ケアスマイル通信 №18 「養生学~セロトニンとは?心と身体の健康に与える影響について~」

ケアスマイル通信 №18 「養生学~セロトニンとは?心と身体の健康に与える影響について~」

こんにちは! 西宮市甲子園口北町、鍼灸マッサージ院(はり・きゅうマッサージ院 ケアスマイル)の水口です。 今回のテーマは「セロトニン」についてです。 セロトニンは、私たちの心と身体の健康に重要な役割を果たす神経伝達物質の一つです。 脳では幸福感や鎮痛、腸では腸運動を活発化させたり、様々な場面で活躍します。 また、このセロトニンが不足してしまうと服用している薬が十分に作用しなかったり、鍼治療の効果が薄くなったりする可能性があります。 このブログでは、セロトニンの役割、不足の影響、セロトニンを増やす方法、鍼灸治療とセロトニンの関わりなどについてご紹介します。 1.セロトニンって何? セロトニンは、脳と腸の両方で生成・分泌されている神経伝達物質の一つです。 また別名「幸福ホルモン」とも呼ばれ、気分を安定させ、ストレスを軽減する働きがあります。 脳内で生成されるセロトニンは、幸福感や情緒安定、睡眠調節、痛みを和らげたりする鎮痛作用などに関与しています。 腸内で生成されるセロトニンは、腸内の運動を活発化させることなどに関与しています。 しかも腸内で生成されるセロトニンは全体の約90%にも及びます