メインカテゴリーを選択しなおす
「ともぐい・河﨑秋子」を読む//熊との決闘シーン大迫力、最後は土に帰ると思っていたがこんな方法とは・・・
ともぐい 作者:河﨑秋子 新潮社 Amazon あらすじ 明治後期の北海道の山で、猟師というより獣そのものの嗅覚で獲物と対峙する男、熊爪。 図らずも我が領分を侵した穴持たずの熊、蠱惑的な盲目の少女、ロシアとの戦争に向かってきな臭さを漂わせる時代の変化…… すべてが運命を狂わせてゆく。 人間、そして獣たちの業と悲哀が心を揺さぶる、河﨑流動物文学の最高到達点!! (出版社より) 感 想 つい最近の直木賞受賞作品です 主人公の熊爪 山中で猟師の生活をしていたが、生活そのものが獣(けだもの) たまに熊、兎等を売り、生活物資を買うために人里に現れる以外は自給自足の山中暮らし 2頭の大熊とそれぞれ違う場で…