命日
5月は父の命日 6月は義父の命日 とにかくいつもより涙が流れる2ヶ月間 二人の父は愛に溢れる人だった 優しかった もう一度会いたいな、お喋りしたいなと心底思う きっと彼らは私達の生活をお見通しなんだろな。 そう考えると少しホッとする 父が亡くなった知らせを聞いた前日の夜 父は私の夢の中にでてきた イタリアの家でみんなと談笑していた 私は、飛行機嫌いでめんどくさがりの父がイタリアまで来たことが可笑しくて、可笑しくて、そして幸せで大笑いしていた 「最後に笑てる顔見れてよかった、よかった」と言っていた そして、笑顔でトイレに流れていった トイレに流れる父の笑顔が今でも忘れられない その日以来、トイレ…
2024/06/19 22:39