捨離作業で見つかったもの(前)

    私は7年ほどまえから、家族とともに亡くなった親族宅の遺品整理作業に取り組んでいました。この親族宅は子どもの頃通ったことはありますが、住んではいなかったので、実際、どんな荷物がどれほどあるかは未知数でした。イザというときの家の処分のために資格を取得し、各種法制度や利用できる行政支援についても調査してきました。空き家を解体する場合は自治体から補助金が得られることもあります。小規模宅地特例で減税されていた固定資産税が6倍にはねあがる恐れもあります。役所に訊ねてみてください。今回は数年にわたる断捨離作業で見つかったものと、その後の行方について書き残しておくものです。現在、私と同世代の方は都会で就職されることが多いのですが、田舎の実家の処分は介護問題ともども大きな人生上のリスクになります。このメモが何かお役立ちできました...空き家の断捨離作業で見つかったもの(前)

  • ゴッホにしてゴッホにあらず、謎の肖像画(一)

    (解題)本稿は2011年7月に発表した記事を加筆修正したものです。学問的根拠にもとづいた論考ではありませんので、ご承知おきください。フィンセント・ファン・ゴッホについてはじめて書いたのは、学生時代の美学のレポートであった。二枚の絵画を比較しながら論ぜよという課題に即し、当時、芸術家と聞けば美術の教科書に載っている人物ぐらいしか知らなかった浅学の私にとって、選びやすい題材がゴッホであった。彼の名を知らぬものはあるまい。なにせ、それは小学校の美術の教科書にすら登場する、少年少女たちにとっては「異様に目のぎらついた少しアブナいおじさん」の顔だったのだからして。その若き日の課題において、「ある事件」を境にした画家の心境の変化を時期の異なる自画像二枚並べて論じたのであるが、今となってはなんと稚拙な素材の選択であったことか...ゴッホにしてゴッホにあらず、謎の肖像画(一)

  • 神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」(肆)

    一年ほど前までその美しい神田で、かようなおどけた光景が見られた試しはなかった。神代の昔に人に遣わされた土地であるというその神田は、周囲に柵がもうけられ、選ばれた者を除いては立ち入ることなど許されなかった。嘆かわしいことに、その聖域の水が涸れ、稲が実らないという異常が続いたのはここ五年のことであった。北は蝦夷の国から、南は琉球に至るまで。多くの名うての術者がかき集められ、その神田の前で祈りを捧げ、神に豊穣の約束をとりつけようとした。ある者はきらびやかに着飾り、ある者は臈長けた美しい声でしかつめらしく祝詞を口ずさんだ。行者とみえるなりをしたある者は、陣を組み、威勢のいい声を張り上げた。ある僧職は、空を焦がすほどの炎と黒煙を巻き上げる三日三晩にわたる護摩を焚き、ひたすら経文を唱え続けた。どれほど努力を積み重ねようとも...神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」(肆)

  • ★★神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第四話 更新★★

    祝15周年!!HappyKannazukiFOREVER!!********神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第四話:餓(かつ)えたうら若き旅人を更新しました。ある旅装の娘が、その田を前にして佇んでいたのは、最後の術者が匙を投げたまま逃げ出してからひと月後のことだった。その娘は、畦に膝をついてかがみこむなり、その土を口にした。土はぱさぱさとして、なんとも塩辛い。土を両手ですくっては頬張る獣じみたその姿を見かけたある老婆は、この餓(かつ)えたうら若き旅人を哀れに思って、彼女の貧しい蓄えのなかからなんとかあつらえた薄い粥を差し出したほどだった。娘に施しがあったのは、そのいちどきりだった。(「創作小説ご案内」→「神無月の巫女二次創作小説(其の一)」→「禁色の圃(ほ)」)********神無月の巫女生誕15周年...★★神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第四話更新★★

  • 映画「シークレット・サンシャイン」

    2007年の韓国映画「シークレット・サンシャイン」は、最愛の我が子をうしなった母親と不器用で優しい男性との愛と再生を描くヒューマンドラマ。シークレット・サンシャイン[DVD]エスピーオー2011-10-17売り上げランキング:70936Amazonで詳しく見るbyG-Tools事故で夫を亡くしたイ・シネは再起を図るために息子ジュンと共に、ソウルから夫の故郷・密陽(ミリャン)へ向かいます。途中、車が故障し修理工場を営むキム・ジョンチャンに助けられます。彼の好意で住処を見つけピアノ教室も開くことができたものの、都会肌のシネはおせっかい風を吹かせる狭い商店街では浮いた存在となっています。街の空気になじめないシネ母子を何かと気づかうのがジョンチャンですが、シネはつれない。夫に操立てしているというよりは、そう大して幸せな...映画「シークレット・サンシャイン」

  • HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)──感じやすいあなたはなぜ生きづらいのか(後)

    HSPが生存戦略するためにはどうしたらいいのでしょうか。学校ならば不登校を選び、単位取得で卒業する方法もありますが。生きていくための仕事選びは注意しないといけません。そのためには、自分が何が得意で何が苦手か知ることです。ここで注意が必要なのは、好きなこと=得意、仕事で向いているとは限らない、ですね。通勤や休憩、職場環境などを事前にチェックし、自分の適性に応じた職種かどうかを見極める必要があります。電車が苦手な人は、自転車か自家用車などで通える職場がいいですね。ただし、田舎は選択肢が限られてしまうので厳しいのですが。自己の適性は適職診断などもありますし、若年者であればジョブカフェなどの相談機関もあります。ただし、自己の適職がその年齢からでは就職するのが難しい場合もあります。理想の職種や職場環境であっても、不満が出...HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)──感じやすいあなたはなぜ生きづらいのか(後)

  • HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)──感じやすいあなたはなぜ生きづらいのか(前)

    哲学者の中村雄二郎の著作に『共通感覚論』があります。このなかで、ある人間だけに訪れる特殊な感覚について触れており。たとえば、文字や数字に色が見える、あるいは匂いや音が再生される、など。特定の感官だけが優れていたり、二つ以上の感覚が結びついたりで鋭い人がいるというものです。こうした特殊な感性の持ち主はクリエイティブな人と呼ばれがちでした。ところが多くの人間関係が集う学校や会社では生きづらいことが多いもの。標準化し、一律化することが好まれる組織では。2019年7月23日の読売新聞朝刊では、「敏感な感性語り合える場」という記事が掲載されました。今回はこれをもとに記述します。生まれつき周囲の人のふるまいや環境の変化が過剰に気になるひとを、「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼びます。たとえば以下のような徴候...HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)──感じやすいあなたはなぜ生きづらいのか(前)

  • アニメ「神無月の巫女」ブックレットについて(十)

    十月神無月が終わりましたが、拙ブログでの企画はまだまだ続きます。時期を外しても、神無月愛は年中無休!!おはようからおやすみまで、神無月フィーバーでどっぷり楽しむのがはぐれ者ファンの心意気ってものです。今年はめでたくも原作連載&アニメ放映開始から15周年でした。10周年の2014年といえば、たしかウェブノベルの「姫神の巫女」が完結した年ではなかったでしょうかね。さらにさかのぼっての5周年時は2009年で大規模な日蝕が見られた年。この年に、続編と目される『絶対少女聖域アムネシアン』が連載スタートしていたりします。今年はとくに目立った動きはないのですが。令和元年で即位の礼で天叢雲剣がSNSでトレンド入りにつられて、神無月の巫女の話題を出す人も多かった模様。(追記:原作者先生のツイッターで、大正編のお話がリメイク公開さ...アニメ「神無月の巫女」ブックレットについて(十)

  • 神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」(参)

    ──それは初夏の真昼どきのことだった。辺りには一面水を張った水田が並んでいる。几帳面に配されたみずみずしい青い稲を浸して、鈍い光りのかけらを静かに廻しつつ、水面はゆったりと揺れていた。泥底のうえに浮かんでいる夏の青空を、何重にも響きあう波紋で乱しながら、アメンボウがすいすいと泳いでゆく。ほどかれた空模様はまた新しい様態となって、じわじわと水の上に編まれなおされていく。いくら見ていても飽きない眺めだ。田植えの百姓女が、照りつける日差しを遮る笠を被って、腰をかかげ苗を一本ずつ丁寧に規則正しく泥土の海へ挿してゆく。土いろの飛沫が跳ねかえり、女の粗末な渋染めの衣にも、洗うには難儀なほどの斑点をつけてゆく。女の額にきらきらとした汗が流れている。泥だらけの腕でそれを拭うから、一層、日に焼けた浅黒いその顔が黒ずんで見える。そ...神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」(参)

  • ★★神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第三話 更新★★

    祝15周年!!十月が終わっても、神無月愛はまだまだ終わらないッ!!********神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第三話:ひとが投げてもいいのは泥だけでを更新しました。文字通りの突然の泥仕合に、さらに向こうの水田で牛に鋤を牽かせていた翁が、しばし手を休めて苦笑している。その曲がり切った腰は、この老人がこの骨折り作業に費やした長年の肉体の変化と労苦を物語っている──決して、優雅でも上品でもない、その夏の真昼の光景。でも、なぜか姫子にはそれが美しいと思ったのだった。今となってはありふれたその田遊びの風景は、まさに奇跡の賜り物だったからだ。(「創作小説ご案内」→「神無月の巫女二次創作小説(其の一)」→「禁色の圃(ほ)」)********神無月の巫女生誕15周年企画。いつか、どこかの、姫子と千歌音、前世の巫女...★★神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第三話更新★★

  • 二次創作者はイベントのときだけやおら元気になる悲しきキリギリス(前)

    芸術の秋、文化の秋。各地でイベントもりだくさんです。秋は連休も多くて、過ごしやすいですね。今回は、そんな文化にまつわる思い出話を。成人済みの二次創作者のなかには、すでにその創作スピリットが知らず知らずに学生時代から発露されていたケースがあります。たとえば、こんなことはありませんか?・夏休み、歴史や理科などの自由研究でやたら熱の入った研究成果を出す・作文や絵画などの表彰歴がある・校内誌の編集に携わったことがある・雑誌などへ投稿を繰り返していた常連だった・文化祭の実行委員として活躍した・文化祭の出店ですこぶる楽しい想い出があるちなみに軽微な程度ですが、私はすべて経験済みです。とりあえず自己語りはさておき、まずはこちらの絵をご覧ください。平成生まれの若者には敬遠されそうですが(爆)。就職氷河期世代の子どもの頃の標準的...二次創作者はイベントのときだけやおら元気になる悲しきキリギリス(前)

  • 働いても、働いても、報われない氷河期世代のゆくえ(後)

    氷河期世代のリスクはかねてから取沙汰されていましたが、表面化したのは令和に入ってからです。今年春先から40代による不穏な事件が相次ぎました。幼児を、あるいはその親を狙い、エリート親が息子を殺し、非正規雇用から無職、生活保護になった者が日本の文化の発信地を壊そうとする。もちろん、悪いのは加害者ですが。これらの事件は、これまで黙認されてきた日本社会の病理がいっきょに表れてきたといっても過言ではありません。若い父母が子どもを虐待するのも同じです。弱者へと追いやられた者が無抵抗なものへと刃を向けるのです。政府は今年になってやっと本格的支援にのりだします。6月の「経済財政運営と改革の基本方針」では氷河期世代の所得向上を重点政策と位置づけ。今後3年間で30万人を増やす目標を打ち出したとのこと。ハローワークに専門の相談窓口、...働いても、働いても、報われない氷河期世代のゆくえ(後)

  • マイナンバーカードを取得してみた話

    毎年確定申告をしていますが、マイナンバー通知カードと身分証明書のコピーのセットを貼るのがめんどうでした。マイナンバーは最近では、入社時に勤務先に提示するのはもちろん、金融機関でも記入を求められるようになっていますよね。私は社会保険関係の業務をおこなったときに個人情報保護法の研修を受けたのですが、この個人番号はとくに取扱いが厳しいもののひとつです。自他ともにふくめたマイナンバーの載った書類を机に放置しておくだけでも厳禁です。通知カードと身分証明書の写真とセットではじめて成立する、いわば二段認証のシステムだと思い込んでいた私はながらくマイナンバーカードへの切替えを怠っていました。ところが、つい先日、親族のある手続きで代理人として戸籍抄本を取得するにあたり、役所に出向くのが面倒に思われたわけです。そこでとうとうマイナ...マイナンバーカードを取得してみた話

  • 本は遠方より来る友、また楽しからずや

    10月27日は文字・活字文化の日だそうです。あわせて11月9日までの読書週間もスタートします。私は断捨離ライフをはじめて数年になり、本の廃棄と積読の繰り返しです。新聞などで見かけた書評が気になり、図書館で貸出上限数オーバーしてしまうから棚にもどした本が気になり、読書サイトに本を登録した数ばかりが増え、とても悩ましい日々を過ごしています。本を読んでばかりいて過ごすことはできないからです。読書ばかりしかしない生活も退屈というものです。片付けに苦労した私は、現在、本の購入には慎重になっています。衝動買いして積読したが売ろうとした本さえあります。ところが、こういう本がふと何気なく手にとると気持ちが救われることがあるのです。あたかも、その本が読まれるその時期を待っていたかのように。本は読みたいときにすぐ買えばいいというの...本は遠方より来る友、また楽しからずや

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