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ようやく、お盆の頃の同じ日の分が終了の回。今シーズンのトンボの飛翔写真は、いくつか持っていた狙いパターンのどれも“当たり”が無かった感。自然の写真では、そこに実在するものしか写せない。写真の世界観が“証拠写真”だけなら、何かが『いる』『ある』とか『見た』を示せれば足りているところ。でも、“写真”としてでは、条件が悪い状況しかないと無理に写したところで好結果に繋がることは少ない。「何をどう写せるか」は、状況の巡り合わせ次第。その必要な色々は、そういつでも都合良くは揃ってくれない。“写せる状況”に遇えても、種類や個体も角度や背景の組み合わせも、希望とは違っても実際にある情景の中からしか選べない。その実際にあるものを見つけるのは、知識的なスキルと行動した労力の総合で得られる成果。そして、同じ状況にもより良く写せ...ウスバキトンボ飛翔|状況次第
暦では立冬を過ぎて、リアル世界の体感でもすっかり秋も深まり、の時節ながら・・・お盆の頃の同じ日に写した分から用意していた画像が、まだ残り1回...感覚的にも文字的にも季節感が交錯状態xxxウスバキトンボ飛翔|まだ“夏”の分が
ギンヤンマ飛翔◆PCデスクトップ背景画像サイズ 1920x1080 ( Full HD )
前記事の中の2コマをフルHDサイズで。トンボの中では大きめで、個体数も結構いて見られる頻度が多く、見通せる程度の特定区域を安定的に巡回し続ける、・・・飛翔写真を狙うには好都合な要素が多く揃う種類。トンボの飛翔写真は、充分な機材を持っていても『写したくても写せない』という向きもあるよう。あるいは、ギンヤンマでは、ひたすら『ホバリングして“静体”化する』のを待ち続ける向きも?でも、接する頻度が遥かに多い“動体”の飛翔を狙いに持てると、“静体”だけとは撮影行動の世界観が大きく違ってくる。これは、機材などの出費でも、行動する時間や労力でも、“費用対効果”的な価値に差がついている、とも言えるのでは。昆虫でも鳥でも、文字にすれば同じ「飛翔写真」と表せても、撮影の技法は状況によって色々違うものが混在する。その殆どは、M...ギンヤンマ飛翔◆PCデスクトップ背景画像サイズ1920x1080(FullHD)
ホバリングではなく飛び回っているところの、実時間では0.5秒程度だろう分の連写コマから。動体撮影で「写っている」コマの確率には、状況、撮影スキル、機材の総合性能、など...根拠ある色々な要素が複合して影響する。とはいえ、実際の具体的な結果の当たりハズレは、偶発的な“運”次第で良くも悪くも転ぶバラつきが大きい。客観的に根拠ある部分の優劣に関わらず『結果は写してみないとわからない』こと...そこには、他者視点での見られ方がどうであれ、誰でも“超級の大当たり”まで希望も期待も持てる。のだが・・・最低限以上には「写っている」コマが皆無なのが標準的では、いつか“劇的な幸運”に恵まれる可能性はあっても、現実味は...だからこそ、テイク数を多く、各テイク毎の確率を高くできる根拠を向上させることに効果が期待できる、という...ギンヤンマ飛翔|根拠ある要素と偶然の合計
ウスバキトンボ飛翔◆PCデスクトップ背景画像サイズ 1920x1080 ( Full HD )
頭と体の角度が少し違うところに動きがあるタイミングのコマ。この向きで写っているのを横広のフルHDに納めるのは、動きのイメージが窮屈?それなら縦画では...もフルHDでxxx平凡な形との差を機械的に無機質な“数値”で表せば僅かでも、その小さな違いがあるだけで主観的な印象は違ってくる。こういうところは、動的な度合いが高いほど、どんな画が期待できるかを確かめながら狙い射ち...とはいかなくなる。だから、動体の撮影では、僅かな違いの色々が良く揃うのを期待して同じような状況を何度も写し続けることが多くある。これが、よくある、「写っている」コマを得られる技能を伴わない行動で闇雲に連写しているのと混同されがち、ながら・・・それとこれは、類似性がある志向の範疇でのレベル的な違いというより、指向として『無関係』ほど根本的に...ウスバキトンボ飛翔◆PCデスクトップ背景画像サイズ1920x1080(FullHD)
夏の終盤から秋に移っていくあたりの時期に色々な場所で群翔しているのが目につき易い、あの黄色いトンボ。「秋+トンボ=○○」みたいな連想で“赤トンボ”と混同して見られがち?トンボとしては例外的な超短期間で成長するから体を形作っている素材は脆い・・・のか?構造物の強度は割り切ったことで超短期間で急速に成長できる・・・のか?はともかく...“量産型”体制でアクシデントに耐えられる強度では脆弱でも、代わりに軽いのが飛行能力には好都合らしいウスバキトンボ。それもあってか、はばたかずに滑空する時間が多いので、同じような形で写った“量産型”のコマばかりになりがち度も高い。ウスバキトンボ飛翔|“量産型”が繋がるxxx
前の土曜日のトンボ写真はX(旧Twitter)の方で供養xxxとまって待機しながら、別のトンボなど“気になる飛翔体”や「獲物?」に狙いをつけると出動するスタイル。飛翔写真を狙うことでは、ギンヤンマやウスバキトンボのようにずっと飛び回っている種類より機会そのものが大幅に少ない。前後の“流れ”のような脈絡がなく突発する予測できない状況に瞬発的に即応する必要があるのも難しい要素。出動してひと絡みしたら、(メスをゲットした以外では、たいてい)また元の区域に戻ってくる。行った先を見ていれば復路があるのが予測できるので、往路よりは待ち受け易い。低空を飛ぶことが殆ど。ここではエントリークラスの望遠ズームで写すには遠いxxx実寸は近い中空を飛ぶウスバキトンボと比べて、高度の分が遠いだけで写るサイズが小さくなる差の影響を感...シオカラトンボ飛翔|ちょっと遠いxxx
ギンヤンマ飛翔◆PCデスクトップ背景画像サイズ 1920x1080 ( Full HD )|前記事のコマ
前の日曜日の鳥写真はX(旧Twitter)の方で供養しつつxxx前記事のコマの1つをフルHDサイズで。フルHDは、現代的にはノートパソコンでも主流?(冒頭の)あちらの使用機材は大砲レンズ。こちらは対照的に見た目から小さなエントリークラス望遠ズーム、そして、ボディーもレンズも既に製造終了モデル。近代の機材は高性能でトリミングの自由度も大きいので、最新型でなくても結構使える状況は幅広くあるもの。ギンヤンマ飛翔◆PCデスクトップ背景画像サイズ1920x1080(FullHD)|前記事のコマ
AutoでFocusが合うのがAF...とはいっても、いつでもどこでも何にでもAFをアテにできるのではない。そして、トンボの飛翔写真では、AFが利いているように見えている状況で写しても、ピンボケになるコマの方が遥かに多い。連写しても全滅が続くのも普通に起きる。テイク数でもコマ数でも多く写した中に少ない当たりが散在する加減の感覚のところは、飛行機の流し撮りと似てもいてxxxそれでも、ピントが合っているコマが不規則な断続的でも連続することもあるのが、MFでは殆ど逢わない、AFの特徴的な結果。移動体は、位置関係のタイミング次第で、自然物も含めて写真の都合では邪魔で“ゴミ”的な“何か”が写り込むことは多い。もし被写体の写り方が良くても、背景が悪い重なりになっていると使えない没コマになってしまうのが厳しいところ。こ...ギンヤンマ飛翔|AFが利けば...
ウスバキトンボ飛翔|翅の煌めき◆PCデスクトップ背景画像サイズ 1920x1080 ( Full HD )
ここ(gooblog無料=広告あり)の画像フォルダにアップロードしておける上限の容量は、現行規定では3GB。現在の使用容量に表示されているのは、前記事分で0.099GBから桁が上がって『0.1GB』になったところ。残り容量2.9GBが仮に同じペースで埋まっていく、とする単純計算だと...150年分位?今のところでは、余裕ありすぎxxx目視でなら、飛んでいるトンボの翅が煌めいて見えるのは結構あるシーン。これは、動きの「どこか」には煌めいている瞬間があるのが残像で持続的に煌めいているような印象で見えていがち。対して、写真に写るのは、その中の一瞬だけ。だから、光学ファインダーも含めた目視では煌めいて見えているタイミングを写しても、結果は煌めいては写らないことが多い。それが姿の角度や動きの形のタイミングも良いとこ...ウスバキトンボ飛翔|翅の煌めき◆PCデスクトップ背景画像サイズ1920x1080(FullHD)
この日の行動パターンでは写せる空間に来てくれる頻度が少なかったギンヤンマ。トンボが飛ぶ動きで「はばたき」と「滑空」の比率は、種類ごとに傾向が違って、そこに個体差もあれば状況によっても変わる。全般的な傾向として、はばたく頻度がウスバキトンボよりは多そうに見えるギンヤンマ、でも...角度やはばたきの形が良いタイミングにピントが合うのが揃ったコマは、いつでも当たってくれるものではない。だから、トンボの飛翔写真を狙うのに重要な要素は、好条件のテイク数が多くある状況に逢えるか、の比重がとても大きい。ギンヤンマ飛翔|「当たり」はいつでもは出ないからこそ
X(旧Twitter)の方では、前の土曜日の分がありつつ。あちらではだいたい「これ」のアスペクト比で。こちらは引き続き、もう一段前、お盆の台風翌日の分をxxxまぁ、シーズンの冒頭とかならともかく、この時期では速報性が意味を持つような写真でもないので。通過するのを上から見る角度で背景が水面の順光だと、下コマの方が“順光の方向の中心”により近付いて、左下にトンボの影が写った。順光では被写体の見えている部分の殆どに光が入って影になって暗く沈む範囲が少ないので、全体に色が良く出て写る。ただし、もっと完全な“順光の方向の中心”になりすぎると、撮影者の影の中を通って陰ってしまうので使えないxxxウスバキトンボ飛翔|水面の影も
トンボの飛翔写真は、当分、前記事と同じの日の分が続く見込みxxxウスバキトンボは、“大量発生”して飛んでいるのを色々な場所でよく見る。たくさん飛んでいる種類だから、いつでも飛翔写真を簡単に写せそう?実際には、同じ場所でも、ほんの数日前後するだけで、多数群れていたり、殆どいなかったり、と、状況が激変したりする。この時には、「いる状況」と「狙い易い状況」が『同時に揃った』のが幸運。こういう、全体としてはたくさんいる普通種だからといって、いつでも写せるのではないのは、案外知られ難いところかも?そして、いつでもはない条件が合った時に集中的に写すと、角度や背景が同じような画ばかり...になりがち、でもありxxxウスバキトンボ飛翔|同じようなコマxxx
台風翌日の晴れ間に写した分。今シーズンには殆ど写せる状況がなかった“魔法フィールド”がようやくの出現。“魔法”の効果レベルはかなり低めだったながらxxx自然物の写真は、写せる状況に逢えないことにはどんな機材もスキルも活かしようがないもの。そして、短期的にも長期的にも、同じように写せる状況があり続けるとは限らない。だから、“写せる状況”に逢えると、その狙いで期待する一生分を確保しておく勢いのコマ数を使ったりも。その結果・・・ここの更新パターンで載せるコマ数からすると、今シーズンのトンボの写真は、この日の分だけになりそうなxxxウスバキトンボ飛翔|ようやく“魔法フィールド”
前記事と同じ日の分。“単純な飛行状態”よりは「動き」があるタイミングのコマ。トンボは、平時の飛び方では、飛行機や鳥のような大きく滑らかな弧を描く旋回はあまりないイメージ。広く見れば曲線的に移動していても、直進して一瞬での方向転換からまた直進...を繰り返しているのが多い。大きな角度を回り込むような動きがあっても、解像感がある画角では、追うのは難しい上にピント位置の変化も大きい。写真で直線的な飛行より「動き」がある形にはなかなか当たらない。傾きは小さいながらこっちに向いてくる動きの方向は良くて顔は結構見えても...体には光が入らない角度になったのが難ポイントxxxこっちは、体には光が入っているが・・・動きが逃げた方向になったのが残念xxx急角度で右に曲がるところ。頭がほぼ水平で、体は大きく傾いている姿。結果...オニヤンマ飛翔|方向転換の急旋回
オニヤンマ 飛翔...というか 飛行...というか 滑空...か x x x
前の土曜日に写した分。オニヤンマ成虫が「いる」だけなら、この辺りでも色々な区画で見かけて、見られる期間も長い。でも、飛行を「写せる」状況となると、周囲や背景との都合も揃った場所で、狙える頻度も安定的に多くないと期待し難い。この辺りでは、不規則に散見はしても、被写体として意識するイメージからは遠めの種類。この空域を飛び回る頻度が多いのは期間限定。梅雨時の特定時間帯に晴天が揃うのは、そう多くはない。オニヤンマの飛び方は、飛び続けられるのが不思議に思えるほど、はばたかずに滑空する時間がとても多くを占める。Twitterに別テイクのコマもある、が・・・静止画の写真で動きが感じられる形で写る確率は低くて、殆どのコマが標本風味の同じような形で続きがち。期待として狙いたいのは、もっと動的なシーン...とはいっても、そう...オニヤンマ飛翔...というか飛行...というか滑空...かxxx