chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
ヒキコモリータの生き抜く途(旧イタリアなのにひきこもり) https://www.hikikomolita.com/

30年間の日本OL生活、離婚経験でメンタルは崩壊。海外旅行未経験の私が無謀にもイタリアへ。何年たってもイタリア生活は驚くことばかり。楽しみは食べること☆

ヒキコモリータ
フォロー
住所
イタリア
出身
未設定
ブログ村参加

2019/02/15

arrow_drop_down
  • 諦め

    4月末で仕事を辞める 14ヶ月夢中で働いた 初めて経験する職種、異国で60歳前にして色々なことを学んだ 円安で少しでもユーロが稼ぐことができるのは有難いことだった しかし、体力の限界 身体が悲鳴を上げた 諦めるしかない この感覚はなんとなく懐かしい 14年前、一度目の離婚を決意した時 前夫と愛人は別れると言っていた 彼の言葉を信じ、もう一度やり直そうと何度か頑張ったが裏切られ、絶望し自分が壊れてしまった 諦めようと決心した まだ愛していた まだ働きたかった 決断までの時間、そして決断してしばらくは 辛く、悲しく、悔しい、感情が波となる しかし、仕方がない 前を向こう まずは体調を戻し、整え、次…

  • 別れ

    この記事は一年前のFesta della donna直後に書いたもの あまりに辛くて公開しなかった 一年経って下書きから引っ張り出した 友人が他界した 名前はジャンニ、64歳だった 彼は我が家の隣にある八百屋さん兼酒屋さんのお兄ちゃん コロナ前は毎日のように通うBARだった 朝、仕事に行く時、いつものように挨拶をし世間話をした 5時間後、私が家に帰ると夫が「ジャンニが死んだ」と呆然としていた 昼食休憩後、職場に戻らず連絡がつかなかったため、彼の息子が自宅に向かったところ倒れていたらしい、そして、そのまま旅立った 私がイタリアに住み、最初のFesta della donnaにミモザをくれたのは彼…

  • 荒れる一年

    荒れる一年は早い 昨年4月、私は正式に職を得た それと同時に2月から不穏な状況であった夫の勤務先がとうとう倒産した 夫は完全にアルコール依存症となり、朝からお酒を飲み、私が帰宅する時刻には完全に人格が変わっていた 一度お酒を飲み始めると止まらなくなり、一日2本以上のワインを飲む 外出先で飲み始めると気が大きくなってとんでもない額の支払いになることもあった 私の精神状態も限界に近づき始めていた そんな時、ひょんなことから夫に職が見つかった 一安心した時、私は脳梗塞になり救急搬送された 「死ぬときは死ぬ、寿命を受け入れよう」と思いながら日々過ごした 運よく、後遺症もなく過ごしている そして、11月…

  • 褒美

    ランキング参加中ライフスタイル 4月も一ヶ月仕事を終えた 2月に面接を受け、翌週から試し勤務があり、4月に正式契約となった 初めて経験する職種、イタリアでの通勤は初体験でバス通勤も緊張の連続 一日、一週間、一ヶ月の単位で仕事終わりにホッとする 4月勤務最終日 仕事帰りに自分への褒美 美味しいカフェとティラミスを一人にやけながら有難くいただいた ティラミスをいただきながら、大きく私を変えたYouTubeを思い出していた 昨年出会った中村天風さんのYouTube www.youtube.com 出来そうで絶対にできないこと 「欲」を捨てること=捨欲 これを自覚することによって随分と楽になった 欲し…

    地域タグ:イタリア

  • 始動

    昨年、2022年1月にブログ更新をした後、戦争が始まった 私は乳癌検診で治療が必要と診断され、手術も終えた その間、父が天国へと旅立った 父の旅立ちと手術日程がほぼ重なり、その後、コロナに感染したことから日本に帰国することができず、父を見送ることができなかった ずっと私の帰国を楽しみにしていた父だった これが海外生活の宿命なんだと何度も自分に言い聞かせ、仕方ないことだ、と頭では理解していても心の痛みがとれない 父を亡くした淋しさ 異国で手術を受ける緊張・不安 私の心が壊れてしまい、激しい夫婦喧嘩をして警察が来た 悪夢をみているような日々が続いた 父に数々の親不幸を謝ることができず、葬儀にも帰国…

    地域タグ:イタリア

  • 自由

    今朝、夫を送りだした後、二度寝をした 9時に目覚め「あ~なんて自由なんだろう」としみじみ思った 1月26日から27日に日付変わった午前零時 盛大な花火の音が20分ほど続いた ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の被害者を追悼する花火だ この街に住んでいるユダヤ人たちのお祝いの花火かもしれない 1945年1月27日、ソビエト軍がアウシュビッツ強制収容所を発見し、生存しているユダヤ人を開放した日 ユダヤ人というだけで完全に「自由」を奪われた 生きることさえ許されなかった たった77年前までの出来事 想像を絶する恐ろしく悲しい歴史 幼い頃、アンネ・フランクの日記を読んで以来、ユダヤ人大量虐殺のことは胸が…

  • 激変

    最後に書いたブログから私の生活は激変した 夫の職場が変わり、生活が変わった 父が入院し、もう会えない、話せないとわかり、考え方が変わった 切なさから家の中でトレーニングを始め、体が変わった 何から何まで変わった 私が変わると夫も変わった 驚くことばかり 自分が大嫌いで攻め続けていた日々から少しずつ変わってきた 自分を可愛がろう 今の幸せを大切にしようと思う 日本の家族を助けることがきないけど、とにかく心配をかけないようにここで幸せな時間を過ごそうと思う 相変わらず家に引きこもっているが、引きこもれる家があって幸せだなぁと思う 時々「もう十分生きた、楽になりたい」と思う自分に対しては、「仕方ない…

  • 気力

    いつからだろうか 気力が全くない 一ヶ月以上家から出なかった 出来る事ならずっとベッドに入っていたかった 「明日朝、目覚めなければいいのに」と罰当たりなことを何度も思った 体調が優れないこと 心の支えになってくれていた父の調子が悪くなり、突然電話もメールも通じなくなってしまったことが原因 もう美味しいお酒を飲みながらお喋りはできないだろう 私だと認識してもらえることも難しいかもしれない 仕方がない 父が苦しくないこと、淋しくないことだけを願っている 母、姉を助けることもできず、父に心配をかけ続けた自分が嫌いで責めている 感情を処理できない 無意味でエゴイストな考え方から脱出できない これはヤバ…

  • 夫と24時間一緒に過ごす生活が一年以上続いている 今では週に一度ほど買い物に行く時と通院する時以外は二人で家にいることが日常になった 夫婦そろって「ひきこもり」 一年前は毎日のように口喧嘩をしていた 二人ともストレスが溜り続け、イライラし、家の中の空気が重たかった 夫のタバコの量、お酒の量が増え続け、私の不安が増大し続けた 日本から著名な方の訃報が届き、不安は大きくなる一方 「コロナにかかったらどうしよう」 「怖い、怖い」 ベッドに入り、泣き続ける日々が続いた 家の中に妖怪がいる タバコの匂い、夕刻には呂律が回らない夫 家の中が臭いぞ!妖怪は夫だ!と思った 不安から夫の喫煙と飲酒を責め立ててば…

  • マンマ

    夫と口喧嘩をすると夫はすぐに 「マンマに電話しなさい」と言う 私は「ママに話して解決する話じゃないし、ママに心配かけると彼女が気の毒だから電話しない」と言い返していた 最近は口喧嘩することがなくなり、そんな会話も無くなっていた そして、夫に聞いてみた 「どうしてあなたは口喧嘩をした時に、マンマに電話しなさい。と言うの?」 私が想像していた答えは 「日本人母娘は夫の愚痴を話すでしょ?」や「日本人母娘は友達同士のようでしょ?」と言うと思っていた しかし、夫からの答えは衝撃的だった 「だってマンマに電話するのが普通でしょ」 「え?それは男性も?」 「もっちろん、イタリアは昔から何かあったらすぐにマン…

  • 脳再検査、MRIを受けながら考えた 私は的を射た努力をしてきただろうか? 今、的を射た努力をしているだろうか? こんなことを考えているのだから、今まで的を射た努力をして成果を出したことがないのだろうな せっかちで飽き性な性格なので習い事は続かない 仕事は同じ職場で20年以上働いたが、努力をしたという実感がない これまで的を射た努力をしたという実感がない それどころかどこが的なのかわからなかった どうすれば自分の行動は的を射ていると実感できるのだろうか イタリアで暮らし、イタリア語習得における努力の的は私にとって起きている間、朝から晩までが的だ だから単語一つ覚えただけでも的を射てるといえるのだ…

  • イタリアで暮らし始めた頃、私は全くイタリア語を理解できなかった 舅はイタリア語しか話さなかった 私のために絶対に英語を使わなかった 私が一刻も早くイタリアを理解できるように 混乱しないように 友人、近所の人に早くなじめるように という考えだった 毎日、舅と二人で長い時間を過ごした 早起きが苦手な私 私が朝起きると、舅は笑顔で私に挨拶をして、私の支度を待って、二人で散歩にでかけ帰り道BARに行っていた BARでは舅は近所の人と談笑して、私は静かに朝食をとる 近所の人が代わる代わる色々な話を舅と私にする 早口なイタリア語で話す人達のイタリア語を私に丁寧に教えてくれる そして、私がありがとうと舅に言…

  • 野菜

    私は野菜が嫌いだった 小学生の頃、給食を食べることが出来ず、クラスメートが給食時間を終え、5時間目の授業が始まっても一人給食を目の前にして泣いていた ほぼ毎日そうだった 特に胡瓜が嫌いだった 学校に行くのが嫌で朝になると泣きわめいていた 酷くいじめられていたけど、給食が苦痛だったこと以外、6年間の記憶が全くない 中学に入り、給食がなくなりホッとした 50年以上、野菜を自ら食べようと思ったことはない レタス、白菜、キャベツ、イモ類、ネギくらいしか食べなかった トマトも食べなかった 一度目の結婚で、姑のカレーに大きな人参、玉ねぎが入っていて残し、40歳にもなってこっぴどくお説教を受けた 元夫には気…

  • ラジオ

    日曜日の楽しみ それはTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」を聞くこと 週に一度大笑いをする 安住氏の奥深い知識があちこちに散りばめられ、面白おかしく、そして、誠実に伝わってくる きっと、小さい頃から色々な出来事に興味を持ってアンテナを張り巡らし、時を過ごされたのだろう テレビ番組では見え隠れしている彼のオタク的、変わり者的な一面がラジオでは大いに発揮されている アメリカ州覚え歌、サラリーマンラジオ体操は傑作 行き詰った時に何度も聞き返して笑う イタリアで暮らし始め、そして、引きこもりになってからこの番組の存在を知った 時事問題、天気からパンダのネーミングまで広い範囲において深く尖った観点で伝え…

  • 卑屈

    私は卑屈だ 心底恥ずかしい 日本にいる時はとにかく周りが羨ましかった みんなそれぞれに苦労しているとわかっていても、羨ましかった 大学に通う同級生を見て、どうして私はすでに働いているんだろう 結婚した友人を見て、どうして私は結婚できないのだろう 子どもができた報告を受け、どうして私には授からないのだろう と心底羨ましかった イタリアに住み始めてからは 音楽・美術・料理などの留学経験を経てご結婚されたイタリア在住の方のブログを見て自分との違いに愕然とした イタリアで知り合い、イタリアで結婚し、子供を持ち、夫のイタリア姓を今も使っている日本に住む前妻にも嫉妬した 彫りの深いイタリア人の顔、長い足を…

  • 先日、脳MRIを受けながらふと気付いた 私は「今」に集中していないことを イタリアで暮らし始めてからとめどない不安に襲われる コロナ禍においてその傾向が強くなった コロナへの不安 「病院に入ってしまったら生きて家に帰られる?」 「 夫がコロナになったら?」 「永遠に仕事はなくなるのでは?」 将来への不安 「イタリア語をキチンと理解できる日は来るのだろうか?」 「イタリアで一人きりになったら、どうやって生きていくの?」 「滞在許可はどうなるの?」 などを色々と考えだし、止まらなくなる そして、過去へと頭はシフトする 「どうしてあの時、仕事を選んだのだろうか?」 「どうして2年間も夫と別居したのだ…

  • 痛い

    友人のマンマがコロナで亡くなった 新年早々、ロックダウン中だったので、家族だけで全てを終えたらしい 病院帰りバッタリと出会って「新年おめでとう!元気だった?」といつも通り挨拶をしたら、「実を言うとね」と話してくれた 「もう涙も出ないよ」と言いながら目から涙が流れた 私達も涙が溢れた 「あっという間でね、仕方ないね」 「また会えるようになったら会おう」と夫が言ったと同時に二人が「ボーッ」と言った イタリア人はわからない時「ボーッ」と言う ハグしそうになった二人はハッとしてすぐに離れた そして「痛いね」と言った 胸が痛い 思い出すとキューッと胸が痛む 友人グループで新年のお祝いメール交換をした時は…

  • 日曜日から声が出ない 夜中に息が苦しくなり、パニックになり、救急をお願いしようと何度か電話をしている間にパニックが収まり、眠って起きたら声が出なくなっていた 翌朝から毎日主治医に来てもらって診察してもらっているが、声以外は正常 昨日、MRI検査を受けてきた まだ声が出ず、あ~とかう~とかになってしまう ということでとても静かな環境 夫とは筆談をしているが、夫はもちろん話し続ける こちらが静かになるとイタリア人がいかに感情豊かに話し続けるのかよくわかる 昨夜、洗濯機の調子が悪くなり排水ができなくなった 私は「排水できなくなって洗濯が止まっているの、どうしよう」とノートに書いた それから夫はずっと…

  • Ciao!

    夫が大好きなサッカー選手 パオロ・ロッシ氏の葬儀の中継を見ながら号泣している 彼と一緒にプレーした選手達がハグをして背中をさすっている イタリアのニュースを見ていると「Ciao Paolo!」という見出し 決して「Addio」は使わない Ciao!は「じゃぁ、またね」という意味 Addio!!は「永遠にさらば」という意味がある 数日前に他界したディエゴ・マラドーナ選手の訃報には「Addio!Diego」となっていた イタリア人の微妙な心境が感じ取られ、私は驚いた 今年は夫の友人3人が天に召された コロナ禍においてお別れができなかった ご家族もお別れができない状況だった 淋しく鳴り響く教会の鐘の…

  • 愛する

    イタリアは「愛の国」 そう言われることがある 「食べて、歌って、愛する 」 「マンジャーレ、カンターレ、アマーレ」 がイタリアの人生観と表現されることが多い イタリアで暮らしていると、本当にそうだと納得できる 「職・財・学」よりも「食・愛」を大切にしていると感じるから ただ、日本に住んでいた時に思い描いていた「食べて、飲んで、愛する」と、住んでからでは違うな。と思うことが多い 「マンジャーレ・食べる」 一日のスケジュールが、朝、甘い物、お昼前におやつ、昼食、夕食前のアペリティーボ、夕食といったスケジュールで一日を過ごすので、食べる機会が多い 自分が生まれた土地の郷土料理を誇りに思い、祖母や母の…

  • 外人

    ここイタリアでは私は外人、外国人、ストラニエーラ。 外国人の多いイタリアで別に「ストラニエーラ(外国人)」と言われて嫌な気持ちにはならない。 しかし、 先月は2度、スーパーで怒鳴られて、流石に外出するのが嫌になってしまった。 皆さん、コロナで疲れてイライラされているのはわかる。 仕方ない。 ただ、突然、大声で「あなた達中国人のせいで、こんなことになったんだよ」と言われると恐怖を感じる。 日本人、中国人、韓国人の区別は非常に難しい。 私もテレビのニュースを見ていて、看板がなければ、この映像は韓国?日本?とわからないから仕方ない。 夫と一緒にスーパーに行けばいいのだが、今は一家族一人しか入店できな…

  • ひょんなこと

    ひょんなことから「蕎麦」が食べたくて仕方ない。 それは、我が家の洗濯機ホースが破損したことから始まった。 数日前、洗濯機のホースから噴水のように水が噴き出しているのを発見。 我が家の洗濯機は20年以上稼働しているため買い替えを考えた。 Amazonブラックフライデー特集を見ていると、洗濯機よりもホットプレートに目がいってしまう。 洗濯機ホースは近所の金物屋さんで調達し、自分達で交換作業に挑戦した後、購入を決めようということになった。 アマゾンポイントがあることだし、ホットプレートが欲しくなった私達は、すぐにホットプレートを購入した。 そして、洗濯ホースを購入するために近所の金物屋さんに出向いた…

  • お酒

    春のロックダウン以降、専業主夫婦になってしまった私達。 日に日にお酒の量が増えていく。 元々二人ともお酒好き。 その上、イタリアはとてもワインが美味しくて手頃な価格でいただける。 楽しいこと、嬉しいことがあるとお酒。 悲しいこと、辛いことがあるとお酒。 一日が無事に終わるとお酒。 とにかく喋りながらお酒を飲んでいる。 夫は仕事もあり、翌日のことを考えてお酒を飲まない日もあった。 イタリアに住み始めてからひきこもっている私は、夫が不在時には一切お酒を口にしなかった。 昨年からは、体調がすぐれず禁酒、節酒を繰り返していた。 しかし、夫がずっと家にいることになり、美味しい食事やおつまみを言い訳にどん…

  • 「気」ひとつ

    「気」ひとつで何もかもが変わる瞬間がある。 「そんなのあなたの気ぃひとつの問題よ」 祖母がよく私に言っていた。 気持ちの持ち方一つで状況が変わることだと思っている。 「気ひとつ」は大阪弁なのだろうか? イタリアに住んでいると担当者の「気、ひとつ」で人生が変わることさえある。 BARでの注文といった些細なことから、市役所、警察といった 公共窓口まで、ある意味一貫している。 日本では信じられないこと。 昨年末、私は日本からの小包を受取るため夫と二人で郵便局へ行った。 姉が年末年始に向けて日本食材を送ってくれたのだ。 姉の送り状には夫のファミリーネーム、夫のファーストネーム、私のファーストネームが書…

  • イタリアは、現在、コロナ感染状況と医療機関受け入れ状況により、レッドゾーン、オレンジゾーン、イエローゾーンに3つに色分けされている 私の住むイタリアの町は今日からオレンジゾーンになり規制が厳しくなった 飲食店はテイクアウトと出前のみ 自分達の住む町から外に出る場合は政府が発行する書類に理由を書き、サインをして携帯しなくてはならない。 22時~朝5時に外出する場合も上記書類を携帯する必要がある 昨日まではイエローゾーンだったのでレストランやBARは18時まで開店していたので食事やカフェを楽しむことができた そして、色分けされる前は各地で暴動が起こり、警察と住民の間でいざこざが起きた この数ヶ月、…

  • 酩酊

    この数ヶ月、まるでお酒に酔ったような日々。 悪夢を含め夢見心地という感覚だろうか。 それが、この数日酩酊状態になりつつある。 きっとこのブログを読まれている皆さんと同じように、3月、コロナウィルスの影響で都市封鎖になり自由が利かない状況であってもそれなりに日常を楽しむように精一杯、心がけた。 イタリアだけではなく、世界中がコロナウィルスの影響を受け不自由な生活が始まり、世界中が一丸となってコロナウィルスと戦うことに闘志を燃やしていた。 皆が自らの体を労わり、不自由ながら工夫し、意識を変えて、灼熱の夏を乗り超えた。 3月から半年が過ぎ、一年前とは全く違う日常でありながらも、激しい暑さが去ると同時…

  • 今週日曜日、夫が友人達とPizzaを食べに行こう!と言う 友人グループの半分、3家族は一緒に山にヴァカンスにでかけた 残った友人家族でPizzaを食べに行こう!となったらしい 嬉しそうに「もちろん、あなたも行くでしょ?」と聞いてくれた 私の返事は「パスしてもいい?一人でゆっくりしたい」と言った 断った一つ目の理由は 3月11日から夫と24時間ずっと一緒に過ごしている 夫が友人達と出かけるのであれば私は一人卵かけご飯やそば粉パスタでおろし蕎麦もどきをゆっくりいただきたい 二つ目の理由は イタリア語で友人達とキチンとコミュニケーションがとれない 早いイタリア語を聞き取れず、上手く話せず、悪気なく顔…

  • 8月はどうしても涙の量が増える 遠い故郷、曾祖父母、祖父母の人生、日本の家族、そして戦前、戦中、戦後生き抜いた全ての人達へ思いを馳せる 私の祖母は一度目の夫、再婚相手(一度目の夫の弟)共に戦死している 8歳年下の義弟が「出征する前にどうしても祖母と結婚したい!」と懇願し、祖母は喜んで受け入れたらしい 再婚相手は24歳で戦死 その後、祖母は父と姑と3人で戦後を生きた 大変だったと思うが、祖母はいつも「有難いねぇ~」と言ってご機嫌に生きていた とても美しい人だった お盆には先祖を迎え、仏壇に感謝とお礼を述べながら涙し、終戦記念式典をテレビの前で正座をして見て、戦争の様子が流れると静かに涙を流してい…

  • 夫の軸はブレない どこまでもブレない コロナで毎日一緒に過ごしていると夫の喫煙が気になる 「少し控えてよ」 「体に悪いよ」 「本当に煙が苦痛、私の気持ちも考えて」 様々な表現方法で伝えても全く変わらない 最後には「私のことを愛していないの?」と聞いた 夫の答えは 「僕がタバコを吸うことととあなたを愛してることに何の関係があるの?」 私の両親もヘビースモーカー 父は喉頭癌を患ったが、母はその横でタバコを吸っていた とんでもない夫婦だ!と思ったが、完治した父は今またタバコを吸っている かといって、私は両親に愛されているし、両親は愛し合っている 夫には前妻との間に子供がいる 前妻も喫煙者で私達が子供…

  • 猛暑

    猛暑のイタリア。 今日は朝6時でも蒸し暑かった。 一週間前とは大違いで驚いている。 猛暑であっても、毎年、観光客で賑わう中心街も今年はちょっと光景が違う。 明らかに観光客が少なく、シャッターを閉めているお店も多い。 夫も観光サービス業のため、3月から失業中。 というわけで3月からずぅ~っと24時間一緒の時間を過ごしている。 春には小競り合いもしていたが、今はとにかく平和な日々だった。 しかし... この猛暑で私は非常に機嫌が悪くなっている。 今週は夫のゴッドファーザーの死に直面したこともあり、歪な精神状態になった。 自分で自分の機嫌を取っているが、自分では手に負えないほど機嫌が悪い。 朝起きて…

  • 六方

    六方とは「東西南北、天と地」をあらわす。 これは歌舞伎「弁慶」を見た時に知った。 弁慶が花道から引っ込む時に六方を踏む。 弁慶の勇ましさを表現し、クライマックスに用いられる。 富樫の思いやりを背に感じながら、自分の逞しさ、勇ましさを東西南北天と地に見せつけながら舞台から花道を通り幕となる。 今日、自己啓発のYouTubeを見ていると新しい発見があった。 それは「六方拝」。 私は朝起きるとイタリアと日本のご先祖様、日本の家族の写真に挨拶し、感謝することを習慣にしている。 それに加えて「六方拝」をすることを明日から始めてみようと思う。 「六方拝」とは、 東は「両親、先祖、子孫」 西は「夫婦、家族、…

  • 疎通

    イタリア人夫と24時間70日間ほどず~っと一緒にいる。 お互い日本語、イタリア語が不自由な私達は、意思の疎通を100%言葉ではかれない。 気持ちを思いやりながら、お互いの母語を噛み砕きながら気持ちを伝える。 再婚同士の私達は、夫婦生活において、たとえ言葉が通じても上手くいかないものはいかない。という、言語に達観しているところがある。 特に私は、日本人同士で結婚していたから言葉以上に大切なものがあるという妄想もある。 しかし、今日は引っ掛かった。 夕食のメニューを相談している時、私が考えている献立を言うと夫は「今日はフレッシュなトマトのブルスケッタが食べたいな」と言った。 私は「じゃ、私が考えて…

  • 緩和

    イタリア、今週から外出禁止令が緩和された。 バルコニーから外を眺めていると散歩をしている人に声をかけたり、祖父母を訪ねてくる家族などの声が聞こえ少し賑やかになった。 6親等までの家族(15人まで)とは家で一緒に食事もできるようになり、亡くなった方の追悼ミサ(告別式)も15人までなら可能になった。 恋人、婚約者とは会えるようになったが、友人とはまだ会えない。 これはなかなか複雑だなぁ。 昨日、今日は教会の鐘が悲しく響き渡った。 告別式が始まる前の鐘の音は特別。 胸が痛くなる。 55日間の外出禁止期間中、友人との別れがあった。 彼には基礎疾患があり、コロナウィルスに感染して昇天した。 あっという間…

  • 美しさ

    5月になった。 イタリアに外出禁止令が出て53日が経過した。 この間に外出したのはスーパーに出かけた5回。 ブログタイトルに「イタリアなのにひきこもり」とつけたが、今では世界中の人がひきこもりにならざるをえなくなり、ブログを見る度に「あらま」と思う。 この2ヶ月間で世界が変わり、これまで日本のニュースは見ないようにしていたが、日本の家族が心配で毎日見るようになった。 映像で日本の状況を見ることによって良い事も悪い事もある。 今日、日本のニュースを見てしみじみと感動したのは人の「美しさ」について。 5月1日、「コロナウィルス専門家会議」の会見をテレビで拝見した。 尾身先生が懇切丁寧にそして医学的…

  • 敬意

    現在、イタリアではコロナウィルスが猛威を振るい一日に200人以上の死者が出ている。 医療現場は崩壊し、死者数は増え続けている。 毎日涙が溢れ、「いつの日か必ずまた日本の家族、友人に会える!」と希望を持って過ごしている。 イタリア国民、イタリア在住外国人一丸となってこれ以上の感染、死者数を増やさないよう、みな「家にいる」 あらゆる命に係わる状況以外、外に出てはならない。 そのような状況の中、昨日正午、医療現場で働く人達に敬意と感謝を表する拍手を送った。 Coronavirus, un minuto di applausi dai balconi di Milano 私達の命綱、スーパーCOOPの…

  • 土台

    ご無沙汰すぎる程、ご無沙汰しました。 そろそろ日常に戻ろう! この一ヶ月、一体自分に何が起こったのか?と思うほど何かが崩壊し、何かが生まれた。 意識が大きく変わり、それと同時に周りが変わった。 ...ように思う。 きっかけは一枚のプリント。 スーパーの案内版をぼんやり眺めていた時、「移民のためのイタリア語講座」というプリントを見つけた。 私がイタリアに住み始めた頃、「移民のためのイタリア語講座」があると聞いて、市役所や色々な機関に問い合わせてみたが、決して返答はこなかった。 電話をかけても途中で切られたり、クラスが決まったら連絡します。と言って数年間放置されたままだった。 そのうちに、私は様々…

  • 勢い

    最近、韓国の勢いって凄いなぁ~と感じる。 日本旅行離れが進み、ヨーロッパ旅行が増えているのだろうか? フィレンツェの街にでると韓国人観光客の姿をよく見かける。 昨年頃から急激に韓国人観光客が増えたような気がする。 結婚式だろうか。参列する人々のチマチョゴリ姿もよく見る。 日本人の着物姿、中国人のチャイナドレス姿はまだ街中で見たことがないが、チマチョゴリ姿のグループや家族はよく目にして、あ~お祝い事があるんだな。と思う。 人気のあるレストランには韓国語メニューがあったり、韓国語を話すカメリエーレもいる。 新婚旅行に訪れるカップルも多いと思う。 日本人から見ても、日本人と韓国人の区別は、中国人との…

  • 献杯

    生きてることに感謝した。 とにかく生きよう。 25 年前には想像すらしなかったイタリアで生きている。 明日の夜明けを信じて。 本当に怖かったね。分かち合えずに昇天した命。 本当に怖かったね。

  • 決別

    実を申しますと...の話。 昨年末、体調を崩した時、精神状態が追い詰められ、これでは堪らん!と思い、勇気を出して決別したことがある。 それは、不要な人間関係。 昨年から上階のマリナ叔母さんや近所のダリアにひつこく呼び鈴を押され、対応してきた。 必ず夫の留守中だった。 舅が入院中、夫が留守中の場合、私を好きに操れると思っているようだ。 実際、私は叔母さんが困っている時、お茶の誘い等、叔母さんが淋しくならないように対応してきた。 叔母さんにも親切にしてもらって感謝してきた。 しかし、約束は守らない。朝5時に我が家に来る。舅が入院したのを機に、舅や姑の物を「これはもらって行くわ」と言って、本人や夫の…

  • 日本が三連休ということで、母に電話をして甘えた。 80歳の母とのおしゃべりは私の精神安定剤。 イタリアに来るまで、母に甘えても決して「愛」を感じたことがなかった。 いつも責められ、否定されていた。 母の分析によると、鬱病、離婚、再婚、不妊、いずれの経験は、私の「せい」だった。 一番、肯定してもらいたい、認めてもらいたい母親に否定されるというのはとても淋しかった。 私がイタリアに住み始め、母にしか素直に甘えることができない私を見て、母の中で何かが変わったのか、私が変わったのか、本当にこの数年間で母との関係が変わった。 母は私を肯定して、励ましてくれるようになった。 とにかく、嬉しい。 自分の弱さ…

  • 前へ

    年末に体調を崩してしまった時、10日間程、毎日20時間以上ベッドの上で過ごした。 最初は起き上がる力もなかったが、体調が戻り始めると本、ブログ、YouTubeを見る余裕ができた。 年末だったこともあり、2019年を振返り、2020年には目標を明確にして達成に向けての習慣を作ろうと思った。 この数年間、イタリアで生活をしながら、外向的になれない自分を責めていた。 イタリアで働きたい、稼ぎたいと思いながら、年齢はどうしようもないとしても、一向に改善されないイタリア語力、内向的な性格に焦りを感じていた。 2019年8月にブログに書いた目標、 「心と体を健全に保ち、家族を大切にする」こと。 www.h…

  • イタリアで生活していると「美」の感覚が自分の経験してきた習慣のレベルとの違いを実感する。 街には吸殻やゴミが溢れていても家の中は驚くほど美しく、台所のシンクやガスコンロは使い終える度にピカピカに磨かれ、食卓の上にはテーブルセンターがおかれ、他に物は何もない。 友人宅や親戚宅を訪れた後、自分の家に帰ると恥ずかしくなる。 👇大親友の家はオーブンも床もいつもピカピカ。土足で入るのが気が引けるほど。 日本人の私は、意識して、意識して、掃除をしないと他の家のようにスッキリできない。 どうしても面倒になって「まぁいっか。また今度掃除しよ。」なんて思ってしまう。 この感覚を捨てきれない。(今年は改善しよう!…

  • 国籍

    明けましておめでとうございます。 2020年が始まった! いやはや何があっても時間は流れ、年は明ける。 新年を迎えるにあたり、夫の仕事(サービス業)事情で、夫の勤務時間は17時から年明け午前3時まで、そして、元旦は9時出勤という過酷な状況。 というわけで私は一人で年を越す。 今年は夫の勤務地近くに宿を確保し、夫の睡眠時間を確保した。 馴染みのない街で過ごすと、普段感じることのない差別を実感する。 イタリア人にとっては日本人は東洋人。 いまだにあからさまに東洋人を差別する人が存在する。 「日本人」とわかると対応が変わるのも少し違和感がある。 しかし、「日本人」に対して贔屓にしてもらうと少し嬉しく…

  • 御礼

    2019年、あと少しで終わり! 皆さんにとって2019年はどのような年でしたか? はてなブログに出会い、皆さんのブログに励まされ、助けられ続けています。 ブログを通して、イタリア生活の謎、嫌なこと、良いこと、それぞれを客観的に見ることが出来るようになり、いたずらに自分を責めることが少なくなりました。 そして、自分の老いへの覚悟をしっかりと認識した一年でした。 10月には頭を打ち入院、12月前半には体調を崩し、パソコンに向かう体力、気力がなくなりました。 最初は酷い風邪をひいてしまったものだ。と思っていたのですが、眠っても、薬を飲んでも一向に良くならず、一体自分の体は何と戦っているの?更年期とは…

  • イタリアに住み、どうしても腑に落ちない謎がある。 それは「自分で言い出したのに、簡単に気が変わる」こと。 気が変わっても悪いと思っていないので、謝ることなく、何もなかったように普通に話してくること。 土曜日、近所に住むダリアが家を訪ねて来た。 「ご主人はいる?家具を買ったんだけど組み立てるのに人がいるの。今日か明日、時間のある時に手伝ってくれる?」 と言うので、「わかりました。夫は、今留守なので帰ってきたら連絡しますね。電話番号を教えて下さい」と言い、電話番号を書いてもらった。 ダリア「今日の午後は無理?明日だったら、朝?午後?」 私「夫の都合がわからないので、とにかく夫が戻ったら、すぐに電話…

  • 年末

    12月に入り、心の底がキリキリと痛む回数が増えた。 毎日、何度も痛む。 何度も涙が流れる。 「日本が恋しい」ただそれだけ。 かといって、日本に帰りたいわけではない。 単純に恋しい。 毎年、年末になると自暴自棄になっていたが、皆さんのブログのおかげで、今年は自棄になったり、不安に襲われたりすることがなくなった。 家に居ながらも、心が安定した日々を暮らせるようになった。 ただ、ただ、日本が恋しい。 昨日、街にクリスマスプレゼントを買いに出かけた帰り道、立ち寄った市場で声をかけられた。 日本人のご夫妻が「すみません、これはどこで買えるかご存知ですか?」と聞いてこられた。 説明すると「こちらにお住まい…

  • イタリア女性

    私がイタリア人夫と出会うまでに知っているイタリア女性はほんの数人だった。 夫と出会うまではイタリアという国に興味がなかった。 ソフィア・ローレンさん、ロザンナさん、そして、後に政治家になったチチョリーナさんぐらい。 ソフィア・ローレンさんも名前を知っている程度で映画も見たことがなかった。 ロザンナさんはヒデさんと歌ってらっしゃる姿を覚えている。 チチョリーナさんは学生時代アルバイトをしていた時、大好きだった男子が「チチョリーナ!チチョリーナ!」とよく言っていたので、若い頃の彼女の姿をはっきり目に焼き付けている。 どうやら彼は彼女の色気に参ってしまっていたようだ。 夫と出会い、その後、沢山のイタ…

  • 夫婦

    間もなくイタリアも日付が変わって23日になる。 まだ辛うじていい夫婦の日。 私の2回目の結婚は何とかかんとか続いている。 2年間の別居、私のイタリア語能力により何度も危機があった。 これからもあるだろう。 両親は60年近く、兄弟も30年という長い結婚生活を続けている。 誰も離婚危機、浮気や暴力など深刻なトラブルを聞いたことがない。 四六時中一緒にいるにもかかわらず...夫婦とても仲良し💕 昔、母が父に「お父さん、幸せ?」と尋ねているのを偶然聞いたことがある。 父は「当たり前やないか。何聞くねん!」と言い、母が「ふぅ~ん」という会話だった。 私はその会話を聞いて、最初の夫に聞いてみたことがある。…

  • ストレス

    夫の爆発から一週間、夫のお酒の量は劇的に減った。 二日酔いで、そうとう苦しかったようだ。 「お酒ではストレスを発散できない」と悟ったらしい。 だけどお酒は大好きで、家で飲み始めると止まらない!とか何とかいいながらBARに行ってプロセッコ(スパークリングワイン)を飲みながら、お喋り仲間とサッカーや政治の話で盛り上がった後、いつもニコニコして帰ってくるようになった。 今日は暗い顔をしていつもより早い時間で帰ってきた。 早かったね。と言うと、今朝、私達の隣のアパートで飛降りがあり、BARでの顔見知りが亡くなったことでみんなショックで空気が重たかったと言う。 42歳。 彼に何があったのだろうか... …

  • 爆発

    一昨日、夫のストレスが爆発した。 何が引き金になったのかわからない。 夫婦喧嘩をしたわけでも、言い争ったわけでもない。 彼の中で発散できない思いが募ったのだろう。 職場でのストレス、そして、家の中のストレス色々あったのだろう。 イタリア語でぶつぶつ言いながらお酒を飲み続け、ワイン2本、ビール2本を一人で飲んだ。 呂律がまわらなくなっているのに、BARに行こうとしたので、必死で引き止めると矛先は私に向いた。 「どうしてもっとイタリア語が話せないんだ」 「どうして日本人は愛がないんだ」 「どうして家族を信じないんだ」 「2年間も別居して平気だったあなたが信じられない」 私は「努力してるんだけど..…

  • 手仕事

    家を片付けていると色々なものが出てくる。 姑は若い頃、洋裁の仕事をしていたので、ファスナーやボタン、そして糸が山のように残っている。 色々な物が揃っているので、洋裁をするには困らない。 残念ながら私には洋裁をする力はない。 学生の頃、自分でスーツやワンピースを仕立てたが今は何か作るということはない。 しかし、洋裁、和裁は基本的に大好き。 何年か前、日本から送ってもらった刺し子の布を思い出してクリスマス用に刺してみた。 いやぁ~楽しいけど、難しい!!! 初めて刺した刺し子。 ガタガタ、刺し間違い、糸も姑の色々な種類のものを色だけ合わせて、継ぎ足し、継ぎ足し。 裏を見ると悲惨!だけど、出来上がった…

  • 生活

    父からのメール。 「変わりないですか?生活できていますか?」 必ずこの一文で始まる。そして、 「会える日まで父は元気でいます」 で終わる。 涙腺が崩壊する。 外出先で読むと大変なことになる。 家にいる時は、ひと泣きしたあと、さだまさしさんの「案山子」を聞きながら返信をし、これでもかというほど涙を流す。 日本で暮らしていた頃、夫が「案山子」を聞いてよく泣いていた。 ♪「街には慣れたか?」 「友達できたか?」 「今度いつ帰る」♪で号泣していた。 それが今では日本の音楽といえば「グローブ」などと言うようになった。 夫は母国イタリアに戻り、生活を再開し日本での生活はもうきっちりと「思い出」になっている…

  • 11月

    11月は死者の月のイタリア。 死亡者が多い。 11月2日、「死者を敬う日」にご先祖様達が家に帰ってきて、一緒に天に導くのだろうか? その上、気持ちが滅入るほど、悪天候が続く。 まだ私達夫婦が日本に住んでいた頃、11月に舅がBARで倒れ救急搬送された。 普段は気丈で、それまで、日本に住む私達に「イタリアに帰って欲しい」という言葉を聞いたことがなかった。 しかし、11月に倒れた時は「すぐにイタリアに帰ってきて欲しい」と言った。 私達はすぐイタリアに帰ってきた。 舅の心臓ペースメーカーの手術を終え、クリスマスにはまた帰ってくるからね。と約束をして12月になってから日本に戻った。 舅は「倒れてそのまま…

  • 言葉

    家から出ることが少なく、ほとんどの時間を一人で過ごす私。 家の中でも楽しいことが沢山あって退屈しない。 一番楽しい時間は、夫の夜食を作っている時。 夫は仕事を終え、深夜に近所に住む同僚と共に車で帰ってくる。 同僚は独身で80歳の両親と同居、そして、日本に興味は全く持っていない上、食事はイタリア料理以外食べないという典型的なイタリア人。 夫の夜食を作る時、彼の分も作り、持って帰ってっもらう。 「豚天」「揚げ餃子」「春巻き」「カツサンド」「ミンチカツバーガー」「おにぎりと出汁巻」「焼き鳥」「串カツ」「海老フライ」など男子が好きなメニュー。 どれも彼は食べたことないものばかり。 その時に車の中の彼と…

  • 口福

    イタリアは休日の金曜日。 本来、休日だった夫は体調を崩した同僚のかわりに夕方から急遽出勤になった。 昼食に夫のリクエストでチャーシュー丼、揚げ餃子、中華スープ、冷奴というメニューにした。 脂身が少なかったもののチャーシューも思った以上に上手くでき、餃子もなかなかいい味にできあがった。 調子にのった私は、一人の夕食に初麻婆豆腐を作った。 夫は麻婆豆腐が苦手なので、一人の時に作ろうと思っていたが、わざわざ材料を買うのも勿体ないなぁと思っていたところ、餃子用の豚ミンチ、冷奴用のお豆腐、チャーシュー用の白ネギが残っていたので作ってみた。 先日作った焼肉のたれをベースに豆板醤を入れて作ってみたら、とても…

  • 寿命

    先日、アパートに来た軍警察、消防、救急の事情説明が軍警察の方が来て行われた。 最上階で暮らしている女性が飛降り自殺を試み、その下に住んでいるジョバンナおばぁさんが説得に向かい、彼女を引きとめる際に負傷し、救急搬送された後、女性は保護された。という説明だった。 「生きる」のは大変、そして苦しい。 決していいことばかりではない。 そして、辛いことばかりでもない。 大切なことは、寿命が来るまで死ねない。 自殺する人も、災害・事故・病気で亡くなる場合でも寿命が来なければ死ぬことはない。 戦争、震災、事故で昇天した家族や友人、誰一人として「死」を望んでいなかった。だけど、もういない。 本当に死にたいと自…

  • 新!

    一昨日は新月だったそうで... 日本は新米のシーズン!ですね。 イタリアでも「新」のシーズンが到来している。 新オリーブオイル、新ワインなど、スーパーにはNUOVO(新)コーナーが登場。 天候不順でも秋はいい!大好き! 食いしん坊にはたまらない季節。 家の中では台所の壁掛け時計とサンダルを新調。 夏時間から冬時間に時間を変えた後、壁に掛け損じて落下し、見事バリバリに割れてしまった。 下に誰もいなくて良かった。 家の中の足元もサンダルから衣替え。 お墓参りに行く途中、靴屋さんで昨年の型がセールだったので購入。 デザインも履き心地もとても気に入った。 3日に一度ほどしか外出しない私にとって、家の中…

  • 25時間

    今日、夜明け前にイタリアのサマータイムが終了した。 時計が一時間もどり、今日は25時間ある。 年に一度の一日25時間。 今日も色々ありました。 今から4時間ほど前、玄関の扉を軽くノックする音が聞こえた。 確認すると、扉の外には軍警察と消防士。 「しばらく家から出ないで下さい」と言われ、びっくりした。 夫は仕事。 アパートの階段には警官と消防士の無線トランシーバーがけたたましく作動している。 驚いて外を見ると外には2台のパトカーとはしご車、消防車と救急車。 反対側を見るとはしご車が上階に向かってのびていた。 怖くなってすぐ雨戸を閉め、ドキドキしていた。 上階に住む一人暮らしのお年寄り女性が救急車…

  • 毎度

    今日は街に出て、夫が昼食をご馳走してくれるというので我儘を言った。 私のリクエストはラーメン! 近所のクリスチャンが今年の夏、日本に行き、私を見るたびにラーメン、たこ焼き、串カツの話をする。 昨日も顔を合わせた時に、「家でラーメン作る?たこ焼きは?」と聞かれて、ラーメンた食べたくなった。 私は味噌ラーメン。 夫は、チャーシュー麺をオーダーしたが、残念ながら売り切れで、チャーシュー丼セットを注文。 めちゃくちゃ美味しかった。 夫は「ご馳走様~毎度~」と大声で言った。 あはははは! 「毎度あり~」は「毎度ありがとうございます。」でお店の人が言う台詞だよ。 と言うと、夫は「毎度!」が好きだから言いた…

  • 今年の夏、日本に旅行にでかけた近所のクリスチャン。 たこ焼きに恋をしてしまったようだ。 私を見るたびにたこ焼きの話をする。 当初、大阪に立ち寄る予定のなかった旅程だった。 しかし、台風の為、広島に行くことができなくなり急遽大阪で2日過ごすことになった。 そして、大阪グルメを楽しんだらしい。 たこ焼き、お好み焼き、串カツ、ラーメン、どれもこれも彼の心に残り、その中でもたこ焼きに恋をしてしまった。 帰りの飛行機の中でも、YouTubeでたこ焼きを焼きている動画を見たり、イタリアに帰ってきてもどうやったら上手くたこ焼きが焼けるのか、イタリアでどうすれば日常的にたこ焼きを食べることが出来るのか、と考え…

  • 痛み

    頭を打って以来、びっくりするほどあちこちが痛む。 何か異常があるのではないか?と思うほど。 しかし、しっかりと検査をしてもらっているので問題ないだろう。 その痛みは、頭、下腹部、胃、心臓、そして腰だったり。 夜中に痛みで起きてしまう。 これも更年期なのだろうか? 更年期ってこんなに痛いもの? 今まで経験したことのない痛み。 そして、朝、体が痺れる。 もう~何なの?と自分で問いかけながら、動いていると痛みや痺れは感じなくなる。 とにかく眠っていると痛む。 安らぎの時間が痛みに阻止されるのは不愉快極まりない。 でも、頭を打った後遺症ではないらしいので安心している。 朝起きて、体に違和感を感じながら…

  • 大活躍

    イタリアに嫁ぐ時、祖母が持たせてくれた串。 その時はとても不思議で、なぜこんなもの?と思っていたが、大活躍。 昼食にパスタを食べると、夜、お腹が空かない。 そんな時に、色々な物を串にさして簡単に食べる。 スカモルツァチーズとプチトマトだったり。 焼き鳥だったり。 居酒屋風。 祖母が持たせてくれたお嫁入り道具がイタリアで大活躍している。 天国のおばあちゃん見てくれているかな? ただ一つ困ることは、夫が日本で食べた串カツや焼き鳥を恋しがること。 私も恋しい。 時々、串料理を作りながらワンワン泣いている。 客観的に見たら可笑しくてすぐに笑顔になるけど、串に刺しながら肩を震わせて泣いている。 いやはや…

  • 会話

    昨日のこと。 午前2時、眠れない夜。 頭の中がパニックになり眠れない。 両親とは今度いつ会える? このままイタリア語が話せず仕事が出来なかったら、年金受給まで私はどうやって生きていく? 一昨日、先案じに意味がないと思ったところなのに、先案じで眠れない。 午前3時、姉に電話をした。 「今、話せる?」とメッセージを送ると電話がかかってきた。 姉と一時間半の長電話。 何年ぶりだろうか。 頭を強打し、意識がなくなったことを本当に心配し、すぐにイタリアに来てくれる勢いだった姉。 いつも私を冷静に叱咤激励してくれる姉。 今朝も私の現状を認識して考察して、私に的確なアドバイスをくれた。 厳しいけど優しい..…

  • 大量

    先日、中国人経営のスーパーで購入した青ネギ。 家族の中にアジア人一人の家庭ではこの量の青ネギは大量... どうしようか。と考えてとにかくおネギを消費するメニューを考える日々。 朝ごはんはおネギ入り出汁巻。 ネギ胡麻わかめトッピングの冷奴。 おネギたっぷりお味噌汁。 一人の食卓はチャーハンとお味噌汁。 作り置き用の海老餃子。 そして、マッシュルーム入り肉餃子。 案外あっという間になくなってしまいました。 おネギを買っても一人ではちょっと多いかな?一人で食べるには勿体ないかな?と思って今まで購入しなかった青ネギ。 先案じには意味がないことがよくわかりました。 意味のない我慢はしないようにしよう。 …

  • 孤独のグルメ①

    今回の騒動を体験して、日々悔いなく過ごそう!と心に決めた私。 毎日笑顔で、自分の好きな時間、心地よい時間を思い存分楽しむことにした。 生きるなら笑顔で過ごさなきゃ勿体ない。 何があるかわからない。 先を不安がってばかりいたり、疲れすぎていてはロクなことにならない。 人間、眠ることと食べることが大切だぁ~。 だから一人で食事をする時は思い切り我儘に食事を楽しもう!と食いしん坊らしい発想に到着。 ということで、早速、冷蔵庫にある食材で食べたい昼食。 先日、中華スーパーで購入したエノキに冷蔵庫で眠っていたマッシュルームと芝えび。 ほんの少しお醤油味チャーハン。 最後の一切れの冷奴をゴマダレで。 いや…

  • 復活

    前回、ブログを書いた日から随分と時が過ぎました。 家の中で作業をしている時に、頭を強打して意識がなくなりビックリ! 気がついたら病院でした。 私以上に家族は驚いたことでしょう。 日本の家族にも心配をかけてしまいました。 安静状態を強いられて静かに過ごした数日間。 日本が恋しいやら、日本の家族が恋しいやら。 心細さと不安で押しつぶされそうな時間。 今週になってようやく笑顔が戻りました。 いやはや本当に気をつけなきゃ。 またこの景色が見ることが出来てよかったぁ。 日常生活って本当に幸せ💕 イタリアの日常を綴るブログ、今後とも何卒よろしくお願い致します! Grazie!!! Smile!!!

  • 疲労困憊

    今週は親戚が集まり話し合いをした。 それぞれの弁護士も立ち会って、少し大掛かりなものだった。 私はイタリア語がキチンと理解できないので、話を聞いているだけだったが、このような会合の後、夫を通して説明を受けても理解、納得できず夫婦喧嘩に発展するとういうことが何度かあったので、自分の質問を素直に弁護士に聞いた。 イタリア語で精一杯、丁寧な文章を作って聞いた。 すると弁護士は捲し立てるように私に答える。 大きな声で早口で、ワァワァと話す。 明らかに日本女性とは全く違う、激しく髪を振り乱し、イタリア女性独特の動きをする。 私の質問は「我が家に親戚の荷物で溢れている倉庫がある。使いたいのだけど入ることす…

  • 関電

    今朝、関西電力の記者会見を見て驚いた。 嘘みたいな話。 イタリアで失笑した。 菓子折の下にお金....なんて古典的なの。 菓子折の入った紙袋を秘書に渡して確認させたって。 いやはや、どこまでも古典的。 その上、助役の恫喝がこわくて返せなかったって!!! 少女のような言い訳をおっしゃる。 「日本昔ばなし」や落語を聞いているかのよう。 この滑稽さに気付かないとすれば、客観性を失い、何か大きな勘違いをされているとしか思えない。 一人の記者が質問した。 「社長はコンプライアンス委員会委員長だったにもかかわらず、このようなことをしていたのですか?」 社長は答えた。 「そうです」 「お恥ずかしい話です」な…

  • 感動

    先日、横断歩道を渡っている途中、車が恐ろしいスピードで近づいてきて急ブレーキで止まった。 私と主人は驚き、後ろにいた小学生二人にも声をかけて足早に渡った。 小学生二人は中国人。 私に「ニーハオ。〇※▼~」と言った。 私はイタリア語で「残念だけど、中国語話せないのよ」と言うと、「どうして?」と聞く。 「私、日本人だから~」と言うと、「初めて日本人見た~」と嬉しそうに言ってくれた。 彼の手にはお豆腐一丁。 「美味しそうね」と言うと、満面の笑みで「ランチは麻婆豆腐だから」と言い、家に向かって小走りに帰っていった。 そのお豆腐がとても美味しそうで、今日、彼が買ったと思われる中国食材マーケットに行った。…

  • イタリア

    普段、家にいる私は「イタリア」を強く意識しないと「イタリア」を感じることが少ない。 ブログを書くことによって、「イタリア」を意識している。 生活においての言葉や料理なども慣れると改めて「イタリア」を感じない。 家族も慣れてしまうと、喧嘩など特別なことがないかぎり「そっかぁ」で終わってしまう。 流石に外出するとここは「イタリア」 バスの中は国籍が多様すぎてDisney Landの「It's a Small World」だし、景色は「イタリア」 綺麗なライトアップは清水寺ではなく、大聖堂だし、 タイガースファンの車に見えるが、SUZUKIではなくFIATだし、 バスを待つ少女たちのジーンズは高確率…

  • 先週から頭痛が酷く、寝込むほどだった。 初めて体験する痛み。 クモ膜下出血などの病気だろうか。と思ってビビっている。 イタリアは緊急性のない検査は費用が馬鹿高いため、なかなか検査に行く覚悟ができない。 注意深く様子を見ている。 眠ると痛みが弱くなるので、とにかく眠っている。 そんな時、お彼岸だったからだろうか、夢に祖母や亡くなった叔母、親戚が順番に出てきた。 祖母が出てきて「おはようおかえり」と言って、私を送り出してくれている光景。 祖母の姿はぼやけていたが、声ははっきりと聞こえ、家はイタリアの家だから夢って本当に面白い。 起きても、その声が私の頭にずっと残っていた。 祖母はいつも「おはようお…

  • 一杯

    夫が「もうお腹が一杯😊」と言って嬉しそうにベッドに行った。 「お腹が一杯」ってとても幸せなこと。 祖母がいつも言っていた。 「腹八分目が一番いいのは知っているけど、お腹が一杯になってから、あの時が腹八分目だってわかるのよねぇ~贅沢な話」 夫を戦争で亡くした祖母。 戦況からして、特攻隊のように英雄的に亡くなってはないないだろう。 飢餓で亡くなっている可能性が高い。 「お腹が一杯」というたびに、おじいちゃんに感謝する。 白いお米、卵、醤油、味噌って本当に有難い。 今夜はパスタでお腹が一杯になった我が家。 イタリアでは小麦って有難い。 合計3キロでわずか2ユーロ(約240円) 笑顔で美味しくいただけ…

  • ご馳走

    昨日から激しい雨が降り続き、今日は家が揺れる程の雷が続いた。 夫は嵐の中、出勤したが、私は外出する用もなく家で過ごした。 そして、私一人の昼食。 貴重などん兵衛天ぷらそばをいただいた。 小さい頃から台風が来るといえば、どん兵衛を買い込む家庭だった。 ということで、今日は貴重品のどん兵衛を雷が鳴り響くなかで味わった。 そして、蓋に書いてあるおすすめのように卵を入れた。 とろまろ月見そば。 想像以上に美味しくて、思いがけないご馳走。 とてもとても美味しかった。 一人でニヤニヤしながら、どん兵衛ってすっごいご馳走、うんうん。と頷きながら完食! どん兵衛天ぷらそば、あと残り一つ。 夫がお蕎麦嫌いでヨカ…

  • 笑顔

    街に出ると笑顔に溢れている。 日本から沢山の方が観光に来られていて、とてもいいお顔で過ごされている。 その光景を見ながら私も笑顔になる。 ご夫婦、友人同士、そして新婚旅行のカップル。 楽しくお喋りをしながら食事をされている姿、お友達とあれこれいいながらお土産を選んでいらっしゃる姿。 凹んでいた私に、清々しい風を送り込んで下さる。 イタリアに住み、日本人の知り合いもいない私。 日本語が聞こえてくると心の中でガッツポーズをする。 思わず話しかけようとしてしまうほど。 今日、母と長話をした。 母は「街で日本語を聞くとホッとするでしょう~。どんどん街に出て聞いてみたら~イタリアに行ける方々は幸せ者ねぇ…

  • 波動

    この数日間で波動の大切さを思い知った。 負、マイナスのエネルギーの波動の恐ろしさ。 自分で自分を台無しにしていた。 哲学者アランの言葉。 「楽観主義は意思によるものである」 「笑うから幸せ」 30年前にこの言葉を知った時から、意識していたのに、いつの間にか自分の感情に振り回されていた。 私の夫は典型的な「楽観主義」 私が家にマイナスエネルギーを持ち込んでいた。 笑顔を取り戻すと、空気が軽くなった。 波動の大切さを心に染み渡らせた。 アポロさんのおっしゃる腐ったミカンになりたくない。 波動の影響力、マイナスエネルギーの恐ろしさを目の当たりにした。 www.theloablog.com 今日も笑顔…

  • 蒼氓

    夫婦ともに疲れすぎて心が荒れている。 昨日は早々にベッドへ行き、とにかく横になった。 今朝、4時半に起きて、病院に差し入れするお弁当を作りながら、今日が来たことを感謝した。 コロッケを揚げながら、昨日ポイされたコロッケ達に謝った。 夫が食べなくても、家族や私が有難くいただけばいい話。 とにかく、今日が始まる。 山下達郎さんの歌「蒼氓」を口ずさむ。 凍りついた夜にはささやかな愛の歌を 泣かないでこの道は未来へと続いている 限りない命のすきまを優しさは流れていくもの 生きつづけることの意味、誰よりも待ち望んでいたい 淋しさは琥珀となりひそやかに輝きだす 憧れや名誉もいらない 華やかな夢も欲しくない…

  • 離婚

    私は10数年前の9月に離婚した。 兄も姉も9月に結婚式を挙げ、二人とも30年以上結婚生活を続けている。 両親も間もなく結婚60周年を迎える。 私は再婚し、今年でまだ6周年。 離婚がなければ再婚がなかったので、離婚の日は忘れられない。 毎年、心晴れやかに思い出す日。 しかし、今年は少し心が重たい。 それは先週、夫から「離婚」という言葉を聞いたから。 悲しすぎる言葉だった。 喧嘩をした時に、私が作ったパスタを捨てた夫。 悲しすぎる光景だった。 夫は「怒りに震えてパスタなんて食べる気になるわけない」気持ちだったらしい。 自分の中で悪夢が蘇っている。 夫の問題ではなく、私の心が冷めてしまっている。 も…

  • 洗脳

    今日は舅の誕生日。 お墓参りに行き先祖に感謝し、命に感謝した。 そして今日を迎えることができ、家族一同喜んだ。 「明日がある」と思って生きていても、災害や事故、テロによって明日が来ないこともある。 今日に感謝した。 先週、夫と喧嘩をした時に夫が言った「あなたは日本で生まれ育った。とても可愛そう。と思う」という言葉。 今日、いつも拝読し、ご教示いただくアポロさんのブログを読んでハッとした。 www.theloablog.com 夫の言う「日本の常識、日本の集団意識」は人生の真理ではないということ。 夫の心の声が聞こえた。 日本は常識をとても重視するが、イタリアでは常識よりも心と情けを重視し、その…

  • 夫婦喧嘩

    先週、大きな夫婦喧嘩をした。 私達の夫婦喧嘩はとても激しい。 だけど、もう夫婦喧嘩は二度としない。 何故なら、夫から「離婚」という言葉が発せられたから。 私は、夫婦喧嘩をすると口が止まらない。 自分でも信じられないほど汚い言葉が出てしまう。 そして、相手に逃げ場がないほどの言葉を投げつける。 「離婚」という言葉が出た瞬間に「やっぱりね」という感覚になり、妙に納得する。 やけくそになってしまう。 今回の夫婦喧嘩は今までと違って、深刻だ。 仲直りはしたが、私の心にぐさりと突き刺さっている「離婚」という言葉。 数年前、イタリアと日本で別居をしていた時期、私はとても苦しかった。 私は自分だけが苦しかっ…

  • 失恋

    今年の春、友人の娘が失恋した。 5年間付き合った。 夏のバカンスも3回、家族全員+彼氏で過ごしていた。 しかし、彼が他の女子と恋に落ちた。 彼女は、ショックで学校にも行けなかったが6月に高校を卒業し、彼と毎日顔を合わすことがなくなり、少しずつ元気になり、9月から新しい環境になった。 みんな少しホッとしている。 私も高校3年生の春、2年間付き合った男子に失恋した。 原因は彼に好きな子ができたから。 私を振った男子は、次の日から新しい彼女といちゃついた。 学年で一番可愛いと言われていた女子を彼女にした、元彼はとても嬉しそうだった。 私は高校に行くのが嫌になった。 必死で日々過ごしていた。 当時の記…

  • まだまだ

    日本から荷物が届いていた。 配達してもらった時、不在だったようだ。 私は首を長くして待っていたので、不在票は貼っていないか、と、外出から帰るといつも注意深く確認していた。 ある日、違う家のポストに不在票が貼って貼ってあったのは見た。 確かに見た。 そして、次に見た時には、その不在票はどこにもなかった。 「やっぱり我が家の荷物じゃなかったのかぁ」と思っていた。 しかし、9月5日、我が家のポストにその不在票が貼ってあった。 どうやら、自分達の荷物ではないとわかって、一週間後に我が家のポストに貼りなおしてたのかな? 8月29日に到着していたのに、私達が不在票を確認したのは9月5日。 「電話を下さい」…

  • September♪

    9月になった。 あっという間に9月に入り一週間が過ぎようとしている。 びっくりしちゃう。 この2日間、調子が悪くベッドの中で叫び、涙を流した。 この情緒不安定は明らかに更年期障害だろう。 今回、送られてきた荷物に入っていた感動したもの。 命の母、特大ボトル!!! こんなに大きなボトルがあることに驚き、これを選んだ家族の愛、優しさに笑いながら涙が出た。 心配してくれているんだなぁ~と思うと、心底有難かった。 母は更年期障害と中年太りを真剣に心配しているそうだ。 母に、イタリアでは私の体型は標準だから心配しないで、イタリアではぽっちゃりの方が自然だからというと驚いていた。 そういう文化なのよ...…

  • 影響

    昨日、一昨日、ブログを更新できなくなるほど、心が揺さぶられた。 恐ろしい影響力だ。 アニメ「MONSTER」 YouTubeで偶然見つけ、何故か字幕がイタリア語で細かい会話がとても勉強なると思い、見始めた。 見始めると止まらなくなり、字幕そっちのけで、73話一気に見た。 結果、影響で脳内がおかしくなった。 心が恐ろしく暴力的、懐疑的になった。 ブログを書く気力をそがれる程、心が荒れた。 最終話で恐ろしさがピークに達して、命、人間、母親、兄弟、友人、色々なことを考えて妙な気持ちになった。 私の想像力が自分の想像以上に想像してしまって、収集つかなくなってしまった。 一人になると放心状態で、心の中の…

  • イチイチ

    イタリアで暮らし始めてからも何度も感じた「死にたい」と思う気持ち。 今は、ふっとした瞬間に思うことはあっても一分以上継続しなくなった。 何が変わった?と考えて、今日、ハッとした。 いつも拝読させていただいているアポロさんのブログ。 www.theloablog.com そういえば、最近、起きてから寝るまでイチイチ感謝しているな。 朝起きて、あっ有難い。 窓を開けて、有難い。 夫の声、肌を触って有難い。 何もかも有難い。 バスが予定時間より10分遅れても、来ただけで有難い。 帰る家があって有難い。 シャワーが出て有難く、トイレが流れて有難い。 イタリアで暮らし始めた時は 「どうして水圧が低いの?…

  • 謙遜

    イタリアで生活していると「謙遜」という言葉は全く意味がない。 日本人が謙遜の中に感じる「美」など「知ったこっちゃない」という感じ。 長年、日本に住んでいた夫でさえそうなのだから、イタリア人に「謙遜」を理解してもらおうとは思わない。 今年2月までの完全に引きこもりと無気力、寝たきりから、春には少し外出やBARに行ったりと活動的になり、そしてまた今は家の中で活動していて意図的に外に出ない。 外出しても人と接触しない。 笑顔で挨拶をしていたが、それももう必要ないかな?とまで思うようになった。 それは、イタリア人に「謙遜」は求めなくても、少しは「敬意」を表してもらいたい。と期待したが、それも難しい。と…

  • 外国で毎日家にいると日本の「愛」が恋しくなる。 ドロドロした「愛」ではなく、清潔で単純な「愛」。 読者登録させていただいている皆さんのブログや米朝さん、市原悦子さん、歌舞伎を楽しむ。 そして、私の大好きなラジオ番組「安住紳一郎の日曜天国」を聞く。 この番組、清潔な「愛」に溢れている。 👇この日は、安住氏の「パンダ」と「放送」に対する愛情が半端なく溢れていた。 そして、安住氏のパンダと放送業界に対する知識と愛情が彼独特のシニカルさで伝えられている。 アシスタントの方の笑い声も「愛」に溢れ、温かい気持ちになる。 上品でシニカルでとにかく何とも言えない現実的な「愛」と「誇り」を感じる番組。 安住紳一…

  • 忘れられない日

    8月26日、15年程前、酔っ払って警察にお世話になった。 当時、離婚調停中だった。 この日は、元夫の浮気が発覚した日。 元夫は夜勤だと言っていた。 翌朝、実家の父が病院に搬送され、携帯を職場で使えない状況の夫に、緊急で連絡するために職場に連絡し、夫の嘘が発覚した。 その翌年だった。 一人で食事をしたくなかった私は、親友と食事をするために約束の場所で待っていた。 しかし、約束時間の30分後、彼女は仕事のために来れない。仕事が終わってから会えない?と言っても難しいということだった。 一人暮らしの部屋に帰るのが嫌でそのまま飲み続けた。 約束のレストランの閉店まで飲んだ。 そして、駆けつけてくれた他の…

  • 護る

    先日、夫と自衛隊音楽祭のYouTubeを見てる時、夫が言った。 「呑気だなぁ~」と。 2005年まであったイタリアの徴兵制度。 銃を持ち、厳しい訓練を受け、集団生活に耐えた夫にとっては自衛隊の歌姫の存在が不思議に思えたらしい。 なので、そんな言葉が自然に出たのだろう。 日本の自衛隊は「護る」が使命。 災害時の彼ら彼女らの救出活動、そして慰問での音楽活動は、被災者にとってどれほど有難いことだろうか。 イタリアの駅、観光地などには必ずライフルを手にした軍隊がいる。 最近では見慣れて違和感を感じることがなくなったが、イタリアに住み始めた当初は彼らを見ると非常に緊張した。 空港のBARで休憩中。 イタ…

  • 言葉

    イタリアは感情豊かな言葉が多い。 「アモーレ(愛)」、「テゾーロ(宝物)」という愛情豊かな言葉は聞いていて微笑ましいが、汚い言葉も多い。 私の周りだけかもしれないが、彼らはどちらの言葉も簡単に発する。 私の事を「アモーレ」「テゾーロ」と呼び近所のおじさん、おばさんに本当に愛されているとは思わない。 わかっていても、言われると嬉しいし、親切にしたくなる。 だけど、親切心が仇となることも多い。 思っていないんだったら、言わないで欲しい。 慣れるしかないんだけど、何年経っても慣れない。 「アモーレ」「テゾーロ」と言うなら丁寧に対応して欲しい。 まっ、自分が本気にしなければいいだけの話なんだけど。 イ…

  • 爆睡

    夫は、毎朝6時に家を出て、13時頃戻り、また16時くらいに出勤し夜中まで仕事。というスケジュールで一週間を過ごす。 昨日、夫の仕事は午前中のみで終了。 午後からの時間を、夫は楽しみにしていた。 「アペリティーボに出かけようか」な~んて言っていた。 家に戻り、昼食に夫の大好きなパスタ大盛りを平らげ、美味しそうにワインを飲んでいた。 夫は、テレビでイタリア国会を見ながら、一人ずっと飲み続け、私は、片付けを済ませた後、イタリア語の勉強をしていた。 ふと夫を見ると、白ワイン一本、大ビンビール3本を飲み終えていた。 え~うっそぉ~と思っていると、夫は16時頃にベッドに行った。 私もほんの少し横になろうと…

  • 学び

    最近、入眠時に市原悦子さんの朗読や「日本むかし話」を聞いている。 日本の文化や風習を思い出し、人として大切なものを改めて学んでいる。 ほのぼのと心地良く眠りにつけることが多い。 数日前、それでも眠れない日があり、YouTubeを色々と検索していた。 市原悦子さんの戦時中、戦後のラジオドラマ「幻の街」を聞き、その後、下記のような映像にたどり着いた。 綺麗事だけでは生きていけない時代。 米軍が来たら槍で突き刺す訓練をしていた時代からすればこの映像は信じられないだろう。 終戦から74年... 時代ってこんなに早く変わりゆくものなんだな。 この時代を生き抜いている人達を見て、何て強いんだろう。と思う。…

  • 割り切り

    この国で生きる覚悟はできても自信はない。 時間が経てば経つほど自信が無くなっている。 もう、割り切るしかない。 昨夜、私達夫婦とバカンスに出かけていない独身男性2人の合計4人で食事に出かけた。 みんなの会話が全く理解できない。 早い!早い!「ちんぷんかんぷん」 必死で聞いていてもついていけず、何か言おうと思った時にはすでに次の会話になっている。 その上、私は家の中にいるだけなので会話提供者にもならない。 日本が話題になっても、説明したいことがすぐに口から出てこない。 そうこうしているうちに、夫が言いたいことを全て説明している。 もともと口数の少ない私は、本当に何も話せなくなる。 そのうち、話す…

  • 酒と泪、男と女

    今日は夫の休日。 朝ゆっくり過ごし、リラックスした一日だった。 お酒をたらふく飲んだ私達は日本の音楽を二人で心地よく聞いた。 さだまさしさんの案山子。 北島三郎さんの祭り。 平井堅さんの大きなのっぽの古時計。 美空ひばりさんの「川の流れのように」 そして、私の大好きな曲、河島英五さんの「酒と泪、男と女」を聞いて、さぁ、眠ろうと思った。 河島英五 【Live】 酒と泪と男と女 今も聞いている。 しかし、夫は最後にグローブを聞きたいと言った。 「グローブ?」と聞き返すと、グローブと言う。 私は未だかつて「グローブ」の曲を聞いたことがない。 「何?その思い出って何?」と聞くと、「日本ではグローブでし…

  • 8月15日

    イタリアは聖母マリア被昇天の為、休日。 日本は終戦記念日。 衷心より祈りを捧げる日。 その気持ちとは裏腹に慌ただしい一日が始まった。 夫は5時に起き、6時に家を出る。 夫を送り出した私は、洗濯、掃除を一気に済ませる。 いつもはいい加減に諦める掃除も、今日は止まらなかった。 窓を拭き、家中のガラスを磨き、床を拭き、ワックスをかける。 ふと気づくと10時を過ぎている。 汗だくなのでシャワーを浴び、昼食に帰ってくる夫の食事の準備。 準備を始めたところで夫から「今日は帰る時間がないなぁ~」と連絡が入る。 「ありゃま」 お弁当を届けることにして、街に出る。 そして、夫と合流し、休憩時間を過ごす。 ちょう…

  • 生きる

    終戦記念日。 毎年この日になると思う。 私は生きている。食べるものもあり、布団の上で眠っている。 なんて有難いことだ。 夫を戦争で失った祖母に戦没者慰霊祭を見ながら話したことがある。 「罰当たりだけど、死にたくなる時がある」と。 祖母は「そう思っても生きてるのは有難いねぇ~」と言った。 「うん、うん」と言い納得したつもりだったけど、ちゃんと理解したのはイタリアに嫁いでから。 祖母が大好きだったアイスキャンディー。 小さい時から、夏になると祖母は大好きなあずきバー、私はホームランバーを食べながら、よくおしゃべりをしていた。 さすがにイタリアでは、あずきバーもホームランバーもないけど、アイスバーを…

  • 個性

    滝川クリステルさんがご結婚されたニュースを見て、イタリアに住み始めた頃に違和感を感じた、イタリアテレビアナウンサーの個性の強さを改めて実感した。 日本のアナウンサーやニュースキャスターは、男女とも美しい顔立ちのアナウンサーの方が多く、容姿、服装は知的でコンサバティブだと思う。 イタリアのアナウンサーはとにかく個性的。 二度見してしまった。 私の頭の中は「鬼瓦権蔵」か、はたまた吉本新喜劇の「藍五郎」でしかない。 そして、私の中の「チッチョリーナ」さん。 女性キャスターの胸元は基本的に大胆。 日本では、滝川クリステルさんや安住紳一郎さんがテレビ局アナウンサーであり、ニュースキャスター。 あまりにも…

  • 一言

    イタリアに住んでいると、ちょっとした一言で気分が良くなることがある。 今日、19.99ユーロの買い物をした。 20ユーロ紙幣を出したら、レジの方が「0.01ユーロ(1.2円ほど)のお釣りですが、小銭が足りないので、0.01ユーロ多めに払ってもらってもいいですか?もし、良ければ...」とおっしゃる。 私は「いいですよ。どうぞ」と言うと「何て親切な方なの。本当に有難うございます。もし、あなたが足りない時、遠慮なくおっしゃってね」と優しい一言が添えられた。 帰り道、トラムに乗ると先頭車両で子供達2人が運転席のすぐ後ろでガラス越しにずっと張り付いて線路を見ていた。 視線に気付いた運転手さんはすぐに声を…

  • 夢みたい

    数年前に亡くなった祖母は「夢みたい...」が口癖だった。 祖母はいつも何事にも感謝し、感動していた。 初めてPizzaを食べた時に「夢みたいに美味しいね」 初曾孫が成人式を迎えた日に「立派になって...夢みたい」 私が老人ホームに顔を見に行ったら「会いに来てくれて夢見たい」 お正月が来るたびに「今年も新しい年を迎えられたね。夢みたい」 誕生日にも「みんなに祝ってもらえて、夢みたい」 いつも感謝で一杯の人だった。 祖母は夫を戦争で亡くし、再婚した相手も出兵し戻らなかった。 祖母の一人息子である私の父は、祖母の宝物だった。 祖母は亡くなる日に老人ホームから家に戻り、「ビールが飲みたい..」と言って…

  • 徹夜

    昨夜、徹夜をした。 大晦日をのぞいて、徹夜したのは何年ぶりだろう。 本当に久しぶり。 昨夜夕食後、ごろごろしながらイタリア語の文法書を読んでいた。 一点、わからないところが解決すると、どんどん面白くなり、復習し始めると頭がハイテンションになって眠くなくなった。 眠くなったら眠ろうを思っていたら、あっと言う間に3時になった。 夫は4時半に起きて、仕事に行くので、もう眠らずに朝まで起きようと決めた。 ブログを書いたり、読んだりしていると4時半になり夫が起きてきた。 3時半頃、究極にお腹が空いた...カップラーメンやカップ焼きそば、おにぎりが食べたくなった。 👇こういうのではなく、 👇こういうのが食…

  • 自己満足

    昨日、このアパートの清掃業者もバカンスの為、ピンチヒッターの業者が入った。 私が外出から帰ってくると、アパートの玄関でピンチヒッターの方々が困っていた。 「清掃業者の者ですが、お水を汲む場所の鍵を本来の業者から預かっていません。住人の方から借りるように言われたのですが、玄関オートロックは解除してくれたのですが、その後、誰もインターフォンに出てくれません。あなたは洗い場の鍵をお持ちですか?」 「私は持っていないけど、誰かに聞いてみましょう」と言うと「誰もいらっしゃらないようなのです」と言う。 「でも、オートロックは開けたんだから、誰かいるでしょう。誰も出なければ、電話をしてきいてみますね。それで…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ヒキコモリータさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ヒキコモリータさん
ブログタイトル
ヒキコモリータの生き抜く途(旧イタリアなのにひきこもり)
フォロー
ヒキコモリータの生き抜く途(旧イタリアなのにひきこもり)

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用