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ようやく開花したパフィオスリッパ(唇弁)の中のインソール(仮雄ずい)まで見えています。今回咲いたのは左側の1番です。昨シーズンは12月30日開花ですから、35日遅かったです。12月15日ころまでの蕾の成長は、昨シーズンとほぼ同じだったので、12月末ころには開花すると思われました。ところが12月下旬になって急に寒くなり、蕾の成長が休止してしまい、一時は咲かないで蕾のまま枯れてしまうかと心配でした。2番と3番もまもなく開花します。4番と5番はもうしばらく待つようです。蘭の花は複雑怪奇です。特にパフィオは特異です。パフィオの花の構造1横向きの花①花の一番基の葉に似たもの苞②苞の中の茎が膨らんだ部分子房③花の下側の葉のようなもの下萼片④花の上側の白い部分背萼片パフィオの花の構造2花の正面④上の白い部分背萼片⑤両横側に開...パフィオが開花。スリッパの中にインソールが。花の構造と受粉
パフィオペディラム・ライムドーンがついに5輪とも咲き揃いました。今シーズンはあまりにも寒い氷点下の朝が続いているので、蕾の成長が非常に遅くなりました。部屋の温度があと1度低くなったら蕾のまま枯れていたかもしれない綱渡りの日々でした。昨シーズンまでとは一番花が咲くまでが35日も遅くなりました。当初の見込みでは、全部の花が咲きそろうまではせいぜい1週間くらいと思いましたが、一番花が咲いてから17日も過ぎてから5輪全部が開花しました。受粉の仕組み雄しべは咲き始めのころは、周りと同系色なので見えにくいのですが、一番花の開花から18日後に、雄しべの色が変わって見えるようになってきました。雄しべは矢印の先です。でも仮雄ずいの裏側なので、はっきり見ることができません。斜め横から見ると雄しべが、見えてきます。これ以上は花を分解...パフィオペディラムがついに満開に受粉のしくみ