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夏といえば、やはり怪談。 昭和のころは、幽霊は柳の木の下からヒュードロドロ。 そして必ず「うらめしや~」。 額には三角の布、白い着物が定番でした。 怪談といえば『お岩さん』と『お菊さん』が有名どころだったなあ。 今日は、その『お菊さん』が登場する皿屋敷の話です。 ...
前回は、宿毛市の湊浦に伝わる皿屋敷伝説を探ってみました。 そしてお話の中で、夜な夜なお皿を数える女中の霊を祀った小堂を、庄屋の息子が荒瀬の地蔵堂のわきに移した─────ということで、やってきました地蔵堂。 地元の方たちがよく手を合わせにきているんだろうな、と感じられるお堂...
帯坂(おびざか)は東京都千代田九段南4丁目にある、東京都内に数ある坂道シリーズの一つです。平成時代中頃までは怪談『番町皿屋敷』の伝承地として東京都の公式案内板にも書かれていましたが、現在は案内板が刷新され明確にそれを否定していて面白いと思いますが、これも「創作」であるお岩さんを登場させているので再考が必要と思われます。そもそもの大前提として鶴屋南北の『東海道四谷怪談』も『皿屋敷』も、すべて江戸時代中...
【東京「町」歩き】23区 千代田区編 千代田区の「町」はチョウかマチか
< 東京都23区 中心部に位置する千代田区には 60の町名があるのであります > 「【「町」の読み方】あなたが住んでいるのはチョウですか? それともマチですか?」で、日本全国の「町」の読み方について、ちと調べてみたわけですが、全体として「町」の読みは「チョウ」の方が多かったのでした。 でもこの結果は市部や区部の中の「町」は対象外としてのデータでしたので、差し当たって、東京23区の区部の中の「町」の読みについて調べてみようと思い立ったわけです。 市町村合併などによって失われいく地名も少なくない現状ですが、「チョウ」と読むか「マチ」と読むかという以外にも、「町」という字の付かない「町」というのもあ…