ことこと列車と準急ひかりと炭鉱栄華の跡と 糸田線を完乗!
13:37、1番線に田川後藤寺行きの1321Dが到着、糸田線が分岐する金田駅では8分と長めの停車をする。経営が厳しい第三セクター鉄道では、企業広告フルラッピングは珍しくない。企業カラーのレッドが眩しい。跨線橋で3番線に渡ると国鉄時代の「のりかえ案内板」が残っている。糸田線の生い立ちはセメント輸送の鉄道と石炭輸送の鉄道、両社が合併した上で、国鉄に戦時買収されている。この駅には平成筑豊鉄道の金田車両基地を併設している。0キロポストはこれから乗る糸田線のものだ。深紅に輝くメタリックの車両は「ことこと列車」で、見るからに水戸岡鋭治氏のデザイン。幾何学模様の寄木を敷き、伝統工芸の「大川組子」を使用し、ステンドグラスを組み込んだレストランカーだ。一方、留萠鉄道→茨城交通(現ひたちなか海浜鉄道)→平成筑豊鉄道と渡ってき...ことこと列車と準急ひかりと炭鉱栄華の跡と糸田線を完乗!
2023/02/07 20:03