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2024/04/05

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  • 「滅びの前のシャングリラ」を読む//地球滅亡前1ヶ月前からのカウントダウンストーリー

    滅びの前のシャングリラ (中公文庫) 作者:凪良ゆう 中央公論新社 Amazon あらすじ 「明日死ねたら楽なのにとずっと夢見ていた。 なのに最期の最期になって、もう少し生きてみてもよかったと思っている」 「一ヶ月後、小惑星が衝突し、地球は滅びる」。学校でいじめを受ける友樹、人を殺したヤクザの信士、恋人から逃げ出した静香。 そして――荒廃していく世界の中で、人生をうまく生きられなかった人びとは、最期の時までをどう過ごすのか。 滅びゆく運命の中で、幸せについて問う傑作。 (出版社より) 読後感想 1ヶ月後地球に小惑星が衝突して、人類を含むすべての生物が滅ぶまでの、家族、友人、本人などの心の動きや…

    地域タグ:広島市

  • 「リバー・奥田英朗」を読む。10年前の2名女性殺人事件が再び襲う

    リバー (集英社文芸単行本) 作者:奥田英朗 集英社 Amazon あらすじ 同一犯か? 模倣犯か? 群馬県桐生市と栃木県足利市を流れる渡良瀬川の河川敷で相次いで女性の死体が発見!十年前の未解決連続殺人事件と酷似した手口が、街を凍らせていく。 かつて容疑をかけられた男。取り調べを担当した元刑事。娘を殺され、執念深く犯人捜しを続ける父親。 若手新聞記者。一風変わった犯罪心理学者。新たな容疑者たち。 十年分の苦悩と悔恨は、真実を暴き出せるのか───人間の業と情を抉る無上の群像劇×緊迫感溢れる圧巻の犯罪小説! (出版社より) 読後感想 小説雑誌「すばる」に連載された作品です650ページを超える長編そ…

  • 「首都防衛・宮地美陽子」//軍事防衛じゃなく主に地震等自然災害からの防衛

    首都防衛 (講談社現代新書) 作者:宮地美陽子 講談社 Amazon あらすじ 首都直下地震、南海トラフ巨大地震、富士山大噴火……過去にも一度起きた「恐怖の大連動」は、東京・日本をどう壊すのか?命を守るために、いま何をやるべきか?最新データや数々の専門家の知見から明らかになった、知らなかったでは絶対にすまされない「最悪の被害想定」とは――。 【本書のおもな内容】●320年ほど前に起きた「前代未聞の大災害」●首都直下地震で帰宅困難者453万人、6000人が犠牲に●朝・昼・夕で被害はどれだけ違うのか?●南海トラフが富士山噴火と首都直下地震を呼び起こす●なぜ「足立区」が一番危ないのか?●「7秒」が生…

    地域タグ:東京都

  • 「書いてはいけない・森永卓郎」再び財務省糾弾と新たにジャニーズ性加害問題、日航機御巣鷹山墜落事故自衛隊隠蔽問題など

    書いてはいけない 作者:森永 卓郎 三五館シンシャ Amazon あらすじ 『ザイム真理教』を上回る衝撃作! ~日本経済墜落の真相~ ‥2023年12月、私はすい臓がんステージ4の告知を受けた。 告知の瞬間、私は、何かを食べたいとか、 どこかに行きたいとか、そんなことは微塵も考えなかった。 なんとか自分の命のあるうちにこの本を完成させて世に問いたい。 そのことだけを考えた。 その意味で本書は、私の40年にわたる研究者人生の集大成であると同時に、私の遺書でもあるのだ。(本文より)‥ 【目次】 第1章 ジャニーズ事務所 第2章 ザイム真理教 第3章 日航123便はなぜ墜落したのか 第4章 日本経済…

  • 「罪の声・塩田武士」を読む//グリコ森永事件をベースにしたフィクション

    罪の声 (講談社文庫) 作者:塩田武士 講談社 Amazon あらすじ 日本中を震撼させた未解決事件を描いた感動ヒューマンミステリー大作!! 35年の時を経て蘇る哀しき宿命。脅迫テープに使われたのは、幼きころの自分の「声」だった―― 第7回山田風太郎賞受賞作。「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、本屋大賞第3位。圧倒的な取材と着想で、昭和最大の未解決事件を描いた傑作長編小説。 「これは、自分の声だ」京都でテーラーを営む曽根俊也。自宅で見つけた古いカセットテープを再生すると、幼いころの自分の声が。それはかつて、日本を震撼させた脅迫事件に使われた男児の声と、まったく同じものだった。一方、大日新聞…

    地域タグ:大阪府

  • 「終末のフール・伊坂幸太郎」を読む//原書はNetflixと違い、至って平穏、諦めの境地

    終末のフール (集英社文庫) 作者:伊坂幸太郎 集英社 Amazon あらすじ 八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。 自分の言動が原因で息子が自殺したと思い込む父親(「終末のフール」)長らく子宝に恵まれなかった夫婦に子供ができ、3年の命と知りながら産むべきか悩む夫(「太陽のシール」)妹を死に追いやった男を殺しに行く兄弟(「籠城のビール」)世紀末となっても黙々と練習を続けるボクサー(「鋼鉄のウ…

    地域タグ:仙台市

  • 「777・伊坂幸太郎」を読む//コミカル殺人稼業の行く末は・・・

    777 トリプルセブン (角川書店単行本) 作者:伊坂 幸太郎 KADOKAWA Amazon あらすじ そのホテルを訪れたのは、逃走中の不幸な彼女と、不運な殺し屋。そして―― 累計300万部突破、殺し屋シリーズ書き下ろし最新作 『マリアビートル』から数年後、物騒な奴らは何度でも! やることなすことツキに見放されている殺し屋・七尾。通称「天道虫」と呼ばれる彼が請け負ったのは、超高級ホテルの一室にプレゼントを届けるという「簡単かつ安全な仕事」のはずだった――。 時を同じくして、そのホテルには驚異的な記憶力を備えた女性・紙野結花が身を潜めていた。彼女を狙って、非合法な裏の仕事を生業にする人間たちが…

    地域タグ:東京都

  • 「完全ドキュメント北九州連続殺人事件・小野一光」を読む//読み終えたら、深いため息が出た

    完全ドキュメント 北九州監禁連続殺人事件 (文春e-book) 作者:小野 一光 文藝春秋 Amazon あらすじ 福岡県北九州市で7人が惨殺された凶悪事件が発覚したのは、2002年3月のことだった。 逮捕されたのは、松永太と内縁の妻・緒方純子。2人が逮捕された2日後に現場入りを果たして以来、20年間にわたってこの“最凶事件”を追い続けてきた事件ノンフィクションの第一人者が徹底的に描く、「地獄の連鎖」全真相。 感 想 読み終えてからふーとため息が出ました 単行本で500ページのボリュームもさることながら残忍で陰湿な事件が当時の告白や裁判記録などから書き連ねられていきます この事件が報道されたの…

    地域タグ:北九州市

  • 「ともぐい・河﨑秋子」を読む//熊との決闘シーン大迫力、最後は土に帰ると思っていたがこんな方法とは・・・

    ともぐい 作者:河﨑秋子 新潮社 Amazon あらすじ 明治後期の北海道の山で、猟師というより獣そのものの嗅覚で獲物と対峙する男、熊爪。 図らずも我が領分を侵した穴持たずの熊、蠱惑的な盲目の少女、ロシアとの戦争に向かってきな臭さを漂わせる時代の変化…… すべてが運命を狂わせてゆく。 人間、そして獣たちの業と悲哀が心を揺さぶる、河﨑流動物文学の最高到達点!! (出版社より) 感 想 つい最近の直木賞受賞作品です 主人公の熊爪 山中で猟師の生活をしていたが、生活そのものが獣(けだもの) たまに熊、兎等を売り、生活物資を買うために人里に現れる以外は自給自足の山中暮らし 2頭の大熊とそれぞれ違う場で…

    地域タグ:北海道

  • 「あなたが誰かを殺した・東野圭吾」//別荘地での連続殺人事件。次はあなたかも・・・

    あなたが誰かを殺した 作者:東野 圭吾 講談社 Amazon あらすじ ★★★ミステリ、ど真ん中。★★★ 最初から最後までずっと「面白い!」至高のミステリー体験。 閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。 愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。 残された人々は真相を知るため「検証会」に集う。 そこに現れたのは、長期休暇中の刑事・加賀恭一郎。 ――私たちを待ち受けていたのは、想像もしない運命だった。 (出版社より) 感想 別荘地での連続殺人事件です 登場人物が多すぎました ご近所にある4軒の別荘地で事件が起きます 別荘のオーナー夫妻、その姪御や婚約者、手伝いの社員、娘とその婚約者など別荘地関係者など…

  • 「カラ売り屋、日本上陸・黒木亮」を読む//3編集録。実在の企業名など登場してくるのでリアリティがある

    カラ売り屋、日本上陸 作者:黒木 亮 KADOKAWA Amazon あらすじ 粉飾決算や株価が過大評価されている企業を探し出し、カラ売りを仕掛けて追及レポートを発表、株価が下がったところで買い戻して利益を上げる投資ファンドを「カラ売り屋」という。ニューヨークに本拠地を置くカラ売り専業投資ファンド、パンゲア&カンパニーは東京事務所を開設。 パートナーの北川靖は「タイヤ・キッカー」のトニーと組んで、傘下のMS法人を使って病院買収に邁進する巨大医療グループ、架空売上げの疑いがあるシロアリ駆除会社、タックス・ヘイブンを悪用して怪しい絵画取引を行う総合商社絵画部とそれぞれ対決。 窮地に追い込まれた相手…

    地域タグ:東京都

  • 「ウクライナ戦争の嘘・佐藤優、手嶋龍一」//私は独裁国家が民主主義国家へ仕掛けた戦争だと思っている

    ウクライナ戦争の嘘 米露中北の打算・野望・本音 (中公新書ラクレ) 作者:手嶋龍一,佐藤優 中央公論新社 Amazon あらすじ ウクライナに軍事侵攻したロシアは言語道断だが、「民主主義をめぐる正義の戦い」を掲げるウクライナと、米国をはじめとする西側諸国にも看過できない深謀遠慮がある。 戦争で利益を得ているのは誰かと詰めれば、米露中北の「嘘」と野望と打算、その本音のすべてが見えてくる。 世界は迫りくる核戦争の恐怖を回避できるのか。停戦への道はあるのか。ロシアと米国を知り尽くした両著者がウクライナ戦争をめぐる虚実に迫る。 ・アメリカはウクライナ戦争の「管理人」・ゼレンスキーは第三次世界大戦を待望…

    地域タグ:ウクライナ

  • 「方舟を燃やす・角田光代」//信ずることの難しさを乗り越えて生きよう、ってことかな

    方舟を燃やす 作者:角田光代 新潮社 Amazon あらすじ オカルト、宗教、デマ、フェイクニュース、SNS。あなたは何を信じていますか 口さけ女はいなかった。恐怖の大王は来なかった。噂はぜんぶデマだった。一方で大災害が町を破壊し、疫病が流行し、今も戦争が起き続けている。 何でもいいから何かを信じないと、何が起きるかわからない今日をやり過ごすことが出来ないよ――。 飛馬と不三子、縁もゆかりもなかった二人の昭和平成コロナ禍を描き、「信じる」ことの意味を問いかける傑作長篇。 感 想 評判が高かったので読みした 良く言えば世相の変わり目を淡々と連ねています 悪く言えばだらだらだら(失礼) 登場人物は…

    地域タグ:東京都

  • 「可燃物・米澤穂信」を読む//昨年のミステリー大賞受賞作、警察もの

    可燃物 (文春e-book) 作者:米澤 穂信 文藝春秋 Amazon あらすじ 2023年ミステリーランキング3冠達成!(「このミステリーがすごい!」第1位、「ミステリが読みたい!」第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」第1位) 余計なことは喋らない。上司から疎まれる。部下にもよい上司とは思われていない。しかし、捜査能力は卓越している。葛警部だけに見えている世界がある。群馬県警を舞台にした新たなミステリーシリーズ始動。 群馬県警利根警察署に入った遭難の一報。現場となったスキー場に捜査員が赴くと、そ こには頸動脈を刺され失血死した男性の遺体があった。犯人は一緒に遭難していた男とほぼ特定できる…

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